JP5969027B2 - 充填コネクタ、容器、充填方法、および充填ノズル - Google Patents

充填コネクタ、容器、充填方法、および充填ノズル Download PDF

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Description

本発明は、充填コネクタと、タップと、加圧された流体の容器と、かかるコネクタを使用して充填するための方法と、かかるコネクタを使用して充填するための放出口とに関する。
より詳細には、本発明は、加圧された流体の容器の充填を可能にするために充填放出口と協働するように意図された、前記容器用の充填コネクタに関する。このコネクタは、充填放出口に対して連結されるように意図された上流端部と容器に対して連結されるように意図された下流端部との間に内部充填回路を画定する本体を備え、回路が閉じられる上流位置と回路が開状態になる下流位置との間で座部に対して移動し得る遮断弁要素を備え、前記遮断弁要素は、戻り部材によりその上流位置へと押しやられる。コネクタは、遮断弁要素の上流側に位置決めされたダスト弁要素をさらに備え、前記ダスト弁要素は、下流端部を備え、回路の上流端部が閉じられる上流位置と回路の上流端部が開状態になる下流位置との間で本体に対して移動し得る。前記ダスト弁要素は、少なくとも1つの戻り部材によりその上流位置へと押しやられる。
特に、本発明は、上流から下流に向かって直列にダスト弁要素および遮断弁要素を備える充填コネクタに関する(「上流」および「下流」という用語は、充填時のガスの流れ方向を指す)。
ダスト弁要素は、特に、遮断弁要素のシールを劣化させ得る粒子またはダストの侵入を防止または制限するために、前記遮断弁要素の上流側にバリアを形成するために用意される。
一般的には、充填コネクタは、充填コネクタ内の下流側に位置する遮断弁要素を作動させるために、充填放出口を充填コネクタ内に移動させ得るために充填放出口の端部と接触して引き戻るダストプラグを備える。これは、一般的には、充填コネクタ内への異物の侵入に対する良好な保護を構成する。しかし、この保護は、一般的には十分ではない。なぜならば、ダスト弁要素が開状態にある場合には、ダスト弁要素の下流側において充填コネクタ内に貫入する充填放出口が、粒子を運び込む可能性があるからである。
遮断弁要素の汚染は、この充填コネクタが取り付けられた製品の耐用寿命中かなりの漏出率を結果的にもたらす恐れがある。これは、汚染された遮断弁要素(ダスト、粒子等々)の封止ゾーンが、その封止のかなりの部分を損なうことによって説明され得る。この粒子の侵入リスクは、充填コネクタが垂直に位置する(上部から充填する)場合に、上昇する。
知られている一解決策は、遮断弁要素の上流側において、コネクタ内に固体粒子用のフィルタを設けることからなる。これにより、遮断弁要素の上流側に粒子またはダストを保持することが可能となるが、機械的接触により遮断弁要素が開くように作動させることは不可能となる(フィルタが実際に弁プッシャに対する機械的バリアを形成するため)。
別の解決策は、遮断弁要素の下流側にフィルタを設けることからなる。これは、遮断弁要素を機械的に作動させ得ると共に、遮断弁要素の下流側(タップの内部および容器の内部)をダストから保護する。しかし、この場合に、遮断弁要素の上流端部は、シールに影響を及ぼし得る粒子またはダストによる汚染を被る。
また、充填放出口(すなわち充填ツール)と充填コネクタとの間における外部に対するシールの管理も課題となる。一般的には、充填放出口は、充填コネクタと協働するシールを備える。これらのシールは、連続的な充填動作中に実質的に応力を受ける。これにより、Oリングを頻繁に交換することが必要となる。
WO2009101350は、加圧されたガスのリザーバを充填するためのおよび加圧されたガスのリザーバからガスを分配するためのデバイスを開示している。このデバイスは、レギュレータを備える引き込みダクトと、直列に位置決めされた2つの弁要素とを備え、ガスを引き込むためにユーザシステムにより作動され得る。リザーバを充填するために、迂回が、充填チャネルを形成する引き込みダクトの一部分にわたって行われて、2つの弁要素の中の一方と引き込みダクトのレギュレータとの間を短絡させる。
本発明の1つの目的は、上述の先行技術の欠点のすべてまたはいくつかを解消することである。
これを目的として、本発明による、さらには上記の序文により示される包括的な規定によるコネクタは、ダスト弁要素が、回路の上流端部を開く「接触なし」と呼ばれる第1の設定下流位置であって、ダスト弁要素の下流端部が、遮断弁要素の上流端部を押圧せず、遮断弁要素の上流端部が、回路が回路の開上流端部を通り進入する加圧された流体によって開状態になるその下流位置の方向へと押圧され得る、第1の設定下流位置、または、 回路の上流端部を開く「接触」と呼ばれる第2の設定下流位置であって、ダスト弁要素の下流端部が、回路が開状態になるその下流位置の方向に遮断弁要素を接触により移動させるために、可動の遮断弁要素の上流端部を押すようになり、ダスト弁要素が、前記ダスト弁要素の本体を通り上流から下流に通過する流体流の少なくとも一部を案内するために1つまたは複数の通路を備え、ダスト弁要素が、上流−下流方向にしたがって相互に対して移動され得る第1の同心パーツおよび第2の同心パーツを備える、第2の設定下流位置のいずれかへと、下流方向へと選択的に移動され得ることを実質的に特徴とする。
かかる構成により、充填システムの信頼性および安全性を向上させることが可能となる。実際に、このダスト弁要素は、下流方向へとガスが移動する際の充填時の進入ガス流を案内し強制する。特に、ダスト弁要素を貫通する通路ダクトにより、充填時のガスの乱流を軽減することが可能となり得る。また、このようにすることで、振動の発生も軽減される。ダスト弁要素を通過する流れの収束により、ガス流を加速させることと、特に座部(下流遮断弁要素の上流部分)が開く際に通路の中心ゾーンの方向にこのガス流を集中させることとが可能となり得る。
この構成により、弁のばねは、充填ガスの流れを少なくともある程度回避することが可能となる。また、この充填ガスの案内により、下流遮断弁要素用の座部を形成するゾーンの方向にガス流を送ることが可能となり、これにより各充填時の遮断弁要素の洗浄が支援される。これにより、汚れた遮断弁要素の座部によって引き起こされる漏出のリスクを低下させることが可能となる。
また、2つの部分(例えば2つの同心パーツ)におけるダスト弁要素のかかる構成により、充填時のシールの安全性を向上させることが可能となる。実際に、下流方向に相対的に移動可能である2つの個別のパーツを有するダスト弁要素により、充填クランプとコネクタの注入口との間に静的シールを形成することと、それと同時に遮断弁要素の別個の動的作動を実現することとが可能となる。遮断弁要素は、好ましくはダスト弁要素の可動部分により下流方向に(その開位置の方向に)選択的に押される。遮断弁要素を作動させる(押す)ダスト弁要素のこの部分は、シールを形成しないが、充填放出口の別の静的部分により封止雰囲気下に置かれる。換言すれば、遮断弁要素を開く可動部は、シールに対して動的に応力を加えず、充填放出口のシールは、静的に留まる。これにより、摩損および他の動的応力からシールが保護される。
