JP5971701B2 - 分散電源装置及び分散電源連携システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、分散電源装置及び分散電源連携システムに関する。
通常、分散電源装置は負荷設備に近接した場所に配置する必要がある。このため、需要家が、例えば、受電設備を建屋毎にもつ工場やビル等である場合、分散電源装置を建屋毎に設けて個別に運転させる必要がある。
分散電源装置を個別に運転させることに起因して、例えば、一方の分散電源装置の電力供給には余裕があり、他方の分散電源装置の電力供給には余裕がない場合に、一方の分散電源装置の電力供給には余裕があるにも関わらず、他方の分散電源装置に電力を分け与えることができないという不都合が生じる。
この不都合を解消するために、複数の分散電源装置を統括して管理する管理システムを設けて、複数の分散電源装置間での電力の連携を可能にする連携技術がある。
特開2011−61931号公報 特許第3950368号公報
しかしながら、以上のような連携技術では、複数の分散電源装置を統括して管理する管理システムを設ける必要があり、コストが増加するという不都合がある。
本発明が解決しようとする課題は、複数の分散電源装置を統括して管理する管理システムを設けることなく、複数の分散電源装置を連携させて、電力需給を調整し得る分散電源装置及び分散電源連携システムを提供することである。
実施形態の分散電源装置は、電力を蓄電する蓄電手段と電力を発電する発電手段とを含み、電力系統から受電した電力、前記蓄電手段により蓄電された電力及び前記発電手段により発電された電力を負荷設備に供給する。
前記分散電源装置は、第1計測手段、第2計測手段、第1算出手段、第2算出手段及び充放電手段を備えている。
前記第1計測手段は、前記電力系統から受電した電力量及び前記電力系統に放電した電力量を計測する。
前記第2計測手段は、前記蓄電手段に蓄電された電力残量と、前記発電手段により発電された発電量と、前記負荷設備により消費された電力量との実績値を各々計測する。
前記第1算出手段は、前記負荷設備により消費されると予測される電力量を示す負荷消費電力計画値に基づいて、前記蓄電手段に蓄電された電力残量と、前記発電手段による発電量と、前記電力系統から受電する電力量との計画値を各々算出する。
前記第2算出手段は、前記計測された各実績値から前記算出された各計画値を引き算処理して、当該各実績値と当該各計画値との差を算出する。
前記充放電手段は、前記算出された差に基づいて、電力を外部装置に放電する又は前記外部装置から電力を充電する。
第1の実施形態に係る分散電源連携システムの構成例を示す模式図である。 同実施形態に係る分散電源装置内の電力管理部の機能の一例を示す模式図である。 同実施形態に係る分散電源連携システムの動作例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る分散電源連携システムの動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の変形例に係る分散電源装置内の電力管理部の機能の一例を示す模式図である。 第2の実施形態に係る分散電源連携システムの構成例を示す模式図である。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態に係る分散電源連携システムの構成例を示す模式図であり、図2は同実施形態に係る分散電源装置内の電力管理部の機能の一例を示す模式図である。
図1に示す分散電源連携システムSyは複数の分散電源システム1,1´,1´´を備えており、各分散電源システム1〜1´´は、第1負荷設備2、電力量計3、第2負荷設備4、分散電源装置5及び実績値記憶装置6を備えている。以下、分散電源システム1を代表例として具体的に説明する。
分散電源システム1は電力系統10(換言すると商用電力線)から構内系統11に引き込まれた電力を、構内系統11に接続された分散電源システム内電力系統12を介して、第2負荷設備4と分散電源装置5とに供給する。また、分散電源システム1は構内系統11を介して他の分散電源システム1´,1´´に接続される。なお、以下の説明では、電力系統10からの電力が構内系統11及び分散電源システム内電力系統12を介して各装置に供給される旨を説明する場合に、冗長な記載を避ける観点から、構内系統11及び分散電源システム内電力系統12を介する旨の記載を省略する場合がある。
以下に、各装置2〜6の具体的な構成について説明する。
第1負荷設備2は、直流電圧または交流電圧で動作する負荷設備である。具体的には、第1負荷設備2は、電力系統10、構内系統11及び分散電源システム内電力系統12とは直接接続しない負荷設備であり、例えば、直流電源を使用する負荷設備や、系統の停電に対しても停止しないようにするための重要な役割をもった負荷設備等である。
