JP5963529B2 - 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5963529B2
JP5963529B2 JP2012108813A JP2012108813A JP5963529B2 JP 5963529 B2 JP5963529 B2 JP 5963529B2 JP 2012108813 A JP2012108813 A JP 2012108813A JP 2012108813 A JP2012108813 A JP 2012108813A JP 5963529 B2 JP5963529 B2 JP 5963529B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
document
optical sensor
emitting element
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012108813A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013234059A (ja
Inventor
扇田 利樹
利樹 扇田
森本 泰正
泰正 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012108813A priority Critical patent/JP5963529B2/ja
Publication of JP2013234059A publication Critical patent/JP2013234059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5963529B2 publication Critical patent/JP5963529B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、原稿や記録用紙等の用紙を搬送する用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置としては、原稿を搬送経路に沿って搬送しつつ読取り、読取った原稿の画像を用紙に印刷して、原稿を複写するというものがある。原稿の搬送は、原稿搬送装置により行われる。この原稿搬送装置では、原稿を搬送してガイドする搬送経路と、搬送中の原稿の先端を検出する光学センサとを備えており、原稿画像の読取り開始のタイミングを設定するために、原稿画像の読取り位置よりも原稿搬送方向の上流側で、光学センサにより搬送中の原稿の先端を検出する。
例えば、原稿画像の読取り位置よりも原稿搬送方向の上流側において、原稿の搬送経路の上側に光学センサ(発光素子及び受光素子)を設け、光学センサと対向する搬送経路の下側部位に黒色部材を設け、光学センサと黒色部材との間を原稿が通過するときに、光学センサにより原稿の先端を検出している。詳しくは、発光素子の光出射面と受光素子の受光面とを黒色部材に向け、原稿が通過していないときには、発光素子の出射光が黒色部材で吸収されて、受光素子の受光量が殆ど無く、また原稿が通過しているときには、発光素子の出射光が原稿で反射されて受光素子に入射し、受光素子の受光量が高くなるようにし、受光素子の受光出力に基づき原稿の通過開始のタイミング、つまり原稿の先端が通過するタイミングを検出している。
また、特許文献1では、原稿の搬送経路の下側にフォトセンサ(発光素子及び受光素子)を設け、フォトセンサと対向する搬送経路の上側部位に凹部(リブの内側)を設け、この凹部の底面にシボ加工を施して、その底面を粗面化しており、原稿が通過していないときには、発光素子の出射光が凹部の底面で乱反射されて、受光素子の受光量が殆ど無く、また原稿が通過しているときには、発光素子の出射光が原稿で反射されて受光素子に入射し、受光素子の受光量が高くなるようにし、受光素子の受光出力に基づき原稿を検出している。
特開2009−263126号公報
しかしながら、原稿の搬送経路の上側に光学センサ(発光素子及び受光素子)を設け、搬送経路の下側部位に黒色部材を設けた構成では、原稿が黒色部材の上を通過することから、黒色部材に原稿の紙粉や埃が付着する。そして、黒色部材に対する紙粉や埃の付着量が増大すると、発光素子の出射光が黒色部材で吸収されずに紙粉や埃で反射されて、受光素子の受光量が高くなり、原稿の誤検出が生じた。このため、黒色部材を頻繁にクリーニングする必要がある。
また、特許文献1のように搬送経路の上側部位に凹部を設けて、この凹部の底面にシボ加工を施し、原稿の搬送経路の下側にフォトセンサ(発光素子及び受光素子)を設けた構成では、凹部内側もしくは底面に原稿の紙粉や埃が付着し難くなるものの、発光素子の光出射面や受光素子の受光面に原稿の紙粉や埃が付着するので、やはり原稿の誤検出が生じた。このため、発光素子の光出射面や受光素子の受光面を頻繁にクリーニングする必要がある。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、原稿や記録用紙等の用紙の紙粉や埃の影響を受け難く、用紙の誤検出を生じない用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、次の第1態様及び第2態様の用紙搬送装置を提供する。
(1)第1態様の用紙搬送装置
本発明に係る第1態様の用紙搬送装置は、用紙を搬送してガイドする搬送経路と、前記搬送経路で搬送されている前記用紙の端を検出する光学センサとを備えた用紙搬送装置であって、前記搬送経路に開口部を形成して、前記開口部の上側に前記光学センサを設け、前記開口部の下側に凹部を設けており、前記光学センサの発光素子の光軸は、前記凹部の内側であって前記開口部を重力方向に投影した投影領域の外側を通り、前記凹部の内側は、前記投影領域の外側を含むように設置されている。
