JP5969816B2 - 構造部材及び通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止する電磁バンドギャップ(EBG: Electromagnetic Band Gap)構造に関するものである。より詳しくは、EBG構造の部材を用いて無線通信装置のアンテナ放射利得を低下させずに無線通信装置から放射される不要輻射ノイズを低減する部材及び装置を提供するものである。
近年、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止するEBG技術について研究されている。
従来のEBG技術を適用しない不要輻射対策としては、機器から不要な電磁波成分を出さないために、不要な電磁波が出ている電気部品、もしくは伝送路に電磁波を吸収する電波吸収体を貼付するものがある。また、機器の高周波回路部分と周辺の導電性部材が高周波的に結合している場合は、部材のメカ的な寸法が特定の周波数に対して共振状態にある。そのため、その共振を抑え込むために高周波的に他の導電部材と導通させることによって特定周波数での共振状態を抑える等の対策を施していた。
図9及び図10を用いて機器から放射する不要輻射成分を抑える従来例について説明する。
図9は無線通信装置の内部構造の概略を示す図で、600は無線通信装置、601は無線通信装置600内部に収容されている誘電体基板、602は誘電体基板601に実装されているアンテナ(アンテナ素子もしくはアンテナのパターン)を示している。603は誘電体基板601のGND部、604は高周波部(発振器、増幅器等を含むモジュール)で無線信号の送受信を行うものである。605は誘電体基板601を取付固定するための導電性取付板金、606は取付ネジ、607は無線通信装置600の構成部材の一部となる導電性筺体であり、例えば、導電性カバーで構成されている。
608はアンテナ602から放射される電波の強さを円の大きさで模擬的に示したものである。また、図中の矢印は誘電体基板601から放射される不要輻射の強さを矢印の長さで模擬的に示したものである。
図9の構成において、無線通信装置600から放射される不要輻射成分は大きな値を示しており、アンテナ602から放射され電波の強さも十分な利得を持っているものである。例えば、アンテナ利得は−10dBD程度の利得を持つものとする。
図10は図9の構成において不要輻射成分を低減する対策を施した構成である。
尚、図中、700〜708で示す符号は、図9の600〜608で示す符号の部材と同一のものであるため、その詳細については省略する。
図9と異なる構成として、導電性取付板金705と導電性カバー707の間に、導電性部材709を配置して導電性取付板金705と導電性カバー707を導通させている。導電性取付板金705と導電性カバー707を導通させることによって、誘電体基板701のGND部703に励起される不要輻射に寄与する電磁波の電流成分を、無線通信装置700を構成する導電性カバー707に流し込む電流路を構成する。
このような構成にすることで、GND部703に励起される不要輻射に寄与する電磁波の電流成分の一部が導電性カバー707に流れる。そして、不要輻射の電流成分が無線通信装置700の動作基本周波数の高調波で周波数が高い程、導電性カバー707の表面全体を流れて消費することで、無線通信装置700から放射する量を低減させている。
しかしながら、上記のような構成によって、アンテナ702から放射する電波の強さ(アンテナ利得)は逆に低下してしまい、例えば、−15dBD程度になってしまう。
本来、誘電体基板701にアンテナ702を実装する場合、GND部703の長手方向の寸法は動作中心周波数の波長λに対してλ/4程度が望ましく、λ/4以下もしくはλ/4以上でもアンテナ利得は変わってしまう。
不要輻射を低減するために、導電性取付板金705と導電性カバー707を導通させる構成にすることは、アンテナ702からみた誘電体基板701のGND部703と導電性カバー707が高周波的に結合してしまう。それによって、アンテナ702の最適な実装条件が確保できなくなってしまう。
EBG構造部材を適用して、装置内部に収容されている高周波回路から発生する電磁波が他の機器に影響を与えないように高周波回路から発生する電磁波を抑制する技術がある。
例えば、装置内部に収容されている高周波回路から発生する電磁波の内部空間に収容する導電性材料の壁面に励起される不要輻射電流成分の電流路にEBG構造部材を配置することで不要輻射に寄与している電流を抑制する技術(特許文献1)がある。
この特許文献1では、装置内部の高周波回路から発生する特定の周波数の電磁波成分の電流路を見極め、その電流路にEBG構造部材を配置することで導電性の筺体全体から放射される特定周波数の不要輻射成分を抑制している。つまり、特許文献1の構成は、無線通信装置のようなアンテナの放射利得に関連付けて機器の不要輻射低減を行う構成とは異なるものである。
特開2011−18776号公報
無線通信装置に搭載される無線基板に対するEMI対策としては、無線基板に実装されている高周波回路及び回路基板GNDから輻射される不要輻射成分を低減させるために、無線基板GNDと筺体の導電部材を導通させる方法がある。しかしながら、同時に無線基板に実装されているアンテナ素子のGNDとして動作している回路基板GNDと導電部材を導通させることになるので、アンテナ素子と導電部材が高周波結合してしまい放射利得が低下するという不都合がある。
