JP5966596B2 - 情報処理装置、投影システム及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、投影システム及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、投影システム及び情報処理プログラムに関する。
従来、複数のユーザが参加する会議では、会議の効率を向上させるために種々の技術が利用されている。例えば、特許文献1や特許文献2では、ネットワークに接続された端末であって、会議に参加する各ユーザ専用の端末を、該各ユーザが操作することにより会議を進行していく技術が開示されている。かかる特許文献1では、専用の端末を操作する権限である操作権を会議の進行に応じて切り替えている。
また、最近では、ユーザ専用の端末を用いることなく、ユーザによる所定動作(ジェスチャ)に応じてプロジェクタに対する操作を実現する技術がある。ジェスチャに応じた操作を実現する技術では、例えば、操作権を獲得するためのジェスチャを行なったユーザに対して該操作権が付与される。そして、操作権を有するユーザによってジェスチャが行なわれることにより、該ジェスチャに応じた操作が実現される。
しかしながら、ジェスチャに応じた操作を実現する従来技術では、好適に操作権を付与することができないという問題がある。具体的には、ジェスチャに応じた操作を実現する従来技術は、操作権の獲得を意図していないユーザによって、操作権を獲得するためのジェスチャが行なわれた場合にも、該ユーザに操作権を付与してしまう。このため、ジェスチャに応じた操作を実現する従来技術では、好適に操作権を付与することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザによるジェスチャに応じた操作を実現する技術において、好適に操作権を付与することが可能である情報処理装置、投影システム及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、ユーザの役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報と、前記役割に対する前記制御の実行の優先度とを記憶する制御可否記憶部と、撮像装置によって撮像された映像から、前記所定動作を検出する動作検出部と、前記動作検出部によって検出された前記所定動作を行なった前記ユーザの役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定する制御可否判定部と、前記制御可否判定部によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較する優先度比較部と、前記優先度比較部による比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する制御実行部と、前記制御実行部による制御の実行時からの経過時間を計測する計測部と、を有し、前記優先度比較部は、前記計測部によって計測された経過時間が所定値未満のうちに、前記制御可否判定部によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前記制御実行部によって前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較し、前記制御実行部は、前記計測部によって計測された経過時間が所定値以上である場合、又は、前記優先度比較部による比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する。
また、本発明に係る投影システムは、情報処理装置と投影装置とを有する投影システムであって、ユーザの役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報と、前記役割に対する前記制御の実行の優先度とを記憶する制御可否記憶部と、撮像装置によって撮像された映像から、前記所定動作を検出する動作検出部と、前記動作検出部によって検出された前記所定動作を行なった前記ユーザの役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定する制御可否判定部と、前記制御可否判定部によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較する優先度比較部と、前記優先度比較部による比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する制御実行部と、前記制御実行部による制御の実行時からの経過時間を計測する計測部と、前記制御実行部による制御に応じた投影処理を実行する投影処理部と、を有し、前記優先度比較部は、前記計測部によって計測された経過時間が所定値未満のうちに、前記制御可否判定部によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前記制御実行部によって前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較し、前記制御実行部は、前記計測部によって計測された経過時間が所定値以上である場合、又は、前記優先度比較部による比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する。
また、本発明に係る情報処理プログラムは、コンピュータが、ユーザの役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報と、前記役割に対する前記制御の実行の優先度とを記憶する制御可否記憶部を有し、撮像装置によって撮像された映像から、前記所定動作を検出する動作検出ステップと、前記動作検出ステップによって検出された前記所定動作を行なった前記ユーザの役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定する制御可否判定ステップと、前記制御可否判定ステップによって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較する優先度比較ステップと、前記優先度比較ステップによる比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する制御実行ステップと、前記制御実行ステップによる制御の実行時からの経過時間を計測する計測ステップと、を前記コンピュータに実行させ、前記優先度比較ステップは、前記計測ステップによって計測された経過時間が所定値未満のうちに、前記制御可否判定ステップによって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前記制御実行ステップによって前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較し、前記制御実行ステップは、前記計測ステップによって計測された経過時間が所定値以上である場合、又は、前記優先度比較ステップによる比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する。
本発明の一つの様態によれば、ユーザによるジェスチャに応じた操作を実現する技術において、好適に操作権を付与することができるという効果を奏する。
図1は、投影システムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 図3は、制御可否登録画面の例を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る制御可否記憶部に記憶される情報例を示す図である。 図5は、エリアに応じて決められているユーザの役割の例を説明する図である。 図6は、実施の形態1に係るフェーズ記憶部に記憶された情報例を示す図である。 図7は、実施の形態1に係る全体処理の流れの例を示すフローチャートである。 図8は、実施の形態1に係る役割決定処理の流れの例を示すフローチャートである。 図9は、制御可否登録処理の流れの例を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態2に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 図11は、実施の形態2に係る制御可否記憶部に記憶される情報例を示す図である。 図12は、実施の形態2に係る全体処理の流れの例を示すフローチャートである。 図13は、実施の形態3に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 図14は、実施の形態3に係る全体処理の流れの例を示すフローチャートである。 図15は、実施の形態4に係るユーザが複数の役割を兼務する場合の制御可否記憶部に記憶される情報例を示す図である。 図16は、実施の形態4に係るフェーズをジェスチャによって切り替える場合の制御可否記憶部に記憶される情報例を示す図である。 図17は、実施の形態4に係る役割決定処理の流れの例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る情報処理装置、投影システム及び情報処理プログラムの実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態は、内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることができる。
