JP5975751B2 - 施設管理システムおよび遠隔操作方法 - Google Patents

施設管理システムおよび遠隔操作方法 Download PDF

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Description

この発明は、居住領域の設備機器を、携帯端末から遠隔操作する施設管理システムおよび遠隔操作方法に関するものである。
従来、室内温度の設定、照明のON/OFF、空調機の発停などの居住領域の環境設定は、居住者が、居住領域の壁面に設置された端末を用いて行ったり、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)から通信回線を介して施設管理システムに接続しWeb画面上で行ったりしていた(例えば、非特許文献1参照)。
アズビル株式会社、"スマートスクリーン(登録商標)FCU集中操作モデル仕様説明書"、[online]、[平成24年6月19日検索]、インターネット<URL:http://www.azbil.com/jp/product/ba/doc/specsheet/AS-801-R8.0.pdf>
しかしながら、壁面に設置された端末では、操作対象範囲が広く、例えば個人の机の上の照明のON/OFFなどの、きめ細かな操作を行うことができないという課題があった。
また、パソコンのWeb画面から操作を行う場合では、まず施設管理システムへのログイン認証が必要であり、その後、操作対象範囲の指定を行ってから設定操作を行うなど、操作が煩雑になるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、操作者の所持する携帯端末を用いて、居住領域の環境設定の遠隔操作を手軽、かつ、きめ細かく行うことができる施設管理システムおよび遠隔操作方法を提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係る施設管理システムは、居住領域内に設置され、当該設置場所を示す位置情報を記録した記録担体と、記録担体の位置情報を読み取り可能、かつ、居住領域にある設備機器を操作する操作情報を無線通信を介して送信する携帯端末と、携帯端末から受信した操作情報に基づいて設備機器を制御する施設管理装置とを備え、施設管理装置は、記録坦体の設置場所から操作が可能な複数の設備機器の情報を記録担体の位置情報ごとに対応付けて記録している操作対象機器情報記憶手段と、携帯端末に固有の識別情報を記憶している端末識別情報記憶手段と、携帯端末の識別情報および記録担体から読み取った位置情報を、無線通信を介して受信し、識別情報を端末識別情報記憶手段に記憶されている識別情報と照合して、携帯端末を認証する認証手段と、認証手段が認証した携帯端末から受信した位置情報に対応付けられた複数の設備機器の情報を、操作対象機器情報記憶手段から取得し、無線通信を介して携帯端末に返信し、携帯端末において当該設備機器の操作を可能にする機器選択手段と、認証手段の認証した携帯端末から、機器選択手段の取得した設備機器に対する操作情報を無線通信を介して受信し、当該操作情報に基づいて当該設備機器を制御する機器制御手段とを有するものである。
この発明の請求項2に係る施設管理システムは、記録担体として位置情報をコード化した二次元コードを使用し、携帯端末は二次元コードを読み取る撮像手段を有するように構成した。
この発明の請求項3に係る施設管理システムは、操作レベルごとに、居住領域にある設備機器のうち操作が許可された設備機器の情報を記憶している操作レベル記憶手段を備え、機器選択手段は、認証手段が認証した携帯端末に対して操作が許可された設備機器の情報を、操作レベル記憶手段から取得し、当該操作が許可された設備機器の中から位置情報に対応付けられた設備機器の情報を選択して無線通信を介して携帯端末に返信するものである。
この発明の請求項4に係る遠隔操作方法は、携帯端末が、居住領域内に設置されて当該設置場所を示す位置情報を記録した記録担体から、当該位置情報を読み取り、携帯端末に固有の識別情報と共に無線通信を介して送信する位置情報送信ステップと、施設管理装置が、携帯端末から受信した識別情報を、端末識別情報記憶手段に予め記憶されている識別情報と照合して、携帯端末を認証する認証ステップと、施設管理装置が、記録坦体の設置場所から操作が可能な複数の設備機器の情報を記録担体の位置情報ごとに対応付けて記憶している操作対象機器情報記憶手段を参照して、認証ステップで認証した携帯端末から受信した位置情報に対応付けられた複数の設備機器の情報を取得し、無線通信を介して携帯端末に返信する機器選択ステップと、携帯端末が、施設管理装置から受信した設備機器の情報を操作者に提示し、当該設備機器に対する操作を受け付けて操作情報を作成し、無線通信を介して施設管理装置に返信する遠隔操作ステップと、施設管理装置が、携帯端末から受信した操作情報に基づいて当該設備機器を制御する機器制御ステップとを備えるものである。
