JP5970527B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。
生理用ナプキン等の吸収性物品として、例えば、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートとの間に、液保持性の吸収体が設けられ、少なくとも表面シートと吸収体の一部とが厚さ方向に圧縮された圧縮溝が設けられたものが挙げられる。また、吸収性物品の長手方向の中央部、つまり、排泄部対向部の幅方向の両端部に、長手方向に延び、且つ、幅方向の外側に凸に湾曲する一対の溝である左溝及び右溝が設けられた吸収性物品が提案されている(例えば特許文献1参照)。このような吸収性物品では、装着時に、幅方向の内側に向かう圧縮力が作用すると、左溝及び右溝を可撓軸として、排泄部対向部が着用者の肌側へ向かって隆起する。そのため、着用者の排泄部に吸収性物品がフィットし、排泄物の漏れを抑制できる。
特許第4757039号公報
しかし、上記特許文献1に記載の吸収性物品には、左溝及び右溝よりも幅方向の外側に、吸収性物品の長手方向の前方部にまで延びる一対のサイド溝が設けられている。そのため、装着時に作用する幅方向の内側への圧縮力が、一対のサイド溝によって、吸収性物品の長手方向の前方部にまで伝わり、長手方向の前方部も着用者の肌側に隆起してしまう。そうすると、着用者の下腹部に対する吸収性物品のフィット性が低下してしまう。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、着用者に対する吸収性物品のフィット性を向上させることである。
上記目的を達成するための主たる発明は、互いに交差する縦方向、横方向、及び、厚さ方向を有し、前記縦方向の前側の前方領域、及び、前記縦方向の中央領域を備え、少なくとも表面シートと吸収体の一部とが前記厚さ方向に圧縮された圧縮溝が設けられた吸収性物品であって、前記圧縮溝は、前記前方領域に、前記縦方向に沿う一対の第1縦圧縮溝と、前記横方向に沿い前記一対の第1縦圧縮溝に連結する第1横圧縮溝と、前記第1横圧縮溝よりも前記縦方向の中央側であり、前記一対の第1縦圧縮溝よりも前記横方向の内側において、前記横方向に沿う第2横圧縮溝とを有し、前記中央領域に、前記縦方向に沿う一対の第2縦圧縮溝と、前記一対の第2縦圧縮溝よりも前記横方向の内側において前記縦方向に沿う一対の第3縦圧縮溝とを有し、前記第2縦圧縮溝、及び、前記第3縦圧縮溝は、前記第1縦圧縮溝と分断しており、前記第2横圧縮溝よりも前記縦方向の中央側に位置し、前記第2縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端と、前記第3縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端とのうちの一方が、他方よりも、前記縦方向の前側に位置し、前記他方が、前記第1縦圧縮溝よりも、前記縦方向の中央側に位置し、前記吸収性物品を下着に固定するために、下着の肌側面に接着される接着剤が、前記吸収性物品の裏面に設けられ、前記吸収性物品を前記厚さ方向に見て、前記一対の第2縦圧縮溝のうちの前記横方向の一方側の前記第2縦圧縮溝が設けられた領域が、前記一対の第1縦圧縮溝のうちの前記横方向の一方側の前記第1縦圧縮溝が設けられた領域、及び、前記接着剤が設けられた領域を合成した領域と、分断していること、を特徴とする吸収性物品である。本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、着用者に対する吸収性物品のフィット性を向上させることができる。
ナプキンの肌側の平面図である。 ナプキンの縦方向中央部の概略断面図である。 圧縮溝とずれ止め接着剤との位置関係の説明図である。 圧縮溝と吸収体との位置関係の説明図である。 図5Aから図5Cは、ナプキンの装着時における、図1の各位置AA,BB,CCでの吸収体の断面形状の説明図である。 第2実施形態におけるナプキンの肌側の概略平面図である。 図7Aから図7Dは第3実施形態におけるナプキンの肌側の概略平面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する縦方向、横方向、及び、厚さ方向を有し、前記縦方向の前側の前方領域、及び、前記縦方向の中央領域を備え、少なくとも表面シートと吸収体の一部とが前記厚さ方向に圧縮された圧縮溝が設けられた吸収性物品であって、前記圧縮溝は、前記前方領域に、前記縦方向に沿う一対の第1縦圧縮溝と、前記横方向に沿い前記一対の第1縦圧縮溝に連結する第1横圧縮溝と、前記第1横圧縮溝よりも前記縦方向の中央側であり、前記一対の第1縦圧縮溝よりも前記横方向の内側において、前記横方向に沿う第2横圧縮溝とを有し、前記中央領域に、前記縦方向に沿う一対の第2縦圧縮溝と、前記一対の第2縦圧縮溝よりも前記横方向の内側において前記縦方向に沿う一対の第3縦圧縮溝とを有し、前記第2縦圧縮溝、及び、前記第3縦圧縮溝は、前記第1縦圧縮溝と分断しており、前記第2横圧縮溝よりも前記縦方向の中央側に位置し、前記第2縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端と、前記第3縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端とのうちの一方が、他方よりも、前記縦方向の前側に位置し、前記他方が、前記第1縦圧縮溝よりも、前記縦方向の中央側に位置すること、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、前方領域を平坦な面形状に保ちつつ、中央領域の横方向の中央部を肌側に隆起させることができるので、着用者の下腹部に対する前方領域のフィット性、及び、着用者の排泄部に対する中央領域のフィット性を向上させることができる。