JP5979520B1 - 子機、親機、モニタおよび通信方法 - Google Patents

子機、親機、モニタおよび通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】初期登録時において、2線ケーブルの接続状態を検出する前に、正接続、逆接続の何れの場合であっても、受信データに含まれる制御データ(登録開始情報)を読み取ること。【解決手段】データ再生部133は、内部に、第1復調部141と、第2復調部142と、を有する。第1復調部141は、受信データ反転部112から出力された下り信号を、反転せずに復調する。第2復調部142は、受信データ反転部112から出力された下り信号を、反転してから復調する。データ再生部133は、初期登録時に、第1復調部141および第2復調部142のそれぞれで復調された受信データに含まれる制御データ(登録開始情報)を読み取る。【選択図】図3

Description

本開示は、ドアホンシステムの子機、親機、モニタおよび当該ドアホンシステムの通信方法に関する。
近年、住宅等において、例えば、宅外の玄関先に設置されたカメラ付きの子機(以下、「玄関子機」という)と、玄関子機のカメラで撮像された映像をモニタに表示する宅内の親機(以下、「ドアホン親機」という)と、からなるドアホンシステムが広く普及している。また、ドアホンシステムに、モニタを増設する場合もある(以下、「増設モニタ」という)。
一般的に、ドアホンシステムは、玄関子機とドアホン親機とが2線ケーブルにより接続される。また、ドアホン親機と増設モニタとが2線ケーブルにより接続される。特許文献1には、2線ケーブルで接続された玄関子機とドアホン親機との間でパケットを送受信するドアホンシステムが記載されている。
特開2007−124227号公報
しかしながら、従来技術では、工事作業者が、ドアホンシステムの初期設定時、運用時、増設時に、2線ケーブルを逆接続した場合に、受信側装置でデータを復調することができなくなる。
また、送信側あるいは受信側の装置が、2線ケーブルを逆接続した場合にデータを反転する処理を行うことができる構成を具備していても、初期登録時には、2線ケーブルの接続状態(正接続か逆接続か)を検出した後でなければ、データ反転処理を実行するか否かを決定することができず、受信側装置は、受信データに含まれる制御データを読み取ることができない。このため、初期登録時に、通信リンクを確立できなくなってしまう。
本開示の目的は、初期登録時において、2線ケーブルの接続状態を検出する前に、正接続、逆接続の何れの場合であっても、受信データに含まれる制御データを読み取ることができ、通信リンクを確立することができるドアホンシステムの子機、親機、モニタおよびドアホンシステムの通信方法を提供することである。
本開示の子機は、親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの子機であって、所定の位置にプリアンブル、シンクパターンおよび制御データが配置されたデータを受信する受信部と、前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、を具備し、前記データ再生部は、前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し、前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する
本開示の親機は、子機と2線ケーブルを介して接続され、前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの親機であって、所定の位置にプリアンブルとシンクパターンが配置されたデータを受信する受信部と、前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、を具備し、前記データ再生部は、前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し、前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する
本開示のモニタは、親機と子機とからなるドアホンシステムに増設され、前記親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムのモニタであって、所定の位置にプリアンブルとシンクパターンが配置されたデータを受信する受信部と、前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、を具備し、前記データ再生部は、前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し、前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する
本開示の通信方法は、親機と子機とが2線ケーブルを介して接続され、前記親機と前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの通信方法であって、送信側装置が、所定の位置にプリアンブル、シンクパターンおよび制御データが配置されたデータを送信し、受信側装置が、前記送信側装置から送信されたデータを受信し、前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターン、あるいは、前記プリアンブル内の反転されたユニークパターンを検出してビット同期を確立し、前記ビット同期が確立された後、前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを用いて、前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生するとともに、前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する。
本開示によれば、初期登録時において、2線ケーブルの接続状態を検出する前に、正接続、逆接続の何れの場合であっても、受信データに含まれる制御データを読み取ることができるので、通信リンクを確立することができる。
本開示の一実施の形態に係るドアホンシステムの構成を示すシステム構成図 本開示の一実施の形態に係るフレーム構成、スロット構成を示す図 本開示の一実施の形態に係る割り込み信号の構成を示す図 本開示の一実施の形態に係る玄関子機の構成を示すブロック図 本開示の一実施の形態に係るドアホン親機の構成を示すブロック図 本開示の一実施の形態に係る増設モニタの構成を示すブロック図 パケットデータ(1ビット)に対する変調処理の一例を示す図 パケットデータ(複数ビット)に対する変調処理の一例を示す図 本開示の一実施の形態において使用されるプリアンブルデータの一例を示す図 本開示の一実施の形態に係る玄関子機の同期検出部の内部構成を示すブロック図 本開示の一実施の形態に係る玄関子機の同期検出処理の一例を示す図 本開示の一実施の形態に係る同期検出処理の動作の一例を示すフローチャート 本開示の一実施の形態に係る初期登録までのシーケンス図 本開示の一実施の形態に係る玄関子機の動作の一例を示すフローチャート 本開示の一実施の形態に係るドアホン親機の動作の一例を示すフローチャート
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<システムの概要>
まず、本開示の一実施の形態に係るドアホンシステムの概要について、図1を用いて説明する。図1に示すように、ドアホンシステム1は、玄関子機100と、ドアホン親機200と、から構成される。なお、図1では、ドアホン親機200に3台の玄関子機100−1、100−2、100−3が接続している場合を例示している。また、ドアホンシステム1には、増設モニタ300を追加しても良い。さらに、ドアホンシステム1は、他のドアホンシステムと接続することもできる。
玄関子機100は、例えば、住宅等の玄関先に設けられる。ドアホン親機200および増設モニタ300は、例えば、住宅等の宅内に設けられ、壁に固定されたり、テーブルまたは台の上などに載置されたりする。玄関子機100とドアホン親機200とは、1対の銅線から成る2線ケーブルにより接続されている。増設モニタ300は、2線ケーブルによりドアホン親機200と接続される。
ドアホン親機200は、玄関子機100と通信を行い、玄関子機100から映像データ、音声データおよび制御データを受信し、音声データおよび制御データを送信する。また、ドアホン親機200は、増設モニタ300と通信を行い、玄関子機100から受信した映像データ、音声データおよび制御データを増設モニタ300に転送し、増設モニタ300から受信した音声データおよび制御データを玄関子機100に転送する。
なお、以下の説明において、玄関子機100あるいは増設モニタ300からドアホン親機200への方向を「上り方向」といい、玄関子機100あるいは増設モニタ300から上り方向に送信されるパケット、信号をそれぞれ「上りパケット」、「上り信号」という。また、ドアホン親機200から玄関子機100あるいは増設モニタ300への方向を「下り方向」といい、ドアホン親機200から下り方向に送信されるパケット、信号をそれぞれ「下りパケット」、「下り信号」という。
<フレーム構成、スロット構成>
次に、本実施の形態に係るフレーム構成、スロット構成について図2Aを用いて説明する。図2Aに示すように、各フレームは、48000bitの領域を有し、10ms周期、4.8Mbpsのビットレートであり、24スロットに分割される。したがって、各スロットは、2000bit=250byteの領域を有し、0.416ms周期、4.8Mbpsのビットレートになる。