第2負荷設備4は、交流電圧で動作する負荷設備である。
なお、第1負荷設備2及び第2負荷設備4は、分散電源装置5が電力系統10から受電した電力の他に、後述する分散電源装置5内の蓄電部57や発電部58からの電力を消費する。
第1負荷設備2及び第2負荷設備4は共に、分散電源装置5が電力系統10から受電した電力や、後述する分散電源装置5内の蓄電部57及び発電部58からの電力を消費する。
実績値記憶装置6は、後述する電力管理部59により読出/書込可能であり、後述する分散電源装置5内の第1乃至第4電力変換部53〜56により計測される各種実績値を記憶する記憶装置である。
ここで分散電源装置5は、電力母線51、分散電源システム内制御通信線52、第1電力変換部53、第2電力変換部54、第3電力変換部55、第4電力変換部56、蓄電部57、発電部58及び電力管理部59を備えている。
第1電力変換部53は電力系統10から受電した電力を電力母線51の電圧に変換した後に、当該電力母線51に電力を出力する機能をもっている。また、第1電力変換部53は電力母線51から受電した電力を電力系統10の電圧に変換した後に、分散電源システム内電力系統12及び構内系統11を介して、他の分散電源システム1´,1´´に電力を出力する機能をもっている。また、第1電力変換部53は電力系統10から受電した電力を分散電源システム内電力系統12を介して、第2負荷設備4に出力する。更に、第1電力変換部53は、分散電源システム内電力系統12を介して入力される又は出力される電力量を示す系統充放電実績値を計測する機能をもっている。
第2電力変換部54は電力母線51からの電力を蓄電部57に蓄電する機能と、蓄電部57からの電力を電力母線51に放電する機能とをもっている。また、第2電力変換部54は、蓄電部57に蓄電された電力の残量を示す蓄電部残量実績値を計測する機能をもっている。
第3電力変換部55は、発電部58により発電された電力を電力母線51に放電する機能をもっている。また、第3電力変換部55は、発電部58により発電された電力量(発電量)を示す発電部発電量実績値を計測する機能をもっている。
第4電力変換部56は、電力母線51からの電力を第1負荷設備2に供給する機能をもっている。また、第4電力変換部56は、第1負荷設備2により消費された電力量を示す負荷消費電力実績値を計測する機能をもっている。
蓄電部57は、第2電力変換部54から出力された電力を蓄電する機能と、蓄電した電力を第2電力変換部54に放電する機能とをもっている。蓄電部57には、例えば、充放電可能な二次蓄電池、キャパシタ及びフライホイール等が適用可能である。
発電部58は、電力を発電する機能と、発電した電力を第3電力変換部55に放電する機能とをもっている。発電部58には、例えば、ガスタービン、燃料電池、太陽電池、風力発電及びバイオマス発電等が適用可能である。
電力管理部59は分散電源システム1内の電力の入出力を管理するものであり、図2に示すように、充放電指令値算出機能部59A、余剰算出機能部59B及びシステム連携機能部59Cを更に備えている。以下に、各機能部59A〜59Cが有する機能について詳細に説明する。
始めに、充放電指令値算出機能部59Aは、以下の各機能(f59A-1)〜(f59A-4)を有する。
(f59A-1) 第1負荷設備2及び第2負荷設備4により消費されると予測される電力量を示す負荷電力消費計画値と各種制約条件とに基づいて、蓄電部残量計画値、発電部発電量計画値及び系統充放電計画値を算出する機能。
各種制約条件とは、充放電指令値算出機能部59Aに予め設定された目的関数に適用するパラメータであり、例えば、蓄電部57に蓄電可能な電力量、電力系統10から受電可能な電力量の最大値、電力料金、燃料コスト及び運転コスト等である。蓄電部残量計画値は、蓄電部57に蓄電された電力残量の計画値である。発電部発電量計画値は、発電部58による発電量の計画値である。系統充放電計画値は、電力系統10から受電する電力量の計画値である。
なお、負荷電力消費計画値はユーザの操作に応じた入力を受け付けてもよいし、実績値記憶装置6に記憶された各種実績値に基づいて算出されてもよい。実績値記憶装置6に記憶された各種実績値に基づいて算出される場合、負荷電力消費計画値は充放電指令値算出機能部59Aにより算出される。
(f59A-2) 電力量計3により計測され、第2負荷設備4により消費された電力量を表す消費電力計測値を示す情報の入力を受け付ける機能。
(f59A-3) (f59A-1)の機能により算出された蓄電部残量計画値、発電部発電量計画値及び系統充放電計画値に基づく各種充放電指令を分散電源システム内制御通信線52に出力する機能。
