JP5971534B2 - 流量計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の流路を備え、該流路を流通する流体の流量を計測する流量計測装置に関するものである。
従来、この種の流量計測装置として、複数の流路のそれぞれに対応して開閉弁を付加したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図6は特許文献1に記載されている従来の流量計測装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、特許文献1に係る流量計測装置100は、流入路101と流出路102との間に複数の流路103を設け、これらの流路103それぞれに応じて、開閉手段104と計測手段105とが備えられた構成を有している。
特許文献1に係る流量計測装置は、開閉手段104に対する電源供給手段107からの電力供給が制御手段(電源監視手段)により制御されている。このため、特許文献1に係る流量計測装置では、当該流量計測装置100を流通する流体の流量に応じてこの流体を流通させる流路を選択する際、制御手段106は、電源供給手段107から、閉止状態または開成状態を維持している開閉手段104への電源供給を停止させるよう制御することができる。このため、不要な電流を減らす構成となっている。
特開平11−287676号公報
しかしながら、前記従来の構成では、省電力化を図りつつ、精度の高い流量計測を実施できるようにするために、計測部が備えられている流路を流通する流体流量の変化を監視するとともに、どのタイミングで計測動作を開始させるかまたは停止させるか適切に判断できるものではない。すなわち、従来の構成では、省電力化を図りつつ、計測部の計測動作の開始または停止タイミングを適切に判断することができないという問題がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、省電力化を図りつつ、計測部の計測動作の開始または停止タイミングを適切に判断することができる流量計測装置を提供することにある。
本発明に係る流量計測装置は、上記した課題を解決するために、流体が流入する入口部と、該流体が流出する出口部との間に設けられ、該流体が流通する複数の流路と、前記複数の流路それぞれに設置され、該流路を流通する流体の流量を計測するための流量計測部と、前記流量計測部による計測結果に基づき、一部の流量計測部について流量の計測動作を停止させ、かつ、流量の計測動作を停止させないその他の流量計測部である監視計測部による計測結果に基づき、前記一部の流量計測部による流量の計測動作を再開させるか否かを判断する、制御部と、を備える。
本発明の流量計測装置は、以上に説明したように構成され、省電力化を図りつつ、計測装置の計測動作の開始または停止タイミングを適切に判断することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る流量計測装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る流量計測装置における、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る流量計測装置の計測流路構成例を示す表である。 本発明の実施形態2に係る流量計測装置における、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る流量計測装置1における、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理の一例を示すフローチャートである。 従来の流量計測装置の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の態様に係る流量計測装置は、流体が流入する入口部と、該流体が流出する出口部との間に設けられ、該流体が流通する複数の流路と、前記複数の流路それぞれに設置され、該流路を流通する流体の流量を計測するための流量計測部と、前記流量計測部による計測結果に基づき、一部の流量計測部について流量の計測動作を停止させ、かつ、流量の計測動作を停止させないその他の流量計測部である監視計測部による計測結果に基づき、前記一部の流量計測部による流量の計測動作を再開させるか否かを判断する、制御部と、を備える。
上記した構成によると、制御部を備えるため、流量計測部による流量の計測結果に応じて、一部の流量計測部の計測動作を停止させるとともに、前記監視計測部によってこの一部の流量計測部の計測動作について再開させるか否か判断することができる。例えば、流量計測部による流量の計測結果から流通する流体の流量がゼロなど流量を計測する必要がないような場合は前記監視計測部を除く流量計測部の計測動作を停止させることができるため、省電力化を図ることができる。また、監視計測部により停止させられた流量計測部による流量の計測動作を適切なタイミングで開始させることができる。
よって本発明に係る流量計測装置は省電力化を図りつつ、計測装置による計測動作の開始または停止タイミングを適切に判断することができるという効果を奏する。
また、本発明の第2の態様に係る流量計測装置は、上記した第1の態様において、前記複数の流路それぞれに備えられた前記流量計測部により計測された流量を足し合わせ、当該流量計測装置を流通する流体の全流量を求める演算部を備え、前記制御部は、前記演算部により求められた流体の全流量が第1所定値より小さくなった場合、前記監視計測部となる所定の流量計測部以外の流量計測部による流量の計測動作を停止させるように構成されていてもよい。
また、本発明の第3の態様に係る流量計測装置は、上記した第1の態様において、前記複数の流路それぞれに備えられた前記流量計測部により計測された流量を足し合わせ、当該流量計測装置を流通する流体の全流量を求める演算部を備え、前記制御部は、前記演算部により求められた流体の全流量が第1所定値より小さくなった場合、前記監視計測部となる所定の2以上の流量計測部以外の流量計測部による流量の計測動作を停止させるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、前記監視計測部となる流量計測部が2以上存在するため、仮に一方の監視計測部に不具合が生じても他方の監視計測部により流路を流通する流体の流量変化を把握することができる。このため、流体流量の変化を監視する処理の確実性を高めることができる。