また、EBG構造を適用した特許文献1においては、不要輻射を、筺体内部での共振状態を抑圧することで低減するものであるが、同時にアンテナを含む無線通信装置でのアンテナ利得に関連付けた不要輻射対策には適用できないという不都合がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、高調波ノイズを低減しつつ放射利得を低下させない構造体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による構造部材は以下の構成を備える。即ち、本発明の一側面に係る構造部材は、
高周波回路を実装する誘電体基板を内蔵する導電性筺体を有する通信装置に実装可能な構造部材であって、
前記高周波回路の動作時に前記誘電体基板に発生する動作周波数の高調波電流成分を通過させる通過部材であって、一端が前記誘電体基板のGND部に接続され、他端が前記導電性筺体に接続された通過部材と、
前記動作周波数の所定の電流成分を抑制するEBG構造の抑制部材とを有し、
前記構造部材は、前記誘電体基板と前記導電性筺体との間に設けられ、前記抑制部材は、前記通過部材を流れる高調波電流成分の電流路に沿って配置される。
以上説明したように、本発明によれば、高調波ノイズを低減しつつ放射利得を低下させない構造体を提供できる。
実施形態1の多面体EBG構造部材の構成図である。 実施形態1のEBG構造基材の構成図である。 実施形態1のEBG構造の等価回路を示す図である。 実施形態1の多面体EBG構造部材の適用例を示す図である。 実施形態2のEBG構造基材の構成図である。 実施形態2の多面体EBG構造部材の構成図である。 実施形態1の多面体EBG構造部材の変形例を示す図である。 実施形態2の多面体EBG構造部材の変形例を示す図である。 従来の無線通信装置の不要輻射対策前とアンテナ利得の関連の説明図である。 従来の無線通信装置の不要輻射対策後とアンテナ利得の関連の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
<実施形態1>
図1は本発明の実施形態1の多面体EBG構造部材の構成図である。
100は本発明の特徴である多面体EBG構造部材である。101はEBG構造を形成する誘電体基材、102は誘電体基材101上の表面に形成された角型のパッチ導体、103はインピーダンスが十分低い材料で形成される多面体構造の導電性部材である。ここで、インピーダンスが十分低いとは、例えば、インピーダンスの平均値が所定値を下回るようなインピーダンス(低インピーダンス)を意味する。
多面体EBG構造部材100は、EBG構造を形成する誘電体基材101を多面体構造の導電性部材103の上面104と底面105を除く4つの側面106〜109に配置する構成となっている。多面体EBG構造部材100の各側面106〜109に配置されるEBG構造を形成する誘電体基材101は同一の誘電体基材であり、多面体構造の導電性部材103に接着する等、高周波的に接続される。
図2に誘電体基材101上に形成されるEBG構造の例を示し、その動作を説明する。図中、200はEBG構造の斜視図で、201はその裏面図を示している。
EBG構造は、信号導体であるパッチ導体202と、そのパッチ導体102と導通する導通導体である導通ビア203、裏面のグランド導体204、容量性部材または容量特性を有する誘電体基材である誘電体205から構成される。誘電体205ではなく空気である構成でもよい。導通ビア203は、誘電体205を貫通し、パッチ導体202と裏面のグランド導体204を導通するように構成される。図2に示されるように、パッチ導体102は複数個あり、各パッチ導体202に対して導通ビア203が構成されている。ここで、導通ビア203は、信号導体であるパッチ導体202の信号導体面に対して略垂直に構成されている。
パッチ導体202間のギャップによる直列容量性リアクタンス、パッチ導体202の長さによる直列誘導性リアクタンス、パッチ導体202とグランド導体204間のギャップによる並列容量性リアクタンス、導通ビア203による並列誘導性リアクタンスにより左手右手複合線路CRLHが形成される。このように、誘電体基材101は、EBG構造を有する素子列を複数配置している。
図3に図2の単体セルにおける等価回路300を示す。セルが2次元に配列されているため、等価回路も本来は2次元であるが、簡単のため、1次元で表す。直列誘導性リアクタンス301がパッチ導体202を示し、直列容量性リアクタンス302が隣接するパッチ導体202間のギャップを示している。並列誘導性リアクタンス303がパッチ導体202とグランド導体204間を導通する導通ビア203を示し、信号線とグランド305間に並列に接続された容量性リアクタンス304がパッチ導体202とグランド導体204間のギャップを示している。等価回路300におけるグランド305がグランド導体204を示している。
