JP5975704B2 - 作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法 - Google Patents

作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5975704B2
JP5975704B2 JP2012089764A JP2012089764A JP5975704B2 JP 5975704 B2 JP5975704 B2 JP 5975704B2 JP 2012089764 A JP2012089764 A JP 2012089764A JP 2012089764 A JP2012089764 A JP 2012089764A JP 5975704 B2 JP5975704 B2 JP 5975704B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
time
worker
information
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012089764A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013218585A (ja
Inventor
伸浩 荒井
伸浩 荒井
保 新井
保 新井
和弘 島崎
和弘 島崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Machine Industries Co Ltd
Original Assignee
Akebono Machine Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Machine Industries Co Ltd filed Critical Akebono Machine Industries Co Ltd
Priority to JP2012089764A priority Critical patent/JP5975704B2/ja
Publication of JP2013218585A publication Critical patent/JP2013218585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5975704B2 publication Critical patent/JP5975704B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Description

本発明は、プレス装置や裁断機などの加工装置で作業を行う際、作業の進捗状況を把握する作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法に関するものである。
一般に、被裁断材をカットする裁断機やブランクを塑性加工または剪断加工するプレス装置といった材料の加工に人が介在する加工装置では、同一性能の加工装置であっても介在する作業者の能力により作業時間に差が生じる。このため、従来、生産管理を効率的に行うため、種々の生産管理の方法が提案されている。例えば、作業者の歩行時間、作業者の手作業時間、機械の作業時間を別々に算出し、これを累積的に棒グラフで示し、計画した1サイクルの時間を超過している工程については、色を変えて表示するようにした生産ラインシミュレーション装置およびその方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−140732号公報
しかしながら、上記従来の装置や方法では、多数の作業者が複数の機械を利用してワークを順次移動して作業を行う生産ラインにおいて、個別の作業のそれぞれについて時間管理を行うものであり、作業時間が超過するとそれが表示され警告を受けるようになっている。このため、作業に対する評価は警告というネガティブな指標に基づいて行われ、作業者は、作業中、常にストレスやプレッシャーを受けながら作業を行わなければならない。言い換えれば、警告を受けない範囲であれば、作業効率がたとえ低下していても作業者の評価が低下することはなく、自己向上への積極的な動機付けを奪い、その結果、作業効率を一定のレベルに維持するには役立つものの、作業効率をより一層向上させることは難しいという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、簡素な構成で、作業者のモチベーションを向上させ、作業効率の向上を図ることができる作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る作業の指標表示装置は、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示する演算処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る作業の指標表示装置では、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示する演算処理手段とを備えたことにより、作業者が入力手段に自らを特定する特定情報と作業内容の情報とを入力し、次に、作業者が加工装置に材料をセットすると、作業者は入力手段に作業開始信号を入力する。すると、計測手段は作業時間の計測を開始し、加工装置による加工が完了し、作業者により次の材料がセットされると、作業者は再び入力手段に作業開始信号を入力する。計測手段は、先の作業の作業時間の計測を終了し、計測した1サイクルの作業時間データを関連付け手段に送出するとともに、新たにセットされた材料に対する作業時間の計測を開始する。新たな材料のセット後、入力手段に入力される作業開始信号毎に、つまり、1サイクルを構成する作業毎に、1サイクルの作業時間データの計測を繰り返し、演算処理手段により1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間が当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示される。また、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方が算出されて表示手段に表示される。このため、作業者は、作業中の作業の進捗状況を作業全体からリアルタイムで常時把握することができ、指標より遅れていれば、より作業効率を上げようと努力し、指標より進んでいれば、自らの作業効率が良好なことを確認できる。このため、励みになり、より作業効率を向上させようとする動機付けを高めることができる。しかも、指標は、作業者毎に作業の平均時間により決められるため、作業者の能力に応じて無理なく適正に評価される。
