JP2018023282A - 電力管理装置、電力管理システム及び電力管理方法 - Google Patents

電力管理装置、電力管理システム及び電力管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電池間の残量差発生、残量差補正処理によって発生するデマンド時限内需給調整量の不足、及び残量差補正処理によって発生する蓄電池の劣化、を抑制すること。
【解決手段】複数の蓄電池(22)を制御可能な電力管理装置(1)は、電力の需給調整の要請を受けた場合であって、デマンド時限における需給調整電力量が、デマンド時限における複数の蓄電池の充放電が可能な電力量よりも小さい場合に、複数の蓄電池間の残量差を抑制するように複数の蓄電池の充放電を制御する。
【選択図】図2A

Description

本発明は、電力管理装置、電力管理システム及び電力管理方法に関する。
従来、例えば以下の理由から蓄電池が電力系統に使用されている。第1に、太陽光発電や風力発電等の発電機器によって発電された発電電力を電力系統に供給する場合、天候や風力等の気象条件により発電量が変動し、安定した供給量の確保が困難となる可能性があることである。第2に、特定規模電気事業者(PPS:Power Producer and Supplier)が電力系統に電力を供給し、かつ事前計画値に対して供給量の大幅な過不足が発生した場合、PPSに金銭的な損失が発生する可能性があることである。具体的には、供給量が事前計画値の3%を超えた場合、余剰分は無償で一般電気事業者に引き取られ、供給量が事前計画値の3%を下回った場合は不足分を一般電気事業者から通常電気料金の約3倍の価格で買い取らなければならない。第3に、需要家がデマンドレスポンス要請に対応し、かつ需要量をデマンド時限(主に電力会社との取引に使用される時間単位で、一般的には30分ずつの時間区切り)内の基準値以下に抑え込むことができなかった場合、一般電気事業者に需要家がペナルティ料金を支払わなければならない可能性があることである。
ところで、第1の背景技術として、充放電電力を制御するために、複数台の蓄電池を使用する技術が知られている。
第1の背景技術を使用する1つ目の背景としては、充放電電力を指定できない蓄電池の場合、蓄電池を1台のみ使用する場合より複数台を使用した場合の方が充放電電力量を細かく制御することができるためである。
具体例として、蓄電池使用台数別の最大充放電電力量及び最小充放電電力量を図1に示す。図1より、例えば、デマンド時限30分間に対して400Whの電力量を満たさなければならない場合、Aの場合は3分間の充放電により164×3=492Whの充放電が行われるため、400Whに対して92Whの電力量差が発生する。一方Bの場合は、3分間の充放電において最初の2分間は2台で、残りの1分間は1台で充放電を行うため、3分間の充放電により164×2+82×1=410Whの充放電が行われる。この場合400Whに対して10Whの電力量差が発生するだけで済む。
第1の背景技術を使用する2つ目の背景としては、蓄電池を1台のみ使用して電力需給調整を実施する場合、使用用途に合致した定格電力の蓄電池が存在しない等の理由により、出力の小さい蓄電池を複数組み合わせて使用する場合よりも蓄電池の導入費用が高くなってしまうおそれがあるためである。例えば、需給調整に使用する蓄電池の最適な定格出力が5.0kWであり、かつ製品のラインナップが定格出力2.5kW、4.0kW及び10.0kWの蓄電池しかない場合、10.0kWの蓄電池を1台購入するよりも2.5kWのものを2台購入したほうが導入費用を低く抑えることができる。
第1の背景技術を使用する3つ目の背景として、蓄電池1台を使用した場合と比較して、2台を使用した方が同一時間に対する充放電電力量が増え、充放電時間が短縮されるためである。例えば、82Whの電力量を放電する必要がある場合、出力2.5kWの蓄電池を1台使用した場合は2分で完了するのに対して、2台使用した場合は、1分で完了し半分の時間で済む。
他方、第2及び第3の背景技術として、複数台の蓄電池を1台ずつ用いて蓄電池システムの充放電制御内容を決定する技術が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。特許文献1では、電力系統に接続された複数台の蓄電池に対して各蓄電池のSOC(残量)(SOC:State Of Charge)の状況に応じて使用する蓄電池を切り替える。特許文献2では、電力系統に接続された複数台の蓄電池に対して、各蓄電池のSOCとSOH(SOC:State Of Health)の状況に応じて使用する蓄電池を切り替える。
特開2013−106372号公報 特開2013−192327号公報