また、本発明の第4の態様に係る流量計測装置は、上記した第1の態様において、前記複数の流路のうち少なくとも2以上の流路に備えられた前記流量計測部それぞれで計測された流量から当該流量計測装置を流通する流体の全流量をそれぞれ求める演算部を備え、前記制御部は、前記演算部により求められた流体の全流量が第1所定値より小さくなった場合、前記監視計測部となる所定の流量計測部以外の流量計測部による流量の計測動作を停止させるように構成されていてもよい。
上記した構成によると演算部により各流量計測部で計測された流量から当該流量計測装置を流通する流体の全流量を求めることができるため、必ずしも複数の流路すべてに流量計測部を設置する必要がない。また、流路に設置した流量計測部のうちのいずれかに不具合が生じていても流体の全流量を求めることができる。
また、本発明の第5の態様に係る流量計測装置は、上記した第2から4の態様のいずれか1つにおいて、前記第1所定値は、実質的にゼロ流量とみなされる値であってもよい。ここで、実質的にゼロ流量とみなされる値とは、流量計測部等の計測系の計測結果のバラツキに起因して生じる流体の流量の計測誤差を考慮しゼロ流量とみなすように設定された値である。
また、本発明の第6の態様に係る流量計測装置は、上記した第2から4の態様のいずれか1つにおいて、前記制御部は、前記複数の流量計測部のうち、計測された流体の流量が最小値を示すものを前記監視計測部とするように構成されていてもよい。
上記した構成によると、計測されたガスの流量の計測結果が最小値となる計測流路を監視計測部とすることができる。ここで、流通するガスの流量が小さい計測流路でガスの流量を検出できた場合、他の計測流路では、それ以上の流量のガスが流れていると判断できる。したがって、すべての流路で所定流量の流体が流通している状態となった後、停止させられている計測流路の流量計測部による計測動作を開始させるかについての復帰判断がなされることになる。このため、本発明の第6の態様に係る流量計測装置は、すべての流路についての流量変化の有無に関する判断の確実性を高めることができる。
また、本発明の第7の態様に係る流量計測装置は、上記した第2から4の態様のいずれか1つにおいて、前記制御部は、前記複数の流量計測部のうち、計測された流体の流量が最大値を示すものを前記監視計測部とするように構成してもよい。
上記した構成によると、計測されたガスの流量の計測結果が最大値となる計測流路を監視計測部とすることができる。ここで、流通するガスの流量が最も大きい計測流路とは、並列に配置された複数の計測流路の中で最も断面積が大きい流路となる。断面積が大きく圧損が小さい計測流路の方が流体はよりたくさん流れやすくなるため、本発明に係る流量計測装置は、流体の流量の測定をより早く判断できる。
また、本発明の第8の態様に係る流量計測装置は、上記した第2から4の態様のいずれか1つにおいて、前記制御部は、前記複数の流量計測部において、前記監視計測部とする流量計測部を時間的に順次、変更させるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、監視計測部とする流量計測部を時間的に順次変更させることができる。このため、監視計測部となる流量計測部のいずれかに故障が生じていても、監視計測部となる流量計測部を順次変更させることができるため、故障が生じていない流量計測部で監視することができる。このため、確実に計測流路を流通するガスの流量の変動を監視することができる。
また、本発明の第9の態様に係る流量計測装置は、上記した第2から4の態様のいずれか1つにおいて、前記制御部は、前記複数の流量計測部において、前記監視計測部とする流量計測部を所定の流量計測部に固定させるように構成されていてもよい。上記した構成によると、制御部が監視計測部とする流量計測部を所定の流量計測部に固定する。このため、この監視計測部が設置された監視流路を流通するガス流量の流量変化を一定の計測精度の下で監視することができる。
また、本発明の第10の態様に係る流量計測装置は、上記した第2または4の態様において、前記制御部は、一つの前記監視計測部のみが流体の流量の計測動作を継続している状態において、前記監視計測部により計測された流量が第2所定値以上のとき、該監視計測部以外の前記流量計測部の計測動作を開始させるように構成されていてもよい。
上記した構成によると、監視計測部により計測された流量が第2所定値以上のとき、この監視計測部以外の流量計測部、すなわち計測動作が停止されている流量計測部の計測動作を開始させることができる。ここで、第2所定値として例えば、機器等による流体の使用が開始されたと判断できる流量値とすると、流量がこの流量値以上となったら、流体の使用が開始され該流体が流通し始めたとして、停止している流量計測部の計測動作を即座に開始させることができる。
また、本発明の第11の態様に係る流量計測装置は、上記した第3の態様において、前記制御部は、少なくとも2つ以上の前記監視計測部が流体の流量の計測動作を継続している状態において、前記監視計測部により計測された流量が第2所定値以上のとき、該監視計測部以外の前記流量計測部の計測動作を開始させるように構成されていてもよい。上記した構成によると、監視計測部が2以上設けられているため、流体の流量変化を監視する処理の確実性を高めることができる。
また、本発明の第12の態様に係る流量計測装置は、上記した第10または11の態様において、前記第2所定値は、前記第1所定値よりも大きな値であることが好ましい。
以下、本発明の実施形態1から3について、図面を参照しながら説明する。なお、これら実施形態1から3によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
実施の形態1について、図1〜図2を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る流量計測装置1の概略構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態に係る流量計測装置1は、配管部(ガス配管)8の途中に設置されて、この配管部8を流通するガス流量を求めるものである。
図1に示すように、実施形態1に係る流量計測装置1は、計測流路部2a、流量計測モジュール2b、制御部3、電源供給部4、および演算部5により構成されている。流量計測装置1の上流側は入口部6と、またその下流側は出口部7とにそれぞれ接続されている。そして、流量計測装置1は、入口部6および出口部7それぞれを介して配管部8と接続されている。
また、上流側の入口部6と配管部8との間に遮断弁9が接続されている。遮断弁9は、例えば、流量計測装置1からガス消費側(下流側)に配置されるガス機器(不図示)までの間でガス漏れなどの異常が検出された場合、あるいは、外部からの遮断要求等に応じて、入口部6を塞ぎ、ガスの流れを遮断するものである。
