JP5962352B2 - プリフォーム殺菌方法並びに内容物充填方法及び装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ボトル等の容器を作るためのプリフォームを殺菌する方法並びに飲料等の充填方法及び装置に関する。
従来、PET(ポリエチレンテレフタレート)製のプリフォームを搬送しながら過酸化水素等の殺菌剤のガスをプリフォームに吹き付けて殺菌処理し、ブロー成形機によってプリフォームをボトルに成形し、このボトルに飲料を充填し、キャッピングして無菌包装体とするというインラインシステムとしての無菌充填方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、蒸発させた殺菌剤をプリフォームに付着させ、残留した殺菌剤をバーナーによる火炎で排出するという方法(例えば、特許文献2参照。)や、殺菌剤の蒸気をプリフォームにスプレーし、次いでプリフォームを加熱した後にブロー成形するという方法(例えば、特許文献3参照。)も提案されている。
一方、殺菌剤を使用することなくプリフォームを殺菌する方法として、プリフォーム内に水蒸気を吹き込んでガラス転移点温度以上の温度を所定時間維持することでプリフォーム内を殺菌し、その直後にエアを吹き込んで水蒸気のドレンを除去するという方法が提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
従来の殺菌剤のスプレーによってプリフォームを殺菌する方法は、殺菌剤がプリフォーム内に残留する可能性があるという問題がある。また、殺菌後にプリフォームをブロー成形すると、成形機の各部が残留殺菌剤により腐食されやすくなるという問題がある。
従来の水蒸気でプリフォーム内を殺菌する方法によれば、殺菌剤の残留という問題は解消されるが、水蒸気のドレンがプリフォーム内に残留すると容器に成形した際に白化等の発生原因となるので、殺菌後にドレンを除去する工程を設けなければならないとうい問題がある。また、プリフォームの口部に水蒸気が永く掛かると、口部が変形しやすくなり、後に口部に蓋を被せた際に密封性が損なわれる原因となる。さらに、従来提案されていた水蒸気による殺菌では、水蒸気の温度を高くすることができないことから、プリフォーム表面の殺菌が不十分になりやすいという問題があった。
本発明は、このような問題点を解消することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
すなわち、請求項1に係る発明は、プリフォーム(1)の口部(1a)を含む全表面のうち少なくとも内面を無菌のホットエア(H)の吹き付けによって予熱したうえで、少なくともこの内面に、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った150℃〜500℃の大気圧よりも高い圧力の過熱蒸気(S)を吹き付けるプリフォーム殺菌方法を採用する。
請求項2に記載されるように、請求項1に記載のプリフォーム殺菌方法において、上記過熱蒸気(S)は0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水を誘電加熱することによって発生させることができる。
請求項3に記載されるように、請求項1又は請求項2に記載のプリフォーム殺菌方法において、上記プリフォーム(1)の内面の殺菌はプリフォーム(1)の口部(1a)に対峙させたノズル(13a)から過熱蒸気(S)をプリフォーム(1)内へと吹き込むこととし、この過熱蒸気(S)の流量は上記口部(1a)に変形を来さない程度とすることも可能である。
また、請求項4に係る発明は、プリフォーム(1)を連続走行させながら、プリフォーム(1)の少なくとも内面を殺菌し、殺菌したプリフォーム(1)を成形温度まで加熱し、加熱したプリフォーム(1)を同じく連続走行するブロー成形型(19)内でブロー成形して容器(2)を作り、成形した容器(2)に内容物(a)を充填して蓋(4)で密封する内容物充填方法において、上記プリフォーム(1)の殺菌は、プリフォーム(1)の口部(1a)を含む全表面のうち少なくとも内面を無菌のホットエア(H)の吹き付けによって予熱したうえで、少なくともこの内面に0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った150℃〜500℃の大気圧よりも高い圧力の過熱蒸気(S)を吹き付けることによって行う内容物充填方法を採用する。