直列素子の共振周波数と並列素子の共振周波数間の周波数帯域は、位相定数が0になり電磁波を透過しない帯域(EBG:Electromagnetic Band Gap)となる。所望(特定)の周波数帯域が得られるように直列共振周波数と並列共振周波数を調整するためにパラメータを設計する。図2に示すEBG構造200は、パッチ導体202及び導通ビア203とグランド導体204により構成され、パッチ間隔、ビア径・ビア長さ等のパラメータを設計することで所望の周波数帯域で電磁波を遮断させることが可能となる。
図4に本発明の多面体EBG構造部材を無線通信装置に適用して不要輻射の低減を行う例を示す。
図中、800〜807で示す符号は図10の700〜707で示す符号の部材と同一のものであるため、その詳細については省略する。
809は、本発明の特徴である多面体EBG構造部材(図1の多面体EBG構造部材100に対応)である。この多面体EBG構造部材809を、導電性取付板金805と、無線通信装置の導電性筺体である導電性カバー807の間に配置する。これにより、図1に示す多面体構造の導電性部材103の上面104と図に示す導電性取付板金805通させるとともに、図1に示す多面体構造の導電性部材103の底面105と図に示す導電性カバー807を導通させる。
このように、無線通信装置800は、アンテナ(アンテナ素子)802と高周波回路である高周波部804を実装する誘電体基板801と、誘電体基板801を内蔵する導電性筺体を有する。
以上説明したように、実施形態1によれば、導電性取付板金805と導電性カバー807を多面体EBG構造部材809を用いて導通させる。これにより、誘電体基板801のGND部803に励起される不要輻射に寄与する電磁波の電流成分を、無線通信装置800を構成する導電性カバー807へ流す電流路を構成することができる。
つまり、高周波部804の動作時に、誘電体基板801のGND部803に励起(発生)される不要輻射に寄与する電磁波の電流成分の一部が導電性カバー807に流れる。つまり、無線通信装置800の動作基本周波数の高調波電流成分が導電性カバー807の表面全体を流れて消費させることで、不要輻射の電流成分が無線通信装置800から放射する量を低減させる。
多面体EBG構造部材809を導電性取付板金805と導電性カバー807を高周波接続させる。これによって、多面体EBG構造部材809の導電性部材103を介して、無線通信装置の動作基本周波数の高調波電流成分はアンテナ実装基板のGND部803から筺体の導電部材に流れることで高調波電流成分は低下する。つまり、導電性部材103は、高調波電流成分を通過させる高調波通過部材として機能する。
また、動作基本周波数の基本波電流成分は、多面体EBG構造部材809のEBG構造を有する誘電体基材101によって電流成分が抑制される。つまり、誘電体基材101は、動作基本周波数の基本波電流成分を抑制する基本波抑制部材として機能する。
そして、高調波通過部材である導電性部材103を流れる高調波電流成分の電流路に平行して、基本波抑制部材である誘電体基材101を配置する。
これによって、アンテナ実装基板のGND部803と筺体の導電性カバー807との間の結合が抑制され、アンテナ実装基板の放射利得低下が抑制される。
<実施形態2>
実施形態1の図2では、誘電体基材101上に形成されるEBG構造の例を示しているが、誘電体基板上に限らず薄いフィルム上に、表層パターン型の導体パッチを用いてEBG構造を形成するようにしても良い。
図5に表層パターン型のEBG構成400を示す。
図中、パッチ導体401、導通導体402、グランド導体403、誘電体部404から構成される。図2と同様に導通導体402はパッチ導体401とグランド導体403間を導通している。図5の等価回路は図3と同様になる。このように、同一平面上に、パッチ導体401、導通導体402、グランド導体403及び誘電体部404が構成される。
直列誘導性リアクタンス301がパッチ導体401を示し、直列容量性リアクタンス302が隣接パッチ導体401間のギャップと等価である。また、並列誘導性リアクタンス303は導通導体402を示し、並列容量性リアクタンスがパッチ導体401とグランド導体403とのギャップを示している。等価回路300のグランド305がグランド導体403を示している。
パッチ導体401の大きさ、形状、パッチ導体401間のギャップ、パッチ導体401とグランド導体403の間隔、導通導体402の大きさ、形状等のパラメータを変更することで、直列共振周波数、並列共振周波数を変更して、所望の電磁波遮断帯域を得ることができる。
図6に表層パターン型のEBG構成を用いた多面体EBG構造部材の構成を示す。
図6は本発明の実施形態2で、500は本発明の特徴である多面体EBG構造部材を示している。
図中、501はEBG構造を薄いフィルム等の導体パターンで形成する誘電体基材、502は誘電体基材501上の表面に形成された角型のパッチ導体、503はインピーダンスが十分低い導電性材料で形成される多面体構造の導電性部材である。
多面体EBG構造部材500は、EBG構造を形成する誘電体基材501を多面体構造の導電性部材503の上面504と底面505を除く4つの側面506〜509に配置する構成となっている。多面体EBG構造部材500の各側面506〜509に配置されるEBG構造を形成する誘電体基材501は同一の誘電体基材であり、多面体構造の導電性部材503に接着する等、高周波的に接続される。
以上説明したように、実施形態2によれば、実施形態1で説明した効果に加えて、薄いフィルム上に、表層パターン型の導体パッチを用いてEBG構造を形成することで、EBG構造の形状の設計自由度を向上させ、サイズを抑制することができる。