本発明の請求項2に係る作業の指標表示装置は、演算処理手段は、平均時間は過去の平均時間データから導かれる総合平均時間と現在作業中の作業についての平均時間データから導かれる個別平均時間とを表示するとともに、総合平均時間に基づいて、全体の作業の終了時刻を設定してこの設定時刻を固定させて表示し、個別平均時間に基づいて、全体の作業の作業終了予定時刻と作業終了予定時刻までの残り時間とを変動可能に表示し、上記全体の作業終了設定時刻と全体の作業終了予定時刻とに基づいて、設定時間との差を表示するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る作業の指標表示装置では、演算処理手段は、平均時間は過去の平均時間データから導かれる総合平均時間と現在作業中の作業についての平均時間データから導かれる個別平均時間とを表示するとともに、総合平均時間に基づいて、全体の作業の終了時刻を設定してこの設定時刻を固定させて表示し、個別平均時間に基づいて、全体の作業の作業終了予定時刻と作業終了予定時刻までの残り時間とを変動可能に表示し、上記全体の作業終了設定時刻と全体の作業終了予定時刻とに基づいて、設定時間との差を表示するようにしたことにより、全体の作業終了設定時刻を目標として表示し、全体の作業終了予定時刻を現在の作業のペースに応じた表示とすることができる。このため、作業者はより自分の作業について客観的でかつ現実的な評価をすることができる。
本発明の請求項3に係る作業の指標表示装置は、演算処理手段は、入力手段によりリセット信号を受け取ると、現在作業中の作業について、個別平均時間をリセットし、個別平均時間がリセットされた後、入力手段により再びリセット信号を受け取ると、受け取る毎にその直前の作業について1サイクルの作業時間を記憶手段から引き出し表示することを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る作業の指標表示装置は、演算処理手段により導かれた全体の作業終了設定時刻に対し作業時間が超過すると、当該作業終了設定時刻超過のメッセージを表示手段に表示する遅延メッセージ表示手段を備えていることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る作業の指標表示装置は、作業中の作業者の作業以外の行為を予め設定し、作業者が設定された行為を行う際、作業者がその行為の選択情報と開始情報とを入力手段により入力し、当該設定行為の終了後、作業者が作業への復帰情報を入力手段に入力すると、計測手段は設定行為開始情報の入力から作業復帰情報の入力までの間の経過時間を計測して演算処理手段に出力し、演算処理手段は入力手段により入力された情報に基づいて、計測手段から受け取った経過時間データを延長繰り下げ時間と判別し、この延長繰り下げ時間に応じて全体の作業終了予定時刻を延長して繰り下げることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る作業の指標表示装置では、作業中の作業者の作業以外の行為を予め設定し、作業者が設定された行為を行う際、作業者がその行為の選択情報と開始情報とを入力手段により入力し、当該設定行為の終了後、作業者が作業への復帰情報を入力手段に入力すると、計測手段は設定行為開始情報の入力から作業復帰情報の入力までの間の経過時間を計測して演算処理手段に出力し、演算処理手段は入力手段により入力された情報に基づいて、計測手段から受け取った経過時間データを延長繰り下げ時間と判別し、この延長繰り下げ時間に応じて全体の作業終了予定時刻を延長して繰り下げるようにしたことにより、作業の途中で、ゴミ捨て、トイレ、食事、作業の段取り、機械の保守点検などを設定行為に指定すると、これらの行為は各作業毎の作業時間の計測に組み入れられることがなく、その行為に要した時間分を全体の作業終了予定時刻から繰り下げるようにしているので、正確な計測データを得ることができる。
本発明の請求項6に係る作業の指標表示装置は、演算処理手段は、作業内容に応じて、生産予定数と1サイクル当たりの生産数が予め入力手段により入力されると、これら生産予定数と1サイクル当たりの生産数とに基づいて、全体の作業終了設定時刻を導くようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項7に係る作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法は、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示する演算処理手段とを備え、作業者が自らを特定する特定情報と作業内容の情報とを入力手段に入力する第1のステップと、作業者が加工装置に材料をセットし作業開始信号を入力手段を通じて計測手段に送出し、計測手段が作業時間の計測を開始する第2のステップと、加工装置による加工が完了し、作業者が次の材料をセットして作業開始信号を入力手段に入力すると、計測手段が先の作業時間の計測を終了し、計測した1サイクルの作業時間データを関連付け手段に送出するとともに、次の作業時間の計測を開始する第3のステップと、1サイクルの作業毎に第2第3のステップを繰り返し、演算処理手段が1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示させる第4のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明の請求項7に係る作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法では、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示する演算処理手段とを備え、作業者が自らを特定する特定情報と作業内容の情報とを入力手段に入力する第1のステップと、作業者が加工装置に材料をセットし作業開始信号を入力手段を通じて計測手段に送出し、計測手段が作業時間の計測を開始する第2のステップと、加工装置による加工が完了し、作業者が次の材料をセットして作業開始信号を入力手段に入力すると、計測手段が先の作業時間の計測を終了し、計測した1サイクルの作業時間データを関連付け手段に送出するとともに、次の作業時間の計測を開始する第3のステップと、1サイクルの作業毎に第2第3のステップを繰り返し、演算処理手段が1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示させる第4のステップとを有するようにしたことにより、第1のステップで、作業者が入力手段に自らを特定する特定情報と作業内容の情報とを入力し、第2のステップで、加工装置に材料がセットされると、作業者は入力手段に作業開始の信号を入力する。すると、計測手段は作業時間の計測を開始する。次に、第3のステップで、加工装置による加工が完了し、次の材料がセットされると、作業者は再び入力手段に作業開始の信号を入力する。計測手段は、作業時間の計測を終了し、計測した1サイクルの作業時間データを関連付け手段に送出する。こうして、第2第3のステップを繰り返し、第4のステップでは、新たな材料のセット後、作業開始信号の入力により1サイクルを構成する作業毎に、1サイクルの作業時間データの計測を繰り返し、演算処理手段により1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間が当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示される。また、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方が算出されて表示手段に表示される。このため、作業者は、作業中の作業の進捗状況を作業全体からリアルタイムで常時把握することができ、指標より遅れていれば、より作業効率を上げようと努力し、指標より進んでいれば、自らの作業効率が良好なことを確認できる。このため、励みになり、より作業効率を向上させようとする動機付けを高めることができる。しかも、指標は、作業者毎に作業の平均時間により決められるため、作業者の能力に応じて無理なく適正に評価される。