各スロットは、52byteのガードスペース(Guard)、4byteのプリアンブルフィールド、2byteのシンクフィールド(Sync)、32byteの制御データフィールド、160byteのユーザデータフィールドに分けられている。
ガードスペースは、伝播遅延時間差やクロックジッタ等によるスロットの衝突を避けるための時間である。プリアンブルフィールドには、所定のユニークパターンを有するプリアンブルデータ(後述)が付加される。シンクフィールドには、所定のシンクパターンが付加される。制御データフィールドには、制御データが付加される。ユーザデータフィールドには、画像データおよび音声データが付加される。ここでシンクパターンとは、シンクフィールドに配置された既知のデータあるいはデータ列であって、受信データ受信時の同期を確立するために用いられ、受信データが正確なタイミングで受信されたことを確認するための予め規定した既知のデータパターンである。
<割り込み信号の構成>
次に、本実施の形態に係る初期登録時および非同期通信時の割り込み信号の構成について図2Bを用いて説明する。
図2Bに示すように、割り込み信号は、4byteのプリアンブルフィールド、2byteのシンクフィールド(Sync)、32byteの制御データフィールドに分けられている。さらに、図2Bに示す割り込み信号には、将来の拡張用として、30byteのユーザデータフィールドが設けられている。
割り込み信号のプリアンブルデータおよびシンクパターンは、図2Aに示した同期通信時のスロットと同一のものである。これにより、同期通信時と非同期通信時とで受信部等を共用できるため、コストを抑えることができる。
割り込み信号の制御データフィールドには、メッセージ種別(同期要求等)、送信元機器番号(ID)等の制御情報が書き込まれる。割り込み信号のユーザデータフィールドは、機器異常情報(機器の異常を検知したことを示す情報)等、メッセージ種別に応じた詳細情報を通知するフィールドとして使用しても良い。
<玄関子機の構成>
次に、玄関子機100の構成について、図3のブロック図を用いて説明する。図3に示すように、玄関子機100は、ケーブル接続部101、キー入力部102、スピーカ103、マイク104、音声I/F(インターフェイス)部105、カメラ部106および制御部107を有する。制御部107は、内部に、第1クロック生成部131、パケット生成部132、データ再生部133、接続状態検出部134を有する。また、玄関子機100は、送信データ処理部108、送信データ反転部109、送信ドライバ110、受信ドライバ111、受信データ反転部112、同期検出部113、第2クロック生成部114を有する。
ケーブル接続部101は、2線ケーブル用の接続端子を含み、2線ケーブルの玄関側の一端と、受信ドライバ111および送信ドライバ110との間を、信号を伝送可能な状態で接続する。なお、2線ケーブルの他端は、ドアホン親機200に接続される。
キー入力部102は、呼出ボタンを含み、呼出ボタンが操作されたとき、その旨を示す信号を制御部107に出力する。
スピーカ103は、音声I/F部105から出力されたアナログ音声データを、音声に変換して出力する。
マイク104は、周囲の音声を集音してアナログ音声データに変換し、音声I/F部105に出力する。
音声I/F部105は、制御部107から出力されたデジタル音声データを、アナログ音声データに変換し、信号レベルを調整して、スピーカ103に出力する。また、音声I/F部105は、マイク104から出力されたアナログ音声データを、信号レベルを調整し、デジタル音声データに変換して、制御部107に出力する。かかるアナログ/デジタル変換は、A/D,D/A変換器(図示せず)により行われる。
なお、音声I/F部105は、マイク104から出力されたアナログ音声データをデジタル変換したデータに対して、所定の音声圧縮処理を行って得られるデータを、デジタル音声データとして制御部107に出力してもよい。また、音声I/F部105は、制御部107から出力されたデジタル音声データが所定の音声圧縮処理を行って得られたデータである場合、当該データに対して所定の音声伸張処理を行ってから、デジタル/アナログ変換を行う。
カメラ部106は、デジタルカメラを含み、玄関の映像を撮影し、デジタル映像データを生成して、制御部107に出力する。なお、カメラ部106は、エンコーダモジュールを搭載していてもよい。すなわち、カメラ部106は、デジタルカメラから出力された映像データに対してH.264等の所定の動画圧縮処理を行って得られるデータを、デジタル映像データとして制御部107に出力してもよい。
制御部107は、玄関子機100の各部の制御を行う。また、制御部107は、送信を許可する送信区間、および、受信を許可する受信区間を指示する切り替え制御信号(SW CON)を送信ドライバ110および受信ドライバ111に出力する。
制御部107の第1クロック生成部131は、受信データをサンプリングするためのクロックであって、水晶発振を基準に、受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数(例えば、48MHz(n=10))のクロック(CLK)を生成し、同期検出部113、第2クロック生成部114に出力する。
制御部107のパケット生成部132は、映像付き通話を実現するための上りパケットを生成する。具体的には、パケット生成部132は、音声I/F部105から出力されたデジタル音声データおよびカメラ部106から出力されたデジタル映像データを適宜分割して各スロットのユーザデータフィールドに書き込み、制御データを各スロットの制御データフィールドに書き込む。さらに、パケット生成部132は、各スロットに、プリアンブルデータ、シンクパターンを書き込み、上りパケット(送信データ)を生成する。さらに、パケット生成部132は、送信用のイネーブル信号(SSCS)および送信用の第2周波数(例えば、4.8MHz)のクロック(SSCK)を生成する。そして、パケット生成部132は、上りパケットを、送信用のイネーブル信号(SSCS)およびクロック(SSCK)と同期させて、送信データ処理部108に出力する。
制御部107のデータ再生部133は、同期検出部113からイネーブル信号(SSCS)を入力すると、第2クロック生成部114から出力された第2周波数のクロック(SSCK)を使用し、受信データ反転部112から出力された下り信号を復調して下りパケットを取得する。そして、データ再生部133は、下りパケットに含まれるデジタル音声データを音声I/F部105に出力し、下りパケット(受信データ)に含まれるシンクパターンを接続状態検出部134に出力する。
データ再生部133は、内部に、第1復調部141と、第2復調部142と、を有する。第1復調部141は、受信データ反転部112から出力された下り信号を、反転せずに復調する。第2復調部142は、受信データ反転部112から出力された下り信号を、反転してから復調する。データ再生部133は、初期登録時に、第1復調部141および第2復調部142のそれぞれで復調された受信データに含まれる制御データを読み取る。これにより、初期登録時において、2線ケーブルの接続状態を検出する前に、正接続、逆接続の何れの場合であっても、受信データに含まれる制御データを読み取ることができる。
制御部107の接続状態検出部134は、2線ケーブルが正接続である場合のチェック用シンクパターン(以下、「正接続チェック用シンクパターン」という(例えば、16bit全てが「0」))、および、正接続チェック用シンクパターンの逆のパターンであって、2線ケーブルが逆接続である場合のチェック用シンクパターン(以下、「逆接続チェック用シンクパターン」という(例えば、16bit全てが「1」))を記憶している。そして、接続状態検出部134は、データ再生部133から出力された受信データのシンクパターンを、正接続チェック用シンクパターンおよび逆接続チェック用シンクパターンと照合する。接続状態検出部134は、受信データのシンクパターンと正接続チェック用シンクパターンが完全に一致した場合に2線ケーブルが正接続であると判定し、受信データのシンクパターンと逆接続チェック用シンクパターンが完全に一致した場合に2線ケーブルが逆接続であると判定する。そして、接続状態検出部134は、判定結果を示す反転制御信号(INV CON)を、送信データ反転部109および受信データ反転部112に出力する。
送信データ処理部108は、パケット生成部132からイネーブル信号(SSCS)を入力すると、パケット生成部132から出力された第2周波数のクロック(SSCK)を使用し、パケット生成部132から出力された上りパケットのデータに対して変調処理を行って上り信号を生成し、送信データ反転部109に出力する。なお、送信データ処理部108の変調処理の詳細(具体例)については後述する。
送信データ反転部109は、接続状態検出部134において2線ケーブルが逆接続であると判定された場合、送信データ処理部108から出力された上り信号を反転させて送信ドライバ110に出力する。一方、送信データ反転部109は、接続状態検出部134において2線ケーブルが正接続であると判定された場合、送信データ処理部108から出力された上り信号をそのまま送信ドライバ110に出力する。
送信ドライバ110は、制御部107からの切り替え制御信号(SW CON)によって指示された送信区間において、上り信号を、ケーブル接続部101を介してドアホン親機200に送信する。
