JP5975906B2 - 防犯装置 - Google Patents

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本発明は、防犯装置に関するものであり、特に車両に搭載される防犯装置に関するものである。
車両の防犯性(セキュリティ性)を向上させる車載用の防犯装置について、様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1には、防犯装置が携帯電話と近距離無線通信によるリンク接続を行い、受信した情報に基づいて当該携帯電話が車両の所有者の携帯電話でないと判定した場合に、警報信号の出力などを行う防犯システムが提案されている。
特開2002−269663号公報
しかしながら、車両の所有者から車両の使用を許諾された者(例えば家族、友人など)の携帯電話は、所有者の携帯電話とは異なる。そのため、上記のような防犯システムによれば、車両の使用を許諾された者が車両を使用する場合であっても、警報信号の出力などが行われることになり、防犯動作が不適切に行われてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、防犯動作を適切に行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る防犯装置は、車両に搭載された防犯装置であって、携帯端末と無線通信によるリンク接続を行うことにより当該携帯端末から携帯端末情報を受信する通信部と、所定の携帯端末情報を記憶する携帯端末情報記憶部と、認証情報の入力操作を受け付ける入力部と、所定の認証情報を記憶する認証情報記憶部とを備える。そして、上記防犯装置は、通信部で受信した携帯端末情報と所定の携帯端末情報とが一致するか否かを判定し、それらが一致しないと判定した場合には入力部で受け付けた認証情報と所定の認証情報とが一致するか否かを判定し、当該判定結果に基づいて所定の防犯動作の実行を制御する制御部を備える。通信部は、車両の運転席側のドアを開ける操作が行われたタイミングでリンク接続を開始する。
本発明によれば、通信部が受信した携帯端末情報と所定の携帯端末情報とが一致しない場合であっても、入力部で受け付けた認証情報と所定の認証情報とが一致する場合には所定の防犯動作を実行しないので、防犯動作を適切に行うことができる。
実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作概要を示す図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1として、本発明に係る防犯装置を、車両に搭載されたナビゲーション装置に適用した場合を例にして説明する。ただし、防犯装置は、これに限ったものではなく、例えばナビゲーション装置と別個に車両に搭載された専用の防犯装置であってもよい。
図1は、上記防犯装置が適用されたナビゲーション装置1の動作概要を示す図である。この図1を用いてナビゲーション装置1の動作概要について説明する。このナビゲーション装置1は、エンジン(動力源)により駆動する車両81に搭載されている。そして、ナビゲーション装置1は、車両81の運転席側の搭乗者の携帯電話82(携帯端末)と、近距離無線通信によるリンク接続を行う。なお、車両81の運転席側の搭乗者(以下略して「搭乗者」と呼ぶ)には、車両81の所有者(以下「車両所有者」と呼ぶ)、車両所有者から車両81の使用を許諾された家族及び友人などの者(以下「車両使用者」と呼ぶ)、及び、車両81を盗もうとする者(以下「車両泥棒」と呼ぶ)のいずれかが該当し得る。
ナビゲーション装置1は、上記リンク接続を行うことにより受信した情報に基づいて、搭乗者が所持する携帯電話82(携帯端末)が予め登録された携帯電話(携帯端末)であるか否かを判定した後、必要に応じて、ナビゲーション装置1が受け付けた入力操作に基づく認証を行う。そして、ナビゲーション装置1は、当該認証結果に基づいて所定の防犯動作を行うものとなっている。
次に、以上のような動作を行うナビゲーション装置1について詳細に説明する。図2は、ナビゲーション装置1の構成を示すブロック図である。図2に示されるナビゲーション装置1は、近距離無線通信部11(通信部)と、携帯電話情報記憶部12(携帯端末情報記憶部)と、入力部13と、認証情報記憶部14と、通知部15と、遠距離無線通信部16と、これらを統括的に制御する制御部17とを備えて構成されている。
近距離無線通信部11は、例えばBluetooth(登録商標)による通信装置及び無線LAN(Local Area Network)などから構成されている。この近距離無線通信部11は、搭乗者の携帯電話82と無線通信によるリンク接続を行うことにより、当該携帯電話82から、携帯電話82に固有の携帯電話情報(携帯端末情報)、例えばBluetooth(登録商標)のアドレスまたはSIM(Subscriber Identity Module)カードの識別情報などを受信する。