本発明の請求項8に係る作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法は、初めての作業内容の場合、作業時間の指標を作業者が想定する任意の目標時間に設定し、第1回目の作業終了後、この第1回目の作業に基づいて作業時間の指標が導かれることを特徴としている。
本発明の請求項8に係る作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法では、初めての作業内容の場合、作業時間の指標を作業者が想定する任意の目標時間に設定し、第1回目の作業終了後、この第1回目の作業に基づいて作業時間の指標が導かれるようにしたことにより、作業者が経験がなかったり、作業内容のデータがない場合でも、過去のデータからおおよその任意の目標時間を設定することができるので、導かれる1サイクルの作業平均時間をゼロからはじめる必要がなく、計測が効率化される。また、おおよその任意の目標時間を設定することができるので、生産プランの見積もりにも利用することができる。
本発明の請求項9に係る作業の指標表示装置は、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示する演算処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項10に係る作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法は、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示する演算処理手段とを備え、作業者が自らを特定する特定情報と作業内容の情報とを入力手段に入力する第1のステップと、作業者が加工装置に材料をセットし作業開始信号を入力手段を通じて計測手段に送出し、計測手段が作業時間の計測を開始する第2のステップと、加工装置による加工が完了し、作業者が次の材料をセットして作業開始信号を入力手段に入力すると、計測手段が先の作業時間の計測を終了し、計測した1サイクルの作業時間データを関連付け手段に送出するとともに、次の作業時間の計測を開始する第3のステップと、1サイクルの作業毎に第2第3のステップを繰り返し、演算処理手段が1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示させる第4のステップとを有することを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る作業の指標表示装置では、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示する演算処理手段とを備えたので、作業者のモチベーションを向上させ、作業効率の向上を図ることができる。
本発明の請求項7に係る作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法では、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示する演算処理手段とを備え、作業者が自らを特定する特定情報と作業内容の情報とを入力手段に入力する第1のステップと、作業者が加工装置に材料をセットし作業開始信号を入力手段を通じて計測手段に送出し、計測手段が作業時間の計測を開始する第2のステップと、加工装置による加工が完了し、作業者が次の材料をセットして作業開始信号を入力手段に入力すると、計測手段が先の作業時間の計測を終了し、計測した1サイクルの作業時間データを関連付け手段に送出するとともに、次の作業時間の計測を開始する第3のステップと、1サイクルの作業毎に第2第3のステップを繰り返し、演算処理手段が1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示させる第4のステップとを有するようにしたので、作業者は、作業中の作業の遅速について進捗状況を常時把握することができ、作業者のモチベーションを向上させ、作業効率の向上を図ることができる。
本発明の一実施例に係る作業の指標表示装置の概念構成図である。(実施例1) (A)ないし(D)はそれぞれ、1サイクルの作業の手順を示す説明図である。 図1の作業の指標表示装置の構成図である。 図1の作業の指標表示装置を用いて作業の指標を表示する際のフローチャートである。 図1の作業の指標表示装置の表示装置に表示される情報のうち生産予定数についての情報を示す説明図である。 図1の作業の指標表示装置の表示装置に表示される情報のうち生産予定シート数についての情報を示す説明図である。
簡素な構成で、作業者のモチベーションを向上させ、作業効率の向上を図るという目的を、作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、1回の加工作業毎に、材料がセットされ作業開始信号が入力されてから加工装置による加工が完了した後材料が再びセットされ作業開始信号が入力されるまでの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測装置と、作業を行う作業者を特定する情報を読み取るバーコード読み取りセンサと、この作業者が行う予定の作業内容の情報を読み取る作業プログラム読み取り装置と、中央演算処理装置とを備え、中央演算処理装置には、これら各読み取り装置から作業者を特定する情報と作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測装置により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力する関連付け部と、当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示装置のモニター画面に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について、全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示装置のモニター画面に表示する演算処理部とを備えて構成したことにより実現した。