また、請求項5に係る発明は、プリフォーム(1)が容器(2)に成形され、容器(2)に内容物(a)が充填され、容器(2)が蓋(4)で密封されるまでプリフォーム(1)及び容器(2)を連続走行させる搬送路が設けられ、プリフォーム(1)を予熱する予熱手段と、予熱されたプリフォーム(1)を殺菌する殺菌手段と、殺菌されたプリフォーム(1)をブロー成形に適した加熱状態にするヒータ(17)と、加熱したプリフォーム(1)を容器(2)にブロー成形する成形型(19)と、ブロー成形した容器(2)に内容物(a)を充填するフィラー(42)と、内容物(a)が充填された容器(2)を密封するキャッパ(43)とが上記搬送路に沿って設けられた内容物充填装置であって、上記予熱手段は、80℃〜130℃の無菌のホットエア(H)を作るホットエア発生部と、プリフォーム(1)の口部(1a)を含む全表面のうち少なくとも内面に上記ホットエア(H)を吹き付ける予熱用ノズル(9a)とを具備し、上記殺菌手段は、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水をコイル状導電管内に通しつつ誘電加熱により150℃〜500℃の大気圧よりも高い圧力の過熱蒸気(S)とする過熱蒸気発生部(12)と、プリフォーム(1)の口部(1a)を含む全表面のうち少なくとも内面に上記過熱蒸気(S)を吹き付ける殺菌用ノズル(13a)とを具備した内容物充填装置を採用する。
本発明によれば、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った過熱蒸気(S)の吹き付けによってプリフォーム(1)を殺菌処理するので、薬剤をスプレーして殺菌処理する場合のような薬剤の残留の問題はない。また、過熱蒸気(S)には過酸化水素が混じっているので、プリフォーム1に付着した一般細菌、カビ、酵母類のみならず芽胞菌までも殺菌可能である。さらに、水蒸気のドレンを発生させることなく殺菌することができるので、プリフォーム(1)からドレンを除去する工程が不要になり、それだけ容器(2)の製造速度を向上させることができる。過熱蒸気(S)の温度は150℃〜500℃であるから、プリフォーム(1)に変形を生じることなくプリフォーム(1)の表面のみを短時間で殺菌することが可能である。また、ドレンをプリフォーム(1)内から滴下させたり流下させたりする必要がないので、プリフォーム(1)をその口部(1a)が上向きになった正立状態のままでも殺菌処理することができる。また、殺菌処理後も正立状態のままで搬送しつつ殺菌工程から容器(2)の成形工程へと搬送することができるので、飲料等の内容物(a)の充填を簡易に行うことができる。
また、過熱蒸気(S)による殺菌処理に先立ちプリフォーム(1)をホットエア(H)により予熱し、プリフォーム(1)の表面温度を高めたうえで、過熱蒸気(S)をプリフォーム(1)に吹き付けるので、プリフォーム(1)を迅速かつ適正に加熱殺菌処理することができ、過熱蒸気(S)の吹き付け量も低減することができる。
また、過熱蒸気発生手段として誘電加熱方式を採用することで、通常のヒータによる加熱に比べエネルギー効率が良く、殺菌効率が向上する。
以下に本発明を実施するための形態について説明する。
図1に示すように、プリフォーム1は、試験管状の有底筒状体として形成される。プリフォーム1は、一般にPETを射出成形することによって作られる。プリフォーム1は、後に図4(E)に示すような容器であるボトル2として成形されるが、このボトル2におけると同様な口部1aをその成形当初に付与される。この口部1aの外周面には雄ネジ3がプリフォーム1の成形と同時に形成される。この雄ネジ3は、図4(G)に示すようにボトル2の口部に被せられるキャップ4の雌ネジと螺合可能である。雄ネジ3の下方にはサポートリング5が形成される。
図1に示すように、プリフォーム1の内外面の予熱が、プリフォーム1の口部1aを含むプリフォーム全体の内外面に、無菌のホットエアHを吹き付けることにより行われる。
プリフォーム1に吹き付けるホットエアHの温度は望ましくは80℃〜130℃であり、より望ましくは90℃〜120℃である。80℃〜130℃の温度範囲であれば、プリフォーム1の表面のみを50℃〜70℃に予熱することができる。ホットエアHの温度が80℃未満では、予熱のため長時間の吹き付けが必要となる。また、130℃を超えると、短時間でもプリフォーム1を構成するPET自体が過熱気味となり、プリフォーム1の特に口部1aに変形を生じ易くなる。
なお、プリフォーム1の予熱は、プリフォーム1の内面についてのみ行うことも可能である。
上記無菌のホットエアHは、図1に示すようなホットエア発生部により発生させることができる。
ホットエア発生部には、無菌のホットエアHの供給源として、ブロア6と、除菌フィルタ7と、電熱器8とが設けられる。ブロア6から取り込まれた外気が除菌フィルタ7によって除菌され、電熱器8で所定温度まで加熱された後、無菌の熱風となって配管から各予熱用ノズル9a,9bへと送られる。
