JP5971088B2 - ボイラ給水加熱システム - Google Patents
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Description
また、特許文献1に記載された蒸気発生システムでは、前記ヒートポンプ給湯機は、前記クッションタンク内の貯水温度が第1温度を下回ると前記クッションタンク内の給水を加熱して再度前記クッションタンク内に供給する循環加熱運転を開始するとともに、前記クッションタンク内の貯水温度が第1温度よりも高い第2温度を上回ると前記循環加熱運転を停止するようになっており、そしてヒートポンプにおける圧縮機の負荷率については考慮されていないので、前記クッションタンク内の貯水温度の変化により圧縮機は頻繁に発停を繰り返し、無駄なエネルギーを消費する場合があるといった問題がある。
図1は本発明に係るボイラ給水加熱システムの実施の形態の第1例を示す概略構成図である。
本例のボイラ給水加熱システムは、水道水、工業用水、地下水等の給水源から供給される源水が貯留されている源水タンク(図示せず)と接続する主送水ライン1と、主送水ライン1を経て給水源から供給される給水をボイラ給水タンク2へ送水する第一送水ライン3と第二送水ライン4とを有している。主送水ライン1は、主送水ライン1を流れる給水を軟水する軟水化処理部5と、軟水化処理部5で軟水化処理された給水を貯留する軟水タンク6を備えており、軟水タンク6に第一送水ライン3と第二送水ライン4とが接続している。第一送水ライン3と第二送水ライン4はそれぞれ給水をボイラ給水タンク2へ送水するポンプ7,8を備えている。
第二送水ライン4には、第二送水ライン4を流れる給水とヒートポンプ9の凝縮器11を流れる圧縮機10で圧縮された冷媒とを熱交換する熱交換器14が設けられている。
また、軟水タンク6には、軟水タンク6内に貯留されている給水の温度を検出する第一温度検出手段15が設けられ、第二送水ライン4には、出口側、即ち熱交換器14の下流側を流れる給水の温度を検出する第二温度検出手段16が設けられている。
第一制御機能として、予め給水源の給水の温度として、特定な温度を閾値として設定し、給水源の給水温度が閾値以上であるときは、第一送水ライン3からの送水運転を優先し、閾値未満であるときは、第二送水ライン4からの送水運転を優先するように制御する。
本例では、第一温度検出手段15で検出された軟水タンク6内に貯留されている給水の温度が閾値以上であるときは、第一送水ライン3に備えたポンプ7を駆動(第一送水ライン3の送水運転)し、閾値未満であるときは第二送水ライン4に備えたポンプ8を駆動(第二送水ライン4の送水運転)するように制御する。
給水をヒートポンプ9を通さず直接ボイラ17に供給した場合、即ち第一送水ライン3からの送水運転の場合のボイラ17だけのエネルギーコストと、給水をヒートポンプ9で加熱し、この加熱した給水をボイラ17に供給した場合、第二送水ライン4からの送水運転の場合のヒートポンプ9とボイラ17のエネルギーコストとを給水の温度条件を変えて比較し、両送水運転の場合のエネルギーコストが概ね同等のコストとなる温度を求め、この温度を閾値と定義し設定する。
このように給水源、即ち軟水タンク6内に貯留されている給水の温度に応じて、低コストでボイラ17の燃焼効率の向上が図れる。
本例のボイラ給水加熱システムは、前記第1例と基本構成において変わるところが無く、第1例と同一の構成については同一の符号を付し、その詳細は第1例の説明を援用する。
本例のボイラ給水加熱システムは、ボイラ給水タンク2内に、第1水位L1より高く、第2水位L2よりも低い水位として第3水位L3が設定されている。本例では、第3水位L3は第1水位L1と第2水位L2の中間位置に設定されている。
ボイラ給水タンク2内に貯留された給水の第3水位L3は、第三水位検出手段22で検出される。本例では、第三水位検出手段22は、第1水位L1、第2水位L2を検出する第一水位検出手段18、第二水位検出手段19と同様に、第3水位L3の位置に応じた長さの電極棒22aを有し、電極棒22aと給水との接触により水位が検出できるような構成となっており、ボイラ給水タンク2に、電極棒22aがボイラ給水タンク2の内側へ突出するように取り付けられている。
第一制御機能として、第1例の制御部20が有する第一制御機能と同一の制御機能を有しており、この詳細は第1例の制御部20の説明を援用する。
第二制御機能として、第1例の制御部20が有する第二制御機能に加え、さらに、ボイラ給水タンク2内の水位が第3水位L3を下回った時には、優先度の高い第一送水ライン3または第二送水ライン4の送水運転を開始し、ボイラ給水タンク2内の水位が第3水位L3を超えたときには、さらに優先して送水運転している第一送水ライン3または第二送水ライン4の送水運転を続けるように制御する。
その他の構成は第1例と同様なので、第1例の説明を援用する。
その他の作用効果は第1例と同様なので、第1例の説明を援用する。
2 ボイラ給水タンク
3 第一送水ライン
4 第二送水ライン
5 軟水化処理部
6 軟水タンク
7、8 ポンプ
9 ヒートポンプ
10 圧縮機
11 凝縮器
12 膨張弁
13 蒸発器
14 熱交換器
15 第一温度検出手段
16 第二温度検出手段
17 ボイラ
18 第一水位検出手段
18a 電極棒
19 第二水位検出手段
19a 電極棒
20、21 制御部
22 第三水位検出手段
22a 電極棒
23 制御部
Claims (4)
- 給水源から給水をボイラ給水タンクへ送水する第一送水ラインと第二送水ラインとを有し、前記第二送水ラインを流れる給水をヒートポンプで加熱して前記ボイラ給水タンクへ送水する給水加熱システムであって、
予め給水源の給水の温度として、特定な温度を閾値として設定し、給水源の給水温度が閾値以上であるときは、前記第一送水ラインからの送水運転を優先し、閾値未満であるときは、前記第二送水ラインからの送水運転を優先するようにしたことを特徴とするボイラ給水加熱システム。 - 前記ボイラ給水タンク内に、水位の低い方から第1水位、第2水位を設定しておき、前記ボイラ給水タンク内の水位が前記第2水位を超えたときには、優先して送水運転している前記第一送水ラインまたは第二送水ラインの送水運転を停止し、前記ボイラ給水タンク内の水位が前記第1水位を下回ったときには、前記第一送水ラインおよび第二送水ラインの双方の送水運転を開始し、また、前記ボイラ給水タンク内の水位が前記第1水位を超えたときには、優先度の高い前記第一送水ラインまたは第二送水ラインの送水運転を続け、優先度の低い前記第一送水ラインまたは第二送水ラインの送水運転を停止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のボイラ給水加熱システム。
- 前記ボイラ給水タンク内に、前記第1水位より高く、前記第2水位よりも低い水位として第3水位を設定しておき、前記ボイラ給水タンク内の水位が前記第3水位を下回った時には、優先度の高い前記第一送水ラインまたは第二送水ラインの送水運転を開始し、前記ボイラ給水タンク内の水位が前記第3水位を超えたときには、さらに優先して送水運転している前記第一送水ラインまたは第二送水ラインの送水運転を続けるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のボイラ給水加熱システム。
- 前記第二送水ラインの出口側の給水温度を設定しておき、前記第二送水ラインの出口側の給水温度が設定温度になるように、前記ヒートポンプの圧縮機の負荷率を制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のボイラ給水加熱システム。
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