JP5960880B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関する。
遊技機(パチンコ遊技機)の一種では、遊技球が始動口に入賞したことに応じて大当たり抽選(当たり判定)を行い、大当たり抽選に当選した場合、大入賞口を開放して特別遊技を行う。遊技者は、特別遊技において大入賞口に遊技球を入賞させることで多数の賞球を得ることができる。
始動口として、常に遊技球が入賞可能な始動口と、閉状態と開状態とに状態が可変する可変始動口とが設けられることも多い。可変始動口が開状態であるとき、遊技球が可変始動口に入賞容易であり、可変始動口が閉状態であるとき、遊技球が可変始動口に入賞困難である。可変始動口を有する遊技機では、所定条件の成立に基づいて(例えば遊技球がゲートを通過したときに)補助遊技判定が行われ、補助遊技判定にて補助遊技を実行すると判定された場合に可変始動口が開状態とされる(例えば特許文献1参照)。
特開2011−212294号公報
補助遊技に関連して特徴的な演出を行うようにすれば、遊技者に新たな楽しみを与えることができ(遊技の単調化が軽減され)、遊技の興趣が向上すると思われる。
そこで本発明は、遊技の興趣向上に寄与する遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係る遊技機は、遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、閉状態と該閉状態より遊技球が入球容易な開状態とに変化可能な可変始動口と、前記遊技領域に設けられた、遊技球が入球可能な始動口と、前記可変始動口又は前記始動口への遊技球の入球に基づいて、所定の特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う特別遊技判定手段と、特別図柄を特別図柄表示手段にて変動表示させてから停止表示させることにより前記特別遊技判定の結果を表示する特別図柄表示制御手段と、前記可変始動口へ遊技球が入球した場合、前記特別遊技判定の権利を保留する保留記憶手段と、所定条件の成立に基づき、前記可変始動口を前記開状態にする補助遊技を行うか否かの補助遊技判定を行う補助遊技判定手段と、前記補助遊技判定において前記補助遊技を行うと判定された場合に前記補助遊技を実行する補助遊技実行手段と、前記補助遊技の実行中に所定の第1特定演出を行う特定演出手段を有する演出実行手段と、を備え、前記特定演出手段は、前記補助遊技の実行中の前記可変始動口への入球に基づき最後に保留された前記特別遊技判定の権利に対する前記特別図柄の停止前において、再び前記補助遊技が実行される場合、再度の補助遊技の実行中に前記第1特定演出と異なる所定の第2特定演出を行い、前記演出実行手段は、前記始動口への入球に基づく前記特別遊技判定にて前記特別遊技を行うと判定されている場合において前記補助遊技が実行される際、前記特定演出手段による前記第1特定演出の実行を制限する制限手段を更に有することを特徴とする。
本発明によれば、遊技の興趣向上に寄与する遊技機を提供することが可能である。
本発明の実施形態に係る遊技機の正面図である。 図1の遊技機における情報表示部の概略拡大図である。 図1の遊技機の背面斜視図である。 本発明の実施形態に係る遊技機の、制御に関わる部分のブロック図である。 遊技機の主制御部におけるカウンタ記憶領域の説明図である。 遊技機の主制御部における特図判定用情報記憶領域の説明図である。 遊技機の主制御部における普図判定用情報記憶領域の説明図である。 遊技機の主制御部における特図当たり判定テーブルの説明図である。 遊技機の主制御部における特図図柄判定テーブルの説明図である。 遊技機の主制御部における特図変動パターンテーブルの説明図である。 遊技機の主制御部における特図判定結果記憶領域の説明図である。 遊技機の主制御部における普図当たり判定テーブルの説明図である。 遊技機の主制御部における普図図柄判定テーブルの説明図である。 遊技機の主制御部における普図変動パターンテーブルの説明図である。 遊技機の主制御部における普図判定結果記憶領域の説明図である。 遊技機の主制御部における大入賞口開放パターンテーブルの説明図である。 遊技機の主制御部における事前判定情報記憶領域の説明図である。 演出制御部の内部ブロック図を含む、遊技機の一部ブロック図である。 遊技機の演出制御部における特図変動演出パターンテーブルの説明図である。 遊技機の演出制御部における事前判定情報記憶領域の説明図である。 遊技機の演出制御部における演出モードテーブルの説明図である。 遊技機の主制御部にて実行される処理の一部を列記した図である。 遊技機の演出制御部にて実行される処理の一部を列記した図である。 複数の電チュー開放パターンを定義する電チュー開放パターンテーブルの説明図である。 複数の電チュー開放パターンを示す図である。 電チューの開放/閉鎖タイミングと複数の演出の実行タイミングを示す図である(第1ケース)。 画像表示部における基本的な表示内容の説明図である。 画像表示部を利用した普図演出(EA1)の説明図である。 画像表示部を利用したロング開放予告演出(EA2)及びロング開放中演出(EA3)の説明図である。 画像表示部を利用したゾーン演出の説明図である。 画像表示部を利用した普図演出(EA4)の説明図である。 画像表示部を利用したロング開放予告演出(EA5)及びロング開放中演出(EA6)の説明図である。 電チューの開放/閉鎖タイミングと複数の演出の実行タイミングを示す図である(第2ケース)。 遊技機の主制御部によるタイマ割込処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による始動口スイッチ処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部によるゲートスイッチ処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による事前判定処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による特別図柄処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による大当たり抽選処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による特図変動パターン判定処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による停止中処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による大入賞口処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部によるオープニング処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による開放中処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部によるインターバル処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部によるエンディング処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による遊技状態設定処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による普通図柄処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による普図判定処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による普図変動処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による普図停止処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の主制御部による電チュー処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の演出制御部による演出タイマ割込処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の演出制御部によるコマンド受信処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の演出制御部による特図演出開始処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の演出制御部による特図演出終了処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の演出制御部による普図演出処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の演出制御部による補助遊技演出処理の内容を示すフローチャートである。 遊技機の演出制御部によるゾーン演出実行処理の内容を示すフローチャートである。 本実施形態の第10応用技術に係り、電チューの開放/閉鎖タイミングと複数の演出の実行タイミングを示す図である。 本実施形態の第10応用技術に係り、電チューの開放/閉鎖タイミングと複数の演出の実行タイミングを示す図である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、状態量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、状態量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。例えば、“第1始動口”に対して符号105を割り当てた場合、“第1始動口”を、“第1始動口105”と表記することもあるし、単に“始動口105”と表記することもある。
本発明に係る遊技機の好適な実施形態を詳細に説明する。以下に示す実施形態は、本発明に係る遊技機を、旧第一種に属する遊技機(所謂デジパチ)に適用した例である。
<<遊技機の基本構成>>
まず、本発明の実施形態に係る遊技機の基本構成について説明する。図1は、本実施形態に係る遊技機100の正面図である。遊技機100は、パチンコ遊技機であって、遊技盤101を含む、図1に示された各構成部材を備える。遊技盤101の下部位置には、遊技球を発射するための発射部が配置されている(発射部の詳細構造は図示せず)。尚、上下左右とは、特に記述無き限り、遊技盤101に正対する遊技者から見た上下左右を指す。
遊技機100において、発射部の駆動により上方に発射された遊技球は、レール102a及び102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下するようになっている。遊技領域103には、複数の釘(不図示)が設けられており、この釘によって遊技球は不特定な方向に向けて落下する。遊技盤101の前方(遊技者側)において遊技領域103を視認可能に覆うガラス板(不図示)が枠部材113に固定されている。また、遊技盤101において、遊技領域103における遊技球の落下経路には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、第1始動口105、第2始動口106、電動チューリップ107、ゲート108、大入賞口109及び普通入賞口110が設置される。
遊技盤101の略中央部分には、液晶ディスプレイパネル等から成る画像表示部104が配置される。画像表示部104は各種の演出画像を表示する。例えば、画像表示部104は、大当たり抽選の抽選結果を表すための特別図柄に対応して設けられた装飾図柄を表示すると共に、遊技機100が大当たり抽選の抽選結果を示すまでに行う演出に関する画像を表示する。画像表示部104は、普通図柄抽選の抽選結果を表すための図柄(普通装飾図柄)などをも表示して良い。
画像表示部104の下方には、第1始動口105及び第2始動口106が設置される。始動口105及び106は、遊技球が通過可能(入賞可能)な始動領域を形成する。遊技球が始動口105又は106を通過することによって、即ち始動口105又は106に遊技球が入賞することによって、大当たり抽選を受けるための権利が取得される。また、遊技機100は、始動口105又は106に入賞した遊技球を検出すると、所定個数(例えば3個)の遊技球を払い出す。払い出される遊技球を賞球とも呼ぶ。
第2始動口106の近傍に、電動チューリップ107が設けられる。電動チューリップ107は、遊技球を第2始動口106へ入賞し難くさせる閉状態(閉口した状態)と、閉状態よりも遊技球を第2始動口106へ入賞しやすくさせる開状態(開放した状態)の内の、どちらかの状態をとる。これらの状態の切り替えは、電動チューリップ107が備えるソレノイドによって行われる。電動チューリップ107が開状態となることを、電動チューリップ107の開放とも言う。電動チューリップ107は、画像表示部104の右側に配置されたゲート108を遊技球が通過したことにより行われる普通図柄抽選の抽選結果に基づいて開放される。ゲート108も、始動口105及び106と同様、遊技球が通過可能(入賞可能)な始動領域を形成する。
第2始動口106の右側には大入賞口109が設けられる。大入賞口109も、電動チューリップ107のように開閉動作が可能となっている。大入賞口109が開放されている状態においてのみ、遊技球は大入賞口109へ入賞することができる。大入賞口109は、通常、閉鎖されており、大当たり抽選にて大当たりに当選した場合に、所定条件(例えば、29.5秒経過又は遊技球9個の入賞)を満たすまで開状態となるラウンドを所定回数(例えば16回)だけ繰り返す。遊技機100は、大入賞口109に入賞した遊技球を検出すると、所定個数(例えば10個)の賞球を払い出す。
画像表示部104の側方や下方などには、1以上の普通入賞口110が設置される。遊技機100は、普通入賞口110への入賞を検出した場合には所定個数(例えば8個)の賞球を払い出す。尚、第1始動口105、第2始動口106、ゲート108、大入賞口109、普通入賞口110は、図1に示した位置に限らず遊技領域103内の任意の位置に配置されて良い。但し、本実施形態の遊技盤101には第1及び第2ゲート108が設けられていて、第1ゲート108は画像表示部104の左側に配置され、第2ゲート108は画像表示部104の右側に配置されている。遊技球は、左打ちが行われているときに第1ゲート108を通過可能であり、右打ちが行われているときに第2ゲート108を通過可能である。左打ちとは、遊技領域103の内、遊技領域103を左右に分断する中心線の左側の遊技領域に遊技球が打ち出されることを指す。これに対し、右打ちとは、遊遊技領域103の内、上記中心線の右側側の遊技領域に遊技球が打ち出されることを指す。遊技領域103の最下部には、第1始動口105、第2始動口106、大入賞口109及び普通入賞口110の何れにも入賞しなかった遊技球を回収する回収口111が設けられている。
遊技盤101の右下部分には情報表示部112が設けられている。情報表示部112の詳細については図2を用いて後述する。尚、情報表示部112の設置位置を任意に変更することができる。
遊技盤101の遊技領域103の外周部分には、枠部材113が設けられている。枠部材113は、遊技盤101の上下左右の4辺において遊技領域103の周囲を囲み、遊技盤101の盤面から遊技者側に突出した形状を有している。枠部材113には、スピーカ114及び演出ライト部115などが組み込まれている。演出ライト部115は複数のランプ及び複数のモータを有しており、各モータの駆動により各ランプによる光の照射方向を上下又は左右方向に変更することができる。
枠部材113の右下位置には、操作ハンドル116が配置されている。操作ハンドル116は遊技者側に突出するような形状を有しており、その外周部には発射指示部材117が設けられている。発射指示部材117は、操作ハンドル116により回転可能に支持されている。遊技者は遊技球を発射させる場合、発射指示部材117を時計回りに回転させる。このとき、発射指示部材117を回転させる角度により、遊技者は遊技球の発射強度を調整できるようになっている。また、操作ハンドル116には、遊技者が発射指示部材117を直接操作していることを検出するセンサなどが設けられている。発射指示部材117が遊技者によって直接操作されていることを当該センサが検出した場合にのみ、遊技機100は遊技球を発射する。
枠部材113において遊技領域103の下方には、演出ボタン118、十字キー119及び打球供給皿120などが設けられている。演出ボタン118及び十字キー119は、遊技者からの操作を受け付けるための操作受付部を構成している。打球供給皿120は遊技球を収容可能な形状を有しており、収容している遊技球を発射部へ送り出す。
また、遊技盤101上には、演出時に駆動される可動役物130が設けられている。例えば、可動役物130を用いた演出の実行時において、可動役物130は、図1に示した位置から下方へスライドして画像表示部104の前面へ進出し、それ以外のときは図示のように画像表示部104の上部に設けられた収納スペースに退避している。
<<情報表示部の詳細>>
次に、情報表示部112の詳細について説明する。図2は、情報表示部112の概略拡大図である。図2に示す如く、情報表示部112は、特別図柄表示部201、普通図柄表示部202、保留表示部203、ラウンド数表示部204及び右打ち表示部205を備えている。各表示部201〜205をLED(Light Emitting Diode)表示器にて形成することができる。
特別図柄表示部201は、第1特別図柄表示部201a及び第2特別図柄表示部201bを有する。第1特別図柄表示部201aは、第1始動口105への遊技球の入賞に応じて行われた大当たり抽選の抽選結果を示す特別図柄(以下、第1特別図柄とも呼ぶ)を表示する。第2特別図柄表示部201bは、第2始動口106への遊技球の入賞に応じて行われた大当たり抽選の抽選結果を示す特別図柄(以下、第2特別図柄とも呼ぶ)を表示する。例えば、表示部201a及び201bの夫々は、8つのLEDを有するLED表示器となっており、8つのLEDの点灯態様により特別図柄を表示する。
本実施形態の大当たりには、4R当たりと、16R長当たりと、16R短当たりとがある。大当たりにおける“R”はラウンドを示す。例えば、表示部201a又は201bにおいて、一番右のLEDのみが点灯した場合はハズレを示し、左から1つ目、2つ目、4つ目及び7つ目のLEDが点灯した場合は4R当たりを示し、全LEDが点灯した場合は16R長当たりを示し、左から2つ目、5つ目及び6つ目のLEDが点灯した場合は16R短当たりを示す。4R当たりは、遊技者が4ラウンド分の出球を獲得することができる大当たりである。16R長当たりは、遊技者が16ラウンド分の出球を獲得することができる大当たりである。16R短当たりは、大入賞口109の開放時間が比較的長い4つのラウンドと大入賞口109の開放時間が比較的短い12個のラウンドとから成り、遊技者が実質4ラウンド分の出球を獲得することができる大当たりである。尚、各々の大当たりを表す点灯態様は複数パターンあっても良い。
第1特別図柄表示部201a及び第2特別図柄表示部201bの夫々は、大当たり抽選が行われると直ちにその抽選結果を示すわけでなく、抽選結果を示す前に特別図柄を所定時間、変動表示させる。表示部201a又は201bは、変動表示において、例えば図中の左から右へ流れるように各LEDを点灯させたり消灯させたりする。特別図柄の変動が停止したときのLEDの点灯態様によって大当たり抽選の抽選結果が示される。
尚、特別図柄がハズレを示す図柄で停止した場合、画像表示部104上に表示される装飾図柄は、例えば、ハズレを示す所謂バラケ目で停止する。画像表示部104は、特別図柄に対応する装飾図柄を表示でき、表示される装飾図柄は例えば第1〜第3装飾図柄を含む。バラケ目とは、第1装飾図柄と第2装飾図柄とを関連性のない図柄で停止させることに相当し、リーチ演出に発展することのない装飾図柄の停止態様である。
一方、特別図柄が4R当たりを示す図柄で停止した場合、画像表示部104上に表示される装飾図柄は4R当たりを示す青色の装飾図柄(例えば、「3,3,3」及び「7,7,7」を除く「2,2,2」などの数字図柄のゾロ目)で停止する。特別図柄が16R長当たりを示す図柄で停止した場合、画像表示部104上に表示される装飾図柄は16R長当たりを示す赤色の装飾図柄(例えば、「3,3,3」又は「7,7,7」の数字図柄のゾロ目)で停止する。
特別図柄が16R短当たりを示す図柄で停止した場合、画像表示部104上に表示される装飾図柄は16R短当たりを示す装飾図柄(例えば、「チャンス」の文字が記された、モード移行を示す文字図柄のゾロ目)で停止する。尚、特別図柄が16R長当たりを示す図柄で停止した場合であっても、画像表示部104上に4R当たりを示す装飾図柄を停止させ、その後(例えば大当たり遊技移行前や大当たり遊技移行後)において、16R長当たりであることを明示する昇格演出を行うこともある。
普通図柄表示部202は、遊技球がゲート108を通過したことにより行われる普通図柄抽選の抽選結果を示す普通図柄を表示する。例えば、普通図柄表示部202は、3つのLEDから成り、3つのLEDの点灯態様により普通図柄を表示する。普通図柄抽選で当たりに当選した場合に、遊技機100は、所定の開放パターンに沿って、電動チューリップ107を開状態とする。普通図柄表示部202も、普通図柄抽選が行われると直ちにその抽選結果を示すわけでなく、抽選結果を示す前に普通図柄を所定時間、変動表示させる。普通図柄表示部202は、3つのLEDを順番に且つ繰り返し点灯及び消灯させる。
普通図柄の変動が停止したときの普通図柄表示部202のLEDの点灯態様によって、普通図柄抽選の抽選結果が示される。普通図柄抽選における当たりである普図当たりには、幾つかの種類があるが、それについては後に詳説する。