(2)第2態様の用紙搬送装置
本発明に係る第2態様の用紙搬送装置は、用紙を搬送してガイドする搬送経路と、前記搬送経路で搬送されている前記用紙の端を検出する光学センサとを備えた用紙搬送装置であって、前記搬送経路に開口部を形成して、前記開口部の上側に前記光学センサを設け、前記開口部の下側に凹部を設けており、前記光学センサの発光素子の光軸は、前記凹部の内側であって前記開口部を重力方向に投影した投影領域の外側を通り、前記凹部の底面に、前記発光素子の光軸が通る前記外側の位置に対して前記投影領域を区分する仕切り部を設けている。
このような本発明では、搬送経路の開口部の上側に光学センサを設け、開口部の下側に凹部を設けているので、下側の凹部へと用紙の紙粉や埃が落下して溜まり、上側の光学センサには紙粉や埃が付着せず、光学センサによる用紙の誤検出が生じない。また、凹部には、多量の紙粉や埃を溜めることができるので、凹部を頻繁にクリーニングする必要がない。
しかも、本発明に係る第1態様の用紙搬送装置では、前記光学センサの発光素子の光軸が前記凹部の内側の外側領域を通ることから、前記開口部を前記用紙が通過していないときには、前記発光素子の出射光が前記凹部に入射する。この発光素子の出射光は、前記凹部に入射して前記凹部から漏れ出したとしても、この漏れ出した光の向きが定まらず、この漏れ出した光が、一定の方向に向けられた前記発光素子の受光素子の受光面に入射することは殆どない。従って、前記発光素子の出射光は、前記受光素子の受光面に入射しないかあるいは殆ど入射しない。
また、本発明に係る第2態様の用紙搬送装置では、前記凹部の底面に、前記発光素子の光軸が通る前記外側の位置に対して前記投影領域を区分する仕切り部を設けている。これにより、前記仕切り部により前記投影領域から外側への紙粉や埃の拡散が防止されるので、前記発光素子の光軸が通る外側の位置まで紙粉や埃が移動せず、前記発光素子の出射光が紙粉や埃で反射されず、紙粉や埃からの反射光が前記受光素子で受光されることもなく、そのような反射光を原因とする前記用紙の誤検出が生じることがない。
また、発光素子の光軸は、凹部の内側であって開口部を重力方向に投影した投影領域の外側を通る。これは、紙粉や埃の殆どがそのような投影領域に落下して溜まることから、発光素子の光軸を凹部の内側かつ投影領域の外側に通して、発光素子の出射光を投影領域の紙粉や埃に入射させないようにし、投影領域の紙粉や埃で反射されて光学センサの受光素子で受光される光の量を抑えるためである。これにより、凹部に溜まった紙粉や埃等を原因とする光学センサの誤検出を防止することができる。
また、本発明の用紙搬送装置においては、前記凹部の内側の表面は、前記用紙よりも低反射率である。
この場合は、用紙が通過していないときに、発光素子の出射光が凹部に入射すると、この出射光が凹部の内側の表面で殆ど吸収されるので、受光素子の受光量が明確に低くなり、このときの受光量と、通過中の用紙からの反射光を受光しているときの受光素子の受光量との差が大きくなって、受光素子の受光出力に基づく用紙の検出精度が高くなる。凹部の内側表面を低反射率にするには、その内側表面を黒色に着色したり、つや消しにしたり、粗面化したりすればよい。
更に、本発明の用紙搬送装置においては、前記搬送経路における前記開口部よりも前記用紙の搬送方向の下流側に、前記搬送経路で搬送されている前記用紙を読取る読取り部を備え、前記発光素子の光軸が通る前記外側の位置を前記投影領域よりも前記読取り部の用紙読取り位置から離している。
読取り部の用紙読取り位置に外乱光が入射すると、読取り部による用紙の読取り精度が低下する。このため、発光素子の光軸が通る外側の位置を投影領域よりも用紙読取り位置から離して、発光素子の出射光を用紙読取り位置に入射させないようにしている。
また、本発明の用紙搬送装置においては、前記凹部は、底面と、前記底面の周縁に沿って設けられた側壁面とを有する容器である。
この場合は、用紙が通過していないときに、発光素子の出射光が凹部に一旦入射すると、出射光が凹部の底方向及び横方向のいずれにも漏れ出さなくなり、出射光が外乱光となって光学センサの受光素子に入射することがないので、光学センサの受光素子の受光量が明確に低くなり、このときの受光量と、通過中の用紙からの反射光を受光しているときの受光素子の受光量との差が大きくなって、受光素子の受光出力に基づく用紙の検出精度が高くなる。
更に、本発明に係る第1態様の用紙搬送装置においては、前記凹部の底面に、前記発光素子の光軸が通る前記外側の位置に対して前記投影領域を区分する仕切り部を設けている。
この場合は、仕切り部により投影領域から外側への紙粉や埃の拡散が防止されるので、発光素子の光軸が通る外側の位置まで紙粉や埃が移動せず、発光素子の出射光が紙粉や埃で反射されず、紙粉や埃からの反射光が受光素子で受光されることもなく、そのような反射光を原因とする用紙の誤検出が生じることがない。
また、本発明の用紙搬送装置においては、前記搬送経路で搬送されている前記用紙が通過する用紙読取りガラスと、前記用紙読取りガラスを支持する支持部材とを備え、前記凹部は、前記支持部材に取付けられている。
用紙画像の読取り開始のタイミングを設定するために、用紙画像の読取り位置よりも用紙搬送方向の上流側で、光学センサにより搬送中の用紙の先端を検出する。この用紙画像の読取り開始のタイミングの精度を向上させるには、光学センサを用紙読取りガラスの近傍に配置することが好ましく、よって凹部も用紙読取りガラスの近傍に配置することになる。そこで、凹部を用紙読取りガラスの支持部材に取付けている。また、凹部を用紙読取りガラスの支持部材と一体的に設けるのではなく、凹部を支持部材に取付けられる別体のものとしているので、凹部及び支持部材の設計の自由度が高くなる。例えば、凹部全体を低反射率の黒色の合成樹脂で成形し、支持部材を他の色の合成樹脂で成形することができる。
