JP6123874B2 - 飲料充填方法及び装置 - Google Patents
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Description
また、一実施形態に係る本発明は、プリフォーム(1)を連続走行させながら、プリフォーム(1)を予備殺菌温度まで予熱し、予熱したプリフォーム(1)に過酸化水素ミスト(K)又はガスを吹き付けてプリフォーム(1)を予備殺菌し、さらにプリフォーム(1)を成形温度まで加熱し、成形温度に達したプリフォーム(1)を同じく連続走行するブロー成形型(4)内で容器(2)に成形し、ブロー成形型(4)から容器(2)を取り出して連続走行させながら容器(2)を本殺菌し、本殺菌後の容器(2)に飲料(a)を充填して蓋(3)で密封する飲料充填方法であって、上記プリフォーム(1)の予熱と、予備殺菌と、成形温度までの加熱とを加熱炉(50)内で行う飲料充填方法を採用する。
また、一実施形態に係る本発明は、プリフォーム(1)が容器(2)に成形され、容器(2)に飲料(a)が充填され、容器(2)が蓋(3)で密封されるまでプリフォーム(1)及び容器(2)を連続走行させる搬送路が設けられ、プリフォーム(1)を成形温度まで加熱する加熱炉(50)と、成形温度まで加熱されたプリフォーム(1)を容器(2)にブロー成形する成形型(4)と、ブロー成形した容器(2)を本殺菌する本殺菌手段(6,46)と、本殺菌された容器(2)に飲料(a)を充填するフィラー(39)と、飲料(a)が充填された容器(2)を密封するキャッパー(40)とが上記搬送路に沿って設けられ、上記加熱炉(50)内におけるプリフォーム(1)の搬送路(19)の略中間位置には、プリフォーム(1)に過酸化水素ミスト(K)又はガスを吹き付ける過酸化水素供給手段(43a)が設けられることにより、上記加熱炉(50)内の搬送路の前半でプリフォーム(1)が予熱されたうえで予備殺菌され、後半でプリフォーム(1)が成形温度まで加熱されるようにした飲料充填装置を採用する。
この実施の形態1におけるインラインシステムによれば、最終製品として図3(I)に示す包装体を製造することができる。
菌効果を得ることができない。また、この付着量が0.05μL/cm2よりも多いと、
後に図2(D)に示すようにブロー成形した場合に、ボトル2に白化、斑点、皺、変形の成形不良が発生しやすくなる。
トル2内に吹き込まれることによって行われ、この無菌エアNの流れによってボトル2内から異物、過酸化水素等が除去される。その際、ボトル2は正立状態とされる。
口部2aから無菌エアNをボトル1内に吹き込むようにすることで、ボトル2内の異物等を口部2aからボトル外に落下させることができる。あるいは、図3(G1)のエアリン
ス工程に続いて図3(G2)の工程を、無菌エアNを吹き込むことなく行うようにしても
よい。
1)過酸化水素ミストMを使用する場合:従来の本殺菌のみを行ってボトル2を滅菌するためには、ボトル2に50μL/500mLボトル〜100μL/500mLボトルの量の過酸化水素を付着させる必要があったが、本発明のようにプリフォーム1の予備加熱を伴う予備殺菌を行った場合は、10μL/500mLボトル〜50μL/500mLボトルの量の過酸化水素ミストMを付着させることで商業的無菌充填が可能となった。
2)過酸化水素ガスGを使用する場合:従来の本殺菌のみを行ってボトル2を滅菌するためには、ガス濃度が5mg/L〜10mg/Lの過酸化水素ガスGをボトル2に吹き付ける必要があったが、本発明のようにプリフォーム1の予備加熱を伴う予備殺菌を行った場合は、ガス濃度が1mg/L〜5mg/Lの過酸化水素ガスGを吹き付けることで商業的無菌充填が可能となった。
る。このノズル45からボトル2内に無菌エアNが吹き込まれ、ボトル2内から異物や残留した過酸化水素が除去される。
実施の形態1ではプリフォーム1の予熱(図1(A)参照)を加熱炉50内で行ったが、この実施の形態2では図7(A)に示すプリフォーム1の予備殺菌温度までの予熱と図7(B)に示す予備殺菌とを、プリフォーム1が加熱炉50内に導入される手前で行っている。
2…ボトル
3…キャップ
4…金型
6…本殺菌用のノズル
19…無端チェーン
39…フィラー
40…キャッパー
43a…スピンドルの貫通穴
45…エアリンス用のノズル
46…温水リンス用のノズル
50…加熱炉
81…予備殺菌用のノズル
a…飲料
G…過酸化水素のガス
H…無菌温水
M…過酸化水素のミスト
K…過酸化水素のミスト
N…無菌エア
Claims (2)
- プリフォームを連続走行させながら、プリフォームを予備殺菌温度まで予熱し、予熱したプリフォームを予備殺菌し、さらにプリフォームを成形温度まで加熱し、成形温度に達したプリフォームを同じく連続走行するブロー成形型内で容器に成形し、ブロー成形型から容器を取り出して連続走行させながら容器を本殺菌し、本殺菌後の容器に飲料を充填して蓋で密封する飲料充填方法であって、上記プリフォームの予熱と、予備殺菌と、成形温度までの加熱とを加熱炉内で行う飲料充填方法において、
上記本殺菌を、プリフォームでの加熱による熱が残留した容器に、過酸化水素のミスト又はガスを吹き付けることによって行い、続いて容器を倒立状態にして下向きになった口部から無菌エアを容器内に吹き込むことによりエアリンスすることを特徴とする飲料充填方法。 - プリフォームが容器に成形され、容器に飲料が充填され、容器が蓋で密封されるまでプリフォーム及び容器を連続走行させる搬送路が設けられ、プリフォームを成形温度まで加熱する加熱炉と、成形温度まで加熱されたプリフォームを容器にブロー成形する成形型と、ブロー成形した容器を本殺菌する本殺菌手段と、本殺菌された容器に飲料を充填するフィラーと、飲料が充填された容器を密封するキャッパーとが上記搬送路に沿って設けられ、上記加熱炉内の搬送路の略中間位置には、予熱されたプリフォームを予備殺菌する手段が設けられることにより、上記加熱炉内の搬送路の前半でプリフォームが予熱されたうえで予備殺菌され、後半でプリフォームが成形温度まで加熱されるようにした飲料充填装置において、
上記本殺菌手段が、プリフォームでの加熱による熱が残留した容器に過酸化水素の凝結ミスト又はガスを吹き付ける殺菌用ノズルと、過酸化水素の凝結ミスト又はガスが吹き付けられた容器を倒立状態にして下向きになった口部から無菌エアを吹き付けてエアリンスするエアリンス用ノズルとを含んでいることを特徴とする飲料充填装置。
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- 2015-11-26 JP JP2015230660A patent/JP6123874B2/ja active Active
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