ところで、実施形態1に係る流量計測装置1では、図1に示すように入口部6と出口部7との間において複数の流路が並列して配置されている。なお、これら複数の流路を計測流路F1〜Fnと称する。また、これら計測流路F1〜Fnには、該計測流路F1〜Fnを流通するガス流量を計測するための流量計測部M1〜Mnが設けられている。計測流路部2aは、入口部6において、少なくとも複数の並列に配置された計測流路F1〜計測流路Fnへと分岐し、出口部7に至るまでに再び1つの流路となるように結合されている。
そして、計測流路F1〜計測流路Fnには、流量計測のためのセンサ(図示せず)が設けられており、このセンサを用いて計測流路を流通する流体の流量計測がなされる。流量計測方式としては、例えば、超音波方式、フローセンサ方式、フルイディック方式等の瞬時計測が可能な流量計測方式であれば、どのようなものであってもよい。
また、入口部6と計測流路F1〜計測流路Fnとの接続は、分岐配管用継手を介して行われてもよいし、両者の間にガスを計測流路F1〜Fnそれぞれに配給できるような空間を形成するチャンバを設け、このチャンバを介して行われてもよい。出口部7についても同様である。
計測流路F1〜計測流路Fnのそれぞれの流量を計測する流量計測部M1〜流量計測部Mnは、配線10により演算部5に接続され、配線11により制御部3に接続されている。これらはもちろん、無線接続されていてもよいものである。
次に、図2を参照して実施形態1に係る流量計測装置1における、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理の一例を示す。図2は本発明の実施形態1に係る流量計測装置1における、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理の一例を示すフローチャートである。
図2に示すフローチャートにおいて処理S1では、すべての流路において各流量計測部M1〜Mnによる流量計測処理を実施する。そして、処理S2では、各流量計測部M1〜Mnで計測された流量を足し合わせた合計流量が所定値Qs(第1所定値)より小さいかどうかの判断処理を行う。そして、処理S2の判断処理において、合計流量が所定値Qsよりも小さいと判断された場合(処理S2において「YES」)は処理S3に進む。逆に、所定値Qsよりも大きいと判断された場合(処理S2において「NO」)は、処理S1に戻り処理を繰り返す。処理S3では監視流路として選択された流路以外の計測流路に備えられている流量計測部の計測動作を停止する計測動作停止処理を実施する。そして、処理S4では監視流路に備えられた流量計測部による流量計測処理が行われ、続く処理S5では処理S4で計測された監視流路の流量が所定値Qm(第2所定値)以上かどうかの判断処理を実施する。ここで、計測された監視流路の流量が所定値Qm以上であると判断された場合(処理S5において「YES」)処理S6に進む。処理S6では停止させているすべての計測流路の流量計測部の計測動作を復帰させる計測動作復帰処理を実施する。一方、処理S5において「NO」の場合、処理S4に戻って監視流路を流通するガスの流量計測をおこなう。
以上のように構成され、また処理フローが実施される流量計測装置1について、以下、その動作、作用をより具体的に説明する。
まず、図1において、計測系全体の説明を行う。
図1において、ガスの流れは矢印Aの方向に配管部8、遮断弁9を経由して入口部6に至る。そしてガスは流量計測装置1の計測流路部2aに流入する。
上述したように入口部6では複数の計測流路F1〜計測流路Fnへと分岐しているため、配管8を通じて流通してきたガスはそれぞれの計測流路F1〜Fnに分配されて流れこむ。そして、計測流路F1〜Fnの下流でこれら計測流路F1〜Fnが再び一本となるように接続されている。このため、計測流路F1〜Fnの下流側でガスは合流して出口部7に至る。
各計測流路F1〜Fnをガスが流通するとき、流量計測部M1〜Mnにて、各計測流路F1〜Fnを流通するガスの流量Q1〜Qnがそれぞれ計測される。そして、計測流路部2aを通過するガスの全流量Qtは次式(式1)にて算出される。
Qt=Q1+Q2+・・・+Qn (1)
なお、この演算は、演算部5にて行われる。すなわち、各計測流路F1〜Fnは、流通するガスの流量をそれぞれ測定すると、その測定値を、配線10を通じて演算部5に出力する。演算部5は、各計測流路F1〜Fnから測定値を受信し、これらを(式1)に示すように足し合わせ、全流量Qtを求める。
また、各流量計測部M1〜Mnのうちの任意の流量計測部を備えた計測流路を監視流路として決定し、その監視流路でのみ流量の計測を継続させるようにする監視流路動作の制御は、演算部5での演算結果を基に、制御部が行うように構成されている。
また、電源供給部4から各流量計測部M1〜流量計測部Mnへの電源供給の要否は、演算部5での演算結果を基に、制御部3が判断するように構成されている。
次に、流量計測部M1〜流量計測部Mnによる流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理の制御方法を図2のフローチャートを用いてより詳細に説明する。
まず、流量計測装置1においてガス流量を計測する流量計測処理が開始されているとする。このとき、すべての計測流路F1〜Fnにおいて、各流量計測部M1〜Mnによる流量計測処理(処理S1)が行われる。次に、取得された流量の合計流量(Qt)が演算部5により計算される。これにより、流量計測装置1は、配管8を通じて流通するガスの流量を求めることができる。また、演算部5は、この合計流量の値が所定値Qs(第1所定値)より小さいかどうかを判断し(処理S2)、Qsより小さくない場合は、再び各流量計測部M1〜Mnそれぞれでの流量計測(処理S1)が実行される。
この判断処理(処理S2)は演算部5にて行われる。
そして、取得された合計流量(Qt)が所定値Qsより小さいと演算部5が判定した場合は、制御部3は、任意の計測流路を、流量計測装置1を流通するガス流量の変動の有無を監視するための監視流路とする。そして、制御部3は、監視流路の流量計測部でのガス流量の計測動作を継続させ、それ以外の流路の流量計測部の計測動作を停止させる計測動作停止処理(S3)が実行される。なお、この計測動作停止処理とは、監視流路以外の計測流路に備えられている流量計測部において、流量計測に係る動作を停止させた状態とする処理である。例えば、流量計測に関わるセンサなどの部材をその機能を実行させないで待機状態とさせる処理であってもよい。あるいは監視流路以外の計測流路に備えられている流量計測部への、電源供給部4からの電力供給を停止させることで流量計測部自身の動作を停止させてもよい。