したがって、この構成により、ボトルの複数回の充填の間におけるボトルの安全性を大幅に向上させることが可能となる。
また、この構造により、連続充填動作時に遮断弁要素を保護することも可能となる。
このようにすることで、閉位置においては、上流ダスト弁要素は、ダストから下流遮断弁要素を保護するが、充填放出口の端部との間における直接的な接触から下流遮断弁をさらに保護する。
さらに、直列する2つの可動弁要素が同一軸にしたがって摺動するこの構造は、充填プロセスにおいて効果的な保護機構を形成し、それにより下流遮断弁要素の保護を向上させ得る。
直列する2つの弁要素の構成により、所定の充填放出口と効果的に協働することが可能となる。
特に、摺動するダスト弁要素により、粒子から下流遮断弁要素を保護し、機械的接触によりこの下流遮断弁要素を作動させることを可能にしつつ、コネクタの上流を開くことが可能となり得る。
また、上流ダスト弁要素のおよび下流遮断弁要素の構成は、(機械的接触の代わりに)コネクタ内に送られる加圧されたガス流により下流遮断弁要素を開く充填放出口と容易に協働する。
さらに、ダスト弁要素は、ガスがダスト弁要素の本体を通過させられる際に、充填時に進入ガス流を調整する。これは、遮断弁要素の機構に対して有害な乱流を最小限に抑えることにより下流部分の方向へのガス流を調整するため有利となる。
したがって、直列する2つの弁要素を有するコネクタの構成により、汚れに対する遮断弁要素の高い度合いの保護が保証され、種々のタイプの充填に適合する開シーケンスが実現される。
本発明は、充填コネクタの開/閉シーケンスにおける高い度合いの安全性を実現する。さらに、本発明による充填により、コネクタの耐用寿命中にコネクタのシールが保護される。
したがって、例えば、およびこれは限定的なものではないが、上流ダスト弁要素は、上流から下流に開力を伝達することにより、下流遮断弁要素を機械的に開くことに関与し得るため有利となる。換言すれば、いくつかの充填構成において、ダスト弁要素は、充填放出口と下流遮断弁要素との間における移動を伝達するための部材を形成することが可能となる。
同様に、可動ダスト弁要素は、コネクタの上流を開くことにより、(弁要素の圧力および定格に従った)充填ガスの圧力により下流遮断弁要素を開くことを可能にし得る。
そのため、上流ダスト弁要素は、以下の機能を、すなわち、
回路の上流の開閉と、
充填プロセス時の遮断弁要素の上流側の流体の流れの案内と、場合によっては
下流遮断弁要素の開閉を選択的に制御するために機械的移動を伝達することと
を実現し得る。
さらに、2つの部分のダスト弁要素のこの構造により、充填放出口において、一方のコネクタと放出口との間におけるシールの機能と、他方の遮断弁要素の機械的作動の機能とを、分離させる(切り離す)ことが可能となる。
可能な特定例によれば、ダスト弁要素の本体は、回路内において摺動し、通路は、ダスト弁要素が下流位置に位置するにもかかわらず、回路内において上流から下流に移動する流体流のすべてまたはほぼすべてを前記ダスト弁要素の本体に通過させる。
コネクタは、回路の上流端部を閉鎖するために、上流方向に第1の同心パーツを押しやる第1の戻り部材を備え、この第1の戻り部材は、コネクタの固定部分を押圧する第1の端部と、前記第1の同心パーツを押圧する第2の端部とを備える。コネクタは、回路の上流端部を閉鎖するために上流方向に第2の同心パーツを押しやる第2の戻り部材を備え、この第2の戻り部材は、第1の同心パーツを押圧する第1の端部と前記第2の同心パーツを押圧する第2の端部とを備える。
第1の同心パーツは、前記ダスト弁要素の本体を通り上流から下流に移動する流体流の少なくとも一部を案内するために1つまたは複数の通路を備える。
第2の同心パーツは、第1の同心パーツの中心内部通路内に摺動的に取り付けられる。
遮断弁要素は、回路がダスト弁要素により実施される機械的作動によって開状態になる下流位置へと選択的に移動され得る。
遮断弁要素は、回路が加圧された流体流により開状態になる下流位置へと選択的に移動され得る。
ダスト弁要素は、機械的作動によりおよび/または加圧された流体により下流方向へと選択的に移動され得る。
ダスト弁要素が、回路の上流端部が閉じられる上流位置にある場合に、第1の同心パーツおよび第2の同心パーツのそれぞれの各上流端部は、回路の上流端部の一部分を閉鎖する。
ダスト弁要素は、回路の上流端部を閉鎖するために上流方向に第2の同心パーツを押しやる戻り部材を備える。
第2の同心パーツが、第1の同心パーツに対して下流に移動されると、この第2の同心パーツは、前記ダスト弁要素の本体を通り上流から下流に移動する流体流の少なくとも一部を案内するために追加の内部通路を開く。
第2の同心パーツが、第1の同心パーツに対して下流に移動されると、この第2の同心パーツは、前記ダスト弁要素の本体を通り上流から下流に移動する流体流の少なくとも一部分を案内するために追加の内部通路を開く。
1つまたは複数の通路は、ダスト弁要素を通り内部充填回路の中心部分に移動するガスの少なくとも一部を案内するために少なくとも1つの収束部分を備える。
1つまたは複数の通路は、内部充填回路の中心部分内において平行にダスト弁要素を通り移動するガスの少なくとも一部を収束させ案内する。
1つまたは複数の通路は、ダスト弁要素を通り遮断弁要素の上流端部の中心部分に移動するガスの少なくとも一部を案内するように収束する。
1つまたは複数の通路は、ダスト弁要素を通り遮断弁要素の座部を画定する内部充填回路の収束ゾーンに移動するガスの少なくとも一部分を案内するように収束する。
コネクタの本体の外側表面および/または内側表面は、特に迅速連結による選択的機械固定システムを形成するために共役形状の充填放出口と協働するように意図された凹部および/または装着リリーフを形成する圧痕部を備える。
ダスト弁要素は、機械的におよび/または加圧された流体により作動され得る上流端部を備える。
可動の遮断弁要素は、弁が設定圧力により座部に対して押しやられる場合に、回路の封止的閉鎖を実施するために座部と協働するように意図された可撓性封止ライニングを備える。
回路の上流端部が閉じられる上流位置において、前記ダスト弁要素は、例えば液密になど、上流端部回路の注入口オリフィスを封止的に閉鎖する。
回路の上流端部が閉じられる上流位置において、前記ダスト弁要素は、上流端部回路の注入口オリフィスを非気密的に閉鎖する。
コネクタの本体および/またはダスト弁要素は、少なくともダスト弁要素が上流閉鎖位置に位置する場合に、コネクタの本体とダスト弁要素との間に液密バリアを形成する可撓性リップを備える。
可撓性リップは、例えば遮断弁要素が漏れる場合になど、特に下流から上流へのガスの排出の可能性を与えるために、設定圧力差がリップの両側に存在する場合にガスのまたは液体の通過を可能にする自由端部を備える。
ダスト弁要素が上流位置にある場合に、ダスト弁要素の上流端部は、コネクタの本体の上流端部と同一平面内において合致するように、回路の上流端部を閉じる。
ダスト弁要素の本体は、回路内において気密的にまたは非気密的に摺動する。