しかしながら、第1の背景技術のように複数台の蓄電池を同時に使用する場合、蓄電池の接続エラー等により蓄電池間に残量差が発生する可能性がある。残量差が発生した場合、残量差が大きくなるにしたがい複数蓄電池による同時充放電時間が減少し、需給調整量の不足が発生する可能性がある。この課題に対して特許文献1及び2(第2及び第3の背景技術)では蓄電池のSOCやSOHの状況に応じて使用する蓄電池を切り替えているため蓄電池間の残量差発生は抑制される。しかしながら蓄電池を1台ずつ使用しているためデマンド時限内に定格出力以上の所要需給調整電力量が求められた場合、需給調整量の不足が発生する可能性がある。需給調整量が不足する具体例を以下に示す。なお、所要需給調整電力量とは、デマンド時限内で使用される電力量を計画値に合わせるための蓄電池の充放電電力量である。具体的には、現在時刻から次デマンド時限開始時刻までの間に使用される電力予測量を事前計画値に一致させるために必要な蓄電池の充放電電力量を表す。
具体例として、蓄電池2台(蓄電池1及び蓄電池2)が接続されており、蓄電池1のSOCが50%、蓄電池2のSOCが40%の状態で、SOCが65%減少する放電動作が必要な場合であって且つデマンド時限に対して残り5分しかなく、蓄電池の性能としてSOC10%の放電に1分かかる場合を示す。この具体例において、蓄電池を1台ずつ使用すれば、理論的には合計6.5分間の放電時間が必要となるが、蓄電池の充放電動作の切り替えタイミングを1分間に1回と考えているため(計測データの収集タイミングを1分に1回としているため)、実際の放電動作に必要な時間は6分(又は7分)となる。従って、デマンド時限内の電力使用量を時間内に削減目標値まで削減することができず、需要家にペナルティ料金が発生する可能性がある。
他方で、需給調整を優先させ、かつ残量差発生を抑制するために残量差補正処理を実施する場合、残量差補正処理を実施することにより蓄電池の累計サイクル数が増加し、蓄電池の性能劣化(全体としての蓄電池容量の低下)が促進される可能性がある。また補正処理の実施により複数の蓄電池による同時充放電時間が減少し、需給調整が間に合わなくなる可能性もある。残量差補正処理を実施することで発生する課題について、具体例として蓄電池2台(蓄電池1及び蓄電池2)が接続されており、蓄電池1のSOCが30%、蓄電池2のSOCが80%である場合を以下に示す。
1つ目の具体例は、残量差の中間値に合わせる方法を実施した場合に発生する課題である。蓄電池1及び蓄電池2両方のSOCが55%になるように蓄電池1は充電、蓄電池2は放電を実施する。このとき、残量差補正処理とは別にデマンド時限内の需給調整を実施する必要があり、かつ需給調整に使用できる時間がこの残量差補正処理の実施によって減少するため需給調整が間に合わなくなる可能性がある。また、蓄電池1台(蓄電池1又は蓄電池2)から2台(蓄電池1及び蓄電池2の両方)に切り替える場合、需給調整とは別に蓄電池1及び蓄電池2に対してサイクル数の増加が発生するため蓄電池劣化が促進される可能性がある。
2つ目の具体例は、特定の蓄電池残量に合わせる方法を実施した場合に発生する課題である。蓄電池1のSOCが80%になるように蓄電池1のみ充電を実施したとする(もしくは蓄電池2のSOCが30%になるように蓄電池2のみ放電を実施したとする)。需給調整のための蓄電制御内容(充電又は放電)と残量差補正処理による蓄電制御内容(充電又は放電)が一致しない場合、補正処理実施によりデマンド時限内の所要需給調整電力量が増加し、需給調整が間に合わなくなる可能性がある。また蓄電制御内容が一致し、かつ特定の蓄電池(蓄電池1又は蓄電池2)のみが残量差補正処理に使用された場合においても蓄電池1又は蓄電池2のサイクル数が余分に消費される可能性がある。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、蓄電池間の残量差発生、残量差補正処理によって発生するデマンド時限内需給調整量の不足、及び残量差補正処理によって発生する蓄電池の劣化、を抑制することを可能にする電力管理装置、電力管理システム及び電力管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理装置は、複数の蓄電池を制御可能である。前記電力管理装置は、電力の需給調整の要請を受けた場合であって、デマンド時限における需給調整電力量が、前記デマンド時限における前記複数の蓄電池の充放電が可能な電力量よりも小さい場合に、前記複数の蓄電池間の残量差を抑制するように前記複数の蓄電池の充放電を制御する。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理装置は、前記複数の蓄電池の劣化情報を用いて、前記複数の蓄電池の充放電の制御方法を決定する。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理装置は、計測データ及び事前計画値を基に、前記複数の蓄電池の充放電の制御方法を決定する。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理装置は、前記複数の蓄電池を充電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が少ない蓄電池を優先的に充電させ、前記複数の蓄電池を放電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が多い蓄電池を優先的に放電させる。
