JP5971628B2 - 直径勾配を有する繊維の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
縫合糸に使用する直径勾配を有する繊維は、使用する部位の組織等に応じて、径寸法や直径が変化する形態(テーパ形状)を的確に制御する必要がある。また、縫合糸に限らず、直径勾配を有する繊維は、特殊意匠糸、徐々に密度が変化する織物、特殊機能を持った繊維製品、密度を調節した篩等の種々の用途に利用可能であり、これらの用途に使用する場合も、用途に応じて繊維の直径勾配(テーパ形状)を正確に制御する必要がある。
繊維の延伸工程では延伸倍率を固定して延伸操作する方法が常法である。本発明は延伸工程において、延伸倍率を積極的に変えることによって直径勾配を有する繊維を製造することを特徴とする。繊維の延伸倍率は、延伸点に繊維が流入する速度と流出する速度の比によって決まる。したがって、延伸倍率を変えるには、A:繊維の送出速度を変える、B:繊維の巻取速度を変える、C:延伸点位置を変える(ある速度で移動する)、いずれかの方法を利用すればよい。
繊維の送出速度と巻取速度を制御して直径勾配を有する繊維を製造する方法は、レーザ光の照射によって延伸開始点を精密に固定することで、繊維の直径を精密に制御可能としたものであり、レーザ光の照射位置を移動させて繊維径を変化させる方法は、レーザ光の照射により延伸開始点位置を精密に制御することで、繊維の直径を精密に制御可能としたものである。
また、レーザ加熱装置に、レーザ光の照射位置を制御する制御部を備えること、また、レーザ出力を変える制御手段を備えることにより、直径勾配を有する繊維をさらに的確に製造することができる。
実験ではポリプロピレン(Polypropylene以下PP)を試料とした。PP樹脂には、ノバテック株式会社性のPP樹脂(MFR 10g/10min)を用いた。PPペレットは、株式会社プラスチック光学研究所社製の単軸押出機GT-25-30-Lを用いて溶融押出しし、水冷ユニットを通して繊維を固化させた後、株式会社神津製作所製巻取機ET68S特殊型で巻き取った。図1に、デジタルマイクロスコープ(KEYENCE株式会社製VHX-1000)で観察した繊維断面画像を示す。図1(a)はノズルと水面とがほぼ接触した状態、図1(b)はノズル−水面間距離が50mmの状態、図1(c)はノズル−水面間距離が150mmの場合の繊維断面である。ノズル−水面間距離が150mmよりも小さい場合には、繊維が水冷ユニットを通る間に押しつぶされ、断面形状が楕円状になる。本実験では図1(c)に示す繊維断面が円形の、直径412μmのas-spun繊維を用いた。
図2に、本実験で使用した延伸装置の構成を示す。延伸装置は、延伸処理対象である繊維の送出装置10及び繊維の巻取装置12と、送出装置10と巻取装置12との中間に配した繊維の巻取速度を変える速度変換装置20とを備える。速度変換装置20は、繊維の搬送をガイドする固定ローラ22a、22bと、繊維の巻取速度を制御する移動ローラ24とを備える。移動ローラ24は、鉛直に起立させて設置したスライドガイド25にスライド自在にガイドされ、アクチュエータ(不図示)により駆動されて往復動する。移動ローラ24の動作は、位置決めモーションユニットとプログラマブルコントローラを備える制御部26により制御される。移動ローラ24とこれを駆動するアクチュエータ及び制御部26を含めて速度変換装置ということもできる。
λ(t)=(vr±2v(t))/vF
延伸倍率が変動した場合の繊維の密度変化が無視できると仮定すると、繊維の直径d(t)は次式(1)で表される。
d(t)=d0/λ(t)1/2・・・(1)
実験では、移動ローラ24の移動動作を行った後、繊維の搬送状態を基準の延伸倍の状態にまで戻すまでのwait時間を10秒に設定し、移動ローラ24を上昇、降下させる操作を繰り返し行って繊維直径がどのように変動するかを観測した。