携帯電話情報記憶部12は、例えばハードディスクドライブ(HDD)及び半導体メモリなどの記憶装置から構成されており、車両所有者の携帯電話に関する携帯電話情報(所定の携帯端末情報)を予め記憶している。以下の説明では、携帯電話情報記憶部12に記憶されている携帯電話情報を「記憶携帯電話情報」と呼ぶ。
入力部13は、例えば押しボタン装置及びタッチパネルなどから構成されており、パスワード(認証情報)の入力操作や、ナビゲーション装置1のナビゲーション機能を実行するための入力操作などを受け付ける。
認証情報記憶部14は、例えばハードディスクドライブ(HDD)及び半導体メモリなどの記憶装置から構成されており、原則として車両所有者のみが知っているパスワード(所定の認証情報)を予め記憶している。以下の説明では、認証情報記憶部14に記憶されているパスワードを「記憶パスワード」と呼ぶ。なお、認証情報記憶部14と、上述した携帯電話情報記憶部12とは、同一の記憶装置から構成されるものであってもよいし、別々の記憶装置から構成されるものであってもよい。
通知部15は、例えば表示装置及びスピーカなどから構成されており、制御部17の制御により、搭乗者に対して、各種情報の通知(表示及び音声出力)を行う。
遠距離無線通信部16は、近距離無線通信部11よりも通信範囲が広い通信装置、例えば、電話回線やインターネットを介した無線通信が可能な通信装置などから構成されている。この遠距離無線通信部16は、制御部17の制御により、予め登録された車両所有者の携帯電話(予め登録された携帯端末)に異常を通知するための無線通信を行う。
制御部17は、例えばCPU(Central Processing Unit)から構成されており、当該CPUが、ナビゲーション装置1の記憶装置に記憶されているプログラムを実行することにより、判定部17a、認証部17b及び車両制御部17cの機能が実現される。ただし、判定部17a、認証部17b及び車両制御部17cは、それぞれ一対一で設けられたCPUから構成されるものであってもよい。
判定部17aは、近距離無線通信部11で受信した携帯電話情報と、記憶携帯電話情報とが一致するか否かを判定する。認証部17bは、判定部17aにおいて一致しないと判定した場合に、入力部13で受け付けたパスワードと、記憶パスワードとが一致するか否かを判定する。
制御部17は、認証部17bの判定結果に基づいて、所定の防犯動作の実行を制御する。ここでは、所定の防犯動作は、車両81の使用の制限、ナビゲーション装置1の使用の制限、及び、遠距離無線通信部16を用いた車両所有者の携帯電話への異常を通知するための無線通信を含むものとして説明する。具体的には、ナビゲーション装置1の使用の制限は、ナビゲーション装置1のナビゲーション機能の実行の禁止であるものとして説明し、車両81の使用の制限は、車両81のエンジンの始動の禁止であるものとして説明するが、これら各々の制限はこれらに限ったものではない。車両制御部17cは、上述した所定の防犯動作のうち、車両81の使用の制限の実行を制御する機能を担っている。
また、制御部17は、以上の動作を行うだけでなく、車両81の運転席側のドアを開ける操作が行われたか否かを判定することも可能となっている。
具体的には、図示しないが、車両81には、ロックが解除されたドアがいずれのドアかを検出可能なロック解除検出装置と、開くように回動されたドアがいずれのドアかを検出可能な回動検出装置とが備え付けられているものとする。この構成において、制御部17は、ロック解除検出装置の検出結果と、回動検出装置の検出結果とに基づいて、運転席側のドアがロック解除されたか否かを判定するとともに、運転席側のドアが開くように回動されたか否かを判定する。そして、制御部17は、運転席側のドアのロックが解除されたと判定した場合、運転席側のドアが開くように回動されたと判定した場合、または、これらの両方が行われた場合には、運転席側のドアを開ける操作が行われたと判定し、それ以外の場合には、運転席側のドアを開ける操作が行われなかったと判定する。
図3は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。この動作は、例えば、制御部17を構成するCPUが、記憶装置に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。次に、このフローチャートを用いて、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の動作について説明する。
ステップS1にて、制御部17は、車両81の運転席側のドアを開ける操作が行われたか否かを判定する。当該操作が行われたと判定した場合にはステップS2に進み、当該操作が行われていないと判定した場合には、ステップS1の最初に戻る。