ダスト弁要素とコネクタの本体との間の封止が、金属/金属接触によりおよび/または少なくとも1つのシールにより実施される。
1つまたは複数の通路は、ダスト弁要素の本体を貫通する、および/またはコネクタの本体を貫通する、1つまたは複数の内部ダクトを含む。
1つまたは複数の通路は、回路内を上流から下流に移動する流体流のすべてまたはほぼすべてをダスト弁要素に通過させるために、ダスト弁要素とコネクタの本体との間に少なくとも1つの間隔を含む。
各戻り部材は、圧縮ばねおよび引張ばねの中の少なくとも一方を備える。
ダスト弁要素の下流端部は、遮断弁要素の上流端部を機械的に作動させるためのロッドを備える。
遮断弁要素の上流端部は、ダスト弁要素の下流端部との機械的接触と協働するように意図された表面を備える。
遮断弁要素を閉じることは、ダスト弁要素を閉じる前に実施される。
遮断弁要素の座部は、コネクタの本体と一体である管状フレームのショルダにより形成され、遮断弁要素は、このフレーム内を摺動し、ダスト弁要素の下流端部は、ダスト弁要素が下流位置に来ると、前記フレーム内に進入する。
コネクタは、ダスト弁要素の最大下流位置を制限するためにダスト弁要素と協働するように意図された当接部を備える。
ダスト弁要素の最大下流位置を制限するためにダスト弁要素と協働するように意図された当接部は、コネクタの本体と、および/または本体と一体であり遮断弁要素の座部を画定するフレームと、一体である。
遮断弁要素は、遮断弁要素がその上流部分において流体圧力を受ける場合に、遮断弁要素に対する力を発生させて遮断弁要素を上流に押しやる非戻り機構(「NRV:non-return mechanism」)を備える。
非戻り機構は、上流閉位置に前記遮断弁要素を移動させる傾向を有する遮断弁要素の下流端部に対する力へと、弁要素の上流部分に対する流体圧を転換するために、下流チャンバに対して遮断弁要素の上流端部を連結するチャネルを備える。
非戻り機構(「NRV」)は、前記遮断弁要素の上流端部が加圧された流体にさらされる場合に上流閉位置へと前記遮断弁要素を押しやるために、一方で流体の上流にさらされる遮断弁要素の上流端部と、他方でチャンバと連通する遮断弁要素の下流端部との間に、ある設定面積比を備える。
ダスト弁要素は、前記弁要素を通り移動する固体粒子をろ過するためのフィルタを備え、例えば、ダスト弁要素の本体に流体を通過させるための通路の少なくとも一部分が、固体粒子用の少なくとも1つのフィルタまたはろ過スクリーンを備える。
また、本発明は、充填コネクタによる前記容器の充填を可能にするために充填放出口と協働するように意図された前記コネクタを備える、圧力レギュレータを有するまたは有さない、加圧された流体用の、特に加圧されたガス用のタップに関する。充填コネクタは、上記のまたは下記の特徴のいずれかに従ったものである。
また、本発明は、上記のまたは下記の特徴のいずれかに従ったタップを備える、加圧された流体の容器、特に加圧されたガスのボトルに関する。
また、本発明は、容器の充填コネクタに対して機械的におよび取外し可能な方法で連結された充填放出口を用いた加圧されたガスのかかる容器用の充填方法に関する。この方法は、機械的作動によっておよび/または充填放出口により実施される流体作動によって回路の上流端部を開くために、ダスト弁要素を下流に移動させる第1のステップと、ダスト弁要素により実施される機械的作動によって、および/または上流から下流に移動するガスの少なくとも一部分がダスト弁要素の本体を通り前記ダスト弁要素の1つまたは複数の通路内に案内される充填時に、充填放出口により送られるガスにより実施される流体作動によって、下流開位置の方向に遮断弁要素を移動させる第2のステップとを備える。
他の可能な特定例によれば、第1のステップにおいて、ダスト弁要素は、「接触なし」と呼ばれるその第1の設定下流位置へと移動され、第2のステップにおいて、遮断弁要素は、充填放出口により送られるガスにより実施される流体作動によって下流開位置の方向に移動される。
第1のステップの際に、ダスト弁要素は、「接触」と呼ばれるその第2の設定下流位置へと移動され、第2のステップにおいて、遮断弁要素は、ダスト弁要素により実施される機械的作動によって下流開位置の方向に移動される。
ダスト弁要素は、充填放出口に属する弁プッシャの一端部の機械的動作により下流に移動される。
第2の同心パーツは、下流開位置の方向に遮断弁要素を機械的に作動させるために、第1の同心パーツよりもさらに下流の位置へと移動される。
充填放出口は、ダスト弁要素を下流に押すために、コネクタの本体の上流端部のオリフィス内へと封止的に導入されるように意図された弁プッシャを備え、弁プッシャは、外方スリーブと、第1の同心パーツに対して第2の同心パーツを下流方向へと選択的に作動させるために外方スリーブ内に摺動的に取り付けられた中心プランジャとを備える。
加圧されたガスの容器を充填するプロセスの終了時に、遮断弁要素は、弁要素の上流部分に対して印加される機械力および/または流体力が設定しきい値未満になる場合に、自動的に閉じられる。
充填方法が、機械的作動および/または充填放出口により実施される流体作動によって、回路の上流端部が開状態になる下流位置の方向にダスト弁要素を移動させる第1のステップと、ダスト弁要素により実施される機械的作動により下流開位置の方向に遮断弁要素を移動させる第2のステップとを備える。
弁要素を開くことが、コネクタに対する充填放出口の機械的固定とは別個に実施され得る。特に、弁要素を開くことが、コネクタに対する充填放出口の機械的固定の後に充填放出口によって、および固定システムの別個の作動によって、実施され得る。
また、本発明は、かかる容器の充填を行うように意図された充填放出口に関する。この放出口は、コネクタの外側表面上に放出口を機械的に選択固定するための部材と、ダスト弁要素を押し戻すためにコネクタのオリフィス内に導入されるように意図された並進方向に可動である弁プッシャとを備え、弁プッシャは、外方スリーブと、第1の同心パーツに対して第2の同心パーツを下流方向へと選択的に作動させるために外方スリーブ内に摺動的に取り付けられた中心プランジャとを備える。外方スリーブは、中心プランジャが選択的に移動される間に静的シールを形成するために封止部材を備える。
他の可能な特定例によれば、加圧された流体の容器のタップの充填コネクタと協働するように設けられた充填放出口は、長手方向軸の周囲に長手方向にしたがって延在する少なくとも1つのクローを備える。中心スペースが、クローと長手方向軸との間に位置し、ほぼ円筒形状を有する充填コネクタを受けるように意図されたハウジングを形成する。中心スペースに対面して位置する少なくとも1つのクローの内側表面は、所定の寸法のリリーフおよび/または凹部を備え、これらのリリーフおよび/または凹部は、充填コネクタの外側表面上に形成された溝および/または共役リリーフ内に嵌入するように所定の方法で相互から相対的に離間される。少なくとも1つのクローが、中心スペース内へのコネクタの導入を可能にするための「離間された」と呼ばれる位置と、コネクタの外側表面上におけるクローの内側表面の入れ子係合を可能にするための「共に近い」と呼ばれる位置との間において、長手方向軸に対して横軸方向に可動である。