この発明によれば、施設管理装置が、携帯端末に固有の識別情報に基づいて認証を行うようにしたので、操作者がログイン認証を行う手間を省略することができる。また、携帯端末が読み取った記録担体の位置情報に基づいて操作対象となる設備機器を選択するようにしたので、操作者が設備機器を選択する手間を省略することができる。さらに、記録担体と設備機器を対応付けておくことにより、居住領域内の設備機器をきめ細かく操作することができる。よって、居住領域の環境設定の遠隔操作を手軽、かつ、きめ細かく行うことができる施設管理システムおよび遠隔操作方法を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る施設管理システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る施設管理システムの概要を説明する図である。 実施の形態1に係る施設管理装置の端末識別情報記憶手段が記憶している端末識別情報の一例を示す図である。 実施の形態1に係る施設管理装置の操作レベル記憶手段が記憶している操作レベルの一例を示す図である。 実施の形態1に係る施設管理装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係る施設管理システムの構成を示すブロック図である。図2は、本実施の形態1に係る施設管理システムの概要を説明する図である。この施設管理システムは、居住領域に存在する各種の設備機器40を管理および制御する施設管理装置10と、操作者が設備機器40を遠隔操作するために用いる携帯端末20と、居住領域内の位置情報を記憶している記録担体30とから構成される。また、この居住領域には無線アクセスポイント50が設置されて携帯端末用無線LAN(Local Area Network)が構築されており、携帯端末用無線LANはルータ60を介して施設管理装置10と接続されている。この施設管理装置10は、ネットワークを経由して設備機器40などに接続されている。
また、この居住領域には複数の記録担体30が設置され、各記録担体30には設置場所を表す位置情報が記憶されている。記録担体30としては、位置情報をコード化した二次元コード、位置情報をICチップに書き込んだRFタグなどを用い、例えば居室1,2の各机、会議室内の壁などに予め貼付しておく。
設備機器40は、照明器具、空調機など、居住領域の室内環境を調整する機器である。この設備機器40はコントローラ(不図示)を備えており、このコントローラが施設管理装置10から受け付けた操作情報に従って設備機器40の動作を制御する。
携帯端末20はスマートフォン等で構成され、操作者が所持、携帯しているものとする。この携帯端末20は、端末識別情報記憶手段21、位置情報読取手段22、操作手段23、および無線通信手段24を備えている。
端末識別情報記憶手段21は、携帯端末20を識別するための、この携帯端末20に固有の端末識別情報を記憶している。端末識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレス、SIM(Subscriber Identity Module)カードのID(いわゆるIMSI;International Mobile Subscriber Identity)、電話番号などのうちの1つ、またはこれらを組み合わせた情報とする。
位置情報読取手段22は、記録担体30から位置情報を取得するハードウェアと、取得した位置情報を解読するソフトウェアとを有して、記録担体30に記憶されている位置情報を読み取る。例えば記録担体30が二次元コードの場合、位置情報読取手段22は、二次元コードをカメラ等の撮像手段で撮像して位置情報に変換する。また例えば記録担体30がRFタグの場合、位置情報読取手段22は、RFタグとNFC(Near Field Communication)センサ間で無線通信を行って位置情報を取得する。
操作手段23は、操作者が設備機器40を遠隔操作するためのユーザインタフェースであり、タッチパネルディスプレイ等で構成される。この操作手段23は、施設管理装置10から受信した操作対象機器情報(詳細は後述する)に基づいて、この操作対象機器情報に含まれる設備機器40の操作項目を操作者に提示し、所望の設定操作を受け付けて操作情報(例えば、照明器具のON/OFF、空調機の運転/停止、室内の設定温度など)を生成する。
無線通信手段24は、図2に示す無線アクセスポイント50を介して携帯端末用無線LANに接続し、ルータ60を介して施設管理装置10との間で無線通信を行うための通信インタフェースである。
施設管理装置10はパソコン等で構成され、操作対象機器情報記憶手段11、端末識別情報記憶手段12、操作レベル記憶手段13、認証手段14、機器選択手段15、機器制御手段16、および無線通信手段17を備えている。