この計測動作停止処理(処理S3)は演算部5での処理結果を踏まえて、制御部3により、監視流路以外の計測流路に備えられている流量計測部を制御することにより行われる。
例えば、監視流路を計測流路F1とすると、この流路に対応する流量計測部M1以外の流量計測部の計測が制御部3からの制御指示に応じて停止される。
このときの監視流路としては、複数の計測流路F1〜Fnのうち、最も流量の小さいものを選ぶこともできるし、最も大きいものを選ぶこともできる。すなわち、複数の計測流路F1〜Fnにおける各計測結果のうち、計測結果が最小値となる計測流路を監視流路として選択してもよいし、逆に最大値となる計測流路を監視流路として選択してもよい。また、監視流路として選択する計測流路を時間的に順次変更することもできる。
流通するガスの流量の計測結果が最も小さい流量値となる計測流路を監視流路に選んだときは、この流量変化を捉えることに関して、確実性を高めることができる。ここで、流通するガスの流量が小さい計測流路でガスの流量を検出できた場合、他の計測流路では、それ以上の流量のガスが流れていると判断できる。したがって、このように構成される場合、すべての流路で所定流量の流体が流通している状態となった後、停止させられている計測流路の流量計測部による計測を開始させるかについての復帰判断がなされることになる。このため、すべての流量変化の有無に関する判断の確実性を高めることができる。
逆に、流通するガスの流量が最も大きい計測流路を監視流路に選んだときは、他の計測流路よりも流量変化を早く捉えることができる。つまり、流通するガスの流量が最も大きい計測流路とは、並列に配置された複数の計測流路の中で最も断面積が大きい流路となる。ここで、断面積が大きく圧損が小さい計測流路の方がガスはよりたくさん流れやすくなるため、ガスの流量の測定をより早く判断できる。
また、監視流路として選択する計測流路を時間的に順次変更する場合は、監視流路に選択された計測流路のいずれかに故障が生じているときでも、故障を生じていない計測流路に備えられた流量計測部で監視することができるので、確実に計測流路を流通するガスの流量の変動を監視することができる。
その後は、監視流路として選択された計測流路に備えられた流量計測部のみがガスの流量計測処理(処理S4)を実行し、その流量変化を監視する状態となる。
次に、監視流路を流通するガスの流量が所定値Qm(第2所定値)以上かどうかを判断され(処理S5)、所定値Qm以上でないと判断された場合は、再び監視流路を流通するガスの流量計測が実行される(処理S4)。なお、この処理S5の判断処理は演算部5にて行われる。
そして、監視流路を流通するガスの流量が所定値Qm以上と判断される場合は、すべての計測流路に備えられた流量計測部で計測動作を開始する計測動作復帰処理(処理S6)が実行される。
この計測動作復帰処理(処理S6)は演算部5での処理結果を踏まえて、制御部3が、流量計測モジュール2bを制御することにより行われる。
具体的には、例えば監視流路を計測流路F1であるとしたとき、演算部5が監視流路(計測流路F1)を流通するガスの流量が所定値Qm以上であると判断すると、この演算部5の判断に応じて制御部3が流量計測部M1以外の流量計測部M2〜Mnの計測動作を復帰するように制御する。
その後、再びもとの状態に戻り、各流量計測部M1〜Mnでの流量計測処理(処理S1)が行われ、流量計測装置1を流通するガスの流量を求められる。
ところで、上記で示した流量の所定値Qsは、例えば、ゼロに近い所定値である。具体的には、流量計測部M1〜Mn等の計測系の計測結果のバラツキに起因して生じる流体の流量の計測誤差を考慮しゼロ流量とみなされる範囲で設定された値である。なお、監視流路として選択された計測流路を流通するガスの流量が実質的にゼロの場合には、基本的には監視流路以外の計測流路で流通するガスの流量を計測する必要がない。このため、本実施形態1に係る流量計測装置1のように、例えば、計測流路を流通するガスの流量が実質的にゼロの場合では、いずれか1つの計測流路を、ガスの流通が開始されたタイミングを検知するための監視流路とする。そして、この監視流路以外の計測流路においてはガスの流量計測を停止させることができる。このため、流量計測装置1は、流通するガスの流量の計測に要する消費電力を下げることができる。
また、流量計測装置1において監視流路のみが流量計測処理を実施している状態にあるときに、流量が増加して実質ゼロに近い所定値Qsよりも大きい値であって、機器によるガスの使用が開始されたと判断できる流量であるQm以上になった場合には、停止させられているすべての流量計測部の計測動作を直ちに復帰させて通常の流量計測を行う流量計測処理の状態に戻すことができる。すなわち、ガスが再び流通し始めると、それに応じて各計測流路にて流量計測を確実に再開させることができるため、流量計測精度を落とすことがない。
なお、本実施の形態では、流路を模擬的に図示しているが、それぞれの流路を流れる流量は均等であってもよいし、不均等であってもよい。すなわち、図3の表における(A)に示すように、流量計測装置1において並列に配置される複数の計測流量それぞれの流路の断面積および流路長が等しくなり、各計測流路を流れるガス流量が均等となった構成であってもよい。あるいは、図3の表における(B)に示すように、流量計測装置1において並列に配置された複数の計測装置それぞれの流路の断面積等が異なり計測流路を流れるガス流量が不均等となる構成であってもよい。なお、図3は、本実施の形態に係る流量計測装置1の計測流路構成例を示す表である。
とりわけ、複数の計測流路を流れるガス流量それぞれが不均等となる構成の場合、もっとも計測されるガス流量の少ない計測流路を監視流路としたとき、この監視流路は、ガス流量の計測に要する消費電力が最も少ない流路となる。このため、流量計測装置1を流通するガス流量が実質的にゼロの場合に、他の消費電力の大きい流量計測部の計測動作を停止させることができるため、より一層、低消費電力化の効果を発揮することができる。
また、複数の計測流路を流れるガス流量それぞれが不均等となる構成の場合、もっとも計測されたガス流量の大きい計測流路を監視流路とすることもできる。この場合は、復帰判断が早く実施されるため、計測精度の向上に寄与することができる。すなわち、計測されたガス流量が大きい計測流路とは、並列に配置された複数の計測流路の中で最も断面積が大きい流路となる。ここで、断面積が大きく圧損が小さい計測流路の方がガスはよりたくさん流れやすくなるため、ガスの流量の測定をより早く判断できる。