前記放出口は、共に近い位置においてクローを阻止する作用位置と離間位置の方向にクローを移動させ得る非作用位置との間において可動であるロッキング部材を備える。
外方スリーブは、充填放出口とコネクタの内部回路との間において外部に対するシールを形成するためにOリングなどの少なくとも1つの封止部材を備える。
外方スリーブの封止部材は、コネクタの本体の円筒状内側表面と封止的に協働する。
充填放出口により供給される流体は、外方スリーブと中心プランジャとの間に位置するスペースを経由して、および/または中心プランジャの内部を通過する内部通路を経由して、外方スリーブの内部を流れる。
外方スリーブおよび中心プランジャのユニットは、コネクタに対して放出口を固定するために用意された充填放出口の固定部材に対して相対的に並進方向に選択的に可動である。
また、本発明は、上記のまたは下記の特徴のいずれかの組合せを備える任意の代替的なデバイスまたは方法に関し得る。
図面を参照として以下の説明を読むことにより、他の特徴および利点が明らかになろう。
閉位置にある、および容器のタップ上に取り付けられた、本発明による充填コネクタの第1の実施形態を示す、断面概略部分図。 コネクタの遮断弁要素が閉じられた状態にある、充填放出口に対して連結された位置における、図1の充填コネクタを示す斜視概略部分断面図。 コネクタの遮断弁要素が開状態にある、充填放出口に対して連結された位置における、図1の充填コネクタを示す斜視概略部分断面図。 閉位置における(2つの弁要素が閉じられた)本発明による充填コネクタの構造を示す概略部分断面図。 開位置における(2つの弁要素が機械的接触により開かれる)図4の充填コネクタを示す図。 開位置における(2つの弁要素がガス圧および機械的接触のそれぞれにより開かれる)図4の充填コネクタを示す図。 開位置における(2つの弁要素が機械的接触およびガス圧のそれぞれにより開かれる)図4の充填コネクタを示す図。 開位置における(2つの弁要素がガス圧により開かれる)図4の充填コネクタを示す図。 閉試験位置における(上流弁要素が開き、下流弁要素が閉じられる)、図3の充填コネクタを示す図。
図1を参照すると、充填コネクタ1は、例えばほぼ円筒形状の、本体2を備える。本体2は、充填放出口に対して連結されるように意図された上流端部3と、加圧されたガスの容器と連結されるように意図された(例えばタップの内部回路などを経由して)下流端部4との間に、内部充填回路6を画定する。
図1の例においては、コネクタ1の本体の下流端部は、例えば螺合などによりタップ13に対して固定される。タップ13(破線として概略的に示される)は、加圧された流体のボトルなどのリザーバ12のオリフィス上に固定される。
回路6の(およびコネクタ1の)上流端部3は、コネクタの本体2内において可動であるダスト弁要素10、100により再び選択的に閉じられ得る。
ダスト弁要素10、100は、回路6の上流端部3が閉じられる上流位置と回路の上流端部3が開状態になる下流位置との間で、本体2内において選択的に可動である(好ましくは並進方向に)。好ましくは、ダスト弁要素10、100は、例えば圧縮ばねなどの、少なくとも1つの戻り部材14により、その上流位置へと押しやられる。
より好ましくは、回路6の上流端部3が閉じられる上流位置においては、ダスト弁要素10、100は、コネクタの本体2内に収容され、コネクタ1の本体2の外側表面と同一平面内に位置する。
ダスト弁要素10、100は、コネクタ1の本体2との接触により気密のまたは非気密の態様で回路の上流注入口3を閉じる。ダスト弁要素10、100の本体は、封止状態で回路6を閉鎖する1つまたは複数のシールを備えることが可能である。
有利な1つの特定の例によれば、ダスト弁要素10、100は、上流−下流方向にしたがって相互に対して移動され得る第1の同心パーツ10および第2の同心パーツ100を備える。
例えば、ばねなどの第1の戻り部材14が、回路の上流端部3を閉鎖するために、第1の同心パーツ10を上流方向に押しやる。この第1の戻り部材14は、より好ましくは、コネクタの固定部分を押圧する第1の端部と、前記第1の同心パーツ10を押圧する第2の端部とを備える。第1の同心パーツ10は、前記ダスト弁要素10、100が開状態になる場合に、前記ダスト弁要素10、100の本体を通して上流3から下流4に移動する流体流の少なくとも一部分を案内するために、1つまたは複数の通路103を備える。
第1の同心パーツ10の末端上流位置は、この第1の同心パーツ10とコネクタ本体2との間の当接部により画定され得る。
コネクタは、回路の上流端部3を閉鎖するために第2の同心パーツ100を上流方向に押しやる第2の戻り部材140を備える。第2の戻り部材は、第1の同心パーツ10を押圧する第1の端部および前記第2の同心パーツ100を押圧する第2の端部を備える、例えばばねなどである。換言すれば、第2の同心パーツ100は、第1の同心パーツ10の上に可動に取り付けられる。
好ましくは、第2の同心パーツ100は、第1の同心パーツ10の内部中心通路203内に摺動的に取り付けられた軸の形状を有する。
ダスト弁要素10、100が、回路6の上流端部3が閉じられる上流位置にある場合には、第1の同心パーツ10および第2の同心パーツ100のそれぞれの各上流端部は、回路6の上流端部3の一部分を閉鎖する。好ましくは、第1の同心パーツ10および第2の同心パーツ100の上流端部は、コネクタの平坦上流端部と同一平面内に位置する。
好ましくは、第1の同心パーツ10および第2の同心パーツ100は、当接により第1の同心パーツ10に対する第2の同心パーツ100の最大上流位置を与える共役形状を有する。
また、より好ましくは、第2の同心パーツ100が、第1の同心パーツ10に対して相対的に下流方向に移動される場合に、この第2の同心パーツ100は、前記ダスト弁要素10の本体を通り上流3から下流4へと移動する流体流の少なくとも一部を案内するために追加の内部通路203を開く。
1つまたは複数の通路103、203は、適用可能な場合には、ダスト弁要素10、100を通り内部充填回路の中心部分の方向に移動するガスの少なくとも一部を案内するために少なくとも1つの収束部分を備えることが可能である。
1つまたは複数の通路103、203は、内部充填回路の中心部分に平行部分を備えることが可能である。
これらの内部通路は、ダスト弁要素10、100を通り遮断弁要素7の上流端部107の中心部分の方向に移動するガスの少なくとも一部を案内する。
換言すれば、ガスが、上流3から下流4に移動する場合に、1つまたは複数の通路103は、ダスト弁要素10、100が下流位置に位置するにもかかわらず、ガス流のすべてまたはほぼすべてをダスト弁要素10、100の本体に通過させる。通路103は、弁要素10の本体を貫通する内部ダクトを含むことが可能である。代替的には、または組合せにおいて、コネクタ1の本体2を貫通するダクトまたは通路を考慮に入れることが可能である。同様に、代替的にはまたは組合せにおいて、ダスト弁要素10とコネクタの本体2との間の間隔により形成される1つまたは複数の通路103を考慮に入れることが可能である。代替的には、または組合せにおいて、ダスト弁要素10が、回路6の上流端部3を開く場合には、加圧されたガスは、ダスト弁要素10、100を迂回することにより下流に移動する(換言すれば、ガスは、ダスト弁要素10とコネクタの本体2との間を通過する)。