受信ドライバ111は、ドアホン親機200から送信された下り信号を、ケーブル接続部101を介して受信する。そして、受信ドライバ111は、制御部107からの切り替え制御信号(SW CON)によって指示された受信区間において、下り信号を、受信データ反転部112に出力する。
受信データ反転部112は、接続状態検出部134において2線ケーブルが逆接続であると判定された場合、受信ドライバ111から出力された下り信号を反転させて同期検出部113、第2クロック生成部114、データ再生部133に出力する。一方、受信データ反転部112は、接続状態検出部134において2線ケーブルが正接続であると判定された場合、受信ドライバ111から出力された下り信号をそのまま同期検出部113、第2クロック生成部114、データ再生部133に出力する。
同期検出部113は、第1クロック生成部131から出力された第1周波数のクロック(CLK)を使用し、受信ドライバ111から出力された下り信号に含まれるプリアンブルデータを用いてドアホン親機200との同期(受信データの各ビットの先頭のタイミング)を検出する。そして、同期検出部113は、プリアンブルデータのユニークパターンを検出したタイミングで、クロック出力開始の基準となるトリガ信号を第2クロック生成部114に出力し、データ再生動作を許可するイネーブル信号(SSCS)をデータ再生部133に出力する。なお、同期検出部113の構成の詳細については、後述する。
第2クロック生成部114は、同期検出部113から指示されたタイミングで、第1クロック生成部131から出力された第1周波数のクロック(CLK)を基準に、受信データのビットレートに対応する第2周波数(例えば、4.8MHz)のクロック(SSCK)を生成し、データ再生部133に出力する。
<ドアホン親機の構成>
次に、ドアホン親機200の構成について、図4のブロック図を用いて説明する。図4に示すように、ドアホン親機200は、ケーブル接続部201、キー入力部202、スピーカ203、マイク204、音声I/F部205、ディスプレイ部206および制御部207を有する。制御部207は、内部に、第1クロック生成部231、パケット生成部232、データ再生部233、接続状態検出部234を有する。また、ドアホン親機200は、送信データ処理部208、送信データ反転部209、送信ドライバ210、受信ドライバ211およびルーティング制御部212、同期検出部213、第2クロック生成部214を有する。なお、ドアホン親機200は、ケーブル接続部201、送信ドライバ210および受信ドライバ211を、N個(Nは自然数)有する。
ケーブル接続部201−i(iは1からNまでの何れかの整数)は、2線ケーブル用の接続端子を含み、2線ケーブルの室内側の一端と、送信ドライバ210−iおよび受信ドライバ211−iとの間を、信号を伝送可能な状態で接続する。なお、各2線ケーブルの他端は、玄関子機100、増設モニタ300あるいは他のドアホンシステムの親機に接続される。図4では、ケーブル接続部201−1が、他のドアホンシステムの親機に接続されている場合を例示している。
キー入力部202は、応答ボタンを含み、応答ボタンが操作されたとき、その旨を示す信号を制御部207に出力する。
スピーカ203は、音声I/F部205から出力されたアナログ音声データを、音声に変換して出力する。
マイク204は、周囲の音声を集音してアナログ音声データに変換し、音声I/F部205に出力する。
音声I/F部205は、制御部207から出力されたデジタル音声データを、アナログ音声データに変換し、信号レベルを調整して、スピーカ203に出力する。また、音声I/F部205は、マイク204から出力されたアナログ音声データを、信号レベルを調整し、デジタル音声データに変換して、制御部207に出力する。かかるアナログ/デジタル変換は、A/D,D/A変換器(図示せず)により行われる。
なお、音声I/F部205は、マイク204から出力されたアナログ音声データをデジタル変換したデータに対して、所定の音声圧縮処理を行って得られるデータを、デジタル音声データとして制御部207に出力してもよい。また、音声I/F部205は、制御部207から出力されたデジタル音声データが所定の音声圧縮処理を行って得られたデータである場合、当該データに対して所定の音声伸張処理を行ってから、デジタル/アナログ変換を行う。
ディスプレイ部206は、液晶ディスプレイを含み、制御部207から出力されたデジタル映像データを再生し、玄関の映像を表示する。なお、制御部207から出力されたデジタル映像データが所定の動画圧縮処理を行って得られたデータである場合、当該データに対して所定の動画伸張処理を行って、映像表示を行う。
制御部207は、ドアホン親機200の各部の制御を行う。また、制御部207は、送信を許可する送信区間、および、受信を許可する受信区間を指示する切り替え制御信号(SW CON)を各送信ドライバ210−i、各受信ドライバ211−iおよびルーティング制御部212に出力する。
制御部207の第1クロック生成部231は、受信データをサンプリングするためのクロックであって、水晶発振を基準に、受信データのビットレートのn倍に対応する第1周波数(例えば、48MHz(n=10))のクロック(CLK)を生成し、同期検出部213、第2クロック生成部214に出力する。
制御部207のパケット生成部232は、映像付き通話を実現するための下りパケットを生成する。具体的には、パケット生成部232は、音声I/F部205から出力されたデジタル音声データを適宜分割して各スロットのユーザデータフィールドに書き込み、制御データを各スロットの制御データフィールドに書き込む。さらに、パケット生成部232は、各スロットに、プリアンブルデータ、シンクパターンを書き込み、下りパケット(送信データ)を生成する。さらに、パケット生成部232は、送信用のイネーブル信号(SSCS)および送信用の第2周波数(例えば、4.8MHz)のクロック(SSCK)を生成する。そして、パケット生成部232は、下りパケットを、送信用のイネーブル信号(SSCS)およびクロック(SSCK)と同期させて、送信データ処理部208に出力する。
また、パケット生成部232は、ドアホン親機200の動作あるいは玄関子機100の動作に関する制御データを、玄関子機100への送信の対象となるデータとして送信データ処理部208に出力してもよい。かかる制御データには、例えば、ドアホン親機200から玄関子機100のカメラ動作(データレート、パン、チルト、ライト、シャッター、およびフィルター等の動作)や、玄関子機100に備えられた各種センサデバイスの動作を、ドアホン親機200から制御するための制御信号が含まれる。また、かかる制御データには、玄関子機100に備えられた無線通信回路等(図示せず)を介して屋外に配置されたデバイス(門の電子鍵等)の動作を制御するための制御信号が含まれる。
制御部207のデータ再生部233は、同期検出部213からイネーブル信号(SSCS)を入力すると、第2クロック生成部214から出力された第2周波数のクロック(SSCK)を使用し、ルーティング制御部212から出力された上り信号を復調して上りパケットを取得する。そして、データ再生部233は、上りパケットに含まれるデジタル音声データを音声I/F部205に出力し、上りパケットに含まれるデジタル映像データをディスプレイ部206に出力し、上りパケットに含まれるシンクパターンを接続状態検出部234に出力する。
データ再生部233は、内部に、第1復調部241と、第2復調部242と、を有する。第1復調部241は、ルーティング制御部212から出力された上り信号を、反転せずに復調する。第2復調部242は、ルーティング制御部212から出力された上り信号を、反転してから復調する。データ再生部233は、初期登録時に、第1復調部241および第2復調部242のそれぞれで復調された受信データに含まれる制御データを読み取る。これにより、初期登録時において、2線ケーブルの接続状態を検出する前に、正接続、逆接続の何れの場合であっても、受信データに含まれる制御データを読み取ることができる。
制御部207の接続状態検出部234は、正接続チェック用シンクパターンおよび逆接続チェック用シンクパターンを記憶し、データ再生部233から出力された受信データのシンクパターンを、正接続チェック用シンクパターンおよび逆接続チェック用シンクパターンと照合する。接続状態検出部234は、受信データのシンクパターンと正接続チェック用シンクパターンが完全に一致した場合に2線ケーブルが正接続であると判定し、受信データのシンクパターンと逆接続チェック用シンクパターンが完全に一致した場合に2線ケーブルが逆接続であると判定する。そして、接続状態検出部234は、判定結果を示す反転制御信号(INV CON)を、送信データ反転部209に出力する。
送信データ処理部208は、パケット生成部232からイネーブル信号(SSCS)を入力すると、パケット生成部232から出力された第2周波数のクロック(SSCK)を使用し、パケット生成部232から出力された下りパケットのデータに対して変調処理を行って下り信号を生成し、ルーティング制御部212に出力する。
送信データ反転部209は、接続状態検出部234において2線ケーブルが逆接続であると判定された場合、ルーティング制御部212から出力された下り信号を反転させて送信ドライバ210−1に出力する。一方、送信データ反転部209は、接続状態検出部234において2線ケーブルが正接続であると判定された場合、ルーティング制御部212から出力された下り信号をそのまま送信ドライバ210−1に出力する。