また、実施形態1に係る流量計測装置1では、複数の計測流路F1〜Fnのうちのいずれか1つを監視流路として選択し、流通するガスの流量変化を監視する構成であった。しかしながらこのような構成に限定されるものではない。例えば、監視流路として選択する計測流路を複数にして、流通するガスの流量変化を監視する構成としてもよい。このように構成される流量計測装置1について、以下に実施形態2として説明する。
(実施形態2)
実施形態2に係る流量計測装置1は、実施形態1に係る流量計測装置1と同様の構成となるため、その構成についての説明は省略する。そして、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理に関して、実施形態1とは異なる処理部分について図4を参照して説明する。図4は本発明の実施の形態2に係る流量計測装置1における、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理の一例を示すフローチャートである。
図4に示すフローチャートにおいて処理S11では、すべての計測流路F1〜Fnにおいて各流量計測部M1〜Mnによる流量計測処理を実施する。そして、処理S12では、各流量計測部M1〜Mnで計測された流量を足し合わせた合計流量(全流量Qt)が所定値Qsより小さいかどうかの判断処理を行う。そして、処理S12の判断処理において、合計流量が所定値Qsよりも小さいと判断された場合(処理S12において「YES」)は処理S13に進む。所定値Qs以上と判断された場合(処理S12において「NO」)は、処理S11に戻り処理を繰り返す。処理S13では複数の監視流路以外の流路に備えられている流量計測部の計測動作を停止する計測動作停止処理を実施する。そして、処理S14では複数の監視流路に備えられた流量計測部による流量計測処理が行われ、続く処理S15では処理S14で計測された少なくとも1つの監視流路の流量が所定値Qm以上かどうかの判断処理を実施する。ここで、計測された監視流路の流量が所定値Qm以上であると判断された場合(処理S15において「YES」)処理S16に進む。処理S16では、停止していたすべての計測流路の流量計測部の計測動作を復帰させる計測動作復帰処理を実施する。一方、処理S15において「NO」の場合、処理S14に戻って監視流路を流通するガスの流量計測を継続する。
以上のように構成され、また処理フローが実施される流量計測装置1について、以下、その動作、作用をより具体的に説明する。なお、図4に示すフローチャートにおいて処理S11から処理S12までは実施形態1に係る流量計測装置1における処理S1から処理S2までと同様であるためその説明については省略する。
処理S12において、取得された合計流量(Qt)が所定値Qsより小さいと演算部5が判定した場合は、任意の複数の計測流路を、流量計測装置1を流通するガス流量の変動の有無を監視するための監視流路とする。そして、制御部3は、監視流路の流量計測部でのガス流量の計測動作を継続させ、それ以外の計測流路の流量計測部の計測動作を停止させる計測動作停止処理(S13)が実行される。なお、この計測動作停止処理とは、選択された複数の監視流路以外の計測流路に備えられている流量計測部において、流量計測に係る動作を停止させた状態とする処理である。例えば、流量計測に関わるセンサなどの部材を実行させないで待機状態とさせる処理であってもよい。あるいは監視流路以外の計測流路に備えられている流量計測部への、電源供給部4からの電力供給を停止させることで流量計測部自身の動作を停止させてもよい。
この計測動作停止処理(処理S13)は演算部5での処理結果を踏まえて、制御部3により、監視流路以外の計測流路に備えられている流量計測部を停止させるように制御することにより行われる。
例えば、監視流路を計測流路F1、計測流路F2とすると、これらの流路に対応する流量計測部M1、流量計測部M2以外の流量計測部M3〜Mnの計測が制御部3からの制御指示に応じて停止される。
その後は、監視流路として選択された複数の計測流路それぞれに備えられた流量計測部M1、M2のみがガスの流量計測(処理S14)を実行し、その流量変化を監視する。
次に、少なくとも1つの監視流路を流通するガスの流量が所定値Qm以上かどうかを判断され(処理S15)、所定値Qm以上でないと判断された場合は、再び監視流路を流通するガスの流量計測が実行される(処理S14)。なお、この処理S15の判断処理は演算部5にて行われる。
上述した監視流路による監視の仕方としてはさまざまな方法がある。
例えば、監視流路を固定する方法があり、この場合には、一定の流路特性(計測精度)を有する監視流路を用いて流通するガス流量の流量変化の監視を実施することができる。
また、監視流路による別の監視の仕方としては、監視流路として選択する計測流路を時間的に順次変更するようにすることもできる。この場合には、監視流路として選択された計測流路が有する流量計測部において不具合が発生している場合でも、所定時間経過後に監視流路として新たに選択された計測流路が有する流量計測部にて流通するガス流量を正確に計測することができる。このため、監視流路として選択された計測流路の流量計測部に不具合が生じて流通するガス流量の変化が検知できないといったリスクを分散させることができる。
そして、少なくとも1つの監視流路を流通するガスの流量が所定値Qm以上と判断される場合は、停止させられていたすべての計測流路F3〜Fnに備えられた流量計測部M3〜Mnで計測動作を開始する計測動作復帰処理(処理S16)が実行される。
もちろん、1つの監視流路ではなく2つ以上の監視流路を流通するガスの流量が所定値Qm以上かどうか判断することにより、計測流路に備えられた流量計測部での計測動作を開始するか否か決定する構成であってもよい。流量計測装置1がこのように構成された場合、監視流路を流通するガス流量の変化を監視する処理の確実性を高めることもできる。
この計測動作復帰処理(処理S16)は演算部5での処理結果を踏まえて、制御部3が、流量計測モジュール2bを制御することにより行われる。
具体的には、例えば監視流路を計測流路F1、計測流路F2であるとしたとき、演算部5が監視流路(計測流路F1、F2)を流通するガスの流量のうち少なくとも1つが所定値Qm以上であると判断すると、この演算部5の判断に応じて制御部3が流量計測部M1、流量計測部M2以外の流量計測部M3〜Mnの計測動作を復帰させるように制御する。
その後、再びもとの状態に戻り、各流量計測部M1、M2、・・・、Mnでの流量計測(処理S11)が行われる。