更に、本発明の用紙搬送装置においては、前記凹部は、前記支持部材に着脱自在に取付けられている。
これにより、凹部の投影領域に溜まった紙粉や埃等の除去が容易になる。
また、本発明の用紙搬送装置においては、前記搬送経路で搬送されている前記用紙を読取る読取り部を備え、前記光学センサの発光素子及び受光素子を前記用紙の搬送方向に配列し、前記発光素子を前記受光素子よりも前記読取り部の用紙読取り位置から離して配置している。
読取り部の用紙読取り位置に外乱光が入射すると、読取り部による用紙の読取り精度が低下する。このため、発光素子を受光素子よりも用紙読取り位置から離して、発光素子の出射光を用紙読取り位置に入射させないようにしている。
また、本発明の用紙搬送装置においては、前記搬送経路で搬送されている前記用紙の中心を前記搬送経路の中央基準に合わせ、前記光学センサを前記搬送経路の中央基準から前記用紙の搬送方向と直交する方向に離して配置している。
用紙の端に複数のパンチ孔が形成されている場合、パンチ孔の1つが用紙の端の中心に位置することが多い。仮に、光学センサを搬送経路の中央基準(用紙の中心)に配置したならば、光学センサにより用紙のパンチ孔の部位を検出することになり、光学センサによる用紙の端の検出精度が低下する。そこで、光学センサを搬送経路の中央基準から用紙の搬送方向と直交する方向に離して配置し、光学センサにより用紙のパンチ孔の部位が検出されないようにしている。
一方、本発明の画像形成装置は、上記本発明の用紙搬送装置と、前記用紙搬送装置により搬送された用紙を読取る読取り部と、前記読取り部により読取られた画像を用紙に印刷する印刷部とを備えている。
このような本発明の画像形成装置においても、上記本発明の用紙搬送装置と同様の作用効果を奏する。
本発明では、搬送経路の開口部の上側に光学センサを設け、開口部の下側に凹部を設けているので、下側の凹部へと用紙の紙粉や埃が落下して溜まり、上側の光学センサには紙粉や埃が付着せず、光学センサによる用紙の誤検出が生じない。また、凹部には、多量の紙粉や埃を溜めることができるので、凹部を頻繁にクリーニングする必要がない。
また、発光素子の光軸は、凹部の内側であって開口部を重力方向に投影した投影領域の外側を通る。これは、紙粉や埃の殆どがそのような投影領域に落下して溜まることから、発光素子の光軸を凹部の内側かつ投影領域の外側に通して、発光素子の出射光を投影領域の紙粉や埃に入射させないようにし、投影領域の紙粉や埃で反射されて光学センサの受光素子で受光される光の量を抑えるためである。これにより、凹部に溜まった紙粉や埃等を原因とする光学センサの誤検出を防止することができる。
本発明の一実施形態である原稿搬送装置を備えた画像形成装置を示す断面図である。 原稿搬送装置の反射型光学センサ、開口部、及び凹部の周辺を側方から見て示す断面図である。 原稿搬送装置の反射型光学センサ、開口部、及び凹部の周辺を正面から見て示す断面図である。 画像読取り装置を示す平面図である。 反射型光学センサの発光素子及び受光素子の位置関係を概略的に示す平面図である。 反射型光学センサの発光素子及び受光素子の他の位置関係を概略的に示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である原稿搬送装置を備えた画像形成装置を示す断面図である。この画像形成装置1は、原稿を読取って記録用紙に印刷する複写機能を有しており、その最上部に画像読取り装置2及び本実施形態の原稿搬送装置(ADF)3を配置し、その最下部に給紙カセット5を配置し、給紙カセット5の上側に印刷部4を配置し、画像読取り装置2と印刷部4との間を離間させて、これらの間に排紙トレイ6を配置している。
このような画像形成装置1では、原稿搬送装置3により原稿を搬送し、画像読取り装置2により原稿の画像(カラー又はモノクロの画像)を読取り、印刷部4により画像を記録用紙に印刷する。ここで、印刷部4においては、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像、又は単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像を記録用紙に印刷するために、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、及び帯電器15をそれぞれ4個ずつ設け、それぞれをブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローに対応付けて、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdを構成している。
各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdのいずれにおいても、ドラムクリーニング装置14により感光体ドラム13表面の残留トナーを除去及び回収した後、帯電器15により感光体ドラム13の表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置11により感光体ドラム13表面を露光して、その表面に静電潜像を形成し、現像装置12により感光体ドラム13表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム13表面にトナー像を形成する。これにより、各感光体ドラム13表面に各色のトナー像が形成される。