操作対象機器情報記憶手段11は、記録担体30の記憶している位置情報に対して遠隔操作が可能な設備機器40の種類、設置範囲および操作項目等を対応付けた操作対象機器情報を記憶している。操作対象機器として、記録担体30の設置場所周辺にある設備機器40を対応付けることが望ましい。
例えば図2では、居室1の机に貼付された記録担体30aが記憶している位置情報に対して、その机周辺の照明器具および操作項目(ON/OFFなど)が対応付けられている。また例えば、会議室の壁に貼付された記録担体30bが記憶している位置情報に対して、会議室の西側半分の照明器具とその操作項目(ON/OFFなど)、および会議室内すべての空調機とその操作項目(運転/停止、室内の設定温度など)が対応付けられている。
端末識別情報記憶手段12は、携帯端末20に固有の端末識別情報の一覧を記憶している。図3に、端末識別情報の一例を示す。この例では、携帯端末20の電話番号が予め登録されており、この電話番号に基づいて携帯端末20を識別することとする。また、電話番号の他にも、例えば携帯端末20の操作者の氏名、部署、メールアドレス、操作レベルが登録されている。
操作レベル記憶手段13は、操作レベル毎に、遠隔操作が許可されている設備機器40、および遠隔操作が許可されている居住領域を記憶している。図4に、操作レベルの一例を示す。例えば図3に示す氏名「A」の操作者は、操作レベル「1、3」が設定されているので、図4に示すように「居室1」にある設備機器40のうちの「空調機、照明」、および「会議室」にある設備機器40のうちの「照明」の操作が許可されている。
認証手段14は、携帯端末20から受信した端末識別情報を、端末識別情報記憶手段12に記憶されている端末識別情報と照合して、携帯端末20を認証する。本実施の形態1では、1人の操作者が特定の携帯端末20を所持、携帯することを前提としているため、携帯端末20の認証は操作者の認証と同等である。
機器選択手段15は、操作対象機器情報記憶手段11を参照して、携帯端末20から受信した位置情報に対応する操作対象機器情報を選択する。また、機器選択手段15は、選択した操作対象機器情報に含まれる設備機器40が、操作者の操作レベル(操作許可機器および操作許可領域)に合致する場合に、その操作対象機器情報を携帯端末20へ送信する。
機器制御手段16は、図2に示すネットワークを介して設備機器40に接続し、設備機器40の動作を制御する操作情報を送信する通信インタフェースである。この機器制御手段16は、携帯端末20から受信した操作情報を、ネットワークを介して該当する設備機器40へ送信する。なお、携帯端末20から受信した操作情報をそのまま設備機器40へ送信するだけでなく、機器制御手段16で操作情報を加工し、設備機器40の認識可能なフォーマットに変更した上で送信するようにしてもよい。
無線通信手段17は、図2に示すルータ60を介して携帯端末用無線LANに接続し、無線アクセスポイント50を中継して携帯端末20との間で無線通信を行うための通信インタフェースである。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、施設管理装置10の動作を説明する。
操作者が携帯端末20を操作することにより、位置情報読取手段22が記録担体30に記憶されている位置情報を読み取る。続いて、無線通信手段24は、位置情報読取手段22が読み取った位置情報と端末識別情報記憶手段21に記憶されている端末識別情報を、施設管理装置10へ送信する(位置情報送信ステップ)。
ステップST1において、施設管理装置10の無線通信手段17が、携帯端末20から端末識別情報と位置情報を受信する(ステップST1“YES”)。ステップST2において、認証手段14は、受信した端末識別情報が端末識別情報記憶手段12に記憶されているか否かを確認し、携帯端末20を所持している操作者の認証を行う。
これらステップST1〜ST3が認証ステップである。
受信した端末識別情報が端末識別情報記憶手段12に記憶されている場合(ステップST3“YES”)、続くステップST4において機器選択手段15が、認証済み操作者の操作レベルに対応する操作許可機器および操作許可領域の情報を操作レベル記憶手段13から取得すると共に、受信した位置情報に対応付けられた操作対象機器情報を操作対象機器情報記憶手段11から取得して、両者を比較する。一方、受信した端末識別情報が端末識別情報記憶手段12に記憶されていない場合(ステップST3“NO”)、認証手段14から携帯端末20へ、設備機器40を遠隔操作できない旨を通知し、処理を終了する。
ステップST4の比較の結果、位置情報に対応付けられた設備機器40が操作レベルに合致する場合(ステップST4“YES”)、機器選択手段15は無線通信手段17へ操作対象機器情報を出力し、無線通信手段17が無線通信により携帯端末20へ送信する(ステップST5)。一方、位置情報に対応付けられた設備機器40が操作レベルに合致しない場合、即ち、認証済み操作者による操作が許可されていない設備機器40である場合(ステップST4“NO”)、機器選択手段15から携帯端末20へ、設備機器40を遠隔操作できない旨を通知し、処理を終了する。
