JP5974481B2 - 栽培施設 - Google Patents
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Description
すなわち、請求項1に係る発明は、温風を吹き出して加温する第一加温装置(31)及び第二加温装置(32)を設け、第一加温装置(31)は、燃料を燃焼させる燃焼炉(23)と、燃焼炉(23)で加熱された空気を送る温風管(25)と、温風管(25)で送られる温風を温室の内方へ向けて吹き出す複数の第一温風吹出口(33)を備えると共に、燃焼炉(23)及び温風管(25)を温室外に配置し、第二加温装置(32)は、電力により空気を加熱し、温風を温室の内方へ向けて吹き出す第二温風吹出口を備えると共に、温室内に配置され、複数の第一温風吹出口(33)の間に、第二加温装置(32)及び第二温風吹出口を配置した温室の暖房設備を設け、温室内の室温を検出する室温センサ(74)を設け、第一加温装置(31)が運転可能な場合は、室温センサ(74)で検出される検出室温が第一の設定室温よりも低いとき、第一加温装置(31)を運転し、第一の設定室温よりも低温の第二の設定室温を設定し、前記検出室温が第二の設定室温よりも低いとき、第一加温装置(31)及び第二加温装置(32)を運転する構成とし、清掃のために第一加温装置(31)の運転を停止している場合は、前記検出室温が第一の設定室温よりも高温の第三の設定室温よりも低いとき、第二加温装置(32)を運転する制御部(38)を設けた栽培施設とした。
請求項3に係る発明は、温室外の土壌の放射能の濃度を測定する放射能センサ(37)を設け、該放射能センサ(37)で測定される放射能の濃度が高いとき、養液供給装置(7)へ井戸水を供給する井戸水用開閉バルブ(35)を閉じて井戸水の供給を規制し、水道水を供給する制御を行う構成とした請求項1又は請求項2に記載の栽培施設とした。
請求項4に係る発明は、温室内の複数の栽培ベッド(5)の間に通路(9)を設け、温室内の栽培ベッド(5)の左右には太陽光を栽培ベッド(5)上に反射させる反射板(115)を設け、該反射板(115)を栽培ベッド(5)側に折りたたみ可能に構成した請求項1から請求項3の何れか1項に記載の栽培施設とした。
請求項5に係る発明は、温室内の複数の栽培ベッド(5)の間に通路(9)を設け、栽培ベッド(5)の上側には左右各々の誘引ワイヤ(80)を設け、栽培ベッド(5)上の栽培植物は、左右の誘引ワイヤ(80)から垂れ下がる左右各々の誘引紐(81)により、左右に振り分けて誘引される構成とし、左右に振り分けられた栽培植物の間には、左右幅を拡大させることができる左右幅変更部材(10)を設け、左右幅変更部材(10)の左右幅を拡大させることにより、左右に振り分けられた栽培植物が互いに離れる側へ移動して互いの間隔が広がる構成とした請求項1から請求項4の何れか1項に記載の栽培施設とした。
請求項6に係る発明は、温室内の栽培ベッド(5)の左右にエアノズル(97)を設け、エアノズル(97)からエアを吹き出させるためのエア吹出用ファン(98)と、エアノズル(97)からエアを吸引させるためのエア吹出用ファン(98)とを設けた請求項1から請求項5の何れか1項に記載の栽培施設とした。
請求項7に係る発明は、温室内で収穫される収穫物の市場価格の推移を分析し、市場価格が高いときには温室内の目標室温を適温に設定して栽培植物を促成させる促成モードに設定し、市場価格が低いときには温室内の目標室温を低めに設定して栽培植物の生育を抑制させる抑制モードに設定して、暖房設備を制御する構成とした請求項1から請求項6の何れか1項に記載の栽培施設とした。
また、燃焼炉23の清掃や灰の除去で第一加温装置31を清掃するとき等、第一加温装置31の運転を停止している場合でも、検出室温が第一の設定室温よりも高温の第三の設定室温よりも低いとき、第二加温装置32を運転するので、第二加温装置32のみで暖房するにも拘らず、第二加温装置32により継続的に暖房運転ができる。
請求項3に係る発明によると、請求項1又は請求項2に係る発明の効果に加えて、温室内の作物が放射能に汚染されることを防止でき、安全で安心な収穫物を消費者に提供することができる。
請求項4に係る発明によると、請求項1から請求項3の何れか1項に係る発明の効果に加えて、反射板115を栽培ベッド5側に折りたたむことにより、通路9上で作業することができる。
請求項5に係る発明によると、請求項1から請求項4の何れか1項に係る発明の効果に加えて、左右幅変更部材10の左右幅を拡大させて左右に振り分けられた栽培植物の互いの間隔が広がることにより、栽培植物が太陽光を良好に受けることができる。
請求項6に係る発明によると、請求項1から請求項5の何れか1項に係る発明の効果に加えて、エアノズル97からのエアの吹出により暑気払いを行うことができ、エアノズル97からのエアの吸引により害虫を吸引して防除することができる。よって、エアノズル97を共用してエア吹出とエア吸引の両方を行え、装置のコンパクト化及びコストダウンが図れると共に、低コストで栽培できる。
請求項7に係る発明によると、請求項1から請求項6の何れか1項に係る発明の効果に加えて、市場で同種の商品が多く市場価格が低いときには出荷を抑え、逆に市場で同種の商品が少なく市場価格が高いときには出荷を促進でき、収益の向上が図れる。