保留表示部203は、第1特別図柄保留表示部203a、第2特別図柄保留表示部203b及び普通図柄保留表示部203cを有する。第1又は第2特別図柄の変動中などに遊技球が第1始動口105に入賞したとき、その入賞による大当たり抽選の権利は、所定数(例えば4)を上限として保留され且つ遊技機100内で記憶される。表示部203aは、第1始動口105の入賞に基づき保留された大当たり抽選の権利の数を、保留情報数U1として表示する。同様に、第1又は第2特別図柄の変動中などに遊技球が第2始動口106に入賞したとき、その入賞による大当たり抽選の権利は、所定数(例えば4)を上限として保留され且つ遊技機100内で記憶される。表示部203bは、第2始動口106の入賞に基づき保留された大当たり抽選の権利の数を、保留情報数U2として表示する。始動口105又は106への入賞のタイミングによっては、第1又は第2特別図柄の変動中でなくとも、大当たり抽選の権利が保留されることもある。普通図柄の変動中などに遊技球がゲート108を通過したとき(換言すればゲート108に入賞したとき)、その入賞による普通図柄抽選の権利は、所定数(例えば4)を上限として保留され且つ遊技機100内で記憶される。表示部203cは、その保留された普通図柄抽選の権利の数を、保留情報数U3として表示する。遊技球がゲート108を通過するタイミングによっては、普通図柄の変動中でなくとも、普通図柄抽選の権利が保留されることもある。
ラウンド数表示部204は、大当たりに当選した場合における大当たりのラウンド数を表示する。例えば、表示部204において、4R当たりの場合には「4」を表すLEDが点灯し、16R長当たり又は16R短当たりの場合には「16」を表すLEDが点灯する。右打ち表示部205は、右打ちにより遊技が行われるべき遊技状態(後述の電サポ遊技状態及び大当たり遊技状態)にて点灯するLEDを有し、該LEDの点灯によって遊技者に右打ちを促すものである。
<<遊技機の背面構成>>
次に、図3を参照して、遊技機100の背面構成を説明する。図3は、遊技機100の背面構成を示す、遊技機100の背面斜視図である。遊技機100の裏面には、主制御基板301、賞球制御基板302、演出制御基板303、遊技機100内の各基板に電源を供給する電源基板304、及び、出力端子基板305等が設けられている。それらの基板(特に演出制御基板303)は複数のプリント基板から形成されていても良い。また、遊技機100の裏面には、電源基板304に電力を供給するための電源プラグ315や、電源スイッチ(不図示)も設けられている。
枠部材113は、左右方向の一端側(例えば遊技者から見て左側)においてヒンジ機構部320を介して外枠330に連結されており、ヒンジ機構部320を支点として左右方向の他端側(例えば遊技者から見て右側)を外枠330から離れる方向に回動可能とされている。枠部材113がヒンジ機構部320を支点として扉のように回動することによって、遊技盤101を含む、外枠330の内側部分を開放することができる。枠部材113の他端側(例えば遊技者から見て右側)には、その他端側を外枠330に固定するロック機構(不図示)が設けられている。
<<遊技機の基本動作>>
次に、遊技機100の基本動作について説明する。遊技機100は、遊技球が第1始動口105又は第2始動口106へ入賞すると、遊技球が入賞した始動口に応じた大当たり抽選を行う。遊技球が第1始動口105へ入賞して大当たり抽選をおこなった場合、遊技機100は、第1特別図柄表示部201aの第1特別図柄を変動表示させる。そして、この変動表示の開始から所定時間経過後に、大当たり抽選の抽選結果を示す図柄で第1特別図柄を停止表示させる。一方、遊技球が第2始動口106へ入賞して大当たり抽選をおこなった場合、遊技機100は、第2特別図柄表示部201bの第2特別図柄を変動表示させる。そして、この変動表示の開始から所定時間経過後に、大当たり抽選の抽選結果を示す図柄で第2特別図柄を停止表示させる。
遊技機100は、特別図柄(第1又は第2特別図柄)を変動表示させると、それに合わせて画像表示部104上で装飾図柄(例えば3つの数字)を変動表示させ、特別図柄の停止表示に合わせて装飾図柄を停止表示させる。例えば、大当たりを示す所定の図柄で特別図柄を停止表示させた場合(即ち、大当たり抽選で大当たりに当選した場合)には、大当たりを示す組み合わせ(例えば「7・7・7」といった所謂ゾロ目)で装飾図柄を停止表示させる。
大当たりを示す組み合わせで装飾図柄を停止表示させると、遊技機100は、大当たり遊技状態となる。大当たり遊技状態では、当選した大当たりに応じたラウンド分(例えば16ラウンド)、大入賞口109を開放させる大当たり遊技が行われる。大入賞口109の開放中に遊技球が大入賞口109へ入賞すると、遊技機100は所定個数の賞球を払い出す。大当たり遊技状態中には、大当たり抽選は行われない。大当たり遊技状態は、当選したラウンド分の大入賞口109の開放が完了すると終了する。大当たり遊技状態では、右打ちによって遊技が行われる。
大当たり遊技状態の終了後、遊技機100は、大当たり抽選を行う遊技状態へ復帰する。例えば、大当たり遊技状態の終了後、確変遊技状態に移行する。遊技機100は、大当たり遊技状態の終了後、所定回数分の特別図柄の変動が行われるまで(即ち、所定回数分の大当たり抽選が行われるまで)、遊技状態が確変遊技状態とされる機種であるとする。このような機種は、一般にST機と呼ばれる。但し、遊技機100は、ST機でなくても構わない。即ち例えば、遊技機100は、大当たりとして確変大当たり及び通常大当たりを選択的にとりうる確変機であっても良い。確変機では、確変大当たりに当選すると、大当たり遊技状態の終了後、次の大当たりに当選するまで確変遊技状態が維持されるが、通常大当たりに当選すると、大当たり遊技状態の終了後、確変遊技状態にならない。
<<遊技機の遊技状態>>
遊技機100は、大当たり遊技中の大当たり遊技状態を除いて、低確率非電サポ遊技状態である通常遊技状態、確変遊技状態とも言うべき高確率電サポ遊技状態、及び、高確率非電サポ遊技状態の内、何れか1つの遊技状態をとる。電サポとは、電チューサポート機能の略であり、詳細については後述する。
通常遊技状態は、低確率遊技状態に属する。低確率遊技状態において、遊技機100は、低確率特図当たり判定テーブル(後述の図8のテーブルTAt1参照)を用いた大当たり抽選を行い、本実施形態では例として、1/200の確率で大当たりに当選する大当たり抽選を行うものとする。
高確率電サポ遊技状態及び高確率非電サポ遊技状態は、高確率遊技状態に属する。高確率遊技状態において、遊技機100は、高確率特図当たり判定テーブル(後述の図8のテーブルTAt2参照)を用いた大当たり抽選を行い、ここでは例として、5/200の確率で大当たりに当選する大当たり抽選を行うものとする。つまり、高確率遊技状態では、低確率遊技状態に比べて、5倍高い確率で大当たりに当選するようになっている。
高確率電サポ遊技状態は、電サポ遊技状態に属する。電サポ遊技状態において、遊技機100は、電動チューリップ107の開閉を伴う遊技サポート機能(以下「電サポ」という)を付与する(即ち電サポを発動させる)。電サポが付与されたとき、そうでない時と比べて、例えば、普通図柄の変動時間の短縮、普通図柄抽選の当選確率の増加(従って、電動チューリップ107の開放頻度の増加)、及び、電動チューリップ107の開放時間の増加が図られる。
電サポ遊技状態では、普通図柄抽選の当選確率の増加に伴い、電サポが付与されない非電サポ遊技状態に比べて、第2始動口106へ遊技球が入賞しやすくなる。電サポ遊技状態では、上述した右打ちによって遊技が行われ、大当たり抽選の契機は主として第2始動口106への入賞となる。
通常遊技状態又は高確率非電サポ遊技状態は、電サポが付与されない非電サポ遊技状態に属する。非電サポ遊技状態(特に通常遊技状態)では、上述した左打ちによって遊技が行われ、大当たり抽選の契機は主として第1始動口105への入賞となる。
遊技機100は、大当たりの発生を契機として遊技状態の変更を行う他、遊技状態の変更後、所定回数の大当たり抽選を行ったときに遊技状態の更なる変更を行う。本実施形態では、例として以下のような遊技状態が設定されるものとする。即ち、大当たり遊技の終了後、遊技状態は、70変動が終了するまでは高確率電サポ遊技状態とされ、その後、更に4変動が終了するまでは高確率非電サポ遊技状態とされ、更にその後の遊技状態は通常遊技状態とされる。iを任意の自然数とした場合、i変動とは、i回分の特別図柄の変動(即ちi回分の大当たり抽選)を指す。
尚、電サポが付与される低確率遊技状態(即ち低確率電サポ遊技状態)に遊技状態を移行させる大当たりや、電サポが付与されない高確率遊技状態(即ち高確率非電サポ遊技状態)に遊技状態を移行させる所謂潜伏確変大当たりを、大当たりとしてとり得るように遊技機100を構成しても良い。
また、高確率非電サポ遊技状態に移行させる大当たりをとり得るようにした場合には、小当たりをとり得るようにしても良い。小当たりは、通常のハズレ(小当たり以外のハズレ)とは異なる特別図柄で表される特定のハズレである。小当たりに当選したとき、大入賞口109の開放を伴う小当たり遊技が実行される。小当たり遊技における大入賞口109の開放態様と、潜伏確変大当たりの大当たり遊技における大入賞口109の開放態様とを似通った開放態様にすると共に、それらの遊技中及び遊技後の演出についても互いに似通った演出とすることができる。これにより、遊技状態が高確率遊技状態及び低確率遊技状態のどちらに設定されているのかを遊技者に秘匿させることができ、遊技の興趣を向上させることが可能である。
<<遊技機の内部構成>>
次に、図4を用いて、遊技機100の内部構成について説明する。図4は、遊技機100内の、制御に関わる部分のブロック図である。図4に示す如く、遊技機100に設けられた制御部400は、遊技の進行を制御する主制御部401と、賞球の払い出しを制御する賞球制御部402と、演出内容を制御する演出制御部403とを備えている。制御部400の他、図4に示される各構成要素が遊技機100に設けられる。例えば、図3の主制御基板301、賞球制御基板302及び演出制御基板303により、夫々、図4の主制御部401、賞球制御部402及び演出制御部403が形成され、図3の出力端子基板305は図4の盤用外部情報端子基板491を含む。
[1.主制御部]
主制御部401は、CPU(Central Processing Unit)411と、ROM(Read Only Memory)412と、RAM(Random Access Memory)413と、不図示の入出力インターフェース(I/O)等を備えて構成される。CPU411は、遊技の進行に関する各種プログラム等をROM412から読み出し、RAM413をワークエリアとして使用して、読み出したプログラムを実行する。
また、主制御部401には、遊技球を検出する各種スイッチ(以下「SW」と略すことがある)が接続されている。例えば、図示のように、主制御部401には、第1始動口SW414aと、第2始動口SW414bと、ゲートSW415と、大入賞口SW416と、普通入賞口SW417とが接続されている。
第1始動口SW414aは、第1始動口105へ入賞した遊技球を検出する。第2始動口SW414bは、第2始動口106へ入賞した遊技球を検出する。ゲートSW415は、ゲート108を通過した遊技球を検出する。大入賞口SW416は、大入賞口109へ入賞した遊技球を検出する。普通入賞口SW417は、普通入賞口110へ入賞した遊技球を検出する。
SW414a及び414b並びにSW415〜417の夫々は、遊技球を検出したか否かを示す検出信号を主制御部401へ出力し、主制御部401は、入力された検出信号に基づき、大当たり抽選を受けるための権利に相当する特図判定用情報(図6(a)参照)を記憶したり、特図判定用情報を用いて大当たり抽選をおこなったり、賞球制御部402に対して賞球の払い出し指示をおこなったりする。
SW414a、414b、415、416及び417として、近接スイッチなどを採用することができる。また、第1始動口105が遊技盤101上に複数設けられている場合、複数の第1始動口105の夫々に対して第1始動口SW414aが設けられる。第2始動口106、ゲート108、大入賞口109又は普通入賞口110が複数設けられる場合も同様である。従って、上述の第1及び第2ゲート108の夫々に対してゲートSW415が設けられている。
また、主制御部401には、遊技盤101上の電動役物を駆動させる各種ソレノイドが接続されている。例えば、図示のように、主制御部401には、電動チューリップ107を開閉動作させる電動チューリップソレノイド418と、大入賞口109を開閉動作させる大入賞口ソレノイド419が接続されている。
主制御部401は、普通図柄抽選の抽選結果に基づき電動チューリップソレノイド418に対し電気信号を入力又は非入力とし、大当たり抽選の抽選結果に基づき大入賞口ソレノイド419に対し電気信号を入力又は非入力とする。ソレノイド418、419は、夫々、主制御部401から供給される電気信号を機械的な運動に変換することで、電動チューリップ107の開閉動作、大入賞口109の開閉動作を行う。
また、主制御部401には、図2の情報表示部112内の各種表示部が接続される。図4では、第1特別図柄表示部201a、第2特別図柄表示部201b、普通図柄表示部202及び保留表示部203が主制御部401に接続される様子が図示され、図面の煩雑化防止のため、ラウンド数表示部204及び右打ち表示部205の図示は割愛されている。
主制御部401は、大当たり抽選の抽選結果に基づき第1特別図柄表示部201a又は第2特別図柄表示部201bの表示制御を行い、普通図柄抽選の抽選結果に基づき普通図柄表示部202の表示制御を行う。更に、主制御部401は、保留情報数U1、U2及びU3に基づき保留表示部203の表示内容を制御する。
ここで、主制御部401のCPU411がROM412内のプログラムを実行することで実現される各種処理及びRAM413に設定(即ち記憶)される情報の例について説明する。尚、主制御部401に関して以下に示す処理、プログラム、テーブル及び記憶領域は、CPU411が行う処理、ROM412内のプログラム及びテーブル、並びに、RAM413内の記憶領域の一部に過ぎず、他にも様々な処理、プログラム、テーブル及び記憶領域が、CPU411にて実行、又は、ROM412若しくはRAM413に用意されている。図4に示す如く、ROM412には、テーブルTAt、TZt、THt、FAt、FZt、FHt、DKt及びDENKtが格納され、RAM413には、記憶領域413a〜413jが設定されている。
CPU411は、ROM412内のメイン処理プログラムにより、メイン処理を実行する(図22参照)。遊技機100へ電力が供給されるとメイン処理が実行される。メイン処理において、CPU411は、主制御部401のCTC(タイマカウンタ)などの内蔵デバイスの初期設定を行って、設定内容を示す設定情報を設定記憶領域413aに記憶させる。例えば、後述のタイマ割込処理を実行する周期などを示す情報が、設定情報に含まれる。
また、メイン処理では、遊技機100への電源の遮断の有無が監視され、電源が遮断された場合にはバックアップ情報を生成して、該バックアップ情報をバックアップ記憶領域413bに記憶させる。RAM413にはバックアップ電源(不図示)により、遊技機100の電源が遮断されても一定期間(例えば1日)電源が供給されるようになっている。このため、RAM413は、遊技機100の電源が遮断されても一定期間、バックアップ記憶領域413bに記憶されたバックアップ情報を保持できる。尚、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性のRAM又はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを、RAM413に採用しても良い。この場合、RAM413は、バックアップ電源がなくともバックアップ記憶領域413bに記憶されたバックアップ情報を保持できる。
CPU411は、ROM412内のタイマ割込処理プログラムにより、タイマ割込処理を実行する(図22参照)。タイマ割込処理では、乱数更新処理、スイッチ処理、特別図柄処理、普通図柄処理、電動役物制御処理、賞球処理及び出力処理が順次実行される。タイマ割込処理は、メイン処理によって設定記憶領域413aに記憶された周期で、メイン処理に対して割り込み実行される。
CPU411は、ROM412内の乱数更新処理プログラムにより、乱数更新処理を実行する(図22参照)。乱数更新処理において、CPU411は、特図当たり乱数、特図図柄乱数、特図変動パターン乱数などの各種乱数を取得するためのカウンタのカウント値を更新する。例えば、乱数更新処理が1回実行される毎に、カウンタ記憶領域413cに記憶された各乱数カウンタのカウント値に「1」が加算される。尚、本実施形態における任意の乱数は、特に記述無き限り、整数値のみをとる。
―――カウンタ記憶領域;図5―――
図5に、カウンタ記憶領域413cの記憶内容の例を示す。カウンタ記憶領域413cには、特図当たり乱数カウンタC1、特図図柄乱数カウンタC2、特図変動パターン乱数カウンタC3、普図当たり乱数カウンタC4及び普図図柄乱数カウンタC5を含む、主制御部401が管理する各種乱数カウンタのカウント値が記憶されている。カウンタC1〜C5は、夫々、特図当たり乱数、特図図柄乱数、特図変動パターン乱数、普図当たり乱数、普図図柄乱数をカウントする。
CPU411は、乱数更新処理が実行される毎に、カウンタ記憶領域413c内の各乱数カウンタC1〜C5のカウント値に「1」を加算することで各カウント値を更新する。乱数更新処理において、CPU411は、乱数カウンタC1〜C5の内、何れか任意のカウンタのカウント値が所定値に達したときには、当該カウンタのカウント値を「0」に戻し、その後、同様のカウントアップを行う。本実施形態においては例として、特図当たり乱数を「0〜199」の範囲内でカウントさせるものとし、且つ、特図図柄乱数及び特図変動パターン乱数を「0〜99」の範囲内でカウントさせるものとする。更に、普図当たり乱数及び普図図柄乱数を「0〜99」の範囲内でカウントさせるものとする。
乱数更新処理において、CPU411は、更に初期値乱数をカウントしても良い。ここで、初期値乱数は、例えば、特図当たり乱数が所定値(本実施形態の例では「199」)に達した際に、カウンタC1のカウント値をいずれの値に戻すかを決定するための乱数である。この場合、CPU411は、特図当たり乱数を示すカウンタC1のカウント値が所定値に達した際には、その時の初期値乱数をカウンタC1のカウント値に設定し、以後、同様のカウントアップを行う。
CPU411は、ROM412内のスイッチ処理プログラムにより、スイッチ処理を実行する(図22参照)。スイッチ処理では、始動口スイッチ処理、ゲートスイッチ処理、大入賞口スイッチ処理及び普通入賞口スイッチ処理が順次実行される。
CPU411は、ROM412内の始動口スイッチ処理プログラムにより、始動口スイッチ処理を実行する(図22参照)。始動口スイッチ処理は、第1及び第2始動口スイッチ処理から成る。第1始動口スイッチ処理において、CPU411は、第1始動口SW414aにより第1始動口105に入賞した遊技球が検出されたタイミングで、カウンタ記憶領域413cのカウンタC1〜C3のカウント値を取得し、取得したカウンタC1〜C3のカウント値を、特図当たり乱数、特図図柄乱数及び特図変動パターン乱数として含んだ特図判定用情報(特図保留情報)をRAM413の特図判定用情報記憶領域413dに記憶させる。第2始動口スイッチ処理において、CPU411は、第2始動口SW414bにより第2始動口106に入賞した遊技球が検出されたタイミングで、カウンタ記憶領域413cのカウンタC1〜C3のカウント値を取得し、取得したカウンタC1〜C3のカウント値を特図当たり乱数、特図図柄乱数及び特図変動パターン乱数として含んだ特図判定用情報(特図保留情報)を、RAM413の特図判定用情報記憶領域413dに記憶させる。
―――特図判定用情報記憶領域(特図保留情報記憶領域);図6―――
図6(a)に、特図判定用情報記憶領域413dの記憶内容の例を示す(図6(b)は後に参照される)。特図判定用情報記憶領域413dは、8つの特図判定用情報格納領域TJである特図判定用情報格納領域TJ1〜TJ8から成る。格納領域TJ1〜TJ8には、第1始動口105又は第2始動口106への遊技球の入賞が検出されたタイミングで取得されたカウンタC1〜C3のカウント値、即ち、該タイミングで取得された特図当たり乱数、特図図柄乱数及び特図変動パターン乱数が互いに関連づけられた状態で記憶され、1つの特図当たり乱数、1つの特図図柄乱数及び1つの特図変動パターン乱数の組が1つの特図判定用情報を形成する。
また、格納領域TJ1〜TJ8には、それぞれの特図判定用情報の取得の契機となった入賞が、第1始動口105によるものであったか、第2始動口106によるものであったかも記憶される。記憶領域413dは、第1始動口105の入賞に基づく特図判定用情報及び第2始動口106の入賞に基づく特図判定用情報の夫々を、所定数を上限として記憶することができる。ここでは、その所定数が4であるとする。従って、格納領域TJ1〜TJ8には、第1始動口105及び第2始動口106のそれぞれの始動口毎に4つを上限として、最大8つまでの特図判定用情報を記憶することができる。記憶領域413d内における、第1始動口105への入賞を契機とした特図判定用情報の個数が、上記の保留情報数U1に相当する。記憶領域413d内における、第2始動口106への入賞を契機とした特図判定用情報の個数が、上記の保留情報数U2に相当する。
また、格納領域TJ1〜TJ8は、大当たり抽選を受けるための優先順位が設定されている。図6(a)の例では、格納領域TJ1から格納領域TJ2、格納領域TJ3、・・・、格納領域TJ8といったように、記号“TJ”に付随する番号が若い特図判定用情報格納領域TJに記憶された特図判定用情報ほど、大当たり抽選を受けるための優先順位が高く設定されている。
本実施形態では、基本的に、時間的に先に入賞して取得された特図判定用情報の方から、番号が若い特図判定用情報格納領域TJに記憶される。但し、第2始動口106への入賞によって取得された特図判定用情報が、第1始動口105への入賞によって取得された特図判定用情報よりも、番号が若い保留情報格納領域に記憶されるものとする。