各種充放電指令としては、蓄電部充放電指令、発電部発電指令、系統充放電指令及び第1負荷設備放電指令がある。蓄電部充放電指令は、分散電源システム内制御通信線52を介して第2電力変換部54に出力される指令であり、具体的には、蓄電部57に電力を充電させる又は蓄電部57に蓄電された電力を電力母線51に放電させるための指令である。発電部発電指令は、分散電源システム内制御通信線52を介して第3電力変換部55に出力される指令であり、具体的には、発電部58に電力を発電させるための指令である。系統充放電指令は、分散電源システム内制御通信線52を介して第1電力変換部53に出力される指令であり、具体的には、電力系統10からの電力を受電させる、他システム1´,1´´からの電力を構内系統11及び分散電源システム内電力系統12を介して自システム1に充電させる、電力母線51からの電力を分散電源システム内電力系統12を介して第2負荷設備4に放電させる、又は電力母線51からの電力を分散電源システム内電力系統12及び構内系統11を介して他システム1´,1´´に放電させるための指令である。第1負荷設備放電指令は、分散電源システム内制御通信線52を介して第4電力変換部56に出力される指令であり、具体的には、電力母線51からの電力を第1負荷設備2に放電させるための指令である。
(f59A-4) (f59A-1)の機能により算出された蓄電部残量計画値、発電部発電量計画値及び系統充放電計画値を示す情報と、(f59A-2)の機能により入力を受け付けた消費電力計測値を示す情報とを余剰算出機能部59Bに出力する機能。
次に、余剰算出機能部59Bは、以下の各機能(f59B-1)〜(f59B-4)を有する。
(f59B-1) 第1乃至第4電力変換部53〜56から各々出力され、第1電力変換部53により計測された系統充放電実績値、第2電力変換部54により計測された蓄電部残量実績値、第3電力変換部55により計測された発電部発電量実績値、及び第4電力変換部56により計測された負荷消費電力実績値を示す情報の入力を受け付ける機能。
(f59B-2) 充放電指令値算出機能部59Aから出力された蓄電部残量計画値、発電部発電量計画値、系統充放電計画値及び消費電力計測値を示す情報の入力を受け付ける機能。
(f59B-3) (f59B-1)及び(f59B-2)の機能により入力を受け付けた情報により示される各実績値と各計画値との差を算出し、電力が余剰しているか又は電力が不足しているかを判定する機能。但し、系統充放電実績値は、電力母線51から入出力した電力量の総和が0であるか否かを確認するために補足的に用いられる。
補足すると、余剰算出機能部59Bは、各実績値から各計画値を引き算処理することにより各実績値と各計画値との差を算出し、各実績値が各計画値を上回る場合(即ち、算出した値が正の値を示す場合)に電力が余剰していると判定し、各実績値が各計画値より下回る場合(即ち、算出した値が負の値を示す場合)に電力が不足していると判定する機能をもっている。但し、各実績値と各計画値とが合致している場合(即ち、各実績値と各計画値との差が0を示す場合)は、電力は充足しているものと判定される。
なお、蓄電部57の蓄電上限しきい値を予め設定しておき、実績値が計画値を上回っていたとしても蓄電部57への蓄電を優先させ、蓄電上限しきい値を超える場合に電力が余剰していると判定してもよい。また、蓄電部57の放電下限しきい値を予め設定しておき、実績値が計画値を下回っていたとしても蓄電部57からの放電を優先させ、放電下限しきい値を下回る場合に電力が不足していると判定してもよい。更に、余剰電力量及び不足電力量は、実績値と計画値との差より余裕をもった値としてもよい。
(f59B-4) (f59B-3)の機能により算出された差により示される余剰電力量または不足電力量を示す情報をシステム連携機能部59Cに出力する機能。
システム連携機能部59Cは、以下の各機能(f59C-1)及び(f59C-2)を有する。
(f59C-1) 余剰算出機能部59Bから出力された余剰電力量または不足電力量を示す情報の入力を受け付ける機能。
(f59C-2) 分散電源システム間制御通信線20を介して、他1´,1´´に各種通知を送出する機能。
各種通知としては、放電可能通知、放電実行通知、放電終了通知、放電要求通知及び放電停止要求通知(放電要求終了通知)がある。放電可能通知は電力を放電可能である旨の通知である。放電実行通知は放電を実行する旨の通知である。放電終了通知は放電を終了する旨の通知である。放電要求通知は放電を要求する旨の通知である。放電停止要求通知は放電停止を要求する旨の通知である。
