JP5976593B2 - ソレノイドバルブ - Google Patents
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Description
ソレノイドによって、バルブスリーブ内を往復移動する筒状のスプールを有するソレノイドバルブであって、
前記バルブスリーブは、中空内部から側面側に貫通する3つの貫通孔を有しており、これら3つの貫通孔における側面側への開口部が、先端側から後端側の前記ソレノイドに向かって順に、それぞれ流体の出入り口となる第1ポート,第2ポート,第3ポートとして用いられ、かつ中空内部における先端側の端部に開口する開口部が流体の出入り口となる第4ポートとして用いられると共に、
前記バルブスリーブの内周面のうち第1ポートと第2ポートとの間の領域と、前記スプールの外周面とによってスプール弁部が構成されるソレノイドバルブにおいて、
前記バルブスリーブの中空内部のうち前記スプールよりも先端側に設けられ、前記バルブスリーブの内周面に対して密着した状態を維持可能に設けられた筒状の第1弁座部材を備え、第1弁座部材における第1座面と、第1座面に対して着座及び離間可能な前記スプールにおける先端側の端部とによって第1ポペット弁部が構成され、
前記バルブスリーブの内周面のうち第2ポートと第3ポートとの間の領域に設けられ、後端側に向く段差面で構成される第2座面と、第2座面に対して着座及び離間可能に設けられ、かつ前記スプールの外周面に設けられ先端側に向く段差面とによって第2ポペット弁部が構成され、
前記バルブスリーブの中空内部のうち前記スプールよりも後端側に設けられ、前記バルブスリーブの内周面に対して密着した状態を維持可能に設けられた筒状の第2弁座部材を備え、第2弁座部材における第3座面と、第3座面に対して着座及び離間可能な前記スプールにおける後端側の端部とによって第3ポペット弁部が構成されると共に、
第1弁座部材は、前記スプールの移動方向に伸縮可能に構成されることを特徴とする。
前記スプールの移動方向に伸縮可能なベローズ部と、
該ベローズ部よりも後端側に設けられ、かつ、前記バルブスリーブの内周面に摺動自在に設けられた外周面部と、その後端側に第1座面とを有する弁座部と、を備えることを特徴とする。
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係るソレノイドバルブについて説明する。図1は本発明の実施例に係るソレノイドバルブの模式的断面図であり、ソレノイドに通電した状態を示している。図2は本発明の実施例に係るソレノイドバルブの模式的断面図であり、ソレノイドに通電していない状態を示している。図3は本発明の実施例に係るスプールについての説明図である。なお、図3においては、中央にスプールの外観図の一部を示し、左側にXX断面図を示し、右側にYY断面図(図1中のY1Y1断面図に相当)を示している。
図1を参照して、本発明の実施例に係るソレノイドバルブ100の全体構成を説明する。ソレノイドバルブ100は、往復動用のアクチュエータとして機能するソレノイド部200と、ソレノイド部200により制御される多方弁として機能するバルブ部300とから構成される。以下の説明においては、適宜、バルブ部300が設けられている側の端部側(図1〜図3中左側)を先端側、その反対側(ソレノイド部200が設けられている側)を後端側と称する。
ことでセンターポスト230の磁気吸着面231に磁気的に吸引されるプランジャ220とを備えている。プランジャ220には、プランジャ220が往復移動する際に受ける流体の抵抗を抑制するために、外周面にスリット221が設けられている。また、プランジャ220の先端側には、プランジャ220と共に往復移動するロッド240が設けられている。このロッド240は、筒状のセンターポスト230の挿通孔232を通って、その先端側がバルブ部300の内部に至るように配置されている。
バルブ部300について、詳細に説明する。バルブ部300は、バルブスリーブ310と、バルブスリーブ310内を往復移動するように構成される筒状のスプール320とを備えている。
ソレノイドバルブの動作について説明する。上述した4つのポートについては、様々な利用態様が可能である。ここでは、第1ポートP1と第3ポートP3を入力ポートとして用い、第2ポートP2を出力ポートとして用い、第4ポートP4をドレインポートとして用いる場合を例にして説明する。