CPU411は、ROM412内のゲートスイッチ処理プログラムにより、ゲートスイッチ処理を実行する(図22参照)。ゲートスイッチ処理において、CPU411は、ゲートSW415により第1又は第2ゲート108を通過した遊技球が検出されたタイミングで、カウンタ記憶領域413cのカウンタC4及びC5のカウント値を取得し、取得したカウンタC4及びC5のカウント値を普図当たり乱数及び普図図柄乱数として含んだ普図判定用情報(普図保留情報)を、RAM413の普図判定用情報記憶領域413iに記憶させる。
―――普図判定用情報記憶領域(普図保留情報記憶領域);図7―――
図7(a)に、普図判定用情報記憶領域413iの記憶内容の例を示す(図7(b)は後に参照される)。記憶領域413iは普図判定用情報を所定数を上限として記憶することができる。ここでは、その所定数が4であるとする。これに対応し、記憶領域413iは、4つの普図判定用情報格納領域FJである普図判定用情報格納領域FJ1〜FJ4から形成される。格納領域FJ1〜FJ4の夫々には、第1又は第2ゲート108への遊技球の通過が検出されたタイミングで取得されたカウンタC4及びC5のカウント値、即ち、該タイミングで取得された普図当たり乱数及び普図図柄乱数が互いに関連づけられた状態で記憶され、1つの普図当たり乱数及び1つの普図図柄乱数の組が1つの普図判定用情報を形成する。記憶領域413i内における普図判定用情報の個数が、上記の保留情報数U3に相当する。
また、格納領域FJ1〜FJ4には、普通図柄抽選を受けるための優先順位が設定されている。図示の例では、記号“FJ”に付随する番号が若い普図判定用情報格納領域FJに記憶された普図判定用情報ほど、普通図柄抽選を受けるための優先順位が高く設定されている。本実施形態では、時間的に先に取得された普図判定用情報の方から、番号が若い普図判定用情報格納領域FJに記憶されるようになっている。
CPU411は、ROM412内の大入賞口スイッチ処理プログラムにより、大入賞口スイッチ処理を実行する(図22参照)。大入賞口スイッチ処理において、CPU411は、大入賞口109に入賞した遊技球を大入賞口SW416により検出する。
CPU411は、ROM412内の普通入賞口スイッチ処理プログラムにより、普通入賞口スイッチ処理を実行する(図22参照)。普通入賞口スイッチ処理において、CPU411は、普通入賞口110に入賞した遊技球を普通入賞口SW417により検出する。
CPU411は、ROM412内の特別図柄処理プログラムにより、特別図柄処理を実行する(図22参照)。特別図柄処理において、CPU411は、特図判定用情報記憶領域413dに記憶されている特図判定用情報を用いて、特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定を順次実行し、これらの判定結果を特図判定結果記憶領域413eに記憶させる。そして、これらの判定結果に基づき、特別図柄表示部201に表示させた特別図柄の変動表示及び停止表示を行わせる。大当たり抽選は、特図当たり判定及び特図図柄判定を含むと考えて良い(図22参照)。
特別図柄処理において、CPU411は、特図判定用情報記憶領域413d内で最も優先順位を高く設定された格納領域TJ1の特図判定用情報を判定対象(当該判定対象)TT(図6(b)参照)として取得し、判定対象TTの特図判定用情報を用いて特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定を順次実行する。判定対象TTに対する特別図柄処理の開始に伴い、CPU411は、図6(b)に示す如く、格納領域TJi+1に格納されていた特図判定用情報を格納領域TJiに移動させる特図記憶シフト処理も実行する(ここで、iは任意の整数)。このとき、判定対象TTとなった特図判定用情報は記憶領域413dから消去されて他の記憶領域(不図示)に移される。
特別図柄処理において、CPU411は、まず、ROM412に記憶された特図当たり判定テーブルTAtと判定対象TTの特図当たり乱数との比較を伴う特図当たり判定を行う。
―――特図当たり判定テーブル;図8―――
図8に、特図当たり判定テーブルTAtの例を示す。図8に示すように、特図当たり判定テーブルTAtは、低確率特図当たり判定テーブルTAt1と、高確率特図当たり判定テーブルTAt2とから構成される。テーブルTAt1及びTAt2の夫々は、大当たりに対応付けられた所定の判定値を有して構成される。
CPU411は、特図当たり判定時(即ち大当たり抽選時)に、高確率遊技フラグがOFFに設定されていた場合にはテーブルTAt1を用いて特図当たり判定を行い、高確率遊技フラグがONに設定されていた場合にはテーブルTAt2を用いて特図当たり判定を行う。そして、CPU411は、判定対象TTの特図当たり乱数が大当たりに対応づけられた判定値と一致した場合には大当たりに当選したと判定し、そうでない場合にはハズレである(即ち大当たりに当選していない)と判定する。遊技機100の遊技状態は、高確率遊技フラグがONであるときに高確率遊技状態であり、高確率遊技フラグがOFFであるときに低確率遊技状態である。
特図当たり乱数は、数値範囲「0〜199」内のいずれかの整数値をとる。テーブルTAt1では、大当たりに対して、“0”の判定値のみを割り当てている。一方、テーブルTAt2では、大当たりに対して、“0”、“1”、“2”、“3”及び“4”の判定値から成る計5個の判定値を割り当てている。このため、テーブルTAt1を用いて特図当たり判定が行われた場合、大当たりの当選確率(大当たり抽選の当選確率)は1/200となる一方、テーブルTAt2を用いて特図当たり判定が行われた場合、大当たりの当選確率(大当たり抽選の当選確率)は1/40(=5/200)となる。
特別図柄処理において大当たりに当選したと判定した場合、CPU411は、ROM412に記憶されている特図図柄判定テーブルTZtと判定対象TTの特図図柄乱数とを比較して比較結果に基づき大当たりの種類を判定する特図図柄判定を行う。
―――特図図柄判定テーブル;図9―――
図9に、特図図柄判定テーブルTZtの例を示す。図9に示すように、特図図柄判定テーブルTZtは、第1特図図柄判定テーブルTZt1と、第2特図図柄判定テーブルTZt2とから構成される。テーブルTZt1及びTZt2の夫々では、大当たりの各種類(16R長当たり、16R短当たり及び4R当たりの夫々)に対して、所定の判定値が対応づけられている。判定対象TTが第1始動口105への遊技球の入賞を契機として取得された特図判定用情報である場合にはテーブルTZt1を用いて、判定対象TTが第2始動口106への遊技球の入賞を契機として取得された特図判定用情報である場合にはテーブルTZt2を用いて、特図図柄判定が行われる。
特別図柄処理において、CPU411は、判定対象TTの特図図柄乱数が、16R長当たりに対応づけられた判定値、16R短当たりに対応づけられた判定値、4R当たりに対応づけられた判定値と一致した場合には、夫々、16R長当たり、16R短当たり、4R当たりに当選したと判定する。
テーブルTZt1では、特図図柄乱数がとり得る数値「0〜99」の内、16R長当たりに対して計5個の判定値「0〜4」を割り当てている。従って、テーブルTZt1を用いた場合、大当たりにおいて16R長当たりとなる確率(割合)は、5%(=5/100)である。更に、テーブルTZt1では、16R短当たりに対して計35個の判定値「5〜39」を割り当て、且つ、4R当たりに対して計60個の判定値「40〜99」を割り当てている。従って、テーブルTZt1を用いた場合、大当たりにおいて16R短当たりとなる確率(割合)は35%(=35/100)であり、大当たりにおいて4R当たりとなる確率(割合)は60%(=60/100)である。
一方、テーブルTZt2では、16長当たりに対して計40個の判定値「0〜39」を割り当て、且つ、4R当たりに対して計60個の判定値「40〜99」を割り当て、且つ、16R短当たりに対して判定値を1つも割り当てていない。従って、テーブルTZt2を用いた場合、大当たりにおいて16長当たりとなる確率(割合)は40%(=40/100)であり、大当たりにおいて4R当たりとなる確率(割合)は60%(=60/100)であり、大当たりにおいて16R短当たりとなる確率(割合)は0%(=0/100)である。
このように、第2始動口106への入賞による特図図柄判定では、第1始動口105への入賞による特図図柄判定よりも16R長当たりに当選しやすい。つまり、第2始動口106への入賞による特図図柄判定は、第1始動口105への入賞による特図図柄判定よりも遊技者にとって有利なものとなっている。尚、電サポ遊技状態においては、電サポが付与されるため、殆どの場合、テーブルTZt2を用いた特図図柄判定が行われる。そのため、電サポ遊技状態では、16R短当たりに当選することは殆どない。
また、CPU411は、特別図柄処理において、特図変動パターンテーブルTHtと判定対象TTの特図変動パターン乱数とを比較して比較結果に基づき特図変動パターンを選択及び判定する特図変動パターン判定を行う。
―――特図変動パターンテーブル;図10―――
図10に、特図変動パターンテーブルTHtの例を示す。特図変動パターンテーブルTHtは、非電サポ遊技状態において用いられる第1特図変動パターンテーブルTHt1及び第2特図変動パターンテーブルTHt2と、電サポ遊技状態において用いられる第3特図変動パターンテーブルTHt3及び第4特図変動パターンテーブルTHt4と、から構成される。
テーブルTHt1〜THt4の夫々は、特図変動パターンTHp1〜THp7の全部又は一部に対し所定の判定値を対応づけて構成される。ここで、各特図変動パターンTHp1〜THp7は、特別図柄の変動態様を定義したものであり、例えば、特別図柄を変動させる時間(以下「特図変動時間」という)を定義している。特図変動パターンTHp1及びTHp7は、ノーマルハズレ演出が行われる特図変動パターンであり、特図変動パターンTHp2〜THp6はリーチ演出が行われる特図変動パターンである(図19参照)。特図変動パターンTHp7に対応する判定値は、テーブルTHt3にのみ存在する。特図変動パターンTHp1〜THp7における特別図柄の特図変動時間は、夫々、10秒、30秒、40秒、60秒、70秒、90秒、1秒である。
非電サポ遊技状態において、特別図柄処理を行うCPU411は、特図当たり判定の判定結果がハズレの場合にはテーブルTHt1を選択する一方、特図当たり判定の判定結果が大当たりの場合にはテーブルTHt2を選択する。一方、電サポ遊技状態において、特別図柄処理を行うCPU411は、特図当たり判定の判定結果がハズレの場合にはテーブルTHt3を選択する一方、特図当たり判定の判定結果が大当たりの場合にはテーブルTHt4を選択する。その後、CPU411は、判定対象TTの特図変動パターン乱数が、選択テーブルにおける、特図変動パターンTHpiに対応付けられた判定値と一致する場合に、判定対象TTに対応する特図変動パターンとして、特図変動パターンTHpiを選択及び設定する(ここで、iは1以上7以下の整数)。
テーブルTHt1では、特図変動パターンTHp1、THp2、THp3、THp4、THp5に対して、夫々、計81個の判定値「0〜80」、計9個の判定値「81〜89」、計6個の判定値「90〜95」、計3個の判定値「96〜98」、1個の判定値「99」を割り当てている。テーブルTHt2では、特図変動パターンTHp2、THp3、THp4、THp5、THp6に対して、夫々、計5個の判定値「0〜4」、計10個の判定値「5〜14」、計25個の判定値「15〜39」、計50個の判定値「40〜89」、計10個の判定値「90〜99」を割り当てている。
テーブルTHt1では、特図変動パターンTHp6に対し判定値が割り当てられていない。つまり、テーブルTHt1では、プレミアリーチ演出(大当たり確定演出)が行われる特図変動パターンTHp6は選択されないようになっている。テーブルTHt2では、特図変動パターンTHp1に対し判定値が割り当てられていない。つまり、テーブルTHt2では、ノーマルハズレ演出が行われる特図変動パターンTHp1は選択されないようになっている。テーブルTHt1及びTHt2が用いられる非電サポ遊技状態では、特図変動時間が長い特図変動パターンほど大当たり時に選択されやすくハズレ時に選択され難くなっている。そして、特図変動時間が長い特図変動パターンほど大当たりに対する信頼度が高くなるように、テーブルTHt1及びTHt2内の判定値が定められている。
テーブルTHt3では、特図変動パターンTHp4、THp5に対して、夫々、計5個の判定値「90〜94」、計5個の判定値「95〜99」を割り当て、特図変動パターンTHp1及びTHp7の夫々に対して、計90個の共通の判定値「0〜89」を割り当てている。テーブルTHt3では、特図変動パターンTHp2、THp3及びTHp6に対し判定値が割り当てられていない。
テーブルTHt3における特図変動パターンTHp1及びTHp7の取り扱いについて説明する。電サポ遊技状態において特図当たり判定の判定結果がハズレであり且つ判定対象TTの特図変動パターン乱数が判定値「0〜89」に属するケースでは、第2始動口保留が無い場合に限って特図変動パターンTHp1が判定対象TTに対応する特図変動パターンとして選択及び設定され、第2始動口保留が1以上ある場合には特図変動パターンTHp7が判定対象TTに対応する特図変動パターンとして選択及び設定される。ここで、第2始動口保留とは、特図判定用情報記憶領域413dに記憶されている第2始動口106への入賞による特図判定用情報を指す。
特図変動パターンTHp7の変動を行うようにしているのは、電サポ遊技状態においては、第2始動口保留が1以上記憶される状態が往々にして発生し、このような状態において迅速な遊技を可能にするためである。一方、電サポ遊技状態において、第2始動口保留がない場合に10秒の特図変動時間を有する特図変動パターンTHp1の変動を行うことにより、遊技球を第2始動口106へ入賞させるための時間を稼ぎ、これによって遊技者に不利な状況を生じにくくしている。電サポ遊技状態でも、第1始動口105に対応する特図判定用情報が記録されている場合には、その特図判定用情報に基づく特別図柄の変動が行われることがある。但し、そのような変動の実行は、図9のテーブルTZtを鑑みれば、遊技者にとって不利である。このような不利な状況が発生しにくくなるように、上述のようなテーブルTHt3を形成している。
一方、テーブルTHt4では、特図変動パターンTHp4、THp5、THp6に対して、夫々、計30個の判定値「0〜29」、計60個の判定値「30〜89」、計10個の判定値「90〜99」を割り当てている。テーブルTHt4では、特図変動パターンTHp1〜THp3に対し判定値が割り当てられていない。
テーブルTHt3及びTHt4では、リーチ演出用の特図変動パターンとして、信頼度が比較的低い特図変動パターンTHp2及びTHp3が選択されないようにし、信頼度が比較的高い特図変動パターンTHp4〜THp6のみが選択可能になっている。つまり、遊技者に有利な電サポ遊技状態においては、遊技者をより高揚させることができる信頼度の高いリーチのみを行うようにしている。
―――特図判定結果記憶領域;図11―――
図11に、特図判定結果記憶領域413eの例を示す。記憶領域413eには、判定対象TTについての特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定の各判定結果が、互いに対応付けられた状態で記憶される。
尚、記憶領域413eには、特図当たり判定の判定結果及び特図図柄判定の判定結果の双方を表す図柄を示す情報を記憶するようにしても良い。具体的には例えば、特図当たり判定及び特図図柄判定の判定結果が16R長当たり、16R短当たり、4R当たり、ハズレを示すとき、記憶領域413eに、夫々、「1」、「2」、「3」、「−」という図柄を記憶するようにしても良い。
CPU411は、ROM412内の普通図柄処理プログラムにより、普通図柄処理を実行する(図22参照)。普通図柄処理において、CPU411は、普図判定用情報記憶領域413iに記憶されている普図判定用情報などを用いて、普図当たり判定、普図図柄判定及び普図変動パターン判定を順次実行し、これらの判定結果を普図判定結果記憶領域413jに記憶させる。そして、これらの判定結果に基づき、普通図柄表示部202に表示させた普通図柄の変動表示及び停止表示を行わせる。普通図柄抽選は、普図当たり判定及び普図図柄判定を含むと考えて良い(図22参照)。
普通図柄処理において、CPU411は、普図判定用情報記憶領域413i内で最も優先順位を高く設定された格納領域FJ1の普図判定用情報を普図判定対象FF(図7(b)参照)として取得し、普図判定対象FFの普図判定用情報などを用いて普図当たり判定、普図図柄判定及び普図変動パターン判定を順次実行する。普図判定対象FFに対する普通図柄処理の開始に伴い、CPU411は、図7(b)に示す如く、格納領域FJi+1に格納されていた普図判定用情報を格納領域FJiに移動させる普図記憶シフト処理も実行する(ここで、iは任意の整数)。このとき、普図判定対象FFとなった普図判定用情報は記憶領域413iから消去されて他の記憶領域(不図示)に移される。
普通図柄処理において、CPU411は、まず、ROM412に記憶された普図当たり判定テーブルFAtと普図判定対象FFの普図当たり乱数との比較を伴う普図当たり判定を行う。
―――普図当たり判定テーブル;図12―――
図12に、普図当たり判定テーブルFAtの例を示す。図12に示すように、普図当たり判定テーブルFAtは、非電サポ遊技状態において用いられる普図当たり判定テーブルFAt1と、電サポ遊技状態において用いられる普図当たり判定テーブルFAt2と、から構成される。テーブルFAt1及びFAt2の夫々は、普図当たりに対応付けられた所定の判定値を有して構成される。
CPU411は、普図当たり判定時に、電サポ遊技フラグがOFFに設定されていた場合にはテーブルFAt1を用いて普図当たり判定を行い、電サポ遊技フラグがONに設定されていた場合にはテーブルFAt2を用いて普図当たり判定を行う。そして、CPU411は、普図判定対象FFの普図当たり乱数が普図当たりに対応づけられた判定値と一致した場合には普図当たりに当選したと判定し、そうでない場合にはハズレである(即ち普図当たりに当選していない)と判定する。遊技機100の遊技状態は、電サポ遊技フラグがONであるときに電サポ遊技状態であり、電サポ遊技フラグがOFFであるときに非電サポ遊技状態である。
普図当たり乱数は、数値範囲「0〜99」内のいずれかの整数値をとる。テーブルFAt1では、普図当たりに対して、“0〜9”の判定値のみを割り当てている。一方、テーブルFAt2では、普図当たりに対して、“0〜89”の判定値から成る計90個の判定値を割り当てている。このため、テーブルFAt1を用いて普図当たり判定が行われた場合、普図当たりの当選確率(普図当たり抽選の当選確率)は1/10となる一方、テーブルFAt2を用いて普図当たり判定が行われた場合、普図当たりの当選確率(普図当たり抽選の当選確率)は9/10となる。
普通図柄処理において普図当たりに当選したと判定した場合、CPU411は、ROM412に記憶されている普図図柄判定テーブルFZtと普図判定対象FFの普図図柄乱数とを比較して比較結果に基づき普図当たりの種類を判定する普図図柄判定を行う。
―――普図図柄判定テーブル;図13―――
図13に、普図図柄判定テーブルFZtの例を示す。図13に示すように、普図図柄判定テーブルFZtは、非電サポ遊技状態において用いられる普図図柄判定テーブルFZt1と、電サポ遊技状態において用いられる普図図柄判定テーブルFZt2と、から構成される。テーブルFZt1及びFZt2の夫々では、普図当たりの各種類に対して、所定の判定値が対応づけられている。普図当たりとして第1〜第5普図当たりが存在する。
CPU411は、普図当たり判定時に、電サポ遊技フラグがOFFに設定されていた場合にはテーブルFZt1を用いて普図図柄判定を行う。このとき、CPU411は、普図判定対象FFの普図図柄乱数が、第1、第2、第3、第4普図当たりに対応付けられた判定値と一致した場合には、夫々、第1、第2、第3、第4普図当たりに当選したと判定する。テーブルFZt1を用いた場合、第5普図当たりに当選することはない。
テーブルFZt1では、普図図柄乱数がとり得る数値「0〜99」の内、第1、第2、第3、第4普図当たりに対して、夫々、計50個の判定値「0〜49」、計30個の判定値「50〜79」、計10個の判定値「80〜89」、計10個の判定値「90〜99」を割り当てている。従って、テーブルFZt1を用いた場合、普図当たりに当選した場合、普図当たりの種類が第1、第2、第3、第4普図当たりになる確率は、夫々、50%、30%、10%、10%である。
CPU411は、普図当たり判定時に、電サポ遊技フラグがONに設定されていた場合にはテーブルFZt2を用いて普図図柄判定を行う。このとき、CPU411は、普図判定対象FFの普図図柄乱数が、第5普図当たりに対応付けられた判定値と一致した場合には第5普図当たりに当選したと判定する。図13のテーブルFZt2の例では、第5普図当たりに計100個の判定値「0〜99」が割り当てられているため、テーブルFZt2を用いた場合、普図当たりは常に第5普図当たりとなる。第1〜第5普図当たりの内容については後述する(図24及び図25)。
また、普通図柄処理において、CPU411は、普図変動パターンテーブルTHtを用いて普図変動パターン判定を行うことで、普図変動パターンを選択する。
―――普図変動パターン判定テーブル;図14―――
図14に、普図変動パターンテーブルTHtの例を示す。テーブルTHtには、普図変動パターンFHp1及びFHp2が定義されている。各普図変動パターンFHp1、FHp2は、普通図柄の変動態様を定義したものであり、例えば、普通図柄を変動させる時間(以下「普図変動時間」という)を定義している。普図変動パターンFHp1における普図変動時間は、普図変動パターンFHp2における普図変動時間よりも長い。ここでは、普図変動パターンFHp1、FHp2における普図変動時間は、夫々、20秒、2秒であるとする。普図変動パターン判定において、CPU411は、電サポ遊技フラグがOFFに設定されていた場合には普図変動パターンFHp1を選択し、電サポ遊技フラグがONに設定されていた場合には普図変動パターンFHp2を選択する。
―――普図判定結果記憶領域;図15―――