ステップS2にて、制御部17は、即座に、近距離無線通信部11に携帯電話82とのリンク接続を開始させる。すなわち、近距離無線通信部11は、車両81の運転席側のドアを開ける操作が行われたタイミングでリンク接続を開始する。
ステップS3にて、制御部17は、近距離無線通信部11が携帯電話82とリンク接続を行うことにより、搭乗者の携帯電話82から携帯電話情報を受信できたか否かを判定する。ここでは、制御部17は、ステップS2でリンク接続を開始してから、リンク接続を確立するのに十分な一定時間(例えば5〜15秒)が経過した後に、上記判定を行うものとする。上記判定において、近距離無線通信部11が携帯電話情報を受信できたと判定された場合にはステップS4に進み、受信できなかったと判定された場合にはステップS6に進む。
ステップS4にて、制御部17(判定部17a)は、近距離無線通信部11が受信した携帯電話情報と、記憶携帯電話情報とが一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合にはステップS5に進み、一致しないと判定した場合にはステップS6に進む。
ステップS5においては、搭乗者が車両所有者である可能性が高いので、制御部17は、所定の防犯動作(車両81の使用の制限、ナビゲーション装置1の使用の制限、及び、車両所有者の携帯電話への無線通信)を実行せずに、搭乗者の操作に応じた動作を車両81及びナビゲーション装置1に実行させる。
一方、ステップS6にて、制御部17は、車両81のエンジンを始動させる搭乗者の操作に応じて、車両81のエンジンを始動させずに車両81のアクセサリー電源をオンすることにより通知部15を起動する制御を行う。これにより、通知部15は、通知(表示及び音声出力)を行うのに十分な電力をアクセサリー電源から受けることができる。その一方で、エンジンは始動されないので、車両81の防犯性が維持される。
電力を受けた通知部15は、搭乗者に対して、入力部13へのパスワードの入力を促す通知を行う。これにより、搭乗者は、入力部13に対してパスワードの入力を行うことになる。
ステップS7にて、入力部13は、パスワードの入力操作を受け付ける。
ステップS8にて、制御部17(認証部17b)は、入力部13で受け付けたパスワードと記憶パスワードとが一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合にはステップS9に進み、一致しないと判定した場合にはステップS10に進む。
ステップS9においては、搭乗者が、車両所有者からパスワードを知らされた家族及び友人などの車両使用者である可能性が高いので、制御部17は、ステップS5と同様に所定の防犯動作を実行せずに、搭乗者の操作に応じた動作を車両81及びナビゲーション装置1に実行させる。
一方、ステップS10にて、制御部17は、ステップS8にて一致しないと判定した回数がN回(例えばN=3)であるか否かを判定する。N回であると判定した場合にはステップS11に進み、N回でないと判定した場合にはステップS7に戻る。
ステップS11においては、搭乗者が車両泥棒である可能性が高いので、制御部17は、所定の防犯動作(車両81の使用の制限、ナビゲーション装置1の使用の制限、及び、車両所有者の携帯電話への無線通信)を実行する。
以上のような本実施の形態1に係るナビゲーション装置1によれば、近距離無線通信部11が受信した携帯電話情報と記憶携帯電話情報とが一致しない場合であっても、入力部13で受け付けたパスワードと記憶パスワードとが一致する場合には所定の防犯動作を実行しない。したがって、車両所有者が、家族、友人などの車両使用者にパスワードを予め知らせておけば、車両使用者が車両81を使用する際に所定の防犯動作が実行されなくて済む。一方、パスワードを知らない車両泥棒に対しては所定の防犯動作を実行することが可能となる。よって、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1によれば、防犯動作を適切に行うことができる。
なお、近距離無線通信部11が、携帯電話82とリンク接続を開始してから、リンク接続を確立するためには、一定時間(例えば5〜15秒程度)を要する。そのため、リンク接続を開始するタイミングが遅い場合には、搭乗者がシートベルトの装着などの準備動作を経て所望の操作を行う時点よりもステップS5の動作が行われる時点が遅くなる。この場合、搭乗者は、ナビゲーション装置1によりステップS5が行われるまで待たなければならず、不便であると考えられる。
これに対して本実施の形態1に係る近距離無線通信部11は、車両81の運転席側のドアを開ける操作が行われたタイミングでリンク接続を開始する。したがって、携帯電話82とのリンク接続を開始するタイミングが早いことから、待ち時間を短くする、ひいては待ち時間が生じないようにすることができる。
