JP5961078B2 - 釣用プライヤ - Google Patents
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以下、図1ないし図15に基づいて、本発明の一実施形態に係る釣用プライヤ1を説明する。図1ないし図5に示すように、釣用プライヤ1は、使用者に把持される一対の把持体を有する把持部2と、一対の挟持体を有する挟持部3とを備えている。また、釣用プライヤ1は、把持体の接近・離間操作に基づいて、挟持体が接近・離間操作される中心となる枢軸部4を備えている。さらに、釣用プライヤ1は、把持体どうしを離間する方向に付勢するバネ体5(特に図5参照)を備えている。
把持部2は使用者の親指側で支持されて所定の長さを有する一方把持体6と、親指以外の他の指で支持される他方把持体7とを備えている。図2および図5に示すように、一方把持体6は、グリップ心材8と、グリップ心材8を覆うグリップカバー9とを備える。
図8および図9に示すように、グリップカバー9は二つ割りの構成であり、前後(表側および裏側)で略対称形状の第一カバー体14および第二カバー体15から構成されている。これら第一カバー体14および第二カバー体15は、グリップ心材8の前端部を除く領域を覆うよう、互いに左右方向で組み付けられる。なお、グリップカバー9は硬質の合成樹脂から形成されている。
図10および図11に示すように、他方把持体7は、一体物として形成されている。この他方把持体7は、硬質の合成樹脂から形成されている。また他方把持体7は、一方把持体6に比べて長手方向に充分短く形成されている。具体的には、他方把持体7は、一方把持体6に比べて長手方向の長さが半分より短く設定されている。また、他方把持体7は、グリップカバー9に比べて左右方向の厚みを薄く形成されている(図4参照)。
図1ないし図5に示すように、挟持部3は、一方挟持体12および他方挟持体36を備える。一方挟持体12および他方挟持体36は、金属製であって、互いに略対称形状である。挟持部3における把持部2側の厚みは、把持部2における挟持部3側の端部の厚みと略一致されたままで、前方に延長されている。また、挟持部3の厚みは、把持部2の厚み範囲内にあるよう設定されている(特に、図4参照)。
図5、図12に示すように、一方挟持体12は、長手方向途中部分に、他方挟持体36と交差(嵌合)する一方交差凹部43が形成されている。一方交差凹部43は、裏面12a側から表面12b側に向けて窪むことで形成されている。一方交差凹部43には、後に詳述する枢軸部4の第二枢軸体44が挿入される一方回動中心孔45を備えている。一方交差凹部43の後方側に前記一方基部13が延長して形成されている。一方基部13の後側部に、一方有孔部46が形成されている。一方有孔部46の後側端部には、グリップ心材8の連結孔18に対応する(連通する)一方取付孔47が形成されている。
図5および図13に示すように、他方挟持体36は、長手方向途中部分に、一方挟持体12と交差する他方交差凹部50が形成されている。他方交差凹部50は、表面36a側から裏面36b側に向けて窪むことで形成されている。他方交差凹部50には、後に詳述する枢軸部4の第二枢軸体44が挿入される他方回動中心孔51を備えている。他方交差凹部50の後方側に前記他方基部37が延長して形成されている。他方基部37の後側部に、他方有孔部52が形成されている。他方有孔部52の後側端部には、他方把持体7の連結孔19に対応する(連通する)他方取付孔53が形成されている。
図5および図14に示すように、枢軸部4は、第一枢軸体20および第二枢軸体44を備えている。第一枢軸体20は、第一枢軸ナット58および第一枢軸ナット58に軸方向で螺合する第一ねじ59を備える。第二枢軸体44は第二枢軸ナット60および第二枢軸ナット60に螺合する第二ねじ61を備える。枢軸部4は、挟持部3の厚み範囲内にあるよう設定されている。
第一枢軸体20および第二枢軸体44を設けて、第一枢軸体20回りに把持部2が回動可能に支持されている。第二枢軸体44回りに挟持部3が回動可能に支持されている。第一枢軸体20および第二枢軸体44が前後方向に離間して配置されている。そして、一方挟持体12および他方挟持体36では、一方交差凹部43および他方交差凹部50どうしが嵌合して、X字状に交差するよう構成されている。この構成により、把持部2において一方把持体6と他方把持体7を接近させる力が、挟持部3における一方挟持体12と他方挟持体36とで挟持する力として増大される機構(倍力機構)となっている。
図5に示すように、グリップ心材8および一方挟持体12は、一方枢軸体63によって連結されている。一方枢軸体63は、一方枢軸ナット64および一方枢軸ナット64に螺合する一方ねじ65を備えている。一方枢軸ナット64は、グリップ心材8の連結孔18と、一方挟持体12の一方基部13の一方取付孔47に側方から挿入され、一方ねじ65は反対側の側方から一方枢軸ナット64に螺合されている。
図5および図15に示すように、他方把持体7および他方挟持体36は、他方枢軸体66によって連結されている。他方枢軸体66は、他方枢軸ナット67および他方枢軸ナット67に螺合する他方ねじ68を備えている。他方枢軸ナット67は、他方把持体7の連結孔19と、他方挟持体36の他方基部37の他方取付孔53に側方から挿入され、他方ねじ68は反対側の側方から他方枢軸ナット67に螺合されている。
図5および図15に示すように、一方把持体6は、第一カバー体14の第一装着溝26、および第二カバー体15の第二装着溝27をグリップ心材8に側方から嵌合するようにして、嵌合溝28と嵌合突起29とが嵌合させられる。また、第一カバー体14および第二カバー体15の固定突起30が、グリップ心材8の固定孔16に嵌合させられる。さらに、第一カバー体14および第二カバー体15の挿通突起32がグリップ心材8の保持孔17に嵌合させられる。固定突起30に固定ピン31が嵌合される。これにより、グリップ心材8が第一カバー体14および第二カバー体15で覆われた状態が保持され、一方把持体6が構成される。
Claims (5)
- 使用者に把持される把持部と、該把持部に枢軸部を介して取付けられた挟持部とを備え、前記枢軸部回りの前記把持部の接近・離間操作に基づいて、前記挟持部が接近・離間操作される釣用プライヤであって、
前記把持部は使用者の親指側で支持されて所定の長さを有する一方把持体と、親指以外の他の指で支持される他方把持体とを備え、前記挟持部は前記一方把持体に従動する一方挟持体と、前記他方把持体に従動する他方挟持体とを備え、
前記他方把持体は、他の指のうち少なくとも一本の指で支持されることを可能とし、しかも前記一方把持体に比べて枢軸部からの距離が短く形成されていることを特徴とする釣用プライヤ。 - 前記他方把持体の長さは、一方把持体の長さに比べて半分よりも短く設定されている請求項1記載の釣用プライヤ。
- 前記他方把持体の長手方向に、前記他の指のうち主として人差指および中指を掛ける二つの把持凹部が隣り合うよう形成されている請求項1または請求項2記載の釣用プライヤ。
- 前記他方把持体において長手方向に直交する方向の厚みは、長手方向で一方把持体の厚みに比べて小さく、しかも挟持部側の端部で一方把持体の厚みに略一致され、挟持部における把持部側の厚みが、把持部における挟持部側の端部の厚みと略一致したまま、挟持部が延長されている請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の釣用プライヤ。
- 枢軸部は、挟持部の厚み範囲内にあるよう設定され、挟持部の厚みは把持部の厚み範囲内にあるよう設定されている請求項4記載の釣用プライヤ。
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