(実施の形態1)
[システム構成]
図1を用いて、投影システムの構成を説明する。図1は、投影システムの構成例を示す図である。図1に示すように、投影システム1では、サーバ10と、PC(Personal Computer)20と、カメラ30と、プロジェクタ40と、情報処理装置100とがネットワークに接続されている。
サーバ10は、プロジェクタ40によって投影される資料を保持する。PC20は、マウスやキーボード等の入力装置を有する。かかるPC20は、後述する可否情報の設定の際に利用される。カメラ30は、会議に参加するユーザを撮像する。かかるカメラ30は、ユーザの位置の把握やユーザによるジェスチャを認識するために利用される。プロジェクタ40は、会議で利用される資料の画像をスクリーン等の投影面に投影する。かかるプロジェクタ40は、ユーザによるジェスチャに応じた操作の実行対象となる機器の一例である。
情報処理装置100は、ユーザの役割に対する該ユーザのジェスチャに応じた制御の実行の可否情報を記憶する。また、情報処理装置100は、カメラ30によって撮像された映像から、ユーザによるジェスチャを検出する。そして、情報処理装置100は、ジェスチャを行なったユーザの役割に対する該ユーザのジェスチャに応じた制御の実行の可否を判定する。その後、情報処理装置100は、制御が実行可であると判定した場合に、ユーザのジェスチャに応じた制御を実行する。ユーザのジェスチャに応じた制御は、例えば、プロジェクタ40の操作である。これらにより、プロジェクタ40は、情報処理装置100による制御に応じて画像をスクリーンに投影する投影処理を実行する。
[実施の形態1に係る情報処理装置の構成]
次に、図2を用いて、実施の形態1に係る情報処理装置100の構成を説明する。図2は、実施の形態1に係る情報処理装置100の構成例を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置100は、ジェスチャ記憶部111と、制御可否記憶部112と、対応情報記憶部113と、役割記憶部114と、フェーズ記憶部115とを有する。また、情報処理装置100は、制御可否登録部121と、役割決定部122と、動作検出部123と、制御可否判定部124と、制御実行部125とを有する。
ジェスチャ記憶部111は、ジェスチャに対応する制御内容を記憶する。より具体的には、ジェスチャ記憶部111は、特定のジェスチャに対応付けて、説明資料のページの移行、説明資料を閉じる、説明資料を切り替える等のプロジェクタ40に対する各種制御内容を記憶する。また、ジェスチャ記憶部111は、特定のジェスチャに対応付けて、説明資料を取得する、議事録を更新する等の制御内容を記憶する。
ここで、ジェスチャに対応する制御内容を説明する。「説明資料を次へ」は、プロジェクタ40によって現在投影中の画像に対応する資料の次ページの資料に対応する画像を、該プロジェクタ40に投影させる制御を表す。また、「説明資料を前へ」は、プロジェクタ40によって現在投影中の画像に対応する資料の前ページの資料に対応する画像を、該プロジェクタ40に投影させる制御を表す。また、「説明資料を閉じる」は、プロジェクタ40によって投影されている画像の投影を中止する制御を表す。
また、「説明資料を切り替える」は、プロジェクタ40に投影させる画像に対応する資料が複数ある場合に、これら複数の資料のうち何れの資料を会議で利用するかを選択させるために、各資料の所定ページ(例えば、トップページ)を投影させ切り替える制御を表す。また、「説明資料を取得する」は、資料を保持するサーバ10や所定の記憶装置から資料を取得するための制御を表す。また、「議事録を更新する」は、任意の手法で会議の経緯や内容を含むデータを生成又は更新する制御を表す。
制御可否登録部121は、ユーザの役割に対する、該ユーザのジェスチャに応じた制御の実行の可否情報を、会議のフェーズごとに制御可否記憶部112に登録する。かかる可否情報はPC20によって送信され、制御可否登録部121は、受信した可否情報を制御可否記憶部112に登録する。また、可否情報は、PC20において、会議開始前や会議中等の任意のタイミングで適宜設定される。可否情報の設定のために、PC20では、制御可否登録画面が表示される。なお、会議のフェーズは、情報処理装置100を利用する作業の進行段階の一例である。
図3は、制御可否登録画面の例を示す図である。図3に示すように、制御可否登録画面は、会議のフェーズごとに、ユーザの役割に対するジェスチャに応じた制御の実行可否を選択可能とする構成になっている。ユーザは、PC20の入力装置を用いて、制御可否登録画面の左方に表示されたフェーズの項目を指定し、各役割の各ジェスチャに応じた制御について、制御を実行可とする場合にはセレクトボックスの「○」を選択し、制御を実行不可とする場合にはセレクトボックスの「×」を選択する。図3に示した例では、フェーズ「説明中」における、役割「レビューリーダ」によるジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御を実行可「○」とするか、実行不可「×」とするかを選択している状態を表している。PC20は、全ての設定が完了した後に所定操作が行なわれると、設定された可否情報を情報処理装置100に対して送信する。
制御可否記憶部112は、会議のフェーズごとに、ユーザの役割に対するジェスチャに応じた制御の実行の可否情報を記憶する。図4は、実施の形態1に係る制御可否記憶部112に記憶される情報例を示す図である。図4に示すように、制御可否記憶部112は、会議のフェーズ「準備中」、「説明中」、「質疑中」、「総括中」ごとに、ユーザの役割「説明者」、「レビューリーダ」、「レビュア」、「議事録担当者」に対するジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」、「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」、「ジェスチャ3(説明資料を閉じる)」、「ジェスチャ4(説明資料を切り替える)」、「ジェスチャ5(説明資料を取得する)」、「ジェスチャ6(議事録を更新する)」に応じた制御の実行の可否情報「○(実行可)」、「×(実行不可)」を記憶する。
例を挙げると、制御可否記憶部112は、フェーズ「説明中」であれば、役割「説明者」のジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御が実行可「○」、役割「レビューリーダ」のジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御が実行可「○」、役割「レビュア」のジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御が実行不可「×」、役割「議事録担当者」のジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御が実行不可「×」である可否情報を記憶する。
対応情報記憶部113は、会議が行なわれる会議室内の所定領域を表すエリアの位置と、該エリアの位置に応じて決められている会議でのユーザの役割とを対応付けて記憶する。図5は、エリアに応じて決められているユーザの役割の例を説明する図である。図5に示すように、スクリーンの近傍には「説明者エリア」、情報処理装置100やプロジェクタ40等が設置される机の近傍には「レビューリーダエリア」、「レビュアエリア」、「議事録担当者エリア」が割り当てられている。つまり、対応情報記憶部113は、「説明者エリア」、「レビューリーダエリア」、「レビュアエリア」、「議事録担当者エリア」等の各エリアの位置情報と、位置情報に対応する役割「説明者」、「レビューリーダ」、「レビュア」、「議事録担当者」とを対応付けて記憶する。
図5に示すカメラ30は、会議に参加する各ユーザを撮像する。上述したように、カメラ30は、一つの様態として、ユーザの位置を把握するために利用される。カメラ30は、撮像した映像を情報処理装置100の動作検出部123に対して送信する。これにより、動作検出部123は、カメラ30によって撮像された映像を受信し、受信した映像から各ユーザの位置を検出する。位置の検出については、任意の技術を利用すれば良い。そして、動作検出部123は、検出した各ユーザの位置を役割決定部122に対して出力する。
役割決定部122は、動作検出部123によって検出された各ユーザの位置を含むエリアに対応する役割を対応情報記憶部113から取得することにより、各ユーザの役割を決定し、決定した各ユーザの役割を位置情報とともに役割記憶部114に格納する。役割決定部122による各ユーザの役割の決定は、適宜実行される。役割記憶部114は、会議に参加する各ユーザの役割を記憶する。より具体的には、役割記憶部114は、役割決定部122によって決定された各ユーザの役割を位置情報とともに記憶する。