なお、ブロア6から除菌フィルタ7に向かうエアには加熱した蒸気を添加することで、このエアを予備加熱するとともに加湿し、電熱器8から出る無菌のホットエアHの熱容量を高めるようにしてもよい。また、除菌フィルタ7は、プレフィルタとULPAフィルタを直列に連結したものであってもよい。プレフィルタを設けることでULPAフィルタの寿命を長くすることが可能である。
符号9aで示す予熱用ノズルは、筒状ノズルとされる。この筒状ノズルはその開口10が垂直下方を向くように配置される。
プリフォーム1は、その口部1aを上にした正立状態で予熱用ノズル9aにおける円形開口10の直下を一方向に搬送される。搬送方式は、プリフォーム1を連続走行させる連続搬送方式であってもよいし、筒状ノズルの開口10の直下で一時停止させる間欠搬送方式であってもよい。プリフォーム1はそのサポートリング5が図示しないクランパにより把持されることにより搬送可能である。
また、図1中、符号9bで示す予熱用ノズルはスリット状ノズルとされる。この予熱用ノズル9bは上記配管の分岐管に接続され、そのスリット11がプリフォーム1の側面に対峙するように配置される。望ましくは、この予熱用ノズル9bは対になってプリフォーム1をその側面から挟むように対向配置され、また、プリフォーム1はその軸芯の回りで回転させられつつ搬送される。プリフォーム1を回転させることなく搬送することも可能であるが、その場合は予熱用ノズル9bが複数対配置される。
図示例では予熱用ノズル9bはスリット状ノズルであるが、上記筒状ノズルの如き円形ノズルをプリフォーム1の側面あるいは底面に多数対向配置してもかまわない。
プリフォーム1の殺菌に際しては、ホットエア発生部から無菌のホットエアHが予熱用ノズル9a、9bへ常時供給され、予熱用ノズル9aの円形の開口10と予熱用ノズル9bのスリット11からプリフォーム1に向かって噴出する。ノズル径、角度、プリフォーム1の軸等は任意であり、上記噴出したホットエアHがプリフォーム1の全内面に接触するように予め設定される。
これにより、予熱用ノズル9aの開口10から噴出したホットエアHはプリフォーム1の口部1aからプリフォーム1内へと入り、プリフォーム1の全内表面に接触し、全内表面を上記所定の温度まで予熱する。
また、予熱用ノズル9bのスリット11から噴出したホットエアHは、軸芯を中心に回転するプリフォーム1の口部1aを含む全外表面に接触し、全外表面を上記所定の温度まで予熱する。
次に、図2に示すように、上記予熱されたプリフォーム1の全表面が殺菌処理される。すなわち、この殺菌処理はプリフォーム1の口部1aを含むプリフォーム1の全体の内外面に、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った150℃〜500℃の大気圧よりも高い圧力の過熱蒸気Sが吹き付けられることにより行われる。
プリフォーム1に吹き付ける過熱蒸気Sの温度は望ましくは150℃〜500℃であり、より望ましくは250℃〜400℃である。150℃〜500℃の温度範囲であれば、プリフォーム1の表面のみ高温に曝すことで、短時間でプリフォーム1の表面に付着した菌を殺菌することができる。過熱蒸気Sの温度が150℃未満では、殺菌のため長時間の吹き付けが必要となって、プリフォーム1を構成するPET自体が高温となり、プリフォーム1の変形が大きくなる。また、500℃を超えると、短時間でもプリフォーム1を構成するPET自体の温度が上がり、プリフォーム1に変形を生じ易くなる。
プリフォーム1に吹き付ける過熱蒸気の圧力は、大気圧よりも高い圧力であり、望ましくは0.1MPaよりも高く0.3MPa未満である。0.1MPaの近傍であれば、過熱蒸気がプリフォームに接して温度が低下しても、結露する可能性は低く、0.3MPaよりも圧力が高いと、プリフォーム1に加熱蒸気Sを吹き付けた際にプリフォーム1の表面で結露する可能性がある。結露が発生すると、後にボトル等にブロー成形した際にボトル2の表面に白化等を生じるおそれがある。
また、過熱蒸気Sをプリフォーム1に吹き付ける時間は、1.0秒〜3.0秒であるのが望ましい。1.0秒未満であると、殺菌不良を生じ易くなり、3.0秒より永いとプリフォーム1の口部1aに変形を生じ易くなる。この過熱蒸気Sの吹き付け時間は、上述のごとく予めプリフォーム1の表面を予熱していることから、予熱を行なわない場合に比べ、 2.0秒〜4.0秒短縮することが可能である。
なお、プリフォーム1の殺菌は、プリフォーム1の内面については必須であるが、外面については後述するブロー成形のための加熱によって行うことも可能であり、あるいは、ブロー成形後に所望の殺菌工程を付加することによって行うことも可能である。