図15に、普図判定結果記憶領域413jの例を示す。記憶領域413jには、普図判定対象FFについての普図当たり判定、普図図柄判定及び普図変動パターン判定の各判定結果が、互いに対応付けられた状態で記憶される。
尚、記憶領域413jには、普図当たり判定の判定結果及び普図図柄判定の判定結果の双方を表す図柄を示す情報を記憶するようにしても良い。具体的には例えば、普図当たり判定及び普図図柄判定の判定結果が第1、第2、第3、第4、第5普図当たり、ハズレを示すとき、記憶領域413jに、夫々、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「−」という図柄を記憶するようにしても良い。
CPU411は、普図判定結果記憶領域413jの記憶内容に基づいて、普通図柄の表示制御を行わせる。例えば、選択した普図変動パターンが示す変動時間だけ普通図柄の変動を行った後、普図当たり判定の判定結果及び普図図柄判定の判定結果の双方を示す図柄で普通図柄を停止させる。
CPU411は、ROM412内の電動役物制御処理プログラムにより、電動役物制御処理を実行する(図22参照)。電動役物制御処理では、大入賞口処理及び電チュー処理が順次実行される。
―――大入賞口開放パターンテーブル;図16―――
CPU411は、ROM412内の大入賞口処理プログラムにより、大入賞口処理を実行する(図22参照)。大入賞口処理において、CPU411は、特別図柄処理の処理結果などに基づき大入賞口109を開閉動作させる。ROM412内の大入賞口開放パターンテーブルDKtには、図16に示す如く、大当たりの種類ごとの大入賞口109の開放態様を定義する複数の大入賞口開放パターンDKp1〜DKp3が格納されている。特別図柄処理の処理結果が大当たりを示しているとき、大当たりの種類に応じた大入賞口開放パターンを用いて、大入賞口109が開閉動作される。パターンDKp1〜DKp3は、夫々、16R長当たり、16R短当たり、4R当たりに対応している。パターンDKp1〜DKp3の夫々は、大当たりにおけるラウンド数Rmaxと、各ラウンドでの大入賞口109の開放時間と、オープニング時間と、インターバル時間と、エンディング時間とを定めている。16R長当たり、16R短当たり、4R当たりにおけるラウンド数Rmaxは、夫々、16、16、4である。
また、大入賞口処理プログラムは、サブプログラムとして遊技状態設定処理プログラムを実行させる。遊技状態設定処理プログラムによる遊技状態設定処理において、CPU411は、遊技状態を定める高確率遊技フラグ及び電サポ遊技フラグなどの遊技フラグを遊技フラグ記憶領域413fに設定する(詳細は後述)。
CPU411は、ROM412内の電チュー処理プログラムにより、電チュー処理を実行する(図22参照)。電チュー処理において、CPU411は、普通図柄処理の処理結果に基づき電動チューリップ107を開閉動作させる。上述の第1〜第5普図当たりに対応する電動チューリップ107の開閉態様については後述する。
CPU411は、ROM412内の賞球処理プログラムにより、賞球処理を実行する(図22参照)。賞球処理において、CPU411は、第1始動口105、第2始動口106、大入賞口109、普通入賞口110の各入賞口への入賞に対して所定個数の賞球を払い出させるための払い出し指示を、賞球コマンドとして賞球情報記憶領域413gに設定する。
CPU411は、ROM412内の出力処理プログラムにより、出力処理を実行する(図22参照)。出力処理において、CPU411は、RAM413に設定された各記憶領域の記憶内容を示す情報などを、主制御部401に接続された各制御部(賞球制御部402及び演出制御部403を含む)に対して出力する。
また、上述した始動口スイッチ処理プログラムは、サブプログラムとして、事前判定処理を実現する事前判定処理プログラムを実行する(図22参照)。ROM412内の事前判定処理プログラムによる事前判定処理において、CPU411は、特図判定用情報記憶領域413dに記憶された各特図判定用情報に対し、上述の特別図柄処理と同様の特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定を順次実行させ、これらの判定結果を事前判定情報記憶領域413hに記憶させる。
―――事前判定情報記憶領域;図17―――
図17に、事前判定情報記憶領域413hの例を示す。事前判定情報記憶領域413hには、特図判定用情報記憶領域413dの格納領域TJ1〜TJ8に記憶された各々の特図判定用情報に対する特図当たり判定、特図図柄判定及び特図変動パターン判定の判定結果が記憶される。
尚、事前判定情報記憶領域413hには、特図当たり判定の判定結果及び特図図柄判定の判定結果の双方を表す図柄を示す情報を記憶させるようにしても良い。具体的には例えば、事前判定対象の特図判定用情報に対する特図当たり判定及び特図図柄判定の判定結果が16R長当たり、16R短当たり、4R当たり、ハズレを示すとき、記憶領域413hに、夫々、「1」、「2」、「3」、「−」という図柄を記憶するようにしても良い。
また、図4に示すように、主制御部401には盤用外部情報端子基板491が接続されており、主制御部401は、RAM413内の記憶内容を示す情報を、基板491を通じて外部(例えば遊技場のホールコンピュータ)に出力することができる。
[2.賞球制御部]
図4を参照し、賞球制御部402は、CPU421と、ROM422と、RAM423と、不図示の入出力インターフェース(I/O)などを備えて構成される。CPU421は、主制御部401からの払い出し指示(賞球コマンド)に基づき、賞球の払い出し制御に関する各種プログラムをROM422から読み出し、RAM423をワークエリアとして使用して、読み出したプログラムを実行することで、払い出し指示に従う賞球の払い出しを行う。
賞球制御部402には、遊技球を検出する各種SWが接続されている。例えば、図示のように、賞球制御部402には、所定位置の遊技球を検出する定位置検出SW424と、払い出した遊技球を検出する払出球検出SW425と、枠体前面に設けられた打球供給皿120内に遊技球があるかを検出する球有り検出SW426と、打球供給皿120が遊技球で満たされていることを検出する満タン検出SW427とが接続されている。
SW424〜427の夫々は、遊技球を検出したか否かを示す検出信号を賞球制御部402へ出力する。賞球制御部402は、主制御部401から出力された払い出し指示や、SW424〜427から入力される検出信号に基づき、賞球を払い出したり、賞球の払い出しをやめたりする。また、賞球制御部402は、SW424〜427から入力される検出信号を主制御部401へ出力しても良い。
また、賞球制御部402には、発射部428及び払出部429が接続される。賞球制御部402は、発射部428に対する遊技球の発射の操作(遊技者による操作)を検出して遊技球の発射を制御する。発射部428は、遊技のための遊技球を発射するものであり、遊技者による遊技操作を検出するセンサと、遊技球を発射させるソレノイドなどを備える。賞球制御部402は、発射部428のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイド等を駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤101の遊技領域103に遊技球を打ち出す。
また、賞球制御部402には、賞球を払い出すための払出部429が接続される。払出部429は、遊技球を貯留する不図示の貯留部から所定数の遊技球を払い出すための払出駆動モータを備える。賞球制御部402は、払出部429を制御して払出駆動モータを駆動させることで、各入賞口(第1始動口105、第2始動口106、大入賞口109、普通入賞口110)への入賞に対応した賞球の払い出しを実現する。また、賞球制御部402には枠用外部情報端子基板492が接続されており、賞球制御部402が取り扱う各種情報を、基板492を通じて外部に出力することができる。
[3.演出制御部]
次に、遊技機100の演出制御部403について説明する。
[3−1.演出統括部]
図18は、演出制御部403の内部ブロック図を含む、遊技機100の一部ブロック図である。演出制御部403は、演出制御部403の全体を統括する演出統括部403aと、画像表示部104の表示制御やスピーカ114の音声出力制御を行う画像/音声制御部403bと、演出ライト部115及び遊技盤101上の盤ランプ135の点灯制御並びに可動役物130の駆動制御を行うランプ制御部403cなどを備えている。
演出統括部403aは、CPU431と、ROM432と、RAM433と、不図示の入出力インターフェース(I/O)などを備えて構成される。CPU431は、遊技機100が行う演出の制御に関する各種プログラムをROM432から読み出し、RAM433をワークエリアとして使用して、読み出したプログラムを実行する。
また、演出統括部403aには、遊技者からの操作を受け付ける演出ボタン118及び十字キー119が接続されている。演出ボタン118は、遊技者により操作(即ち押下)されたとき、その旨を示す制御信号を演出統括部403aへ出力する。十字キー119は、複数のキーから成り、遊技者により操作(即ち押下)されたキーに対応する制御信号を演出統括部403aへ出力する。演出統括部403aは、演出ボタン118及び十字キー119から入力される制御信号に基づき、遊技者による操作を受け付けたこと及びその操作内容を示す操作コマンドをRAM433に設定する。
ここで、演出統括部403aのCPU431が実行するプログラムの例及び各プログラムを実行することでRAM433に設定(即ち記憶)される情報の例について説明する。尚、演出統括部403aに関して以下に示す処理、プログラム、テーブル及び記憶領域は、CPU431が行う処理、ROM432内のプログラム及びテーブル、並びに、RAM433内の記憶領域の一部に過ぎず、他にも様々な処理、プログラム、テーブル及び記憶領域が、CPU431にて実行、又は、ROM432若しくはRAM433に用意されている。図18に示す如く、ROM432には、テーブルTEt、Mt、OEt及びFEtが格納され、RAM433には、記憶領域433a〜433dが設定されている。
CPU431は、ROM432内の演出メイン処理プログラムにより、演出メイン処理を実行する(図23参照)。演出統括部403aへの電源の供給に応答して演出メイン処理が実行される。演出メイン処理において、演出統括部403aは、演出統括部403a内のCTCなどの内蔵デバイスの初期設定を行って、設定内容を設定記憶領域433aに記憶させる。
CPU431は、ROM432内の演出タイマ割込処理プログラムにより、演出タイマ割込処理を実行する(図23参照)。演出タイマ割込処理は、演出メイン処理により設定記憶領域433aに記憶された所定の周期で、演出メイン処理に対して割り込み実行される。演出タイマ割込処理では、演出に用いられる乱数を更新するための演出用乱数更新処理、コマンド受信処理、操作受付処理及びコマンド送信処理が順次実行される。
CPU431は、ROM432内のコマンド受信処理プログラムにより、コマンド受信処理を実行する。コマンド受信処理において、CPU431は、ROM432内の各種サブプログラムを実行させる。コマンド受信処理に付随して実行される各種処理には、ROM432内の特図演出処理プログラム、普図演出処理プログラム及び大当たり演出処理プログラムによる特図演出処理、普図演出処理及び大当たり演出処理(図23参照)が含まれる。
特図演出処理は、特図演出開始処理及び特図演出終了処理を含み、特図演出開始処理に特図変動演出パターン選択処理が内包される。特図変動演出パターン選択処理において、CPU431は、主制御部401などから受信されたコマンドに基づき、ROM432に記憶された特図変動演出パターンテーブルTEtから特図変動演出パターンを選択及び判定する。
―――特図変動演出パターンテーブル;図19―――
図19に、特図変動演出パターンテーブルTEtの例を示す。テーブルTEtには、ノーマルハズレ演出やリーチ演出などの変動演出の演出内容を定義する特図変動演出パターンが、複数、格納されている。図19のテーブルTEtには、互いに異なる7つの特図変動演出パターンTEp1〜TEp7が格納され、特図変動演出パターンTEp1〜TEp7に対して特図変動パターンTHp1〜THp7が1対1に対応づけられている。
変動演出とは、特別図柄の変動及び変動終了時において演出制御部403により実行される演出を指し、詳細には、特図変動演出と呼ばれても良い。遊技機100において、変動演出を含む任意の演出は、演出実現要素を用いて実現される。演出実現要素は、画像表示部104による画像表示、スピーカ114による音声出力、演出ライト部115による発光、盤ランプ135による発光、及び、可動役物130の駆動の内、少なくとも1つを含む。
尚、変動演出パターンとして、特別図柄に関する変動演出パターン(即ち、特図変動演出パターン)と普通図柄に関する変動演出パターン(即ち、普図変動演出パターン)とがあるが、以下、特図変動演出パターンテーブル、特図変動演出パターンは、夫々、単に、変動演出パターンテーブル、変動演出パターンと呼ばれうる。
ノーマルハズレ演出は、特図変動パターンTHp1及びTHp7に対応づけられ、最も頻出する通常のハズレ演出である。リーチ演出とは、例えば3つの装飾図柄(第1装飾図柄〜第3装飾図柄)を変動させる場合、有効ライン上に第1装飾図柄及び第2装飾図柄を同一のもので揃えた後に第3装飾図柄のみを変動させ、特図変動時間をノーマルハズレ演出のそれよりも長くして、大当たりへの期待を高めるようにした演出である。
リーチ演出には、ノーマルリーチ演出、低信頼度リーチ演出、中信頼度リーチ演出、高信頼度リーチ演出及びプレミアリーチ演出がある。プレミアリーチ演出は、大当たり確定を示す演出である。変動演出パターンTEp2〜TEp6において、記号TEpに付随する数値(2〜6の何れか)が大きいほど、大当たりに対する信頼度が高い演出になっている。
コマンド受信処理において、CPU431は、主制御部401から受信したコマンド(例えば特図変動開始コマンド)に基づき、演出統括部403a内の特図判定結果記憶領域433bの記憶内容が主制御部401の特図判定結果記憶領域413eの記憶内容と同じとなるように、記憶領域433bの記憶内容を更新できる。変動演出パターン選択処理では、更新された記憶領域433b内の特図変動パターンを示す情報に基づき、図19のテーブルTEtを用いて、当該特図変動パターンに対応する変動演出パターンを選択し、選択結果を記憶領域433bに含めることができる。そして、CPU431は、選択した変動演出パターンに対応する変動演出が実現されるよう、選択した変動演出パターンを示す情報を含んだ変動演出開始コマンドを送信コマンド記憶領域433dに設定する(即ち記憶させる)。
また、コマンド受信処理において、CPU431は、主制御部401から受信したコマンド(例えば後述の事前判定コマンド)に基づき、主制御部401の事前判定情報記憶領域413hと、演出統括部403aの事前判定情報記憶領域433cとの記憶内容を同期させる。この同期により、記憶領域433cの記憶内容を記憶領域413hのそれと同じにすることができる。但し、記憶領域433cには、記憶領域413h内の各特図変動パターンに対応する各特図変動演出パターンを記憶させることができる(図17、図19及び図20参照)。
―――事前判定情報記憶領域;図20―――
図20に、事前判定情報記憶領域433cの例を示す。事前判定情報記憶領域433cには、図6の格納領域TJ1〜TJ8に対応する格納領域tj1〜tj8が設けられる。格納領域tj1〜tj8には、夫々、格納領域TJ1〜TJ8に記憶された特図判定用情報に対する特図当たり判定及び特図図柄判定の各判定結果並びに変動演出パターンの選択結果が記憶される。或る特図判定用情報に対する変動演出パターンの選択結果とは、その特図判定用情報に対する特図変動パターンと変動演出パターンテーブルTEtとに基づき、変動演出パターン選択処理によって選択された変動演出パターンを表す(図17、図19及び図20参照)。
例えば、図20では、格納領域tj1にノーマルリーチ演出用の変動演出パターンTEp2が記憶され、格納領域tj2にノーマルハズレ演出用の変動演出パターンTEp1が記憶され、格納領域tj3に高信頼度リーチ演出用の変動演出パターンTEp5が記憶されている。更に、格納領域tj3には、特図当たり判定及び特図図柄判定の判定結果として、“16R長当たり”を示す情報が記憶されている。尚、演出制御部403は、記憶領域433cの記憶内容等に基づき、複数の変動演出にわたる一連の連続演出を行うことも可能である。
普図演出処理(図23参照)は、主制御部401から普通図柄に関するコマンドが受信された場合に、CPU431にて実行される。例えば普図演出処理において、CPU431は、主制御部401から普図変動開始コマンドが受信された場合に、普図変動演出パターンテーブルFEtの中から一つの普図変動演出パターンを選択してRAM433に設定する。そして、CPU431は、設定した普図変動演出パターンにより定められた普図演出を開始させるコマンドを生成してRAM433に設定する。普図変動演出パターンテーブルFEtには、複数の普図変動演出パターンが格納されている。各普図変動演出パターンは、普通図柄の変動時に行う普図演出の演出内容を定義している。
また、ROM432における大当たり演出パターンテーブルOEtには、複数の大当たり演出パターンが格納されている。各大当たり演出パターンには、大当たり遊技中に行う大当たり演出の演出内容が定義されている。大当たり演出処理(図23参照)において、演出制御部403は、大当たりの種類に応じた大当たり演出パターンをテーブルOEtから選択し、実行する。
CPU431は、ROM432内の操作受付処理プログラムにより、操作受付処理を実行する(図23参照)。操作受付処理において、CPU431は、演出ボタン118及び十字キー119からの制御信号を受け付けて、遊技者操作があったことを示す操作コマンドを送信コマンド記憶領域433dに設定する(即ち記憶させる)。
CPU431は、ROM432内のコマンド送信処理プログラムにより、コマンド送信処理を実行する(図23参照)。コマンド送信処理において、CPU431は、送信コマンド記憶領域433dに記憶されている各種コマンドを、演出統括部403aから画像/音声制御部403b又はランプ制御部403cに送信する。画像/音声制御部403b及びランプ制御部403cは、演出統括部403aからのコマンドに従う演出を、上記演出実現要素を用いて実現する。
また、CPU431は、演出モードテーブルMtを用いて演出モードを設定することができる。主制御部401などから受信したコマンドに基づき、CPU431は、演出モードテーブルMtに定義される複数の登録モードの中から演出モードを選択及び設定する。複数の登録モードには、通常モード、確変モード及び特殊モードが含まれる。
―――演出モードテーブル;図21―――
図21に、演出モードテーブルMtの例を示す。図21に示すように、演出モードテーブルMtでは、通常モード、確変モード及び特殊モードに対してモードフラグが対応づけられている。遊技機100の遊技状態が通常遊技状態であるとき、モードフラグの値は“0”に設定され、この時、演出モードは通常モードとなる。遊技機100の遊技状態が高確率電サポ遊技状態であるとき、モードフラグの値は“1”に設定され、この時、演出モードは確変モードとなる。遊技機100の遊技状態が高確率非電サポ遊技状態であるとき、モードフラグの値は“2”に設定され、この時、演出モードは特殊モードとなる。
大当たり遊技終了後における遊技状態変遷についての上述の説明から理解されるように、演出モードは、大当たり遊技終了後、70変動が経過するまでの間、確変モードに設定され、大当たり遊技終了後、71変動〜74変動までの間、特殊モードに設定される。演出制御部403は、通常モード、確変モード及び特殊モード間において、互いに異なる演出を実行できる。
[3−2.画像/音声制御部]
図18を参照し、画像/音声制御部403bは、CPU441と、ROM442と、RAM443と、図示されない入出力インターフェース(I/O)などを備えて構成される。CPU441は、演出統括部403aの指示に応じた各種プログラムをROM442から読み出し、RAM443をワークエリアとして使用して、読み出したプログラムを実行することにより、演出統括部403aから実行指示された演出を実現する。
ROM442には、演出用データが記憶される。演出用データは、背景画像、装飾図柄画像、キャラクタ画像、保留画像、予告演出画像などの画像データや、効果音、BGMなどの音声データ等を含む。
CPU441は画像表示部104の表示内容を制御できる。例えば、CPU441は、演出統括部403aにより実行指示された演出に対応する画像データをROM442から読み込んで、読み込んだ画像データによる画像を画像表示部104に表示させる。この際、CPU441は、画像表示部104の表示画面上に複数の画像を重畳表示させることができる。画像表示部104の表示画面上において、同一位置に複数の画像が重なる場合などには、それらの画像を階層構造で重ねたレイヤが設定される。例えば、下層のレイヤに背景画像を設定し、その上の階層に装飾図柄を設定し、さらにその上の階層に予告画像を設定する。これにより、装飾図柄が背景画像よりも手前に見えるように且つ予告画像が装飾図柄より更に手前に見えるように表示できる。
また、CPU441は、演出統括部403aにより実行指示された演出に対応する音声データをROM442から読み込んで、読み込んだ音声データによる音をスピーカ114から出力させる。
また、ボタン演出が実行されるとき、CPU441は、ボタン演出について所定の有効期間を設定し、有効期間内に演出ボタン118への操作の入力が検出された場合には、ボタン演出にて定義された画像データをROM442から読み込んで、読み込んだ画像データによる画像を画像表示部104に表示させる、及び/又は、ボタン演出にて定義された音声データをROM442から読み込んで、読み込んだ音声データによる音をスピーカ114から出力させる。
[3−3.ランプ制御部]
ランプ制御部403cは、CPU451と、ROM452と、RAM453と、不図示の入出力インターフェース(I/O)などを備えて構成される。CPU451は、演出統括部403aの指示に応じた各種プログラムをROM452から読み出し、RAM453をワークエリアとして使用して、読み出したプログラムを実行する。
