JP5971392B1 - ビニル系重合体の製造方法並びに製造装置 - Google Patents
ビニル系重合体の製造方法並びに製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5971392B1 JP5971392B1 JP2015192207A JP2015192207A JP5971392B1 JP 5971392 B1 JP5971392 B1 JP 5971392B1 JP 2015192207 A JP2015192207 A JP 2015192207A JP 2015192207 A JP2015192207 A JP 2015192207A JP 5971392 B1 JP5971392 B1 JP 5971392B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl polymer
- polymerization initiator
- vinyl
- mixture
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
Description
ビニル系重合体に残留する単量体は、医療用、ヘルスケア用途に於いては例えば皮膚刺激の原因となる。同様に、生活空間内の用途においては例えば臭気源やシックハウス症候群の原因物質となってしまう。このため、年々あらゆる用途において残留単量体低減の要求が高まっている。
更に、一般にビニル樹脂溶液は任意の対象物に塗工して使用される事が多い。このため、均一な塗膜を得るために、塗工工程において、スジや抜け等の欠陥が発生しにくい液性を有していることは、低残留単量体濃度に加えて重要である。
この単純な反応時間延長は装置の時間当たりの生産性の低下を意味し、コスト増につながってしまう。また長時間の反応はゲル化のリスクが高まる上、ゲル化に到らずとも塗工に適した液性を得るのは非常に困難である。更に長時間効果的なラジカル濃度を保つために、例えば過酸化物の添加によって、過酸化物自体が高濃度に残留してしまう。
しかし、常圧沸点を超える温度での反応には、耐圧構造を備えた高価な反応槽が必要である。また従来より普及している常圧反応槽ではこの方法は実現不可能である。
しかし、微細流路の利用は、ゲル物異物での閉塞のリスクが常に付きまとう。そのため、任意の生産装置で合成されたビニル系重合体流体を流通させると、異物混入やゲル物発生等の理由での閉塞リスクが大きい。また、特に高粘度である樹脂流体を流す際には圧力損失が非常に大きくなってしまう。その為、送液ポンプや配管材料の選定に大きな制約が生じてしまう。また、微細流路の大規模化のために、高度にナンバリングアップされた複雑な高圧装置は高価になる上に、例えば各流路の閉塞検出等が難しい等、大規模化には運用上の問題があった。
しかしこの手法は、溶剤や分散媒を含まない固形分100%の重合溶融体にしか用いることができない。
この手法では連続的に、任意の量を製造することが出来るが、システム滞留液量が大きく、機器運転が平衡に達するまでのロスが大きい。そのため、1品種を大量に処理する用途以外には適さない。
ビニル系単量体を重合してなり、
ビニル系単量体の反応率が90重量%以上99.9重量%未満であるビニル系重合体と溶剤とを含む流体に、
重合開始剤を混合した重合体混合物を、
加熱可能な狭小流路中を移動させることを特徴とするビニル系重合体の製造方法であって、
前記狭小流路の等価直径が、3〜30mmであって、
かつ、前記混合物の流路中の最高液温が100℃以上210℃以下であって、
前記重合開始剤の1時間半減期温度は、60℃以上150℃以下であることを特徴とするビニル系重合体の製造方法に関する。
前記重合開始剤の1時間半減期温度から、当該半減期温度より30℃高い温度まで、昇温させる間は、
毎分4℃以上の条件で加熱昇温されることを特徴とする、
上記ビニル系重合体の製造方法に関する。
前記重合開始剤が少なくとも90重量%分解する時点まで滞留させることを特徴とする、
上記ビニル系重合体の製造方法に関する。
上記ビニル系重合体の製造方法に関する。
重合開始剤を添加し、前記混合物とする時点の、
前記混合物中の重合開始剤濃度I(mol/g)が、
下記の式を満たすことを特徴とする、上記ビニル系重合体の製造方法に関する。
I≦[I]max
ただし、
[I]maxは、-2.0×10-5×((P+M)/(S+P+M))2-1.0×10-5×((P+M)/(S+P+M)) + 4.3×10-5
Mは、流体中のビニル系単量体濃度(重量部)、
Pは、流体中のビニル系重合体濃度(重量部)、
Sは、流体中の溶剤濃度(重量部)を表す。
上記ビニル系重合体の製造方法に関する。
重合開始剤を混合する際の温度が、
前記重合開始剤の一時間半減期温度以下であることを特徴とする、
上記ビニル系重合体の製造方法に関する。
ビニル系単量体の反応率が99.9重量%未満であるビニル系重合体と溶剤とを含む流体を貯蔵する手段と、
前記流体に、重合開始剤を混合し、重合体混合物とさせる手段と、
前記重合体混合物を送液する手段と、
加熱可能な狭小流路と
を備えることを特徴とするビニル系重合体製造装置であって、
前記狭小流路の等価直径が、3mm以上、30mm以下である、ビニル系重合体製造装置に関する。
ビニル系重合体製造装置に関する。
上記ビニル系重合体製造装置に関する。
重合体混合物の常圧沸点以下まで冷却可能であることを特徴とする
上記ビニル系重合体製造装置に関する。
外部装置とは、
本発明の以外の装置、即ち、
ビニル系重合体と溶剤とを含む流体を貯蔵する手段と、
重合開始剤を混合し、重合体混合物とさせる手段と、