更に、上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理システムは、複数の蓄電池と、前記複数の蓄電池を制御可能な電力管理装置とを含む。電力の需給調整の要請を受けた場合であって、デマンド時限における需給調整電力量が、前記デマンド時限における前記複数の蓄電池の充放電が可能な電力量よりも小さい場合に、前記電力管理装置は、前記複数の蓄電池間の残量差を抑制するように前記複数の蓄電池の充放電を制御する。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理システムにおいて、前記電力管理装置は、前記複数の蓄電池を充電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が少ない蓄電池を優先的に充電させ、前記複数の蓄電池を放電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が多い蓄電池を優先的に放電させる。
更に、上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理方法は、複数の蓄電池を制御可能な電力管理装置における電力管理方法である。前記電力管理方法は、電力の需給調整の要請を受けた場合に、デマンド時限における需給調整電力量が、前記デマンド時限における前記複数の蓄電池の充放電が可能な電力量よりも小さいか否かを判定する判定ステップを含む。前記電力管理方法は、前記需給調整電力量が、前記充放電が可能な電力量よりも小さいと判定された場合に、前記複数の蓄電池間の残量差を抑制するように前記複数の蓄電池の充放電を制御する制御ステップを含む。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る電力管理方法は、前記制御ステップにおいて、前記複数の蓄電池を充電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が少ない蓄電池を優先的に充電させ、前記複数の蓄電池を放電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が多い蓄電池を優先的に放電させる。
本発明によれば、蓄電池間の残量差発生、残量差補正処理によって発生するデマンド時限内需給調整量の不足、及び残量差補正処理によって発生する蓄電池の劣化、を抑制することができる。
蓄電池使用台数別の最大充放電電力量及び最小充放電電力量を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力管理システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力管理装置1の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る蓄電池システム2の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電力管理装置1の蓄電制御内容設定処理の動作フローを示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力管理装置1の残量差補正実施判定処理の動作フローを示す図である。 本発明の一実施形態に係る蓄電池1及び蓄電池2のSOC(残量)状況を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力管理装置1の残量差補正実施処理の動作フローを示す図である。 本発明の一実施形態に係る電力管理装置1の残量差補正実施処理における時間と充放電電力量との関係を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[システム構成]
本電力管理システムは、電力系統に関して需要側又は供給側の電力系統で使用される電気エネルギーを管理する機器と電力系統に接続された複数台の蓄電池とから主に構成される。本システムは、需要家に配設された電力負荷をも含む。蓄電池は例えば、需要家がデマンド時限に対して電力系統で使用される需要電力量の需給調整を行うために使用される。なお、本システムの構成範囲は系統連系又は自立運転であり、Network5を介したネットワーク機器への接続は任意である。