なお、複数の分散電源システム間を連携させる連携処理を実行するときに用いる各機能部59A〜59Cの機能については後述するため、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、以上のように構成された複数の分散電源システムを連携させる連携処理について説明する。以下に、自システム1が他システム1´,1´´に電力を放電する場合の動作例と、自システム1が他システム1´,1´´から電力を受電する場合の動作例とを各々説明する。
まず、自システム1が他システム1´,1´´に電力を放電する場合の動作例について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。但し、ここでは、余剰算出機能部59Bが、余剰電力量または不足電力量を示す情報をシステム連携機能部59Cに出力したものとする。
始めに、システム連携機能部59Cは、余剰算出機能部59Bから出力された余剰電力量または不足電力量を示す情報の入力を受け付けると、当該入力を受け付けた情報が余剰電力量に関する情報であるか否かを判定する(ステップS1)。なお、ステップS1による判定の結果が否を示す場合(ステップS1:「No」)には、余剰算出機能部59Bから出力される情報の入力を再度受け付けるために待機状態に戻る(即ち、上記ステップS1の処理に戻る)。
ステップS1による判定の結果が余剰電力量に関する情報である旨を示す場合(ステップS1:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、自システム1の識別番号と放電可能な電力量を示す情報とを含む放電可能通知を分散電源システム間制御通信線20を介して他システム1´,1´´に送出する(ステップS2)。
次に、システム連携機能部59Cは、自システム1宛ての放電要求通知の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS3)。なお、ステップS3による判定の結果が否を示す場合(ステップS3:「No」)には、余剰算出機能部59Bから出力される情報の入力を再度受け付けるために待機状態に戻る。
ステップS3による判定の結果が放電要求通知の入力を受け付けた旨を示す場合(ステップS3:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、自システム1の識別番号と、当該入力を受け付けた放電要求通知に含まれる放電先システムの識別番号と、放電先システムに割当てる電力量を示す情報とを含む放電実行通知を分散電源システム間制御通信線20を介して放電先システムに送出すると共に、放電先システムに割当てる電力量を示す情報を充放電指令値算出機能部59Aに出力する(ステップS4)。
続いて、充放電指令値算出機能部59Aは、放電先システムに所望の電力量(即ち、システム連携機能部59Cから出力された情報により示される割当電力量)を放電するよう系統充放電指令を第1電力変換部53に出力する。その後、第1電力変換部53は、充放電指令値算出機能部59Aからの系統充放電指令を受けると、放電先システムに所望の電力量を放電する(ステップS5)。
次に、システム連携機能部59Cは、放電先システムへの放電量が上記ステップS5に示した割当電力量に達した又は割当電力量に達する前に余剰電力が枯渇したか否か(即ち、所定の値に達したか否か)を判定する(ステップS6)。
ステップS6による判定の結果が割当電力量に達した又は割当電力量に達する前に余剰電力が枯渇した旨を示す場合(ステップS6:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、自システム1の識別番号と放電先システムの識別番号とを含む放電終了通知を分散電源システム間制御通信線20を介して放電先システムに送出し(ステップS7)、後述するステップS9の処理に進む。
ステップS6による判定の結果が否を示す場合(ステップS6:「No」)には、システム連携機能部59Cは、放電先システムから放電停止要求通知の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS8)。なお、ステップS8による判定の結果が否を示す場合(ステップS8:「No」)には、上記ステップS6の処理に戻る。
ステップS8による判定の結果が放電停止要求通知の入力を受け付けた旨を示す場合(ステップS8:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、放電先システムへの放電を停止させるよう充放電指令値算出機能部59Aに要求する。そして、充放電指令値算出機能部59Aは、放電先システムへの放電を停止させるための系統充放電停止指令を第1電力変換部53に出力する。しかる後、第1電力変換部53は、充放電指令値算出機能部59Aからの系統充放電停止指令を受けると、放電先システムへの放電を停止し(ステップS9)、動作を終了させる。