重合体混合物を送液する手段と、
加熱可能な狭小流路とを備える装置以外のあらゆる装置である。
濾過装置が具備される場合には、目開きが、本発明でいう等価直径以下であり、保液量が小さく、圧力損失が小さいものが好ましい。
センサー類や各種弁は、圧力、流量、温度などを、より安全で適切な条件範囲で運転するために、自動制御になっているものが好ましい。
好ましくは本技術の装置の出口側に、冷却装置を追加することができる。これによって、ビニル系重合体を含む流体を必要な時間加熱した後、ビニル系重合体を含む流体の常圧沸点以下まで冷却することで、安定して、より安全に外部に排出することが出来る。
これらの部材は流体の腐食性や強度や活性エネルギー線透過性等、必要に応じて適宜選択されうる。
また、アクリル酸、メタクリル酸、β―カルボキシエチルアクリレート、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、クロトン酸、フマル酸、無水フマル酸等などのカルボキシル基又は酸無水物基含有単量体や、(メタ)アクリル酸2-ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸6−ヒドロキシヘキシル、(メタ)アクリル酸8−ヒドロキシオクチル、(メタ)アクリル酸10−ヒドロキシデシル、(メタ)アクリル酸12−ヒドロキシラウリル、カプロラクトン変性(メタ)アクリル酸などの水酸基含有単量体;アクリル酸グリシジルや、メタクリル酸グリシジルなどのエポキシ基含有単量体;アクリルアミド、N-メチロールアクリルアミド、N-メチロールメタクリルアミドなどのアミド基含有単量体などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
(一般式) 等価直径 = 4×流れ方向を法線とした流路断面積/断面濡れ縁長さ
断面濡れ縁長さは断面に於いて壁面と接液している長さである。
例えば熱媒を利用して伝熱面を加熱することが出来る。熱媒としては、例えばスチーム、鉱物油、合成油等の流体が挙げられるが、これに限定されない。
例えば熱媒を用いない伝熱面の加熱方法としては、電気抵抗体による加熱、誘電加熱、電磁誘導加熱、等が挙げられるが、これらに限定されない。これらの加熱方法を単独で使用することも、複合使用することも出来る。
更に、マイクロ波などの電磁波による流体の直接加熱など、壁面を介しての伝熱を用いずに流体を加熱することも出来る。この場合、伝熱面温度は液温と等しいとする。
これらの重合開始剤は、単独で、もしくは2種類以上組み合わせて用いることができる。
I≦[I]max=-2.0×10-5×((P+M)/(S+P+M))2-1.0×10-5×((P+M)/(S+P+M)) + 4.3×10-5
ただし、Mは、流体中のビニル系単量体濃度(重量部)、
Pは、流体中のビニル系重合体濃度(重量部)、
Sは、流体中の溶剤濃度(重量部)を表す。
tx% = ln (100/(100-x)) / kd
x=90(%); t90% :90%分解時間 (h)
kd = A e-Ea/RT
kd:分解速度定数 (1/h)
A:頻度因子 (1/h)
Ea:活性化エネルギー (J/mol)
R:気体定数 (J/mol・K)
T:絶対温度 (K)
GC-MSにて、各種単量体特有のピーク面積値から、検量線法によって、ビニル系重合体混合物中の残留単量体濃度を測定した。本技術適用後のビニル系重合体混合物をテトラヒドロフラン(THF)で希釈し、GC-MSで測定することで残留単量体濃度を測定した。この測定値に希釈倍率を乗じて、不揮発分で除して、ドライ換算残留単量体濃度ppmとした。
各種開始剤特有の質量電荷比ピーク面積値から、内部標準を併用した検量線法によって、ビニル系重合体混合物中の残留開始剤濃度を測定した。ビニル系重合体溶液とメタノールを十分に混合し、メタノール中に開始剤を抽出し、樹脂分を遠心分離後、上澄みメタノール液に内部標準物質を規定濃度添加し、LC-MSに導入して測定した。この測定値に希釈・抽出倍率を乗じて、不揮発分で除して、ドライ換算残留単量体濃度ppmとした。
厚さ50μmのPETフィルムに、乾燥後の粘着剤層厚みが25μmとなるようにナイフコーターを用いて、目開き10μmろ過材で予めろ過したビニル系重合体混合物を150mm/sで塗工した。評価は塗工直後の塗膜の外観を目視にて観察した。
◎:塗工スジ、ムラ、ヌケなど一切なく、非常に良好な塗膜
○:微かに塗工スジ、ムラはあるが、ヌケは一切なく、良好な塗膜
△:微かに塗工スジ、ムラ、ヌケなどがあるが、実用可能な塗膜
×:塗工スジ、ムラ、ヌケなどが多発しており、問題がある塗膜
分子量分布の測定はGPCにて行い、重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)をポリスチレン換算で行った。
カラム:東ソー TSKgel Super HM-M ×4 直列
溶媒:THF 0.2mL/min. @40℃
サンプル:0.5μm PTFEフィルタ予備濾過 不揮発分0.2% 200μL
検出器:RI(屈折率)
ビニル系重合体溶液を目開き10μmフィルタで予備濾過した後、 固形分0.2% THF溶液として 2mLを、シリンジフィルター(東洋濾紙社製、DISMIC 13JP050AN細孔径0.5μm PTFEメンブレン)で濾過した際の濾過抵抗で評価した。30秒以内に2mL全て濾過通液すれば、マイクロゲルが十分に少ない事を示す。
○:速やかに抵抗なく2mL全て濾過通液できる
△:抵抗はあるが2mL全て濾過通液できる
×:抵抗があり2mL全てを濾過通液できない