ところで、上記で示した流量の所定値Qs或いはQmとは、上述したように例えば、ゼロに近い所定値である。流量が実質的にゼロの場合には、基本的には監視流路以外の計測流路で流通するガスの流量を計測する必要がない。このため、本実施形態2に係る流量計測装置1のように、任意の複数の計測流路を、ガスの流通が開始されたタイミングを検知するための監視流路とすることにより、計測流路を流通するガスの流量が実質的にゼロの場合は、これら監視流路以外の計測流路においてはガスの流量計測を停止させることができる。このため、流量計測装置1は、流通するガスの流量の計測に要する消費電力を下げることができる。とりわけ、実施形態2に係る流量計測装置1では、監視流路とする計測流路を複数選択する構成であるため、ガス流量の変化を監視する処理の確実性を高めることができる。
また、流量計測装置1において複数の監視流路のみが流量計測状態にあるときに、流量が増加して実質ゼロに近い所定値Qm以上との値になった場合には、停止させられているすべての流量計測部M3〜Mnの計測動作を直ちに復帰させて通常の流量計測を行う流量計測処理に戻すことができる。すなわち、ガスが再び流通し始めると、それに応じて各計測流路F1〜Fnにて流量計測を確実に再開させることができるため、流量計測精度を落とすことがない。
ところで、上記した実施形態1に係る流量計測装置1および実施形態2に係る流量計測装置1では、各計測流路F1〜Fnを流通するガス流量を足し合わせて、流量計測装置1を流通するガスの全流量を求める構成であった。しかしながら、このような構成に限定されるものではない。例えば、1つの計測流路を流通したガス流量から流量計測装置1を流通するガスの全流量を求める構成としてもよい。このような構成を実施形態3として以下に説明する。
(実施形態3)
実施形態3に係る流量計測装置1は、実施形態1に係る流量計測装置1と同様の構成となるが、この流量計測装置1を流通するガスの全流量を求める構成についてのみ異なる。すなわち、実施形態3に係る流量計測装置1は、まず、流量計測部M1〜Mnにて各計測流路F1〜Fnにおける流量Q1〜Qnを計測する。そして、それぞれの計測流路F1〜Fnで計測された流量Q1〜Qnそれぞれから全流量Qtを求めるよう校正される構成となっている。すなわち、いずれの流路でも流量計測装置1を流れる全流量Qtを得ることができるようになっており、全体として冗長性のある計測システムとなっている。それ以外の構成については実施形態3に係る流量計測装置1は実施形態1に係る流量計測装置1と同様の構成となるため、説明は省略する。
次に、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理に関して、実施形態1とは異なる処理部分について図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施形態3に係る流量計測装置1における、流量計測処理の停止、監視、復帰(開始)処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すフローチャートにおいて処理S21では、すべての計測流路F1〜Fnにおいて各流量計測部M1〜Mnによる流量計測処理を実施する。そして、処理S22では、各流量計測部M1〜Mnで計測された流量それぞれで全流量Qtを求め、これら求められた全流量Qtのうちの少なくとも1つの値が所定値Qsより小さいかどうかの判断処理を行う。そして、処理S22の判断処理において、求められた全流量Qtのうちの少なくとも1つの値が所定値Qsよりも小さいと判断された場合(処理S22において「YES」)は処理S23に進む。所定値Qs以上と判断された場合(処理S22において「NO」)は、処理S21に戻り処理を繰り返す。
なお、処理S22における判断処理は演算部5にて行われる。
求められた全流量Qtのうちの少なくとも1つの値が所定値Qsより小さい場合は、任意の1流路を流量の有無を監視するための監視流路として流量計測部による計測動作を継続させる。一方、それ以外の計測流路の流量計測部の計測動作を停止する計測動作停止処理が実行される(処理S23)。この処理S23以降の処理については実施形態1と同様となるため説明は省略する。
なお、実施形態3に係る流量計測装置1では、実施形態1と同様に複数の計測流路F1からFnすべてに流量計測部M1〜Mnを備えた構成としたがこれに限定されるものではない。実施形態3に係る流量計測装置1は、上述したように1つの計測流路の流量計測部により計測された値から流量計測装置1全体を流通するガスの流量を求めることができる構成である。このため、例えば、図3の表の(C)に示すように、並列して配置された複数の流路のうちの一部の流路(少なくとも2以上の流路)のみに流量計測部を備える構成としてもよい。換言すれば、流量計測部を備える複数の流路の他、流量計測部を備えない流路がこれらに対して並列に配置されていてもよい。このように構成された場合、制御部3は、流量計測部が備えられている流路(計測流路)の中から監視流路となる流路を選択することとなる。
上記した実施形態1から3では流量計測装置1による計測対象をガスとしたがこれに限定されるものではなく例えば、液体であってもよい。すなわち、計測対象は、単位時間あたりに流通した流量を求めることが要求される流体であればよい。
なお、本発明に係る流量計測装置1は以下の構成を有するものであるともいえる。すなわち、本発明に係る流量計測装置1は、計測対象となる流体が流れる複数の計測流路と、前記複数の計測流路の各々に設置され、計測対象となる流体の流量に基づく流量信号を出力する複数の流量計測部と、前記流量計測部の計測動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記流量計測部からの流量信号に応じて、前記流量計測部の計測動作の停止、監視、復帰を制御するようにした構成としてもよい。これにより、計測流量に対応して計測動作を行う流量計測部の数を制御することができ、低消費電力化を図ることができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、計測対象となる流体が流れる複数の計測流路と、前記複数の計測流路の各々に設置され、計測対象となる流体の流量に基づく流量信号を出力する複数の流量計測部と、前記流量計測部からの流量信号に基づいて流量を演算する流量演算部と、前記流量計測部の計測動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記流量演算部で演算された各計測流路における流量の合計が所定値以下となった場合に、前記複数の流量計測部の1つのみを監視流路として計測動作させるようにし、当該流量計測部以外の前記流量計測部の計測動作を停止させるようにした構成としてもよい。