以上のように、自システム1が管理する電力量に基づいて、放電可能な余剰電力がある場合にのみ他システム1´,1´´に放電可能通知を送出し、電力を放電する。また、放電可能な余剰電力がなくなった時点で、他システム1´,1´´への放電を停止することができるため、自システム1の電力需給状況が変化したとしても自システム1の動作を優先させることができる。
次に、自システム1が他システム1´,1´´から電力を受電する場合の動作例について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。但し、ここでは、余剰算出機能部59Bが、余剰電力量または不足電力量を示す情報をシステム連携機能部59Cに出力したものとする。
始めに、システム連携機能部59Cは、分散電源システム間制御通信線20を介して、他システム1´,1´´から送出された放電可能通知の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS11)。なお、ステップS11による判定の結果が否を示す場合(ステップS11:「No」)には、他システムから送出される放電可能通知の入力を再度受け付けるために待機状態に戻る(即ち、上記ステップS11の処理に戻る)。
ステップS11による判定の結果が放電可能通知の入力を受け付けた旨を示す場合(ステップS11:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、余剰算出機能部59Bから出力された情報の入力を受け付けた後に、当該入力を受け付けた情報が不足電力量に関する情報であるか否かを判定する(ステップS12)。なお、ステップS12による判定の結果が否を示す場合(ステップS12:「No」)には、他システムからの放電可能通知の入力を再度受け付けるために待機状態に戻る。
ステップS12による判定の結果が不足電力量に関する情報である旨を示す場合(ステップS12:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、他システム1´,1´´から送出された放電可能通知に含まれる情報により示される放電可能な電力量と、余剰算出機能部59Bから出力された情報により示される不足電力量とを比較し、当該放電可能な電力量が当該不足電力量より大きいか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13による判定の結果が大きい旨を示す場合(ステップS13:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、放電要求先システムに要求する電力量を不足電力量に等しくなるよう設定し(ステップS14)、後述するステップS16の処理に進む。
ステップS13による判定の結果が否を示す場合(ステップS13:「No」)には、システム連携機能部59Cは、放電要求先システムに要求する電力量を上記ステップS11において入力を受け付けた放電可能通知に含まれる情報により示される放電可能な電力量に等しくなるよう設定し(ステップS15)、後述するステップS16の処理に進む。
次に、システム連携機能部59Cは、自システム1の識別番号と、上記ステップS11において入力を受け付けた放電可能通知に含まれる放電要求先システムの識別番号と、上記ステップS14またはS15において設定された要求電力量を示す情報とを含む放電要求通知を分散電源システム間制御通信線20を介して放電要求先システムに送出する(ステップS16)。
続いて、システム連携機能部59Cは、放電要求通知に応じて放電要求先システムから送出された放電実行通知の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS17)。なお、ステップS17による判定の結果が否を示す場合(ステップS17:「No」)には、他システムから送出される放電可能通知の入力を再度受け付けるために待機状態に戻る。
ステップS17による判定の結果が放電実行通知の入力を受け付けた旨を示す場合(ステップS17:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、上記ステップS16において送出された放電要求通知に含まれる要求電力量を示す情報を充放電指令値算出機能部59Aに出力する。そして、充放電指令値算出機能部59Aは、放電要求先システムから所望の電力量(即ち、システム連携機能部59Cから出力された情報により示される要求電力量)を充電させるための系統充放電指令を第1電力変換部53に出力する。その後、第1電力変換部53は、充放電指令値算出機能部59Aからの系統充放電指令を受けると、放電要求先システムから所望の電力量を充電する(ステップS18)。