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下装置、窒素導入管を備えた反応容器(以下、単に「反応容器」と記述する。)に窒素雰囲気下、アクリル酸2−エチルヘキシル88部、メタクリル酸2−エチルヘキシル10部、アクリル酸2部、酢酸エチル55部、アセトン5部、2,2'−アゾビスイソブチロニトリル(以下「AIBN」と記述する。)0.03部を仕込んだ。撹拌しながら加熱を行い重合反応の開始を確認して還流温度で2時間反応した。次いで、AIBN 0.03部を反応溶液に添加し6時間反応を継続した。その後、反応容器を冷却し酢酸エチル65部を加え、重量平均分子量が67万の共重合体溶液を得た。
塗布乾燥工程において蒸発除去しづらい高沸点の単量体がドライ換算残留単量体濃度で6720ppmで残留した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に対し、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエート(1時間半減期温度92.1℃、活性化エネルギーEa=120.6 kJ/mol、頻度因子A=1.23×1017 1/h)を0.3%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
ビニル系重合体混合物Aに使用された重合開始剤t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートに替えて、t−ブチルパーオキシピバレート(1時間半減期温度72.7℃、活性化エネルギーEa=:119.1 kJ/mol、頻度因子A:6.93×1017 1/h)を0.24%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
ビニル系重合体混合物Aに使用された重合開始剤t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートに替えて、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート(1時間半減期温度:119.3℃、活性化エネルギーEa:137.7 kJ/mol、頻度因子A:1.52×1018 1/h)を0.34%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
ビニル系重合体混合物Aに使用された重合開始剤t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートに替えて、1,1,3,3-テトラメチルブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート(1時間半減期温度:84.4℃、活性化エネルギーEa:121.3 kJ/mol、頻度因子A:3.69×1018 1/h)を0.37%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に、酢酸エチルを追加し、窒素雰囲気下で十分に混合し、不揮発分を20%とした後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.3%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に、酢酸エチルを追加し、窒素雰囲気下で十分に混合し、不揮発分を44%とした後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.3%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液を、ロータリーエバポレーターで液温40℃で不揮発分を70%となるまで減圧濃縮後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.3%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。尚、減圧濃縮工程によってドライ換算残留単量体濃度に変化はなかった。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に、酢酸エチルを追加し、窒素雰囲気下で十分に混合し、不揮発分を20%とした後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.8%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に、酢酸エチルを追加し、窒素雰囲気下で十分に混合し、不揮発分を44%とした後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.1%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に、酢酸エチルを追加し、窒素雰囲気下で十分に混合し、不揮発分を44%とした後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.65%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に、アクリル酸2-エチルヘキシルを追加し、窒素雰囲気下で十分に混合し、残留単量体濃度を10000ppmとした後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.3%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に対し、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエート(1時間半減期温度92.1℃、活性化エネルギーEa=120.6 kJ/mol、頻度因子A=1.23×1017 1/h)を0.65%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液を、ロータリーエバポレーターで液温40℃で不揮発分を70%となるまで減圧濃縮後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.65%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。尚、減圧濃縮工程によってドライ換算残留単量体濃度に変化はなかった。