また、動作検出部123は、カメラ30によって撮像された映像から、ユーザによるジェスチャを検出する。より具体的には、動作検出部123は、所定フレームごとのユーザの動作特徴の差分から認識されたジェスチャについて、ジェスチャ記憶部111に記憶されているか否かを判定することにより、該ユーザによるジェスチャとして検出する。また、動作検出部123は、検出したジェスチャに対応する制御内容をジェスチャ記憶部111から取得する。なお、ジェスチャの認識は、上記の手法に限られるわけではなく任意の手法を利用すれば良い。このとき、動作検出部123は、ジェスチャを検出したユーザの位置も検出する。そして、動作検出部123は、検出したジェスチャ(ジェスチャに対応する制御内容)と、該ジェスチャを行なったユーザの位置とを制御可否判定部124に対して出力する。
制御可否判定部124は、ジェスチャを行なったユーザの役割を特定し、特定した役割に対する該ユーザのジェスチャに応じた制御の実行の可否を判定する。より具体的には、制御可否判定部124は、動作検出部123によって検出されたジェスチャを行なったユーザの位置に対応する役割を、役割記憶部114から取得することにより、該ユーザの役割を特定する。また、制御可否判定部124は、フェーズ記憶部115を参照し、現在のフェーズを特定する。
フェーズ記憶部115は、現在のフェーズを特定するための情報を記憶する。図6は、実施の形態1に係るフェーズ記憶部115に記憶された情報例を示す図である。図6に示すように、フェーズ記憶部115は、会議のフェーズを表す「フェーズ」と、フェーズの順番を表す「順番」と、フェーズの時間を表す「時間」とを対応付けて記憶する。例を挙げると、フェーズ記憶部115は、フェーズ「準備中」と、順番「1」と、時間「10」とを対応付けて記憶する。図6に示した例では、準備、説明、質疑、総括の順に会議を進めていき、会議時間65分のうち、準備の時間に10分、説明の時間に30分、質疑の時間に15分、総括の時間に10分、といったようにフェーズが移行することを表している。
つまり、制御可否判定部124は、会議開始時刻からの経過時間をもとに、フェーズ記憶部115を参照して現在のフェーズを特定する。そして、制御可否判定部124は、現在のフェーズにおいて、特定した役割に対するユーザの、動作検出部123によって検出されたジェスチャに応じた制御の実行の可否を、制御可否記憶部112から取得することにより判定する。
例を挙げると、フェーズ「説明中」において、役割が「説明者」であるユーザがジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」を行なった場合に、制御可否判定部124は、制御可否記憶部112から可否情報「○(実行可)」を取得することにより、該ユーザによるジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御の実行を「実行可」として判定する。他の例を挙げると、フェーズ「説明中」において、役割が「レビュア」であるユーザがジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」を行なった場合に、制御可否判定部124は、制御可否記憶部112から可否情報「×(実行不可)」を取得することにより、該ユーザによるジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御の実行を「実行不可」として判定する。
その後、制御可否判定部124は、判定結果が「実行可」である場合に、該当するジェスチャに応じた制御を制御実行部125に対して出力する。つまり、判定結果が「実行可」である場合には、該当するユーザには操作権があることを意味する。一方、判定結果が「実行不可」である場合には、該当するジェスチャに応じた制御は実行されない。つまり、判定結果が「実行不可」である場合には、該当するユーザには操作権がないことを意味する。なお、ジェスチャに応じた制御は、上述したように、説明資料のページの移行、説明資料を閉じる、説明資料を切り替える等のプロジェクタ40に対するものや、説明資料を取得する等のサーバ10又は所定の記憶装置に対するものや、議事録を更新する等のデータ生成又は更新にかかるものがある。
制御実行部125は、制御可否判定部124によって「実行可」であると判定された場合に、該当するジェスチャに応じた制御を実行する。より具体的には、制御実行部125は、「説明資料を次へ」、「説明資料を前へ」、「説明資料を閉じる」、「説明資料を切り替える」等のプロジェクタ40に対する制御を実行したり、「説明資料を取得する」等のサーバ10又は所定の記憶装置に対する制御を実行したり、「議事録を更新する」等のデータの生成又は更新を実行したりする。詳細には、プロジェクタ40に対する制御は、「説明資料を次へ」、「説明資料を前へ」、「説明資料を切り替える」である場合に、資料の該当する画像をプロジェクタ40に対して送信することになる。また、プロジェクタ40に対する制御は、「説明資料を閉じる」である場合に、現在投影している画像の投影処理を中止する信号をプロジェクタ40に対して送信することになる。
プロジェクタ40の投影処理部41は、制御実行部125による制御に応じた投影処理を実行する。より具体的には、投影処理部41は、情報処理装置100の制御実行部125によって送信された画像をスクリーンに投影する投影処理を実行したり、制御実行部125によって送信された投影中止の信号をもとに投影を中止したりする。
[実施の形態1に係る全体処理フロー]
次に、図7を用いて、実施の形態1に係る全体処理の流れについて説明する。図7は、実施の形態1に係る全体処理の流れの例を示すフローチャートである。なお、図7では、各ユーザの役割が決定しているものとして説明する。
図7に示すように、動作検出部123は、カメラ30によって撮像された映像から、ユーザのジェスチャを検出したか否かを判定する(ステップS101)。このとき、動作検出部123によってユーザのジェスチャが検出された場合に(ステップS101肯定)、制御可否判定部124は、フェーズ記憶部115を参照し、現在のフェーズを特定する(ステップS102)。一方、動作検出部123によってユーザのジェスチャが検出されていない場合に(ステップS101否定)、ジェスチャの検出待ちの状態となる。
そして、制御可否判定部124は、動作検出部123によって検出されたジェスチャを行なったユーザの役割を、役割記憶部114から取得することにより、該ユーザの役割を特定する(ステップS103)。続いて、制御可否判定部124は、現在のフェーズにおいて、特定した役割に対するユーザのジェスチャに応じた制御の実行の可否を、制御可否記憶部112から取得することにより判定する(ステップS104)。
このとき、制御可否判定部124によってジェスチャに応じた制御が実行可であると判定された場合に(ステップS105肯定)、制御実行部125は、該ジェスチャに応じた制御を実行する(ステップS106)。なお、制御実行部125による制御により、プロジェクタ40は、所定画像をスクリーンに投影する投影処理を実行する。一方、制御可否判定部124によってジェスチャに応じた制御が実行不可であると判定された場合には(ステップS105否定)、該ジェスチャに応じた制御は実行されることなく処理が終了される。
[実施の形態1に係る役割決定処理フロー]
次に、図8を用いて、実施の形態1に係る役割決定処理の流れについて説明する。図8は、実施の形態1に係る役割決定処理の流れの例を示すフローチャートである。
図8に示すように、動作検出部123は、カメラ30によって撮像された映像を受信し、受信した映像から各ユーザの位置を検出する(ステップS201)。また、役割決定部122は、動作検出部123によって検出された各ユーザの位置を含むエリアに対応する役割を対応情報記憶部113から取得することにより、各ユーザの役割を決定する(ステップS202)。そして、役割決定部122は、決定した各ユーザの役割を位置情報とともに役割記憶部114に格納する(ステップS203)。
[制御可否登録処理フロー]
次に、図9を用いて、制御可否登録処理の流れについて説明する。図9は、制御可否登録処理の流れの例を示すフローチャートである。
図9に示すように、制御可否登録部121は、ネットワークに接続されたPC20によって送信された、ジェスチャに応じた制御の実行の可否情報を受信した場合に(ステップS301肯定)、受信した可否情報を制御可否記憶部112に登録する(ステップS302)。また、制御可否登録部121は、可否情報を受信していない場合に(ステップS301否定)、該可否情報の受信待ちの状態となる。
[実施の形態1による効果]
上述したように、情報処理装置100は、会議のフェーズに応じた、会議に参加するユーザの役割とジェスチャによる制御の可否情報とを保持し、ユーザのジェスチャに応じた制御の実行可否を可否情報により判定し、実行可である場合に制御を実行するので、好適に操作権を付与することができる。換言すると、情報処理装置100は、フェーズごとの、ユーザの役割に対するジェスチャに応じた制御の実行の可否情報を利用して、検出したユーザのジェスチャに応じた制御の実行可否を判定する。この結果、操作権の獲得を意図していないユーザに操作権を付与してしまうことにより意図していない操作が実行される可能性がある従来技術と比較して、好適に操作権を付与することができる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、会議の各フェーズにおけるユーザの役割に対するジェスチャの制御の可否情報をもとに実行可であると判定されたジェスチャに応じた制御を実行する場合を説明した。実施の形態2では、ユーザの役割に対して優先度を決めておき、前回の制御実行時から所定時間内にジェスチャが行なわれた場合に、該ジェスチャを行なったユーザの役割に対する優先度が、前回の制御実行時のユーザの役割に対する優先度よりも高ければ制御を実行する場合を説明する。