次に、システム連携機能部59Cは、放電要求先システムから放電終了通知の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS19)。なお、ステップS19による判定の結果が放電終了通知の入力を受け付けた旨を示す場合(ステップS19:「Yes」)には、後述するステップS22の処理に進む。
ステップS19による判定の結果が否を示す場合(ステップS19:「No」)には、システム連携機能部59Cは、放電要求先システムからの充電量が要求電力量に達した又は要求電力量に達する前に蓄電量が充足したか否か(即ち、所定の値に達したか否か)を判定する(ステップS20)。なお、ステップS20による判定の結果が否を示す場合(ステップS20:「No」)には、上記ステップS19の処理に戻る。
ステップS20による判定の結果が要求電力量に達した又は要求電力量に達する前に蓄電量が充足した旨を示す場合(ステップS20:「Yes」)には、システム連携機能部59Cは、自システム1の識別番号と放電要求先システムの識別番号とを含む放電停止要求通知を分散電源システム間制御通信線20を介して放電要求先システムに送出する(ステップS21)。
しかる後、システム連携機能部59Cは、放電要求先システムからの充電を停止させるよう充放電指令値算出機能部59Aに要求する。そして、充放電指令値算出機能部59Aは、放電要求先システムからの充電を停止させるための系統充放電停止指令を第1電力変換部53に出力する。その後、第1電力変換部53は、充放電指令値算出機能部59Aからの系統充放電停止指令を受けると、放電要求先システムからの充電を停止し(ステップS22)、動作を終了させる。
なお、上記ステップS11〜S22の処理は、他システムから送出される放電可能通知の入力を受け付けさえすれば、電力が不足していなくとも実行可能である。
以下に、上記分散電源システムについて補足説明する。
上記では、放電側の分散電源システムの数と受電側の分散電源システムの数とが1対1の関係である場合について説明したが、これに限定されず、複数対1または1対複数の関係である場合についても同様な連携処理を実行することができる。なお、放電側のシステム数と受電側のシステム数とが1対複数の関係である場合、放電側のシステムは、蓄電量に余剰があるときに放電可能通知を受電側のシステムに送出する。これにより、放電側のシステムは受電側の複数のシステムへの電力供給を並行して実行することが可能となる。
また、システム連携機能部59Cはシステム毎の優先度を予め設定する(即ち、どのシステムに優先的に放電するかを規定する)ことで、複数の放電要求通知の入力を受け付けたとしても、予め設定された優先度に基づいた放電を行うことが可能となる。システム連携機能部59Cは、優先度の他に、システム毎の電力供給量の上限値を予め設定することで、一つのシステムに偏った電力供給を実行するのではなく、複数のシステムに対して一定量の電力供給を実行することが可能となる。なお、同様の設定を受電側のシステム内のシステム連携機能部59Cに適用することも可能である。
更に、上記放電可能通知に含まれる情報により示される放電可能な電力量は一つの分散電源システム全体での余剰電力量を示すとしたが、これに限定されず、例えば、電力系統10から受電した電力に関する余剰電力量と、蓄電部57に関する余剰電力量と、発電部58に関する余剰電力量とに分けた上で、これら余剰電力量を放電可能な電力量として放電可能通知に各々含めることも可能である。また、各余剰電力量の由来、品質及びコストを示す評価指標を放電可能通知に含めることも可能である。
以上説明した第1の実施形態によれば、充放電指令値算出機能部59A、余剰算出機能部59B及びシステム連携機能部59Cを含む電力管理部59を備えた構成により、複数の分散電源装置を統括して管理する管理システムを設けることなく、複数の分散電源装置を連携させて、電力需給を調整することができる。
[変形例]
以下に第1の実施形態の変形例について、図5の模式図を参照しながら説明する。
本変形例は、図5に示すように、前述した充放電指令値算出機能部59Aの(f59A-1)の機能に関連しており、具体的には、充放電指令値算出機能部59Aは後述する(f59A-1’)の機能を有する。
(f59A-1’) 負荷設備により消費されると予測される電力量を示す負荷電力消費計画値、発電部58による発電されると予測される電力量を示す発電計画値及び各種制約条件に基づいて、蓄電部残量計画値、発電部発電量計画値及び系統充放電計画値を算出する機能。
なお、本変形例における分散電源システムは、図3及び図4を用いて示した動作と同様の動作を実行するため、ここでは詳細な動作例の説明を省略する。
以上説明した変形例によれば、(f59A-1’)の機能を有した充放電指令値算出機能部59Aを備えた構成により、より精度の高い(即ち、実績値と計画値との差が小さい)発電部発電量計画値を算出することができる。