引き続いて、中間転写ベルト21を矢印方向Cに周回移動させつつ、ベルトクリーニング装置22により中間転写ベルト21の残留トナーを除去及び回収した後、各感光体ドラム13表面の各色のトナー像を中間転写ベルト21に順次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像を形成する。
中間転写ベルト21と2次転写装置23の転写ローラ23a間にはニップ域が形成されており、用紙搬送経路Sを通じて搬送されて来た記録用紙をそのニップ域に挟み込んで搬送しつつ、中間転写ベルト21表面のカラーのトナー像を記録用紙上に転写する。そして、定着装置17は、記録用紙を加熱及び加圧し、記録用紙上のカラーのトナー像を定着させる。
また、記録用紙は、ピックアップローラ24により給紙カセット5から引出されて、用紙搬送経路Sを通じて搬送され、2次転写装置23や定着装置17を経由し、排紙ローラ25を介して排紙トレイ6へと搬出される。この用紙搬送経路Sには、記録用紙を一旦停止させて、記録用紙の先端を揃えた後、中間転写ベルト21と転写ローラ23a間のニップ域でのカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて記録用紙の搬送を開始するレジストローラ27、記録用紙の搬送を促す各搬送ローラ28、排紙ローラ25等が配置されている。
次に、画像形成装置1の本体上部に搭載された画像読取り装置2及び原稿搬送装置3の概略構成を説明する。原稿搬送装置3は、その奥一辺を画像読取り装置2の奥一辺に軸支されており、その手前部分を上下させることにより開閉される。原稿搬送装置3が開かれると、画像読取り装置2の原稿読取りガラス31及び原稿載置ガラス32が開放され、原稿載置ガラス32上に原稿を載置することができる。
画像読取り装置2では、第1及び第2走査ユニット33、34を相互に所定の速度関係を維持しつつ移動させ、第1走査ユニット33の光源33aにより原稿載置ガラス32上の原稿表面を照明し、第1及び第2走査ユニット33、34の各ミラー33b、34bによって原稿表面からの反射光を結像レンズ36へと導き、結像レンズ36によって原稿表面の画像をCCD(Charge Coupled Device)37上に結像する。CCD37は、原稿表面の画像を主走査方向に繰り返し読取り、原稿表面の画像を示す画像データを出力する。
また、画像読取り装置2は、静止原稿だけではなく、原稿搬送装置3により搬送されている原稿表面の画像を読取ることができる。この場合は、図1に示すように第1走査ユニット33を原稿読取りガラス31下方の読取り位置に移動し、第1走査ユニット33の位置に応じて第2走査ユニット34を位置決めし、この状態で、原稿搬送装置3による原稿の搬送を開始する。
原稿搬送装置3では、ピックアップローラ41を原稿トレイ42上の原稿に押し当て回転させて、原稿を引き出し、原稿を原稿搬送経路43を通じて搬送する。この原稿搬送経路43に沿って、原稿をその先端を揃えてから搬送するレジストローラ44や、原稿を搬送する搬送ローラ45が配置されている。原稿は、原稿読取りガラス31と読取りガイド板46間を通過し、更に排紙ローラ47から排紙トレイ48へと搬送される。
この原稿の搬送に際し、第1走査ユニット33の光源33aにより原稿表面を原稿読取りガラス31を介して照明し、原稿からの反射光を第1及び第2走査ユニット33、34の各ミラー33b、34bで反射して結像レンズ36へと導き、結像レンズ36により原稿表面の画像をCCD37上に結像させ、CCD37により原稿表面の画像を読取る。
また、そのような原稿の搬送に際し、原稿搬送装置3に内蔵の裏面読取り部51により原稿裏面の画像を読取ることができる。この裏面読取り部51は、光源52、原稿搬送経路43に沿って配置された原稿案内ガラス53、複数のミラー54、結像レンズ55、及びCCD56等を備えている。
裏面読取り部51では、光源52により原稿裏面を原稿案内ガラス53を介して照明し、原稿からの反射光を各ミラー54で反射して結像レンズ55へと導き、結像レンズ55により原稿表面の画像をCCD56上に結像させ、CCD56により原稿裏面の画像を読取る。
このようにCCD37、56により読取られた原稿画像は、CCD37、56からアナログ画像信号として出力され、このアナログ画像信号がデジタル画像信号にA/D変換される。そして、このデジタル画像信号(画像データ)は、種々の画像処理を施されてから印刷部4の光走査装置11に入力され、印刷部4で画像データによって示される画像が記録用紙に記録される。
ところで、原稿搬送装置3においては、画像読取り装置2により読取られる原稿を搬送するときに、原稿読取りガラス31(原稿画像の読取り位置)よりも原稿搬送方向の上流側で、反射型光学センサにより搬送中の原稿の先端を検出している。これは、反射型光学センサによる原稿の先端の検出タイミングに基づき原稿画像の読取り開始のタイミングを設定するためである。
しかしながら、搬送中の原稿から紙粉が生じたり、あるいは埃が侵入して来たりするので、これらの紙粉や埃により反射型光学センサの誤検出が生じないようにすることが望ましい。そこで、本実施形態の原稿搬送装置3では、原稿読取りガラス31よりも原稿搬送方向の上流側で、原稿搬送経路43に開口部を形成し、この開口部の上側に反射型光学センサを設け、開口部の下側に凹部を設け、下側の凹部へと紙粉や埃を落下させて溜め、上側の反射型光学センサに原稿の紙粉や埃が付着しないようにしている。
次に、そのような反射型光学センサ、開口部、及び凹部について詳しく説明する。図2は、原稿搬送装置3の反射型光学センサ、開口部、及び凹部の周辺を側方から見て示す断面図である。また、図3は、反射型光学センサ、開口部、及び凹部の周辺を正面から見て示す断面図である。更に、図4は、画像読取り装置2を示す平面図である。
