JP5968569B1 - ガラリ用縦羽根板及びガラリ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第一実施形態のガラリについて、図1〜図7、図15を参照しながら説明する。図1は、本発明の第一実施形態のガラリ1の正面図であり、図2は、図1のガラリ1の縦断面図であり、図3は、図1のガラリ1の横断面図であり、図4は、図3の縦羽根板の要部拡大図である。ガラリ1は、建物等に取付けられたときに、建物外側からは図1に示すような外観を示す。ガラリ1は、羽根板として縦羽根板5のみを有する一層型ガラリであり、上枠2、下枠3、一対の縦枠4からなる矩形状の枠体と、所定数の縦羽根板5を備えている。枠体には、外側開口面8、内側開口面9が形成されている。上枠2、下枠3、縦枠4、縦羽根板5は、アルミニウム製である。
ここで、本発明のガラリ用縦羽根板の設計方法について図15を参照して説明する。図1〜図4で説明したものと同様の構成、同様の機能を有するものには、同一の符号を付している。前述したように、図15のガラリ1は、縦羽根板5のみの一層型ガラリであり、縦羽根板5の開口寸法Wは12mm、ピッチPは30mm、目標とする開口率Xaは40%であり、止水率は95%以上を目標とする。また、ガラリ1の見込み寸法Dは70mmであり、枠体の厚みを考慮すると、縦羽根板5の寸法L1は59mmになる。縦羽根板5は、主として外見付け部10、縦羽根板本体部5T、内見付け部11で構成され、外見付け部10、及び、内見付け部11には、外・内側ビス孔形成部12,13が連設される。したがって、縦羽根板5の寸法59mmから、外・内側ビス孔形成部12,13の寸法L2,L3(図15では、それぞれ、8mm)を差し引いた寸法43mmが、縦羽根板本体部5Tの寸法L4となり、この寸法L4以内で、縦羽根板本体部5Tの形状を設計する必要がある。上述したように、縦羽根板本体部5Tは、止水率を高めるためには、有効な止水機能を有する止水部の数を増やす必要があり、このため、縦羽根板本体部5Tは、例えば、上記の特許文献に記載された「くの字」や「円弧」のような見付け方向の一方側に凸面(または、凹面)を有する湾曲形状ではなく、見込み方向に、少なくとも見付け方向の一方側に凸面(または凹面)を有する湾曲形状と、見付け方向の他方側に凸面(または凹面)を有する湾曲形状とを有するように設計される。このとき、例えば単なるS字形状にするのではなく、一定の設計手順で設計される。
図15(a)に示すように、複数の縦羽根板を枠体に所定のピッチPで見付け方向に並設した際に、隣接する縦羽根板5,5a同士の間隙には、外側開口面8側と内側開口面9側に、それぞれ、外側開口部ORと内側開口部IRが形成される。外側開口部ORは、ガラリ1が取り付けられる建物の外部側の開口部であり、内側開口部IRは、ガラリ1が取り付けられる建物の内部側、つまり、室内側の開口部である。また、隣接する縦羽根板5,5a間には内部空間部ISが形成される。本発明では、外側開口部ORから内部空間部ISを通って内側開口部IRへ抜ける間の最小間隙S1が開口寸法Wより短くならないように設計される。図15(a)の状態では、開口寸法Wが最小間隙S1となる。
最初に、基準縦羽根板本体部5Rを設計する。
まず、図15(a)に示すように、基準縦羽根板本体部5Rの見込み方向の外側・内側の両端部は、それぞれ、外側ビス孔形成部12と基準縦羽根板本体部5Rとの第1の連結点CN1、及び、内側ビス孔形成部13と基準縦羽根板本体部5Rとの第2の連結点CN2になる。そして、基準縦羽根板本体部5Rは、見付け方向の左側に膨出した円弧状の凸面を有する第1の基準湾曲部14Rと、見付け方向の右側に膨出した円弧状の凸面を有する第2の基準湾曲部15Rとが第1の屈曲点T1で連接された構成となるよう設計する。第1の屈曲点T1は、第1の基準湾曲部14Rの内側端部になる。また、この時点では、第1の屈曲点T1は、第2の基準湾曲部15Rの外側端部であるが、後述するように、第2の基準湾曲部15Rの第1の屈曲点T1近傍部分は加工されて、この部分には、止水部が形成されることになる。