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は、本発明の一実施例に係る作業の指標表示装置の概念構成図である。本実施例に係る作業の指標表示装置2は、図1に示すように、被裁断材のカットを行う裁断装置やブランクの塑性加工や剪断を行うプレス装置などの加工装置3を有している。本実施例では、加工装置3として裁断装置を例示している。裁断装置3は、例えば、上面に被裁断材Mが載置される固定盤4と、固定盤4の上方に上下動可能に設けられた可動盤5と、この可動盤5の下面に交換可能に取り付けられる刃型6と、可動盤5および被裁断材の送り出し機構7を入力された作業プログラムに基づいて動作させる駆動制御装置(制御盤)8とを備えている。被裁断材Mは、樹脂フィルム、セロハン、パッキン、フェルト、スポンジ、ゴム、ウレタンフォーム、アルミ薄材、銅薄材、布、紙だけでなく、高強度不織布、高強度織布、高粘着材、硬質プラスチック等の高強度延材、ロール素材、シート素材が用いられ軟質硬質を問わず裁断力の異なる種々の素材が用いられる。
裁断装置3は、例えば一人の作業者Pにより操作が行われる。ある作業の内容が、被裁断材である1枚のシート材Mから6個の切り抜き片を最終製品として、カットする場合、図2の(A)ないし(D)に示すように、まず、作業者Pによりシート材Mを送り出し機構7にセットして(図2の(A)参照)、送り出し機構7を動作させて固定盤上に送り込む。次いで、作業者Pが可動盤5を動作させて降下させ、可動盤5の下面に取り付けられた刃型6によりシート材Mをカットする(図2の(B)参照)。カットし終わると、可動盤5を上方の位置に復帰させ、再び送り出し機構7を逆に動作させ、カットされたシート材Maを元の位置に復帰させる(図2の(C)参照)。次に、作業者Pがカットされたシート材Maから切り抜き片Gを拾い上げて製品用容器9Aに回収し、切り抜き片Gが抜き取られたシート材Mbは別の廃棄用容器9Bに回収する。そして、作業者Pは次の新たなシート材Mを送り出し機構7にセットする(図2の(D))。こうして、被裁断材Mのセットと裁断加工を繰り返し、予定された数の最終製品を製造するようになっている。
本実施例に係る作業の指標表示装置2は、図3に示すように、作業を行う作業者を特定する情報を読み取る作業者のバーコード読み取りセンサ(入力手段、バーコード読み取り装置)11と、この作業者が行う予定の作業内容の情報を読み取る作業プログラム読み取り装置(入力手段)12と、中央演算処理装置(演算処理手段、以下、CPUという)13と、メモリ(記憶手段)14と、表示装置(表示手段)15とを備えて構成される。バーコード読み取りセンサ11、作業プログラム読み取り装置12、メモリ14および表示装置15はそれぞれCPU13と電気的に接続される。
バーコード読み取りセンサ11は、作業者P毎に身につけた作業者Pを特定するIDバーコードをバーコード読み取りセンサ11が読み取ると、読み取ったID情報をCPU13に送出し、CPU13はこのID情報をメモリ14に記憶させるようになっている。
作業プログラム読み取り装置12は、該当する作業者Pが行う予定の作業内容の情報(作業プログラム)Cxを電子メディア(FD、USBメモリ)やQRコード(登録商標)またはバーコードによる作業プログラム指示書17から読み取ってCPU13に送出するようになっている。CPU13は、作業プログラム読み取り装置12から作業内容の情報Cxを受け取ると、この作業内容の情報Cxをメモリ14に記憶させるようになっている。なお、この作業内容の情報Cxは、作業毎にFDや作業プログラム指示書を読み込む必要はなく、予めメモリ14に記憶させておいてもよいし、外部から通信を通じてCPU13に送るようにしてもよい。
ところで、本実施例に係る作業の指標表示装置2は、計測装置(計測手段)20を備えている。この計測装置20は、図1に示すように、計測ボタン21と、計測ボタン21と電気的に接続され計測ボタン21から送信される作業開始の入力信号を受ける度に、時間の計測開始と計測終了を繰り返す時間計測回路22とを備えて構成される。計測ボタン21は、裁断装置3の近傍に配置され、作業者Pがシート材Mを裁断装置3の送り出し機構7にセットした際、容易に手が届く位置に設けられている。この計測ボタン21は、1回の加工作業毎に、シート材Mが送り出し機構7にセットされると、作業者Pにより押されるようになっている。計測ボタン21は、作業者Pにより押されると、作業開始の入力信号を時間計測回路22に送出するようになっている。時間計測回路22は、動作開始後またはリセット後、初めて入力される計測ボタン21からの入力信号により第1回目の時間の計測を開始し、次に、再び、計測ボタン21から作業開始の入力信号を受け取ると、第1回目の時間の計測を終了し、計測時間t1をCPU13に送信するとともに、次回の作業時間の計測を開始する(次回:(n+1)回、nは1から始まる整数)。こうして、時間計測回路22は、計測ボタン21から入力信号を受け取る毎に、時間の計測の開始と、その前に計測された時間の計測データt1・・・tnを1サイクル毎の作業時間データとしてCPU13に送出するようになっている。また、時間計測回路22は、CPU13から時間の計測をリセットする指令信号を受け取ると、時間の計測をリセットし、リセット後経過する時間を計測し、計測ボタン21から入力信号が入力されると、リセットから入力信号受信までの経過した時間の計測データTaをCPU13に送出するようになっている。このような計測データTaは、後述する作業以外の予め設定された行為、例えば、ゴミ捨て、トイレ、食事、作業の段取り、機械の保守点検といった行為として扱われる。このように、計測装置20は、1回の加工作業毎に、材料がセットされて作業者Pが計測ボタン21を押す毎に、1サイクルの作業時間として計測しその計測データt1・・・tnをCPU13に出力するようになっている。