上記過熱蒸気Sは、市販の過熱蒸気発生装置12を使用することにより得ることができる。具体的には、トクデン株式会社製の商品名UPSSである過熱蒸気発生装置を用いることができる。これは、図示しないが、螺旋状に巻回された導電体からなる通水パイプの螺旋の中央に誘導加熱コイルを挿入してなるもので、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水を通水パイプ内に導き、誘導加熱コイルに交流電圧を印加するようになっている。交流電圧をインバータにより周波数変換して通電することも可能である。交流電圧の印加により、誘導加熱コイルが交番磁束を発生し、通水パイプに誘導電流が流れ、通水パイプが発熱する。この通水パイプの発熱によって中を流れる水が加熱されて飽和蒸気となり、さらに過熱蒸気Sとなり、通水パイプ外へ取り出される。
なお、誘導加熱コイルを導電性のチューブとし、これに通水することでさらに加熱効果を高めることも可能である。
上記過熱蒸気発生装置12によれば、過熱蒸気Sとして、圧力が0.1MPa程度で、温度が150℃〜500℃のものを得ることが可能である。上記誘電加熱方式を採用することにより、通電開始から短時間で水を150℃以上の過熱蒸気とすることができる。
図2中、符号13a,13bは殺菌用ノズルを示す。一方の殺菌用ノズル13aは筒状ノズルであり、過熱蒸気発生装置12の通水パイプの終端に接続された導管14の先端から垂下するように取り付けられ、その開口15は垂直下方に向けられる。
予熱されたプリフォーム1は、その口部1aを上にした正立状態で殺菌用ノズル13aの円形開口15の直下を一方向に搬送される。搬送方式は、プリフォーム1を連続走行させる連続搬送方式であってもよいし、殺菌用ノズル13aの開口15の直下で一時停止させる間欠搬送方式であってもよい。プリフォーム1はそのサポートリング5が図示しないクランパにより把持されることにより搬送可能である。
また、図2に示すように、他方の殺菌用ノズル13bはスリット状ノズルである。このスリット状ノズルは上記導管14から分岐する分岐管14aの先端に接続され、そのスリット16がプリフォーム1の側面に対峙するように配置される。望ましくは、殺菌用ノズル13bであるスリット状ノズルは対になってプリフォーム1をその側面から挟むように対向配置され、また、プリフォーム1はその軸芯の回りで回転させられつつ搬送される。プリフォーム1を回転させることなく搬送することも可能であるが、その場合は殺菌用ノズル13bが複数対配置される。
図示例では殺菌用ノズル13bはスリット状ノズルであるが、上記一方の殺菌用ノズル13aの如き円形ノズルをプリフォーム1の側面あるいは底面に多数対向配置してもかまわない。
プリフォーム1の殺菌に際しては、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作られた過熱蒸気S、すなわち過酸化水素と水との混合気である過熱蒸気Sが過熱蒸気発生装置12から殺菌用ノズル13a,13bへ常時供給され、この過熱蒸気Sが一方の殺菌用ノズル13aの円形の開口15と他方の殺菌用ノズル13bのスリット16からプリフォーム1に向かって噴出する。ノズル径、角度、プリフォーム1の軸等は任意であり、上記噴出した過熱蒸気Sがプリフォーム1の全内面に接触するように予め設定される。
これにより、一方の殺菌用ノズル13aの開口15から噴出した過熱蒸気Sはプリフォーム1の口部1aからプリフォーム1内へと入り、プリフォーム1の全内表面に接触し、プリフォーム1の内面に付着した一般細菌、カビ、酵母類を殺菌する。しかも、この過熱蒸気Sには0.5%〜15%濃度の過酸化水素が混じっていることから、芽胞菌も殺菌される。また、この殺菌は過熱蒸気Sをプリフォーム1の内部に向かって短時間吹き込むことで達成可能であるから、プリフォーム1の口部1aにおける内側からの過度な加熱が防止され、従ってプリフォーム1の口部1aの変形が確実に回避される。
また、他方の殺菌用ノズル13bのスリット16から噴出した過熱蒸気Sは、軸芯を中心に回転するプリフォーム1の口部1aを含む全外表面に接触して加熱殺菌する。これにより、プリフォーム1の外面に付着した一般細菌、カビ、酵母類更には芽胞菌が殺菌される。また、この殺菌は過熱蒸気Sをプリフォーム1の外面に向かって短時間吹き付けることで達成可能であるから、プリフォーム1の口部1aにおける外側からの過度な加熱が防止され、従ってプリフォーム1の口部1aの変形が確実に回避される。
上記プリフォーム殺菌方法は、図3乃至図5に示すようにインラインシステムに組み込むことが可能であり、これにより無菌包装体の大量生産が可能になる。
このインラインシステムでは、プリフォーム1が所望の速度で連続的に搬送され、図3及び図4に示す各工程を経て無菌包装体とされる。