設けられた第2座面312に着座した状態となる。つまり、第2ポペット弁部PV2は弁が閉じた状態となる。
トP2に至る流路が開通され、かつ第3ポートP3からドレインポートである第4ポートP4に至る流路は遮断される。従って、第2ポートP2から排出される流体の圧力(制御圧)は、第3ポートP3から送られる流体の圧力となる。なお、第1ポートP1から送られる流体は、ドレインポートである第4ポートP4から排出される。
本実施例に係るソレノイドバルブ100によれば、4つのポートを備えているので、多方弁として用いることができる。そして、4か所の弁部のうち、3か所をポペット弁部としたので、これらの弁部のシール性を高めることができる。つまり、一般的に、ポペット弁はスプール弁に比べてシール性が高く、第1ポペット弁部PV1,第2ポペット弁部PV2及び第3ポペット弁部PV3のシール性を高めることができる。
上記実施例に示したソレノイドバルブ100において、第3座面233に関しても、スプール320の移動方向に伸縮可能に構成可能な場合には、スプール弁部をポペット弁部にすることが可能となる。
200 ソレノイド部
211 ボビン
212 コイル
220 プランジャ
221 スリット
230 センターポスト
231 磁気吸着面
232 挿通孔
233 第3座面
240 ロッド
251,252 プレート
253 ケース
260 軸受
270 コネクタ部
271 端子
280 スプリング
300 バルブ部
310 バルブスリーブ
311 環状突出部
312 第2座面
320 スプール
321 内周面
322 突出部
323 第1大径部
323a 切欠部
324 第2大径部
325 端部
326 段差面
327 端部
330 第1弁座部材
331 ベローズ部
332 支持部
332a 内周面
333 弁座部
333a 外周面部
333b 第1座面
P1 第1ポート
P2 第2ポート
P3 第3ポート
P4 第4ポート
PV1 第1ポペット弁部
PV2 第2ポペット弁部
PV3 第3ポペット弁部
SV スプール弁部
Claims (2)
- ソレノイドによって、バルブスリーブ内を往復移動する筒状のスプールを有するソレノイドバルブであって、
前記バルブスリーブは、中空内部から側面側に貫通する3つの貫通孔を有しており、これら3つの貫通孔における側面側への開口部が、先端側から後端側の前記ソレノイドに向かって順に、それぞれ流体の出入り口となる第1ポート,第2ポート,第3ポートとして用いられ、かつ中空内部における先端側の端部に開口する開口部が流体の出入り口となる第4ポートとして用いられると共に、
前記バルブスリーブの内周面のうち第1ポートと第2ポートとの間の領域と、前記スプールの外周面とによってスプール弁部が構成されるソレノイドバルブにおいて、
前記バルブスリーブの中空内部のうち前記スプールよりも先端側に設けられ、前記バルブスリーブの内周面に対して密着した状態を維持可能に設けられた筒状の第1弁座部材を備え、第1弁座部材における第1座面と、第1座面に対して着座及び離間可能な前記スプールにおける先端側の端部とによって第1ポペット弁部が構成され、
前記バルブスリーブの内周面のうち第2ポートと第3ポートとの間の領域に設けられ、後端側に向く段差面で構成される第2座面と、第2座面に対して着座及び離間可能に設けられ、かつ前記スプールの外周面に設けられ先端側に向く段差面とによって第2ポペット弁部が構成され、
前記バルブスリーブの中空内部のうち前記スプールよりも後端側に設けられ、前記バルブスリーブの内周面に対して密着した状態を維持可能に設けられた筒状の第2弁座部材を備え、第2弁座部材における第3座面と、第3座面に対して着座及び離間可能な前記スプールにおける後端側の端部とによって第3ポペット弁部が構成されると共に、
第1弁座部材は、前記スプールの移動方向に伸縮可能に構成されることを特徴とするソレノイドバルブ。 - 第1弁座部材は、
前記スプールの移動方向に伸縮可能なベローズ部と、
該ベローズ部よりも後端側に設けられ、かつ、前記バルブスリーブの内周面に摺動自在に設けられた外周面部と、その後端側に第1座面とを有する弁座部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブ。
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