図2Aは、本発明の一実施形態に係る電力管理システムの概略構成を示す図である。本実施形態においては、電力管理装置1と、蓄電池システム2と、発電機器制御システム3と、発電機器4と、Network5と、電力系統6とが接続されている。蓄電池システム2は、蓄電池システム_1 2a、蓄電池システム_2 2b・・・蓄電池システム_n 2nの1以上の蓄電池システムを有する。発電機器4は、発電機器_1 4a、発電機器_2 4b・・発電機器_m 4mの1以上の発電機器を有する。
以下、より具体的に電力管理装置1及び蓄電池システム2の構成について説明する。
図2Bは、本発明の一実施形態に係る電力管理装置1の機能ブロック図である。電力管理装置1は、電力網に接続され、制御部11と、通信部12と、制御タイプ決定部13と、制御内容設定部14と、制御タイプ判定部15と、残量差補正実施判定部16と、計算部17と、残量差補正実施処理部18と、記憶部19とを有する。本発明に係る電力管理装置1の各機能を説明するが、電力管理装置1が備える他の機能を排除することを意図したものではないことに留意されたい。電力管理装置1は、コンピュータとして構成することができる。電力管理装置1は、制御部11から残量差補正実施処理部18までの各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、当該コンピュータの記憶部19に格納し、当該コンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。
制御部11は、電力管理装置1の各種動作を制御する。例えば、制御部11は、計算部17に蓄電池1台による充放電時間の計算を行わせる。また、制御部11は、残量差補正実施処理部18で本決定した制御内容を、通信部12を介して蓄電池22に送信することで、蓄電池22を制御する。
通信部12は、蓄電池システム2、発電機器制御システム3、Network5、電力系統6等と通信する。
制御タイプ決定部13は、取得した計測データと事前計画値を基に現在時刻からデマンド時限までの電力目標値を算出し、電力算出と同時に蓄電制御タイプ(充電、放電又は待機状態)を決定する。
制御内容設定部14は、「現在時刻からデマンド時限までの所要需給調整電力量(デマンド時限毎の所要需給調整電力量)」と「現在時刻からデマンド時限までの充放電可能電力量」を比較し、前者の方が小さい場合は蓄電制御内容を待機状態に設定する。他方、前者が後者以上である場合は蓄電制御内容を、制御タイプ決定部13で決定した蓄電制御タイプへと一致させるように設定する。
制御タイプ判定部15は、現在時刻からデマンド時限までの蓄電制御タイプを判定する。
残量差補正実施判定部16は、制御タイプ、蓄電池SOC状態、累計サイクル数等に応じて蓄電制御内容を仮決定する。更に、残量差補正実施判定部16は、「Psd:現在時刻からデマンド時限までの所要需給調整電力量」と「(Pout/60)(td−tn−tm):現在時刻からデマンド時限までの間に蓄電池2台を使用した場合の充放電可能電力量」を比較し、前者が後者より小さい場合には残量差補正を実施すると判定する。Poutとは、全ての蓄電池(本実施形態では2台)の出力の合計であり、すなわち、蓄電池1の定格出力(Pout_1)と蓄電池2(Pout_2)の定格出力の和である。定格出力は、1時間あたりの定格出力である。tdとはデマンド時限を、tnとは現在時刻を、tmとは余白時間をさす。
計算部17は、蓄電池1台による充放電時間t1[min]の計算を行う。t1は、残量差抑制を満たし且つ所要需給調整電力量を満たす(充放電電力量と所要需給調整電力量とを一致させる)ために算出される充放電時間である。t1の算出式は後述する。
残量差補正実施処理部18は、「ΔP:残量差を埋めるために必要な充放電可能電力量」と「(Pout_use/60)t1:t1[min]蓄電池1台を使用した場合の充放電可能電力量」を比較し、現在時刻において個々の蓄電池に対して充放電を開始するかどうか判定する。残量差補正実施処理部18は、前者が後者よりも小さい場合、蓄電池1及び蓄電池2の蓄電制御内容を待機状態(Wait)に変更する。一方前者が後者以上である場合は、残量差補正実施処理部18は、仮決定した蓄電制御内容を本決定とし、更に、使用しない蓄電池の制御内容を待機状態(Wait)に変更する。
記憶部19は、上述した各部の処理を行うために必要な情報として、例えば、計測データや仮決定した蓄電制御内容等を記憶する。
図2Cは、本発明の一実施形態に係る蓄電池システム2の機能ブロック図である。蓄電池システム2は、PCS(Power Conditioning System)21と蓄電池22を有する。蓄電池システム2は、例えば、需要家がデマンド時限毎にその電力系統6で使用される電力需要量の需給調整を行うために使用される。本発明に係る蓄電池システム2の各機能を説明するが、蓄電池システム2が備える他の機能を排除することを意図したものではないことに留意されたい。