合成例で得られたビニル系重合体溶液を、ロータリーエバポレーターで液温40℃で不揮発分を83%となるまで減圧濃縮後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.5%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に、酢酸エチルを追加し、窒素雰囲気下で十分に混合し、不揮発分を44%とした後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.8%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に、酢酸エチルを追加し、窒素雰囲気下で十分に混合し、不揮発分を30%とした後、重合開始剤として、t−ブチルパーオキシー2−エチルヘキサノエートを0.85%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
合成例で得られたビニル系重合体溶液に対し、重合開始剤として、AIBN(1時間半減期温度82.7℃、活性化エネルギーEa=128.9 kJ/mol、頻度因子A=5.69.23×1018 1/h)を0.6%添加し、室温、窒素雰囲気下で十分に混合した。
50mLシリンジポンプと、オイルバスに没した内径3mm長さ0.5mのSUS304製の管と、水中に没した冷却部と、背圧弁と、受液容器とから成るSUS316製試験装置。
装置1の、オイルバスに没した管の内径を3.68mm長さ0.5mとした試験装置。
窒素導入管が接続された容器と、ギアポンプと、逆止弁と、内径7.4mm長さ300mm×7穴であって、シェル側にスチームを導入出来るシェル&チューブ式熱交換器と、冷却用水冷二重管と、圧力調整弁と、受液容器とから成るSUS304製試験装置。
シリンジポンプと、オイルバスに没した内径7.5mm長さ0.15mのSUS304製の管と、内径14mm長さ500mmのスチーム二重管保温部と、水中に没した冷却部と、背圧弁と、受液容器とから成る試験装置。
窒素導入管が接続された200L容器と、ギアポンプと、SUS316製スチーム加熱プレート式熱交換器(等価直径De=4.4mm,被加熱流体容積8L)と、内容積20L保温滞留部と、冷却用熱交換器と、背圧弁と、循環ラインと、受液容器とから成る試験装置。
窒素導入管が接続された容器と、ギアポンプと、逆止弁と、加熱用の被加熱流体側内径14mm長さ500mmスチーム二重管と、冷却用水冷二重管と、圧力調整弁と、循環ラインと、受液容器とから成るSUS304製試験装置。
窒素導入管が接続された容器と、ギアポンプと、逆止弁と、加熱用の被加熱流体側内径23mm長さ1000mmスチーム二重管と、冷却用水冷二重管と、圧力調整弁と、循環ラインと、受液容器とから成るSUS304製試験装置。
窒素導入管が接続された容器と、ギアポンプと、逆止弁と、加熱用の被加熱流体側内径28.4mm長さ1000mmスチーム二重管と、冷却用水冷二重管と、圧力調整弁と、循環ラインと、受液容器とから成るSUS304製試験装置。
二重管内に、幅28.4 長さ41mmの流れ方向を軸として180度捩じりを加えたリボン状スタティックミキサーエレメントを、捻り方向左右交互に、各90度位相で10個連結したものを設置した他は、装置8ど同様の試験装置。
50mLシリンジポンプと、オイルバスに没した内径2.18mm長さ0.5mのSUS304製の管と、水中に没した冷却部と、背圧弁と、受液容器とから成るSUS316製試験装置。
窒素導入管が接続された容器と、ギアポンプと、逆止弁と、加熱用の被加熱流体側内径37mm長さ1000mmスチーム二重管と、冷却用水冷二重管と、圧力調整弁と、循環ラインと、受液容器とから成るSUS304製試験装置。
装置1を使用した。シリンジポンプにビニル系重合体混合物Aを充填し、オイルバスの温度を150℃として、オイルバスに没したSUS管部分を、混合物Aが2分かけて通過するように送液し、サンプルを得た。
以下、実施例の主要な条件と実験解析・評価結果とを表1〜4にまとめる。
装置2を使用した他は、実施例1と同様にして、サンプルを得た。
装置3を使用した。装置内を窒素置換した後、容器にビニル系重合体混合物Aを仕込み、ポンプを作動させ、装置内を混合物Aで満たした。次に、ポンプ吐出量を、混合物Aが加熱用熱交換器を9分かけて通過する流量に設定した。その後、加熱用熱交換器のスチーム圧力を、伝熱面温度150℃となるように調節し、液温149℃とした。熱交換器入口から装置出口まで、混合物Aが計算上全て入れ替わった時点で、サンプリングを行ない、サンプルを得た。