CPU13は、関連付け部(関連付け手段)31と演算処理部(演算処理手段)32とを有している。関連付け部31は、各読み取りセンサ11、12から作業者を特定する情報Pxと作業内容の情報Cxとを受け取り、計測装置20の時間計測回路22から計測された当該作業者Pの1サイクルの作業時間データt1・・・tnとを受け取ると、作業者の特定情報Pxと作業内容の情報Cxと計測装置20により計測されたこの作業者Pの1サイクルの作業時間データt1・・・tnとを関連付けし、関連付けされた情報Px、Cxやデータt1〜tnを演算処理部32に出力するとともにメモリ14に記憶させるようになっている。演算処理部32は、関連付け部31から関連付けされた情報Px、Cxとデータt1〜tnとを受け取ると、該当する作業者Pの1サイクル毎の作業時間データt1・・・tnから当該作業における平均時間Av・Px・Cx(Av・Px・Cx=(t1+t2+・・+tn)/n)を導き、この平均時間Av・Px・Cxを当該作業の作業時間の指標Ixとして「1サイクル個別平均時間」のように表示装置15のモニター画面に表示するようになっている。また、演算処理部32は、作業中の作業について導かれた1サイクル個別平均時間Av・Px・Cxに基づいて、全体の作業終了まで、すなわち、生産予定数の生産終了(または生産予定シート数の生産終了(図6参照))までに予測される残り時間Rtと全体の作業終了の予定時刻x:y:z(時:分:秒)とを算出しこれら残り時間Rtと全体の作業終了の予定時刻x:y:zとを表示装置15のモニター画面に表示するようになっている(図5参照)。なお、これら全体の作業終了までの残り時間Rtと全体の作業終了の予定時刻x:y:zとはいずれか一方を表示するようにしてもよい。さらに、演算処理部32は、平均時間Av・Px・Cxに基づいて、計測装置20の時間計測回路22から予め設定した計測終了設定時間Tsを超えても1サイクルの作業時間データtが送られてこない場合、計測の終了と見なし、計測を終了させるようになっている。例えば、裁断機3による裁断加工の作業時間が平均時間として30秒かかっている場合、計測終了設定時間Tsを1分に設定し、1分以上作業時間データtが送られてこないと、計測を終了させるようになっている。
関連付け部31は、作業者の特定情報Pxと作業内容の情報Cxと計測装置により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データt1・・・tnとを関連づけすることにより、どの作業者Pがどんな内容の作業Cxを行い、その作業について各サイクル毎の作業にどのくらいの時間を要したかがわかるようになっている。作業終了後、メモリ14に記憶され関連付けされた情報Px、Cxやデータt1〜tnは、過去のデータPxp、Cxp、t1p〜tnpとして保存され、将来、同一作業者が同一作業内容の作業を行う際、これら過去のデータに基づいて、演算処理部32は、該当する作業者Pの過去の1サイクル毎の作業時間データt1p・・・tnpから過去の同一作業における平均時間Av・Pxp・Cxp(Av・Pxp・Cxp=(t1p+t2p+・・+tnp)/n)を導き、この過去の作業について導かれた1サイクル総合平均時間Av・Pxp・Cxpに基づいて、現在作業中の作業について全体の作業終了時刻を目標として設定し、この目標となる固定された全体の作業終了設定時刻xp:yp:zpを表示装置15のモニター画面に表示するようになっている。また、演算処理部32は、上記固定された全体の作業終了設定時刻xp:yp:zpと実際の作業時間に応じて変動する全体の作業終了予定時刻x:y:zとに基づいて、設定時間(目標時間)との差を表示するようになっている。このように、作業時間の指標Ixが、他の作業者との比較や他の作業者の平均ではなく、作業を行う当人である作業者Pの作業中の作業の平均時間Av・Px・Cxに基づいて全体の作業終了予定時刻と残り時間が表示されるので、作業者の能力に応じて無理なく適正に評価される。また、過去のデータに基づいて、当該作業全体の目標が変動することなく固定された全体の作業終了設定時刻xp:yp:zpとして表示されるので、目標を意識しながら作業することができモチベーションを向上させることができる。
さらに、CPU13は、演算処理部32により導かれた全体の作業終了設定時刻xp:yp:zpに対し実際の作業時間が超過すると、当該作業終了設定時刻xp:yp:zp超過のメッセージを表示装置15のモニター画面に表示する遅延メッセージ表示部(手段遅延メッセージ表示手段)33を有している。
なお、指標Ixは各サイクル毎の作業を繰り返した平均時間Av・Px・Cxにより導くようにしているが、作業内容が過去に経験したことのない初めての作業内容Cnの場合、作業時間の指標Inを作業者が想定する任意の目標時間に設定することもできるようになっている。また、架空の作業を実施して計測ボタン21に作業開始の信号を入力し、架空の作業終了後、この架空の作業に基づいて作業時間の指標を導くようにしてもよい。このため、作業者が経験がなかったり、作業内容のデータがない場合でも、過去の類似したデータからおおよその任意の目標時間を設定することができるので、導かれる1サイクルの作業平均時間をゼロからはじめる必要がなく、計測が効率化される。また、架空の作業を実施して架空の作業に基づいて作業時間の指標を導くことができるので、生産プランの見積もりにも利用することができる。
また、CPU13は、設定行為除外部34と作業時間予測部35とを有している。設定行為除外部34は、作業中の作業者Pの作業以外の行為について、1サイクルの作業時間データの作成に組み入れず、全体の作業終了予定時刻x:y:zを設定行為に要した時間分だけ延長して繰り下げるようにしている。すなわち、まず、ゴミ捨てA、トイレB、食事C、作業の段取りD、機械の保守点検Eといった作業者の作業以外の行為を予め設定する。そして、作業者Pが設定された行為を行う際、作業者Pがその行為A〜Eの選択情報と開始情報とを表示装置15のモニター画面のタッチパネル(入力手段)に表示されたイラスト付きボタンA〜Eから選択して入力し、例えば、設定行為がAのゴミ捨ての場合、当該設定行為Aの終了後、作業者Pが再び同じボタンAを押して作業への復帰情報をタッチパネルに入力すると、計測装置20は設定行為開始情報の入力から作業復帰情報の入力までの間の経過時間Taを計測して演算処理部32に出力し、演算処理部32はタッチパネルにより入力された情報に基づいて、計測装置20から受け取った経過時間データTaを延長繰り下げ時間と判別し、この延長繰り下げ時間Taに応じて全体の作業終了予定時刻x:y:zを延長して繰り下げるようになっている。これら行為A〜Eを指定することにより、これらの行為A〜Eは計測される1サイクルの作業時間から除外されるので、正確な計測データを得ることができる。作業時間予測部35は、作業内容に応じて、生産予定数(生産予定シート数)と1サイクル当たりの生産数(1サイクル当たりの生産シート数)が予め作業プログラム指示書やメディアにより入力されると、導かれた作業時間の指標Ixから全体の作業終了に要する時間tfと固定された全体の作業終了設定時刻l:m:nとを表示装置15に表示するようになっている。全体の作業終了に要する時間tfと全体の作業終了設定時刻l:m:nとはいずれか一方を表示するようにしてもよい。
なお、本実施例では、図2の(A)ないし(D)に示すように、作業内容がシート材Mを裁断装置3の送り出し機構7にセットし作業者Pが計測ボタン21を押して作業開始の信号を送る時点を1サイクルの作業開始と作業終了に設定して1サイクル当たりの作業時間を計測するようにしているがこれに限られるものではなく、例えば、ロール素材を裁断加工する場合、上流送り出し側にロール材をセットし、ロール材の先端を固定盤4と可動盤5と間を通過させて加工後のロール材を巻き取り回収する下流巻き取り側にセットして作業を開始するような場合、上流送り出し側にロール材をセットして計測ボタン21を押す時点を計測開始の始点にしてもよいし、下流巻き取り側にセットし計測ボタン21を押す時点を計測開始の始点にしてもよい。さらに、加工装置3として、ブランクを塑性加工または剪断加工するプレス装置を用いる場合であっても、ブランクをセットして計測ボタン21を押す時点を1サイクルの計測開始の始点にすればよい。