これにより、計測流量が所定の値より小さい場合は、1つの監視用流量計測部のみが計測動作を行うため、流量計測における消費電力を下げることができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、所定の値を実質的にゼロ流量であるような値に設定された構成としてもよい。流量が実質的にゼロの場合には、基本的には流路すべてについて流量を計測する必要がない。つまり、監視流路の計測流路だけが流量測定をすればよいため、流量計測における消費電力を下げることができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、監視用の流量計測部を前記複数の流量計測部のうち、最小値を示すものとしてもよい。これにより、すべての流路が所定の値に達した後、復帰判断がなされることになるため、確実性を高めることができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、監視用の流量計測部を前記複数の流量計測部のうち、最大値を示すものとしてもよい。これにより、復帰判断が早く実施されるため、計測精度の向上に寄与することができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、監視用の流量計測部を前記複数の流量計測部のうち、時間的に順次変更するものとしてもよい。これにより、いずれかの監視流路の流量計測部に故障が生じても、流量計測部が故障していない監視流路で監視することでき、フェールセーフシステムとして機能することができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、制御部は、一つの流量計測部のみが監視流路として作動している状態において、前記当該流量計測部の計測流量が所定値以上のとき、当該流量計測部以外の前記流量計測部の計測動作を復帰するように制御する構成としてもよい。これにより、監視流路のみにより、流量の監視を行い、流量が増加した場合には、すべての計測流路の計測動作を直ちに復帰して通常の流量計測状態に戻ることができる。したがって、流量計測を確実に継続することができ、流量計測精度を落とすことがない。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、所定値を実質的にゼロ流量であるような値に設定した構成としてもよい。これにより、流量が実質的に流れ始めたことを検知してすべての流路の流量計測状態に復帰することができる。したがって、流量計測を確実に継続することができ、流量計測精度を落とすことがない。
また、本発明に係る流量計測装置1は、以下のような構成であるとも言える。すなわち、本発明に係る流量計測装置1は、計測対象となる流体が流れる複数の計測流路と、前記複数の計測流路の各々に設置され、計測対象となる流体の流量に基づく流量信号を出力する複数の流量計測部と、前記流量計測部からの流量信号に基づいて流量を演算する流量演算部と、前記流量計測部の計測動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記流量演算部で演算された各計測流路における流量の少なくとも1つが所定値以下となった場合に、前記複数の流量計測部の1つのみを監視流路として計測動作させるようにし、当該流量計測部以外の前記流量計測部の計測動作を停止させるようにした構成としてもよい。これにより、計測流量が所定の値より小さい場合は、1つの監視流路に備えられた流量計測部のみが計測動作を行うことにより、流量計測における消費電力を下げることができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、所定値を実質的にゼロ流量であるような値に設定した構成としてもよい。これにより、流量が実質的にゼロの場合には、基本的にはすべての流路の流量を計測する必要がない。つまり、監視流路だけが流量測定をすればよいため、流量計測における消費電力を下げることができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、監視用の流量計測部を前記複数の流量計測部のうち、計測された流量が最小値を示すものとしてもよい。これにより、すべての流路が所定の値に達した後、復帰判断がなされることになるため、確実性を高めることができるものである。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、監視用の流量計測部を前記複数の流量計測部のうち、最大値を示すものとしてもよい。これにより、復帰判断が早く実施されるため、計測精度の向上に寄与することができる。また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、監視用の流量計測部を前記複数の流量計測部のうち、時間的に順次変更するものとしてもよい。これにより、いずれかに故障が生じても、流量計測部が故障していない監視流路で監視することが、フェールセーフシステムとして機能することができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、制御部は、一つの流量計測部のみが監視流路として作動している状態において、前記当該流量計測部の計測流量が所定値以上のとき、当該流量計測部以外の前記流量計測部の計測動作を復帰するように制御する構成としてもよい。これにより、監視流路のみにより、流量の監視を行い、流量が増加した場合には、すべての計測流路の計測動作を直ちに復帰して通常の流量計測状態に戻ることができる。したがって、流量計測を確実に継続することができ、流量計測精度を落とすことがない。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、所定値を実質的にゼロ流量であるような値に設定した構成としてもよい。これにより、流量が実質的に流れ始めたことを検知してすべての流路の流量計測状態に復帰することができる。したがって、流量計測を確実に継続することができ、流量計測精度を落とすことがない。