まず、図3(A)に示すように、プリフォーム1が正立状態で搬送されつつ、予熱用ノズル9a,9bである筒状ノズルとスリット状ノズルの設置箇所を一定速度で通過する。この通過の際に、上述したように、プリフォーム1内に口部1aから無菌のホットエアHが吹き込まれ、プリフォーム1の外面に無菌のホットエアHが吹き付けられ、プリフォーム1の内外面を含めてプリフォーム1の内外面の全体が短時間内で予熱される。
図示例ではホットエアHの吹き付け時にプリフォーム1は正立状態になっているが、倒立状態であってもかまわない。
続いて、図3(B)に示すように、プリフォーム1が正立状態で搬送されつつ、殺菌用ノズル13a,13bである筒状ノズルとスリット状ノズルの設置箇所を一定速度で通過する。この通過の際に、上述したように、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った過熱蒸気Sがプリフォーム1内に口部1aから吹き込まれ、プリフォーム1の外面に同様な過熱蒸気Sが吹き付けられ、プリフォーム1の内外面を含めてプリフォーム1の内外面の全体が短時間内で殺菌される。
図示例では過熱蒸気Sの吹き付け時にプリフォーム1は正立状態になっているが、倒立状態であってもかまわない。
短時間内の殺菌であるからプリフォーム1の口部1aに変形を来したり、プリフォーム1の樹脂が過度に加熱されたりすることはない。また、蒸気ドレンがプリフォーム1の表面で結露して残留することもないので、後のブロー成形において製造されたボトル2に白化等を来すこともない。
なお、プリフォーム1の内外面は、殺菌用ノズル13a,13bの設置箇所を相互にずらすことにより、時間的にずらして殺菌することも可能である。
図3(C)に示すように、プリフォーム1の搬送路に沿ってヒータ17が壁状に配置され、このヒータ17によってプリフォーム1は走行しながら加熱される。プリフォーム1は、この加熱によって約90℃から約130℃程度まで均一に加熱され、ブロー成形に適した加熱状態とされる。
加熱時には、プリフォーム1は、その口部1aにスピンドル18が挿入されることによって正立状態で吊下げられ、スピンドル18と共に回転することによってヒータ17で均一に加熱される。
加熱によってブロー成形に適した温度状態とされたプリフォーム1は、図4(D)に示すように、ブロー成形に付され、図4(E)に示すように、容器としてのボトル2に成形される。
図4(D)において、ブロー成形型である金型19は、プリフォーム1の走行速度と同じ速度で連続的に走行しつつ、型締め状態とされ、金型19内でプリフォーム1に対するブロー成形が行われた後に型開き状態とされる。
プリフォーム1は、図3(C)に示した加熱工程でその全体の温度が成形に好適な温度域に上昇するようにほぼ均一に加熱されており、その加熱状態のままで、図4(D)に示すように、スピンドル18ごと金型19内に装着される。また、ブローノズル20が金型19の上部及びプリフォーム1の口部1a内のスピンドル18を貫通してプリフォーム1内に挿入される。
金型19が走行する間に、例えば一次ブロー用エアや二次ブロー用エアがブローノズル20からプリフォーム1内に順次吹き込まれること等によって、金型19のキャビティC内でプリフォーム1が最終成形品のボトル2まで膨張する。
このように金型19内でボトル2が成形されると、金型19が走行しつつ型開きし、図4(E)に示すように、ボトル2の完成品が金型19外へ取り出される。
ボトル2は成形後も連続走行しつつ、図4(F)に示すように内容物であるミネラルウォータ、カテキンを含有する茶飲料、炭酸飲料等の内容物aが充填ノズル21からボトル2内に充填され、図4(G)に示すように、蓋であるキャップ4で密封される。
なお、上記ブロー成形の後、ボトル2に対し過酸化水素等の殺菌剤を含む蒸気の噴霧、電子線照射等によってボトル2の外面殺菌を行うことで殺菌効果を高めるようにしてもよい。過酸化水素の噴霧によりボトルの内面を殺菌する場合は、過酸化水素の濃度をできるだけ低くし、ボトル内での過酸化水素の残留を低減する必要がある。
かくて、包装体とされたボトル2は、集積され市場へと搬出される。
上記充填方法を実施するための充填装置は、例えば図5のごとく構成される。
図5に示すように、この充填装置は、口部1aを有する有底筒状のプリフォーム1(図1、図3(A)参照)を所定の間隔で順次供給するプリフォーム供給機22と、ブロー成形機23と、成形されたボトル2に内容物aを充填、密封する充填機24とを備える。
プリフォーム供給機22から充填機24に至る間には、プリフォーム1を第一の搬送路上で搬送するプリフォーム用搬送手段と、ボトル2の完成品形状のキャビティCを有する金型19(図4(D)参照)を上記第一の搬送路に接続される第二の搬送路上で搬送する金型用搬送手段と、金型19で成形されたボトル2を上記第二の搬送路に接続される第三の搬送路上で搬送するボトル用搬送手段とが設けられる。