ランプ制御部403cは、演出統括部403aから受信したコマンドに基づき、演出ライト部115及び盤ランプ135の点灯制御並びに可動役物130の駆動制御を行うことができる。可動役物130にランプが含まれる場合、可動役物130の駆動制御には、可動役物130内のランプの点灯制御も含まれる。また、ランプ制御部403cには可動役物130の位置検出を行うための役物センサ(不図示)が接続され、ランプ制御部403cは、役物センサの検出信号に基づき可動役物130の駆動制御を行うことができる。
<<信頼度について>>
ここで、用語“信頼度”について説明を補足する。或る1つの特図判定用情報Q1に対して或る演出Q2が行われる場合において、特図判定用情報Q1が大当たりに当選する確率、即ち、特図判定用情報Q1に基づく特図当たり判定において大当たりと判定される期待値(確率論上の期待値)を、大当たりの信頼度、特図判定用情報Q1の信頼度、又は、演出Q2の信頼度と呼ぶ。演出Q2は、特図判定用情報Q1に対応する特別図柄の変動中に行われる当該予告(当該予告演出)でありうるし、特図判定用情報Q1に対応する特別図柄の変動開始前に行われる先読み予告(先読み予告演出)でありうる。
1つの特図判定用情報Q1に関して、特図当たり判定の結果が“ハズレ”であって且つ特図判定用情報Q1に対して演出Q2が実行される確率を“r”で表し、特図当たり判定の結果が“大当たり”であって且つ特図判定用情報Q1に対して演出Q2が実行される確率を“v”で表す。そうすると、特図判定用情報Q1に対して演出Q2が行われるときの大当たりの信頼度は、(100×v/(r+v))%である。
例えば、非電サポ遊技状態において(図10のテーブルTHt1及びTHt2参照)、1つの特図判定用情報Q1が“ハズレ”であって且つ特図判定用情報Q1に特図変動パターンTHp3が割り当てられる確率rは “(199/200)×(6/100)”であり、1つの特図判定用情報Q1が“大当たり”であって且つ特図判定用情報Q1に特図変動パターンTHp3が割り当てられる確率vは “(1/200)×(10/100)”であるので、特図判定用情報Q1に対して特図変動パターンTHp3が割り当てられたときの大当たりの信頼度(特図判定用情報Q1の信頼度、特図変動パターンTHp3による演出の信頼度)は、約0.8%となる。同様に例えば、特図判定用情報Q1に対して特図変動パターンTHp5が割り当てられたときの大当たりの信頼度(特図判定用情報Q1の信頼度、特図変動パターンTHp5による演出の信頼度)は、約20%となる。
<<電チュー開放について>>
次に、本実施形態において特に特徴的な、普図当たりに対応する電動チューリップ107(以下、電チュー107と呼ぶことがある)の開閉制御、及び、それに関連する演出を説明する。図24は、ROM412内の電チュー開放パターンテーブルDENKtを示している。テーブルDENKtには、普図当たりの種類ごとの電チュー107の開放態様を定義する複数の電チュー開放パターンDENKp1〜DENKp5が格納されている。普通図柄処理の処理結果が第1〜第5普図当たり(図13も参照)を示しているとき、夫々、電チュー開放パターンDENKp1〜DENKp5に沿って、電チュー107が開閉動作される。第2始動口106の状態は、閉状態と閉状態よりも遊技球が入賞容易な開状態とに変化可能であり、この変化は電チュー107の開閉によってもたらされる。即ち、電チュー107が閉状態であるとき第2始動口106の状態も閉状態となり、電チュー107が開状態であるとき第2始動口106の状態も開状態となる。
図25(a)〜図25(e)に、夫々、パターンDENKp1〜DENKp5における電チュー107の開放態様を示す。普図当たりに対応して電チュー107が開放される遊技を補助遊技と呼び、補助遊技が行われる期間を補助遊技期間と呼ぶ。
第1普図当たりに対応するパターンDENKp1において、補助遊技期間は、図25(a)に示す如く、電チュー107が1回目に開放される期間L[1,1]と、その後、電チュー107が閉鎖される期間L[1,2]と、その後、電チュー107が2回目に開放される期間L[1,3]とから成る。本実施形態において、期間L[1,1]〜[1,3]の長さは、夫々、0.1秒、3.0秒、5.5秒であるとする。勿論、これらの長さを様々に変更することもできる。後述の他の期間(L[2,1]等)についても同様である。
第2普図当たりに対応するパターンDENKp2において、補助遊技期間は、図25(b)に示す如く、電チュー107が1回目に開放される期間L[2,1]と、その後、電チュー107が閉鎖される期間L[2,2]と、その後、電チュー107が2回目に開放される期間L[2,3]とから成る。本実施形態において、期間L[2,1]〜[2,3]の長さは、夫々、0.1秒、3.0秒、2.8秒であるとする。
第3普図当たりに対応するパターンDENKp3において、補助遊技期間は、図25(c)に示す如く、期間L[3,1]〜L[3,7]から成る。時間の進行に沿って、期間L[3,1]〜L[3,7]の順番で各期間が訪れる。期間L[3,1]、L[3,3]、L[3,5]及びL[3,7]では、電チュー107が開放されており、期間L[3,2]、L[3,4]及びL[3,6]では、電チュー107が閉鎖されている。本実施形態において、期間L[3,1]〜[3,7]の長さは、夫々、0.1秒、3.0秒、2.8秒、20秒、0.1秒、3.0秒、2.8秒であるとする。
第4普図当たりに対応するパターンDENKp4において、補助遊技期間は、図25(d)に示す如く、期間L[4,1]のみから成る。本実施形態において、期間L[4,1]の長さは0.2秒であるとする。
第5普図当たりに対応するパターンDENKp5において、補助遊技期間は、図25(e)に示す如く、期間L[5,1]〜L[5,5]から成る。時間の進行に沿って、期間L[5,1]〜L[5,5]の順番で各期間が訪れる。期間L[5,1]、L[5,3]及びL[5,5]では、電チュー107が開放されており、期間L[5,2]及びL[5,4]では、電チュー107が閉鎖されている。本実施形態において、期間L[5,1]〜[5,5]の長さは、夫々、1.8秒、1.5秒、1.8秒、1.5秒、1.8秒であるとする。
1つの補助遊技期間中に、電チュー107が開放される回数(厳密に言うと、電チュー107が閉状態から開状態に切り替わる回数)を開放回数KKと呼ぶ。第1、第2、第3、第4、第5普図当たりにおける開放回数KKは、夫々、2回、2回、4回、1回、3回である。ここでは、非電サポ遊技状態における電チュー107の開放に注目し、期間L[1,3]、L[2,3]、L[3,3]又はL[3,7]における電チュー107の開放を特にロング開放と呼ぶ。即ち、以下の説明において、ロング開放とは、期間L[1,3]、L[2,3]、L[3,3]又はL[3,7]における電チュー107の開放を意味し、期間L[5,1]、L[5,2]、L[5,5]における電チュー107の開放を意味しない。1回のロング開放における電チュー107の開放時間(即ち、期間L[1,3]、L[2,3]、L[3,3]及びL[3,7]の夫々の長さ)は、少なくとも、遊技球の発射間隔よりも長く、例えば該発射間隔の2倍以上に設定される。ここにおける発射間隔とは、発射部428によって遊技球が遊技領域103に連続的に発射されるときの遊技球の発射間隔(最小発射間隔)であり、例えば0.6秒である。
電サポ遊技状態では、高い頻度で第5普図当たりに当選するため、第2始動口106への入賞が高い頻度で発生する(図12及び図13参照)。しかしながら、非電サポ遊技状態では、普図当たりの当選確率が低いため、第2始動口106への入賞は発生しにくい。更に、非電サポ遊技状態において、第4普図当たりに相当するような電チューのショート開放しか行わない遊技機(遊技機100とは異なる)では、非電サポ遊技中に遊技球が第2始動口に入賞することは非常に稀である。これに対し、本実施形態の遊技機100では、非電サポ遊技状態においても第2始動口106への相当数の入賞が可能となるように、普図当たりとして、第1〜第3普図当たりを設けている。第1〜第3普図当たりにおける補助遊技期間に、遊技球を適切に打ち出すことで、第2始動口106への相当数の入賞が可能となる。
[第1ケース:図26]
今、図26に示す第1ケースを考える。第1ケースにおける遊技機100の遊技状態は非電サポ遊技状態である。任意の整数iに関し、時刻tAi+1は時刻tAiよりも後の時刻である。普通図柄抽選が行われ、時刻tA1よりも前に変動を開始した普通図柄が時刻tA2において第1普図当たりの態様にて停止したとする。これに対応し、主制御部401によって、期間L[1,1]に対応する時刻tA3及びtA4間に電チュー107が開状態とされ、期間L[1,2]に対応する時刻tA4及びtA5間に電チュー107が閉状態とされ、期間L[1,3]に対応する時刻tA5及びtA6間に電チュー107がロング開放される。このロング開放の期間において第2始動口106に遊技球が入賞することで、第2始動口106の入賞に基づく特図判定用情報が取得される。
その後、時刻tA6及びtA8間において、第2始動口106の入賞に基づく第2特別図柄の変動が行われる一方で、それとは別に普通図柄抽選が行われ、時刻tA7よりも前に変動を開始した普通図柄が時刻tA8において再び第1普図当たりの態様にて停止したとする。但し、時刻tA8では、第2始動口106の入賞に基づく全ての第2特別図柄の変動が完了していないものとする。即ち、1回目の補助遊技の実行期間(時刻tA3及びtA6間)中に第2始動口106に遊技球が入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利の内、最後に保留された大当たり抽選の権利に対する第2特別図柄の変動停止前に、時刻tA8が訪れるものとする。
第1普図当たりの2回目の当選に伴い、主制御部401によって、期間L[1,1]に対応する時刻tA9及びtA10間に電チュー107が開状態とされ、期間L[1,2]に対応する時刻tA10及びtA11間に電チュー107が閉状態とされ、期間L[1,3]に対応する時刻tA11及びtA12間に電チュー107が再びロング開放される。この再度のロング開放の期間において第2始動口106に遊技球が入賞することで、第2始動口106の入賞に基づく特図判定用情報が取得される。
第1ケースに係る演出制御部403は、時刻tA1及びtA2間において普図演出EA1を行い、且つ、時刻tA4及びtA5間においてロング開放予告演出EA2を行い、且つ、時刻tA5及びtA6間においてロング開放中演出EA3を行い、且つ、時刻tA7及びtA8間において普図演出EA4を行い、時刻tA10及びtA11間においてロング開放予告演出EA5を行い、且つ、時刻tA11及びtA12間においてロング開放中演出EA6を行う。
これらの演出の説明に先立ち、図27を参照して、画像表示部104の基本的な表示内容を説明する。演出制御部403の制御の下、画像表示部104には、第1〜第3装飾図柄から成る装飾図柄10が表示されると共に、1以上の保留画像20及び1以上の保留画像30が表示されうる。図27において、画像表示部104中の3つの矢印は第1〜第3装飾図柄が変動表示されている様子を表している。尚、図27及び後述の図28等では、第1〜第3装飾図柄が常に変動表示しているかのように示されているが、普通図柄処理とは別に特別図柄処理が行われていて、特別図柄の変動停止に伴って第1〜第3装飾図柄が停止していることもある。尚、以下の説明において、任意の画像及びメッセージの表示とは、特に記述無き限り、画像表示部104での表示である。
1つの保留画像20は、第1始動口105への入賞に基づき1つの大当たり抽選の権利が保留されていることを示す画像であり、1つの保留画像30は、第2始動口106への入賞に基づき1つの大当たり抽選の権利が保留されていることを示す画像である。第1始動口105への入賞に基づき保留されている大当たり抽選の権利の個数分だけ保留画像20が表示され、第2始動口106への入賞に基づき保留されている大当たり抽選の権利の個数分だけ保留画像30が表示される。従って、第1始動口105への入賞に基づく大当たり抽選の権利が保留されていない場合には保留画像20は表示されず、第2始動口106への入賞に基づく大当たり抽選の権利が保留されていない場合には保留画像30は表示されない。
普図演出EA1は、普通図柄抽選が行われていることを遊技者に告知又は示唆する演出である(図28参照)。ここでは、特に、電チュー107のロング開放を伴う普図当たりの当選/ハズレが抽選されること、又は、その抽選が行われている最中であることを遊技者に告知又は示唆する演出を、普図演出EA1に含めておくと良い。図28に、普図演出EA1の例を示す。図28の普図演出EA1では、ルーレット画像とキャラクタ画像が抽選メッセージMS1「ルーレットチャンス!!大吉が止まればお徳チャンスタイムだよ」と共に画像表示部104に表示された後、ルーレット画像上で「×」と「大吉」が交互表示される。そして、ロング開放を伴う普図当たり(即ち第1〜第3普図当たりの何れか)に当選した場合には、普通図柄の変動停止に同期してルーレット画像上で「大吉」を停止表示し、そうでない場合には普通図柄の変動停止に同期してルーレット画像上で「×」を停止表示する。図26の第1ケースでは、時刻tA2において普通図柄の変動が第1普図当たりの表示態様にて停止すると共にルーレット画像上で「大吉」が停止表示される。
ロング開放予告演出EA2は、電チュー107のロング開放が間もなく行われることを遊技者に告知又は示唆する演出である(図29(a)参照)。電チュー107のロング開放が何秒後に開始されるのか、及び/又は、これから行われる電チュー107のロング開放の時間の長さを遊技者に告知又は示唆する演出を、ロング開放予告演出EA2に含めておいても良い。図29(a)に、ロング開放予告演出EA2の例を示す。図29(a)のロング開放予告演出EA2では、キャラクタ画像が開放予告メッセージMS2「お徳チャンス!!間もなく電チューが開くよ」と共に画像表示部104に表示される。
ロング開放中演出EA3は、電チュー107のロング開放が行われている最中であることを遊技者に告知又は示唆する演出である(図29(b)参照)。電チュー107のロング開放が残り何秒続くのかを遊技者に告知又は示唆する演出を、ロング開放中演出EA3に含めておいても良い。図29(b)に、ロング開放中演出EA3の例を示す。図29(b)のロング開放中演出EA3では、キャラクタ画像が開放中メッセージMS3「お徳チャンスタイム!!電チューが開放中だよ」と共に画像表示部104に表示される。また、電チュー107のロング開放中における第2始動口106への遊技球の入賞に伴い、図29(a)の状態を基準として、保留画像30が追加表示されている様子が図29(b)に示されている。第2始動口106へ遊技球が入賞する度に、入賞メッセージMS3a「お徳入賞!!」などを画像表示部104に表示させる演出を、ロング開放中演出EA3に含めておいても良い。これを可能とするべく、主制御部401は、第2始動口106へ遊技球が入賞する度に、それを知らせるコマンドを演出制御部403に送信すれば良い。
時刻tA6にて1回目の補助遊技が終了した後、第2始動口106への遊技球の入賞に基づく第2特別図柄の変動が行われる際、演出制御部403は、所定の通常演出と異なる所定の第1ゾーン演出を行うようにしても良い。通常遊技状態(低確率非電サポ遊技状態)において、演出制御部403は、原則として通常演出を行う。装飾図柄10の変動態様及び模様や装飾図柄10の背景画像などが、通常演出及び第1ゾーン演出間で互いに異なる。例えば、図30に示す如く、第1ゾーン演出では、通常演出中には表示されない文言「お徳抽選ゾーン」を画像表示部104に表示して、通常演出では行われない特定の演出を画像表示部104上で行うと良い。第1ゾーン演出は、1回目の補助遊技の実行期間(時刻tA3及びtA6間)中に遊技球が第2始動口106に入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利が全て消化されるまで(即ち、それらの権利の内、最後に保留された大当たり抽選の権利に対する第2特別図柄の変動が停止するタイミングまで)継続して良い。
普図演出EA4は、普通図柄抽選が行われていることを遊技者に告知又は示唆する演出である(図31参照)。電チュー107のロング開放を伴う普図当たりの当選/ハズレが再び抽選されること、又は、その抽選が行われている最中であることを遊技者に告知又は示唆する演出を、普図演出EA4に含めておくと良い。図31に、普図演出EA4の例を示す。図31の普図演出EA4では、ルーレット画像とキャラクタ画像が抽選メッセージMS4「またルーレットチャンス!!大吉が止まれば電チュー上乗せチャンスタイムだよ」と共に画像表示部104に表示された後、ルーレット画像上で「×」と「大吉」が交互表示される。抽選メッセージMS4は上述の抽選メッセージMS1と異なっていると良い。そして、ロング開放を伴う普図当たり(即ち第1〜第3普図当たりの何れか)に当選した場合には、普通図柄の変動停止に同期してルーレット画像上で「大吉」を停止表示し、そうでない場合には普通図柄の変動停止に同期してルーレット画像上で「×」を停止表示する。図26の第1ケースでは、時刻tA8において普通図柄の変動が再び第1普図当たりの表示態様にて停止すると共にルーレット画像上で再び「大吉」が停止表示される。
ロング開放予告演出EA5は、電チュー107の再度のロング開放が間もなく行われることを遊技者に告知又は示唆する演出である(図32(a)参照)。電チュー107の再度のロング開放が何秒後に開始されるのか、及び/又は、これから行われる電チュー107のロング開放の時間の長さを遊技者に告知又は示唆する演出を、ロング開放予告演出EA5に含めておいても良い。また、電チュー107の再度のロング開放によって第2始動口106への入賞数上乗せが期待されることを遊技者に告知又は示唆する演出を、ロング開放予告演出EA5に含めておいても良い。図32(a)に、ロング開放予告演出EA5の例を示す。図32(a)のロング開放予告演出EA5では、キャラクタ画像が開放予告メッセージMS5「電チュー上乗せチャンス!!またしても電チューが開くよ」と共に画像表示部104に表示される。開放予告メッセージMS5は上述の開放予告メッセージMS2と異なっていると良い。
ロング開放中演出EA6は、電チュー107の再度のロング開放が行われている最中であることを遊技者に告知又は示唆する演出である(図32(b)参照)。電チュー107の再度のロング開放が残り何秒続くのかを遊技者に告知又は示唆する演出を、ロング開放中演出EA6に含めておいても良い。図32(b)に、ロング開放中演出EA6の例を示す。図32(b)のロング開放中演出EA6では、キャラクタ画像が開放中メッセージMS6「電チュー上乗せチャンスタイム!!またしても電チュー開放中」と共に画像表示部104に表示される。また、電チュー107の再度のロング開放中における第2始動口106への遊技球の入賞に伴い、図32(a)の状態を基準として、保留画像30が追加表示されている様子が図32(b)に示されている。第2始動口106へ遊技球が入賞する度に、入賞メッセージMS6a「電チュー上乗せ!!」などを画像表示部104に表示させる演出を、ロング開放中演出EA6に含めておいても良い。これを可能とするべく、主制御部401は、第2始動口106へ遊技球が入賞する度に、それを知らせるコマンドを演出制御部403に送信すれば良い。開放中メッセージMS6は上述の開放中メッセージMS3と異なっていると良く、入賞メッセージMS6aも上述の入賞メッセージMS3aと異なっていると良い。
時刻tA12にて2回目の補助遊技が終了した後、第2始動口106への遊技球の入賞に基づく第2特別図柄の変動が行われる際、演出制御部403は、所定の通常演出と異なる所定の第2ゾーン演出を行うようにしても良い。装飾図柄10の変動態様及び模様や装飾図柄10の背景画像などが、通常演出及び第2ゾーン演出間で互いに異なる。第2ゾーン演出は、上述の第1ゾーン演出と同じものであっても良いし、上述の第2ゾーン演出と異なっていても良い。第1及び第2ゾーン演出が互いに異なる場合、装飾図柄10の変動態様及び模様や装飾図柄10の背景画像などが、第1及び第2ゾーン演出間で互いに異なる。第2ゾーン演出は、1回目及び2回目の補助遊技の実行期間中に遊技球が第2始動口106に入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利が全て消化されるまで(即ち、それらの権利の内、最後に保留された大当たり抽選の権利に対する第2特別図柄の変動が停止するタイミングまで)継続して良い。1回目及び2回目の補助遊技の実行期間中に遊技球が第2始動口106に入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利の中に、信頼度が所定値以上のものがある場合に限って第2ゾーン演出の実行を許可するようにしても良い。
ここで注目すべきは、ロング開放予告演出EA2及びEA5は互いに異なり、且つ、ロング開放中演出EA3及びEA6も互いに異なるということである。
1回目の補助遊技に係る演出EA2及びEA3は、第2始動口106の状態が電チュー107のロング開放により、間もなく開状態になること又は現在開状態になっていることを遊技者に告知又は示唆する演出(例えば、開放予告メッセージMS2、開放中メッセージMS3の表示)を含む。
2回目の補助遊技に係る演出EA5及びEA6もそれと同様の演出を含んでいて良いが、演出EA5及びEA6は、特に、第2始動口106の状態が電チュー107の再度のロング開放により、間もなく再び開状態になること又は再び開状態になっていることを遊技者に告知又は示唆する演出(例えば、開放予告メッセージMS5、開放中メッセージMS6の表示)を含む。また、1回目の補助遊技中における第2始動口106への遊技球の入賞数を基準として、第2始動口106への遊技球の入賞数の増加が可能であることを遊技者に告知又は示唆する演出を、演出EA5及びEA6に含めても良い。例えば、開放中メッセージMS5又はMS6における文言“電チュー上乗せチャンス”は、第2始動口106への遊技球の入賞数の増加が可能であることを遊技者に告知又は示唆している。