[第2の実施形態]
図6は第2の実施形態に係る分散電源連携システムの構成例を示す模式図であり、前述した図1に示す構成とは異なり、分散電源システム1と他の分散電源システム1´,1´´とを接続する分散電源システム間制御通信線20の代わりに、分散電源システム1に含まれる分散電源装置5内の第1電力変換部53と電力管理部59とを接続する通信線20´が設けられた構成となっている。
以下、前述した第1の実施形態と同一の構成には図1と同一の参照符号を付し、前述した第1の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
電力管理部59内のシステム連携機能部59Cは、通信線20´を介して各種通知(即ち、通信信号)を第1電力変換部53に出力する機能をもっている。第1電力変換部53は、システム連携機能部59Cからの各種通知を受けると、分散電源システム内電力系統12及び構内系統11を介して当該各種通知を他の分散電源システム1´,1´´に送出する。また、第1電力変換部53は、分散電源システム内電力系統12を介して電力と通信信号とを受けると、通信信号のみを分離した後に、通信線20´を介して電力管理部59に出力する。
なお、各種通知が分散電源システム間制御通信線20の代わりに、通信線20´、分散電源システム内電力系統12及び構内系統11を介して送出されること以外は、本実施形態に係る分散電源システムは、図3及び図4を用いて示した動作と同様の動作を実行するため、ここでは詳細な動作例の説明を省略する。
以上説明した第2の実施形態によれば、第1電力変換部53と電力管理部59とを接続する通信線20´を備えて、構内系統11及び分散電源システム内電力系統12に通信信号を重畳させたことにより、複数の分散電源システム間を接続する分散電源システム間制御通信線を配線する必要がなくなり、コストを低減させることができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、充放電指令値算出機能部59A、余剰算出機能部59B及びシステム連携機能部59Cを含む電力管理部59を備えた構成により、複数の分散電源装置を統括して管理する管理システムを設けることなく、複数の分散電源装置を連携させて、電力需給を調整することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1´,1´´…分散電源システム、2…第1負荷設備、3…電力量計、4…第2負荷設備、5…分散電源装置、6…実績値記憶装置、10…電力系統、11…構内系統、12…分散電源システム内電力系統、20…分散電源システム間制御通信線、20´…通信線、51…電力母線、52…分散電源システム内制御通信線、53…第1電力変換部、54…第2電力変換部、55…第3電力変換部、56…第4電力変換部、57…蓄電部、58…発電部、59…電力管理部、59A…充放電指令値算出機能部、59B…余剰算出機能部、59C…システム連携機能部、Sy…分散電源連携システム。

Claims (8)

  1. 電力を蓄電する蓄電手段と電力を発電する発電手段とを含み、電力系統から受電した電力、前記蓄電手段により蓄電された電力及び前記発電手段により発電された電力を負荷設備に供給する分散電源装置であって、
    前記電力系統から受電した電力量及び前記電力系統に放電した電力量を計測する第1計測手段と、
    前記蓄電手段に蓄電された電力残量と、前記発電手段により発電された発電量と、前記負荷設備により消費された電力量との実績値を各々計測する第2計測手段と、
    前記負荷設備により消費されると予測される電力量を示す負荷消費電力計画値に基づいて、前記蓄電手段に蓄電された電力残量と、前記発電手段による発電量と、前記電力系統から受電する電力量との計画値を各々算出する第1算出手段と、
    前記計測された各実績値から前記算出された各計画値を引き算処理して、当該各実績値と当該各計画値との差を算出する第2算出手段と、
    前記算出された差に基づいて、電力を外部装置に放電する又は前記外部装置から電力を充電する充放電手段と
    を備え、
    前記充放電手段は、
    前記第2算出手段により算出された差が正の値であるか又は負の値であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果が正の値である旨を示すとき、電力を放電可能である旨の放電可能通知を前記外部装置に送出する第1送出手段と、
    放電を要求する旨の放電要求通知の入力を受け付けると、当該放電要求通知に含まれる前記外部装置を識別するための識別番号により特定される外部装置に、放電を実行する旨の放電実行通知を送出した上で、電力を放電する放電手段と、