送信ドライバ210−1は、制御部207からの切り替え制御信号(SW CON)によって指示された送信区間において、下り信号を、ケーブル接続部201−1を介して他のドアホンシステムの親機に送信する。送信ドライバ210−i(この場合、iは1以外)は、制御部207からの切り替え制御信号(SW CON)によって指示された送信区間において、下り信号を、ケーブル接続部201−iを介して玄関子機100あるいは増設モニタ300に送信する。
受信ドライバ211−iは、玄関子機100、増設モニタ300あるいは他のドアホンシステムの親機から送信された上り信号を、ケーブル接続部201−iを介して受信する。そして、受信ドライバ211−iは、制御部207からの切り替え制御信号(SW CON)によって指示された受信区間において、上り信号を、ルーティング制御部212に出力する。
ルーティング制御部212は、玄関子機100から送信され、受信ドライバ211−iから出力された上り信号を、親機200宛である場合には同期検出部213、第2クロック生成部214、データ再生部233に出力し、増設モニタ300宛である場合には対応の送信ドライバ210−iに出力する。また、ルーティング制御部212は、送信データ処理部208から出力された玄関子機100宛の下り信号を、対応の送信ドライバ210−iに出力する。また、ルーティング制御部212は、増設モニタ300から送信され、受信ドライバ211−iから出力された玄関子機100宛の上り信号を、対応の送信ドライバ210−iに出力する。
同期検出部213は、第1クロック生成部231から出力された第1周波数のクロック(CLK)を使用し、ルーティング制御部212から出力された上り信号に含まれるプリアンブルデータを用いて玄関子機100との同期(受信データの各ビットの先頭のタイミング)を検出する。そして、同期検出部213は、プリアンブルデータのユニークパターンを検出したタイミングで、クロック出力開始の基準となるトリガ信号を第2クロック生成部214に出力し、データ再生動作を許可するイネーブル信号(SSCS)をデータ再生部233に出力する。
第2クロック生成部214は、同期検出部213から指示されたタイミングで、第1クロック生成部231から出力された第1周波数のクロック(CLK)を基準に、受信データのビットレートに対応する第2周波数(例えば、4.8MHz)のクロック(SSCK)を生成し、第2周波数のクロックをデータ再生部233に出力する。
<増設モニタの構成>
次に、増設モニタ300の構成について、図5のブロック図を用いて説明する。図5に示すように、増設モニタ300は、ケーブル接続部301、キー入力部302、スピーカ303、マイク304、音声I/F(インターフェイス)部305、ディスプレイ部306および制御部307を有する。制御部307は、内部に、第1クロック生成部331、パケット生成部332、データ再生部333、接続状態検出部334を有する。また、増設モニタ300は、送信データ処理部308、送信データ反転部309、送信ドライバ310、受信ドライバ311、受信データ反転部312、同期検出部313、第2クロック生成部314を有する。
ケーブル接続部301は、2線ケーブル用の接続端子を含み、2線ケーブルの増設モニタ側の一端と、受信ドライバ311および送信ドライバ310との間を、信号を伝送可能な状態で接続する。なお、2線ケーブルの他端は、ドアホン親機200に接続される。
キー入力部302は、呼出ボタンを含み、呼出ボタンが操作されたとき、その旨を示す信号を制御部307に出力する。
スピーカ303は、音声I/F部305から出力されたアナログ音声データを、音声に変換して出力する。
マイク304は、周囲の音声を集音してアナログ音声データに変換し、音声I/F部305に出力する。
音声I/F部305は、制御部307から出力されたデジタル音声データを、アナログ音声データに変換し、信号レベルを調整して、スピーカ303に出力する。また、音声I/F部305は、マイク304から出力されたアナログ音声データを、信号レベルを調整し、デジタル音声データに変換して、制御部307に出力する。かかるアナログ/デジタル変換は、A/D,D/A変換器(図示せず)により行われる。
なお、音声I/F部305は、マイク304から出力されたアナログ音声データをデジタル変換したデータに対して、所定の音声圧縮処理を行って得られるデータを、デジタル音声データとして制御部307に出力してもよい。また、音声I/F部305は、制御部307から出力されたデジタル音声データが所定の音声圧縮処理を行って得られたデータである場合、当該データに対して所定の音声伸張処理を行ってから、デジタル/アナログ変換を行う。
ディスプレイ部306は、液晶ディスプレイを含み、制御部307から出力されたデジタル映像データを再生し、玄関の映像を表示する。なお、制御部307から出力されたデジタル映像データが所定の動画圧縮処理を行って得られたデータである場合、当該データに対して所定の動画伸張処理を行って、映像表示を行う。
制御部307は、増設モニタ300の各部の制御を行う。また、制御部307は、送信を許可する送信区間、および、受信を許可する受信区間を指示する切り替え制御信号(SW CON)を送信ドライバ310および受信ドライバ311に出力する。
制御部307の第1クロック生成部331は、受信データをサンプリングするためのクロックであって、水晶発振を基準に、受信データのビットレートのn倍に対応する第1周波数(例えば、48MHz(n=10))のクロック(CLK)を生成し、同期検出部313、第2クロック生成部314に出力する。
制御部307のパケット生成部332は、映像付き通話を実現するための上りパケットを生成する。具体的には、パケット生成部332は、音声I/F部305から出力されたデジタル音声データを適宜分割して各スロットのユーザデータフィールドに書き込み、制御データを各スロットの制御データフィールドに書き込む。さらに、パケット生成部332は、各スロットに、プリアンブルデータ、シンクパターンを書き込み、上りパケット(送信データ)を生成する。さらに、パケット生成部332は、送信用のイネーブル信号(SSCS)および送信用の第2周波数(例えば、4.8MHz)のクロック(SSCK)を生成する。そして、パケット生成部332は、上りパケットを、送信用のイネーブル信号(SSCS)およびクロック(SSCK)と同期させて、送信データ処理部308に出力する。
制御部307のデータ再生部333は、同期検出部313からイネーブル信号(SSCS)を入力すると、第2クロック生成部314から出力された第2周波数のクロック(SSCK)を使用し、受信データ反転部312から出力された下り信号を復調して下りパケットを取得する。そして、データ再生部333は、下りパケットに含まれるデジタル映像データをディスプレイ部306に出力し、下りパケットに含まれるデジタル音声データを音声I/F部305に出力し、下りパケットに含まれるシンクパターンを接続状態検出部334に出力する。
データ再生部333は、内部に、第1復調部341と、第2復調部342と、を有する。第1復調部341は、受信データ反転部312から出力された下り信号を、反転せずに復調する。第2復調部342は、受信データ反転部312から出力された下り信号を、反転してから復調する。データ再生部333は、初期登録時に、第1復調部341および第2復調部342のそれぞれで復調された受信データに含まれる制御データを読み取る。これにより、初期登録時において、2線ケーブルの接続状態を検出する前に、正接続、逆接続の何れの場合であっても、受信データに含まれる制御データを読み取ることができる。
制御部307の接続状態検出部334は、正接続チェック用シンクパターンおよび逆接続チェック用シンクパターンを記憶し、データ再生部333から出力された受信データのシンクパターンを、正接続チェック用シンクパターンおよび逆接続チェック用シンクパターンと照合する。接続状態検出部334は、受信データのシンクパターンと正接続チェック用シンクパターンが完全に一致した場合に2線ケーブルが正接続であると判定し、受信データのシンクパターンと逆接続チェック用シンクパターンが完全に一致した場合に2線ケーブルが逆接続であると判定する。そして、接続状態検出部334は、判定結果を示す反転制御信号(INV CON)を、送信データ反転部309および受信データ反転部312に出力する。
送信データ処理部308は、パケット生成部332からイネーブル信号(SSCS)を入力すると、パケット生成部332から出力された第2周波数のクロック(SSCK)を使用し、パケット生成部332から出力された上りパケットのデータに対して変調処理を行って上り信号を生成し、送信データ反転部309に出力する。
送信データ反転部309は、接続状態検出部334において2線ケーブルが逆接続であると判定された場合、送信データ処理部308から出力された上り信号を反転させて送信ドライバ310に出力する。一方、送信データ反転部309は、接続状態検出部334において2線ケーブルが正接続であると判定された場合、送信データ処理部308から出力された上り信号をそのまま送信ドライバ310に出力する。
送信ドライバ310は、制御部307からの切り替え制御信号(SW CON)によって指示された送信区間において、上り信号を、ケーブル接続部301を介してドアホン親機200に送信する。
受信ドライバ311は、ドアホン親機200から送信された下り信号を、ケーブル接続部301を介して受信する。そして、受信ドライバ311は、制御部307からの切り替え制御信号(SW CON)によって指示された受信区間において、下り信号を、受信データ反転部312に出力する。