プリフォーム用搬送手段の第一の搬送路と、金型用搬送手段の第二の搬送路と、ボトル用搬送手段の第三の搬送路は互いに連通し、これらの搬送路上にはプリフォーム1やボトル2を保持しつつ搬送する図示しないグリッパ等が設けられている。
プリフォーム用搬送手段は、その第一の搬送路上に、プリフォーム1を所定の間隔で順次供給するプリフォームコンベア25を備える。また、プリフォームコンベア25の終端からプリフォーム1を受け取って搬送するホイール26,27,28,29の列と、ホイール29からプリフォーム1を受け取って走行させるコンベア30とを具備する。
プリフォーム供給機22におけるプリフォームコンベア25がホイール26に接続される箇所よりもやや上流側には、無菌のホットエアHをプリフォーム1に向かって吹き付ける予熱用ノズル9a,9bが設けられる。これらのノズル9a,9bからプリフォーム1に向かってホットエアHが吹き付けられる(図1、図3(A)参照)。これにより、プリフォーム1の内外面が均等に予熱される。
また、予熱用ノズル9a,9bに下流側から隣り合うように、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った過熱蒸気Sをプリフォーム1に向かって噴射する殺菌用ノズル13a,13bが設けられる。これらのノズル13a,13bから予熱されたプリフォーム1の表面に向かって上記過熱蒸気Sが吹き付けられる(図2、図3(B)参照)。これにより、プリフォーム1の内外面が均等に殺菌される。
なお、予熱用ノズル9a,9b、殺菌用ノズル13a,13bはプリフォーム1がコンベア30に至る前の例えばホイール28,29の外周の定位置に設置することも可能である。
コンベア30は水平方向に長く伸びる無端搬送チェーンを有し、この無端搬送チェーンに沿って加熱部30aが設けられている。無端搬送チェーンには、図3(C)に示すスピンドル18が一定ピッチで多数取り付けられる。各スピンドル18は無端搬送チェーンの走行と共に走行しながら自転可能である。ホイール29側からコンベア30に送られたプリフォーム1には、図3(C)に示すようにスピンドル18がその口部1aから挿入され、スピンドル18に正立状態で保持される。
プリフォーム1は、プリフォームコンベア25、ホイール26,27,28,29の列を経てコンベア30に受け取られ、加熱部30a内をこのコンベア30によって往復移動する。加熱部30aの内壁面には、ヒータ17(図3(C)参照)が張り巡らされており、コンベア30によって搬送されるプリフォーム1がこのヒータ17によって加熱される。プリフォーム1はコンベア30上を走行中スピンドル18の回転と共に自転し、ヒータ17によって均一に加熱される。
ブロー成形機23は、上記プリフォーム供給機22の加熱部30aで加熱されたプリフォーム1を受け取ってボトル2に加熱成形する金型19及びブローノズル20(図4(D)参照)を複数セット備える。
ブロー成形機23内には、上記金型用搬送手段の第二の搬送路が通っている。この第二の搬送路は、ホイール31,32,33,28,34の列によって構成される。なお、このホイール31,32,33,28,34の列と上記プリフォーム用搬送手段のホイール26,27,28,29の列との間ではホイール28が共用される。
金型19及びブローノズル20は、ホイール32の回りに複数個配置され、ホイール32の回転とともにホイール32の回りを一定速度で旋回する。
ホイール31の図示しないグリッパがプリフォーム供給機22の加熱部30aで加熱されたプリフォーム1をスピンドル18ごと受け取ってホイール32の回りの金型19に受け渡すと、二つ割りの金型19が閉じてプリフォーム1を図4(D)のごとく把持する。金型19内のプリフォーム1はホイール32の回りを金型19及びブローノズル20と共に旋回しながら、ブローノズル20からブロー成形用の高圧エアでブローされることによりボトル2の完成品に成形される。プリフォーム1は、図3(C)に示したように、上記ヒータ17によって所定の温度まで均一に加熱されていることから、円滑にブロー成形される。
金型19のキャビティC内にプリフォーム1が密着しボトル2が形成されると、この金型19はホイール33に接したところで型開きし、ボトル2及びスピンドル18を解放する。そして、ボトル2がスピンドル18からホイール33の図示しないグリッパによって受け取られる。
一方、ボトル2を解放したスピンドル18は、ホイール31を経て上記コンベア30へと復帰し、引き続き他のプリフォーム1を保持して搬送する。
ブロー成形機23から出てホイール33に至ったボトル2は、ホイール33の外周に配置された検査装置35によって成形不良等について検査される。