装置7を使用した。装置内を窒素置換した後、容器にビニル系重合体混合物Aを仕込み、ポンプを作動させ、装置内を混合物Aで満たした。次に、ポンプ吐出量を、混合物Aがスチーム二重管を16分かけて通過する流量に設定した。その後、スチーム二重管のスチーム圧力を、伝熱面温度150℃となるように調節し、液温146℃とした。スチーム二重管入口から装置出口まで、混合物Aが計算上全て入れ替わった時点で、サンプリングを行ない、サンプルを得た。
装置8を使用した。装置内を窒素置換した後、容器にビニル系重合体混合物Aを仕込み、ポンプを作動させ、装置内を混合物Aで満たした。次に、ポンプ吐出量を、混合物Aがスチーム二重管を22分かけて通過する流量に設定した。その後、スチーム二重管のスチーム圧力を、伝熱面温度150℃となるように調節し、液温146℃とした。スチーム二重管入口から装置出口まで、混合物Aが計算上全て入れ替わった時点で、サンプリングを行ない、サンプルを得た。
装置9を使用した他は、実施例5と同様にして、サンプルを得た。
装置3を使用した。ポンプ吐出量を、混合物Aが加熱用熱交換器を9分かけて通過する流量に設定し、加熱用熱交換器のスチーム圧力を、伝熱面温度124℃となるように調節し、液温123℃とした他は、実施例3と同様にして、サンプルを得た。
装置1を使用した。オイルバスの温度を200℃とした他は、実施例1と同様にして、サンプルを得た。
装置3を使用した。ポンプ吐出量を、混合物Aが加熱用熱交換器を9分かけて通過する流量に設定し、加熱用熱交換器のスチーム圧力を、伝熱面温度135℃となるように調節し、液温134℃とした他は、実施例3と同様にして、サンプルを得た。
装置6を使用した。装置内を窒素置換した後、容器にビニル系重合体混合物Aを仕込み、ポンプを作動させ、装置内を混合物Aで満たした。次に、ポンプ吐出量を、混合物Aがスチーム二重管を10分かけて通過する流量に設定した。その後、スチーム二重管のスチーム圧力を、伝熱面温度135℃となるように調節し、液温134℃とした。スチーム二重管入口から装置出口まで、混合物Aが計算上全て入れ替わった時点で、サンプリングを行ない、サンプルを得た。
装置7を使用した。ポンプ吐出量を、混合物Aがスチーム二重管を23分かけて通過する流量に設定し、スチーム二重管のスチーム圧力を、伝熱面温度135℃となるように調節し、液温134℃とした他は、実施例4はと同様にして、サンプルを得た。
装置5を使用した。装置内を窒素置換した後、容器にビニル系重合体混合物Aを仕込み、ポンプを作動させ、ラインを循環側に切り替えて送液し、装置内を混合物Aで満たした。次に、ポンプ吐出量を、混合物Aが、加熱用熱交換器入口から冷却用熱交換器入口まで、10分かけて通過する流量に設定した。その後、加熱用熱交換器のスチーム圧力を、伝熱面温度を140℃となるように調節し、液温140℃とした。熱交換器内と保温管の内容物が、計算上全て入れ替わった時点で、ラインを循環側から取り出し側に切り替え、サンプルを得た。
装置4を使用した。装置内を窒素置換した後、容器にビニル系重合体混合物Aを仕込み、ポンプを作動させ、装置内を混合物Aで満たした。保温用内径14mmのスチーム二重管のスチーム圧力を、伝熱面温度を134℃となるように調節した。ポンプ吐出量を、混合物Aが、164℃のオイルバスに没した内径7.5mm管を、40秒かけて通過する流量に設定し、液温134℃とした。オイルバスに没した部分から、装置出口まで、内容物が計算上全て入れ替わった時点で、サンプリングを行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Bとし、加熱用熱交換器のスチーム圧力を、伝熱面温度110℃となるように調節し、液温109℃とした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Cとし、加熱用熱交換器のスチーム圧力を、伝熱面温度164℃となるように調節し、液温161℃とした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置4を使用した。オイルバス温度を220℃とし、液温178℃となった他は、実施例13と同様にして、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Qとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
残留開始剤は検出されなかったが、毒性の非常に高い2,2,3,3-テトラメチルブタンジニトリルが高濃度に検出された。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Dとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Eとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Fとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Gとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Hとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Iとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Jとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Kとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Lとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Mとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Nとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Oとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置3を使用した。容器に仕込むビニル系重合体混合物を、ビニル系重合体混合物Pとした他は、実施例3と同様に行ない、サンプルを得た。