このような、最適設計工程を繰り返すことで、第2の湾曲部15の内側端部に第3の止水部18を設けることができる。また、第1の湾曲部14の中央部に、左側に突出した第4の止水部19を設けることができる。第3の止水部18を形成する第3の止水溝18aの突片18dの先端部には、突片18dの延長線上から折り返された水返し片を形成し、第2の誘導フィンF2とすることができる。また、内見付け部11の内部側には、第5の止水溝20aを有する第5の止水部20が設けられる。第5の止水溝20aは、略中央部に二つの水返し片20b,20cを設けることで、二つの止水溝に分割される。
図15では、縦羽根板本体部5Tが、二つの湾曲部(第1の湾曲部14、第2の湾曲部15)を備えた例を示したが、例えば、ガラリの見込み方向の寸法が大きくなったときは、さらに第3の湾曲部を設けてもよい。この場合、第3の湾曲部は、上述した設計方法に基づいて最適設計される。
図5は、図3の縦羽根板5の要部拡大斜視図であり、図6は、図3の縦羽根板5の要部拡大図であり、それぞれ、外部から侵入する雨風の流れと、水滴の止水の作用等を説明する図である。図5及び図6に示す縦羽根板5と縦羽根板5aは、同一の形状であり、同一の作用・効果を奏するが、説明の便宜上、符号を変えている。
図5及び図6に示すように、縦羽根板5と、隣接する縦羽根板5aとの間に形成された外側開口部ORから侵入する雨風は、まず、縦羽根板5の第1の湾曲部14の曲面に沿って誘導される。そして、雨水は、縦羽根板5の第4の止水部19(第4の止水溝19a)、及び、縦羽根板5の第1の止水部16で受け止められる。第1の止水部16は、第1の止水溝16aが二つの止水溝に分割されており、特に、一方側の止水溝は、U字状に形成されているので、雨水を止水溝で受ける衝撃が緩和され、雨水が飛散せずに止水される。また、二つの止水溝に分割したことで溝壁が増え、雨水の飛散をさらに低減することができる。第4の止水部19、及び、第1の止水部16で止水された雨水は、集水されてガラリ1の下端の排水口3bへ流下されて排水される。
また、縦羽根板の形状が曲面の組み合わせのため、空気がスムーズに流れ、雨水が曲面に遠心力で押しつけられ、止水率が向上する。したがって、本発明のガラリ1が取付けられた建物の室内には、外部から侵入した雨風のうち雨(水滴)が確実に止水され、風のみが侵入し、良好な換気を行うことができる。
図7では、第3の止水部18を例にとって示したが、第1、第2の止水部16,17でも同様の作用を奏する。なお、第一の実施形態、及び、後述する第二、第三の実施形態では、複数の止水溝(U字状の曲面を有する止水溝)に水滴誘導溝を形成している。当然に、より多くの水滴誘導溝を形成した方が止水率は高くなるが、要求される止水率に応じて、どの止水溝に水滴誘導溝を設けるかは、適宜調整することができる。例えば、ガラリに備えられているいずれか一つの止水溝に水滴誘導溝を形成するようにしてもよい。
次に、本発明の第二実施形態のガラリ用縦羽根板について、図8〜図11を参照しながら説明する。
第二実施形態のガラリ100は、羽根板として縦羽根板のみを備えた一層型ガラリであり、見込み寸法(幅)Dが100mm、縦羽根板105のピッチPが30mmで、開口寸法Wが15mm、外側開口部ORから内部空間部ISを通って内側開口部IRへ抜ける間の最小間隙S1が15mmであり、開口率Xaが50%である。第二実施形態のガラリ100設計方法は、第一実施形態のガラリ1と同じである。