[実施の形態2に係る情報処理装置の構成]
図10を用いて、実施の形態2に係る情報処理装置の構成を説明する。図10は、実施の形態2に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。図10では、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成については詳細な説明を省略する場合がある。実施の形態2では、以下に示す制御可否記憶部212、制御実行部225、計測部226、優先度比較部227以外の各部の機能及び構成、処理については実施の形態1と同様である。
図10に示すように、情報処理装置200は、ジェスチャ記憶部111と、制御可否記憶部212と、対応情報記憶部113と、役割記憶部114と、フェーズ記憶部115とを有する。また、情報処理装置200は、制御可否登録部121と、役割決定部122と、動作検出部123と、制御可否判定部124と、制御実行部225と、計測部226と、優先度比較部227とを有する。
制御可否記憶部212は、会議のフェーズごとに、ユーザの役割に対するジェスチャに応じた制御の実行の可否情報を記憶するとともに、役割に対する該制御の実行の優先度を記憶する。図11は、実施の形態2に係る制御可否記憶部212に記憶される情報例を示す図である。なお、図11では、会議のフェーズが「説明中」、「質疑中」の可否情報のみを例に挙げるが、実際には会議のフェーズが「準備中」、「総括中」の可否情報も記憶する。
図11に示すように、制御可否記憶部212は、会議のフェーズ「説明中」、「質疑中」ごとに、ユーザの役割「説明者」、「レビューリーダ」、「レビュア」、「議事録担当者」に対するジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」、「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」、「ジェスチャ3(説明資料を閉じる)」、「ジェスチャ4(説明資料を切り替える)」、「ジェスチャ5(説明資料を取得する)」、「ジェスチャ6(議事録を更新する)」に応じた制御の実行の可否情報「○(実行可)」、「×(実行不可)」を記憶する。また、制御可否記憶部212は、ユーザの役割「説明者」、「レビューリーダ」、「レビュア」、「議事録担当者」に対する制御の実行の優先度「優先度:1」、「優先度:2」、「優先度:4」、「優先度:3」をそれぞれ記憶する。
かかる優先度は、ある役割のユーザによるジェスチャに応じた制御が実行された後、所定時間内に該ある役割とは異なる他のユーザによるジェスチャに応じた制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定された制御を実行するか否かを判定するために利用される。より具体的には、上記の例において、ある役割に対する優先度よりも実行可であると判定されたユーザの役割に対する優先度の方が高い場合に、実行可であると判定された制御が実行される。なお、優先度は、例えば、「1」が最も高く「4」が最も低い。
計測部226は、制御実行部225による制御の実行時からの経過時間を計測する。また、制御実行部225は、制御を実行したユーザの役割を所定のメモリに記憶させる。優先度比較部227は、計測部226によって計測された経過時間が所定値未満のうちに、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定されたユーザの役割に対する優先度を制御可否記憶部212から取得する。また、優先度比較部227は、前回実行された制御においてジェスチャを行なったユーザの役割を所定のメモリから取得し、取得した役割に対する優先度を制御可否記憶部212から取得する。そして、優先度比較部227は、実行可であると判定されたユーザの役割に対する優先度と、前回実行された制御においてジェスチャを行なったユーザの役割に対する優先度とを比較する。なお、所定値は、例えば、5秒である。
制御実行部225は、優先度比較部227による優先度の比較の結果、実行可であると判定されたユーザの役割に対する優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザのジェスチャに応じた制御を実行する。一方、制御実行部225は、優先度比較部227による優先度の比較の結果、実行可であると判定されたユーザの役割に対する優先度の方がより低い場合に、実行可であると判定されたユーザのジェスチャに応じた制御を実行することなく処理を終了する。なお、経過時間が所定値以上である場合には、実施の形態1と同様の処理が実行される。
ここで、上記各部による処理について例を挙げて説明する。まず、制御が実行可であると判定されたユーザの役割に対する優先度の方が、前回実行された制御においてジェスチャを行なったユーザの役割に対する優先度よりも高い場合を例に挙げる。
例えば、制御実行部225は、フェーズ「説明中」において、役割「レビューリーダ」のジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御を実行する。また、制御実行部225は、制御を実行したユーザの役割「レビューリーダ」を所定のメモリに記憶させる。このとき、計測部226は、制御実行部225による制御の実行時からの経過時間の計測を開始する。その後、計測部226による経過時間の計測が「5秒」未満であるときに、制御可否判定部124によって、役割「説明者」であるユーザのジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御が実行可であると判定される。なお、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定された場合であっても、計測部226による経過時間の計測が「5秒」未満である場合には、制御実行部225は、優先度比較部227による比較結果を受け付けるまで、実行可であると判定された制御を実行しない。
制御可否判定部124による上記判定を受けて、優先度比較部227は、制御可否判定部124によって実行可であると判定されたユーザの役割「説明者」に対する優先度「1」を制御可否記憶部212から取得するとともに、制御実行部225によって前回実行された制御においてジェスチャを行なったユーザの役割「レビューリーダ」を所定のメモリから取得し、取得した役割「レビューリーダ」に対する優先度「2」を制御可否記憶部212から取得する。そして、優先度比較部227は、制御可否記憶部212から取得した、役割「説明者」に対する優先度「1」と、役割「レビューリーダ」に対する優先度「2」とを比較する。また、優先度比較部227は、実行可であると判定されたユーザの役割「説明者」に対する優先度「1」の方がより高い、とする比較結果を制御実行部225に対して出力する。
優先度比較部227による上記比較結果を受けて、制御実行部225は、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定された役割「説明者」のユーザのジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御を実行する。かかる制御は、プロジェクタ40に対する制御となる。
次に、制御が実行可であると判定されたユーザの役割に対する優先度よりも、前回実行された制御においてジェスチャを行なったユーザの役割に対する優先度の方が高い場合を例に挙げる。
例えば、制御実行部225は、フェーズ「質疑中」において、役割「レビューリーダ」のジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御を実行する。また、制御実行部225は、制御を実行したユーザの役割「レビューリーダ」を所定のメモリに記憶させる。このとき、計測部226は、制御実行部225による制御の実行時からの経過時間の計測を開始する。その後、計測部226による経過時間の計測が「5秒」未満であるときに、制御可否判定部124によって、役割「説明者」であるユーザのジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御が実行可であると判定される。なお、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定された場合であっても、計測部226による経過時間の計測が「5秒」未満である場合には、制御実行部225は、優先度比較部227による比較結果を受け付けるまで、実行可であると判定された制御を実行しない。
制御可否判定部124による上記判定を受けて、優先度比較部227は、制御可否判定部124によって実行可であると判定されたユーザの役割「説明者」に対する優先度「2」を制御可否記憶部212から取得するとともに、制御実行部225によって前回実行された制御においてジェスチャを行なったユーザの役割「レビューリーダ」を所定のメモリから取得し、取得した役割「レビューリーダ」に対する優先度「1」を制御可否記憶部212から取得する。そして、優先度比較部227は、制御可否記憶部212から取得した、役割「説明者」に対する優先度「2」と、役割「レビューリーダ」に対する優先度「1」とを比較する。また、優先度比較部227は、前回実行された制御においてジェスチャを行なったユーザの役割「レビューリーダ」に対する優先度「1」の方がより高い、とする比較結果を制御実行部225に対して出力する。