このように本実施例に係る作業の指標表示装置2では、作業者Pは、作業中の作業の進捗状況を常時把握することができ、指標より遅れていれば、より作業効率を上げようと努力し、指標より進んでいれば、自らの作業効率が良好なことを確認できる。このため、励みになり、より作業効率を向上させようとするモチベーションを高めることができる。しかも、指標は、作業者毎に作業の平均時間により決められるため、作業者の能力に応じて無理なく適正に評価される。
次に、本発明に係る作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法について、上記実施例に係る作業の指標表示装置2の作用に基づいて説明する。まず、作業者Pはバーコード読み取りセンサ11により作業者P毎に身につけた作業者Pを特定するバーコードを読み取らせると、センサ11は読み取ったID情報PxをCPU13の関連付け部31に送出し、関連付け部31はこのID情報Pxをメモリ14に記憶させる。また、作業者Pが作業内容の記載された作業プログラム指示書17を作業プログラム読み取り装置12に読み取らせると、作業プログラム読み取り装置12は読み取った作業内容の情報CxをCPU13の関連付け部31に送出し、関連付け部31はこのID情報Pxをメモリ14に記憶させる(第1のステップS1、図4参照)。次に、作業者Pは時間計測回路22を起動させるかまたはリセットする。そして、図2の(A)に示すように、作業者Pにより裁断装置3にシート材Mがセットされると、作業者Pは計測ボタン21を押し、時間計測回路22に作業開始の入力信号を送信する。時間計測回路22は、入力信号を受け取ると、初めて入力される計測ボタン21からの入力信号により第1回目の時間の計測を開始し(第2のステップS2)、次に、再び、計測ボタン21から入力信号を受け取ると、第1回目の時間の計測を終了し、計測時間t1をCPU13の関連付け部31に送信するとともに、次回の時間の計測を開始する(第3のステップS3)。
こうして、時間計測回路22は、第2第3のステップS2、S3を繰り返し、計測ボタン21から入力信号を受け取る毎に、時間の計測の開始と、その前に計測された時間の計測データt1・・・tnのCPU13への送出を繰り返す。関連付け部31は、関連付けされた情報Px、Cxと計測データt1〜tnとを演算処理部32に出力するとともにメモリ14に記憶させる。演算処理部32は、関連付け部31から関連付けされた情報Px、Cxと計測データt1〜tnとを受け取ると、該当する作業者Pの1サイクル毎の作業時間データt1・・・tnから当該作業における1サイクルの作業についての平均時間Av・Px・Cxを導き、この平均時間Av・Px・Cxを当該作業の作業時間の指標Ixとして表示装置15のモニター画面に表示させる。同時に、演算処理部32は、作業中の作業について導かれた平均時間Av・Px・Cxに基づいて全体の作業終了までに予測される残り時間Rtと全体の作業終了の予定時刻x:y:zとを算出しこれら残り時間Rtと全体の作業終了の予定時刻x:y:zとを表示装置15のモニター画面に表示させる(第4のステップS4)。このため、作業者Pは、作業中の作業について、作業全体からの進捗状況を常時リアルタイムで把握することができ、指標より遅れていれば、より作業効率を上げようと努力し、指標より進んでいれば、自らの作業効率が良好なことを確認できる。このため、心理上、励みになったり、満足感を得られたりするので、より作業効率向上のモチベーションを高めることができる。しかも、指標は、作業者毎に1サイクルの作業時間の平均時間により決められるため、作業者の能力に応じて無理なく適正に評価される。
また、初めての作業内容の場合、作業時間の指標を作業者が想定する任意の目標時間に設定するようにしているので、作業者が経験がなかったり、作業内容のデータがない場合でも、過去の類似したデータからおおよその任意の目標時間を設定することができ、導かれる1サイクルの作業平均時間をゼロからはじめる必要がなく、計測が効率化される。さらに、架空の作業を実施して計測ボタン21に作業開始の信号を入力し、架空の作業終了後、この架空の作業に基づいて作業時間の指標を導くようにしているので、架空の作業を実施して架空の作業に基づいて作業時間の指標を導くことができる。このため、生産プランの見積もりにも利用することができる。また、作業者Pが作業の途中で、ゴミ捨て、トイレ、食事、作業の段取り、機械の保守点検などの行為を行う場合でも、その行為に要した時間は、平均作業時間算出の計測データから外され、全体の作業終了予定時刻x:y:zをその要した時間分延長するようにしているので、正確な計測データを得ることができる。さらに、作業時間予測部35は、作業内容に応じて、生産予定数と1サイクル当たりの生産数が予め作業プログラム指示書やメディアにより入力されると、導かれた作業時間の指標Ixから全体の作業終了に要する時間tfと全体の作業終了予定時刻l:m:nとを表示装置15に表示するようになっているので、作業を効率的に管理することができる。
なお、上記実施例に係る作業の指標表示装置およびその装置を用いた作業の指標表示方法では、加工装置として、裁断装置やプレス装置を例としてあげているがこれに限られるものではなく、単独の作業者で加工作業を行うものであれば、どのような加工装置にも適用可能であることはいうまでもない。また、CPU13は加工装置3の制御盤8に設けられたCPUを用いてもよいし、加工装置3と別体としてもよい。また、携帯端末(モバイルPC、スマートフォン)のCPUを利用してもよい。
3 加工装置
11 バーコード読み取りセンサ(入力手段)
12 作業プログラム読み取り装置(入力手段)
15 表示装置(表示手段)
20 計測装置(計測手段)
31 関連付け部(関連付け手段)
32 演算処理部(演算処理手段)
P 作業者
M シート材(材料)
t1〜tn 計測データ
Px 作業者の特定情報
Cx 作業内容の情報
Av・Px・Cx 平均時間
Rt 残り時間
x:y:z 全体の作業終了の予定時刻

Claims (10)

  1. 作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、
    1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、
    入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、
    当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示する演算処理手段とを備えたことを特徴とする作業の指標表示装置。
  2. 演算処理手段は、平均時間は過去の平均時間データから導かれる総合平均時間と現在作業中の作業についての平均時間データから導かれる個別平均時間とを表示するとともに、