上述した各機能ブロックの数は1つに限定されず、複数備えて、処理を分割してもよい。また、機能ブロックのいくつかを統合してもよい。
[蓄電制御内容設定処理]
図3は、電力管理装置1の蓄電制御内容設定処理の動作フローを示す図である。この処理は、概して、計測データを基に現在時刻からデマンド時限までの目標値と蓄電制御タイプを決定した後、現在時刻において接続された全ての蓄電池の充放電を開始するかどうかの判断を行う処理である。蓄電制御内容設定処理は、例えば、計測データの読み込み周期が1分間となっていることに合わせて、1分毎に実施される。
図3を参照するに、電力管理装置1の制御タイプ決定部13は、PV(PhotoVoltaics)、蓄電池残量(SOC)又は電力量計等の計測データを読み込む(ステップS1)。計測データの読み込み周期は例えば1分間であるが、これに限られない。次に、制御タイプ決定部13は、取得した計測データと事前計画値を基に現在時刻からデマンド時限までの電力目標値を算出し、算出と同時に蓄電制御タイプを決定する(ステップS2)。
蓄電制御タイプとは、現在時刻からデマンド時限までの蓄電池の制御方法であり、具体的には充電、放電又は待機状態(Wait)の少なくともいずれかである。蓄電制御タイプは、現在時刻から充放電を開始する必要がない場合も想定されるため、蓄電制御内容とは別の制御方法として用意される。
制御内容設定部14は、「現在時刻からデマンド時限までの所要需給調整電力量」と「現在時刻からデマンド時限までの充放電可能電力量」を比較し、前者の方が小さい場合は蓄電制御内容を待機状態に設定する(ステップS3)。他方、前者が後者以上である場合は、制御内容設定部14は、蓄電制御内容を、ステップS2で決定した蓄電制御タイプと一致させる(ステップS3)。蓄電制御内容とは、現在時刻から1分間の蓄電池の制御方法であり、充電、放電及び待機状態の少なくともいずれかである。蓄電制御内容は、通信部12を介して蓄電池システム2に通知され、その結果として蓄電池システム2は制御される。
[残量差補正実施判定処理]
図4Aは、電力管理装置1の残量差補正実施判定処理の動作フローを示す図である。この処理は、概して、蓄電制御タイプと、累計サイクル数及び蓄電池SOC状態等が示す蓄電池の状態の変動と、を基に残量差補正処理を実施するかどうかの判定を行う処理である。更にこの判定処理で、「現在時刻からデマンド時限まで残量差補正処理を実施することで需給調整が間に合わなくなる場合」は、残量差補正は実施されずに終了する。本実施形態では、蓄電池が2台の場合を説明するが、3台以上であってもよい。
制御タイプ判定部15は、ステップS2で決定された、現在時刻からデマンド時限までの蓄電制御タイプが何かを判定する(ステップS11)。制御タイプ判定部15は、判定された蓄電制御タイプに応じて、以下のような所定の条件に基づいた条件判定を行う。
蓄電制御タイプが充電である場合、残量差補正実施判定部16は、以下の条件(i)又は(ii)のいずれかが成立しているかどうかを判定する(ステップS12)。なお、この条件は、本発明の「第1の条件」に対応する。
(i)[SOC状態:蓄電池1<蓄電池2]且つ[累計サイクル数:蓄電池1<蓄電池2]
(ii)[SOC状態:蓄電池1>蓄電池2]且つ[累計サイクル数:蓄電池1>蓄電池2]
(i)又は(ii)のいずれかが成立している場合(ステップS12のYes)、残量差補正実施判定部16は、SOC(残量)の少ない蓄電池(蓄電池1又は蓄電池2)の蓄電制御内容を充電に仮決定する(ステップS13)。一方(i)及び(ii)のいずれも成立していない場合(ステップS12のNo)、残量差補正実施判定処理を終了する。なお、累計サイクル数とは本発明の「劣化情報」の一例であり、累計サイクル数以外に、蓄電池劣化度及び使用温度等を使用してもよい。
蓄電制御タイプが放電である場合、残量差補正実施判定部16は、以下の条件(i)又は(ii)のいずれかが成立しているかどうかを判定する(ステップS14)。なお、この条件は、本発明の「第2の条件」に対応する。
(i)[SOC状態:蓄電池1<蓄電池2]且つ[累計サイクル数:蓄電池1>蓄電池2]
(ii)[SOC状態:蓄電池1>蓄電池2]且つ[累計サイクル数:蓄電池1<蓄電池2]
(i)又は(ii)のいずれかが成立している場合(ステップS14のYes)、残量差補正実施判定部16は、SOC(残量)の多い蓄電池(蓄電池1又は蓄電池2)の蓄電制御内容を放電に仮決定する(ステップS15)。このような判定方法により、余分なサイクル数の消費を防ぎ、累計サイクル数に差を発生させないようにすることができる。一方(i)及び(ii)のいずれも成立していない場合(ステップS14のNo)、残量差補正実施判定処理を終了する。
ステップS13及びステップS15の後、残量差補正実施判定部16は、「Psd:現在時刻からデマンド時限までの所要需給調整電力量」と「(Pout/60)(td−tn−tm)」を比較し、残量差補正処理を実施するかどうかを判定する(ステップS16)。