図2に示すように原稿読取りガラス31と読取りガイド板46とを僅かの隙間Qを空けて対向配置し、原稿読取りガラス31よりも搬送方向Aの上流側及び下流側のいずれにも原稿搬送経路43を設け、原稿を原稿搬送経路43及び隙間Qを通じて搬送方向Aに搬送する。
原稿搬送経路43は、外周ガイド壁部43aと内周ガイド壁部43bとの間に形成されている。レジストローラ44の外周一部は、内周ガイド壁部43bの各切欠き窓部43e(図3に示す)を通じて原稿搬送経路43の原稿に接触して原稿を搬送する。また、搬送補助ローラ49は、読取りガイド板46の切欠き窓部(図示せず)を通じて原稿読取りガラス31上の原稿に接触して原稿を搬送する。
また、外周ガイド壁部43aに下側矩形状開口部43cを形成し、内周ガイド壁部43bに上側矩形状開口部43dを形成し、下側矩形状開口部43cと上側矩形状開口部43dとを互いに向き合わせている。そして、下側矩形状開口部43cの下側に容器61を設け、また上側矩形状開口部43dの上側に反射型光学センサ62を設け、容器61及び反射型光学センサ62を下側と上側に振り分けて配置している。
ここで、容器61は、画像読取り装置2の原稿読取りガラス31近傍に取付けられている。図2及び図4に示すように原稿読取りガラス31は、枠状支持部材63により縁取られて支持されており、枠状支持部材63の両端部63aを原稿読取りガラス31の外側に配し、枠状支持部材63の先端部分63bにガイド傾斜面63cを形成し、枠状支持部材63の後端部分63dに掬い上げ面63eを形成している。ガイド傾斜面63cは、搬送されて来た原稿を上流側の原稿搬送経路43から原稿読取りガラス31と読取りガイド板46との隙間Qへと導く。また、掬い上げ面63eは、原稿を原稿読取りガラス31から掬い上げて下流側の原稿搬送経路43へと導く。
また、枠状支持部材63の先端部分63bに矩形状切欠き部63fを形成し、容器61を矩形状切欠き部63fに下方から着脱自在に嵌合させて取付けている。枠状支持部材63及び容器61のいずれも合成樹脂の成形品であり、枠状支持部材63を適宜の単一色に着色し、また容器61を原稿表面(白色)よりも低反射率の黒色に着色している。
また、容器61の内側は、底面61a及び該底面61aの周縁(四辺)に沿って設けられた側壁面61bからなる凹部61cとなっている。この凹部61cの内側表面(底面61a及び側壁面61b)は、容器61と同様に黒色であるだけではなく、つや消し処理を施され、その光反射率をより低減されている。また、凹部61cは、平面視すると矩形状であって、例えば18mm×18mm程度の大きさである。
また、底面61aには、2つの領域を仕切る仕切り部61dが形成されている。この仕切り部61dは、外周ガイド壁部43aの下側矩形状開口部43cを重力方向に投影した投影領域Eと凹部61cの内側において投影領域Eから外れた外側領域Fとの境界に設けられている。また、外側領域Fは、投影領域Eよりも原稿読取りガラス31(原稿画像の読取り位置)から離されている。
次に、反射型光学センサ62は、発光素子62a及び受光素子62bを有しており、発光素子62aの光出射面及び受光素子62bの受光面が下側矩形状開口部43c及び上側矩形状開口部43dを通じて容器61の凹部61cの内側を臨んでいる。詳しくは、図3に示すように発光素子62a及び受光素子62bを原稿の搬送方向Aと直交する方向(主走査方向)に沿って離間させて並べて配置し、図2に示すように発光素子62aの光軸Jを容器61の凹部61cの内側の外側領域Fに通している。
また、図5は、発光素子62a、受光素子62b、原稿搬送経路43、及び凹部61c等を平面視して概略的に示す図である。図5に示すように受光素子62bの受光面は、発光素子62aの光出射面から出射されて原稿搬送経路43の原稿Pで反射された光が入射して来る方向に向けられている。
また、図3及び図4に示すように原稿搬送装置3において原稿搬送経路43の中央位置(原稿読取りガラス31及び読取りガイド板46の中央位置)を中央基準Gとすると、この中央基準Gに対して外周ガイド壁部43aの下側矩形状開口部43c及び内周ガイド壁部43bの上側矩形状開口部43dを原稿の搬送方向Aと直交する方向(主走査方向)に離して位置決めしている。従って、容器61及び反射型光学センサ62も中央基準Gから原稿の搬送方向Aと直交する方向に離して位置決めしている。
原稿搬送装置3では、原稿のサイズにかかわらず、原稿の中心を原稿搬送経路43の中央基準Gに合わせた状態で、原稿の読取りを行っている。例えば、原稿トレイ42上で原稿の中心を中央基準Gに合わせてから、原稿を原稿搬送経路43を通じて原稿読取りガラス31へと搬送して、原稿を読取ったり、あるいは原稿載置ガラス32上で原稿の中心を中央基準Gに合わせてから、原稿を読取ったりする。従って、容器61及び反射型光学センサ62は、原稿の中心からも該原稿の搬送方向Aと直交する方向から離れた位置に配置されることになる。
尚、容器61(凹部61c)は、画像読取り装置2の側に設けられているが、原稿搬送装置3の原稿搬送経路43で搬送中の原稿の先端を検出するために、原稿搬送装置3に設けられた反射型光学センサ62と組み合わせて用いられることから、原稿搬送装置3の構成部品である。