受信データ反転部312は、接続状態検出部334において2線ケーブルが逆接続であると判定された場合、受信ドライバ311から出力された下り信号を反転させて同期検出部313、第2クロック生成部314、データ再生部333に出力する。一方、受信データ反転部312は、接続状態検出部334において2線ケーブルが正接続であると判定された場合、受信ドライバ311から出力された下り信号をそのまま同期検出部313、第2クロック生成部314、データ再生部333に出力する。
同期検出部313は、第1クロック生成部331から出力された第1周波数のクロック(CLK)を使用し、受信ドライバ311から出力された下り信号に含まれるプリアンブルデータを用いてドアホン親機200との同期(受信データの各ビットの先頭のタイミング)を検出する。そして、同期検出部313は、プリアンブルデータのユニークパターンを検出したタイミングで、クロック出力開始の基準となるトリガ信号を第2クロック生成部314に出力し、データ再生動作を許可するイネーブル信号(SSCS)をデータ再生部333に出力する。
第2クロック生成部314は、同期検出部313から指示されたタイミングで、第1クロック生成部331から出力された第1周波数のクロック(CLK)を基準に、受信データのビットレートに対応する第2周波数(例えば、4.8MHz)のクロック(SSCK)を生成し、データ再生部333に出力する。
なお、玄関子機100、ドアホン親機200および増設モニタ300は、図示しないが、例えば、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)等の記憶媒体、RAM(Random Access Memory)等の作業用メモリ、および通信回路をそれぞれ有する。この場合、上記した各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
<変調処理の一例>
次に、送信データ処理部108(208、308)が行う変調処理の一例について図6、図7を用いて説明する。図6、図7では、マンチェスタ符号を採用した場合を示している。
送信データ処理部108(208、308)は、周期Tm毎に、パケットの各データ(1ビット)に対応する信号を1つ生成する。マンチェスタ符号を採用した場合、図6に示すように、送信データ処理部108(208、308)は、値「0」のデータ401にLowからHighへの立上りを発生させ、変調信号402を生成する。また、送信データ処理部108(208、308)は、値「1」のデータ411にHighからLowへの立下りを発生させ、変調信号412を生成する。
そして、図7に示すように、「0,0,1,・・・,1,0」というデータ列421に対して、送信データ処理部108(208、308)は、各ビットの値に対応して、周期Tm毎に立上りあるいは立下りを有する変調信号422を生成する。
<プリアンブルデータの一例>
次に、本実施の形態において使用されるプリアンブルデータの一例について図8を用いて説明する。
図8に示すように、本実施の形態において使用されるプリアンブルデータ(4byte=32bit)は、1byte目から3byte目までがすべて「0」のパターンであり、4byte目が、最初から7bitが「0」で、最後の1bitが「1」のパターンである。この結果、図8に示すプリアンブルデータは、4byte目の7bit目と8bit目(最初から31bit目と32bit目)の部分においてH(High)の期間が他よりも長いユニークパターンとなっている。
なお、2線ケーブルが逆接続である場合、送信側装置において反転処理を行わなければ、プリアンブルデータは、受信側装置の受信時において、4byte目の7bit目と8bit目の部分においてL(Low)の期間が他よりも長いユニークパターンとなる。
<同期検出部の内部構成>
次に、玄関子機100の同期検出部113の内部構成の詳細について、図9を用いて説明する。なお、その説明の際、本実施の形態の同期検出処理について理解を容易にするため、図9と併せて図10を用いる。図10の例において、プリアンブルデータおよびそのユニークパターンは、図8に示したものを用いる。
図9に示すように、同期検出部113は、第1のユニークパターン検出部151、第2のユニークパターン検出部152およびイネーブル信号生成部153を有する。
第1のユニークパターン検出部151は、2線ケーブルが正接続である場合のチェック用ユニークパターン(以下、「正接続チェック用ユニークパターン」という(図9の例では[HHHLLLLLLL]))を記憶している。そして、第1のユニークパターン検出部151は、第1クロック生成部131のクロックで、受信データ反転部112から出力された受信データから出力された受信データに含まれるプリアンブルデータをサンプリングし、正接続チェック用ユニークパターンの数に対応するサンプル区間のサンプリング値と正接続チェック用ユニークパターンを照合する。第1のユニークパターン検出部151は、サンプリング値と正接続チェック用ユニークパターンが完全に一致した場合にユニークパターンを検出したと判定し、その旨を示す信号をイネーブル信号生成部153に出力する。図10の例では、サンプル区間501の10個のサンプリング値が、正接続チェック用ユニークパターンと完全に一致する。なお、図10では、第1クロック生成部131が48MHzのクロック(CLK)を生成し、第2クロック生成部114が4.8MHzのクロック(SSCK)を生成している場合を示している。
第2のユニークパターン検出部152は、正接続チェック用ユニークパターンの逆のパターンであって、2線ケーブルが逆接続である場合のチェック用ユニークパターン(以下、「逆接続チェック用ユニークパターン」という(図9の例では[LLLHHHHHHH]))を記憶している。そして、第2のユニークパターン検出部152は、第1のユニークパターン検出部151と同一タイミングで、受信データ反転部112から出力された受信データに含まれるプリアンブルデータをサンプリングし、サンプリング値と逆接続チェック用ユニークパターンを照合する。第2のユニークパターン検出部152は、サンプリング値と逆接続チェック用ユニークパターンが完全に一致した場合にユニークパターンを検出したと判定し、その旨を示す信号(図10の例では、SSCSのL(Low)信号)をイネーブル信号生成部153に出力する。
イネーブル信号生成部153は、第1のユニークパターン検出部151あるいは第2のユニークパターン検出部152のいずれかから、ユニークパターンを検出した旨を示す信号を入力すると、クロック出力開始の基準となるトリガ信号を第2クロック生成部114に出力し、データ再生動作を許可するイネーブル信号を制御部107のデータ再生部133に出力する。
この場合、第2クロック生成部114は、イネーブル信号生成部153からトリガ信号を入力したタイミングから規定のクロック数の時間(図10の区間502)後の第1周波数のクロック(図10のt0)を開始タイミングとして、クロックを生成する。なお、図10の例では、SSCKがCLKを10分周したクロックであるので、規定のクロック数は「10」となる。
なお、ドアホン親機200の同期検出部213および増設モニタ300の同期検出部313の内部構成も、図9に示した玄関子機100の同期検出部113の内部構成と同一である。
<同期検出処理のフロー>
次に、玄関子機100(同期検出部113、接続状態検出部134)における同期検出処理のフローについて図11を用いて説明する。
ステップS610において、同期検出部113は、第1のユニークパターン検出部151および第2のユニークパターン検出部152により、第1クロック生成部131のクロックで、受信ドライバ111から出力された復調前の下り信号に含まれるプリアンブルデータをサンプリングし、プリアンブルデータのユニークパターンのチェックを行う。
ユニークパターンを検出できた場合(S620:YES)、ビット同期を取ることができたとして、フローをステップS630へ進め、検出できていない場合(S620:NO)、フローをステップS610に戻し、ユニークパターンのチェックを再び行う。
ステップS630において、接続状態検出部134は、データ再生部133から出力された受信データのシンクパターンのチェックを行う。
受信データのシンクパターンが、正接続チェック用シンクパターンと一致した場合(S640:YES)、ステップS650において、接続状態検出部134は、2線ケーブルが正接続であると判定し、同期検出処理を終了する。
また、受信データのシンクパターンが、逆接続チェック用シンクパターンと一致した場合(S640:NO,S660:YES)、ステップS670において、接続状態検出部134は、2線ケーブルが逆接続であると判定し、同期検出処理を終了する。
また、受信データのシンクパターンが、逆接続チェック用シンクパターンおよび逆接続チェック用シンクパターンのどちらにも一致しなかった場合(S640:NO,S660:NO)、ステップS680において、接続状態検出部134は、シンクパターンの検知に失敗したと判定し、フローをステップS610に戻し、ユニークパターンのチェックを再び行う。
<初期登録までのシーケンス>
次に、本開示の一実施の形態に係る初期登録までのシーケンスについて図12を用いて説明する。
玄関子機100とドアホン親機200が2線ケーブルで接続され、電源がONされた場合(S701)、ドアホン親機200は、玄関子機100に対して、制御データフィールドに登録開始情報が書き込まれた割り込み信号を送信する(S702)。
玄関子機100は、ドアホン親機200からの割り込み信号を捕捉し、割り込み信号の制御データ(登録開始情報)を確認する(S703)。このとき、本実施の形態では、玄関子機100は、2線ケーブルが正接続あるいは逆接続の何れの場合であっても、割り込み信号の制御データを復調することができる。なお、割り込み信号の捕捉とは、具体的には、第1周波数のクロックを用いて割り込み信号のサンプリングを行い、プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立し、第2周波数のクロックを用いて割り込み信号を再生して前記シンクパターンを検出することである。