残量差補正実施判定部16は、前者のほうが小さい場合にのみ、残量差補正処理を実施すると判定する(ステップS16のYes)。一方、残量差補正実施判定部16は、前者が後者以上である場合に、残量差補正処理を実施しないと判定し、残量差補正実施判定処理を終了する(ステップS16のNo)。
蓄電制御タイプが待機状態である場合、残量差補正実施判定部16は、残量差補正実施判定処理を終了する(ステップS17)。
図4Bは、SOC(残量)状況を示す図である。図4Bは一例として蓄電池1のSOCが蓄電池2のSOCよりも大きい場合を示しており、その差をΔPで表す。ΔPは、後述の残量差補正実施処理において用いられる。
[残量差補正実施処理]
図5Aは、残量差補正実施処理の動作フローを示す図である。この処理は、概して、現在時刻において個々の蓄電池に対して充放電を開始するかどうかの判定を行い、所要需給調整電力量を満たせるよう、判定結果に応じて各蓄電制御内容を本決定して電力制御を行う処理である。この処理は、デマンド時限内の経過時間に応じた異なる制御を行う処理ともいうことができる。
残量差補正実施判定部16が残量差補正処理を実施すると判定した場合、計算部17は、蓄電池1台による充放電時間t1[min]の計算を行う(ステップS21)。ここで(Pout_use/60)t1+(Pout/60)t2=Psd、t1+t2=td−tn−tmとの条件のもと、t1=(td−tn−tm)/{1−(Pout_use/Pout)}−Psd/{(Pout−Pout_use)/60}によりt1を求める。
Pout_useとはステップS13又はステップS15で仮決定した蓄電池の定格出力であり、Pout_1又はPout_2に等しい。t1とは蓄電池1台による充放電時間であり、t2とは蓄電池2台による充放電時間である。なお、放電を行う場合であって且つ1分間の計測データ(負荷)が5kW未満の場合は、t1=td−tn−tmとする。なお、t2についてはt2=td−tn−tm−t1より算出可能であるが、本実施形態でt2を使用しないため、必ずしも算出を実施する必要はない。
残量差補正実施処理部18は、「ΔP:残量差を埋めるために必要な充放電可能電力量」と「(Pout_use/60)t1:t1[min]の間、蓄電池1台を使用した場合の充放電可能電力量」を比較し、現在時刻において個々の蓄電池に対して充放電を開始するかどうか判定する(ステップS22)。残量差補正実施処理部18は、前者が後者よりも小さい場合(ステップS22のNo)、蓄電池1及び蓄電池2の蓄電制御内容を待機状態(Wait)に変更する(ステップS23)。
本実施形態では需給調整量に対して時間的余裕がある場合、蓄電制御内容を待機状態としている。この理由は、需給調整量の算出過程において過去の実績値を使用する方法がよく用いられているためである。実績値が多いほど需給調整量の精度が高くなるため、デマンド時限に対して時間的余裕がある場合の蓄電制御は、すぐに実施せず、後で実施することになる。
一方前者が後者以上である場合(ステップS22のYes)、残量差補正実施処理部18は、ステップS13及びステップS15で仮決定した蓄電制御内容を本決定とし(ステップS24)、更に、使用しない蓄電池の制御内容を待機状態(Wait)に変更する(ステップS25)。なお、ステップS24の状態は、現在時刻からt1+t2の間、蓄電制御を実施しなければ需給調整量を満たすことができない状態である。実際に充放電制御を行った場合の、時間と充放電電力量との関係を示す図を図5Bに示す。
本実施形態のように、蓄電池のSOC(残量)の状況、蓄電池の累計サイクル数及び現在時刻から次のデマンド時限開始時刻までの蓄電制御タイプに応じて残量差補正の実施判定を行うことで、残量差補正処理によって発生する蓄電池の劣化を抑制することができる。
また、「残量差補正処理による充放電可能電力量」と「現在時刻から次デマンド時限開始時刻までの所要需給調整電力量」を比較して残量差補正処理の実施判定を行うことで、蓄電池間の残量差発生を抑制し、かつ「残量差補正処理によって発生するデマンド時限内需給調整量の不足」を抑制することができる。
本実施形態では、蓄電池が2台の場合を説明したが、3台以上の場合にも同様に需給調整及びサイクル数の両方を考慮した処理方法として本方法を適用することができる。3台以上の場合にも、需給調整を優先し、充電時には残量の最も小さい電池を優先的に充電し、放電時には残量の最も多い電池を優先的に放電する。