装置10を使用した。シリンジポンプにビニル系重合体混合物Aを充填し、オイルバスの温度を150℃として、オイルバスに没したSUS管部分を、混合物Aが2分かけて通過するように送液し、サンプルを得た。
装置11を使用した。装置内を窒素置換した後、容器にビニル系重合体混合物Aを仕込み、ポンプを作動させ、装置内を混合物Aで満たした。次に、ポンプ吐出量を、混合物Aがスチーム二重管を37分かけて通過する流量に設定した。その後、スチーム二重管のスチーム圧力を、伝熱面温度150℃となるように調節し、液温145℃とした。スチーム二重管入口から装置出口まで、混合物Aが計算上全て入れ替わった時点で、サンプリングを実施し、サンプルを得た。
装置1を使用した。オイルバスの温度を220℃とした他は、実施例1と同様にして、サンプルを得た。
装置3を使用した。加熱用熱交換器を18分かけて通過する流量に設定し、加熱用熱交換器に温水を循環し、伝熱面温度98℃となるように調節し、液温97℃とした他は、実施例14と同様にして、サンプルを得た。
(1)粘着力
得られた粘着シートを幅25mm・縦150mmの大きさに準備した。23℃、相対湿度50%雰囲気下、前記粘着シートから剥離性シートを剥がしてSUS304ステンレス板に貼り付け、2kgロールで1往復圧着した24時間放置した後に引張試験機を用いて180度方向に300mm/分の速度で引き剥がす180°ピール試験において粘着力を測定した。
得られた粘着シートを幅25mm・縦150mmの大きさに準備した。前記粘着シートから剥離性シートを剥がして研磨した幅30mm・縦150mmのステンレス板の下端部幅25mm・横25mmの部分に粘着剤層を貼着し、2kgロールで1往復圧着した後、40℃雰囲気で1kgの荷重をかけ、7万秒放置することで保持力を測定した。評価は、粘着シート貼付面上端部が下にずれた長さを測定した。
合成例で得られた共重合体溶液に酢酸エチルを添加し、不揮発分を44%に調整し、本技術適用前粘着剤とした。粘着剤100部に対して、硬化剤としてコロネートL(キシリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体、東ソー社製)2部(不揮発分換算)を配合し、更に溶剤として酢酸エチルを加えて不揮発分を35%に調整した。
実施例18で得られた本技術適用後サンプルに対しても同様に、サンプル100部に対して、硬化剤としてコロネートL(キシリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体、東ソー社製)2部(不揮発分換算)を配合し、更に溶剤として酢酸エチルを加えて不揮発分を35%に調整した。
分子量分布測定における分子量400万におけるピーク高さを、分子量1000以上400万未満の範囲での最高ピーク高さで除した数値を、表5における高分子量成分ピーク高さとした。図2に、高分子量分変化を説明する。本技術適用前後で高分子量成分ピーク高さが小さくなることは、高分子量成分が特異的に減少していることを示している。
2:ポンプ
3:逆止弁
4:加熱用熱交換器
5:滞留部
6:冷却用熱交換器
7:背圧弁
8:出口側容器
Claims (6)
- ビニル系単量体を重合してなり、
ビニル系単量体の反応率が90重量%以上99.9重量%未満であるビニル系重合体と溶剤とを含む流体に、
重合開始剤を混合した重合体混合物を、
加熱可能な狭小流路中を移動させることを特徴とするビニル系重合体の製造方法であって、
前記狭小流路の、下記一般式で表される等価直径が、3〜30mmであって、
かつ、前記混合物の流路中の最高液温が100℃以上210℃以下であって、
前記重合開始剤の1時間半減期温度は、60℃以上150℃以下であることを特徴とするビニル系重合体の製造方法。
一般式:
等価直径 = 4×流れ方向を法線とした流路断面積/断面濡れ縁長さ
- 前記加熱可能な狭小流路中で、重合体混合物は、
前記重合開始剤の1時間半減期温度から、当該半減期温度より30℃高い温度まで、昇温させる間は、
毎分4℃以上の条件で加熱昇温されることを特徴とする、
請求項1記載のビニル系重合体の製造方法。
- 前記混合物の、
前記重合開始剤が少なくとも90重量%分解する時点まで滞留させることを特徴とする、請求項1または2記載のビニル系重合体の製造方法。
- 前記加熱可能な狭小流路の伝熱面温度が、220℃未満である、
請求項1〜3いずれか記載のビニル系重合体の製造方法。
- ビニル系単量体の反応率が99.9重量%未満であるビニル系重合体と溶剤とを含む流体に、
重合開始剤を添加し、前記混合物とする時点の、
前記混合物中の重合開始剤濃度I(mol/g)が、
下記の式を満たすことを特徴とする、請求項1〜4いずれか記載のビニル系重合体の製造方法。
I≦[I]max=-2.0×10-5×((P+M)/(S+P+M))2-1.0×10-5×((P+M)/(S+P+M)) + 4.3×10-5
ただし、Mは、流体中のビニル系単量体濃度(重量部)、
Pは、流体中のビニル系重合体濃度(重量部)、
Sは、流体中の溶剤濃度(重量部)を表す。
- 前記ビニル系単量体の反応率が99.9重量%未満であるビニル系重合体と溶剤とを含む流体に、