また、ロング開放中演出EA3の中で遊技球が第2始動口106に入賞する度に表示されうる入賞メッセージMS3a「お徳入賞!!」も、ロング開放中演出EA6の中で遊技球が第2始動口106に入賞する度に表示されうる入賞メッセージMS6a「電チュー上乗せ!!」も、第2始動口106へ遊技球が入賞したことを遊技者に告知又は示唆するものである。但し、入賞メッセージMS6aは、1回目の補助遊技中における第2始動口106への遊技球の入賞数を基準として、第2始動口106への遊技球の入賞数が増加したこと(上乗せされたこと)を遊技者に告知又は示唆する点で、入賞メッセージMS3aと異なる。
電チュー107のロング開放では、第2始動口106への入賞が補助される。第2始動口106への入賞により所定数の賞球が払い出されると共に第2特図図柄による大当たり抽選の権利が取得される。故に、通常遊技状態において、普通図柄の当たりの一種として、電チュー107のロング開放を伴う当たりを用意しておくことにより、大当たりの発生を長時間待つ遊技者に対し、新たな楽しみを与えることができる。このとき、ロング開放を伴う普図当たりの複数回当選に対して、特別な演出(演出EA5、EA6)を行うようにすれば、遊技者に対して更なる楽しみを与えることができ、遊技の興趣向上が見込める。
第1普図当たりに複数回当選したケースを第1ケースとして説明したが、第1ケースにおいて当選した普図当たりは、図25(b)の電チュー開放パターンDENKp2に対応する第2普図当たりであっても良い。
また、3回以上連続して第1又は第2普図当たりに当選した場合にも同様の演出が可能である。即ち例えば、1回目及び2回目の補助遊技の実行期間中に遊技球が第2始動口106に入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利が全て消化される前に(即ち、それらの権利の内、最後に保留された大当たり抽選の権利に対する第2特別図柄の変動が停止する前に)、電チュー107のロング開放を伴う普図当たりの態様にて普通図柄が再度停止表示される場合、再び演出EA4〜EA6(即ち、2回目の演出EA4〜EA6)を行うようにしても良い。このとき、2回目の演出EA4〜EA6を、1回目の演出EA4〜EA6と異ならせるようにしても良い。3回目以降に演出EA4〜EA6が実行される場合も同様である。
尚、上述の想定とは異なるが、第1ケースにおいて、仮に、1回目の補助遊技の実行期間中に第2始動口106に遊技球が入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利の内、最後に保留された大当たり抽選の権利に対する第2特別図柄の変動停止後に、時刻tA8(第1普図当たりの態様にて普通図柄が再び停止表示される時刻)が訪れる場合、演出制御部403は、時刻tA10及びtA11間でロング開放予告演出EA2を行って良く且つ時刻tA11及びtA12間でロング開放中演出EA3を行って良い。また、上記最後に保留された大当たり抽選の権利に対する第2特別図柄の変動停止後に時刻tA8が訪れるかどうかは、主制御部401からのコマンドより分かる。故に、上記最後に保留された大当たり抽選の権利に対する第2特別図柄の変動停止後に時刻tA8が訪れると判断される場合、演出制御部403は、時刻tA7及びtA8間で普図演出EA1を行って良い。
[第2ケース:図33]
次に、図33に示す第2ケースを考える。第2ケースにおける遊技機100の遊技状態は非電サポ遊技状態である。任意の整数iに関し、時刻tBi+1は時刻tBiよりも後の時刻である。
普通図柄抽選が行われ、時刻tB1よりも前に変動を開始した普通図柄が時刻tB2において第3普図当たりの態様にて停止したとする。これに対応し、主制御部401により、電チュー開放パターンDENKp3(図25(c))に沿って、時刻tB3及びtB12間で電チュー107が開閉制御される。時刻tB3及びtB4間の期間、時刻tB4及びtB5間の期間、時刻tB5及びtB6間の期間、時刻tB6及びtB9間の期間、時刻tB9及びtB10間の期間、時刻tB10及びtB11間の期間、時刻tB11及びtB12間の期間が、夫々、期間L[3,1]〜L[3,7]に相当する。
故に、時刻tB5及びtB6間に電チュー107の1回目のロング開放(以下、前半ロング開放とも言う)が行われ、時刻tB11及びtB12間に電チュー107の2回目のロング開放(以下、後半ロング開放とも言う)が行われる。1回目、2回目のロング開放の期間において第2始動口106に遊技球が入賞することで、第2始動口106の入賞に基づく特図判定用情報が取得される。
第2ケースにおいて、演出制御部403は、時刻tB1及びtB2間において普図演出EB1を行い、且つ、時刻tB4及びtB5間においてロング開放予告演出EB2を行い、且つ、時刻tB5及びtB6間においてロング開放中演出EB3を行い、且つ、時刻tB7及びtB8間において普図演出EB4を行い、時刻tB10及びtB11間においてロング開放予告演出EB5を行い、且つ、時刻tB11及びtB12間においてロング開放中演出EB6を行う。
演出EB1〜EB3は、夫々、上述の演出EA1〜EA3と同じであって良い。時刻tB6にて前半ロング開放が終了した後、第2始動口106への遊技球の入賞に基づく第2特別図柄の変動が行われる際、第1ケースで述べたのと同様に、演出制御部403は、所定の通常演出と異なる所定の第1ゾーン演出を行うようにしても良い。
普図演出EB4も、上述の普図演出EA4と同じであっても良い(図31参照)。但し、第2ケースにおける普図演出EB4は、実際には実行されていない普通図柄抽選があたかも実行されているように見せかける擬似普図演出である。普図演出EB4では、ルーレット画像上で必ず「大吉」が停止表示される。第2ケースにおいて、普図演出EB4の実行を割愛することも可能である。演出EB5及びEB6は、夫々、上述の演出EA5及びEA6と同じであって良い。
第1ケースに関して上述した内容を第2ケースに適用することができ、この場合、第1ケースの説明文における記号“tAi”は記号“tBi”に読み替えられ、且つ、第1ケースの説明文における“1回目の補助遊技”及び“2回目の補助遊技”は、夫々、“前半ロング開放”及び“後半ロング開放”に読み替えられる。
上述したように、電チュー107のロング開放を伴う当たりを用意しておくことにより、大当たりの発生を長時間待つ遊技者に対し、新たな楽しみを与えることができ、第1ケースのように第1普図当たり(第2普図当たり)の連続当選が発生すれば、特別な演出を見つつ、遊技者は更なる楽しみを感じることができる。しかしながら、ゲート108周りの釘状態などに依存して、第1ケースのような状況が極めて発生しがたいこともある。これを考慮し、第3普図当たりを用意しておく。第3普図当たりでは、あたかも、電チュー107のロング開放を伴う普通図柄抽選に連続当選したかのような動作が遊技機100で表出されるため、遊技者は、第1ケースと同様の楽しみを感じることができる。
また、第1ケースの説明でも上述したように、第2普図当たりの当選に対しても演出EA1〜EA3を実行して良い。一方で、第3普図当たりにおける演出EB1〜EB3は、演出EA1〜EA3と同じであって良い。そうすると、第2又は第3普図当たりに当選した場合、1回目のロング開放中演出(EA3又はEB3)が終了するまで、遊技者は、第2及び第3普図当たりのどちらに当選したのか判別しにくい。故に、第3普図当たりの存在を知っている遊技者は、1回目のロング開放中演出(EA3又はEB3)の終了後、暫くしてから、2回目のロング開放が行われることを期待感を持って待つことができるようになる。つまり、遊技を退屈に思って飽きてしまう可能性が低減される。
これを担保すべく、電チュー開放パターンDENKp2(図25(b))の期間L[2,1]〜L[2,3]中における電チュー107の開閉態様を、電チュー開放パターンDENKp3(図25(c))の期間L[3,1]〜L[3,3]中における電チュー107の開閉態様と、完全に同じにすると良い、又は、互いに区別しがたいように実質的に同じにすると良い。例えば、期間L[2,3]及びL[3,3]の長さを互いに同じにすると良い。期間L[2,3]及びL[3,3]の長さを互いに異ならせる場合には、期間L[2,3]及びL[3,3]の内、長い方の期間の長さを、短い方の期間の長さの1.1倍以下又は1.2倍以下にすると良い。
また、第3普図当たりに当選したとき、第2普図当たりに連続的に当選したかのように見せかけるため、期間L[2,3]、L[3,3]及びL[3,7]の長さを互いに完全に又は実質的に同じにしておくと良い。期間L[3,3]及びL[3,7]の長さを互いに異ならせる場合であっても、期間L[3,3]及びL[3,7]の内、長い方の期間の長さを、短い方の期間の長さの1.1倍以下又は1.2倍以下にすると良い。
尚、演出EA1〜EA6及びEB1〜EB6は、画像表示部104の表示による演出以外の演出であっても良いし、画像表示部104の表示による演出に加えて、画像表示部104の表示による演出以外の演出を含んでいても良い。演出制御部403は、上述した任意の演出実現要素を用いて演出EA1〜EA6及びEB1〜EB6を実現すれば良い。例えば、第1の演出(例えば演出EA3)と第2の演出(例えば演出EA6)が互いに異なるとは、画像表示部104に表示される画像、演出ライト部115及び盤ランプ135の発光態様、可動役物130の動作態様、又は、スピーカ114の出力音が、第1及び第2の演出間で互いに異なることをも含む。
<<遊技機の動作フローチャート>>
次に、上述した動作を実現するために遊技機100が行う処理の流れを、フローチャートに沿って説明する。
[1.主制御部が行う処理]
まず、主制御部401が行う処理について説明する。尚、以下に説明する主制御部401の各処理は、主制御部401のCPU411がROM412に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
―――タイマ割込処理;図34―――
図34を参照し、主制御部401が行うタイマ割込処理を説明する。図34は、タイマ割込処理の内容を示すフローチャートである。主制御部401は、電源の供給が開始されると、起動処理や電源遮断監視処理などを含んだメイン処理を実行開始する。主制御部401は、電源が供給されている間、このメイン処理を継続的に実行する。主制御部401は、このメイン処理に対して、タイマ割込処理を所定周期(例えば4ms)で割り込み実行する。
図34に示すように(図22も参照)、タイマ割込処理において、主制御部401は、ステップS1の乱数更新処理、ステップS2のスイッチ処理、ステップS3の特別図柄処理、ステップS4の普通図柄処理、ステップS5の電動役物制御処理、ステップS6の賞球処理、及び、ステップS7の出力処理を順次実行する。ステップS1〜S7の乱数更新処理、スイッチ処理、特別図柄処理、普通図柄処理、電動役物制御処理、賞球処理及び出力処理は、図4〜図17及び図22等を参照しつつ、それらの処理について上述した内容を含んでいて良い。
まずステップS1の乱数更新処理において、主制御部401は、各種抽選に用いる乱数を更新する。
続くステップS2のスイッチ処理は(図22も参照)、第1始動口105又は第2始動口106に入賞した遊技球を検出する始動口スイッチ処理(図35参照)、ゲート108を通過した遊技球を検出するゲートスイッチ処理(図36参照)、大入賞口109に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ処理、及び、普通入賞口110に入賞した遊技球を検出する普通入賞口スイッチ処理などを含む。
その後、ステップS3の特別図柄処理において、主制御部401は、大当たり抽選を行い、大当たり抽選の結果に応じて特別図柄を変動表示した後、停止表示させる。
その後、ステップS4の普通図柄処理において、主制御部401は、普通図柄抽選を行い、普通図柄抽選の結果に応じて普通図柄を変動表示した後、停止表示させる。
その後、ステップS5の電動役物制御処理は(図22も参照)、大入賞口109の動作を制御する大入賞口処理(図42参照)、及び、電動チューリップ107の動作を制御する電チュー処理(不図示)などを含む。
その後、ステップS6の賞球処理において、主制御部401は、例えば、第1始動口105、第2始動口106、大入賞口109又は普通入賞口110への遊技球の入賞に対して、所定個数の賞球の払い出しを指示する賞球コマンドをRAM413に設定する。
その後、ステップS7の出力処理において、主制御部401は、ステップS1〜S6の各処理によりRAM413に設定された情報を示す各種コマンドを賞球制御部402及び演出制御部403に出力する。賞球に関するコマンドは賞球制御部402に出力され、演出に関するコマンドは演出制御部403に出力される。出力処理の終了によってタイマ割込処理も終了する。タイマ割込処理が終了すると、主制御部401が実行する処理はメイン処理に戻る。
―――始動口スイッチ処理;図35―――
図35を参照し、図34のステップS2のスイッチ処理に含まれる始動口スイッチ処理の内容を説明する。図35は、始動口スイッチ処理の内容を示すフローチャートである。始動口スイッチ処理において、主制御部401は、まず、第1始動口SW414aがONになったか否かを判定する(ステップS211)。第1始動口SW414aがONになっていなければ(ステップS211のNo)、ステップS216へ移行する。SW414aにおいて、自身が検出すべき遊技球が検出されたときSW414aはONとなり、自身が検出すべき遊技球が検出されなかったときSW414aはOFFとなる。SW414b及びSW415〜SW417(図4参照)についても同様である。
第1始動口SW414aがONであれば(ステップS211のYes)、主制御部401は、保留情報数U1がROM412に予め記憶されている所定の最大保留数U1max(例えば「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS212)。保留情報数U1は、特図判定用情報記憶領域413d内における、第1始動口105への入賞を契機とした特図判定用情報の個数に相当する。「U1<U1max」でなければ(ステップS212のNo)、ステップS216へ移行する。
一方、「U1<U1max」であれば(ステップS212のYes)、主制御部401は、保留情報数U1に「1」を加算すると共に(ステップS213)、カウンタ記憶領域413cにおける各カウンタC1〜C3のカウント値を取得し、取得したカウンタC1〜C3のカウント値を特図当たり乱数、特図図柄乱数及び特図変動パターン乱数として含んだ特図判定用情報を、特図判定用情報記憶領域413dに記憶する(ステップS214)。
特図判定用情報を取得及び記憶すると、主制御部401は、記憶された特図判定用情報に基づき事前判定処理(図37参照)を行い(ステップS215)、その後、ステップ216に移行する。ステップS216において、主制御部401は、第2始動口SW414bがONになったか否かを判定する(ステップS216)。第2始動口SW414bがONでなければ(ステップS216のNo)、そのまま始動口スイッチ処理を終了する。
第2始動口SW414bがONであれば(ステップS216のYes)、主制御部401は、第2始動口106へ遊技球が入賞したことを示す第2始動口検出コマンドをRAM413に設定してから(ステップS217)、保留情報数U2がROM412に予め記憶されている所定の最大保留数U2max(例えば「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS218)。保留情報数U2は、特図判定用情報記憶領域413d内における、第2始動口106への入賞を契機とした特図判定用情報の個数に相当する。「U2<U2max」でなければ(ステップS218のNo)、そのまま始動口スイッチ処理を終了する。
一方、「U2<U2max」であれば(ステップS218のYes)、主制御部401は、保留情報数U2に「1」を加算すると共に(ステップS219)、カウンタ記憶領域413cにおける各カウンタC1〜C3のカウント値を取得し、取得したカウンタC1〜C3のカウント値を特図当たり乱数、特図図柄乱数及び特図変動パターン乱数として含んだ特図判定用情報を、特図判定用情報記憶領域413dに記憶する(ステップS220)。この際、主制御部401は、第2始動口106への入賞を契機に取得された特図判定用情報の優先順位が、第1始動口105への入賞を契機に取得された特図判定用情報の優先順位よりも高くなるように、記憶領域413dの記憶内容を制御する。従って、第1始動口105への入賞を契機に取得された特図判定用情報が記憶領域413dにある場合、ステップS220において、その特図判定用情報は、優先順位が低くなる格納領域TJへシフトされることになる。
ステップS220にて特図判定用情報を取得及び記憶すると、主制御部401は、記憶された特図判定用情報に基づき事前判定処理(図37参照)を行い(ステップS221)、始動口スイッチ処理を終了する。
―――ゲートスイッチ処理;図36―――
次に、図36を参照し、図34のステップS2のスイッチ処理に含まれるゲートスイッチ処理の内容を説明する。図36は、ゲートスイッチ処理の内容を示すフローチャートである。ゲートスイッチ処理において、主制御部401は、まず、ゲートSW415がONになったか否かを判定する(ステップS231)。ゲートSW415がONになっていなければ(ステップS231のNo)、ゲートスイッチ処理を終了する。
ゲートSW415がONであれば(ステップS231のYes)、主制御部401は、保留情報数U3がROM412に予め記憶されている所定の最大保留数U3max(例えば「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS232)。保留情報数U3は、普図判定用情報記憶領域413i内における普図判定用情報の個数に相当する。「U3<U3max」でなければ(ステップS232のNo)、そのままゲートスイッチ処理を終了する。
一方、「U3<U3max」であれば(ステップS232のYes)、主制御部401は、保留情報数U3に「1」を加算すると共に(ステップS233)、カウンタ記憶領域413cにおける各カウンタC4及びC5のカウント値を取得し、取得したカウンタC4及びC5のカウント値を普図当たり乱数及び普図図柄乱数として含んだ普図判定用情報を、普図判定用情報記憶領域413iに記憶する(ステップS234)。その後、ゲートスイッチ処理を終了する。
―――事前判定処理;図37―――
次に、図37を参照して、図35のステップS215又はS221にて実行される事前判定処理の内容を説明する。図37は、事前判定処理の内容を示すフローチャートである。
事前判定処理において、主制御部401は、まず、高確率遊技フラグがONであるか否かを判定する(ステップS2101)。高確率遊技フラグは、後述の処理にてON又はOFFに設定される、RAM413内のフラグである。メイン処理の実行開始時点において、高確率遊技フラグはOFFである。上述したように、遊技機100の遊技状態は、高確率遊技フラグがONであるときに高確率遊技状態であり、高確率遊技フラグがOFFであるときに低確率遊技状態である。
主制御部401は、高確率遊技フラグがONであれば(ステップS2101のYes)、高確率特図当たり判定テーブルTAt2(図8参照)を選択する一方(ステップS2102)、高確率遊技フラグがOFFであれば(ステップS2101のNo)、低確率特図当たり判定テーブルTAt1(図8参照)を選択する(ステップS2103)。
続いて、主制御部401は、ステップS2102又はステップS2103で選択した特図当たり判定テーブルと、事前判定対象としての特図判定用情報の特図当たり乱数とを比較することで、特図当たり判定を行う(ステップS2104)。この特図当たり判定では、事前判定対象の特図当たり乱数が、選択した特図当たり判定テーブル内の大当たりに対応付けられた判定値と一致するか否かを判定し、これによって、事前判定対象が大当たりに当選しているか否かを判定する。図37の事前判定処理が図35のステップS214を経由して実行されるものであった場合には、ステップS214にて記憶された特図判定用情報が事前判定対象となり、図37の事前判定処理が図35のステップS220を経由して実行されるものであった場合には、ステップS220にて記憶された特図判定用情報が事前判定対象となる。
ステップS2104において、特図当たり判定をおこなった結果、事前判定対象が大当たりであれば、事前判定対象に対し、当たり図柄判定とも言うべき特図図柄判定を行う。この際、主制御部401は、事前判定対象が第1始動口105への遊技球の入賞を契機として取得された特図判定用情報である場合には特図図柄判定テーブルTZt1(図9参照)を選択し、事前判定対象が第2始動口106への遊技球の入賞を契機として取得された特図判定用情報である場合には特図図柄判定テーブルTZt2(図9参照)を選択する。そして、主制御部401は、事前判定対象の特図図柄乱数と、選択した特図図柄判定テーブル内の判定値とを比較することで、事前判定対象の大当たりの種類を判定する。
その後、主制御部401は、特図変動パターン判定処理(後述)を行う(ステップS2105)。更に、主制御部401は、ステップS2104の処理結果とステップS2105の処理結果とを対応づけた情報を、事前判定対象に対する事前判定結果として、RAM413(図17の事前判定情報記憶領域413h)に記憶させる(ステップS2106)。そして、今回の事前判定結果を表す事前判定コマンドを生成してRAM413に設定し(ステップS2107)、事前判定処理を終了する。
―――特別図柄処理;図38―――
次に、図38を参照して、図34のステップS3にて実行される特別図柄処理の内容を説明する。図38は、特別図柄処理の内容を示すフローチャートである。
特別図柄処理において、主制御部401は、まず、確定中フラグがONであるか否かを判定する(ステップS311)。確定中フラグがONである時点は、特別図柄の確定期間に属する。特別図柄の確定期間とは、特別図柄の変動を停止してから所定の確定表示時間が経過するまでの、停止した特別図柄を遊技者に認識させるための期間である。確定中フラグは、後述の処理にてON又はOFFに設定される、RAM413内のフラグである。メイン処理の実行開始時点において、確定中フラグはOFFである。確定中フラグがONである場合(ステップS311のYes)、ステップS327に移行する。