優先度比較部227による上記比較結果を受けて、制御実行部225は、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定された役割「説明者」のユーザのジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御を実行することなく、処理を終了する。
[実施の形態2に係る全体処理フロー]
次に、図12を用いて、実施の形態2に係る全体処理の流れについて説明する。図12は、実施の形態2に係る全体処理の流れの例を示すフローチャートである。なお、図12では、前回の制御の実行時からの経過時間が計測部226によって計測されているものとして説明する。また、実施の形態1に係る全体処理と同様の処理についてはその説明を省略する場合がある。具体的には、ステップS401〜ステップS404は、ステップS101〜ステップS104における処理と同様である。
図12に示すように、制御可否判定部124によってジェスチャに応じた制御が実行可であると判定された場合に(ステップS405肯定)、優先度比較部227は、計測部226による経過時間の計測をもとに、前回の制御実行時からの経過時間が所定値未満であるか否かを判定する(ステップS406)。このとき、優先度比較部227は、所定値未満であると判定した場合に(ステップS406肯定)、前回の制御実行時にジェスチャを行なったユーザの役割を所定のメモリから取得する(ステップS407)。
そして、優先度比較部227は、前回の制御実行時にジェスチャを行なったユーザの役割に対する優先度と、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定されジェスチャを行なったユーザの役割に対する優先度とを、制御可否記憶部212から取得し、取得した優先度それぞれを比較する(ステップS408)。比較の結果、優先度比較部227によって、実行可であると判定されたユーザの役割に対する優先度の方がより高いと判定された場合に(ステップS409肯定)、制御実行部225は、制御可否判定部124によって実行可であると判定されたユーザのジェスチャに応じた制御を実行する(ステップS410)。
また、ステップS405において、制御可否判定部124によってジェスチャに応じた制御が実行不可であると判定された場合には(ステップS405否定)、該ジェスチャに応じた制御は実行されることなく処理が終了される。また、ステップS406において、優先度比較部227によって経過時間が所定値以上であると判定された場合に(ステップS406否定)、制御実行部225は、制御可否判定部124によって実行可であると判定されたユーザのジェスチャに応じた制御を実行する(ステップS410)。また、ステップS409において、優先度比較部227によって前回の制御実行時におけるユーザの役割に対する優先度の方がより高いと判定された場合には(ステップS409否定)、該当するジェスチャに応じた制御は実行されることなく処理が終了される。
[実施の形態2による効果]
上述したように、情報処理装置200は、一定時間内に複数のジェスチャが行なわれた場合に、役割に対する優先度に応じて、ジェスチャに応じた制御の実行を制限する。この結果、情報処理装置200は、優先度がより高いユーザが連続してジェスチャを行なっているときに、優先度がより低いユーザがジェスチャを行なうことによる、会議進行の妨げを抑止することができる。
(実施の形態3)
上記実施の形態2では、前回の制御実行から所定時間内に他のジェスチャが行なわれると、前回に制御実行されたユーザの役割に対する優先度と、今回制御の実行が可であると判定されたユーザの役割に対する優先度とを比較する場合を説明した。実施の形態3では、所定時間内に複数のユーザによってジェスチャが行なわれたときに、それぞれの優先度を比較することにより、何れのジェスチャに応じた制御を実行するかを決める場合を説明する。
[実施の形態3に係る情報処理装置の構成]
図13を用いて、実施の形態3に係る情報処理装置の構成を説明する。図13は、実施の形態3に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。図13では、実施の形態1や実施の形態2と同様の構成については同一の符号を付し、同様の構成については詳細な説明を省略する場合がある。実施の形態3では、以下に示す制御実行部325、計測部326、優先度比較部327以外の各部の機能及び構成、処理については実施の形態1や実施の形態2と同様である。
図13に示すように、情報処理装置300は、ジェスチャ記憶部111と、制御可否記憶部212と、対応情報記憶部113と、役割記憶部114と、フェーズ記憶部115とを有する。また、情報処理装置300は、制御可否登録部121と、役割決定部122と、動作検出部123と、制御可否判定部124と、制御実行部325と、計測部326と、優先度比較部327とを有する。
計測部326は、制御可否判定部124による制御の実行可の判定時からの経過時間を計測する。また、制御可否判定部124は、制御が実行可であると判定したユーザの役割を所定のメモリに記憶させる。優先度比較部327は、計測部326によって計測された経過時間が所定値未満のうちに、制御可否判定部124によって制御が実行可であると新たに判定された場合に、実行可であると新たに判定されたユーザの役割に対する優先度を制御可否記憶部212から取得する。また、優先度比較部327は、制御可否判定部124によって実行可であると前回判定されジェスチャを行なったユーザの役割を所定のメモリから取得し、取得した役割に対する優先度を制御可否記憶部212から取得する。そして、優先度比較部327は、実行可であると新たに判定されたユーザの役割に対する優先度と、実行可であると前回判定されたユーザの役割に対する優先度とを比較する。なお、所定値は、例えば、5秒である。
制御実行部325は、優先度比較部327による優先度の比較の結果、実行可であると新たに判定されたユーザの役割に対する優先度の方がより高い場合に、実行可であると新たに判定されたユーザのジェスチャに応じた制御のみを実行する。一方、制御実行部325は、優先度比較部327による優先度の比較の結果、実行可であると前回判定されたユーザの役割に対する優先度の方がより高い場合に、実行可であると前回判定されたユーザのジェスチャに応じた制御のみを実行する。つまり、制御実行部325は、優先度比較部327による優先度の比較の結果、優先度がより高いと判定されたユーザのジェスチャに応じた制御のみを実行する。
また、経過時間が所定値以上である場合に、所定時間の経過を待っても、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定されなければ、制御実行部325は、実行可であると新たに判定されたユーザのジェスチャに応じた制御を実行する。一方、経過時間が所定値以上である場合に、所定時間の経過までに、制御可否判定部124によって制御が実行可であるとさらに新たに判定されると、上記のような優先度の比較処理が実行される。所定時間は、所定値と同一である。
つまり、実施の形態3では、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定されたとしても、経過時間が所定値(所定時間)に達するまで該制御は実行されない。加えて、制御可否判定部124によって制御が実行可であると判定されてから、経過時間が所定値(所定時間)未満のうちに制御可否判定部124によって制御が実行可であると新たに判定されると、優先度の比較処理が実行され、より優先度の高い役割のユーザによるジェスチャに応じた制御のみが実行される。
ここで、上記各部による処理について例を挙げて説明する。まず、制御が実行可であると前回判定されたユーザの役割に対する優先度の方が、制御が実行可であると新たに判定されたユーザの役割に対する優先度よりも高い場合を例に挙げる。
例えば、制御可否判定部124は、フェーズ「説明中」において、役割「説明者」のジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御が実行可であると判定する。また、制御可否判定部124は、制御が実行可であると判定したユーザの役割「説明者」を所定のメモリに記憶させる。このとき、計測部326は、制御可否判定部124による実行可の判定時からの経過時間の計測を開始する。その後、計測部326による経過時間の計測が「5秒」未満であるときに、制御可否判定部124によって、役割「レビューリーダ」であるユーザのジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御が実行可であると新たに判定される。
制御可否判定部124による上記判定を受けて、優先度比較部327は、制御可否判定部124によって実行可であると前回判定されたユーザの役割「説明者」を所定のメモリから取得し、取得した役割「説明者」に対する優先度「1」を制御可否記憶部212から取得するとともに、制御可否判定部124によって実行可であると新たに判定されたユーザの役割「レビューリーダ」に対する優先度「2」を制御可否記憶部212から取得する。そして、優先度比較部327は、制御可否記憶部212から取得した、役割「説明者」に対する優先度「1」と、役割「レビューリーダ」に対する優先度「2」とを比較する。また、優先度比較部327は、実行可であると前回判定されたユーザの役割「説明者」に対する優先度「1」の方がより高い、とする比較結果を制御実行部325に対して出力する。