また、前方領域と中央領域の境界部分の横方向の中央部を、中央領域よりも低い高さで肌側に隆起させることができる。よって、縦方向の前側から中央側に掛けて、吸収性物品の横方向の中央部を徐々に隆起させることができ、着用者に対する吸収性物品のフィット性をより向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第2縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端の方が、前記第3縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端よりも、前記縦方向の前側に位置すること、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品の装着時に、第2縦圧縮溝の縦方向の前側の端部に作用した圧縮力を、第3縦圧縮溝の縦方向の中央部に向かわせることができる。よって、中央領域の横方向の中央部は肌側により隆起し易くなり、着用者の排泄部に対する中央領域のフィット性をより向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収性物品を下着に固定するために、下着の肌側面に接着される接着剤が、前記吸収性物品の裏面に設けられ、前記吸収性物品を前記厚さ方向に見て、前記一対の第2縦圧縮溝のうちの前記横方向の一方側の前記第2縦圧縮溝が、前記接着剤の前記横方向の一方側の端よりも、前記横方向の一方側に位置すること、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品の装着時に、第2縦圧縮溝よりも横方向の外側の部位が、下着の形状に規制されずに、肌側に隆起できる。よって、横方向に流れた排泄物を、第2縦圧縮溝よりも横方向の外側の部位で堰き止めることができ、排泄物の漏れを抑制できる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収性物品を下着に固定するために、下着の肌側面に接着される接着剤が、前記吸収性物品の裏面に設けられ、前記吸収性物品を前記厚さ方向に見て、前記第2横圧縮溝と前記接着剤とが重なっていること、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、前方領域は、下着に接着されるので、平坦な面形状により保たれ易くなり、着用者の下腹部に対する前方領域のフィット性を向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収性物品を下着に固定するために、下着の肌側面に接着される接着剤が、前記吸収性物品の裏面に設けられ、前記吸収性物品を前記厚さ方向に見て、前記一対の第2縦圧縮溝のうちの前記横方向の一方側の前記第2縦圧縮溝が設けられた領域が、前記一対の第1縦圧縮溝のうちの前記横方向の一方側の前記第1縦圧縮溝が設けられた領域、及び、前記接着剤が設けられた領域を合成した領域と、分断していること、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、中央領域に作用した圧縮力が、下着を介して前方領域に伝達されてしまうことを抑制できるので、前方領域が平坦な面形状に保たれ易く、着用者の下腹部に対する前方領域のフィット性を向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第2縦圧縮溝と前記第3縦圧縮溝とのうちの少なくとも一方は、前記縦方向の中央部が、前記横方向の外側に向かって凸となるように湾曲していること、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、中央領域の横方向の中央部の比較的に広い領域を面で安定して肌側に隆起させることができるので、排泄部に対する中央領域のフィット性を向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第2縦圧搾溝の前記縦方向の前側の端部が、前記横方向の外側に向かって傾斜していること、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、第2縦圧縮溝の縦方向の前側の端部を、着用者の太腿の付け根に沿わせることができ、吸収性物品のフィット性を向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第2横圧縮溝は、前記第2横圧縮溝に連結する圧縮溝と共に、環状の圧縮溝を形成すること、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、前方領域の横方向の剛性を高められるので、前方領域を平坦な面形状により保ち易く、着用者の下腹部に対する前方領域のフィット性をより向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、排泄物を吸収する吸収体コアを有し、前記一対の第3縦圧縮溝間の前記横方向の中央部に位置する前記吸収体コアの目付けの方が、前記一対の第3縦圧縮溝よりも前記横方向の外側に位置する前記吸収体コアの目付けよりも高いこと、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、中央領域が肌側に隆起し易くなるので、着用者の排泄部に対する中央領域のフィット性をより向