ダスト弁要素10、100の下流側に、回路6は、座部8に対して可動である遮断弁要素7を含む。遮断弁要素7は、好ましくは、回路が閉じられる上流位置と回路が開状態になる下流位置との間で並進方向に可動である。遮断弁要素7は、初期設定で、ばね、特に圧縮ばねなどの戻り部材9によってその上流位置の方向へと押しやられる。
図示するように、遮断弁要素7は、座部8と協働するように意図された可撓性封止ライニング17を備えることが可能である。この可撓性ライニングは、プラスチック、ポリマー、加硫ゴム、または任意の他の適切な材料を含むことが可能である。
図示するように、要件ではないが、遮断弁要素7の座部8は、(例えば緊密な螺合などにより)コネクタの本体2内に固定された管状フレーム15と一体である環状ショルダによって形成され得る。
例えば、遮断弁要素7は、このフレーム15内を摺動する。このフレーム15のまたは座部8の端部16は、例えば、ダスト弁要素10の最大下流位置を限定するためにダスト弁要素10と協働するように意図された当接部16を形成することが可能である。同様に、第1の同心パーツ10のばね14は、このフレーム15を押圧し得る。
したがって、ダスト弁要素10は、機械的に(すなわち機械的接触により)および/または加圧された流体により作動され得る上流端部または上流表面104を備える。
図2および図3においては、コネクタ1を開く充填放出口11が、象徴的に図示される(その外側部分については破線として、およびその内側部分については実線として)。
好ましくは、コネクタ1の本体2の外側表面は、特に迅速連結(詳細には図示せず)による機械固定システムを形成するために共役形状の充填放出口11と協働するように意図された凹部および/または装着リリーフを形成する圧痕部116を備える。特に、より好ましくは、圧痕部116は、所定の共役充填放出口11に対して(および所定の共役充填放出口11のみに対して)好ましくは適合化されるように、設定ジオメトリにしたがってサイズ設定および位置決めされる。
図3に示すように、ダスト弁要素10は、例えばスイベルレバー24などのアクチュエータに応答して選択的に可動となる弁プッシャ111によってなど、機械的作動により選択的に下流方向に移動され得る。また、弁プッシャ111の移動は、例えば空気圧によっておよび/または電磁システムによってなど自動的に得ることが可能である。
弁プッシャ111は、好ましくは、封止状態でコネクタ内に導入され、内部チャネルまたは外部チャネルを経由して弁プッシャ111へと加圧されたガスを送達する。
図2および図3に示す可能な一実施形態においては、弁プッシャ(111)は、外方管状スリーブ211と、外方スリーブ211内に摺動的に取り付けられた中心プランジャ311とを備える。
中心プランジャ311は、第1の同心パーツ10に対して第2の同心パーツ100を下流方向へと選択的に作動させるために用意される。
より好ましくは、外方スリーブ211は、コネクタの上流端部3の開口の直径に対応する直径を有する。さらに、外方スリーブは、コネクタと放出口11との間に外部に対する静的シールを形成するOリングなどの封止部材212を備える。外方スリーブ211のこの封止部材212は、コネクタの本体2の円筒形状の内側表面との間で封止的に協働する。
したがって、第1の相においては、放出口が、コネクタ1に対して連結される場合には、外方管状スリーブ211および中心プランジャ311は、ダスト弁要素の2つの同心パーツ10、100を押し戻すことが可能である。外方スリーブ211は、連結シールを形成する。
適用可能な場合には、外方スリーブ211および中心プランジャ311のユニットは、コネクタ上に放出口を固定するために用意された固定部材に対して相対的に並進方向へと選択的に可動である。
第2の相においては、中心プランジャ311は、第1の同心パーツ10(図3を参照)に対して第2の同心パーツ100を下流方向に選択的に作動させるために、外方スリーブ211に対して相対的に下流に選択的に移動され得る。この第2の相の間に、外方管状スリーブ211により形成されるシールは、静的に留まる。
このようにすることで、第2の同心パーツ100を下流に移動することにより、遮断弁要素を移動させコネクタを開くために遮断弁要素の上流端部107を機械的に作動させることが可能となる。
充填放出口11により供給される流体(例えばガスなど)は、例えば外方スリーブ211と中心プランジャ311との間に位置するスペースを経由して外方スリーブ211の内部などに流れることが可能である。代替的には、または組合せとして、流体は、中心プランジャ311の内部に配置された内部通路(図示せず)を経由して流れることが可能である。
図3において分かるように、ダスト弁要素の第2の同心パーツ100が、「接触」と呼ばれる所定の下流位置に置かれる(上流端部3が開状態になる場合に)と、第2の同心パーツ100の下流端部101は、回路6が開状態になるその下流位置方向へと遮断弁要素7を移動させるために、遮断弁要素7の上流端部107を押すようになる。
換言すれば、遮断弁要素7は、回路がダスト弁要素10、100により実施される機械的作動によって開かれる下流位置へと選択的に移動され得る。
これを目的として、図面に示すように、ダスト弁要素10の第2の同心パーツ100は、遮断弁要素7の上流端部を機械的に作動させるために用意された端部表面を有するロッドの形状の下流端部101を備えることが可能である。また、遮断弁要素7の上流端部は、ほぼ冠状形状を有する座部8に対して上流に突出するロッドにより形成され得る。
そのため、図4に概略的に示す閉位置(ダスト弁要素10、100が閉じられF、遮断弁要素が閉じられるF)から始まり、充填放出口11は、ダスト弁要素10、100の上流端部104を機械的に押すことが可能である(圧力P)。ダスト弁要素10、100は、下流に移動される。コネクタ2の回路6の注入口が、開状態になる(図5)。次いで、ダスト弁要素10、100の下流端部101は、遮断弁要素7の上流端部107を押すようになり(機械的圧力P)、次いでこれが、回路6の下流端部を開く。加圧されたガス流は、上流から下流に移動することが可能となる(矢印により象徴化される)。
当然ながら、この開くおよび充填する方法は、この例に限定されない。したがって、図6に示すように、充填条件に応じて、ダスト弁要素10、100の上流端部104は、ガス流自体により下流に押圧され得る(矢印により象徴化される)。次いで、ダスト弁要素10、100の下流端部101は、遮断弁要素7を機械的に押すことが可能となる(圧力P)。
図7の代替例においては、ダスト弁要素10、100は、充填放出口11(圧力P)により機械的に開かれる(O)が、遮断弁要素7は、ダスト弁要素10、100の下流端部101によってではなく、進入するガスの圧力により印加される力によって開かれる(O)。
図8の代替例においては、ダスト弁要素10、100および遮断弁要素7は、充填ガスの圧力により印加される力によって開かれる(O)。
したがって、充填放出口のジオメトリと、充填条件(特に充填放出口11によりコネクタ内に導入される充填ガスの流量および圧力)とに応じて、直列する2つの弁要素10、100;7は、機械的接触によりおよび/または充填ガスの圧力により開かれ得る(下流に移動され得る)ことが、容易に理解される。
これにより、本発明によるコネクタに対して使用に関する高い自由度がもたらされる。実際に、ガスの充填により、いずれの場合においても、遮断弁要素7の保護が実現される。
さらに、充填時にコネクタを開くことが、直列する2つの弁要素10、100;7を(初めにダスト弁要素10、100を、次いで遮断弁要素7を)連続的に開くことにより実現され得る。
加圧されたガスの容器を充填するプロセスの終了時に、遮断弁要素7は、弁要素7の上流部分に対して印加される機械力および/または流体力が設定しきい値未満になる場合に、ばね9の作動により自動的に閉じられる。充填動作の終了時に、遮断弁要素7は、原則的にダスト弁要素10、100が閉じる前に、閉じる。
さらに、本発明による構造により、充填を行うオペレータとかかるコネクタを備えるタップのエンドユーザとの安全性に関して特に効果的である充填手順を設定することが可能となる。
したがって、例えば、可動であるダスト弁要素10、100は、移動される際に、充填を確保させ得る少なくとも2つの封止位置を採用する。
第1の封止位置においては、ダスト弁要素10、100は、下流に移動され、遮断弁要素7が開状態はない状態で(図9を参照)、回路6の上流を開く。上流弁要素10、100のこの開位置(0)と下流弁要素7の閉位置(F)とにおいて、遮断弁要素7の上流側に位置するチャンバは、例えば充填前に試験を実施するために充填ツールなどにより、真空(所定の低圧)下に置かれ得る。この構成においては、遮断弁要素7から生ずる何らかの漏れを測定することが可能である。
また、別の封止位置においては、遮断弁要素7は、充填を行うために、および/または回路6のおよび充填前のボトルの可能なパージを実施するために(例えば図5の構成を参照、しかしパージ時にはガス流は逆になる)、開かれ得る。
充填の終了時に、遮断弁要素7は、再び閉じられ得ると共に、ダスト弁要素10、100は、上述した充填前の試験などの試験を、充填終了時に封止に対して実施するために、開状態に留められ得る(図9を参照)。
これらの充填方法により、複数回の充填後の充填の安全性およびコネクタのシールの強度を保証することが可能となる。
より好ましくは圧力レギュレータを備えるガスタップに対してこのコネクタを使用することにより、多くの利点がもたらされる。実際に、かかるタップを備えるガスの容器(例えばボトルなど)は、完全に安全に充填され得ると共に、コネクタにおける封止をリスク下に置くことなく同一の充填コネクタを保持することが可能となる。
そのため、本発明による充填方法により、充填時に移動される可動ダスト弁要素を介した汚染(金属粒子、ダスト等々)に対する封止弁のライニングの保護を向上させることが可能となる。
これにより、タップのおよびタップを備えるボトルの耐用寿命中のコネクタのシールの信頼性を高めることが可能となる。
本発明によれば、遮断弁要素7に対する機械的推進は、可能な状態に留まるが、専らダスト弁要素10、100によるものとなる。
したがって、本発明による充填方法により、上述の直列する2つの弁要素を有する機構を作動させることによって充填の安全性を向上させることが可能となる。
本発明は、有利には、例えば一体化されたレギュレータまたは着脱可能なレギュレータを有するタップを備える、例えば150〜750バールなどの加圧されたガスのボトル用の充填コネクタおよび充填システムに適用される。
また、この充填コネクタは、適用可能である場合には、ガスを引き込むためのコネクタであることも可能である。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] 加圧された流体の容器の充填を可能にするために充填放出口と協働するように意図された前記容器用の充填コネクタであって、前記コネクタ(1)は、充填放出口に対して連結されるように意図された上流端部(3)と容器に対して連結されるように意図された下流端部(4)との間に内部充填回路(6)を画定する本体(2)を備え、前記コネクタは、前記回路が閉じられる上流位置と前記回路が開状態になる下流位置との間で座部(8)に対して相対的に可動である遮断弁要素(7)を備え、前記遮断弁要素(7)は、戻り部材(9)によりその上流位置に押しやられ、前記コネクタ(1)は、前記遮断弁要素(7)の上流側に位置決めされたダスト弁要素(10、100)をさらに備え、前記ダスト弁要素(10、100)は、下流端部(101)を備え、前記回路(6)の上流端部(3)が閉じられる上流位置と前記回路の前記上流端部(3)が開状態になる下流位置との間で前記本体(2)に対して相対的に可動であり、前記ダスト弁要素(10、100)は、少なくとも1つの戻り部材(14、140)によりその上流位置へと押しやられる、充填コネクタにおいて、前記ダスト弁要素(10、100)は、
前記回路(6)の前記上流端部(3)を開く「接触なし」と呼ばれる第1の設定下流位置であって、前記ダスト弁要素(10、100)の下流端部(101)が、前記遮断弁要素(7)の上流端部(107)を押さず、前記遮断弁要素(7)の前記上流端部(107)は、前記回路(6)が前記回路(6)の前記上流開端部(3)を通り進入する加圧された流体によって開状態になるその下流位置の方向へと押され得る、第1の設定下流位置、または、前記回路(6)の前記上流端部(3)を開く「接触」と呼ばれる第2の設定下流位置であって、前記ダスト弁要素(10、100)の前記下流端部(101)は、前記回路(6)が開状態になるその下流位置の方向に前記遮断弁要素(7)を接触により移動させるために、前記可動遮断弁要素(7)の上流端部(107)を押し、前記ダスト弁要素(10、100)は、前記ダスト弁要素(10)の本体を通り上流(3)から下流(4)に移動する流体流の少なくとも一部を案内するために1つまたは複数の通路(103)を備える、第2の設定下流位置のいずれかへと、下流方向へと選択的に移動され得ることと、
前記ダスト弁要素(10、100)は、上流−下流方向にしたがって相互に対して移動され得る第1の同心パーツ(10)および第2の同心パーツ(100)を備えることとを特徴とする、充填コネクタ。
[2] コネクタが、前記回路の前記上流端部(3)を閉鎖するために前記第1の同心パーツ(10)を上流に押しやる第1の戻り部材(14)を備え、前記第1の戻り部材(14)は、前記コネクタの固定部分を押圧する第1の端部と前記第1の同心パーツ(10)を押圧する第2の端部とを備え、前記コネクタは、前記回路の前記上流端部(3)を閉鎖するために前記第2の同心パーツ(100)を上流に押しやる第2の戻り部材(140)を備え、前記第2の戻り部材(140)は、前記第1の同心パーツ(10)を押圧する第1の端部と前記第2の同心パーツ(100)を押圧する第2の端部とを備えることを特徴とする、[1]に記載のコネクタ。
[3] 前記第1の同心パーツ(10)は、前記ダスト弁要素(10、100)の前記本体を通り上流(3)から下流(4)に移動する流体流の少なくとも一部を案内するために1つまたは複数の通路(103)を備えることを特徴とする、[1]または[2]に記載のコネクタ。
[4] 前記第2の同心パーツ(100)は、前記第1の同心パーツ(10)の中心内部通路(
203)内に摺動的に取り付けられることを特徴とする、[1]から[3]のいずれかに記載のコネクタ。
[5] 前記遮断弁要素(7)は、前記回路が前記ダスト弁要素(10、100)により実施される機械的作動によって開状態になる下流位置へと選択的に移動され得ることを特徴とする、[1]から[4]のいずれかに記載のコネクタ。
[6] 充填コネクタによる前記容器の前記充填を可能にするために充填放出口と協働するように意図された前記コネクタを備える、圧力レギュレータを有するまたは有さない、加圧された流体用の、特に加圧されたガス用のタップにおいて、前記充填コネクタ(1)は、[1]から[5]のいずれかに記載のものであることを特徴とする、タップ。
[7] [6]に記載のタップ(12)を備える、加圧された流体の容器、特に加圧されたガスのボトル。
[8] 前記容器(13)の前記充填コネクタ(1)に対して機械的におよび取外し可能な方法で連結された充填放出口(11)を用いて[7]に記載の加圧されたガスの容器を充填する方法において、機械的作動によっておよび/または前記充填放出口(11)により実施される流体作動によって前記回路(6)の前記上流端部を開くために、前記ダスト弁要素(10、100)を下流に移動させる第1のステップと、前記ダスト弁要素(10、100)により実施される機械的作動によって、および/または上流(3)から下流(4)に移動するガスの少なくとも一部分が前記ダスト弁要素(10、100)の前記本体を通り前記ダスト弁要素(10)の1つまたは複数の前記通路(103、203)内に案内される前記充填時に、前記充填放出口により送られる前記ガスにより実施される流体作動によって、下流開位置の方向に前記遮断弁要素(7)を移動させる第2のステップとを備えることを特徴とする、方法。
[9] 前記第1のステップの際に、前記ダスト弁要素(10、100)は、「接触なし」と呼ばれるその第1の設定下流位置へと移動されることと、前記第2のステップにおいて、前記遮断弁要素(7)は、前記充填放出口により送られるガスにより実施される流体作動によって下流開位置の方向に移動されることとを特徴とする、[8]に記載の方法。
[10] 前記第1のステップの際に、前記ダスト弁要素(10、100)は、「接触」と呼ばれるその第2の設定下流位置へと移動されることと、前記第2のステップにおいて、前記遮断弁要素(7)は、前記ダスト弁要素(10、100)により実施される機械的作動によって下流開位置の方向に移動されることとを特徴とする、[8]に記載の方法。
[11] 前記ダスト弁要素(10、100)は、前記充填放出口(11)に属するプッシュ弁(111)の一端部の機械的動作により下流に移動されることを特徴とする、[8]から[10]のいずれかに記載の方法。
[12] 前記第2の同心パーツ(100)は、下流開位置の方向に前記遮断弁要素(7)を機械的に作動させるために、前記第1の同心パーツ(10)よりもさらに下流の位置へと移動されることを特徴とする、[8]から[11]のいずれかに記載の方法。
[13] 前記充填放出口(11)は、下流方向に前記ダスト弁要素(10、100)を押し戻すために、前記コネクタの前記本体(2)の前記上流端部(3)のオリフィス内へと封止的に導入されるように意図された弁プッシャ(111)を備え、前記プッシュ弁(111)は、外方スリーブ(211)と、前記第1の同心パーツ(10)に対して前記第2の同心パーツ(100)を下流方向へと選択的に作動させるために前記外方スリーブ(211)内に摺動的に取り付けられた中心プランジャ(311)とを備えることを特徴とする、[8]から[12]のいずれかに記載の方法。
[14] [7]に記載の容器の充填を確実にするように意図された充填放出口(11)であって、前記放出口は、コネクタの外側表面上に前記放出口を機械的に選択固定するための部材と、ダスト弁要素(10、100)を押し戻すためにコネクタ(1)のオリフィス内に導入されるように意図された並進方向に可動である弁プッシャ(111)とを備え、前記弁プッシャ(111)は、外方スリーブ(211)と、前記第1の同心パーツ(10)に対して前記第2の同心パーツ(100)を下流方向へと選択的に作動させるために前記外方スリーブ(211)内に摺動的に取り付けられた中心プランジャ(311)とを備える、充填放出口(11)において、前記外方スリーブ(211)は、前記中心プランジャ(311)が選択的に移動される間に静的シールを形成するためにOリングから構成される封止部材(212)を備え、前記外方スリーブおよび前記中心プランジャのユニットは、コネクタ上に前記放出口を固定するために用意された前記充填放出口の固定部材に対して相対的に並進方向へと選択的に可動であることを特徴とする、充填放出口(11)。

Claims (16)

  1. 加圧された流体の容器の充填を可能にするために充填放出口と協働するように意図された前記容器用の充填コネクタであって、前記充填コネクタは、充填放出口に対して連結されるように意図された上流端部(3)と容器に対して連結されるように意図された下流端部(4)との間に内部充填回路(6)を画定する本体(2)を備え、前記充填コネクタは、前記内部充填回路が閉じられる上流位置と前記内部充填回路が開状態になる下流位置との間で座部(8)に対して相対的に可動である遮断弁要素(7)を備え、前記遮断弁要素(7)は、戻り部材(9)によりその上流位置に押しやられ、前記充填コネクタ(1)は、前記遮断弁要素(7)の上流側に位置決めされたダスト弁要素(10、100)をさらに備え、前記ダスト弁要素(10、100)は、下流端部(101)を備え、前記内部充填回路(6)の上流端部(3)が閉じられる上流位置と前記内部充填回路の前記上流端部(3)が開状態になる下流位置との間で前記本体(2)に対して相対的に可動であり、前記ダスト弁要素(10、100)は、少なくとも1つの戻り部材(14、140)によりその上流位置へと押しやられる、充填コネクタにおいて、
    前記ダスト弁要素(10、100)は、前記内部充填回路(6)の前記上流端部(3)を開く「接触なし」と呼ばれる第1の設定下流位置であって、前記ダスト弁要素(10、100)の下流端部(101)が、前記遮断弁要素(7)の上流端部(107)を押さず、前記遮断弁要素(7)の上流端部(107)は、前記内部充填回路(6)が前記内部充填回路(6)の前記上流端部(3)を通り進入する加圧された流体によって開状態になるその下流位置の方向へと押され得る、第1の設定下流位置、または、前記内部充填回路(6)の前記上流端部(3)を開く「接触」と呼ばれる第2の設定下流位置であって、前記ダスト弁要素(10、100)の前記下流端部(101)は、前記内部充填回路(6)が開状態になるその下流位置の方向に前記遮断弁要素(7)を接触により移動させるために、前記遮断弁要素(7)の上流端部(107)を押し、前記ダスト弁要素(10、100)は、前記ダスト弁要素(10)の本体を通り上流(3)から下流(4)に移動する流体流の少なくとも一部を案内するために1つまたは複数の通路(103)を備える、第2の設定下流位置のいずれかへと、下流方向へと選択的に移動され得ることと、