一方、確定中フラグがOFFである場合(ステップS311のNo)、大当たり遊技フラグがONとなっているかを判定する(ステップS312)。大当たり遊技フラグは、後述の処理にてON又はOFFに設定される、RAM413内のフラグである。後述の説明から明らかとなるが、現在の遊技状態が大当たり遊技状態であるとき、大当たり遊技フラグはONとされる。メイン処理の実行開始時点において、大当たり遊技フラグはOFFである。
大当たり遊技フラグがONであれば(ステップS312のYes)、特別図柄を変動表示させずにそのまま特別図柄処理を終了する。大当たり遊技フラグがOFFであれば(ステップS312のNo)、主制御部401は、特別図柄が変動表示中であるか否かを判定する(ステップS313)。特別図柄が変動表示中であれば、ステップS323へ移行する。一方、特別図柄が変動表示中でなければ(ステップS313のNo)、主制御部401は、保留情報数U2が1以上であるか否かを判定する(ステップS314)。
保留情報数U2が1以上であれば(ステップS314のYes)、主制御部401は、保留情報数U2から「1」を減算し(ステップS315)、ステップS318へ移行する。ステップS314において保留情報数U2が0であれば(ステップS314のNo)、主制御部401は、保留情報数U1が1以上であるか否かを判定する(ステップS316)。ステップS316において、保留情報数U1が0であれば(ステップS316のNo)、特別図柄処理を終了する。保留情報数U1が1以上であれば(ステップS316のYes)、主制御部401は、保留情報数U1から「1」を減算し(ステップS317)、ステップS318へ移行する。
ステップS318において、主制御部401は、図6(b)を参照して説明した特図記憶シフト処理を実行する。これにより、ステップS318の処理前における格納領域TJ1の特図判定用情報が、今回の判定対象TTとなる。
特図記憶シフト処理の後、主制御部401は、判定対象TTに対して大当たり抽選処理(図39参照)及び特図変動パターン判定処理(図40参照)を実行する(ステップS319及びS320)。特図変動パターン判定処理により特図変動パターンを判定すると、判定された特図変動パターンに基づき特別図柄表示部201の特別図柄の変動表示を開始する(ステップS321)。この際、今回の判定対象TTが第1始動口105への入賞による特図判定用情報である場合には、第1特別図柄表示部201aの第1特別図柄を変動表示させ、今回の判定対象TTが第2始動口106への入賞による特図判定用情報である場合には、第2特別図柄表示部201bの第2特別図柄を変動表示させる。
特別図柄の変動表示開始に合わせ、主制御部401は、特図変動開始コマンドをRAM413に設定する(ステップS322)。特図変動開始コマンドの設定後、ステップS323に移行する。ここで設定される特図変動開始コマンドには、ステップS319の大当たり抽選処理の抽選結果を示す情報及びステップS320にて判定(選択)された特図変動パターンを示す情報が含まれる。更に、現在の遊技状態を示す情報や、ステップS319の大当たり抽選処理の対象(即ち判定対象TT)が第1始動口105及び第2始動口106のどちらの入賞によるものなのかを示す情報等も、特図変動開始コマンドに含まれていて良い。この特図変動開始コマンドは、図34のステップS7における出力処理の実行時に、演出制御部403に対して出力される。
ステップS323において、主制御部401は、特別図柄の変動表示の開始から所定の特図変動時間が経過したか否かを判定する。ここにおける所定の特図変動時間は、ステップS321の変動表示開始直前にステップS320にて判定(選択)された特図変動パターンにより定義される。所定の特図変動時間が経過していなければ(ステップS323のNo)、主制御部401は、そのまま特別図柄処理を終了する。
一方、所定の特図変動時間が経過すると(ステップS323のYes)、主制御部401は、特別図柄表示部201にて変動表示中の特別図柄を停止表示し(ステップS324)、特図変動停止コマンドをRAM413に設定する(ステップS325)。ここで設定された特図変動停止コマンドは、図34のステップS7に示した出力処理の実行時に、演出制御部403に対して出力される。特図変動停止コマンドは、特図変動開始コマンドが含む情報と同じものを含んでいても良い。
特図変動停止コマンドをRAM413に設定した後、主制御部401は、確定中フラグをONにし(ステップS326)、ステップS327に移行する。ステップS327において、主制御部401は、図41を用いて後述する停止中処理を実行し、その後、特別図柄処理を終了する。
―――大当たり抽選処理;図39―――
次に、図39を参照して、図38のステップS319にて実行される大当たり抽選処理の内容を説明する。図39は、大当たり抽選処理の内容を示すフローチャートである。大当たり抽選処理において、上述の特図当たり判定及び特図図柄判定が実行される。
具体的には大当たり抽選処理において、まず、主制御部401は、高確率遊技フラグがONであるか否かを判定する。主制御部401は、高確率遊技フラグがONであれば(ステップS3101のYes)高確率特図当たり判定テーブルTAt2(図8参照)を選択し(ステップS3102)、高確率遊技フラグがOFFであれば(ステップS3101のNo)、低確率特図当たり判定テーブルTAt1(図8参照)を選択する(ステップS3103)。
続いて、主制御部401は、ステップS3102又はS3103で選択した特図当たり判定テーブルTAtを用い、ステップS3104にて特図当たり判定を行う。即ち、判定対象TTとしての特図判定用情報の特図当たり乱数が、選択した特図当たり判定テーブルTAt内の判定値(大当たりに対応付けられた判定値)と一致している場合には大当たり(即ち大当たり抽選に当選した)と判定し、そうでない場合、ハズレ(即ち大当たりでない)と判定する。特図当たり判定の判定結果はRAM413に設定される。
特図当たり判定において、大当たりであれば(ステップS3105のYes)、特図図柄判定を行う(ステップS3106)。特図図柄判定では、判定対象TTとしての特図判定用情報の特図図柄乱数と特図図柄判定テーブルTZt1又はTZt2(図9参照)とを比較して、特図図柄乱数が、特図図柄判定テーブルTZt1又はTZt2内の、どの種類の大当たり(16R長当たり、16R短当たり、4R当たり)に対応付けられた判定値と一致するかを判定する。この際、判定対象TTが第1始動口105の入賞による特図判定用情報である場合には、テーブルTZt1が用いられ、判定対象TTが第2始動口106の入賞による特図判定用情報である場合には、テーブルTZt2が用いられる。そして、特図図柄判定の判定結果を表す図柄をRAM413に設定して(ステップS3107)、大当たり抽選処理を終了する。大当たり時で設定される図柄は、大当たりを表す大当たり図柄である。
一方、ステップS3104の特図当たり判定の判定結果が大当たりでなければ(ステップS3105のNo)、ハズレを示す図柄(ハズレ図柄)をRAM413に設定して(ステップS3108)、大当たり抽選処理を終了する。
―――特図変動パターン判定処理;図40―――
次に、図40を参照して、図38のステップS320にて実行される特図変動パターン判定処理の内容を説明する。図40は、特図変動パターン判定処理の内容を示すフローチャートである。図38のステップS320では、判定対象TTに対して特図変動パターン判定処理が実行される。図39の特図変動パターン判定処理を図37のステップS2105にても実行可能である。但し、図37のステップS2105では、事前判定対象に対して特図変動パターン判定処理が実行される。以下では、説明の具体化のため、判定対象TTに対する特図変動パターン判定処理を説明する。
特図変動パターン判定処理において、上述の特図変動パターン判定が実行される。具体的には特図変動パターン判定処理において、まず主制御部401は、判定対象TTに対する特図当たり判定の判定結果が大当たりであるかを判定する(ステップS3201)。大当たりであれば(ステップS3201のYes)、大当たり用の特図変動パターンテーブルTHt2又はTHt4(図10参照)を選択する(ステップS3202)。この際、非電サポ遊技状態においてはテーブルTHt2を選択し、電サポ遊技状態においてはテーブルTHt4を選択する。
判定対象TTに対する特図当たり判定の判定結果が大当たりでなければ(ステップS3201のNo)、即ちハズレであれば、ハズレ用の特図変動パターンテーブルTHt1又はTHt3(図10参照)を選択する(ステップS3203)。この際、非電サポ遊技状態においてはテーブルTHt1を選択し、電サポ遊技状態においてはテーブルTHt3を選択する。
この後、主制御部401は、ステップS3202又はS3203で選択した特図変動パターンテーブルTHtと、判定対象TTの特図変動パターン乱数とを比較して、特図変動パターン乱数が、特図変動パターンテーブルTHtにおいてどの特図変動パターンに対応するかを判定する特図変動パターン判定を行い(ステップS3204)、この判定結果をRAM413に設定してから(ステップS3205)特図変動パターン判定処理を終了する。
―――停止中処理;図41―――
次に、図41を参照して、図38のステップS327にて実行される停止中処理の内容を説明する。図41は、停止中処理の内容を示すフローチャートである。
停止中処理において、主制御部401は、まず、特別図柄の変動が停止した時点から所定の確定表示時間が経過したか否かを判定する(ステップS3301)。所定の確定表示時間が経過していない場合(ステップS3301のNo)、そのまま停止中処理を終了する。
一方、所定の確定表示時間が経過している場合(ステップS3301のYes)、主制御部401は、確定中フラグをOFFにしてから(ステップS3302)、電サポ遊技フラグがONであるか否かを判定する(ステップS3303)。電サポ遊技フラグは、後述の処理にてON又はOFFに設定される、RAM413内のフラグである。メイン処理の実行開始時点において、電サポ遊技フラグはOFFである。
電サポ遊技フラグがONではない場合(ステップS3303のNo)、ステップS3308に移行する一方、電サポ遊技フラグがONである場合(ステップS3303のYes)、電サポ遊技残回数Jから「1」を減算する(ステップS3304)。電サポ遊技残回数Jは、電サポ遊技状態が維持される特別図柄の残りの変動回数を示す。電サポ遊技残回数Jは、メイン処理の実行開始時に「0」に設定され、大当たり後に、例えば「70」に設定される(図47参照;詳細は後述)。
主制御部401は、電サポ遊技残回数Jの減算後、電サポ遊技残回数Jが「0」であるか判定する(ステップS3305)。“J=0”である場合(ステップS3305のYes)、電サポ遊技フラグをOFFにすると共に(ステップS3306)、右打ち表示部205を消灯させるための右打ち報知終了処理を実行してから(ステップS3307)、ステップS3308に移行する。一方、“J=0”でない場合(ステップS3305のNo)、直接、ステップS3308に移行する。
ステップS3308において、主制御部401は、高確率遊技フラグがONであるか否かを判定し、高確率遊技フラグがOFFである場合には(ステップS3308のNo)ステップS3312に移行する。一方、高確率遊技フラグがONである場合(ステップS3308のYes)、高確率遊技残回数Xから「1」を減算する(ステップS3309)。
高確率遊技残回数Xは、高確率遊技状態が維持される特別図柄の残りの変動回数を示す。高確率遊技残回数Xは、メイン処理の実行開始時に「0」に設定され、大当たり後に、例えば「74」に設定される(図47参照;詳細は後述)。
主制御部401は、高確率遊技残回数Xの減算後、高確率遊技残回数Xが「0」であるか判定する(ステップS3310)。“X=0”である場合(ステップS3310のYes)、高確率遊技フラグをOFFにしてから(ステップS3311)、ステップS3312に移行する。一方、“X=0”でない場合(ステップS3310のNo)、直接、ステップS3312に移行する。
ステップS3312において、主制御部401は、判定対象TTに対する大当たり抽選処理の結果を確認し、その結果が大当たりを表していない場合(ステップS3312のNo)、そのまま停止中処理を終了する。
一方、判定対象TTに対する大当たり抽選処理の結果が大当たりを表している場合、大当たり遊技フラグをONにし(ステップS3313)、右打ち表示部205を点灯させるための右打ち報知開始処理を実行し(ステップS3314)、残回数J及びXに「0」を設定し(ステップS3315)、電サポ遊技フラグ及び高確率遊技フラグをOFFにし(ステップS3316)、大入賞口開放パターンテーブルDKt(図16参照)を参照して大当たりの種類に基づき大入賞口開放パターンを設定する(ステップS3317)。その後、大当たり遊技のオープニングを開始し(ステップS3318)、大当たり遊技オープニングコマンドをRAM413に設定してから(ステップS3319)停止中処理を終了する。
―――大入賞口処理;図42―――
ステップS4の普通図柄処理(図34)の内容説明は、電動役物制御処理に含まれる電チュー処理と合わせて後述するものとし、他の処理を先に説明する。図42を参照して、図34のステップS5の電動役物制御処理に含まれる大入賞口処理の内容を説明する。図42は、大入賞口処理の内容を示すフローチャートである。大当たり遊技フラグがONとされる期間に大当たり遊技が行われる。大当たり遊技が行われる期間は、オープニング処理が実行されるオープニング期間から始まり、エンディング処理が実行されるエンディング期間の終了に伴い終了する。オープニング期間とエンディング期間との間に、大入賞口109の開閉動作がラウンド数分、繰り返される。隣接するラウンド間における大入賞口109が閉じている期間は、インターバル期間である。図42の大入賞口処理における大入賞口109の開放態様は、図41のステップS3317にて設定された大入賞口開放パターンに従う(図16参照)。ステップS3317にて設定された大入賞口開放パターンにおいて、オープニング期間、インターバル期間、エンディング期間の時間長さが、オープニング時間、インターバル時間、エンディング時間として定義され、ラウンド数Rmax及び各ラウンドにおける大入賞口109の開放時間も定義される。
大入賞口処理において、主制御部401は、まず、大当たり遊技フラグがONに設定されているかを判定する(ステップS511)。大当たり遊技フラグがOFFであれば(ステップS511のNo)、主制御部401は、そのまま大入賞口処理を終了する。
大当たり遊技フラグがONであれば(ステップS511のYes)、主制御部401は、現在がオープニング中であるかを判定する(ステップS512)。オープニング中であれば(ステップS512のYes)、主制御部401はオープニング処理をおこなってから(ステップS513)、ステップS514へ移行するが、オープニング中でなければ(ステップS512のNo)、ステップS514へ直接移行する。
ステップS514において、主制御部401は、大入賞口109が開放中であるかを判定する。大入賞口109の開放中であれば(ステップS514のYes)、開放中処理をおこなってから(ステップS515)、ステップS516へ移行するが、大入賞口109の開放中でなければ(ステップS514のNo)、ステップS516へ直接移行する。
ステップS516において、主制御部401は、現在がインターバル中であるかを判定する。インターバル中であれば(ステップS516のYes)、インターバル処理をおこなってから(ステップS517)、ステップS518へ移行するが、インターバル中でなければ(ステップS516のNo)、ステップS518へ直接移行する。
ステップS518において、主制御部401は、現在がエンディング中であるかを判定する。エンディング中であれば(ステップS518のYes)、エンディング処理をおこなって(ステップS519)大入賞口処理を終了する。エンディング中でなければ(ステップS518のNo)、そのまま大入賞口処理を終了する。
―――オープニング処理;図43―――
図43は、オープニング処理の内容を示すフローチャートである。オープニング処理において、主制御部401は、まず、オープニングを開始してから所定のオープニング時間が経過したかを判定する(ステップS5101)。オープニング時間が経過していなければ(ステップS5101のNo)、そのままオープニング処理を終了する。
オープニング時間が経過していれば(ステップS5101のYes)、主制御部401はオープニングを終了し(ステップS5102)、現在のラウンドが何ラウンド目であるかを示すラウンド番号Rに「1」を設定する(ステップS5103)。そして、1ラウンド目の大入賞口109の開放を開始し(ステップS5104)、オープニング処理を終了する。
―――開放中処理;図44―――
図44は、開放中処理の内容を示すフローチャートである。開放中処理において、主制御部401は、まず、現ラウンドにおける大入賞口109の開放を開始してから、所定の開放時間が経過したかを判定する(ステップS5201)。所定の開放時間が経過していなければ(ステップS5201のNo)、主制御部401は現ラウンドにおける大入賞口109の開放中に、大入賞口109へ規定個数(例えば10個)の遊技球の入賞があったかを判定する(ステップS5202)。規定個数の入賞がなければ(ステップS5202のNo)、そのまま開放中処理を終了する。
所定の開放時間が経過した場合(ステップS5201のYes)又は規定個数の入賞があった場合(ステップS5202のYes)、主制御部401は、大入賞口109を閉口させる(ステップS5203)。そして、ラウンド番号Rが、設定された大入賞口動作パターンのRmax(図16参照)と一致するかを判定する(ステップS5204)。
ラウンド番号RがRmaxと一致しなければ(ステップS5204のNo)、インターバルを開始して(ステップS5205)、開放中処理を終了する。ラウンド番号RがRmaxと一致すれば(ステップS5204のYes)、最終ラウンドの開放が終了したと判定して、エンディングを開始する(ステップS5206)。エンディングを開始すると、主制御部401は大当たり遊技エンディングコマンドをRAM413に設定して(ステップS5207)、開放中処理を終了する。この大当たり遊技エンディングコマンドには、今回の大当たりのエンディング期間の情報などが含まれている。大当たり遊技エンディングコマンドは、図34のステップS7に示した出力処理の実行時に、演出制御部403に対して送信される。
―――インターバル処理;図45―――
図45は、インターバル処理の内容を示すフローチャートである。インターバル処理において、主制御部401は、まず、現在のインターバルを開始してから所定のインターバル時間が経過したかを判定する(ステップS5301)。インターバル時間が経過していなければ(ステップS5301のNo)、そのままインターバル処理を終了する。
インターバル時間が経過していれば(ステップS5301のYes)、主制御部401はインターバルを終了し(ステップS5302)、ラウンド番号Rに「1」を加算する(ステップS5303)。そして、主制御部401は、Rラウンド目の大入賞口109の開放を開始して(ステップS5304)、インターバル処理を終了する。
―――エンディング処理;図46―――
図46は、エンディング処理の内容を示すフローチャートである。エンディング処理において、主制御部401は、まず、エンディングを開始してから所定のエンディング時間が経過したかを判定する(ステップS5401)。エンディング時間が経過していなければ(ステップS5401のNo)、そのままエンディング処理を終了する。
エンディング時間が経過していれば(ステップS5401のYes)、主制御部401は、エンディングを終了し(ステップS5402)、ラウンド番号Rに「0」を設定する(ステップS5403)。そして、今回の大当たり遊技後の遊技状態を設定するための遊技状態設定処理(図47参照)を行う(ステップS5404)。その後、大当たり遊技フラグをOFFに設定すると共に(ステップS5405)、右打ち表示部205を消灯させるための右打ち報知終了処理を実行し(ステップS5406)、エンディング処理を終了する。
―――遊技状態設定処理;図47―――
図47は、遊技状態設定処理の内容を示すフローチャートである。遊技状態設定処理において、主制御部401は、まず、電サポ遊技フラグをONに設定するとともに(ステップS5404a)、電サポ遊技残回数Jに「70」を設定する(ステップS5404b)。そして、右打ち表示部205を点灯させるための右打ち報知開始処理を実行する(ステップS5404c)。更に、高確率遊技フラグをONに設定する共に(ステップS5404d)、高確率遊技残回数Xに「74」を設定し(ステップS5404e)、遊技状態設定処理を終了する。
―――普通図柄処理;図48―――
次に、図48を参照して、図34のステップS4にて実行される普通図柄処理の内容を説明する。図48は、普通図柄処理の内容を示すフローチャートである。
普通図柄処理において、主制御部401は、まず、RAM413に記憶されている普図制御データを参照する(ステップS411)。普図制御データの初期値は“0”である。普図制御データが“0”である場合にはステップS412の普図判定処理を実行してから、普図制御データが“1”である場合にはステップS413の普図変動処理を実行してから、普図制御データが“2”である場合にはステップS414の普図停止処理を実行してから、普通図柄処理を終える。
―――普図判定処理;図49―――
図49を参照して、図48のステップS412にて実行される普図判定処理の内容を説明する。図49は、普図判定処理の内容を示すフローチャートである。普図判定処理において、まず、主制御部401は、普通図柄が変動表示中であるか否かを判定する(ステップS4101)。普通図柄が変動表示中であれば(ステップS4101のYes)普図判定処理をそのまま終えるが、普通図柄が変動表示中でなければ(ステップS4101のNo)、主制御部401は、保留情報数U3が1以上であるか否かを判定する(ステップS4102)。
保留情報数U3が0であれば(ステップS4102のNo)普図判定処理を終えるが、保留情報数U3が1以上であれば(ステップS4102のYes)、主制御部401は、保留情報数U3から「1」を減算し(ステップS4103)、ステップS4104へ移行する。