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、排泄物を吸収する吸収体コアを有し、前記第3縦圧縮溝の前記縦方向の中央部が位置する前記縦方向の第1位置の方が、前記第2横圧縮溝と前記第2縦圧縮溝との間である前記縦方向の第2位置に比べて、前記吸収体コアの前記横方向の中央部の目付けが高く、前記縦方向の前記第2位置の方が、前記第2横圧縮溝よりも前記縦方向の前側である前記縦方向の第3位置に比べて、前記吸収体コアの前記横方向の中央部の目付けが高いこと、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、縦方向の前側から中央側に掛けて、吸収性物品の横方向の中央部が徐々に隆起し易くなるので、着用者に対する吸収性物品のフィット性をより向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記圧縮溝は、前記吸収性物品における前記縦方向の後側の後方領域に、前記縦方向に沿う一対の第4縦圧縮溝と、前記横方向に沿い前記一対の第4縦圧縮溝に連結する第3横圧縮溝と、を有し、前記第3横圧縮溝よりも前記縦方向の中央側であり、前記一対の第4縦圧縮溝よりも前記横方向の内側に、前記横方向に沿う圧縮溝が設けられていないこと、を特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、前方領域に比べて、後方領域の方が、横方向の剛性が低下するので、後方領域を着用者の臀部に沿わせて湾曲させることができ、着用者の臀部に対する後方領域のフィット性を向上させることができる。
===第1実施形態===
吸収性物品の一例として生理用ナプキン(以下、ナプキン)を例に挙げて、実施形態を説明する。
図1は、ナプキン1の肌側の平面図である。図2は、ナプキン1の縦方向中央部の概略断面図である。図3は、圧縮溝11〜18とずれ止め接着剤10との位置関係の説明図である。図4は、圧縮溝11〜18と吸収体コア30の目付けとの位置関係の説明図である。図5Aから図5Cは、ナプキン1の装着時における、図1の各位置AA,BB,CCでの吸収体3の断面形状の説明図である。
ナプキン1は、互いに交差する(本実施形態では直交する)縦方向、横方向、及び、厚さ方向を有し、縦方向の前側の前方領域1aと、縦方向の中央領域1bと、縦方向の後側の後方領域1cとを備える。ナプキン1は、前方領域1aが着用者の下腹部に当接し、中央領域1bが着用者の股間部(排泄部である膣口)に当接し、後方領域1cが着用者の臀部に当接するように、着用されるものとする。また、厚さ方向のうち、着用者に接触する側を肌側と呼び、下着に接触する側を非肌側と呼ぶ。
ナプキン1では、図2に示すように、液透過性の表面シート2(例えば、不織布や有孔合成樹脂フィルム等)と、液不透過性の裏面シート4(例えば、合成樹脂フィルム等)との間に、吸収体3が設けられ、横方向の両端部に一対のサイドシート5(例えば、疎水性や撥水性を有する不織布等)が設けられている。吸収体3は、経血等の排泄物を吸収し保持する吸収体コア30(例えば、粉砕パルプや高吸収ポリマーで構成されるもの等)と、それを被覆する液透過性の被覆材31(例えば、ティッシュ等)とを有する。サイドシート5は、一端部が、表面シート2の肌側面の横方向の端部を覆うように折り込まれ、他端部が、裏面シート4の非肌側面の横方向の端部を覆うように折り込まれている。なお、吸収体コア30が被覆材31に覆われていない吸収体であってもよい。また、図示しないが、各部材2〜5の界面に接着剤を塗布して各部材2〜5を接合してもよい。
ナプキン1の平面形状(図1)は、縦長の略長方形形状であり、縦方向の両端が外側に凸となるように湾曲している。吸収体3の平面形状も、ナプキン1の平面形状と同様の形状であり、一回り小さい形状となっている。但し、ナプキン1や吸収体3の平面形状は、図1に示すものに限らず、例えば、瓢箪形等でもよい。
ナプキン1の縦方向の両端部では、表面シート2と裏面シート4とが、例えばヒートエンボス加工により接合され、接合部6が形成されている。また、ナプキン1の肌側面の横方向の両端部には、表面シート2とサイドシート5とが、例えばヒートエンボス加工により接合され、サイド接合部7が形成されている。そうして、吸収体3は、表面シート2と裏面シート4とサイドシート5との間に、内封されている。
また、ナプキン1の肌側面には、例えばヒートエンボス加工により、表面シート2と吸収体3の一部又は全部とを、表面シート2側(肌側)から厚さ方向に圧縮した圧縮溝11〜18(詳細は後述)が設けられ、表面シート2と吸収体3は接合一体化されている。なお、この実施形態では、圧縮溝11〜18を、低圧縮部40と、低圧縮部40よりも高い圧力で圧縮された深い溝部である高圧縮部41とを、有する圧縮溝とするが、これに限らず、深さが一定である圧縮溝としてもよい。また、圧縮溝11〜18を、例えば、前方領域1aの第1縦圧縮溝11のように、溝が連続している圧縮溝としてもよいし、中央領域1bの第2縦圧縮溝14や第3縦圧縮溝15のように、溝が離散しており、低圧縮部40及び高圧縮部41と、非圧縮部42とが、交互に並んだ圧縮溝としてもよい。
また、ナプキン1を下着に固定するために、ナプキン1の非肌側面(裏面)には、下着の肌側面に接着されるずれ止め接着剤10が設けられている(例えば、ホットメルト系接着剤が塗布されている)。図3では、ナプキン1の肌側面に、ずれ止め接着剤10を仮想的に示す。本実施形態では、ずれ止め接着剤10として、縦方向に延びる長方形の接着剤の帯10aが横方向に間隔を空けて8本並んだパターンを例に挙げるが、これに限らない。例えば、縦長の接着剤の帯10aの数が8本以外の数のパターンでもよいし、横長の接着剤の帯が縦方向に間隔を空けて並んだパターンでもよい。