ステップST4,5が機器選択ステップである。
ステップST4の比較の結果、位置情報に対応付けられた設備機器40が操作レベルに合致する場合(ステップST4“YES”)、施設管理装置10から送信された操作対象機器情報を、無線通信を介して携帯端末20の無線通信手段24が受信する。そして、操作手段23がその操作対象機器情報に基づいて、遠隔操作可能な設備機器40および操作項目等を画面表示し、操作者から設備機器40に対する操作を受け付ける。操作手段23は、操作者から受け付けた操作内容から操作情報を生成する。続いて、無線通信手段24が、操作手段23の生成した操作情報を、無線通信により施設管理装置10へ送信する(遠隔操作ステップ)。
ステップST6において、施設管理装置10の無線通信手段17が、携帯端末20から操作情報を受信する(ステップST6“YES”)。続くステップST7において、機器制御手段16は操作情報に含まれる設備機器40に対して、ネットワークを介して操作情報を送信する。操作情報を受信した設備機器40は、その操作情報に基づいて動作する(例えば、照明器具のON/OFF、空調機の運転/停止、室内の設定温度の変更など)。
なお、ステップST5において施設管理装置10から携帯端末20へ操作対象機器情報を送信した後、所定時間が経過するまでに操作情報を受信できなかった場合(ステップST6“NO”)、施設管理装置10は処理を終了する。
ステップST6,7が機器制御ステップである。
例えば、図3に示した氏名「A」の操作者が、自身が携帯する携帯端末20を用いて居室1の記録担体30a(図2)の位置情報を読み取り、施設管理装置10へ送信した場合、施設管理装置10から携帯端末20へ、記録担体30aの位置情報に対応付けられた居室1の机周辺の照明器具のON/OFFを操作するための操作対象機器情報が返信されてくる。よって、操作者「A」は、操作したい設備機器40を自身で絞り込む必要がなく、簡単に、携帯端末20から照明器具のON/OFFを遠隔操作することができる。
なお、上記説明の施設管理装置10では、携帯端末20(操作者)ごとの操作レベルを設定して操作権限を制限するように構成したが、これに限定されるものではなく、操作権限を制限しない構成にしてもよい。その構成の場合には施設管理装置10の操作レベル記憶手段13は不要であり、また、機器選択手段15はステップST4を省略してステップST5を実施し、認証済みの携帯端末20が読み取った位置情報に対応付けられたすべての設備機器40を操作対象機器情報に含めて、携帯端末20へ送信する。
以上より、実施の形態1によれば、施設管理システムは、居住領域内に設置され、その設置場所を示す位置情報を記録した記録担体30と、記録担体30の位置情報を読み取り可能、かつ、居住領域にある設備機器40を操作する操作情報を無線通信を介して送信する携帯端末20と、携帯端末20から受信した操作情報に基づいて設備機器40を制御する施設管理装置10とを備える構成にし、施設管理装置10は、記録担体30の位置情報ごとに、その記録担体30の設置場所にある設備機器40の情報を対応付けて記憶している操作対象機器情報記憶手段11と、携帯端末20に固有の端末識別情報を記憶している端末識別情報記憶手段12と、携帯端末20の端末識別情報および記録担体30から読み取った位置情報を、無線通信を介して受信し、端末識別情報を端末識別情報記憶手段12に記憶されている端末識別情報と照合して、携帯端末20を認証する認証手段14と、認証手段14が認証した携帯端末20から受信した位置情報に対応付けられた設備機器40の操作対象機器情報を、操作対象機器情報記憶手段11から取得し、無線通信を介して携帯端末20に返信し、携帯端末20においてその設備機器40の操作を可能にする機器選択手段15と、認証手段14が認証した携帯端末20から、機器選択手段15が取得した操作対象機器情報の設備機器40に対する操作情報を無線通信を介して受信し、その操作情報に基づいて設備機器40を制御する機器制御手段16とを有するように構成した。
このため、携帯端末20に固有の端末識別情報に基づいて認証が行われるようになり、操作者が従来のようなログイン認証を行う手間を省略することができる。また、記録担体30の位置情報に基づいて操作対象となる設備機器40が自動的に選択されるようになり、従来のように操作者が設備機器40を選択する手間を省略することができる。さらに、記録担体30と設備機器40を対応付けることにより、居住領域内の設備機器40をきめ細かく操作することができる。よって、操作者の所持する携帯端末20を用いて、居住領域の環境設定の遠隔操作を手軽、かつ、きめ細かく行うことができる。