また、本実施の形態1では、近距離無線通信部11が携帯電話情報を受信できたか否かを判定し(ステップS3)、携帯電話情報を受信できなかったと判定した場合には、携帯電話情報と記憶携帯電話情報とが一致しないと判定した場合と同じ制御(ステップS6)を行うように構成されている。したがって、近距離無線通信部11が携帯電話情報を受信できない場合においても、携帯電話情報と記憶携帯電話情報とが一致しない場合と同様に、防犯動作を適切に行うことができる。
<実施の形態2>
図4は、本発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。なお、本実施の形態2に係るナビゲーション装置1において、実施の形態1で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ符号を付しており、以下においては異なる点を中心に説明する。
本実施の形態2では、実施の形態1で説明したパスワードの代わりに、家族及び友人などの車両使用者の電話番号が用いられる。すなわち、認証部17bは、判定部17aにおいて一致しないと判定した場合に、入力部13で受け付けた電話番号と、認証情報記憶部14に予め記憶された車両使用者の電話番号(以下「記憶電話番号」と呼ぶ)とが一致するか否かを判定するように構成されている。
次に、図4に示したフローチャートを用いて、本実施の形態2に係るナビゲーション装置1の動作について説明する。ただし、この図4に示されるフローチャートは、図3に示したフローチャートのステップS6,S7,S8を、それぞれステップS6a,S7a,S8aに変更したものであるため、重複するステップについては簡単に説明する。
まず、ステップS1〜S5においては、実施の形態1で説明したステップS1〜S5と同様の動作が行われる。
ステップS6aにて、制御部17は、車両81のエンジンを始動させる搭乗者の操作に応じて、車両81のエンジンを始動させずに車両81のアクセサリー電源をオンすることにより通知部15を起動する制御を行う。そして、アクセサリー電源から電力を受けた通知部15は、搭乗者に対して、入力部13への電話番号の入力を促す通知を行う。これにより、搭乗者は、入力部13に対して電話番号の入力を行うことになる。
ステップS7aにて、入力部13は、電話番号の入力操作を受け付ける。
ステップS8aにて、制御部17(認証部17b)は、入力部13で受け付けた電話番号と記憶電話番号とが一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合にはステップS9に進み、一致しないと判定した場合にはステップS10に進む。
ステップS9〜S11においては、実施の形態1で説明したステップS9〜S11と同様の動作が行われる。
以上のような本実施の形態2に係るナビゲーション装置1によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。ただし、本実施の形態2では、家族及び友人などの車両使用者は、自身の電話番号を入力すればよいことから、車両所有者からパスワードを聞かなくても車両81を使用することができる。
<変形例>
以上の説明では、記憶パスワードと一致するか否かを判定するための動作(実施の形態1)と、記憶電話番号と一致するか否かを判定するための動作(実施の形態2)とのいずれか一方が行われるものであった。しかしこれに限ったものではなく、記憶パスワードと一致するか否かを判定するための動作と、記憶電話番号と一致するか否かを判定するための動作との両方が行われるものであってもよい。この場合には、車両81の防犯性を向上させることができる。
また、以上の説明では、携帯電話情報記憶部12は、車両所有者の携帯電話に関する携帯電話情報を予め記憶しているものとして説明した。しかしこれに限ったものではなく、車両所有者の設定により、例えば特定の車両使用者の携帯電話に関する携帯電話情報が、携帯電話情報記憶部12に記憶されるものであってもよい。このように構成した場合には、特定の車両使用者は、パスワード等の入力を行わなくてもステップS5において車両81を動作させることができる。
また、以上の説明では、制御部17は、運転席側のドアがロック解除されたか否かに関する判定結果と、運転席側のドアが開くように回動されたか否かに関する判定結果とに基づいて、運転席側のドアを開ける操作が行われたか否かを判定した。つまり、運転席側のドアを開ける操作は、運転席側のドアをロック解除する操作、及び、運転席側のドアを開くように回動する操作を含むものであった。しかし、運転席側のドアを開ける操作は、運転席側のドアを開けるための操作であれば、これらに限ったものではない。
また、以上の説明では、所定の防犯動作は、車両81の使用の制限、ナビゲーション装置1の使用の制限、及び、遠距離無線通信部16を用いた車両所有者の携帯電話への無線通信の全てを含むものとした。しかしこれに限ったものではなく、所定の防犯動作は、車両81の使用の制限、ナビゲーション装置1の使用の制限、及び、遠距離無線通信部16を用いた車両所有者の携帯電話への無線通信の少なくともいずれか一つを含むものであればよい。