そして、第1実施形態のナプキン1では、図1に示すように、圧縮溝として、前方領域1aに、縦方向に沿う一対の第1縦圧縮溝11と、横方向に沿い、一対の第1縦圧縮溝11の縦方向の前側の各端に連結する第1横圧縮溝12と、第1横圧縮溝12よりも縦方向の中央側であり、一対の第1縦圧縮溝11よりも横方向の内側において、横方向に沿う第2横圧縮溝13とが設けられている。
中央領域1bには、圧縮溝として、縦方向に沿う一対の第2縦圧縮溝14と、一対の第2縦圧縮溝14よりも横方向の内側において、縦方向に沿う一対の第3縦圧縮溝15とが設けられている。
後方領域1cには、前方領域1aに設けられた圧縮溝11〜13を、ナプキン1の縦方向の中心線に対して対称に配置した圧縮溝16〜18が設けられている。つまり、後方領域1cには、圧縮溝として、縦方向に沿う一対の第4縦圧縮溝16と、横方向に沿い、一対の第4縦圧縮溝16の縦方向の後側の各端に連結する第3横圧縮溝17と、第3横圧縮溝17よりも縦方向の中央側であり、一対の第4縦圧縮溝16よりも横方向の内側において、横方向に沿う第4横圧縮溝18とが設けられている。
なお、例えば、縦方向に沿う第1縦圧縮溝11は、横方向の外側に凸となるように湾曲しており、横方向に沿う第1横圧縮溝12は、縦方向の前側に凸となるように湾曲している。つまり、本発明における縦方向に沿う圧縮溝とは、縦方向に完全に沿う圧縮溝に限らず、その圧縮溝の縦方向の一方側の端から他方側の端までの縦方向の長さの方が、その圧縮溝の横方向の一方側の端から他方側の端までの横方向の長さよりも長い、縦方向に延びた圧縮溝も含まれる。同様に、横方向に沿う圧縮溝とは、横方向に完全に沿う圧縮溝に限らず、その圧縮溝の横方向の一方側の端から他方側の端までの横方向の長さの方が、その圧縮溝の縦方向の一方側の端から他方側の端までの縦方向の長さよりも長い、横方向に延びた圧縮溝も含まれる。
上記のように、第1実施形態のナプキン1では、中央領域1bに、一対の第2縦圧縮溝14と一対の第3縦圧縮溝15が設けられ、縦方向に沿う一対の圧縮溝が二重に設けられている。そのため、ナプキン1の装着時に、着用者の股締め力により、中央領域1bに対して、横方向の内側に向かう圧縮力が作用すると、図5Cに示すように、第2縦圧縮溝14及び第3縦圧縮溝15を起点として、吸収体3(ナプキン1)が折れ、一対の第3縦圧縮溝15間の吸収体の部位3Aが、厚さ方向の肌側に隆起する。詳しく説明すると、第3縦圧縮溝15における吸収体3の厚さ方向の中心位置は、一対の第3縦圧縮溝15間の吸収体の部位3Aの厚さ方向の中心位置に対して、下方(非肌側)に位置している。そのため、圧縮力が作用すると、一対の第3縦圧縮溝15間の吸収体の部位3Aは、吸収体の部位3Aの横方向の両側に位置する一対の吸収体の部位3B(第2縦圧縮溝14と第3縦圧縮溝15の間の吸収体の部位3B)により下方から支持され、肌側に持ち上げられると共に、吸収体の部位3Aの下方部分が圧縮されて肌側に凸となるように湾曲する。よって、縦方向に沿う一対の圧縮溝が二重である部位は、一重である部位(例えば図5B)に比べて、横方向の中央部が肌側により高く隆起する。
このように、一対の第3縦圧縮溝15間、つまり、中央領域1bにおける横方向の中央部であり、着用者の排泄部に当接する部位が、肌側により高く隆起することで、排泄部に対するナプキン1のフィット性が向上し、ナプキン1と着用者の間の隙間を低減できる。よって、ナプキン1による排泄物の吸収力が向上し、排泄物の漏れも抑制でき、装着時の違和感も低減できる。
また、縦方向に沿う一対の圧縮溝が二重である場合、一重である場合に比べて、横方向の内側の一対の圧縮溝間(ここでは一対の第3縦圧縮溝15間)、つまり、排泄部に当接する部位の横幅が狭くなり易い。そのため、横方向の内側に向かう圧縮力が作用した際に、排泄部に当接する部位が波打つように変形し難く、排泄部に当接する部位を、より確実に、肌側に隆起させることができる。
また、仮に、中央領域1bの第2縦圧縮溝14や第3縦圧縮溝15が、前方領域1aの第1縦圧縮溝11に連結していたり、前方領域1aまで長く延びていたりすると、着用者の股締め力により中央領域1bに作用した圧縮力が、第2縦圧縮溝14や第3縦圧縮溝15を介して、前方領域1aにまで伝達されてしまう。そうすると、前方領域1aも中央領域1bに連動し、横方向の中央部が肌側に隆起してしまう。
これに対して、第1実施形態のナプキン1では、第2縦圧縮溝14、及び、第3縦圧縮溝15が、第1縦圧縮溝11と分断しており、また、第2縦圧縮溝14、及び、第3縦圧縮溝15は、前方領域1aの第2横圧縮溝13よりも縦方向の中央側に位置している。そのため、中央領域1bに作用した圧縮力が、前方領域1aに伝達され難く、前方領域1aの横方向の中央部の肌側への隆起を防ぐことができ、図5Aに示すように、前方領域1aの吸収体3(ナプキン1)を平坦な面形状に保てる。
更に、前方領域1aには、横方向に沿う第2横圧縮溝13が設けられている。そのため、前方領域1aの横方向の剛性が高まり、前方領域1aは、平坦な面形状に、より保たれ易くなる。
このように、前方領域1aを平坦な面形状に保つことで、前方領域1aを着用者の下腹部に沿わせることができ、下腹部に対するナプキン1のフィット性が向上する。よって、前方領域1aに流れた排泄物の漏れを抑制でき、装着時の違和感も低減できる。