<変形例>
図7及び図8に本発明の多面体導電性部材の変形例を示す。
図7は図1に示す多面体構造の導電性部材103の変形例であり、この導電性部材103の上面104と底面105に空洞を設けたもので図7において上面904、底面905は空洞で有ることを示している。
多面体EBG構造部材900は図1に示すEBG構造を形成する誘電体基材101を多面体構造の導電性部材903の上面904と底面905を除く4つの側面906〜909に配置する構成となっている。多面体EBG構造部材900の各側面906〜909に配置されるEBG構造を形成する誘電体基材は図1と同一の誘電体基材101であり、多面体構造の導電性部材903に接着する等、高周波的に接続される。
図8は図6に示す多面体構造の導電性部材503の変形例で図6に示す多面体構造の導電性部材503をコの字型に変形したものである。図8では、多面体EBG構造部材1000は図6に示すEBG構造を形成する誘電体基材501を図8の多面体構造の導電性部材1003の前面1004と側面1005及び後面1006の3つの面に配置する構成となっている。
多面体EBG構造部材1000の各面1004〜1006に配置されるEBG構造を形成する誘電体基材は図6と同一の誘電体基材501であり、図8に示す多面体構造の導電性部材1003に接着する等、高周波的に接続される。

Claims (12)

  1. 高周波回路を実装する誘電体基板を内蔵する導電性筺体を有する通信装置に実装可能な構造部材であって、
    前記高周波回路の動作時に前記誘電体基板に発生する動作周波数の高調波電流成分を通過させる通過部材であって、一端が前記誘電体基板のGND部に接続され、他端が前記導電性筺体に接続された通過部材と、
    前記動作周波数の所定の電流成分を抑制するEBG構造の抑制部材と
    を有し、
    前記構造部材は、前記誘電体基板と前記導電性筺体との間に設けられ、
    前記抑制部材は、前記通過部材を流れる高調波電流成分の電流路に沿って配置される
    ことを特徴とする構造部材。
  2. 前記構造部材は、前記誘電体基板のGND部と前記導電性筺体との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の構造部材。
  3. 前記通過部材は、前記高周波回路の動作時に前記誘電体基板のGND部に発生する動作周波数の高調波電流成分を通過させることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造部材。
  4. 前記通過部材は、前記高周波回路の動作時に前記誘電体基板のGND部に発生する動作基本周波数の高調波電流成分を通過させることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造部材。
  5. 前記通過部材は、多面体構成を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の構造部材。
  6. 前記抑制部材は、前記高周波回路の動作時に前記誘電体基板のGND部に発生する動作基本周波数の基本波電流成分を抑制することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の構造部材。
  7. 前記通過部材は、低インピーダンスの導電性部材を含み、複数の平面を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の構造部材。
  8. 前記抑制部材は、EBG構造を有する素子列を複数配置した誘電体基材を含み、前記通過部材の複数の平面の少なくとも1つの平面に配置される
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の構造部材。
  9. 前記抑制部材は、複数の信号導体と、前記複数の信号導体と各々導通する複数の導通導体前記誘電体基材を含む
    ことを特徴とする請求項に記載の構造部材。
  10. 前記複数の導通導体のうちの少なくとも1つは、前記複数の信号導体の信号導体面に対して略垂直に構成される
    ことを特徴とする請求項に記載の構造部材。
  11. 前記複数の信号導体と前記複数の導通導体は、同一平面に構成される
    ことを特徴とする請求項に記載の構造部材。
  12. 高周波回路を実装する誘電体基板を有する通信装置であって、
    導電性筺体と、
    構造部材とを有し、
    前記構造部材は、
    前記高周波回路の動作時に前記誘電体基板に発生する動作周波数の高調波電流成分を通過させる通過部材であって、一端が前記誘電体基板のGND部に接続され、他端が前記導電性筺体に接続された通過部材と、
    前記動作周波数の所定の電流成分を抑制するEBG構造の抑制部材と
    を有し、
    前記構造部材は、前記誘電体基板と前記通信装置の導電性筺体との間に設けられ、
    前記抑制部材は、前記通過部材を流れる高調波電流成分の電流路に沿って配置される
    ことを特徴とする通信装置。
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