優先度比較部327による上記比較結果を受けて、制御実行部325は、制御可否判定部124によって制御が実行可であると前回判定された役割「説明者」のユーザのジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御のみを実行する。かかる制御は、プロジェクタ40に対する制御となる。
次に、制御が実行可であると新たに判定されたユーザの役割に対する優先度の方が、制御が実行可であると前回判定されたユーザの役割に対する優先度よりも高い場合を例に挙げる。
例えば、制御可否判定部124は、フェーズ「質疑中」において、役割「説明者」のジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」に応じた制御が実行可であると判定する。また、制御可否判定部124は、制御が実行可であると判定したユーザの役割「説明者」を所定のメモリに記憶させる。このとき、計測部326は、制御可否判定部124による実行可の判定時からの経過時間の計測を開始する。その後、計測部326による経過時間の計測が「5秒」未満であるときに、制御可否判定部124によって、役割「レビューリーダ」であるユーザのジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御が実行可であると新たに判定される。
制御可否判定部124による上記判定を受けて、優先度比較部327は、制御可否判定部124によって実行可であると前回判定されたユーザの役割「説明者」を所定のメモリから取得し、取得した役割「説明者」に対する優先度「2」を制御可否記憶部212から取得するとともに、制御可否判定部124によって実行可であると新たに判定されたユーザの役割「レビューリーダ」に対する優先度「1」を制御可否記憶部212から取得する。そして、優先度比較部327は、制御可否記憶部212から取得した、役割「説明者」に対する優先度「2」と、役割「レビューリーダ」に対する優先度「1」とを比較する。また、優先度比較部327は、実行可であると新たに判定されたユーザの役割「レビューリーダ」に対する優先度「1」の方がより高い、とする判定結果を制御実行部325に対して出力する。
優先度比較部327による上記比較結果を受けて、制御実行部325は、制御可否判定部124によって制御が実行可であると新たに判定された役割「レビューリーダ」のユーザのジェスチャ「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」に応じた制御のみを実行する。かかる制御は、プロジェクタ40に対する制御となる。
[実施の形態3に係る全体処理フロー]
次に、図14を用いて、実施の形態3に係る全体処理の流れについて説明する。図14は、実施の形態3に係る全体処理の流れの例を示すフローチャートである。また、実施の形態1に係る全体処理と同様の処理についてはその説明を省略する場合がある。具体的には、ステップS501〜ステップS504は、ステップS101〜ステップS104における処理と同様である。
図14に示すように、制御可否判定部124によってジェスチャに応じた制御が実行可であると判定された場合に(ステップS505肯定)、優先度比較部327は、計測部326による経過時間の計測をもとに、経過時間が所定値未満のうちに新たなジェスチャの制御について制御実行可であると新たに判定されたか否かを判定する(ステップS506)。このとき、優先度比較部327は、制御実行可であると新たに判定されたと判定した場合に(ステップS506肯定)、制御実行可と前回判定されジェスチャを行なったユーザの役割を所定のメモリから取得する(ステップS507)。
また、ステップS505において、制御可否判定部124によってジェスチャに応じた制御が実行不可であると判定された場合には(ステップS505否定)、該ジェスチャに応じた制御は実行されることなく処理が終了される。また、ステップS506において、経過時間が所定値未満のうちに新たなジェスチャの制御について制御実行可であると判定されなかった場合に(ステップS506否定)、制御実行部325は、この時点で実行可であると(新たに)判定されているユーザのジェスチャに応じた制御を実行する(ステップS510)。
そして、優先度比較部327は、制御実行可と前回判定されジェスチャを行なったユーザの役割に対する優先度と、制御可否判定部124によって制御が実行可であると新たに判定されジェスチャを行なったユーザの役割に対する優先度とを、制御可否記憶部212から取得し、取得した優先度それぞれを比較する(ステップS508)。比較の結果、優先度比較部327によって、実行可であると前回判定されたユーザの役割に対する優先度の方がより高いと判定された場合に(ステップS509否定)、制御実行部325は、制御可否判定部124によって実行可であると前回判定されたユーザのジェスチャに応じた制御を実行する(ステップS511)。
一方、比較の結果、優先度比較部327によって、実行可であると新たに判定されたユーザの役割に対する優先度の方がより高いと判定された場合に(ステップS509肯定)、再度ステップS506の処理が実行される。つまり、再度実行されるステップS506の処理において、優先度比較部327は、実行可であると新たに判定されたユーザのジェスチャを実行するか否かについて、計測部326による経過時間の計測をもとに、該実行可であると新たに判定されたときからの経過時間が所定値未満のうちに、さらに新たなジェスチャの制御について制御実行可であると判定されたか否かを判定する。
[実施の形態3による効果]
上述したように、情報処理装置300は、ユーザのジェスチャに応じた制御が実行可であると判定された場合であっても、制御の実行を所定時間待ち、該所定時間内に他ジェスチャに応じた制御が実行可であると判定されると、優先度のより高い役割のユーザのジェスチャに応じた制御のみを実行する。この結果、情報処理装置300は、優先度のより低い役割のユーザがジェスチャを行なった後、すぐに優先度のより高い役割のユーザがジェスチャを行なった場合に、先に行なわれたより優先度の低いユーザのジェスチャに応じた制御の実行をキャンセルするので、会議進行の妨げを抑止することができる。
(実施の形態4)
さて、これまで本発明に係る情報処理装置100、情報処理装置200及び情報処理装置300の実施の形態について説明したが、上述した実施の形態以外にも種々の異なる形態にて実施されて良いものである。そこで、(1)複数の役割を兼務、(2)ジェスチャによりフェーズを切り替える、(3)生体情報から役割を決定、(4)構成、(5)プログラム、について異なる実施の形態を説明する。
(1)複数の役割を兼務
上記実施形態では、ユーザに対して一つの役割を割り当てた場合を説明したが、ユーザは複数の役割を兼務することもできる。図15は、実施の形態4に係るユーザが複数の役割を兼務する場合の制御可否記憶部112に記憶される情報例を示す図である。なお、図15では、会議のフェーズが「質疑中」の可否情報のみを例に挙げるが、実際には会議のフェーズが「準備中」、「説明中」、「総括中」の可否情報も記憶する。
図15に示すように、制御可否記憶部112は、会議のフェーズ「質疑中」において、ユーザの役割「レビュア兼議事録担当者」に対するジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」、「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」、「ジェスチャ3(説明資料を閉じる)」、「ジェスチャ4(説明資料を切り替える)」、「ジェスチャ5(説明資料を取得する)」、「ジェスチャ6(議事録を更新する)」に応じた制御の実行の可否情報「○(実行可)」、「×(実行不可)」を記憶する。
ユーザが複数の役割を兼務可能であるため、対応情報記憶部113は、会議が行なわれる会議室内の所定領域を表すエリアの位置と、該エリアの位置に応じて決められている会議でのユーザの複数の役割とを対応付けて記憶する。そして、役割決定部122は、動作検出部123によって検出された各ユーザの位置を含むエリアに対応する複数の役割を対応情報記憶部113から取得することにより、各ユーザの複数の役割を決定し、決定した各ユーザの複数の役割を位置情報とともに役割記憶部114に格納する。
同様に、ユーザが複数の役割を兼務可能であるため、制御可否判定部124は、動作検出部123によって検出されたジェスチャを行なったユーザの位置に対応する複数の役割を、役割記憶部114から取得することにより、該ユーザの複数の役割を特定する。そして、制御可否判定部124は、現在のフェーズにおいて、特定した複数の役割に対するユーザの、動作検出部123によって検出されたジェスチャに応じた制御の実行可否を、制御可否記憶部112から取得することにより判定する。
(2)ジェスチャによりフェーズを切り替える