第1の湾曲部114は、完全な円弧形状ではなく、第4の止水部119の形成位置で僅かに窪みを有するように加工されている。第2の湾曲部115は、第2止水部117のU字形状の第2止水溝117aの底部中央部と連結されている。第3の止水部118のU字形状の第3の止水溝118aは、水返し片118eで二つの止水溝に分割されており、第2の誘導フィンF102は、突片118dの先端から一旦外側に延出し、その後内部方向に折り返されている。第6の止水部123は、第3の止水部118の底部中央部と連結され、U字形状の第6の止水溝123aを備えている。第6の止水溝123aの先端には、第4の誘導フィンF4が設けられている。第6の止水溝は、溝壁123b,123cを有し、底部には、水滴誘導溝GCが設けられている。以上述べたガラリ100のガラリ1との主な相異点は、ガラリ1と同様の設計手順に基づいて、開口率50%を維持するための最適設計の結果である。
第1及び第2の湾曲部114,115、第1〜第4の止水部116〜119の作用は、ガラリ1と同様である。ただし、第3の止水部118は、第3の止水溝118aが二つに分割されているので、止水効果はより向上している。
縦羽根板105aの第3の止水部118で止水しきれなかった雨水は、縦羽根板105a第2の誘導フィンF102、及び、縦羽根板105の第2の湾曲部115の曲面で強制的に誘導され、縦羽根板105の第6の止水部123で受け止められ止水される。第6の止水部123は、U字状に形成された第6の止水溝123aを有するので、雨水を受ける衝撃が緩和され、雨水が飛散せずに止水される。第6の止水部123で止水された雨水は、集水されてガラリ1の下端の排水口3bへ流下されて排水される。
縦羽根板105の第6の止水部123で止水しきれなかった雨水は、縦羽根板105の第4の誘導フィンF4、及び、縦羽根板105aの第3の湾曲部122の曲面で強制的に誘導され、縦羽根板105aの第5の止水部120で受け止められ止水、集水されて下方の排水口3bへ流下される。第5の止水部120は、侵入した雨水の跳ね返りを低減して集水するために充分な大きさ・容量であり、止水率をさらに高めることができる。なお、その他の構成は、ガラリ1の説明と重複するか、又は、ガラリ1の説明から容易に理解できるので省略する。
次に、本発明の第三実施形態のガラリ用縦羽根板について、図12〜図14を参照しながら説明する。図12は、ガラリ200の縦断面図であり、図13は、ガラリ200の横断面図であり、図14は、図13の要部拡大図である。第三実施形態のガラリ200は、羽根板として横羽根板230及び縦羽根板205を備えた二層型ガラリであり、見込み寸法(幅)Dが70mm、縦羽根板205のピッチPが27.5mmで、開口寸法Wが14mm、外側開口部ORから内部空間部ISを通って内側開口部IRへ抜ける間の最小間隙S1が14mmであり、開口率Xaが50%である。第三実施形態のガラリ200設計方法は、第一実施形態のガラリ1と同じである。なお、止水率は、横羽根板230と縦羽根板205を組み合わせたことで、95%以上を実現することができる。
2 上枠
2a 嵌入溝
3 下枠
3a 突片
3b 排水口
4 縦枠
5,5a,105,105a,205 縦羽根板
5R 基準縦羽根板本体部
5T 縦羽根板本体部
6 上部取付け部
6a 嵌入片
7 下部取付け部
7a 突片
8 外側開口面
9 内側開口面
10 外見付け部
11 内見付け部
12 外側ビス孔形成部
13 内側ビス孔形成部