また、第1実施形態のナプキン1では、第2縦圧縮溝14の縦方向の前側の端と、第3縦圧縮溝15の縦方向の前側の端とのうちの一方が、他方よりも、縦方向の前側に位置し、前記他方が、第1縦圧縮溝11よりも、縦方向の中央側に位置する。具体的には、第2縦圧縮溝14の縦方向の前側の端(一方)が、第3縦圧縮溝15の縦方向の前側の端(他方)よりも、縦方向の前側に位置し、第3縦圧縮溝15の縦方向の前側の端(他方)が、第1縦圧縮溝11よりも、縦方向の中央側に位置する。そのため、中央領域1bの縦方向前側の部分、つまり、前方領域1aと中央領域1bの境界部分には、一対の第2縦圧縮溝14だけが設けられ、縦方向に沿う一対の圧縮溝が一重である部位が形成される。よって、着用者の股締め力により、中央領域1bに対して、横方向の内側に向かう圧縮力が作用すると、図5Bに示すように、一対の第2縦圧縮溝14間の吸収体の部位3Cが、厚さ方向の肌側に緩やかに隆起する。
このように、第1実施形態のナプキン1では、前方領域1aと中央領域1bの境界部分の横方向の中央部を、前方領域1aよりも肌側に高く、且つ、中央領域1bよりも肌側に低く、中間の高さで肌側に隆起させることができる。そのため、縦方向の前側から中央側に掛けて、ナプキン1の横方向の中央部を、徐々に(段階的に)肌側に隆起させることができる。換言すると、中間の高さで肌側に隆起する部位(図5B)を設けることで、前方領域1aは平坦な面形状に保たれ易くなり、中央領域1bは肌側に高く隆起し易くなる。よって、着用者に対するナプキン1のフィット性をより向上させることができる。
また、第1実施形態のナプキン1では、第1横圧縮溝12が、一対の第1縦圧縮溝11に連結しており、第3横圧縮溝17が、一対の第4縦圧縮溝16に連結している。そのため、縦方向の前側に流れた排泄物を、一対の第1縦圧縮溝11及び第1横圧縮溝12で堰き止めることができ、また、縦方向の後側に流れた排泄物を、一対の第4縦圧縮溝14及び第3横圧縮溝17で堰き止めることができ、排泄物の縦漏れを抑制できる。
また、図1に示すように、第1縦圧縮溝11の縦方向後側の端部の縦方向の位置と、第2縦圧縮溝14の縦方向前側の端部の縦方向の位置とが、重複している。そのため、横方向に流れた排泄物を、第1縦圧縮溝11と第2縦圧縮溝14の重複部分で堰き止めることができ、排泄物の横漏れを抑制できる。但し、これに限らず、例えば後述の図6のように、第2縦圧縮溝14が、第1縦圧縮溝11よりも、縦方向の中央側に位置してもよい。
また、第1実施形態のナプキン1では、中央領域1bにおいて、横方向の外側に位置する第2縦圧縮溝14の縦方向の前側の端の方が、横方向の内側に位置する第3縦圧縮溝15の縦方向の前側の端よりも、縦方向の前側に位置する。そのため、ナプキン1の装着時に、第2縦圧縮溝14の縦方向の前側の端部に作用した横方向の内側に向かう圧縮力を、図1の矢印Dに示すように、第3縦圧縮溝15の縦方向の中央部に向かわせることができる。よって、中央領域1bの縦方向及び横方向の中央部、つまり、排泄部に当接する部位に作用する圧縮力を高めることができるので、排泄部に当接する部位が肌側により隆起し易くなり、排泄部に対するナプキン1のフィット性をより向上させることができる。
更に、第2縦圧縮溝14の縦方向の後側の端の方を、第3縦圧縮溝15の縦方向の後側の端よりも、縦方向の後側に位置させることで、第2縦圧縮溝14の縦方向の後側の端部に作用した圧縮力を、第3縦圧縮溝15の縦方向の中央部に向かわせることができ、排泄物に当接する部位が肌側により隆起し易くなる。但し、これに限らず、第3縦圧縮溝15の縦方向の前側(又は後側)の端を、第2縦圧縮溝14の縦方向の前側(又は後側)の端よりも、縦方向の前側(又は後側)に位置させてもよい。
また、仮に、第2縦圧縮溝14の縦方向の中央部、及び、第3縦圧縮溝15の縦方向の中央部が、横方向の内側に向かって凸となるように湾曲していると、圧縮溝間が最も狭くなる部位に圧縮力が集中し易く、その部位だけが肌側に隆起し易くなってしまう。これに対して、第1実施形態のナプキン1では、第2縦圧縮溝14の縦方向の中央部、及び、第3縦圧縮溝15の縦方向の中央部が、横方向の外側に向かって凸となるように湾曲している。そのため、中央領域1bの縦方向及び横方向の中央部を、比較的に広い面で、安定して肌側に隆起させることができ、排泄部に対するナプキン1のフィット性を向上させることができる。また、肌側に隆起し、排泄物に当接する部位の面積を広くすることで、排泄物の吸収力が向上し、排泄物の漏れを抑制できる。
一方で、第2縦圧縮溝14を横方向の内側に凸となるように湾曲させる方が、ナプキン1が、着用者の太腿の付け根に沿い易い。そこで、第1実施形態のナプキン1では、第2縦圧搾溝14の縦方向の前側の端部を、横方向の外側に向かって傾斜させている。即ち、第2縦圧縮溝14は、縦方向の前側の端部が横方向の外側に向かって開くように設けられている。同様に、第2縦圧縮溝14の縦方向の後側の端部も、横方向の外側に向かって傾斜させるとよい。そうすることで、第2縦圧縮溝14の縦方向の前側及び後側の端部が設けられた位置では、ナプキン1が着用者の太腿の付け根に沿い易く、ナプキン1のフィット性を向上させることができる。
但し、第2縦圧縮溝14や第3縦圧縮溝15の形状は上記の形状に限らない。例えば、第2縦圧縮溝14と第3縦圧縮溝15とのうちの一方は、横方向の外側に凸となるように湾曲し、他方は、横方向の内側に凸となるように湾曲してもよいし、両方が横方向の内側に凸となるように湾曲してもよいし、第2縦圧縮溝14の縦方向の前側の端部が横方向の外側に向かって傾斜していなくてもよい。
また、この実施形態では、圧縮溝11〜18が、横方向の中心線に対して対称な形状となっているが、これに限らず、非対称な形状であってもよい。つまり、一対の第1〜第3縦圧縮溝11,14,15のうち、少なくとも横方向の一方側の第1〜第3縦圧縮溝11,14,15が、上記の配置関係や上記の形状であれば、ナプキン1の横方向の一方側において、上記の効果が得られる。