これらの本発明に係る電力管理装置1をコンピュータで構成した場合、各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、そのコンピュータの内部又は外部の記憶部に格納しておき、そのコンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで実現することができる。また、このようなプログラムは、例えばDVD又はCD−ROMなどの可搬型記録媒体の販売、譲渡、貸与等により流通させることができるほか、そのようなプログラムを、例えばネットワーク上にあるサーバの記憶部に記憶しておき、ネットワークを介してサーバから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、流通させることができる。また、そのようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶部に記憶することができる。また、このプログラムの別の実施態様として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、更に、このコンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。従って、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において組み合わせたり一部削除したりするなどして種々変更可能である。
1 電力管理装置
2 蓄電池システム
3 発電機器制御システム
4 発電機器
5 Network
6 電力系統
11 制御部
12 通信部
13 制御タイプ決定部
14 制御内容設定部
15 制御タイプ判定部
16 残量差補正実施判定部
17 計算部
18 残量差補正実施処理部
19 記憶部
21 PCS
22 蓄電池

Claims (8)

  1. 複数の蓄電池を制御可能な電力管理装置であって、
    電力の需給調整の要請を受けた場合であって、デマンド時限における需給調整電力量が、前記デマンド時限における前記複数の蓄電池の充放電が可能な電力量よりも小さい場合に、前記複数の蓄電池間の残量差を抑制するように前記複数の蓄電池の充放電を制御する、電力管理装置。
  2. 請求項1に記載の電力管理装置であって、
    前記複数の蓄電池の劣化情報を用いて、前記複数の蓄電池の充放電の制御方法を決定する、電力管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電力管理装置であって、
    計測データ及び事前計画値を基に、前記複数の蓄電池の充放電の制御方法を決定する、電力管理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の電力管理装置であって、
    前記複数の蓄電池を充電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が少ない蓄電池を優先的に充電させ、
    前記複数の蓄電池を放電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が多い蓄電池を優先的に放電させる、電力管理装置。
  5. 複数の蓄電池と、前記複数の蓄電池を制御可能な電力管理装置とを含む電力管理システムであって、
    電力の需給調整の要請を受けた場合であって、デマンド時限における需給調整電力量が、前記デマンド時限における前記複数の蓄電池の充放電が可能な電力量よりも小さい場合に、前記電力管理装置は、前記複数の蓄電池間の残量差を抑制するように前記複数の蓄電池の充放電を制御する、電力管理システム。
  6. 請求項5に記載の電力管理システムであって、
    前記電力管理装置は、前記複数の蓄電池を充電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が少ない蓄電池を優先的に充電させ、
    前記複数の蓄電池を放電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が多い蓄電池を優先的に放電させる、電力管理システム。
  7. 複数の蓄電池を制御可能な電力管理装置における電力管理方法であって、
    電力の需給調整の要請を受けた場合に、デマンド時限における需給調整電力量が、前記デマンド時限における前記複数の蓄電池の充放電が可能な電力量よりも小さいか否かを判定する判定ステップと、
    前記需給調整電力量が、前記充放電が可能な電力量よりも小さいと判定された場合に、前記複数の蓄電池間の残量差を抑制するように前記複数の蓄電池の充放電を制御する制御ステップと、
    を含む電力管理方法。
  8. 請求項7に記載の電力管理方法であって、
    前記制御ステップにおいて、前記複数の蓄電池を充電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が少ない蓄電池を優先的に充電させ、前記複数の蓄電池を放電させる場合、前記複数の蓄電池のうち、残量が多い蓄電池を優先的に放電させる、電力管理方法。
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