このような構成の原稿搬送装置3において、反射型光学センサ62の発光素子62aの光軸Jが容器61の凹部61cの内側の外側領域Fを通ることから、下側矩形状開口部43cと上側矩形状開口部43dとの間を原稿が通過していないときには、発光素子62aの出射光が凹部61cに入射する。この発光素子62aの出射光は、凹部61cに一旦入射すると、凹部61cの底面61aや側壁面61bで1回乃至複数回反射されなければ凹部61cの外部に出ることはなく、反射の度に、黒色に着色されかつつや消し処理を施された低反射率の底面61aや側壁面61bで吸収されるので、凹部61cから殆ど漏れ出すことはない。また、凹部61cから光が漏れ出したとしても、この漏れ出した光の向きが定まらず、この漏れ出した光が、図5に示すような一定の方向に向けられた受光素子62bの受光面に入射することは殆どない。従って、発光素子62aの出射光は、受光素子62bの受光面に入射しないかあるいは殆ど入射しない。
また、下側矩形状開口部43cと上側矩形状開口部43dとの間に原稿の先端が到達すると、図5に示すように発光素子62aの出射光が白色であって高反射率の原稿Pの先端で反射されて受光素子62bの受光面に入射するので、受光素子62bの受光量が著しく増大する。
従って、原稿が通過していないときの受光素子62bの受光量と、通過中の原稿の先端からの反射光を受光しているときの受光素子62bの受光量との差が大きくなり、受光素子62bの受光出力の変化から原稿の先端を容易に検出することができ、その検出精度が高くなる。
また、原稿の先端に複数のパンチ孔が形成されている場合、パンチ孔の1つが原稿の先端の中心に位置することが多い。仮に、反射型光学センサ62を原稿搬送経路43の中央基準G(原稿の中心)に配置したならば、反射型光学センサ62により原稿のパンチ孔の部位を検出することになり、反射型光学センサ62による原稿の先端の検出精度が低下する。ところが、本実施形態では、反射型光学センサ62を原稿搬送経路43の中央基準Gから原稿の搬送方向Aと直交する方向に離して配置しているので、反射型光学センサ62により原稿の中心のパンチ孔の部位が検出されず、原稿の先端の検出精度が低下することはない。
更に、外側領域Fが投影領域Eよりも原稿読取りガラス31(原稿画像の読取り位置)から離されているので、外側領域Fを通る発光素子62aの光軸Jが原稿画像の読取り位置から離れ、発光素子62aの光が外乱光として原稿画像の読取り位置に入射することはなく、発光素子62aの光が原因となって、画像読取り装置2の原稿の読取り精度が低下することがない。
一方、多数の原稿が原稿搬送経路43を通じて搬送されると、原稿の紙粉や埃が下側矩形状開口部43cを通じて下方に落下する。そして、紙粉や埃は、下側矩形状開口部43cを重力方向に投影した投影領域Eへと落下して、容器61の凹部61cの内側に溜まる。また、投影領域Eは、外側領域Fに対して凹部61cの底面61aの仕切り部61dにより仕切られているので、凹部61cの内側かつ投影領域Eだけに紙粉や埃が溜まり、溜まった紙粉や埃が投影領域Eから外側領域Fに拡散することはない。
また、発光素子62aの光軸Jが外側領域Fを通ることから、発光素子62aの出射光が投影領域Eに溜まった紙粉や埃に入射することはない。このため、発光素子62aの出射光が投影領域Eの紙粉や埃で反射されて受光素子62bの受光面に入射することはなく、凹部61cに溜まった紙粉や埃等が原因となって、反射型光学センサ62による原稿の誤検出が生じることはない。
更に、仕切り部61dにより仕切られた投影領域Eには、多量の紙粉や埃を溜めることができるので、凹部61cに溜まった紙粉や埃を除去するための作業を頻繁に行う必要がない。しかも、容器61は、原稿読取りガラス31を支持する枠状支持部材63の矩形状切欠き部63fに下方からに着脱自在に嵌合させて取付けられているので、紙粉や埃を除去するための作業を容易に行うことができる。また、凹部61cは、18mm×18mm程度の大きさであることから、原稿搬送装置3を開いて、容器61を露呈させれば、容器61を外さなくても、ウエスやブラシ等を用いて、凹部61cに溜まった紙粉や埃を除去することが可能である。
尚、本実施形態では、凹部61cの内側表面(底面61a及び側壁面61b)を黒色にして、凹部61cの内側表面につや消し処理を施しているが、凹部61cの内側表面を黒色に近いグレイ色にしても、またつや消し処理の代わりに、凹部61cの内側表面を粗面化してもよい。また、凹部61cの内側の外側領域Fに孔を形成して、発光素子62aの出射光がその孔を通過するようにし、発光素子62aの出射光が受光素子62bに戻らないようにしてもよい。更に、凹部61cの底面61aの四辺に側壁面61bを設けているが、原稿の搬送方向Aと直交する方向で対向する2つの側壁面61bを省略してもよい。
また、図6に示すように反射型光学センサ62の発光素子62a及び受光素子62bを原稿の搬送方向Aに沿って離間させて並べて配置してもよい。この場合は、発光素子62aを受光素子62bよりも原稿読取りガラス31(原稿画像の読取り位置)から離せば、発光素子62aの出射光が原稿画像の読取り位置に入射し難くなり、発光素子62aの出射光が原因となって、画像読取り装置2による原稿の読取り精度が低下することはない。
更に、本発明は、原稿搬送装置3だけではなく、他の種類の用紙を搬送する用紙搬送装置にも適用することができる。例えば、図1の画像形成装置1においては、記録用紙を給紙カセット5から引出して用紙搬送経路Sに沿って搬送し、レジストローラ27よりも記録用紙の搬送方向上流側に光学センサ(図示せず)を設けて、この光学センサにより記録用紙の先端位置を検出することから、本発明を適用することにより原稿搬送装置3と同様の作用効果を得ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1 画像形成装置
2 画像読取り装置(読取り部)
3 原稿搬送装置
4 印刷部
5 給紙カセット
6 排紙トレイ
11 光走査装置
12 現像装置