    前記ダスト弁要素(10、100)は、上流−下流方向にしたがって相互に対して移動され得る第1の同心パーツ(10)および第2の同心パーツ(100)を備えることとを特徴とする、充填コネクタ。
  2. 前記内部充填回路の前記上流端部(3)を閉鎖するために前記第1の同心パーツ(10)を上流に押しやる第1の戻り部材(14)を備え、前記第1の戻り部材(14)は、前記充填コネクタの固定部分を押圧する第1の端部と前記第1の同心パーツ(10)を押圧する第2の端部とを備え、前記充填コネクタは、前記内部充填回路の前記上流端部(3)を閉鎖するために前記第2の同心パーツ(100)を上流に押しやる第2の戻り部材(140)を備え、前記第2の戻り部材(140)は、前記第1の同心パーツ(10)を押圧する第1の端部と前記第2の同心パーツ(100)を押圧する第2の端部とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の充填コネクタ。
  3. 前記第1の同心パーツ(10)は、前記ダスト弁要素(10、100)の前記本体を通り上流(3)から下流(4)に移動する流体流の少なくとも一部を案内するために1つまたは複数の通路(103)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の充填コネクタ。
  4. 前記第2の同心パーツ(100)は、前記第1の同心パーツ(10)の中心内部通路(
    203)内に摺動的に取り付けられることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の充填コネクタ。
  5. 前記遮断弁要素(7)は、前記内部充填回路が前記ダスト弁要素(10、100)により実施される機械的作動によって開状態になる下流位置へと選択的に移動され得ることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の充填コネクタ。
  6. 充填コネクタによる前記容器の前記充填を可能にするために充填放出口と協働するように意図された充填コネクタを備える、圧力レギュレータを有するまたは有さないタップであって、加圧された流体用の前記充填コネクタは、請求項1から5のいずれか1項に記載のものであることを特徴とする、タップ。
  7. 加圧されたガス用である、請求項6に記載のタップ。
  8. 請求項6に記載のタップ(12)を備える、加圧された流体の容器。
  9. 請求項7に記載のタップ(12)を備える、加圧されたガスのボトル。
  10. 前記容器(13)の前記充填コネクタに対して機械的におよび取外し可能な方法で連結された充填放出口(11)を用いて請求項に記載の加圧されたガスの容器を充填する方法において、機械的作動によっておよび/または前記充填放出口(11)により実施される流体作動によって前記内部充填回路(6)の前記上流端部を開くために、前記ダスト弁要素(10、100)を下流に移動させる第1のステップと、前記ダスト弁要素(10、100)により実施される機械的作動によって、および/または上流(3)から下流(4)に移動するガスの少なくとも一部分が前記ダスト弁要素(10、100)の前記本体を通り前記ダスト弁要素(10)の1つまたは複数の前記通路(103、203)内に案内される前記充填時に、前記充填放出口により送られる前記ガスにより実施される流体作動によって、下流開位置の方向に前記遮断弁要素(7)を移動させる第2のステップとを備えることを特徴とする、方法。
  11. 前記第1のステップの際に、前記ダスト弁要素(10、100)は、「接触なし」と呼ばれるその第1の設定下流位置へと移動されることと、前記第2のステップにおいて、前記遮断弁要素(7)は、前記充填放出口により送られるガスにより実施される流体作動によって下流開位置の方向に移動されることとを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のステップの際に、前記ダスト弁要素(10、100)は、「接触」と呼ばれるその第2の設定下流位置へと移動されることと、前記第2のステップにおいて、前記遮断弁要素(7)は、前記ダスト弁要素(10、100)により実施される機械的作動によって下流開位置の方向に移動されることとを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ダスト弁要素(10、100)は、前記充填放出口(11)に属する弁プッシャ(111)の一端部の機械的動作により下流に移動されることを特徴とする、請求項10から1のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第2の同心パーツ(100)は、下流開位置の方向に前記遮断弁要素(7)を機械的に作動させるために、前記第1の同心パーツ(10)よりもさらに下流の位置へと移動されることを特徴とする、請求項10から1のいずれかに記載の方法。
  15. 前記充填放出口(11)は、下流方向に前記ダスト弁要素(10、100)を押し戻すために、前記充填コネクタの前記本体(2)の前記上流端部(3)のオリフィス内へと封止的に導入されるように意図された弁プッシャ(111)を備え、前記弁プッシャ(111)は、外方スリーブ(211)と、前記第1の同心パーツ(10)に対して前記第2の同心パーツ(100)を下流方向へと選択的に作動させるために前記外方スリーブ(211)内に摺動的に取り付けられた中心プランジャ(311)とを備えることを特徴とする、請求項10から1のいずれか1項に記載の方法。
  16. 請求項に記載の容器の充填を確実にするように意図された充填放出口(11)であって、前記充填放出口は、充填コネクタの外側表面上に前記充填放出口を機械的に選択固定するための部材と、ダスト弁要素(10、100)を押し戻すために充填コネクタのオリフィス内に導入されるように意図された並進方向に可動である弁プッシャ(111)とを備え、前記弁プッシャ(111)は、外方スリーブ(211)と、前記第1の同心パーツ(10)に対して前記第2の同心パーツ(100)を下流方向へと選択的に作動させるために前記外方スリーブ(211)内に摺動的に取り付けられた中心プランジャ(311)とを備える、充填放出口(11)において、前記外方スリーブ(211)は、前記中心プランジャ(311)が選択的に移動される間に静的シールを形成するためにOリングから構成される封止部材(212)を備え、前記外方スリーブおよび前記中心プランジャのユニットは、充填コネクタ上に前記充填放出口を固定するために用意された前記充填放出口の固定部材に対して相対的に並進方向へと選択的に可動であることを特徴とする、充填放出口(11)。
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