また、玄関子機100は、割り込み信号のシンクパターンを用いて、2線ケーブルの反転検出(正接続/逆接続の判定)を行い、2線ケーブルが逆接続である場合、送信データ反転部109および受信データ反転部112に対して反転設定を行う(S704)。
その後、玄関子機100は、制御データフィールドに登録開始情報の受領確認が書き込まれた割り込み信号をドアホン親機200に送信する(S705)。
ドアホン親機200は、玄関子機100からの割り込み信号を捕捉し、割り込み信号の制御データ(登録開始情報受領)を確認する(S706)。
そして、ドアホン親機200は、玄関子機100に割り当てた固有の識別子(端末ID)が制御データフィールドに書き込まれた割り込み信号を送信する(S707)。
玄関子機100は、割り込み信号の制御データ(端末ID)を確認し、制御データフィールドに端末IDの受領確認が書き込まれた割り込み信号をドアホン親機200に送信する(S708)。
以上の処理により、初期登録が完了する(S709)。
<各装置の動作>
次に、各装置の動作について説明する。
<玄関子機の動作>
図13は、玄関子機100の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS1010において、制御部107は、呼出ボタンが操作されたか否かを判定する。制御部107は、呼出ボタンが操作された場合(S1010:YES)、フローをステップS1020へ進め、操作されていない場合(S1010:NO)、フローを後述のステップS1100へ進める。
ステップS1020において、制御部107は、呼出信号をドアホン親機200へ送信する。
ステップS1030において、制御部107は、ドアホン親機200から応答信号を受信したか否かを判定する。制御部107は、応答信号を受信していない場合(S1030:NO)、フローをステップS1020へ戻し、応答信号を受信した場合(S1030:YES)、フローをステップS1040へ進める。なお、制御部107は、呼出信号を所定回数送信しても応答信号を受信しない場合、フローを、後述のステップS1100へ進めてもよい。
ステップS1040において、制御部107は、マイク104、音声I/F部105、およびカメラ部106を用いて、音声入力および映像撮影を開始する。また、制御部107は、パケット生成部132および送信データ処理部108を用いて、送信の対象となる各種データ(制御データ/デジタル音声データ/デジタル映像データ)のパケット化および符号化を開始する。なお、制御部107は、デジタル音声データおよびデジタル映像データの送信レート制御を行ってもよい。
ステップS1050において、制御部107は、子機側送信区間であるか否かを判定する。制御部107は、送信区間である場合(S1050:YES)、フローをステップS1060へ進め、送信区間ではない場合(S1050:NO)、フローを後述のステップS1070へ進める。
ステップS1060において、制御部107は、送信ドライバ110を用いて、符号化により生成された上り信号を、2線ケーブルを介してドアホン親機200へ送信する。なお、制御部107は、送信区間が終了したとき、上り信号の送信を停止する。
ステップS1070において、制御部107は、親機側送信区間であるか否かを判定する。制御部107は、送信区間である場合(S1070:YES)、フローをステップS1080へ進め、送信区間ではない場合(S1070:NO)、フローを後述のステップS1090へ進める。
ステップS1080において、制御部107は、下り信号の受信、各種データ(制御データ/音声データ)の抽出、および音声の出力を開始する。なお、制御部107は、送信区間が終了したとき、下り信号の受信あるいは各種データの抽出を停止する。
ステップS1090において、制御部107は、玄関子機100とドアホン親機200との間の通話が終了したか否かを判定する。例えば、制御部107は、ドアホン親機200で通話終了の操作が行われたことを示す信号をドアホン親機200から受信したとき、通話が終了したと判定する。制御部107は、通話が終了していない場合(S1090:NO)、フローをステップS1050へ戻し、通話が終了した場合(S1090:YES)、フローをステップS1100へ進める。
ステップS1100において、制御部107は、ドアホン機能に関する処理の終了を指示されたかを判定する。例えば、制御部107は、ドアホン親機200でドアホン機能の停止の操作が行われたことを示す信号をドアホン親機200から受信したとき、上記処理の終了を指示されたと判定する。制御部107は、上記処理の終了を指示されていない場合(S1100:NO)、フローをステップS1010へ戻し、上記処理の終了を指示された場合(S1100:YES)、一連の処理を終了する。
<ドアホン親機の動作>
図14は、ドアホン親機200の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS2010において、制御部207は、玄関子機100から呼出信号を受信したか否かを判定する。制御部207は、呼出信号を受信した場合(S2010:YES)、フローをステップS2020へ進め、呼出信号を受信していない場合(S2010:NO)、フローを後述のステップS2090へ進める。
ステップS2020において、制御部207は、応答信号を玄関子機100へ送信するとともに、音声I/F部205およびスピーカ203を用いて、呼出音を出力する。
ステップS2030において、制御部207は、マイク204および音声I/F部205を用いて、音声入力を開始する。また、制御部207は、パケット生成部232および送信データ処理部208を用いて、送信の対象となる各種データ(制御データ/デジタル音声データ)のパケット化および符号化を開始する。なお、制御部207は、デジタル音声データの送信レート制御を行ってもよい。
ステップS2040において、制御部207は、子機側送信区間であるか否かを判定する。制御部207は、送信区間である場合(S2040:YES)、フローをステップS2050へ進め、送信区間ではない場合(S2040:NO)、フローを後述のステップS2060へ進める。
ステップS2050において、制御部207は、上り信号の受信および各種データ(制御データ/音声データ/映像データ)の抽出を開始する。また、制御部207は、音声I/F部205、スピーカ203および液晶ディスプレイを用いて、音声および映像の出力を開始する。なお、制御部207は、送信区間が終了したとき、上り信号の受信あるいは各種データの抽出を停止する。
ステップS2060において、制御部207は、親機側送信区間であるか否かを判定する。制御部207は、送信区間である場合(S2060:YES)、フローをステップS2070へ進め、送信区間ではない場合(S2060:NO)、フローを後述のステップS2080へ進める。
ステップS2070において、制御部207は、送信ドライバ210を用いて、符号化により生成された下り信号を、2線ケーブルを介して玄関子機100へ送信する。但し、制御部207は、上述の通り、応答ボタンが操作されるまでは、デジタル音声データの送信を行わないことが望ましい。なお、制御部207は、送信区間が終了したとき、下り信号の送信を停止する。
ステップS2080において、制御部207は、玄関子機100とドアホン親機200との間の通話が終了したか否かを判定する。例えば、制御部207は、ドアホン親機200で通話終了の操作が行われたこと検知したとき、通話が終了したと判定する。なお、制御部207は、かかる通話終了の操作が行われたとき、その旨を示す信号を玄関子機100に送信することが望ましい。制御部207は、通話が終了していない場合(S2080:NO)、フローをステップS2040へ戻し、通話が終了した場合(S2080:YES)、フローをステップS2090へ進める。
ステップS2090において、制御部207は、ドアホン機能に関する処理の終了を指示されたかを判定する。例えば、制御部207は、ドアホン親機200でドアホン機能の停止の操作が行われたことを検知したとき、上記処理の終了を指示されたと判定する。なお、制御部207は、かかるドアホン機能の停止の操作が行われたとき、その旨を示す信号を玄関子機100に送信することが望ましい。制御部207は、上記処理の終了を指示されていない場合(S2090:NO)、フローをステップS2010へ戻し、上記処理の終了を指示された場合(S2090:YES)、一連の処理を終了する。
<本実施の形態の効果>
以上のように、本実施の形態によれば、初期登録時において、2線ケーブルの接続状態を検出する前に、正接続、逆接続の何れの場合であっても、受信データに含まれる制御データ(登録開始情報)を読み取ることができるので、初期状態において通信リンクを確立することができる。なお、本実施の形態では、ドアホン親機200と玄関子機100などの接続機器同士の接続を一例として説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、その他の応用機器として、ビジネスホン(内線電話機と制御装置間)、ホームセキュリティ装置(各種センサーノードと制御装置間)等の制御装置(通信装置)などであっても、同様の効果が得られる。
<バリエーション>