また、以上では、携帯端末に携帯電話を適用した構成を例にして説明したが、これに限ったものではなく、例えばスマートフォン及びタブレットであってもよい。また、以上では、車両81の動力源はエンジンであるものとして説明したが、これに限ったものではなく、例えばモータ、または、エンジン及びモータの組み合わせを動力源とするものであってもよい。
また、図3及び図4に係る動作は、車両81の搭乗者が車両81のキーを所持していない場合に行われてもよいし、車両81の搭乗者が車両81のキーを所持している場合に行われてもよい。さらに、図3及び図4に係る動作を行うか否かを、車両81の搭乗者が車両81のキーを所持していない場合及び所持している場合のそれぞれに対して予め設定できるように構成してもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 ナビゲーション装置、11 近距離無線通信部、12 携帯電話情報記憶部、13 入力部、14 認証情報記憶部、15 通知部、17 制御部、81 車両、82 携帯電話。

Claims (7)

  1. 車両に搭載された防犯装置であって、
    携帯端末と無線通信によるリンク接続を行うことにより当該携帯端末から携帯端末情報を受信する通信部と、
    所定の携帯端末情報を記憶する携帯端末情報記憶部と、
    認証情報の入力操作を受け付ける入力部と、
    所定の認証情報を記憶する認証情報記憶部と、
    前記通信部で受信した前記携帯端末情報と前記所定の携帯端末情報とが一致するか否かを判定し、それらが一致しないと判定した場合には前記入力部で受け付けた前記認証情報と前記所定の認証情報とが一致するか否かを判定し、当該判定結果に基づいて所定の防犯動作の実行を制御する制御部と
    を備え
    前記通信部は、
    前記車両の運転席側のドアを開ける操作が行われたタイミングで前記リンク接続を開始する、防犯装置。
  2. 車両に搭載された防犯装置であって、
    携帯端末と無線通信によるリンク接続を行うことにより当該携帯端末から携帯端末情報を受信する通信部と、
    所定の携帯端末情報を記憶する携帯端末情報記憶部と、
    認証情報の入力操作を受け付ける入力部と、
    所定の認証情報を記憶する認証情報記憶部と、
    前記通信部で受信した前記携帯端末情報と前記所定の携帯端末情報とが一致するか否かを判定し、それらが一致しないと判定した場合には前記入力部で受け付けた前記認証情報と前記所定の認証情報とが一致するか否かを判定し、当該判定結果に基づいて所定の防犯動作の実行を制御する制御部と、
    前記入力部への認証情報の入力を促す通知を行う通知部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部で受信した前記携帯端末情報と前記所定の携帯端末情報とが一致しないと判定した場合には、前記車両の動力源を始動させる操作に応じて、前記車両の動力源を始動させずに前記車両のアクセサリー電源をオンすることにより前記通知部を起動する制御を行う、防犯装置。
  3. 請求項2に記載の防犯装置であって、
    前記通信部は、
    前記車両の運転席側のドアを開ける操作が行われたタイミングで前記リンク接続を開始する、防犯装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の防犯装置であって、
    前記制御部は、
    前記通信部が前記携帯端末情報を受信できたか否かを判定し、前記携帯端末情報を受信できなかったと判定した場合には、前記通信部が前記携帯端末情報を受信でき、かつ当該携帯端末情報と前記所定の携帯端末情報とが一致しないと判定した場合と同じ制御を行う、防犯装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の防犯装置であって、
    前記制御部は、
    前記通信部で受信した前記携帯端末情報と前記所定の携帯端末情報とが一致すると判定した場合には、前記所定の防犯動作を実行しない、防犯装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の防犯装置であって、
    前記所定の防犯動作は、
    前記車両の使用の制限、前記車両に搭載されたナビゲーション装置の使用の制限、及び、予め登録された携帯端末への無線通信の少なくともいずれか一つを含む、防犯装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の防犯装置であって、
    前記認証情報は、
    パスワード及び電話番号の少なくともいずれか一つを含む、防犯装置。
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