検査装置35は、図示しないが、ボトル2の胴部の良否を判別するボトル胴部検査手段と、ボトル2のサポートリング5(図1参照)の良否を判別するサポートリング検査手段と、ボトル2の首部天面の良否を判別するボトル首部天面検査手段と、ボトル2の底部の良否を判別するボトル底部検査手段とを具備する。
ボトル胴部検査手段、サポートリング検査手段、及びボトル首部天面検査手段は、ホイール33の外周に沿うように配置される。
ボトル胴部検査手段、サポートリング検査手段、ボトル首部天面検査手段は、図示しないが、各々ランプとカメラでボトル2の所定箇所を撮像し、画像処理装置によって処理し、形状、傷、異物、変色等について異常があるかないかについて判別する。
なお、検査装置35は必要に応じて設置される。また、ボトル胴部検査手段、サポートリング検査手段、及びボトル首部天面検査手段は必要に応じて取捨選択される。
検査されたボトル2は、不合格の場合は図示しない排斥装置によって搬送路から排除され、合格品のみホイール33からホイール28を経てホイール34へと搬送される。
なお、上記ブロー成形後のボトル2に対し過酸化水素等の殺菌剤を含む蒸気の噴霧、電子線照射等をしてボトル2の外面殺菌を付加したり、ボトル2の内面の殺菌効果を高めたりしてもよい。例えばホイール28又は34に殺菌剤含有蒸気噴霧装置や電子線照射装置のような殺菌手段を設けてもよい。
充填機24は、上記ボトル用搬送手段の第三の搬送路をその内部に有する。この第三の搬送路は、ホイール36,37,38,39,40,41の列を有する。
充填機24内には、ボトル2に飲料aを充填するためのフィラー42が設けられ、飲料aが充填されたボトル2にキャップ4(図4(G)参照)を取り付けて密封するためのキャッパ43が設けられる。
なお、フィラー42及びキャッパ43は公知の装置と同様で良いため、説明を省略する。
また、この充填装置はチャンバー44で囲まれており、チャンバー44内は無菌ゾーンとグレーゾーンに仕切られている。そして、プリフォーム供給機22及びブロー成形機23はグレーゾーンに、充填機24は無菌ゾーンにそれぞれ配置されている。
グレーゾーンにはHEPAで無菌化されたエアが常時吹き込まれ、これにより、成形時に殺菌されたボトル2が微生物に二次汚染されることなく無菌ゾーンへと搬送される。
次に、図2乃至図4を参照して充填装置の動作を説明する。
まず、プリフォームコンベア25、ホイール26,27,28,29の列によってプリフォーム1が加熱部30aへと搬送される。
加熱部30aに入る前に、図1に示す予熱用ノズル9a,9bから、プリフォーム1の内外面に向かって無菌のホットエアHが吹き付けられる(図3(A)参照)。これにより、プリフォーム1の全表面が予熱されて所定温度まで温められる。
続いて、殺菌用ノズル13a,13bから、プリフォーム1の内外面に向かって0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った過熱蒸気Sが吹き付けられる(図3(B)参照)。これにより、プリフォーム1の全表面が加熱と過酸化水素とによって殺菌される。
加熱部30aにおいてプリフォーム1は、コンベア30によって搬送されつつ、全体の温度が成形に好適な温度域まで均一に加熱される(図3(C)参照)。
加熱部30aで加熱されたプリフォーム1は、ホイール32の外周を通過する際に金型19により抱持され、ブローノズル20からの高圧エアの吹き込みによってキャビティC内でボトル2の完成品まで膨張する(図4(D)参照)。
成形されたボトル2(図4(E)参照)は、金型19の型開き後にホイール33のグリッパによって金型19外に取り出され、検査装置35によって成形不良等の有無について検査される。
その後、ボトル2はホイール28、34を経てホイール36,37,38,39,40,41の列へと受け渡されつつ充填機24内を走行する。
充填機24においてボトル2には、図4(F)のごとく滅菌処理された飲料aがフィラー42の充填ノズル21により充填される。飲料aが充填されたボトル2は、滅菌処理済のキャップ4がキャッパ43により口部1aに被せられて密封され(図4(G)参照)、チャンバー44の出口から排出される。
上述したようにフィラー42及びキャッパ43は公知の装置であるため、ボトル2への飲料の充填方法及びボトル2の密封方法の説明は省略する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく種々の形態にて実施可能である。例えば、本発明が適用される容器はPETボトルに限定されず、種々の樹脂製容器に適用することができる。容器の成形はインジェクションブローに限定されず、ダイレクトブロー等各種のブロー成形によって成形可能である。また、プリフォームや容器を搬送する搬送手段は、図4に示したホイール搬送装置に限定されない。容器が成形された順に所定の搬送速度で搬送可能な種々の搬送装置、例えばベルト搬送装置、バケット搬送装置、エア搬送装置を使用することもできる。