栽培施設は、暖房機や加湿機等により温度及び湿度等の室内環境が管理される温室である栽培室1と、該栽培室1に隣接する作業室2を備えている。前記栽培室1内の中央には作業者又は作業移動車(作業台車)あるいは防除作業車等が通過できるメイン通路4を設けており、このメイン通路4は、路面がコンクリートで構成されたコンクリート通路である。メイン通路4の両側の側方位置には、栽培条となる栽培ベッド5を多数列配置した作物を栽培するための栽培スペース6を構成している。尚、前記栽培ベッド5はロックウールで形成され、作業室2内の養液供給装置7から各栽培ベッド5へ養液が供給される構成となっている。また、メイン通路4の作業室2側の端には開閉扉を備える栽培室1への出入り口8を設け、出入り口8を介して隣接する作業室2へ行き来できる構成となっている。そして、作業移動車をメイン通路4から各栽培条(各栽培ベッド5)の間のサブ通路9に移動させ、該サブ通路9で栽培条(栽培ベッド5)に沿って作業移動車3を移動させながら栽培条に対する各種作業を行うことができる。尚、作業室2内には、前述した養液供給装置7と、収穫されたトマト等の収穫物(果実)を重量や大きさあるいは等級別に選別する選別装置を備えている。
尚、温室の暖房設備として、第一加温装置31及び第二加温装置32からなる温風暖房機のみを使用する形態について説明したが、これとは別に温水を流水させて暖房する暖房機を設けた構成としてもよい。
Claims (7)
- 温風を吹き出して加温する第一加温装置(31)及び第二加温装置(32)を設け、第一加温装置(31)は、燃料を燃焼させる燃焼炉(23)と、燃焼炉(23)で加熱された空気を送る温風管(25)と、温風管(25)で送られる温風を温室の内方へ向けて吹き出す複数の第一温風吹出口(33)を備えると共に、燃焼炉(23)及び温風管(25)を温室外に配置し、第二加温装置(32)は、電力により空気を加熱し、温風を温室の内方へ向けて吹き出す第二温風吹出口を備えると共に、温室内に配置され、複数の第一温風吹出口(33)の間に、第二加温装置(32)及び第二温風吹出口を配置した温室の暖房設備を設け、温室内の室温を検出する室温センサ(74)を設け、第一加温装置(31)が運転可能な場合は、室温センサ(74)で検出される検出室温が第一の設定室温よりも低いとき、第一加温装置(31)を運転し、第一の設定室温よりも低温の第二の設定室温を設定し、前記検出室温が第二の設定室温よりも低いとき、第一加温装置(31)及び第二加温装置(32)を運転する構成とし、清掃のために第一加温装置(31)の運転を停止している場合は、前記検出室温が第一の設定室温よりも高温の第三の設定室温よりも低いとき、第二加温装置(32)を運転する制御部(38)を設けた栽培施設。
- 温風管(25)を地下に埋設した構成とすると共に、日射量を測定する日射量センサと、上方から栽培植物の葉を撮影する撮影装置と、炭酸ガスを供給する炭酸ガス施肥装置とを設け、制御部(38)は、室温センサ(74)で検出される室温と、日射量センサで測定される日射量と、撮影装置で撮影したデータから割り出される栽培植物の葉の面積とから、室温が高いほど炭酸ガス供給量を大きく設定し、日射量が高いほど炭酸ガス供給量を大きく設定し、栽培植物の葉の面積が大きいほど炭酸ガス供給量を大きく設定し、該炭酸ガス供給量に基づいて炭酸ガス施肥装置を制御する構成とした請求項1に記載の栽培施設。
- 温室外の土壌の放射能の濃度を測定する放射能センサ(37)を設け、該放射能センサ(37)で測定される放射能の濃度が高いとき、養液供給装置(7)へ井戸水を供給する井戸水用開閉バルブ(35)を閉じて井戸水の供給を規制し、水道水を供給する制御を行う構成とした請求項1又は請求項2に記載の栽培施設。
- 温室内の複数の栽培ベッド(5)の間に通路(9)を設け、温室内の栽培ベッド(5)の左右には太陽光を栽培ベッド(5)上に反射させる反射板(115)を設け、該反射板(115)を栽培ベッド(5)側に折りたたみ可能に構成した請求項1から請求項3の何れか1項に記載の栽培施設。
- 温室内の複数の栽培ベッド(5)の間に通路(9)を設け、栽培ベッド(5)の上側には左右各々の誘引ワイヤ(80)を設け、栽培ベッド(5)上の栽培植物は、左右の誘引ワイヤ(80)から垂れ下がる左右各々の誘引紐(81)により、左右に振り分けて誘引される構成とし、左右に振り分けられた栽培植物の間には、左右幅を拡大させることができる左右幅変更部材(10)を設け、左右幅変更部材(10)の左右幅を拡大させることにより、左右に振り分けられた栽培植物が互いに離れる側へ移動して互いの間隔が広がる構成とした請求項1から請求項4の何れか1項に記載の栽培施設。
- 温室内の栽培ベッド(5)の左右にエアノズル(97)を設け、エアノズル(97)からエアを吹き出させるためのエア吹出用ファン(98)と、エアノズル(97)からエアを吸引させるためのエア吹出用ファン(98)とを設けた請求項1から請求項5の何れか1項に記載の栽培施設。
- 温室内で収穫される収穫物の市場価格の推移を分析し、市場価格が高いときには温室内の目標室温を適温に設定して栽培植物を促成させる促成モードに設定し、市場価格が低いときには温室内の目標室温を低めに設定して栽培植物の生育を抑制させる抑制モードに設定して、暖房設備を制御する構成とした請求項1から請求項6の何れか1項に記載の栽培施設。
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