上記の説明では、初期登録時に、受信側装置が、2つの復調部を有し、一方の復調部において割り込み信号の制御データ部分を反転せずに復調し、他方の復調部において割り込み信号の制御データ部分を反転してから復調し、制御データの内容(登録開始情報)を確認する場合について説明した。
しかし、本発明はこれに限られず、送信側装置が、登録開始情報が書き込まれた第1の制御データと、第1の制御データを反転させた第2の制御データの双方を含む割り込み信号を送信し、受信側装置が、受信した第1の制御データおよび第2の制御データの双方を復調し、制御データの内容(登録開始情報)を確認するようにしてもよい。これにより、2線ケーブルが正接続、逆接続の何れの場合であっても、1つの復調部で、制御データの内容(登録開始情報)を読み取ることができる。
また、送信側装置が、登録開始情報が書き込まれた1つの制御データを含む割り込み信号を送信し、受信側装置が、受信した制御データを復調し、正接続時の制御データと逆接続時の制御データ(正接続時の反転)の両方により制御データの内容(登録開始情報)を確認するようにしてもよい。これにより、2線ケーブルが正接続、逆接続の何れの場合であっても、1つの復調部で、制御データ(登録開始情報)を読み取ることができる。
また、本発明は、受信側装置が、接続状態検出部134、234、334において、受信した割り込み信号のシンクパターンを用いて2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定し、正接続と判定された場合には割り込み信号の制御データ部分を反転せずに復調し、逆接続と判定された場合には割り込み信号の制御データ部分を反転してから復調するようにしてもよい。これにより、2線ケーブルが正接続、逆接続の何れの場合であっても、1つの復調部で、制御データの内容(登録開始情報)を読み取ることができる。
本開示は、カメラ付きの玄関子機とドアホン親機とからなるドアホンシステム、通信装置に用いるに好適である。
1 ドアホンシステム
100 玄関子機
101、201、301 ケーブル接続部
102、202、302 キー入力部
103、203、303 スピーカ
104、204、304 マイク
105、205、305 音声I/F部
106 カメラ部
107、207、307 制御部
108、208、308 送信データ処理部
109、209、309 送信データ反転部
110、210、310 送信ドライバ
111、211、311 受信ドライバ
112、312 受信データ反転部
113、213、313 同期検出部
114、214、314 第2クロック生成部
131、231、331 第1クロック生成部
132、232、332 パケット生成部
133、233、333 データ再生部
134、234、334 接続状態検出部
141、241、341 第1復調部
142、242、342 第2復調部
151 第1のユニークパターン検出部
152 第2のユニークパターン検出部
153 イネーブル信号生成部
200 ドアホン親機
206、306 ディスプレイ部
212 ルーティング制御部
300 増設モニタ

Claims (20)

  1. 親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの子機であって、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターンおよび制御データが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、
    前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し
    前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する、
    子機。
  2. 親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの子機であって、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターン、第1の制御データおよび第2の制御データが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記第2の制御データは、前記第1の制御データを反転させたものであり、
    前記データ再生部は、前記受信データの第1の制御データ部分および第2の制御データ部分を再生する、
    子機。
  3. 親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの子機であって、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターンおよび制御データが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、前記受信データの制御データ部分を再生し、正接続時の制御データと、前記正接続時の制御データを反転させた逆接続時の制御データの両方により、前記制御データの内容を確認する、
    子機。
  4. 親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの子機であって、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターンおよび制御データが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定する接続状態検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、
    前記接続状態検出部が正接続であると判定した場合には前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し、
    前記接続状態検出部が逆接続であると判定した場合には前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する、
    子機。
  5. 前記第2クロック生成部は、受信データから抽出した受信クロックを前記第2周波数のクロックとして使用する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の子機。
  6. 子機と2線ケーブルを介して接続され、前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの親機であって、
    所定の位置にプリアンブルとシンクパターンが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、
    前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し
    前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する
    親機。
  7. 子機と2線ケーブルを介して接続され、前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの親機であって、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターン、第1の制御データおよび第2の制御データが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記第2の制御データは、前記第1の制御データを反転させたものであり、
    前記データ再生部は、前記受信データの第1の制御データ部分および第2の制御データ部分を再生する、
    親機。
  8. 子機と2線ケーブルを介して接続され、前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの親機であって、
    所定の位置にプリアンブルとシンクパターンが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定する接続状態検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、前記受信データの制御データ部分を再生し、正接続時の制御データと、前記正接続時の制御データを反転させた逆接続時の制御データの両方により、前記制御データの内容を確認する、
    親機。
  9. 子機と2線ケーブルを介して接続され、前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの親機であって、
    所定の位置にプリアンブルとシンクパターンが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定する接続状態検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、
    前記接続状態検出部が正接続であると判定した場合には前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し、
    前記接続状態検出部が逆接続であると判定した場合には前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する、
    親機。
  10. 前記第2クロック生成部は、受信データから抽出した受信クロックを前記第2周波数のクロックとして使用する、
    請求項6から9のいずれか一項に記載の親機。
  11. 親機と子機とからなるドアホンシステムに増設され、前記親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムのモニタであって、