また、この実施形態では、ナプキン1の外形形状、及び、圧縮溝11〜18が、縦方向の中心線に対して対称な形状となっている。そのため、着用者は、ナプキン1の縦方向の前後を意識することなく装着でき、また、後方領域1cが下腹部に当接し、前方領域1aが臀部に当接するようにナプキン1が装着されても、上記の効果が得られる。
また、前述のように、ナプキン1を下着に固定するために、ナプキン1の非肌側面(裏面)には、下着の肌側面に接着されるずれ止め接着剤10(接着剤)が設けられている。そして、第1実施形態のナプキン1では、図3に示すように、ナプキン1を厚さ方向に見て、一対の第2縦圧縮溝14のうちの横方向の一方側の第2縦圧縮溝14が、ずれ止め接着剤10の横方向の一方側の端10bよりも、横方向の一方側(外側)に位置している。つまり、ナプキン1を厚さ方向に見て、第2縦圧縮溝14は、ずれ止め接着剤10と重なっていない。
そのため、ナプキン1の装着時に、第2縦圧縮溝14が設けられた部位、及び、それよりも横方向の外側の部位は、下着に固定されず、動きが下着の形状に規制されない。よって、ナプキン1の装着時に横方向の内側に向かう圧縮力が作用した際に、第2縦圧縮溝14よりも横方向の外側の部位は、第2縦圧縮溝14を起点として、下着から浮き上がり、肌側に隆起できる。つまり、ナプキン1の断面形状をW字形状(不図示)にすることができ、横方向に流れた排泄物を、ナプキン1の横方向の端部で堰き止めることができ、排泄物の横漏れを抑制できる。また、ナプキン1の断面形状がW字形状であると、大陰唇から太腿の付け根に掛かる部位にも、ナプキン1が沿い易くなり、ナプキン1のフィット性を向上させることができる。
但し、上記に限らず、第2縦圧縮溝14とずれ止め接着剤10とが一部重なっていてもよい。例えば、第2縦圧縮溝14の横方向の外側の端が、ずれ止め接着剤10の横方向の外側の端よりも、横方向の外側に位置していれば、第2縦圧縮溝14よりも横方向の外側にまでずれ止め接着剤10が設けられている場合に比べて、ナプキン1の横方向の端部が肌側に隆起し易く、排泄物の漏れを抑制できる。
一方、ナプキン1を厚さ方向に見て、前方領域1aの第2横圧縮溝13は、ずれ止め接着剤10と重なっている。そのため、第2横圧縮溝13が設けられた領域は下着に接着されるので、前方領域1aは平坦な面形状により保たれ易くなり、下腹部に対するナプキン1のフィット性を向上させることができる。なお、第2横圧縮溝13の全域がずれ止め接着剤10と重なっているに限らず、第2横圧縮溝13の一部がずれ止め接着剤10と重なっているだけでもよい。
また、ナプキン1を厚さ方向に見て、一対の第2縦圧縮溝14のうちの横方向の一方側の第2縦圧縮溝14が設けられた領域が、一対の第1縦圧縮溝11のうちの横方向の一方側の第1縦圧縮溝11が設けられた領域、及び、ずれ止め接着剤10が設けられた領域を合成した領域と、分断している。つまり、第2縦圧縮溝14が設けられた領域は、ずれ止め接着剤10が設けられた領域を介しても、第1縦圧縮溝11が設けられた領域と連結せずに、分断している。そのため、ナプキン1の装着時に中央領域1bに作用した圧縮力が、下着を介して前方領域1aに伝達されてしまうことを抑制でき、前方領域1aは平坦な面形状により保たれ易くなる。よって、下腹部に対するナプキン1のフィット性を向上させることができる。
なお、この実施形態(図3)では、一対の第2縦圧縮溝14が共に、ずれ止め接着剤10や第1縦圧縮溝11と上記の配置関係になっているが、これに限らず、少なくとも横方向の一方側の第2縦圧縮溝14が、ずれ止め接着剤10や第1縦圧縮溝11と上記の配置関係になっていれば、ナプキン1の横方向の一方側において、上記の効果が得られる。
また、図1に示すナプキン1には、横方向の両外側に延出する一対のウィング部が設けられていないが、一対のウィング部が設けられたナプキンであってもよい。通常、ウィング部の裏面にも接着剤が設けられるが、ナプキン1の装着時にウィング部は折り返され、ウィング部の接着剤は、下着の非肌側面に接着されるので、下着の肌側面に接着される接着剤には含まれない。
また、第1実施形態のナプキン1では、図4に示すように、吸収体3が有する吸収体コア30の目付けが場所によって異なり、横方向の中心部に向かって吸収体コア30の目付けが段階的に高くなり、また、縦方向の中心部に向かって吸収体コア30の目付けが段階的に高くなっている。なお、図4に示すナプキン1の下側の図は、ナプキン1の縦方向の中心にて、吸収体コア30を横方向及び厚さ方向に切った断面図であり、ナプキン1の右側の図は、ナプキン1の横方向の中心にて、吸収体コア30を縦方向及び厚さ方向に切った断面図である。
具体的には、ナプキン1の縦方向及び横方向の中心部、即ち、縦方向において第2横圧縮溝13と第4横圧縮溝18の間であり、横方向において一対の第3縦圧縮溝15間に位置する吸収体コア30の第1部位3aの目付けが最も高く(例:700g/m2)、次に、第1部位3aの横方向の両側に位置する吸収体コア30の第2部位3bの目付けが高く(例:380g/m2)、次に、第1部位3a及び第2部位3bよりも縦方向の前側及び後側であり、第1横圧縮溝12及び第3横圧縮溝17よりも縦方向の中央側に位置する吸収体コア30の第3部位3cの目付けが高く(例:300g/m2)、第3部位3cよりも縦方向の前側及び後側である吸収体コア30の第4部位3dの目付けが最も低くなっている(例:200g/m2)。更に、吸収体コア30の第1部位3aでは、第2縦圧縮溝14の縦方向の前側の端に対応する位置から、第2横圧縮溝13の縦方向の後側の端に対応する位置に掛けて、吸収体コア30の目付けが徐々に低下している。