13 感光体ドラム
14 ドラムクリーニング装置
15 帯電器
17 定着装置
21 中間転写ベルト
31 原稿読取りガラス
32 原稿載置ガラス
43 原稿搬送経路(搬送経路)
43c 下側矩形状開口部(開口部)
43d 上側矩形状開口部
61 容器
61a 底面
61b 側壁面
61c 凹部
61d 仕切り部
62 反射型光学センサ(光学センサ)
62a 発光素子
62b 受光素子
E 投影領域
F 外側領域

Claims (11)

  1. 用紙を搬送してガイドする搬送経路と、前記搬送経路で搬送されている前記用紙の端を検出する光学センサとを備えた用紙搬送装置であって、
    前記搬送経路に開口部を形成して、前記開口部の上側に前記光学センサを設け、前記開口部の下側に凹部を設けており、
    前記光学センサの発光素子の光軸は、前記凹部の内側であって前記開口部を重力方向に投影した投影領域の外側を通り、前記凹部の内側は、前記投影領域の外側を含むように設置されたことを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 請求項に記載の用紙搬送装置であって、
    前記凹部の底面に、前記発光素子の光軸が通る前記外側の位置に対して前記投影領域を区分する仕切り部を設けたことを特徴とする用紙搬送装置。
  3. 用紙を搬送してガイドする搬送経路と、前記搬送経路で搬送されている前記用紙の端を検出する光学センサとを備えた用紙搬送装置であって、
    前記搬送経路に開口部を形成して、前記開口部の上側に前記光学センサを設け、前記開口部の下側に凹部を設けており、
    前記光学センサの発光素子の光軸は、前記凹部の内側であって前記開口部を重力方向に投影した投影領域の外側を通り、
    前記凹部の底面に、前記発光素子の光軸が通る前記外側の位置に対して前記投影領域を区分する仕切り部を設けたことを特徴とする用紙搬送装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置であって、
    前記凹部の内側の表面は、前記用紙よりも低反射率であることを特徴とする用紙搬送装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置であって、
    前記搬送経路における前記開口部よりも前記用紙の搬送方向の下流側に、前記搬送経路で搬送されている前記用紙を読取る読取り部を備え、
    前記発光素子の光軸が通る前記外側の位置を前記投影領域よりも前記読取り部の用紙読取り位置から離したことを特徴とする用紙搬送装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置であって、
    前記凹部は、底面と、前記底面の周縁に沿って設けられた側壁面とを有する容器であることを特徴とする用紙搬送装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置であって、
    前記搬送経路で搬送されている前記用紙が通過する用紙読取りガラスと、
    前記用紙読取りガラスを支持する支持部材とを備え、
    前記凹部は、前記支持部材に取付けられたことを特徴とする用紙搬送装置。
  8. 請求項に記載の用紙搬送装置であって、
    前記凹部は、前記支持部材に着脱自在に取付けられたことを特徴とする用紙搬送装置。
  9. 請求項から請求項8までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置であって、
    前記搬送経路で搬送されている前記用紙を読取る読取り部を備え、
    前記光学センサの発光素子及び受光素子を前記用紙の搬送方向に配列し、前記発光素子を前記受光素子よりも前記読取り部の用紙読取り位置から離して配置したことを特徴とする用紙搬送装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置であって、
    前記搬送経路で搬送されている前記用紙の中心を前記搬送経路の中央基準に合わせ、前記光学センサを前記搬送経路の中央基準から前記用紙の搬送方向と直交する方向に離して配置したことを特徴とする用紙搬送装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置と、前記用紙搬送装置により搬送された用紙を読取る読取り部と、前記読取り部により読取られた画像を用紙に印刷する印刷部とを備えた画像形成装置。
JP2012108813A 2012-05-10 2012-05-10 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 Active JP5963529B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012108813A JP5963529B2 (ja) 2012-05-10 2012-05-10 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012108813A JP5963529B2 (ja) 2012-05-10 2012-05-10 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013234059A JP2013234059A (ja) 2013-11-21
JP5963529B2 true JP5963529B2 (ja) 2016-08-03

Family