    前記判定手段による判定結果が負の値である旨を示し、かつ前記放電可能通知の入力を受け付けると、当該放電可能通知に含まれる前記識別番号により特定される外部装置に前記放電要求通知を送出する第2送出手段と、
    前記入力を受け付けた放電可能通知に含まれる識別番号により特定される外部装置から前記放電実行通知の入力を受け付けると、当該外部装置からの電力を充電する充電手段と
    を備えたことを特徴とする分散電源装置。
  2. 請求項に記載の分散電源装置において、
    前記放電手段は、
    放電停止を要求する旨の放電停止要求通知の入力を受け付けると、当該放電停止要求通知に含まれる前記識別番号により特定される外部装置への放電を停止する第1放電停止手段を備えたことを特徴とする分散電源装置。
  3. 請求項または請求項に記載の分散電源装置において、
    前記放電手段は、
    前記外部装置への放電量が所定の値に達すると、放電を終了する旨の放電終了通知を当該外部装置に送出した上で、放電を停止する第2放電停止手段を備えたことを特徴とする分散電源装置。
  4. 請求項に記載の分散電源装置において、
    前記充電手段は、
    前記外部装置からの充電量が所定の値に達すると、放電停止を要求する旨の放電停止要求通知を当該外部装置に送出した上で、充電を停止する第1充電停止手段を備えたことを特徴とする分散電源装置。
  5. 請求項または請求項に記載の分散電源装置において、
    前記充電手段は、
    放電を終了する旨の放電終了通知の入力を受け付けると、前記外部装置からの充電を停止する第2充電停止手段を備えたことを特徴とする分散電源装置。
  6. 電力系統から受電した電力と、電力を蓄電する蓄電手段からの電力と、電力を発電する発電手段からの電力とを負荷設備に供給し、前記電力系統から受電した電力量及び前記電力系統に放電した電力量を計測する第1計測手段と、前記蓄電手段に蓄電された電力残量と、前記発電手段により発電された発電量と、前記負荷設備により消費された電力量との実績値を各々計測する第2計測手段と、前記負荷設備により消費されると予測される電力量を示す負荷消費電力計画値に基づいて、前記蓄電手段に蓄電された電力残量と、前記発電手段による発電量と、前記電力系統から受電する受電量との計画値を各々算出する第1算出手段と、前記計測された各実績値から前記算出された各計画値を引き算処理して、当該各実績値と当該各計画値との差を算出する第2算出手段と、前記算出された差が正の値であるか又は負の値であるかを判定する判定手段とを各々含む第1分散電源装置及び第2分散電源装置を連携させる分散電源連携システムであって、
    前記第1分散電源装置は、
    前記判定手段による判定結果が正の値である旨を示すとき、電力を放電可能である旨の放電可能通知を前記第2分散電源装置に送出する第1送出手段と、
    前記第2分散電源装置から放電を要求する旨の放電要求通知の入力を受け付けると、前記第2分散電源装置に放電を実行する旨の放電実行通知を送出した上で、電力を放電する放電手段と
    を備え、
    前記第2分散電源装置は、
    前記判定手段による判定結果が負の値である旨を示し、かつ前記第1分散電源装置から前記放電可能通知の入力を受け付けると、前記放電要求通知を前記第1分散電源装置に送出する第2送出手段と、
    前記第1分散電源装置から前記放電実行通知の入力を受け付けると、前記第1分散電源装置からの電力を充電する充電手段と
    を備えたことを特徴とする分散電源連携システム。
  7. 請求項に記載の分散電源連携システムにおいて、
    前記放電手段は、
    前記第2分散電源装置から放電停止を要求する旨の放電停止要求通知の入力を受け付けると、前記第2分散電源装置への放電を停止する第1放電停止手段を備え、
    前記充電手段は、
    前記第1分散電源装置からの充電量が所定の値に達すると、前記第1分散電源装置に前記放電停止要求通知を送出した上で、充電を停止する第1充電停止手段を備えたことを特徴とする分散電源連携システム。
  8. 請求項または請求項に記載の分散電源連携システムにおいて、
    前記放電手段は、
    前記第2分散電源装置への放電量が所定の値に達すると、放電を終了する旨の放電終了通知を前記第2分散電源装置に送出した上で、放電を停止する第2放電停止手段を備え、
    前記充電手段は、
    前記第1分散電源装置から前記放電終了通知の入力を受け付けると、前記第1分散電源装置からの充電を停止する第2充電停止手段を備えたことを特徴とする分散電源連携システム。
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