つまり、一対の第3縦圧縮溝15間の横方向の中央部に位置する吸収体コア30(第1部位3a)の目付けが、一対の第3縦圧縮溝15よりも横方向の外側に位置する吸収体コア(第2部位3b)の目付けよりも高くなっている。即ち、排泄部に当接する部位の吸収体コア30の目付けがより高くなっている。そのため、例えば吸収体コア30の目付けが一定である場合に比べて、排泄部に当接する部位は、肌側により高く隆起するため、排泄部に対するナプキン1のフィット性をより向上させることができ、また、排泄物の吸収力も向上するため、排泄物の漏れを抑制できる。
また、第3縦圧縮溝15の縦方向の中央部が位置する縦方向の第1位置(例:図4のp1)の方が、第2横圧縮溝13と第2縦圧縮溝14との間である縦方向の第2位置(例:p2)に比べて、吸収体コア30の横方向の中央部の目付けが高く、縦方向の第2位置(例:p2)の方が、第2横圧縮溝13よりも縦方向の前側である縦方向の第3位置(例:p3)に比べて、吸収体コア30の横方向の中央部の目付けが高くなっている。
つまり、ナプキン1の縦方向の前側から中央側に掛けて、吸収体コア30(横方向中央部)の目付けが徐々に高くなっている。よって、下腹部に当接する前方領域1aは、平坦な面形状により保たれ易く、排泄部に当接する中央領域1bは、肌側により高く隆起し易く、前方領域1aと中央領域1bの境界部分は、中間の高さで隆起し易くなる。そのため、ナプキン1の縦方向の前側から中央側に掛けて、ナプキン1が肌側に徐々に隆起し易くなるので、ナプキン1のフィット性をより向上させることができる。
===第2実施形態===
図6は、第2実施形態におけるナプキン1の肌側の概略平面図である。第2実施形態のナプキン1は、第1実施形態のナプキン1(図1)とは異なり、縦方向の中心線に対して非対称な形状となっており、前方領域1aに比べて、臀部に当接する後方領域1bの方が、縦方向の長さが長く、横幅も広くなっており、例えば、夜用、多い時用として、使用される。
第2実施形態のナプキン1も、第1実施形態のナプキン1と同様に、前方領域1aに、一対の第1縦圧縮溝11、第1横圧縮溝12、及び、第2横圧縮溝13が設けられ、中央領域1bに、一対の第2縦圧縮溝14、及び、一対の第3縦圧縮溝15が設けられている。但し、後方領域1cには、縦方向に沿う一対の第4縦圧縮溝16、及び、横方向に沿い一対の第4縦圧縮溝16に連結する第3横圧縮溝17は設けられるが、第3横圧縮溝17よりも縦方向の中央側であり、一対の第4縦圧縮溝16よりも横方向の内側に、横方向に沿う圧縮溝、つまり、第1実施形態のナプキン1の第4横圧縮溝18に相当する圧縮溝が設けられていない。
そのため、前方領域1aに比べると、後方領域1cは、横方向の剛性が低下するので、臀部に沿って湾曲させることができ、臀部に対するナプキン1のフィット性を向上させることができる。よって、後方領域1cに流れた排泄物の漏れを抑制でき、装着時の違和感も低減できる。特に、第2実施形態のナプキン1のように、縦方向の中心線に対して非対称な形状であるナプキン1は、縦方向の前後が間違いなく認識されるので、第2横圧縮溝13が設けられた前方領域1aが下腹部に当接し、横方向に沿う圧縮溝が設けられていない後方領域1cが臀部に当接するように、装着される。つまり、下腹部及び臀部に対するフィット性が向上するように、間違いなくナプキン1が装着されるので、上記の圧縮溝11〜17の構成(図6)にすることが好ましいと言える。
===第3実施形態===
図7Aから図7Dは、第3実施形態におけるナプキン1の肌側の概略平面図である。第3実施形態のナプキン1の前方領域1aには、第1横圧縮溝12よりも縦方向の中央側であり、一対の第1縦圧縮溝11よりも横方向の内側に、横方向に沿う第2横圧縮溝13に連結し、且つ、第2横圧縮溝13と共に環状の圧縮溝20を形成する連結圧縮溝21が、設けられている。
環状の圧縮溝20とは、閉じられた圧縮溝のことである、つまり、圧縮溝上の或る点から、圧縮溝に沿って溝をなぞると、或る点に戻る形状の溝のことである。環状の圧縮溝20としては、図7Aに示す略長方形形状の圧縮溝や、図7Bに示す雫形状の圧縮溝や、図7C及び図7Dに示すハート形状の圧縮溝が挙げられる。但し、これに限らず、例えば、正円形状や楕円形状等であってもよい。また、環状の圧縮溝20は、連続した溝に限らず、部分的に非圧縮部を有する溝であってもよい。
このような環状の圧縮溝20は、横方向に幅を有すると共に、縦方向にも幅を有するため、前方領域1aに環状の圧縮溝20を設けることで、前方領域1aの横方向の剛性をより高めることができる。よって、前方領域1aを平坦な面形状により保ち易く、下腹部に対するナプキン1のフィット性をより向上させることができる。
以上、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、吸収性物品として生理用ナプキンを例に挙げているが、これに限らず、パンティーライナー、失禁パッド等の他の吸収性物品に対しても本発明を適用できる。
1 ナプキン(吸収性物品)、1a 前方領域、1b 中央領域、1c 後方領域、2 表面シート、3 吸収体、30 吸収体コア、31 被覆材、4 裏面シート、5 サイドシート、6 接合部、7 サイド接合部、10 ずれ止め接着剤(接着剤)、11 第1縦圧縮溝、12 第1横圧縮溝、13 第2横圧縮溝、14 第2縦圧縮溝、15 第3縦圧縮溝、16 第4縦圧縮溝、17 第3横圧縮溝、18 第4横圧縮溝、20 環状の圧縮溝、21 連結圧縮溝、40 低圧縮部、41 高圧縮部、42 非圧縮部、p1 第1位置、p2 第2位置、p3 第3位置

Claims (10)

  1. 互いに交差する縦方向、横方向、及び、厚さ方向を有し、
    前記縦方向の前側の前方領域、及び、前記縦方向の中央領域を備え、
    少なくとも表面シートと吸収体の一部とが前記厚さ方向に圧縮された圧縮溝が設けられた吸収性物品であって、
    前記圧縮溝は、
    前記前方領域に、前記縦方向に沿う一対の第1縦圧縮溝と、前記横方向に沿い前記一対の第1縦圧縮溝に連結する第1横圧縮溝と、前記第1横圧縮溝よりも前記縦方向の中央側であり、前記一対の第1縦圧縮溝よりも前記横方向の内側において、前記横方向に沿う第2横圧縮溝とを有し、
    前記中央領域に、前記縦方向に沿う一対の第2縦圧縮溝と、前記一対の第2縦圧縮溝よりも前記横方向の内側において前記縦方向に沿う一対の第3縦圧縮溝とを有し、
    前記第2縦圧縮溝、及び、前記第3縦圧縮溝は、前記第1縦圧縮溝と分断しており、前記第2横圧縮溝よりも前記縦方向の中央側に位置し、
    前記第2縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端と、前記第3縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端とのうちの一方が、他方よりも、前記縦方向の前側に位置し、前記他方が、前記第1縦圧縮溝よりも、前記縦方向の中央側に位置し、
    前記吸収性物品を下着に固定するために、下着の肌側面に接着される接着剤が、前記吸収性物品の裏面に設けられ、
    前記吸収性物品を前記厚さ方向に見て、前記一対の第2縦圧縮溝のうちの前記横方向の一方側の前記第2縦圧縮溝が設けられた領域が、前記一対の第1縦圧縮溝のうちの前記横方向の一方側の前記第1縦圧縮溝が設けられた領域、及び、前記接着剤が設けられた領域を合成した領域と、分断していること、
    を特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記第2縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端の方が、前記第3縦圧縮溝の前記縦方向の前側の端よりも、前記縦方向の前側に位置すること、
    を特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収性物品を前記厚さ方向に見て、前記一対の第2縦圧縮溝のうちの前記横方向の一方側の前記第2縦圧縮溝が、前記接着剤の前記横方向の一方側の端よりも、前記横方向の一方側に位置すること、
    を特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収性物品を前記厚さ方向に見て、前記第2横圧縮溝と前記接着剤とが重なっていること、
    を特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第2縦圧縮溝と前記第3縦圧縮溝とのうちの少なくとも一方は、前記縦方向の中央部が、前記横方向の外側に向かって凸となるように湾曲していること、
    を特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第2縦圧溝の前記縦方向の前側の端部が、前記横方向の外側に向かって傾斜していること、
    を特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項1から請求項6の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第2横圧縮溝は、前記第2横圧縮溝に連結する圧縮溝と共に、環状の圧縮溝を形成すること、
    を特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、排泄物を吸収する吸収体コアを有し、
    前記一対の第3縦圧縮溝間の前記横方向の中央部に位置する前記吸収体コアの目付けの方が、前記一対の第3縦圧縮溝よりも前記横方向の外側に位置する前記吸収体コアの目付けよりも高いこと、
    を特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項1から請求項8の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、排泄物を吸収する吸収体コアを有し、
    前記第3縦圧縮溝の前記縦方向の中央部が位置する前記縦方向の第1位置の方が、前記第2横圧縮溝と前記第2縦圧縮溝との間である前記縦方向の第2位置に比べて、前記吸収体コアの前記横方向の中央部の目付けが高く、
    前記縦方向の前記第2位置の方が、前記第2横圧縮溝よりも前記縦方向の前側である前記縦方向の第3位置に比べて、前記吸収体コアの前記横方向の中央部の目付けが高いこと、
    を特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項1から請求項9の何れか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記圧縮溝は、前記吸収性物品における前記縦方向の後側の後方領域に、前記縦方向に沿う一対の第4縦圧縮溝と、前記横方向に沿い前記一対の第4縦圧縮溝に連結する第3横圧縮溝と、を有し、
    前記第3横圧縮溝よりも前記縦方向の中央側であり、前記一対の第4縦圧縮溝よりも前記横方向の内側に、前記横方向に沿う圧縮溝が設けられていないこと、
    を特徴とする吸収性物品。
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