ID=49760489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012108813A Active JP5963529B2 (ja) 2012-05-10 2012-05-10 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5963529B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6759747B2 (ja) * 2016-06-21 2020-09-23 コニカミノルタ株式会社 搬送装置および画像形成装置
JP7243280B2 (ja) * 2019-02-22 2023-03-22 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、及び記録装置
JP7259394B2 (ja) * 2019-02-22 2023-04-18 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、及び記録装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0687550A (ja) * 1992-09-09 1994-03-29 Fuji Xerox Co Ltd シート材検知装置
JPH07309538A (ja) * 1995-04-12 1995-11-28 Canon Inc 原稿循環装置
JP2006306609A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Ricoh Co Ltd 用紙検知装置
JP2009263126A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Ricoh Co Ltd シート材搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2010013228A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 用紙検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013234059A (ja) 2013-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010206632A (ja) 画像読取装置、及び複写機
JP6355446B2 (ja) 画像読取装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP2011093631A (ja) 画像読取装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2012039316A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
US8995028B2 (en) Reading apparatus
JP5409753B2 (ja) 画像読取装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP5963529B2 (ja) 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6540527B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成システム
JP2013249162A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5701250B2 (ja) 画像読取装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2019032481A (ja) 画像形成装置
US9201381B2 (en) Image forming apparatus, light guide member, and electricity removing device
JP6122398B2 (ja) 原稿給紙装置及び該原稿給紙装置を備えた画像形成装置
JP2003046722A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP7005300B2 (ja) 画像読取装置
JP5776159B2 (ja) 搬送装置、および画像形成装置
JP6772970B2 (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5522292B2 (ja) 読取装置
JP6152649B2 (ja) 画像読取装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JP4208470B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
JP2006115294A (ja) 原稿読取装置
JP2010212846A (ja) 原稿読取装置、および、これを備えた画像形成装置。
JP6299662B2 (ja) 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6829836B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2002372901A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5963529

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150