    総合平均時間に基づいて、全体の作業の終了時刻を設定してこの設定時刻を固定させて表示し、
    個別平均時間に基づいて、全体の作業の作業終了予定時刻と作業終了予定時刻までの残り時間とを変動可能に表示し、
    上記全体の作業終了設定時刻と全体の作業終了予定時刻とに基づいて、設定時間との差を表示するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の作業の指標表示装置。
  3. 演算処理手段は、入力手段によりリセット信号を受け取ると、現在作業中の作業について、個別平均時間をリセットし、個別平均時間がリセットされた後、入力手段により再びリセット信号を受け取ると、受け取る毎にその直前の作業について1サイクルの作業時間を記憶手段から引き出し表示することを特徴とする請求項2に記載の作業の指標表示装置。
  4. 演算処理手段により導かれた全体の作業終了設定時刻に対し作業時間が超過すると、当該作業終了設定時刻超過のメッセージを表示手段に表示する遅延メッセージ表示手段を備えていることを特徴とする請求項2または3に記載の作業の指標表示装置。
  5. 作業中の作業者の作業以外の行為を予め設定し、作業者が設定された行為を行う際、作業者がその行為の選択情報と開始情報とを入力手段により入力し、当該設定行為の終了後、作業者が作業への復帰情報を入力手段に入力すると、計測手段は設定行為開始情報の入力から作業復帰情報の入力までの間の経過時間を計測して演算処理手段に出力し、演算処理手段は入力手段により入力された情報に基づいて、計測手段から受け取った経過時間データを延長繰り下げ時間と判別し、この延長繰り下げ時間に応じて全体の作業終了予定時刻を延長して繰り下げることを特徴とする請求項2ないし4のうちいずれか1に記載の作業の指標表示装置。
  6. 演算処理手段は、作業内容に応じて、生産予定数と1サイクル当たりの生産数が予め入力手段により入力されると、これら生産予定数と1サイクル当たりの生産数とに基づいて、全体の作業終了設定時刻を導くことを特徴とする請求項2ないし5のうちいずれか1に記載の作業の指標表示装置。
  7. 作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、
    1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、
    入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、
    当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示する演算処理手段とを備え、
    作業者が自らを特定する特定情報と作業内容の情報とを入力手段に入力する第1のステップと、
    作業者が加工装置に材料をセットし作業開始信号を入力手段を通じて計測手段に送出し、計測手段が作業時間の計測を開始する第2のステップと、
    加工装置による加工が完了し、作業者が次の材料をセットして作業開始信号を入力手段に入力すると、計測手段が先の作業時間の計測を終了し、計測した1サイクルの作業時間データを関連付け手段に送出するとともに、次の作業時間の計測を開始する第3のステップと、
    1サイクルの作業毎に第2第3のステップを繰り返し、演算処理手段が1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示するとともに、導かれた平均時間に基づいて、作業中の作業について全体の作業終了までに予測される残り時間と全体の作業終了時の予定時刻とのうち少なくともいずれか一方を算出し表示手段に表示させる第4のステップとを有することを特徴とする作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法。
  8. 初めての作業内容の場合、作業時間の指標を作業者が想定する任意の目標時間に設定するか、または、架空の作業を実施して入力手段に作業開始の信号を入力し、架空の作業終了後、この架空の作業に基づいて作業時間の指標が導かれることを特徴とする請求項7に記載の作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法。
  9. 作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、
    1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、
    入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、
    当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示する演算処理手段とを備えたことを特徴とする作業の指標表示装置。
  10. 作業者により材料がセットされ、この材料を作業内容に応じて予め決められた加工プログラムに基づいて加工する加工装置と、中央演算処理装置と、この中央演算処理装置とそれぞれ電気的に接続された記憶手段と入力手段と表示手段とを備えるとともに、
    1回の加工作業毎に、作業者が材料をセットし入力手段に作業開始信号を入力した時点から、加工装置により加工が完了し新たな材料が再びセットされて作業者が入力手段に次の作業開始信号を入力した時点までの間を1サイクルの作業時間として計測しその計測データを出力する計測手段と、
    入力手段により作業を行う作業者を特定する情報とこの作業者が行う予定の作業内容の情報とを受け取ると、作業者の特定情報と作業内容の情報と計測手段により計測されたこの作業者の1サイクルの作業時間データとを関連づけして出力するとともに記憶手段に記憶させる関連付け手段と、
    当該作業者に関連付けされた1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示する演算処理手段とを備え、
    作業者が自らを特定する特定情報と作業内容の情報とを入力手段に入力する第1のステップと、
    作業者が加工装置に材料をセットし作業開始信号を入力手段を通じて計測手段に送出し、計測手段が作業時間の計測を開始する第2のステップと、
    加工装置による加工が完了し、作業者が次の材料をセットして作業開始信号を入力手段に入力すると、計測手段が先の作業時間の計測を終了し、計測した1サイクルの作業時間データを関連付け手段に送出するとともに、次の作業時間の計測を開始する第3のステップと、
    1サイクルの作業毎に第2第3のステップを繰り返し、演算処理手段が1サイクルの作業時間データから当該作業における平均時間を導き、この平均時間を当該作業の作業時間の指標として表示手段に表示させる第4のステップとを有することを特徴とする作業の指標表示装置を用いた作業の指標表示方法。