3.0%濃度の過酸化水素を混ぜた水からなる過熱水蒸気を誘電加熱方式による過熱蒸気発生装置により水を加熱して発生させた流量0.7g/秒の過熱蒸気を内径8mmφのノズルから、吹き出し温度300℃で、500mL(ミリリットル)PETボトル用プリフォーム及び2L(リットル)PETボトル用プリフォームの各内面に向かって下記の時間噴射した。
この過熱水蒸気の噴射による殺菌効果は、内面に植菌した指標菌で確認したところ表1に示す通りであった。
なお、表1中、「B.sub」は、Bacillus subtilisの略語であり、「A.niger」は、Aspergillus nigerの略語である。「D」は殺菌効果を示すD値である。また、予熱温度は、プリフォーム内面の温度である。
表1から明らかなように、B.subに対して6.0D以上の殺菌効果を得ようとした場合、PETボトルのプリフォームを予熱した場合は、予熱しない場合よりも過熱蒸気の吹き付け時間を1/5程度に短縮することができた。また、芽胞菌の滅菌も可能であった。
1…プリフォーム
1a…口部
2…容器
4…蓋
9a…予熱用ノズル
12…過熱蒸気発生部
13a…殺菌用ノズル
17…ヒータ
19…ブロー成形型
42…フィラー
43…キャッパ
H…ホットエア
S…過熱蒸気
a…内容物
1a…口部
2…容器
4…蓋
9a…予熱用ノズル
12…過熱蒸気発生部
13a…殺菌用ノズル
17…ヒータ
19…ブロー成形型
42…フィラー
43…キャッパ
H…ホットエア
S…過熱蒸気
a…内容物
Claims (5)
- プリフォームの口部を含む全表面のうち少なくとも内面を無菌のホットエアの吹き付けによって予熱したうえで、少なくともこの内面に、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った150℃〜500℃の大気圧よりも高い圧力の過熱蒸気を吹き付けることを特徴とするプリフォーム殺菌方法。
- 請求項1に記載のプリフォーム殺菌方法において、上記過熱蒸気は0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水を誘電加熱することによって発生させることを特徴とするプリフォーム殺菌方法。
- 請求項1又は請求項2に記載のプリフォーム殺菌方法において、上記プリフォームの内面の殺菌はプリフォームの口部に対峙させたノズルから過熱蒸気をプリフォーム内へと吹き込むこととし、この過熱蒸気の流量は上記口部に変形を来さない程度とすることを特徴とするプリフォーム殺菌方法。
- プリフォームを連続走行させながら、プリフォームの少なくとも内面を殺菌し、殺菌したプリフォームを成形温度まで加熱し、加熱したプリフォームを同じく連続走行するブロー成形型内でブロー成形して容器を作り、成形した容器に内容物を充填して蓋で密封する内容物充填方法において、上記プリフォームの殺菌は、プリフォームの口部を含む全表面のうち少なくとも内面を無菌のホットエアの吹き付けによって予熱したうえで、少なくともこの内面に0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水から作った150℃〜500℃の大気圧よりも高い圧力の過熱蒸気を吹き付けることによって行うことを特徴とする内容物充填方法。
- プリフォームが容器に成形され、容器に内容物が充填され、容器が蓋で密封されるまでプリフォーム及び容器を連続走行させる搬送路が設けられ、プリフォームを予熱する予熱手段と、予熱されたプリフォームを殺菌する殺菌手段と、殺菌されたプリフォームをブロー成形に適した加熱状態にするヒータと、加熱したプリフォームを容器にブロー成形する成形型と、ブロー成形した容器に内容物を充填するフィラーと、内容物が充填された容器を密封するキャッパとが上記搬送路に沿って設けられた内容物充填装置であって、上記予熱手段は、80℃〜130℃の無菌のホットエアを作るホットエア発生部と、プリフォームの口部を含む全表面のうち少なくとも内面に上記ホットエアを吹き付ける予熱用ノズルとを具備し、上記殺菌手段は、0.5%〜15%濃度の過酸化水素を混ぜた水をコイル状導電管内に通しつつ誘電加熱により150℃〜500℃の大気圧よりも高い圧力の過熱蒸気とする過熱蒸気発生部と、プリフォームの口部を含む全表面のうち少なくとも内面に上記過熱蒸気を吹き付ける殺菌用ノズルとを具備したことを特徴とする内容物充填装置。
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