また、上記実施形態では、会議の開始時刻からの経過時間により会議のフェーズが移行する場合を説明したが、ユーザのジェスチャに応じてフェーズを移行させることもできる。図16は、実施の形態4に係るフェーズをジェスチャによって切り替える場合の制御可否記憶部112に記憶される情報例を示す図である。なお、図16では、会議のフェーズが「説明中」の可否情報のみを例に挙げるが、実際には会議のフェーズが「準備中」、「質疑中」、「総括中」の可否情報も記憶する。
図16に示すように、制御可否記憶部112は、会議のフェーズ「説明中」において、ユーザの役割「進行役」、「説明者」、「レビューリーダ」、「レビュア」、「議事録担当者」に対するジェスチャ「ジェスチャ1(説明資料を次へ)」、「ジェスチャ2(説明資料を前へ)」、「ジェスチャ3(説明資料を閉じる)」、「ジェスチャ4(説明資料を切り替える)」、「ジェスチャ5(説明資料を取得する)」、「ジェスチャ6(議事録を更新する)」、「ジェスチャ7(フェーズを進行する)」に応じた制御の実行の可否情報「○(実行可)」、「×(実行不可)」を記憶する。
フェーズを進行するために、制御可否記憶部112には、役割「進行役」とジェスチャ「ジェスチャ7(フェーズを進行する)」とが追加されている。制御実行部125は、制御可否判定部124によってジェスチャ「ジェスチャ7(フェーズを進行する)」に応じた制御が実行可であると判定された場合に、フェーズ記憶部115の「順番」を参照し、現在のフェーズから次の順番のフェーズに進行させる。このとき、フェーズ記憶部115には、現在のフェーズを記憶させるようにすれば良い。フェーズ記憶部115に記憶される現在のフェーズの情報は、フェーズを進行するためのジェスチャに応じて更新される。また、フェーズを進行するジェスチャだけでなく、特定のフェーズに移行するジェスチャを設けておけば、現在のフェーズから特定のフェーズに移行させることもできる。つまり、特定のジェスチャにより、フェーズを「説明中」、「質疑中」、「説明中」、「総括中」の順に切り替えることもできる。なお、フェーズの切り替えは、役割が「進行役」であるユーザだけに行なわせるようにしなくても良く、他の役割のユーザが兼ねることもできる。
(3)生体情報から役割を決定
また、上記実施形態では、各ユーザの役割を各ユーザの位置に応じて決定する場合を説明したが、各ユーザの役割を予め決定しておき、各ユーザの生体情報と照らし合わせ、各ユーザの役割を決定するようにしても良い。生体情報を利用する場合には、対応情報記憶部113は、会議に参加する各ユーザの生体情報と、各ユーザの会議での役割とを対応付けて記憶する。
図17は、実施の形態4に係る役割決定処理の流れの例を示すフローチャートである。図17に示すように、動作検出部123は、カメラ30によって撮像された映像を受信し、受信した映像から各ユーザの位置と生体情報とを検出する(ステップS601)。かかる生体情報の検出は、例えば、顔認証等の技術を利用する。また、役割決定部122は、動作検出部123によって検出された各ユーザの生体情報に対応する役割を対応情報記憶部113から取得することにより、それぞれの位置に存在する各ユーザの役割を決定する(ステップS602)。そして、役割決定部122は、決定した各ユーザの役割を位置情報や生体情報とともに役割記憶部114に格納する(ステップS603)。
また、上記のように、ユーザが複数の役割を兼務する場合には、対応情報記憶部113は、会議に参加する各ユーザの生体情報と、各ユーザの会議での複数の役割とを対応付けて記憶する。そして、役割決定部122は、動作検出部123によって検出された各ユーザの生体情報に対応する複数の役割を対応情報記憶部113から取得することにより、それぞれの位置に存在する各ユーザの複数の役割を決定する。そして、役割決定部122は、決定した各ユーザの複数の役割を位置情報や生体情報とともに役割記憶部114に格納する。なお、役割決定部122による各ユーザの役割の決定は、適宜実行される。これらにより、制御可否判定部124は、動作検出部123によって検出されたジェスチャを行なったユーザの生体情報や位置に対応する役割を、役割記憶部114から取得することにより、該ユーザの役割を特定する。
(4)構成
また、上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタ等を含む情報は、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、制御可否登録画面に表示される情報や、制御可否記憶部112(制御可否記憶部212)に記憶される情報は、上記の例に限られるわけではなく、適宜変更することができる。詳細には、制御可否登録画面においては、複数の項目をまとめて選択可能にして、制御の可否をまとめて決定するようにしても良い。また、制御可否記憶部112においては、フェーズごとに異なる可否情報を記憶する場合を説明したが、各フェーズで同一の可否情報を記憶するようにしても良い。すなわち、フェーズごとに分けて可否情報を記憶させなくても良い。また、制御可否記憶部212に記憶される優先度は、図示のものに限られるわけではなく、役割に応じて適宜変更することができる。
また、図示した情報処理装置100、情報処理装置200、情報処理装置300の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散又は統合の具体的形態は、図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負担や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散又は統合することができる。例えば、動作検出部123を、カメラ30によって撮像された映像からユーザの位置を検出する「位置検出部」と、カメラ30によって撮像された映像からユーザのジェスチャを検出する「ジェスチャ検出部」とに分散しても良い。
(5)プログラム
また、上記実施の形態の情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)等の制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)、CD(Compact Disc)ドライブ装置等の外部記憶装置と、ディスプレイ装置等の表示装置と、キーボードやマウス等の入力装置を備えていても良く、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
上記実施の形態に係る情報処理装置100で実行される情報処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、上記実施の形態に係る情報処理装置100で実行される情報処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、情報処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。また、情報処理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成しても良い。
また、上記実施の形態に係る情報処理装置100で実行される情報処理プログラムは、上述した各部(動作検出部123、制御可否判定部124)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が記憶媒体から情報処理プログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされ、動作検出部123、制御可否判定部124が主記憶装置上に生成されるようになっている。
1 投影システム
10 サーバ
20 PC
30 カメラ
40 プロジェクタ
41 投影処理部
100 情報処理装置
111 ジェスチャ記憶部
112 制御可否記憶部
113 対応情報記憶部
114 役割記憶部
115 フェーズ記憶部
121 制御可否登録部
122 役割決定部
123 動作検出部
124 制御可否判定部
125 制御実行部
特開2006−279535号公報 特許第4148721号公報

Claims (13)

  1. ユーザの役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報と、前記役割に対する前記制御の実行の優先度とを記憶する制御可否記憶部と、
    撮像装置によって撮像された映像から、前記所定動作を検出する動作検出部と、
    前記動作検出部によって検出された前記所定動作を行なった前記ユーザの役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定する制御可否判定部と
    前記制御可否判定部によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較する優先度比較部と、
    前記優先度比較部による比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する制御実行部と、
    前記制御実行部による制御の実行時からの経過時間を計測する計測部と、を有し、
    前記優先度比較部は、前記計測部によって計測された経過時間が所定値未満のうちに、前記制御可否判定部によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前記制御実行部によって前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較し、