14,114,214 第1の湾曲部
14R 第1の基準湾曲部
15,115,215 第2の湾曲部
15R 第2の基準湾曲部
16,116,216 第1の止水部
16a,116a,216a 第1の止水溝
16b 突片
16c 水返し片
17,117 第2の止水部
17a,117a 第2の止水溝
17b,17c 溝壁
17d 水返し片
18,118 第3の止水部
18a,118a 第3の止水溝
18b,18c 溝壁
18d,118d 突片
118e 水返し片
19,119 第4の止水部
19a 第4の止水溝
19b 突片
20,120,220 第5の止水部
20a 第5の止水溝
20b,20c 水返し片
50 ビス
51 ビス孔
122 第3の湾曲部
123 第6の止水部
123a 第6の止水溝
123b、123c 溝壁
124 連結片
230 横羽根板
231 横ビス孔形成部
232 突片
233 第1の傾斜片
234 第1の垂下片
235 第2の傾斜片
236 第2の垂下片
AC1 第1の円弧
AC2 第2の円弧
C1,C2,C3 円
CL1、CL2,CL3 円周
CC1 第1の円中心
CC2 第2の円中心
D 見込み寸法
DW 雨水(水滴)
F1 第1の誘導フィン
F2,F102 第2の誘導フィン
F3 第3の誘導フィン
F4 第4の誘導フィン
GC 水滴誘導溝
IP 変曲点
IR 内側開口部
IS 内部空間部
L1 縦羽根板の寸法
L2 外側ビス孔形成部の寸法
L3 内側ビス孔形成部の寸法
L4 縦羽根板本体部の寸法
OR 外側開口部
P ピッチ
r1 第1の半径
r2 第2の半径
S1 最小間隙
T1 第1の屈曲点
W 開口寸法
WI 内側開口部IRの開口寸法
WR 外側開口部ORの開口寸法
Claims (4)
- 外見付け部と内見付け部とを有するガラリ用の縦羽根板が見付方向に複数並設されたガラリであって、
前記縦羽根板は、少なくとも第1の湾曲部と第2の湾曲部を有し、前記第1の湾曲部は、見付け方向の一方側に凸面を有し、前記第2の湾曲部は、前記見付け方向の他方側に凸面を有し、
前記第1の湾曲部の一方の端部には、前記見付け方向の一方側に突出して、第1の止水溝と第1の誘導フィンが形成された第1の止水部が設けられ、
前記第1の湾曲部の一方の端部の内側延長部には、ビス孔を形成せずに、第2の止水溝が形成された第2の止水部が設けられ、
前記第2の湾曲部の内側端部には、第3の止水溝と第2の誘導フィンが形成された第3の止水部が連設され、
前記第1の湾曲部の凸面略中央部には、前記見付け方向の一方側に突出して、第4の止水溝が形成された第4の止水部が設けられ、
前記内見付け部には、前記見込み方向の一方側に突出して、第5の止水溝と第3の誘導フィンが形成された第5の止水部が設けられ、
前記第1の止水溝、前記第5の止水溝のそれぞれは、集水可能な複数の止水溝に分割されて形成され、
前記第1の止水溝、前記第2の止水溝、前記第3の止水溝、前記第5の止水溝の底部には、曲面状に形成されて水滴状の雨水を集水可能な水滴誘導溝が形成され、
前記第1の誘導フィンは、前記第1の湾曲部の曲面に沿って誘導された雨風を、前記見付方向の一方側に並設された縦羽根板の第2の止水部へ誘導可能に構成され、
前記第2の誘導フィンは、前記第2の湾曲部の曲面に沿って誘導された雨風を、前記見付方向の他方側に併設された縦羽根板の第5の止水部へ誘導可能に構成され、
前記内見付部には、前記第5の止水部とビス孔形成部とが、前記見付方向に連設して備えられ、
前記第1の湾曲部と、前記第2の止水部と、前記第2の湾曲部と、前記第3の止水部と、前記ビス孔形成部とは、見込み方向に沿って連設されている