さらにまた、本発明に係る流量計測装置1は、以下のような構成であるとも言える。すなわち、本発明に係る流量計測装置1は、計測対象となる流体が流れる複数の計測流路と、前記複数の計測流路の各々に設置され、計測対象となる流体の流量に基づく流量信号を出力する複数の流量計測部と、前記流量計測部からの流量信号に基づいて流量を演算する流量演算部と、前記流量計測部の計測動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記流量演算部で演算された各計測流路における流量の合計が所定値以下となった場合に、前記複数の流量計測部の少なくとも2つを監視動作させ、残りを停止させるようにした構成としてもよい。これにより、計測流量が所定値より小さい場合は、監視用の流量計測部のみの計測動作を行うように制御する構成してもよい。これにより、流量計測における消費電力を下げることができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、監視動作を行う流量計測部を所定の流量計測部に固定してもよい。このように監視動作を行う流量計測部を常に所定の流量計測部とすることにより、流量計測部ごとの精度の違いにより計測結果にずれ生じるといったことを防ぐことができる。それゆえ、一定の特性で監視をすることができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、監視動作を行う流量計測部を時間的に順次変更するように構成してもよい。これにより、監視動作を行う流量計測部に異常が生じて正しい計測ができないような事態が発生しても、他の流量計測部に切替て流体の流量を計測することができる。このため監視動作を正確に行うことができないといったリスクを分散することができる。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、制御部は、少なくとも2つの流量計測部が監視動作をしている状態において、前記当該流量計測部の計測流量の少なくとも1つが所定値以上のとき、当該流量計測部以外の前記流量計測部の計測動作を復帰させるように制御する構成としてもよい。これにより、流体が流れ始めて流通する流体の流量が増加した場合、すべての計測流路の計測動作を直ちに復帰して通常の流量計測状態に戻ることができる。このため、流量計測を確実に継続することができ、流量計測精度を落とすことがない。
また、本発明に係る流量計測装置1は、上記した構成において、特に、制御部は、少なくとも2つ以上の流量計測部が監視動作をしている状態において、前記当該流量計測部の計測流量の2つ以上が所定値以上のとき、当該流量計測部以外の前記流量計測部の計測動作を復帰するように制御する構成としてもよい。これにより、流量計測装置1では流量が増加したという判断をより確実に行うことができるため、計測動作を停止させている流量計測部の計測動作を適切に開始させることができる。それゆえ、流量計測の継続性を維持し、流量計測処理に対する信頼性を、より高めることができる。
以上のように、本発明の流量計測装置は、低消費電力で大流量の計測を行うことができるため、業務用大型ガスメータやポータブル型大流量用計測器等、電池を電源とする機器に対して、幅広く応用ができるものである。
1 流量計測装置
3 制御部
5 演算部
6 入口部
7 出口部
F1〜Fn 計測流路〜計測流路(計測流路)
M1〜Mn 流量計測部〜流量計測部(流量計測部)

Claims (12)

  1. 流体が流入する入口部と、該流体が流出する出口部との間に設けられ、該流体が流通する複数の流路と、
    前記複数の流路それぞれに設置され、該流路を流通する流体の流量を計測するための流量計測部と、
    複数の前記流量計測部による計測結果に基づき、これら複数の流量計側部の中から任意に選択した一部の流量計測部について流量の計測動作を停止させ、かつ、流量の計測動作を停止させないその残余の流量計測部監視計測部とし、該監視計測部による計測結果に基づき、前記一部の流量計測部による流量の計測動作を再開させるか否かを判断する、制御部と、を備える流量計測装置。
  2. 前記複数の流路それぞれに備えられた前記流量計測部により計測された流量を足し合わせ、当該流量計測装置を流通する流体の全流量を求める演算部を備え、
    前記制御部は、前記演算部により求められた流体の全流量が第1所定値より小さくなった場合、前記監視計測部となる流量計測部以外の流量計測部による流量の計測動作を停止させる請求項1に記載の流量計測装置。
  3. 前記複数の流路それぞれに備えられた前記流量計測部により計測された流量を足し合わせ、当該流量計測装置を流通する流体の全流量を求める演算部を備え、
    前記制御部は、前記演算部により求められた流体の全流量が第1所定値より小さくなった場合、前記監視計測部となる所定の2以上の流量計測部以外の流量計測部による流量の計測動作を停止させる請求項1に記載の流量計測装置。
  4. 前記複数の流路のうち少なくとも2以上の流路に備えられた前記流量計測部それぞれで計測された流量から当該流量計測装置を流通する流体の全流量をそれぞれ求める演算部を備え、
    前記制御部は、前記演算部により求められた流体の全流量が第1所定値より小さくなった場合、前記監視計測部となる流量計測部以外の流量計測部による流量の計測動作を停止させる請求項1に記載の流量計測装置。
  5. 前記第1所定値は、実質的にゼロ流量とみなされる値である請求項2から4のいずれか1項に記載の流量計測装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の流量計測部のうち、計測された流体の流量が最小値を示すものを前記監視計測部とする請求項2または4に記載の流量計測装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の流量計測部のうち、計測された流体の流量が最大値を示すものを前記監視計測部とする請求項2または4に記載の流量計測装置。
  8. 前記制御部は、前記複数の流量計測部において、前記監視計測部とする流量計測部を時間的に順次、変更させる請求項2から4のいずれか1項に記載の流量計測装置。
  9. 前記制御部は、前記複数の流量計測部において、前記監視計測部とする流量計測部を所定の流量計測部に固定させる請求項2から4のいずれか1項に記載の流量計測装置。
  10. 前記制御部は、
    一つの前記監視計測部のみが流体の流量の計測動作を継続している状態において、
    前記監視計測部により計測された流量が第2所定値以上のとき、該監視計測部以外の前記流量計測部の計測動作を開始させる請求項2または4に記載の流量計測装置。
  11. 前記制御部は、
    少なくとも2つ以上の前記監視計測部が流体の流量の計測動作を継続している状態において、
    前記監視計測部により計測された流量が第2所定値以上のとき、該監視計測部以外の前記流量計測部の計測動作を開始させる請求項3に記載の流量計測装置。
  12. 前記第2所定値は、前記第1所定値よりも大きな値である請求項10または11に記載の流量計測装置。
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