重合開始剤を混合する際の温度が、
前記重合開始剤の一時間半減期温度以下であることを特徴とする、
請求項1〜5いずれか記載のビニル系重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015192207A JP5971392B1 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | ビニル系重合体の製造方法並びに製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015192207A JP5971392B1 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | ビニル系重合体の製造方法並びに製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5971392B1 true JP5971392B1 (ja) | 2016-08-17 |
JP2017066249A JP2017066249A (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=56701677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015192207A Active JP5971392B1 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | ビニル系重合体の製造方法並びに製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5971392B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7206535B1 (ja) | 2021-08-10 | 2023-01-18 | ダイキン工業株式会社 | 低粘度含フッ素エラストマーの製造方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057999A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Ckd Corp | 流体圧機器の接続装置 |
JP2011519990A (ja) * | 2008-05-02 | 2011-07-14 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ラジカル重合によってポリマーを連続的に製造するための方法及び装置 |
JP2012012550A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Dic Corp | 乳化分散体、および乳化分散体の製造方法 |
JP2012107163A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | ラジカル共重合体の製法およびそれに用いる連続式マイクロ反応装置 |
WO2013163246A2 (en) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | President And Fellows Of Harvard College | Polymerization reactions within microfluidic devices |
JP2013543021A (ja) * | 2010-09-22 | 2013-11-28 | コモンウェルス サイエンティフィック アンドインダストリアル リサーチ オーガナイゼーション | 連続フロー重合処理 |
WO2013183520A1 (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-12 | Dic株式会社 | 構造色材料及びそれを用いた化粧品 |
JP2014172924A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Dic Corp | 重合体微粒子の製造方法、及び分散体 |
JP2015127425A (ja) * | 2007-08-21 | 2015-07-09 | 国立大学法人京都大学 | Mw/Mnが1.25以下であるポリマーの製造方法 |
-
2015
- 2015-09-29 JP JP2015192207A patent/JP5971392B1/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015127425A (ja) * | 2007-08-21 | 2015-07-09 | 国立大学法人京都大学 | Mw/Mnが1.25以下であるポリマーの製造方法 |
JP2009057999A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Ckd Corp | 流体圧機器の接続装置 |
JP2011519990A (ja) * | 2008-05-02 | 2011-07-14 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ラジカル重合によってポリマーを連続的に製造するための方法及び装置 |
JP2012012550A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Dic Corp | 乳化分散体、および乳化分散体の製造方法 |