ことを特徴とするガラリ。 - 外見付け部と内見付け部とを有するガラリ用の縦羽根板が見付方向に複数並設されたガラリであって、
前記縦羽根板は、少なくとも第1の湾曲部と第2の湾曲部とを有し、前記第1の湾曲部は、見付け方向の一方側に凸面を有し、前記第2の湾曲部は、前記見付け方向の他方側に凸面を有し、
前記第1の湾曲部の一方の端部には、前記見付け方向の一方側に突出して、第1の止水溝と第1の誘導フィンが形成された第1の止水部が設けられ、
前記第1の湾曲部の一方の端部の内側延長部には、ビス孔を形成せずに、第2の止水溝が形成された第2の止水部が設けられ、
前記第2の湾曲部の内側端部には、第3の止水溝と第2の誘導フィンが形成された第3の止水部が連設され、
前記第1の湾曲部の凸面略中央部には、前記見付け方向の一方側に突出して、第4の止水溝が形成された第4の止水部が設けられ、
前記内見付け部には、前記見込み方向の他方側に突出して、第5の止水溝と第3の誘導フィンが形成された第5の止水部が設けられ、
前記第3の止水部に連設して、前記見付け方向の他方側に凸面を有する第3の湾曲部が形成され、該第3の湾曲部と前記第5の止水部との間には、前記見込み方向の一方側に突出して、第6の止水溝と第4の誘導フィンが形成された第6の止水部が設けられ、
前記第1の止水溝、前記第3の止水溝、前記第5の止水溝のそれぞれは、集水可能な複数の止水溝に分割されて形成され、
前記第1の止水溝、前記第2の止水溝、前記第3の止水溝、前記第5の止水溝、前記第6の止水溝の底部には、曲面状に形成されて水滴状の雨水を集水可能な水滴誘導溝が形成され、
前記第1の誘導フィンは、前記第1の湾曲部の曲面に沿って誘導された雨風を、前記見付方向の一方側に並設された縦羽根板の第2の止水部へ誘導可能に構成され、
前記第2の誘導フィンは、第2の湾曲部の曲面に沿って誘導された雨風を、前記見付方向の他方側に並設された縦羽根板の第6の止水部へ誘導可能に構成され、
前記第4の誘導フィンは、前記第6の止水部で止水されなかった雨水を、前記見付方向の一方側に並設された縦羽根板の第5の止水部へ誘導可能に構成され、
前記内見付部には、前記第5の止水部とビス孔形成部とが、前記見付方向に連設して備えられ、
前記第1の湾曲部と、前記第2の止水部と、前記第2の湾曲部と、前記第3の止水部と、前記第3の湾曲部と、前記第6の止水部と、前記ビス孔形成部とは、見込み方向に沿って連設されている
ことを特徴とするガラリ。 - ガラリ外側開口面側の前記複数の縦羽根板間に形成された外側開口部と、
ガラリ内側開口面側の前記複数の縦羽根板間に形成された内側開口部とを備え、
前記外側開口部の開口寸法と、前記内側開口部の開口寸法とが等しく構成され、
前記外側開口部から内部空間部を通って前記内側開口部へ抜ける間の最小間隙が、外側開口部の開口寸法以上及び内側開口部の開口寸法以上に構成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガラリ。 - ガラリ外側開口面側の前記複数の縦羽根板間に形成された外側開口部と、
ガラリ内側開口面側の前記複数の縦羽根板間に形成された内側開口部とを備え、
前記外側開口部の開口寸法と、前記内側開口部の開口寸法とが等しく構成され、
前記外側開口部の開口寸法を直径とする円が、該外側開口部から内部空間部を通過して前記内側開口部へ抜けるまで、前記縦羽根板に突出して形成された止水部が、前記円と離間するか、又は、前記円の円周に接し、かつ、前記円と交差しないように構成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガラリ。
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