レーザ光は、4枚のミラーを用いて反射させることで、繊維を3方向から照射した。図4に、4枚のミラーを用いて繊維にレーザ光を照射する構成を示す。レーザ光を反射させるミラーは、反射光のそれぞれの間の角度が120°になるように調節し、3方向レーザ照射によって繊維内部の温度ムラができないようにした。
表1にレーザ加熱延伸法により、延伸倍率を変えて行った実験の延伸条件を示す。延伸条件として、繊維の送出速度(Feed speed)、巻取速度(Take-up speed)、アクチュエータ(移動ローラ)の移動速度及び加速度、延伸倍率を変えたときの繊維の速度、延伸倍率(Drawing ratio)を示している。なお、実験は、巻取速度を333mm/s(4倍)、500mm/s(6倍)、250mm/s(3倍)とした場合について、アクチュエータの制御条件により、(2倍−4倍−8倍)、(4倍−6倍−8倍)、(2倍−3倍−4倍)の間で延伸倍率を変化させる3通りの方法で行った。
図7(a)〜(i)に、16周期分重ね合わせた直径プロフィールを同位相ごと平均した値と、平均値からの標準偏差を算出して、各位相ごとのばらつき(CV)を示す。
なお、図6、図7における(a)〜(i)の各グラフにおけるアクチュエータの加速度は、図5(a)〜(i)の条件と同一である。
図9(a)〜(g)に、16周期分重ね合わせた直径プロフィール、図10(a)〜(g)に、平均化した直径プロフィールと、直径の各位相ごとのばらつき(CV)を示す。図9、図10の各グラフにおけるアクチュエータの加速度は、図8(a)〜(g)の条件と同一である。
図12(a)〜(f)に、16周期分重ね合わせた直径プロフィール、図13(a)〜(f)に、平均化した直径プロフィールと、直径の各位相ごとのばらつき(CV)を示す。図12、図13の各グラフにおけるアクチュエータの加速度は、図11(a)〜(f)の条件と同一である。
延伸倍率を2−4−8倍の間で変化させた際の繊維直径の変化量はいずれも1.41倍であり、4−6−8倍および2−3−4倍の間で変化させた場合の変化量はそれぞれ前半が1.22倍、後半が1.15倍である。
いずれの場合も、加速度が大きくなるにしたがって、直径変化の傾きが急になり、直径勾配の傾斜角度が大きくなっている。また、加速度が大きくなるほど、傾きの差は小さくなっている。
比較例として、延伸工程で使用する加熱装置として接触式ヒータを用いる延伸工程で、巻取速度を変化させて繊維直径を変える実験を行った。図2に示すように、接触式ヒータ32はレーザ加熱装置30のさらに上流側に設置した。接触式ヒータ32の加熱温度は140℃である。接触式ヒータ32を使用する以外の装置構成は上述した実験と同様である。
表2に接触式ヒータ32により繊維を加熱して延伸した実験での延伸条件を示す。実験では、繊維の送出速度(Feed speed)を83mm/s、基準の巻取速度(Take-up speed)を333mm/s(4倍速)とし、基準の巻取速度に対して延伸倍率が(2倍−4倍−8倍)の間で変化するようにアクチュエータ(移動ローラ)を制御した。
図18(a)〜(d)に、図17に示す直径プロフィールを1周期ごとに区切り、16周期分重ね合わせた直径プロフィールを示す。
図19(a)〜(d)に、16周期分重ね合わせた直径プロフィールを同位相ごと平均した値と、各位相ごとのばらつき(CV)を示す。なお、図18、19の(a)〜(d)におけるアクチュエータの加速度は、図17(a)〜(d)の条件と同一である。
接触式ヒータを使用する場合も、加速度の増加にともない繊維の直径変化の傾きは急になる。しかしながら、加速度6.0m/s2の条件を例にみると、レーザ加熱による場合のように急な変化はしていない。接触式ヒータを使用する場合は、緩やかな勾配をつけることは可能であるが、急な勾配をつけることが難しいといえる。