    所定の位置にプリアンブルとシンクパターンが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、
    前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し
    前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する
    モニタ。
  12. 親機と子機とからなるドアホンシステムに増設され、前記親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムのモニタであって、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターン、第1の制御データおよび第2の制御データが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記第2の制御データは、前記第1の制御データを反転させたものであり、
    前記データ再生部は、前記受信データの第1の制御データ部分および第2の制御データ部分を再生する、
    モニタ。
  13. 親機と子機とからなるドアホンシステムに増設され、前記親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムのモニタであって、
    所定の位置にプリアンブルとシンクパターンが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定する接続状態検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、前記受信データの制御データ部分を再生し、正接続時の制御データと、前記正接続時の制御データを反転させた逆接続時の制御データの両方により、前記制御データの内容を確認する、
    モニタ。
  14. 親機と子機とからなるドアホンシステムに増設され、前記親機と2線ケーブルを介して接続され、前記親機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムのモニタであって、
    所定の位置にプリアンブルとシンクパターンが配置されたデータを受信する受信部と、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを出力する第1クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを出力する第2クロック生成部と、
    前記第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、前記プリアンブル内のユニークパターンを検出してビット同期を確立するユニークパターン検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定する接続状態検出部と、
    前記ユニークパターン検出部でビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データを再生するデータ再生部と、
    を具備し、
    前記データ再生部は、
    前記接続状態検出部が正接続であると判定した場合には前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し、
    前記接続状態検出部が逆接続であると判定した場合には前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する、
    モニタ。
  15. 前記第2クロック生成部は、受信データから抽出した受信クロックを前記第2周波数のクロックとして使用する、
    請求項11から14のいずれか一項に記載のモニタ。
  16. 親機と子機とが2線ケーブルを介して接続され、前記親機と前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの通信方法であって、
    送信側装置が、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターンおよび制御データが配置されたデータを送信し、
    受信側装置が、
    前記送信側装置から送信されたデータを受信し、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、
    前記プリアンブル内のユニークパターン、あるいは、前記プリアンブル内の反転されたユニークパターンを検出してビット同期を確立し、
    前記ビット同期が確立された後、前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを用いて、前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生するとともに、前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する、
    通信方法。
  17. 親機と子機とが2線ケーブルを介して接続され、前記親機と前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの通信方法であって、
    送信側装置が、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターン、第1の制御データおよび第2の制御データが配置されたデータを送信し、
    前記第2の制御データは、前記第1の制御データを反転させたものであり、
    受信側装置が、
    前記送信側装置から送信されたデータを受信し、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、
    前記プリアンブル内のユニークパターン、あるいは、前記プリアンブル内の反転されたユニークパターンを検出してビット同期を確立し、
    前記ビット同期が確立された後、前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを用いて、前記受信データの第1の制御データ部分および第2の制御データ部分を再生する、
    通信方法。
  18. 親機と子機とが2線ケーブルを介して接続され、前記親機と前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの通信方法であって、
    送信側装置が、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターンおよび制御データが配置されたデータを送信し、
    受信側装置が、
    前記送信側装置から送信されたデータを受信し、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、
    前記プリアンブル内のユニークパターン、あるいは、前記プリアンブル内の反転されたユニークパターンを検出してビット同期を確立し、
    前記ビット同期が確立された後、前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを用いて前記2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定し、
    前記ビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて、前記受信データの制御データ部分を再生し、
    正接続時の制御データと、前記正接続時の制御データを反転させた逆接続時の制御データの両方により、前記制御データの内容を確認する、
    通信方法。
  19. 親機と子機とが2線ケーブルを介して接続され、前記親機と前記子機との間で時分割複信によりパケット信号を送受信するドアホンシステムの通信方法であって、
    送信側装置が、
    所定の位置にプリアンブル、シンクパターンおよび制御データが配置されたデータを送信し、
    受信側装置が、
    前記送信側装置から送信されたデータを受信し、
    前記受信データのビットレートのn倍(nは1以上)に対応する第1周波数のクロックを用いて前記受信データのサンプリングを行い、
    前記プリアンブル内のユニークパターン、あるいは、前記プリアンブル内の反転されたユニークパターンを検出してビット同期を確立し、
    前記ビット同期が確立された後、前記第1周波数のクロックを基準に生成した、前記受信データのビットレートに対応する第2周波数のクロックを用いて前記2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定し、
    前記ビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて、正接続と判定した場合には前記受信データの制御データ部分を反転せずに再生し、逆接続と判定した場合には前記受信データの制御データ部分を反転してから再生する、
    通信方法。
  20. 前記ビット同期が確立された後、前記第2周波数のクロックを用いて前記受信データのシンクパターンを検出し、
    前記シンクパターンに基づいて前記2線ケーブルが正接続であるか逆接続であるかを判定する、
    請求項16から19のいずれか一項に記載の通信方法。
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