JP2013543021A (ja) * | 2010-09-22 | 2013-11-28 | コモンウェルス サイエンティフィック アンドインダストリアル リサーチ オーガナイゼーション | 連続フロー重合処理 |
JP2012107163A (ja) * | 2010-11-19 | 2012-06-07 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | ラジカル共重合体の製法およびそれに用いる連続式マイクロ反応装置 |
WO2013163246A2 (en) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | President And Fellows Of Harvard College | Polymerization reactions within microfluidic devices |
WO2013183520A1 (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-12 | Dic株式会社 | 構造色材料及びそれを用いた化粧品 |
JP2014172924A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Dic Corp | 重合体微粒子の製造方法、及び分散体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017066249A (ja) | 2017-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3837458B2 (ja) | バッチ反応器を用いるラジカル塊重合 | |
KR101359775B1 (ko) | 비닐 단량체의 자유 라디칼 중합 방법 | |
RU2507214C2 (ru) | Способ и устройство для непрерывного получения полимеризатов методом радикальной полимеризации | |
TWI504615B (zh) | 甲基丙烯酸系聚合體的製造裝置及製造方法 | |
EP2927249A1 (en) | Method for producing methacrylic polymer composition, and molded article | |
JP5032498B2 (ja) | ビニルモノマーのフリーラジカル重合方法 | |
JP5749762B2 (ja) | 少なくとも1種類の水溶性n−ビニルラクタムと少なくとも1種類の疎水性コモノマーの水溶性非混濁性コポリマーを製造する方法 | |
Asua | Challenges and opportunities in continuous production of emulsion polymers: a review | |
KR20150123162A (ko) | 점착제 조성물, 점착제층, 점착 시트 및 터치패널용 적층체 | |
JP5971392B1 (ja) | ビニル系重合体の製造方法並びに製造装置 | |
CN104870485A (zh) | 支化聚丙烯酸酯的受控自由基聚合的方法 | |
JP6792570B2 (ja) | 粘着剤用組成物、粘着剤層および粘着シート | |
TW201100510A (en) | Adhesive layer, adhesive member, method for producing same, and image display device | |
CN108055849A (zh) | 氯乙烯共聚物的制备方法以及由该制备方法制备的氯乙烯共聚物 | |
JP6948136B2 (ja) | 粘着剤組成物および粘着シート | |
JP6792569B2 (ja) | 粘着剤用組成物、粘着剤層および表面保護シート | |
Liu et al. | Precipitation polymerisation of vinylidene fluoride in supercritical CO2 and real-time calorimetric monitoring | |
KR20210024031A (ko) | N-비닐카르복실산아미드의 중합체를 포함하는 수성 도공액용 조성물 | |
CN103739844B (zh) | 一种热硫化氟硅橡胶生胶的制备方法 | |
JP6847040B2 (ja) | (メタ)アクリル系重合体の製造方法および粘着剤層の製造方法 | |
TW200540386A (en) | A continuous process for preparing polymers | |
US20150368374A1 (en) | Continuous polymerization device and method for producing polymer composition | |
JP6839495B2 (ja) | 粘着剤組成物および粘着シート | |
JP2011012106A (ja) | ラジカル重合体の製造方法 | |
KR102295900B1 (ko) | 저분자량 아크릴계 수지의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160627 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5971392 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |