JP5970075B2 - 動物用の連結具 - Google Patents

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Description

本発明は、主として犬や猫などの動物の装着帯や装着衣に設けられた連結環に、引き紐や係留紐を連結するのに用いられる動物用の連結具に関する。
以下に、図11、図12、図13、及び図14を参照して、従来の動物用の連結具について説明する。図11に、従来の連結具100を介して、引紐190が首輪110に繋がれている様子を示す。図12に示すように、連結具100は、首輪110に取り付けられているリング108に対して着脱可能に構成されているスナップフック部104と、引紐190が係止されるD字状の連結リング103とを含む。スナップフック部104は、C字状のフック部111と軸部112とが一体形成されている。軸部112には、フック部111とは反対側の軸端からフック部111に向かって、大径部116、小径部117、及び大径部115が順番に形成されている。連結リング103のD字状の一辺(直線部)には貫通孔114aが形成されている。小径部117が貫通孔114aに嵌合された、つまり大径部116及び大径部115が連結リング103の一辺(直線部)を挟むような状態で、連結リング103が軸部112(フック部111)に対し回転自在に取り付けられている。
軸部112には、軸方向Dsに沿って、フック部111に近い先端面112aに開口121を有する有底の穴122が形成されている。軸部112には開口121から軸方向Dsに沿ってガイド溝123が形成されている。穴122の内部には、コイルバネ124と軸方向Dsに沿って移動可能なスライドバー125とが順番に、コイルバネ124がスライドバー125によって圧縮されるように、挿入されている。スライドバー125は圧縮されたコイルバネ124の伸張力により、フック部111の先端面111aにスライドバー125の先端が当接するように付勢されている。スライドバー125には、凸状の把持部126が一体に形成されてあり、把持部126はガイド溝123から穴122の外側に突出するように取り付けられる。
連結具100では、コイルバネ124の付勢力に抗して、把持部126を一時的に連結リング103側にスライドさせることにより、スライドバー125の先端面とフック部111の先端面111aとが分離され、これらの間に間隙が形成される。把持部126はスライドバー125をスライド動作させるための操作部である。この意味において、以降把持部126を「操作部126」と称する。
間隙が形成された状態で、首輪110(図11)のリング108にフック部111を引掛けることにより、リング108とフック部111(スナップフック部104)とを連結できる。その後、再びスライドバー125の先端面をフック部111の先端面111aに当接させ、フック部111がスライドバー125で閉じられる。
上述の従来の連結具では、他の部材と連結中はスライドバーが作用してフック部(ナス環)が閉じられるように構成されている。これらが正常に作動している限り、安全に連結状態が保たれる。しかしながら、使用状況によっては、連結が誤って解除されることがある。
例えば、動物(犬a)の引き連れ中や係留中に、動物が何かに驚いたり、興味を示して異常な動きをしたりする際に、スナップフック部104とリング108との連結が不用意に解除される問題がある。この予期せぬ連結解除は、動物の異常な動きに起因する。つまり、動物の異常な動きにより、首輪110のリング108がフック部111の操作部126を押動する状態になることがある。動物が引き続き不規則に動くと、何かの拍子に、ユーザの意思に反してスライドバー125(操作部126)が後退させられて、スナップフック部104の開放部が開きリング108が外れてしまうことがある。
図13に、ユーザの意思に反するスライドバーの後退の防止を図った動物用の連結具の一例として、特許文献1に提案されている連結具を示す。連結具200は、基本的に図12に示した連結具100に、スライドバー125の後退を妨げるストッパー機構が追加されている。以下に、若干の構造の違いはあっても基本的に同機能を有する部材は連結具100に於ける部材と同じ符号を付すと共に説明を省略し、連結具200に固有のストッパー機構に関して重点的に説明する。
ストッパー機構は、ストッパー6と索条23とで構成されている。ストッパー6は、弾性材によって、軸部112にその側方から弾性的に着脱できるように過半円弧(優弧)断面部を有して着脱口6aが側方に開放するように形成されている。ストッパー6は、着脱口6aを弾性的に開きながら軸部112を受け入れることによって、軸部112に装着される。この装着状態でストッパー6は、操作部126と連結リング103の引っ掛り部3aとの間で突っ張って、操作部126を介してスライドバー125の後退を阻止する。ストッパー6は、索条23によって、連結具200の一部に連結されて、不用意な紛失を防止している。
上述のように、特許文献1においては、連結具に、ストッパー6と索条23とを追加して、不用意な連結解除の防止を図っている。特許文献2に、連結具にストッパーのみを追加した様々な形態が提案されている。特許文献2に於けるストッパー機構も、基本的には、ストッパーが操作部の後退方向への移動を物理的に妨げる構造を有する物であり、ストッパーの形状以外は、ストッパー6と同様に構成されているので、説明を省く。
図14に、特許文献3に提案されている、特許文献1及び特許文献2に於けるのと同様に、操作部の後退方向への移動を物理的に防止するストッパー機構を有する連結具を示す。連結具300に於けるストッパー機構は、特許文献1や特許文献2のように、従来の連結具とは別体のストッパー6や索条23等の部材を追加して構成するのではなく、基本的には従来より備わっている操作部126及び連結リング103の形状及び構造を変更して、操作部7及び連結リング1として形成することによって構成されている。以下に、若干の構造の違いはあっても基本的に同機能を有する部材は連結具100に於ける部材と同じ符号を付すと共に説明を省略し、連結具300に固有のストッパー機構に関して重点的に説明する。
図14(a)に示すように、操作部7は操作部126に比べて長く、スライドバー125が閉じ位置にある時に後退側端部7dが連結リング1の上端部に当接または近接して位置するように構成されている。より詳しくは、操作部7は操作部126に後退方向に延在する部材が追加されて作成されているが、一体的に構成することもできる。図14(c)及び図14(d)に示すように、連結リング1の上端部は、外周部が操作部7の後退側端部7dと軸線方向に対向し合える外形を持つ盤状壁1aにより概ね楕円形の環(以降、「盤状楕円環1a」)に形成されている。
盤状楕円環1aの扁平な方向に直交する直径線上の2カ所に、後退側端部7dとの当接を避けて操作部7の後退操作を許容する切り欠き部31が形成されている。結果、図14(b)に示すように、後退側端部7dが2カ所の切り欠き部31の上部に位置する場合にのみ、操作部7は後退できる。言い換えれば、後退側端部7dが切り欠き部31の上部以外の場所にある場合は、操作部7は連結リング1の盤状楕円環1aの上面によって後退動作が防止される。
特開2010−81902号公報 特開2011−229459号公報 特開2011−223933号公報
上述の特許文献1、特許文献2、及び特許文献3に提案されている連結具のストッパー機構は、閉じ位置に在る操作部を物理的手段に当接させることによって、操作部の後退方向への移動の防止を図るように構成されている。特に、特許文献1及び特許文献2では、連結具の本体とは別体のストッパーを、ユーザが本体に取り付け/取り外す作業を行う必要がある。また、ストッパー紛失につながる、本体からのストッパーの不慮の離脱を防止するために、ストッパーを本体に繋ぎ止める係留部材(例えば、索条)を更に必要とすると共に、ユーザは係留部材の操作も求められる。
また、ストッパーは、ユーザが少ない力で容易に装着できる一方、不慮の外力に対しては大きな力で抗するとともに複雑な取り外し動作を必要とする、相反する要求を満たす必要がある。つまり、装着の便のためにはストッパーはより簡単な構造が好ましく、取り外しのためには構造が複雑でユーザにとって扱いにくくならざるを得ない。このように、特許文献1或いは特許文献2に提案の連結具においては、本体とは別個に、ストッパー機構を構成する部品を必要とするので製造コストの増加を招くと共に、ユーザにその取り扱い動作を求めるものである。また、その構造の複雑さ及び弾性材の経年劣化などに起因する問題も起こりうる。
特許文献3に提案の連結具では、ストッパー機構は、基本的に連結具の本体の一部が変形或いは本体に一体化することによって、より簡単な構造で実現されている。しかしながら、連結リング1の盤状楕円環1aは、操作部7の後退側端部7dに対して当接するストッパーとして働く部分だけ通常の連結リング103に比べて分厚く作成される必要がある。つまり、連結具300の製造過程においては、連結リング1は分厚い盤状壁1aにより形成される円形の環を、軸部112(小径部117)を通した状態で、概ね楕円形になるように塑性変形させて連結リング1が形成される。但し、この環の外周部の対向する2カ所には切り欠き部31が設けられているために、環の塑性変形時に応力集中や応力偏在が生じやすく、円形の環を所望の楕円形状に変形させるのは容易ではなく、工数や歩留まりの点で困難さを伴う。
本発明は、上述の問題点に鑑み、本体と一体的に構成されて、連結対象の移動がスライドバーに押し戻し力として伝わるのを防止できるストッパー機構を有する動物用の連結具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る動物用の連結具(SH、SHa、SH2、SH2a)は、
連結対象に連結されるフック部(Ho)と、
前記フック部(Ho)の端部から、第1の方向(Ds)に延在し、延在方向の端部に大径部を有し、前記大径部より前記フック部(Ho)側に前記大径部より径が細くなる小径部を有する軸部(SL、St)と、
と、
前記第1の方向(Ds)に沿って往復移動することにより前記フック部(Ho)を開閉するスライドバー(Sb)と、
前記軸部(St)の端部に、前記第1の方向(Ds)を軸として回転自在に連結されると共に、前記第1の方向(Ds)に垂直な第2の方向に延在し、前記第1の方向(Ds)に貫通孔(HCR1)を有する直線部(LCR1)と、前記直線部(LCR1)に連結し環状形状を形成する円弧状部(ACR1)とを有し、前記貫通孔(HCR1)は、前記小径部で、前記大径部の径より径が小さい楕円形状に塑性変形した連結リング(CR1)と、
前記連結リング(CR1)前記直線部(LCR1)より、前記第2の方向に所定長だけ延在する少なくとも1つの突起(Pr、Bu、Sld)と、
前記スライドバー(Sb)に連結されて前記連結リング(CR1)に向かって延在する操作部(Kn)とを備え、
前記操作部(Kn)は、前記第1の方向(Ds)に移動されたときに、前記突起(Pr、Bu、Sld)のみに当接することを特徴とする。
本発明に係る動物用の連結具は、連結対象の移動がスライドバーに押し戻し力として伝わるのを防止できる。
本発明の実施の形態1に係る動物用の連結具の構成を示す図であり、(a)はフック部が開放された状態の連結具の正面図であり、(b)は(a)において矢印IBの方向から見た連結具の側面図であり、(c)はフック部が閉鎖された状態の連結具の正面図である。 図1に示す連結具における、連結リングの座部に対するスナップフック部の軸部と操作部の端部との相対位置を示す断面図である。 実施の形態1に係る動物用の連結具の変形例の構成を示す図であり、(a)はフック部が開放された状態の連結具の正面図であり、(b)は(a)において矢印IIIBの方向から見た連結具の側面図であり、(c)はフック部が閉鎖された状態の連結具の正面図である。 実施の形態1に係る連結リングの変形例の構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る操作部の変形例の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る動物用の連結具の構成を示す図であり、(a)はフック部が開放された状態の連結具の正面図であり、(b)は(a)において矢印VIBの方向から見た連結具の側面図であり、(c)はフック部が閉鎖された状態の連結具の正面図である。 図6に示す連結具における、連結リングの座部に対するスナップフック部の軸部と操作部の端部との相対位置を示す断面図である。 実施の形態2に係る動物用の連結具の変形例の構成を示す図であり、(a)はフック部が開放された状態の連結具の正面図であり、(b)は(a)において矢印VIIIBの方向から見た連結具の側面図であり、(c)はフック部が閉鎖された状態の連結具の正面図である。 実施の形態2に係る連結リングの変形例の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態3に係る動物用の連結具のスナップフック部の構成を示す図である。 従来の動物用の連結具を介して、引紐が首輪に繋がれている様子を示す図である。 図11に示す動物用の連結具の斜視図である。 従来の他の動物用の連結具の斜視図である。 従来のさらに別の動物用の連結具及びそのストッパー機構の構成を示す図である。
(実施の形態1)
以下に図1、図2、図3、図4、及び図5を参照して、本発明の実施の形態1に係る動物用の連結具について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る動物用の連結具SH(以降、「連結具」)は、開閉可能なフック部を備えたスナップフック部HPと、スナップフック部HPに回転自在に連結された連結リングCR1とを含む。図1(a)及び図1(b)に示すのはフック部が開放された状態の連結具SHであり、図1(c)に示すのはフック部が閉鎖された状態の連結具SHである。
スナップフック部HPと連結リングCR1とは、金属製である。まずスナップフック部HPの構成について説明し、次に連結リングCR1の構成について説明する。
スナップフック部HPは、C字状のフック部Hoと、フック部Hoに一体に形成された筒状の軸部SLと、軸部SLの内部に収容されているスライドバーSbとを含む。フック部Hoの先端面EHo(以降、「フック部先端面EHo」)と軸部SLの先端面とは、所定の間隔C1を置いて対向している。フック部先端面EHoと軸部SLの先端面との間に形成される間隙を、スナップフック部HPの開口部と呼ぶ。
軸部SLには、軸方向Dsに沿って溝GSL(図1(b))が形成されている。スライドバーSbは、軸部SLの内部に収容されているばね(不図示)によって、先端面ESb(以降、「スライドバー先端面ESb」)がフック部先端面EHoに当接するように付勢される。スライドバーSbには棒状の操作部Knが一体に形成されており、操作部Knは溝GSLを通じて軸部SLの外部に露出している。
上記ばねの付勢力に抗して、操作部Knを軸方向Dsに沿って連結リングCR1側に移動させることにより、スライドバー先端面ESbとフック部先端面EHoとが分離され、これらの間に間隙が形成される。以降、操作部Knの連結リングCR1側への移動を、操作部Knのフック部開放動作と称する。
連結具SHにおいて、ユーザの意思に反するスライドバーSbの移動(後退)を妨げるストッパー機構は、操作部Kn及び連結リングCR1に設けられている。具体的には、ユーザの意思に反して操作部Knが連結リングCR1側に移動されたときに、操作部Knと当接する突起が少なくとも1つ、連結リングCR1の外周部に設けられている。以降、操作部Kn及び連結リングCR1の構成を詳しく説明すると共に、ストッパー機構について説明する。
操作部Knは、図14を参照して説明した操作部7(特許文献3)と同様に、従来の操作部126(図12、図13)に比べて長い。図1(a)に示すように、操作部Knは、手がかり部HKnと、手がかり部HKnに一体に形成された延長部EKnとを含む。手がかり部HKnの外形輪郭は、操作部7の手がかり部(図14)の外形輪郭に比して、軸方向Dsと直交する方向における勾配がなだらかである。
次に、連結リングCR1の構成について説明する。図12を参照して説明した従来の連結リング103と同様に、連結リングCR1はD字状の外観を有し、直線部LCR1と、直線部LCR1に一体に形成された円弧状部ACR1とを含む。直線部LCR1には、貫通孔HCR1(図2(a))が形成されている。貫通孔HCR1にスナップフック部HPの軸Stが挿入されて、連結リングCR1はスナップフック部HPに対して回転自在に取り付けられている。連結リングCR1が回転する方向Drを、以降回転方向Drと称する。連結リングCR1には、断面が円形状の引紐L1が係止される。
連結リングCR1の直線部LCR1は、軸方向Dsに沿って延在すると共に互いに対向する2つの面SaCR1及びSbCR1を含む。上記貫通孔HCR1は、直線部LCR1の、軸部SLの端部に対向する面SCR1に形成されている。面SCR1は、面SaCR1及びSbCR1に略垂直である。面SCR1は所定の外形状を有して、軸方向Dsに垂直な方向に延在する。
図1(c)に示すように、フック部Hoが閉鎖された状態の連結具SHにおいて、操作部Knの端部EEKnは連結リングCR1の面SCR1に当接または近接する。後述するように、面SCR1は操作部Knの端部EEKnを受け止めることによりスライドバーSbの軸方向Dsにおける移動を制限する。この意味において、面SCR1を以降「座部SCR1」と称する。座部SCR1の形状及び機能については、後ほど図2(a)〜図2(g)を参照して説明する。
直線部LCR1には、軸方向Dsに垂直な方向に延在する突起である、半球状の突部Pr1、Pr2、Pr3、及びPr4(必要に応じて、突部Prと総称する)が形成されている。具体的には4個の突部Prのうち、2個の突部Pr1及びPr2が直線部LCR1の面SaCR1に、2個の突部Pr3及びPr4が面SbCR1に、それぞれ形成されている。突部Prは、例えばプレス加工により形成することができる。
連結具SHのフック部Hoを開放するには、操作部Knを軸方向Dsに沿って連結リングCR1側に移動させることにより、スライドバー先端面ESbとフック部先端面EHoとを分離させる。操作部Knの連結リングCR1側への移動(フック部開放動作)は、操作部Knが連結リングCR1の座部SCR1に対して所定の相対位置に位置する場合にのみ行うことができる。フック部開放動作が許容される、操作部Knの座部SCR1に対する相対位置を、以降「ロック解除位置」と称する。これに対して、フック部開放動作が阻止される、操作部Knの座部SCR1に対する相対位置を、以降「ロック位置」と称する。
フック部Hoを開放する際は、スナップフック部HPを回転方向Drに回転させて、操作部Knをロック解除位置に位置決めする。ロック解除位置は、操作部Knの端部EEKnが座部SCR1によって受け止められることのない位置であり、具体的には、直線部LCR1の面SaCR1またはSbCR1に形成された2個の突部Pr間の間隙に対向する位置である。ロック解除位置に位置決めされた操作部Knを連結リングCR1側に移動させることにより、スライドバーSbが軸方向Dsに移動されてフック部Hoが開放される。図1(a)及び図1(b)に示す例では、フック部Hoが開放された状態の連結具SHにおいて、操作部Knの延長部EKnは突部Pr1及びPr2の間に位置する。
次に図2(a)〜図2(g)を参照して、直線部LCR1、特に座部SCR1の形状及び機能について説明する。図2(a)は、図1(c)において直線IIA−IIAで切った連結具の断面図である。上述したように座部SCR1は、操作部Knの端部EEKnを受け止めることによりスライドバーSbの軸方向Dsの移動を制限すると共に、所定の位置(ロック解除位置)においてはスライドバーSbの軸方向Dsの移動を許容する。つまり座部SCR1は、スライドバーSbの軸方向Dsの移動を阻止するロック手段と、スライドバーSbの軸方向Dsの移動を許容するロック解除手段とを兼ねる。
図2(a)及び図2(b)に示すように、直線部LCR1(座部SCR1)は基本的に、従来の連結リング103(図12、図13)の直線部に突部Pr1、Pr2、Pr3、及びPr4が追加されて構成されている。突部Prと座部SCR1の肩部Slda及びSldb(必要に応じて、肩部Sldと総称する)とは、操作部Knの端部EEKnを受け止めることによりスライドバーSbの軸方向Dsの移動を阻止する。面SaCR1に形成された突部Pr1及びPr2間の間隙と、面SbCR1に形成された突部Pr3及びPr4間の間隙とは、操作部Knの端部EEKnの移動を許容することによりスライドバーSbの軸方向Dsの移動を許容する。
座部SCR1において貫通孔HCR1を規定する部分は、図14を参照して説明した従来の連結リング1の盤状楕円環1a(特許文献3)に比べて薄く、従来の連結リング103(図12)の、貫通孔114aが形成されている一辺(直線部)と同程度である。連結具SHの製造過程においては、連結リングCR1の直線部LCR1は円形の環を、その内部に軸Stを通した状態で、概ね楕円形になるように塑性変形させることにより形成される。この円形の環の外周部には4個の突部Prが予め設けられているが、これらの突部Prは環の塑性変形時に応力集中や応力偏在を生じせしめるものではない。また円形の環の厚さは従来の連結リング103の製造に用いられる環の厚さと同程度であるため、歩留まりや生産性を低下させずに、ストッパー機構が本体と一体的に構成された連結リングCR1を得ることができる。
操作部Knの端部EEKnが座部SCR1に対して取り得る複数の位置のうち、スライドバーSbの軸方向Dsにおける移動が許容されるロック解除位置以外の位置では、端部EEKnは突部Prと肩部Sldのいずれかに当接する。つまり、端部EEKnが座部SCR1に対して取り得る複数の位置のうち、ロック解除位置以外の位置はすべて、スライドバーSbの軸方向Dsにおける移動が阻止されるロック位置である。
図2(c)及び図2(d)に示すように、端部EEKnは座部SCR1に対して8個の位置P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、及びP8を取り得る。8個の位置P1〜P8のうち、図2(c)に示す6個の位置P1、P3、P4、P5、P7、及びP8がロック位置であり、図2(d)に示す2個の位置P2及びP6がロック解除位置である。
スナップフック部HPの軸Stは、貫通孔HCR1の内部で回転方向Drに回転自在であると共に、軸方向Dsと直交する方向Dhにおいても所定の範囲で移動可能である。2個の突部Pr間の間隙のDh方向における大きさは、操作部KnのDh方向における長さ(幅)より大きい。そのため、軸Stが貫通孔HCR1の内部でDh方向に変位しても、操作部Knの端部EEKnを移動させてフック部Hoを開放することができる。
図2(e)、図2(f)、及び図2(g)を参照して、軸Stが貫通孔HCR1の内部でDh方向に変位した場合のロック位置及びロック解除位置について説明する。図2(f)に示すのは、軸StがDh方向において貫通孔HCR1の中心に位置している場合である。図2(e)に示すのは軸Stが貫通孔HCR1の内部で図における左側に変位している場合であり、図2(g)に示すのは軸Stが貫通孔HCR1の内部で図における右側に変位している場合である。
図2(e)、図2(f)、及び図2(g)に示すいずれの場合も、端部EEKnが座部SCR1に対して取り得る8個の位置P1〜P8のうち、2個の位置P2及びP6において端部EEKnの軸方向Dsにおける移動が許容される。それ以外の位置P1、P3、P4、P5、P7、及びP8においては、端部EEKnは突部Prと肩部Sldのいずれかに当接して、端部EEKnの軸方向Dsにおける移動が阻止される。
次に、図3を参照して、連結具SHの第1の変形例について説明する。連結具SHには断面が円形状の引紐L1が係止されるのと異なり、連結具SHaには帯状の引紐L2が係止される。連結具SHaは、連結リングCR1が連結リングCR2に置き換えられる点を除いて上述の連結具SHと同様に構成されている。以降、連結リングCR2に関して重点的に述べる。
上述の連結リングCR1(図1(b))がD字状の外観を有するのに対し、連結リングCR2は台形状の外観を有する。連結リングCR2は、直線部LCR2a、直線部LCR2b、及び直線部LCR2aと直線部LCR2bとを連結する一組の側部TCR2とを含む。直線部LCR2aと直線部LCR2bとは、互いに平行である。直線部LCR2bには、帯状の引紐L2が係止される。
直線部LCR2aは、上述の直線部LCR1(連結リングCR1)と基本的に同様に構成され、肩部Slda及びSldbと、突部Pr1〜Pr4とを含む。直線部LCR2aは、上述の直線部LCR1と同様に機能し、スライドバーSbの軸方向Dsにおける移動を阻止するロック手段と、スライドバーSbの軸方向Dsにおける移動を許容するロック解除手段とを兼ねる。
次に、図4を参照して、連結リングCR1及び連結リングCR2それぞれの変形例について説明する。図4(a)に示す連結リングCR1aは、連結リングCR1(図1)と同様にその内周がD字状であるが、一組の凹部RCR1aが形成されている点が異なっている。
連結リングCR1aは、直線部LCR1aと、直線部LCR1aに一体に形成された円弧状部ACR1aとを含む。直線部LCR1aは、直線部LCR1(図1)に比してDh方向の長さが大きい。円弧状部ACR1aは、円弧状部ACR1(図1)に比して、引紐L1が係止される箇所の近傍の部分がDh方向に突出している。このような構成を有する連結リングCR1aには、その表面から内周に向かってくぼんだ凹部RCR1a及びRCR1aが形成されている。凹部RCR1a及びRCR1aが形成された連結リングCR1aは、ユーザが連結具を扱う際に凹部RCR1aがユーザの手指の手がかりとして機能するため、操作性が改善する。
図4(b)に示す連結リングCR2aは、連結リングCR2(図3)と同様にその内周が台形状であるが、一組の凹部RCR2aが形成されている点が異なっている。連結リングCR2aは、直線部LCR2a’、直線部LCR2b’、及び直線部LCR2a’と直線部LCR2b’とを連結する一組の側部TCR2aとを含む。直線部LCR2a’は直線部LCR2a(図3)に比してDh方向の長さが大きく、直線部LCR2b’は直線部LCR2b(図3)に比してDh方向の長さが大きい。このような構成を有する連結リングCR2aには、その表面から内周に向かってくぼんだ凹部RCR2a及びRCR2aが形成されている。凹部RCR2aは、凹部RCR1aと同様に、ユーザの手指の手がかりとして機能する。
次に、図5を参照して、操作部Knの変形例について説明する。図5(a)に示す操作部Knaは、操作部Kn(図1)と同様に棒状であって、手がかり部HKnaと、手がかり部HKnaに一体に形成された延長部EKnaとを含む。軸方向Dsと直交する方向における操作部Knaの外形輪郭は、手がかり部HKnaと延長部EKnaとの境界において、軸部SLに向かってくぼんでいる。
図5(b)に示す操作部Knbは、操作部Kn(図1)と同様に棒状であって、手がかり部HKnbと、手がかり部HKnbに一体に形成された延長部EKnbとを含む。操作部Knbは、操作部Kn(図1)に比して、回転方向Drにおける長さ(幅)が大きい。手がかり部HKnbには、軸方向Dsと直交する方向に沿って延在する複数の溝GKnbが形成されている。
図5(c)に示す操作部Kncは、操作部Kn(図1)と同様に棒状であって、手がかり部HKncと、手がかり部HKncに一体に形成された延長部EKncとを含む。手がかり部HKncには、軸方向Dsと直交する方向に沿って延在する複数の溝GKncが形成されている。
(実施の形態2)
以下に図6、図7、図8、及び図9を参照して、本発明の実施の形態2に係る動物用の連結具について説明する。図6に示す連結具SH2は、連結リングCR1が連結リングCR3に置き換えられる点を除いて上述の連結具SHと同様に構成されている。連結リングCR3は、簡単に言えば、連結リングCR1において4個の突部Prが、4個の鉤爪状の隆起部Buに置き換えられている。
図7(a)及び図7(b)に示すように、連結リングCR3の直線部LCR3は、上述の実施の形態1に係る連結リングCR1の直線部LCR1において、突部Pr1、Pr2、Pr3、及びPr4が、隆起部Bu1、Bu2、Bu3、及びBu4(必要に応じて「隆起部Bu」と総称する)に置き換えられている。隆起部Buの体積は、突部Prの体積よりも大きい。また、隆起部Buの、直線部LCR3の面SaCR3またはSbCR3からの突出長さは、突部Prの面SaCR1またはSbCR1からの突出長さよりも大きい。
直線部LCR3においては、4個の隆起部Buと肩部Slda及びSldbとが、操作部Knの端部EEKnを受け止めることによりスライドバーSbの軸方向Dsにおける移動を阻止する。また、面SaCR3に形成された隆起部Bu1及びBu2間の間隙と、面SbCR3に形成された隆起部Bu3及びBu4間の間隙とが、操作部Knの端部EEKnの移動を許容することによりスライドバーSbの軸方向Dsにおける移動を許容する。
図7(c)及び図7(d)に、端部EEKnが直線部LCR3に対して取り得る8個の位置P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、及びP8を示す。8個の位置P1〜P8のうち、図7(c)に示す6個の位置P1、P3、P4、P5、P7、及びP8がロック位置であり、図7(d)に示す2個の位置P2及びP6がロック解除位置である。
さらに図7(e)、図7(f)、及び図7(g)に示すように、4個の隆起部Buは、軸Stが貫通孔HCR1の内部でDh方向に所定の範囲で変位しても、2箇所のロック解除位置P2及びP6において端部EEKnの軸方向Dsにおける移動が許容されるように設けられている。
次に、図8を参照して、連結具SH2の第1の変形例について説明する。連結具SH2には断面が円形状の引紐L1が係止されるのと異なり、連結具SH2aには帯状の引紐L2が係止される。連結具SH2aは、連結リングCR3が連結リングCR4に置き換えられる点を除いて上述の連結具SH2と同様に構成されている。
連結リングCR4は、4個の隆起部Buを備える点は連結リングCR3と同様であるが、台形状の外観を有する点が異なる。言い換えると、連結リングCR4は、図3を参照して説明した台形状の連結リングCR2において、突部Pr1、Pr2、Pr3、及びPr4が、隆起部Bu1、Bu2、Bu3、及びBu4に置き換えられている。
次に、図9を参照して、連結リングCR3及び連結リングCR4それぞれの変形例について説明する。図9(a)に示す連結リングCR3aは、4個の隆起部Buを備える点は連結リングCR3と同様であるが、図4(a)を参照して説明した一組の凹部RCR1aが形成されている点が異なる。言い換えると、連結リングCR3aは、図4(a)を参照して説明した連結リングCR1aにおいて、突部Pr1、Pr2、Pr3、及びPr4が、隆起部Bu1、Bu2、Bu3、及びBu4に置き換えられている。
図9(b)に示す連結リングCR4aは、4個の隆起部Buを備える点は連結リングCR4と同様であるが、図4(b)を参照して説明した一組の凹部RCR2aが形成されている点が異なる。言い換えると、連結リングCR4aは、図4(b)を参照して説明した連結リングCR2aにおいて、突部Pr1、Pr2、Pr3、及びPr4が、隆起部Bu1、Bu2、Bu3、及びBu4に置き換えられている。
なお、上述の実施の形態1において図5(a)、図5(b)、及び図5(c)を参照して説明した、操作部Kna、操作部Knb、及び操作部Kncを本実施の形態に係る連結具SH2またはSH2aに適用してもよいことは言うまでもない。
(実施の形態3)
以下に図10を参照して、本発明の実施の形態3に係る動物用の連結具のスナップフック部について説明する。図10(a)、図10(b)、及び図10(c)にそれぞれ示すスナップフック部HPa、スナップフック部HPb、及びスナップフック部HPcは、簡単に言えば、フック部先端面の形状及びスライドバー先端面の形状を除いて上述のスナップフック部HP(図1)と同様に構成されている。以降、フック部先端面の形状及びスライドバー先端面の形状に関して重点的に述べる。
上述のスナップフック部HP(図1)において、フック部先端面EHoとスライドバー先端面ESbとは略平坦であり、軸方向Dsと直交する方向に延在している。
図10(a)に示すスナップフック部HPaは、フック部HoaとスライドバーSbaとを含む。フック部先端面EHoaとスライドバー先端面ESbaとには、互いに係合する段差が設けられている。フック部先端面EHoaと軸部SLの先端面との間隔は、フック部Hoaの内周側よりも操作部Kna側において小さい(間隔C1<間隔C2)。
図10(b)に示すスナップフック部HPbは、フック部HobとスライドバーSbbとを含む。フック部先端面EHobとスライドバー先端面ESbbとには、互いに係合する斜面が設けられている。フック部先端面EHobと軸部SLの先端面との間隔は、フック部Hobの内周側よりも操作部Knb側において小さい(間隔C1<間隔C3)。
図10(c)に示すスナップフック部HPcは、フック部HocとスライドバーSbcとを含む。フック部先端面EHocとスライドバー先端面ESbcとには、互いに係合する溝と突条とがそれぞれ設けられている。フック部先端面EHocと軸部SLの先端面との間隔は、フック部先端面EHocに設けられた溝においてよりも操作部Knc側において小さい(間隔C1<間隔C4)。
上述のスナップフック部HPaにおいては、ユーザの意思に反してスライドバーSbaが連結リング側に移動させられた場合でも、フック部先端面EHoaとスライドバー先端面ESbaとの軸方向Dsの間隔の最小値が上記段差のため、スナップフック部HP(図1)と比較して小さくなる。また、連結対象がフック部Hoaの外部に移動するには、まずスライドバー先端面Esbaに設けられた段差を乗り越え、次にフック部先端面EHoaに設けられた段差を乗り越える必要があるので、連結対象との連結が解除される可能性がより低くなる。スナップフック部HPb及びHPcにおいても同様の理由により、連結対象との連結が解除される可能性がより低くなる。
なお図示例において、スライドバーSba(図10(a))、スライドバーSbb(図10(b))、及びスライドバーSbc(図10(c))にはそれぞれ、操作部Kna、操作部Knb、操作部Kncが設けられているが、図示例とは異なる形状の操作部が設けられてもよいことは言うまでもない。
本発明は、動物用の連結具に用いることができる。
SH、SHa、SH2、SH2a 連結具
HP、HPa、HPb、HPc スナップフック部
Ho、Hoa、Hob、Hoc フック部
CR1、CR1a、CR2、CR2a、CR3、CR3a、CR4、CR4a 連結リング
SL 軸部
Sb、Sba、Sbb、Sbc スライドバー
Kn、Kna、Knb、Knc 操作部
HKn、HKna、HKnb、HKnc 手がかり部
EKn、EKna、EKnb、EKnc 延長部
EEKn 端部
Pr、Pr1、Pr2、Pr3、Pr4 突部
Bu、Bu1、Bu2、Bu3、Bu4 隆起部
Sld、Slda、Sldb 肩部
SCR1 座部
Ds 軸方向
Dr 回転方向

Claims (10)

  1. 連結対象に連結されるフック部と
    前記フック部の端部から、第1の方向に延在し、延在方向の端部に大径部を有し、前記大径部より前記フック部側に前記大径部より径が細くなる小径部を有する軸部と
    前記第1の方向に沿って往復移動することにより前記フック部を開閉するスライドバー
    前記軸部の端部に、前記第1の方向を軸として回転自在に連結されると共に、前記第1の方向に垂直な第2の方向に延在し、前記第1の方向に貫通孔を有する直線部と、前記直線部に連結し環状形状を形成する円弧状部とを有し、前記貫通孔は、前記小径部で、前記大径部の径より径が小さい楕円形状に塑性変形した連結リングと
    前記連結リングの前記直線部より、前記第2の方向に所定長だけ延在する少なくとも1つの突起と
    前記スライドバーに連結されて前記連結リングに向かって延在する操作部とを備え、
    前記操作部は、前記第1の方向に移動されたときに、前記突起のみに当接することを特徴とする、動物用の連結具。
  2. 前記突起は複数設けられている、請求項1に記載の動物用の連結具。
  3. 前記突起は半球状である、請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の動物用の連結具。
  4. 前記突起は鉤爪状である、請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の動物用の連結具。
  5. 前記半球状の突起同士の前記第1の方向に垂直な第3の方向における間隔は、前記操作部の前記第3の方向における長さより大きい、請求項3に記載の動物用の連結具。
  6. 前記鉤爪状の突起同士の前記第1の方向に垂直な第3の方向における間隔は、前記操作部の前記第3の方向における長さより大きい、請求項4に記載の動物用の連結具。
  7. 前記操作部に、前記第1の方向に垂直な第3の方向に延在する溝が形成されている、請求項1、請求項2、請求項3、及び請求項4のいずれか一項に記載の動物用の連結具。
  8. 前記スライドバーの先端面と前記フック部の先端面とに、互いに係合する段差が形成されている、請求項1、請求項2、請求項3、及び請求項4のいずれか一項に記載の動物用の連結具。
  9. 前記スライドバーの先端面と前記フック部の先端面とに、互いに係合する斜面が形成されている、請求項1、請求項2、請求項3、及び請求項4のいずれか一項に記載の動物用の連結具。
  10. 前記スライドバーの先端面と前記フック部の先端面とに、互いに係合する突条と溝がそれぞれ形成されている、請求項1、請求項2、請求項3、及び請求項4のいずれか一項に記載の動物用の連結具。
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