JP2012089764A 2012-04-10 2012-04-10 作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法 Active JP5975704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012089764A JP5975704B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012089764A JP5975704B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013218585A JP2013218585A (ja) 2013-10-24
JP5975704B2 true JP5975704B2 (ja) 2016-08-23

Family

ID=49590589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012089764A Active JP5975704B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5975704B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016213110A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 住友電装株式会社 端子付電線製造方法における製造作業の評価方法、端子付電線圧着装置、評価装置及び製造作業評価システム
JP7384575B2 (ja) * 2018-08-10 2023-11-21 川崎重工業株式会社 情報処理装置、仲介装置、シミュレートシステム、情報処理方法及びプログラム
JP6786136B1 (ja) * 2020-04-17 2020-11-18 リンクウィズ株式会社 情報処理方法、情報処理システム、プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62255053A (ja) * 1986-04-30 1987-11-06 Toshiba Corp 工程管理装置
JP2003288388A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sharp Corp 作業支援システム、作業支援方法、作業支援処理プログラム及び作業支援プログラムを記録した記録媒体
JP2007041794A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Toyota Industries Corp 生産状況表示装置
JP2010170330A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Sharp Corp 生産計画達成予測時刻及び延長予想時間算出装置、生産計画達成予測時刻及び延長予想時間算出方法、生産計画達成予測時刻及び延長予想時間算出プログラム及び記憶媒体
JP3163046U (ja) * 2010-04-28 2010-09-30 株式会社花井製作所 携帯用出来高管理カウンター

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013218585A (ja) 2013-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014203409A (ja) 作業の管理システムとその方法
JP7003123B2 (ja) 加工片回収点ユニットおよび加工片の処理を支援するための方法
JP5975704B2 (ja) 作業の指標表示装置とその装置を用いた作業の指標表示方法
CN107924173B (zh) 监视装置、监视系统及计算机可读存储介质
CN107428106B (zh) 冲压系统以及冲压系统的控制方法
US10635091B2 (en) Machining condition adjustment device and machine learning device
US9116740B2 (en) Method for generating a machine heartbeat
US7130713B2 (en) Used wire cutting device for wire cut electric discharge machine
US20150277431A1 (en) Saw data acquisition system and method of operating a saw
CN202169615U (zh) 一种分切设备的排刀控制装置
US10889928B2 (en) Production management system, sewing machine, and production management device
JP2008200235A (ja) ミシンの生産管理装置
US4809200A (en) Apparatus and method for inspecting and testing industrial power saws or the like
EP2056996B1 (en) Systems or method for tracking die use or yield
US20150234376A1 (en) Numerical controller for machine tool with efficient regular inspection function for components
CN108873828A (zh) 生产控制系统、生产控制程序及生产控制方法
KR20120075567A (ko) 생산 관리 방법 및 이에 적합한 생산관리 시스템
JP2007054845A (ja) 溶着装置における溶着データ表示装置及びコンピュータプログラム
KR20150000294A (ko) 용접 작업률 관리 장치 및 방법
CN113743897A (zh) 混凝土试验系统、方法、计算机装置和存储介质
CN102443971B (zh) 缝纫机的作业分析装置和缝纫机的作业分析方法
JP2006304938A (ja) ミシンの生産管理装置
HU225570B1 (en) Method and apparatus for real time yield control of cut-out items of plain stuff
JP7345813B1 (ja) 工場診断システム、データ収集送出装置、工場診断装置、プログラム
CN113168600A (zh) 能量管理辅助装置、能量管理辅助系统、能量管理辅助方法及能量管理辅助程序

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5975704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250