    前記制御実行部は、前記計測部によって計測された経過時間が所定値以上である場合、又は、前記優先度比較部による比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記動作検出部は、前記撮像装置によって撮像された映像から、前記ユーザの位置を検出し、
    前記ユーザの位置と、該ユーザの位置に応じた前記役割とを対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部と、
    前記動作検出部によって検出された前記ユーザの位置と、前記対応情報記憶部とに基づいて該ユーザの前記役割を決定し、決定した役割を役割記憶部に格納する役割決定部と
    をさらに有し、
    前記制御可否判定部は、前記役割記憶部に基づいて前記ユーザの役割を特定し、特定した前記ユーザの役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記動作検出部は、前記撮像装置によって撮像された映像から、前記ユーザの生体情報を検出し、
    前記ユーザの生体情報と、該ユーザの生体情報に応じた前記役割とを対応付けた対応情報を記憶する対応情報記憶部と、
    前記動作検出部によって検出された前記ユーザの生体情報と、前記対応情報記憶部とに基づいて該ユーザの前記役割を決定し、決定した役割を役割記憶部に格納する役割決定部と
    をさらに有し、
    前記制御可否判定部は、前記役割記憶部に基づいて前記ユーザの役割を特定し、特定した前記ユーザの役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御可否記憶部は、前記情報処理装置を利用する作業の進行段階ごとに、前記役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報を記憶し、
    前記制御可否判定部は、現在の前記進行段階における、前記役割に対する前記ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御可否記憶部は、複数の前記役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報を記憶し、
    前記制御可否判定部は、前記動作検出部によって検出された前記所定動作を行なった前記ユーザの複数の役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記対応情報記憶部は、前記ユーザの位置と、該ユーザの位置に応じた複数の前記役割とを対応付けた対応情報を記憶し、
    前記役割決定部は、前記動作検出部によって検出された前記ユーザの位置と、前記対応情報記憶部とに基づいて該ユーザの複数の前記役割を決定し、決定した複数の役割を前記役割記憶部に格納することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記対応情報記憶部は、前記ユーザの生体情報と、該ユーザの生体情報に応じた複数の前記役割とを対応付けた対応情報を記憶し、
    前記役割決定部は、前記動作検出部によって検出された前記ユーザの生体情報と、前記対応情報記憶部とに基づいて該ユーザの複数の前記役割を決定し、決定した複数の役割を前記役割記憶部に格納することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報を受け付けて、前記制御可否記憶部に登録する制御可否登録部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御可否記憶部は、前記情報処理装置を利用する作業の進行段階ごとに異なる前記優先度を記憶し、
    前記制御可否判定部は、現在の前記進行段階における、前記役割に対する前記ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御可否記憶部は、前記情報処理装置を利用する作業の進行段階ごとに異なる前記制御の実行の可否情報を記憶し、
    前記制御可否判定部は、前記情報処理装置を利用する作業の進行段階を、進行可能な前記役割に対する前記ユーザの、現在の前記進行段階を進行させる前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定し、
    前記制御実行部は、前記制御可否判定部によって現在の前記進行段階を進行させる前記所定動作に応じた制御が実行可であると判定された場合に、現在の前記進行段階から次の前記進行段階へ進行することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置を利用する作業の進行段階と、前記進行段階それぞれに割り当てられた時間とを記憶する進行段階記憶部をさらに有し、
    前記制御可否記憶部は、前記進行段階ごとに、前記役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報を記憶し、
    前記制御可否判定部は、前記作業の開始時間からの経過時間に応じて前記進行段階記憶部から現在の前記進行段階を取得し、現在の前記進行段階における、前記役割に対する前記ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置と投影装置とを有する投影システムであって、
    ユーザの役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報と、前記役割に対する前記制御の実行の優先度とを記憶する制御可否記憶部と、
    撮像装置によって撮像された映像から、前記所定動作を検出する動作検出部と、
    前記動作検出部によって検出された前記所定動作を行なった前記ユーザの役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定する制御可否判定部と、
    前記制御可否判定部によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較する優先度比較部と、
    前記優先度比較部による比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する制御実行部と、
    前記制御実行部による制御の実行時からの経過時間を計測する計測部と、
    前記制御実行部による制御に応じた投影処理を実行する投影処理部と、を有し、
    前記優先度比較部は、前記計測部によって計測された経過時間が所定値未満のうちに、前記制御可否判定部によって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前記制御実行部によって前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較し、
    前記制御実行部は、前記計測部によって計測された経過時間が所定値以上である場合、又は、前記優先度比較部による比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する
    とを特徴とする投影システム。
  13. コンピュータが、
    ユーザの役割に対する、前記ユーザの所定動作に応じた制御の実行の可否情報と、前記役割に対する前記制御の実行の優先度とを記憶する制御可否記憶部を有し、
    撮像装置によって撮像された映像から、前記所定動作を検出する動作検出ステップと、
    前記動作検出ステップによって検出された前記所定動作を行なった前記ユーザの役割に対する、該ユーザの前記所定動作に応じた制御の実行の可否を前記制御可否記憶部に基づいて判定する制御可否判定ステップと
    前記制御可否判定ステップによって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較する優先度比較ステップと、
    前記優先度比較ステップによる比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する制御実行ステップと、
    前記制御実行ステップによる制御の実行時からの経過時間を計測する計測ステップと、を前記コンピュータに実行させ、
    前記優先度比較ステップは、前記計測ステップによって計測された経過時間が所定値未満のうちに、前記制御可否判定ステップによって制御が実行可であると判定された場合に、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度と、前記制御実行ステップによって前回実行された制御において前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度とを比較し、
    前記制御実行ステップは、前記計測ステップによって計測された経過時間が所定値以上である場合、又は、前記優先度比較ステップによる比較の結果、実行可であると判定され前記所定動作を行なったユーザの役割に対する前記優先度の方がより高い場合に、実行可であると判定されたユーザの前記所定動作に応じた制御を実行する
    報処理プログラム。
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