また、1つの記録担体30に対して少数の設備機器40を対応付けることにより、例えば照明を必要なときに必要な場所のみ点灯するなど、よりきめ細かく制御することができ、省エネルギにも貢献できる。
なお、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、上述した実施の形態の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本発明に含まれることは言うまでもない。
上記説明では、記録担体30に設置場所の位置情報を記録させる構成にしたが、これに限定されるものではなく、例えば、記録担体30には固有の識別情報を記録させ、操作対象機器情報記憶手段11には識別情報と操作対象の設備機器40の情報とを対応付けて記憶させておくように構成することも可能である。
10 施設管理装置
11 操作対象機器情報記憶手段
12 端末識別情報記憶手段
13 操作レベル記憶手段
14 認証手段
15 機器選択手段
16 機器制御手段
17 無線通信手段
20 携帯端末
21 端末識別情報記憶手段
22 位置情報読取手段
23 操作手段
24 無線通信手段
30,30a,30b 記録担体
40 設備機器
50 無線アクセスポイント
60 ルータ

Claims (4)

  1. 居住領域内に設置され、当該設置場所を示す位置情報を記録した記録担体と、
    前記記録担体の位置情報を読み取り可能、かつ、前記居住領域にある設備機器を操作する操作情報を無線通信を介して送信する携帯端末と、
    前記携帯端末から受信した操作情報に基づいて前記設備機器を制御する施設管理装置とを備え、
    前記施設管理装置は、
    前記記録坦体の設置場所から操作が可能な複数の前記設備機器の情報を前記記録担体の位置情報ごとに対応付けて記録している操作対象機器情報記憶手段と、
    前記携帯端末に固有の識別情報を記憶している端末識別情報記憶手段と、
    前記携帯端末の識別情報および前記記録担体から読み取った位置情報を、前記無線通信を介して受信し、前記識別情報を前記端末識別情報記憶手段に記憶されている識別情報と照合して、前記携帯端末を認証する認証手段と、
    前記認証手段が認証した前記携帯端末から受信した前記位置情報に対応付けられた複数の前記設備機器の情報を、前記操作対象機器情報記憶手段から取得し、前記無線通信を介して前記携帯端末に返信し、前記携帯端末において当該設備機器の操作を可能にする機器選択手段と、
    前記認証手段の認証した前記携帯端末から、前記機器選択手段の取得した設備機器に対する操作情報を前記無線通信を介して受信し、当該操作情報に基づいて当該設備機器を制御する機器制御手段とを有することを特徴とする施設管理システム。
  2. 前記記録担体は、位置情報をコード化した二次元コードを使用し、
    前記携帯端末は、前記二次元コードを読み取る撮像手段を有することを特徴とする請求項1記載の施設管理システム。
  3. 操作レベルごとに、前記居住領域にある設備機器のうち操作が許可された設備機器の情報を記憶している操作レベル記憶手段を備え、
    前記機器選択手段は、前記認証手段が認証した前記携帯端末に対して操作が許可された設備機器の情報を、前記操作レベル記憶手段から取得し、当該操作が許可された設備機器の中から前記位置情報に対応付けられた設備機器の情報を選択して前記無線通信を介して前記携帯端末に返信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の施設管理システム。
  4. 携帯端末が、居住領域内に設置されて当該設置場所を示す位置情報を記録した記録担体から、当該位置情報を読み取り、前記携帯端末に固有の識別情報と共に無線通信を介して送信する位置情報送信ステップと、
    施設管理装置が、前記携帯端末から受信した識別情報を、端末識別情報記憶手段に予め記憶されている識別情報と照合して、前記携帯端末を認証する認証ステップと、
    前記施設管理装置が、前記記録坦体の設置場所から操作が可能な複数の設備機器の情報を前記記録担体の位置情報ごとに対応付けて記憶している操作対象機器情報記憶手段を参照して、前記認証ステップで認証した前記携帯端末から受信した位置情報に対応付けられた複数の前記設備機器の情報を取得し、前記無線通信を介して前記携帯端末に返信する機器選択ステップと、
    前記携帯端末が、前記施設管理装置から受信した設備機器の情報を操作者に提示し、当該設備機器に対する操作を受け付けて操作情報を作成し、前記無線通信を介して前記施設管理装置に返信する遠隔操作ステップと、
    前記施設管理装置が、前記携帯端末から受信した操作情報に基づいて当該設備機器を制御する機器制御ステップとを備える遠隔操作方法。
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