図21、22、23、24に、レーザ加熱と接触式ヒータ加熱による延伸方法について、巻取繊維加速度を変えた場合の繊維の直径変化を、延伸線での繊維の伸びを無視した剛性体モデル(式(1))、および繊維を弾性体と仮定して延伸前後の繊維の長さと弾性率から算出した弾性体モデルによる直径変化と比較して示す。
図21は延伸倍率を4.0から8.0に変化させた場合、図22は延伸倍率を8.0から4.0に変化させた場合、図23は延伸倍率を4.0から2.0に変化させた場合、図24は延伸倍率を2.0から4.0に変化させた場合であり、それぞれの図の(a)〜(d)は、巻取加速度を(a)0.10
m/s2、(b)0.20 m/s2、(c)0.80 m/s2、(d)6.0 m/s2とした場合である。
PPを試料とし、溶融紡糸工程で巻取速度を変化させる方法により直径勾配を有する繊維を作製する実験を行った。
紡糸条件は、紡糸温度215℃、ノズル直径0.7mm、ノズルL/D 3、吐出量3.65g/min、巻取速度500mm/sである。巻取装置の前に、図2に示したと同様に巻取繊維を移動ローラに掛け渡し、アクチュエータによって移動ローラを往復動させ、繊維の巻取速度を制御して溶融延伸倍率を制御する構成とした。表3に実験条件を示す。実験は巻取速度500mm/sを基準とし、溶融延伸倍率を2−3−4倍の間で変化させて行った。
λ'(t)=(vr±2v(t))/v'F
v'F=WρA
なお、計算ではρ=0.90 g/cm3とした。また、アクチュエータの動作が終了してから、次の動作に移るまでのwait時間を22 sとした。
繊維直径をオフライン測定して、得られた直径プロフィールを1周期毎に区切った後、12~16周期分重ねた直径プロフィールを図25に示す。溶融延伸倍率を連続的に変化させることで、繊維直径が連続的かつ周期的に変化していることがわかる。また、平均化させた直径プロフィールを図26に示す。図26から、すべての巻取繊維加速度条件で、周期的なムラが確認された。アクチュエータの往復運動にともなって紡糸線が揺らぎ、22 sというwait時間では定常状態に戻らないことが原因と考える。
溶融紡糸工程において直径勾配を有する繊維を作製する方法と本発明方法とを比較すると、直径勾配のスパンが繊維直径の10,000倍以下になる繊維を作成する上では、直径勾配を高精度に設定して繊維を作製できる点で、本発明の方法がはるかに優れている。
12 巻取装置
20 速度変換装置
22a、22b 固定ローラ
24 移動ローラ
25 スライドガイド
26 制御部
30 レーザ加熱装置
32 接触式ヒータ
40、42 測定装置
Claims (3)
- 繊維を連続的にレーザ延伸する工程において、繊維の加熱源としてレーザ光の照射を使用し、
繊維の送出速度と、繊維の巻取速度と、繊維に対しレーザ光を照射する位置と、前記照射するレーザ光の出力とを調整して、延伸倍率を連続的に変化させる手段を備えることを特徴とする直径勾配を有する繊維の製造方法。 - 直径変化幅が1.01倍以上10倍以下程度であり、直径勾配をもたせるスパン(変化領域)の長さが直径の10倍から100,000倍である繊維を製造することを特徴とする請求項1記載の直径勾配を有する繊維の製造方法。
- 繊維の送出装置及び巻取装置と、繊維を加熱するレーザ加熱装置とを備え、
前記送出装置の繊維の送出速度を調節する手段と、前記巻取装置の繊維の巻取速度を調節する手段と、前記レーザ加熱装置の繊維に対するレーザ光の照射位置を調節する手段と、前記照射するレーザ光の出力を調整する手段とを調節して、レーザ延伸倍率を連続的に変化させる倍率変換装置を備えることを特徴とする直径勾配を有する繊維の製造装置。
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