ステップS4104において、主制御部401は、図7(b)を参照して説明した普図記憶シフト処理を実行する。これにより、ステップS4104の処理前における格納領域FJ1の普図判定用情報が、今回の普図判定対象FFとなる。
普図記憶シフト処理の後、主制御部401は、普図判定対象FFに対して普図当たり判定及び普図図柄判定(ステップS4105及びS4106)を実行し、それらの判定結果に基づき普通図柄の停止図柄を決定する(停止表示される普通図柄を決定する;ステップS4107)。更に、主制御部401は、普図判定対象FFに対して普図変動パターン判定を実行し、その判定結果に基づき普図変動時間を設定する(ステップS4108及びS4109)。例えば、普図変動パターンテーブルFHt(図14参照)を用いて、電サポ遊技フラグがOFFのときには普図変動パターンFHp1を選択して普図変動時間を20秒に設定し、電サポ遊技フラグがONときには普図変動パターンFHp2を選択して普図変動時間を2秒に設定する。
その後、主制御部401は、選択した普図変動パターンに従って普通図柄の変動表示を開始する(ステップS4110)。更に、この変動表示の開始に合わせ、主制御部401は、普図当たり判定、普図図柄判定及び普図変動パターン判定の各判定結果を示す情報を含んだ普図変動開始コマンドをRAM413に設定し(ステップS4111)、普図制御データに“1”を設定して(ステップS4112)普図判定処理を終える。設定された普図変動開始コマンドは、図34のステップS7に示した出力処理の実行時に、演出制御部403に対して出力される(後述の普図変動停止コマンドも同様)。
―――普図変動処理;図50―――
図50を参照して、図48のステップS413にて実行される普図変動処理の内容を説明する。図50は、普図変動処理の内容を示すフローチャートである。普図変動処理において、まず、主制御部401は、普通図柄の変動開始時点から、普図判定処理(ステップS4109)にて設定された普図変動時間が経過したかを判断し、経過している場合にはステップS4202に進むが(ステップS4201のYes)、経過していない場合には普図変動処理を終える(ステップS4201のNo)。
ステップS4202において、主制御部401は、普図判定処理(ステップS4107)にて決定された停止図柄にて普通図柄を停止表示させる。更に、この停止表示に伴い、主制御部401は、普図変動停止コマンドをRAM413に設定すると共に所定時間を普図停止時間として設定し(ステップS4203及びS4204)、普図制御データに“2”を設定して(ステップS4205)普図変動処理を終える。
―――普図停止処理;図51―――
図51を参照して、図48のステップS414にて実行される普図停止処理の内容を説明する。図51は、普図停止処理の内容を示すフローチャートである。普図停止処理において、まず、主制御部401は、普通図柄の変動停止時点から、普図変動処理(ステップS4204)にて設定された普図停止時間が経過したかを判断し、経過している場合にはステップS4302に進むが(ステップS4301のYes)、経過していない場合には普図停止処理を終える(ステップS4301のNo)。
ステップS4302において、主制御部401は、今回の普図当たり判定の結果を確認する。普図当たりに当選した場合(ステップS4302のYes)にはステップS4303に進むが、普図当たりでない場合(即ちハズレである場合;ステップS4302のNo)には、普図制御データに“0”を設定してから普図停止処理を終える(ステップS4306)。
ステップS4303へ進むと、主制御部401は、普図制御データに“3”を設定する。その後、普図オープニング時間を設定して普図オープニングを開始すると共に補助遊技オープニングコマンドをRAM413に設定し(ステップS4304及びS4305)、普図停止処理を終える。設定された補助遊技オープニングコマンドは、図34のステップS7に示した出力処理の実行時に、演出制御部403に対して出力される(後述の補助遊技エンディングコマンドも同様)。
―――電チュー処理;図52―――
図52を参照して、図34のステップS5の電動役物制御処理に含まれる電チュー処理を説明する。図52は、電チュー処理の内容を示すフローチャートである。電チュー処理において、まず、主制御部401は、普図制御データを確認する(ステップS531)。普図制御データが“3”であればステップSS532に進むが(ステップS531のYes)、普図制御データが“3”以外であれば電チュー処理を終える(ステップS531のNo)。
ステップS532において、主制御部401は、現在が普図オープニング中であるかを判定する。普図オープニング中であれば(ステップS532のYes)ステップS533に進むが、そうでなければ(ステップS532のNo)ステップS539に進む。ステップS533において、主制御部401は、普図オープニングの開始時点から、普図停止処理(ステップS4304)にて設定した普図オープニング時間が経過したかを判断し、経過している場合にはステップS534に進むが(ステップS533のYes)、経過していない場合には電チュー処理を終える(ステップS533のNo)。
ステップS534において、主制御部401は、今回の普図当たりの種類に応じ、電チュー開放パターンテーブルDENKtを用いて電チュー開放パターンを設定する。上述したように、普図当たりが第1〜第5普図当たりであるとき、夫々、電チュー開放パターンDENKp1〜DENKp5が選択及び設定される。電チュー開放パターンの設定後、主制御部401は、補助遊技中の電チューの開放回数をカウントする開放回数カウント値KKCに“0”を設定すると共に、補助遊技中の第2始動口106への遊技球の入賞数をカウントする入賞カウント値NCに“0”を設定し(ステップS535及びS536)、ステップS537に進む。この後、図52等には明記されていないが、補助遊技中において第2始動口106へ遊技球が入賞する度に、値NCに“1”が加算される。ステップS537に進むと、主制御部401は、電チュー107を開放し(閉状態から開状態に切り替え)、それに連動して開放回数カウント値KKCに“1”を加算してから(ステップS538)電チュー処理を終える。
ステップS539において、主制御部401は、現在が普図エンディング中であるかを判定する。普図エンディング中であれば(ステップS539のYes)ステップS547に進むが、そうでなければ(ステップS539のNo)ステップS540に進む。ステップS540において、主制御部401は、電チュー107が開放中である否かを確認し、電チュー107が現在閉鎖されている場合には(ステップS540のNo)ステップS541に進む一方で、電チュー107が現在開放されている場合には(ステップS540のYes)ステップS542に進む。
ステップS541において、主制御部401は、電チュー107の開状態から閉状態への直近の切り替わり時点から、ステップS534にて設定された電チュー開放パターンに従う閉鎖時間が経過したかを判定し、経過している場合にはステップS537に進む一方で(ステップS541のYes)、経過していない場合には電チュー処理を終える(ステップS541のNo)。
ステップS542において、主制御部401は、所定の開放終了条件の成否を判定する。電チュー107の閉状態から開状態への直近の切り替わり時点から、ステップS534にて設定された電チュー開放パターンに従う開放時間が経過したとき、開放終了条件は成立する。また、入賞カウント値NCが所定値(例えば10)に達した場合にも開放終了条件が成立する。開放終了条件が不成立なら電チュー処理を終えるが(ステップS542のNo)、開放終了条件が成立していれば電チュー107を閉鎖した後(ステップS543)、所定の補助遊技終了条件の成否を判定する(ステップS544)。開放回数カウント値KKCが、ステップS534にて設定された電チュー開放パターンに従う開放回数KK(図25(a)〜(e)参照)に達したとき、又は、入賞カウント値NCが所定値(例えば10)に達したとき、補助遊技終了条件が成立する。補助遊技終了条件が不成立なら電チュー処理を終える(ステップS544のNo)。
一方、補助遊技終了条件が成立していれば(ステップS544のYes)、主制御部401は、普図エンディング時間を設定して普図エンディングを開始すると共に補助遊技エンディングコマンドをRAM413に設定してから(ステップS545及びS546)、ステップS547に進む。ステップS547において、主制御部401は、普図エンディングの開始時点から普図エンディング時間が経過したか否かを判断し、経過している場合には(ステップS547のYes)普図制御データに“0”を設定してから電チュー処理を終える一方(ステップS548)、経過していない場合には、そのまま電チュー処理を終える(ステップS547のNo)。
[2.演出制御部(演出統括部)が行う処理]
次に、演出制御部403の演出統括部403aが行う処理について説明する。尚、以下に示す演出統括部403aの各処理は、例えば、演出統括部403aのCPU431がROM432に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
―――演出タイマ割込処理;図53―――
図53を参照し、演出統括部403aが行う演出タイマ割込処理を説明する。図53は、演出タイマ割込処理の内容を示すフローチャートである。演出統括部403aは、起動中、継続的に所定の演出メイン処理(不図示)を行っており、この演出メイン処理に対して、図53に示す演出タイマ割込処理を、所定の周期(例えば4ms)で割り込み実行する。
図53に示すように、演出タイマ割込処理において、演出統括部403aは、ステップS10の演出用乱数更新処理、ステップS11のコマンド受信処理、ステップS12の操作受付処理及びステップS13のコマンド送信処理を順次実行する。演出用乱数更新処理では、普図演出乱数を含む、演出に用いられる各種乱数が更新される。ステップS11〜S13のコマンド受信処理、操作受付処理及びコマンド送信処理は、図18〜図21及び図23等を参照しつつ、それらの処理について上述した内容を含んでいて良い。
ステップS11のコマンド受信処理の内容は後述の図54等を用いて詳説する。ステップS11に続くステップS12の操作受付処理において、演出統括部403aは、演出ボタン118又は十字キー119が遊技者から操作を受け付けた際に、その旨を示す情報を含んだ操作コマンドをRAM433に設定する。その後、ステップS13のコマンド送信処理において、演出統括部403aは、ステップS11及びS12の各処理にてRAM433に設定された情報を示すコマンドを画像/音声制御部403b又はランプ制御部403cに送信する。コマンド送信処理の終了によって演出タイマ割込処理も終了する。演出タイマ割込処理が終了すると、演出統括部403aが実行する処理は演出メイン処理に戻る。
画像/音声制御部403b及びランプ制御部403cは、コマンド送信処理により自身に入力されたコマンドに従って動作することで、該コマンドが示す演出を実現する。即ち、演出統括部403a、画像/音声制御部403b及びランプ制御部403cが、コマンドの送受信を介して協働することで各種演出が実現される。以下では、演出統括部403a、画像/音声制御部403b及びランプ制御部403cを含む演出制御部403の全体としての動作の流れを説明する。
―――コマンド受信処理;図54―――
図54を参照して、図53のステップS11におけるコマンド受信処理を説明する。図54は、コマンド受信処理の内容を示すフローチャートである。図54のコマンド受信処理において、演出制御部403は、まず、主制御部401から事前判定コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS111)。事前判定コマンドは、主制御部401の事前判定処理(図37参照)の判定結果を示すものであり、主制御部401のタイマ割込処理における出力処理(図34参照)において、主制御部401から送信される。
事前判定コマンドを受信していなければ(ステップS111のNo)、ステップS114へ移行する。事前判定コマンドを受信していれば(ステップS111のYes)、事前判定コマンドに基づき事前判定情報記憶領域433c(図20参照)の記憶内容を更新する(ステップS112)。そして、演出制御部403は、事前判定コマンドに基づき、保留情報数(U1又はU2)が「1」だけ増加したことを認識すると共に、事前判定対象に対応する保留画像(20又は30)を画像表示部104に追加表示し(ステップS113)、ステップS114に進む。尚、事前判定コマンドは、保留情報数U1及びU2のどちらが増加したのかを示す情報も含む。
ステップS114において、演出制御部403は、主制御部401から特図変動開始コマンドを受信したか否かを判定する。特図変動開始コマンドは、主制御部401の特別図柄処理において設定されるコマンドである(図38のステップS322参照)。特図変動開始コマンドを受信していなければ(ステップS114のNo)、ステップS116へ直接移行する。特図変動開始コマンドを受信していれば(ステップS114のYes)、演出制御部403は、特図変動開始コマンドに対応する変動演出(特図変動演出)を開始させるための特図演出開始処理を行ってから(ステップS115)、ステップS116へ移行する。特図演出開始処理については後述する(図55参照)。
ステップS116において、演出制御部403は、主制御部401から特図変動停止コマンドを受信したか否かを判定する。特図変動停止コマンドは、主制御部401の特別図柄処理において設定されるコマンドである(図38のステップS325参照)。特図変動停止コマンドを受信していなければ(ステップS116のNo)、ステップS118へ直接移行する。特図変動停止コマンドを受信していれば(ステップS116のYes)、演出制御部403は、実行中の変動演出(特図変動演出)を終了させる特図演出終了処理を行ってから(ステップS117)、ステップS118へ移行する。特図演出終了処理については後述する(図56参照)。
ステップS118において、演出制御部403は、主制御部401から大当たり遊技オープニングコマンドを受信したか否かを判定する。大当たり遊技オープニングコマンドは、主制御部401の停止中処理において設定されるコマンドである(図41のステップS3319参照)。大当たり遊技オープニングコマンドを受信していなければ(ステップS118のNo)、ステップS120へ直接移行する。大当たり遊技オープニングコマンドを受信していれば(ステップS118のYes)、演出制御部403は、大当たり中の演出である大当たり演出を実行するための大当たり演出処理を開始し(ステップS119)、ステップS120へ移行する。大当たり演出は、大当たりの種類ごとに定められていて良い。
ステップS120において、演出制御部403は、主制御部401から大当たり遊技エンディングコマンドを受信したか否かを判定する。大当たり遊技エンディングコマンドは、主制御部401の開放中処理において設定されるコマンドである(図44のステップS5207参照)。大当たり遊技エンディングコマンドを受信していなければ(ステップS120のNo)、ステップS122へ直接移行する。大当たり遊技エンディングコマンドを受信している場合(ステップS120のYes)、演出制御部403は、実行中の大当たり演出処理を停止する一方で、所定のエンディング演出を実行するためのエンディング演出処理を開始し(ステップS121)、ステップSS122に移行する。
ステップS122において、演出制御部403は、主制御部401から普図変動開始コマンド又は普図変動停止コマンドを受信したか否かを判定する。普図変動開始コマンド又は普図変動停止コマンドを受信していれば(ステップS122のYes)、ステップS123の普図演出処理を行ってからステップS124に移行するが、そうでなければステップS124へ直接移行する。普図演出処理については後述する(図57参照)。
ステップS124において、演出制御部403は、主制御部401から補助遊技オープニングコマンドを受信したか否かを判定する。補助遊技オープニングコマンドを受信していれば(ステップS124のYes)、ステップS125の補助遊技演出処理を行ってからステップS126に移行するが、そうでなければステップS126へ直接移行する。補助遊技演出処理については後述する(図58参照)。
ステップS126において、演出制御部403は、主制御部401から補助遊技エンディングコマンドを受信したか否かを判定する。補助遊技エンディングコマンドを受信していれば(ステップS126のYes)、ステップS127のゾーン演出実行処理を行ってからコマンド受信処理を終えるが、そうでなければ、そのままコマンド受信処理を終える。ゾーン演出実行処理については後述する(図59参照)。
―――特図演出開始処理;図55―――
次に、図55を参照して、図54のステップS115に示した特図演出開始処理を説明する。図55は、特図演出開始処理の内容を示すフローチャートである。特図演出開始処理において、まず、演出制御部403は、図54のコマンド受信処理にて受信された特図変動開始コマンドを解析することで、特図変動開始コマンドに含まれる、大当たり抽選の抽選結果を示す情報及び特図変動パターンを示す情報などを取得する(ステップS1101)。
そして、図19に示した特図変動演出パターンテーブルTEtを用い、特図変動開始コマンドの解析結果に基づいて、変動演出パターンTEp1〜TEp7の何れか1つを選択するための変動演出パターン選択処理を実行する(ステップS1102)。続いて、演出制御部403は、自身が認識する保留情報数(U1又はU2)から「1」を減算すると共に、今回の変動演出(特図変動演出)に対応すべき保留画像(20又は30)を画像表示部104から消去する又は特定の表示位置にシフトし、これに連動して、他の保留画像の表示位置もシフトする(ステップS1103)。その後、演出制御部403は、ステップS1102にて選択された変動演出パターンによる変動演出(特図変動演出)を開始させる(ステップS1104)。
―――特図演出終了処理;図56―――
次に、図56を参照して、図54のステップS117に示した特図演出終了処理を説明する。図56は、特図演出終了処理の内容を示すフローチャートである。特図演出終了処理において、演出制御部403は、まず、特図変動開始コマンド又は特図変動停止コマンドに大当たりを示す情報が含まれているか否かを判定する(ステップS1201)。特図変動開始コマンド又は特図変動停止コマンドに大当たりを示す情報が含まれている場合(ステップS1201のYes)、モードフラグに確変モードに対応する「1」を設定すると共に(ステップS1202)、モード残変動回数Mに「70」を設定し(ステップS1203)、ステップS1211に移行する。モード残変動回数Mは、演出モードが変更されるまでの、特別図柄の残り変動回数を表している。
一方、特図変動開始コマンド又は特図変動停止コマンドに大当たりを示す情報が含まれていない場合(ステップS1201のNo)、モードフラグが、確変モードを示す「1」又は特殊モードを示す「2」であるか否かを判定する(ステップS1204)。モードフラグが「1」でも「2」でもない場合(ステップS1204のNo)、ステップS1211に移行する。
モードフラグが「1」又は「2」である場合(ステップS1204のYes)、モード残変動回数Mから「1」を減算する(ステップS1205)。この後、ステップS1206において、モード残変動回数Mが「0」であるか否かを判定し、モード残変動回数Mが「0」ではない場合(ステップS1206のNo)、ステップS1211に移行する。
ステップS1206において、モード残変動回数Mが「0」である場合(ステップS1206のYes)、ステップS1207にて、モードフラグが確変モードを示す「1」であるか否かを判定する。モードフラグが「1」である場合(ステップS1207のYes)、モードフラグに特殊モードを示す「2」を設定する(ステップS1208)と共に、モード残変動回数Mを「4」に設定した後(ステップS1209)、ステップS1211に移行する。
ステップS1207において、モードフラグが確変モードを示す「1」ではない場合(ステップS1207のNo)、即ち、モードフラグが特殊モードを示す「2」である場合、モードフラグに通常モードを示す「0」を設定した後(ステップS1210)、ステップS1211に移行する。
ステップS1211において、演出制御部403は、変動演出(特図変動演出)を終了して特図演出終了処理を終える。このとき、特図変動開始コマンド又は特図変動停止コマンドに基づく表示態様(即ち特別図柄の停止態様に応じた表示態様)にて装飾図柄10を停止表示させる。
―――普図演出処理;図57―――
次に、図57を参照して、図54のステップS123に示した普図演出処理を説明する。図57は、普図演出処理の内容を示すフローチャートである。普図演出処理において、まず、演出制御部403は、主制御部410から受信したコマンドが普図変動開始コマンドであるかを確認する(ステップS1301)。主制御部410から受信したコマンドが普図変動開始コマンドである場合にはステップS1302へ進む一方で(ステップS1301のYes)、そうでない場合、即ち、主制御部410から受信したコマンドが普図変動停止コマンドである場合にはステップS1318へ進む(ステップS1301のNo)。
ステップS1302において、演出制御部403は、現在の遊技状態が電サポ遊技状態であるか否かを判定する。図34のステップS7の出力処理において、主制御部401は、電サポ遊技フラグのON/OFFを示す情報を任意のコマンドに含めて演出制御部403に伝達しているため、上記判定が可能である。現在の遊技状態が電サポ遊技状態である場合には普図演出処理を終える(ステップS1302のYes)。
一方、現在の遊技状態が電サポ遊技状態でない場合(ステップS1302のNo)、演出制御部403は、普図変動開始コマンドに基づいて普通図柄抽選の結果を解析し、第1、第2、第3普図当たりに当選している場合には、夫々、普図当たりデータに“1”、“2”、“3”を設定してからステップS1312に進む一方で、第4普図当たりに当選している場合又は普通図柄抽選の結果がハズレの場合にはステップS1309に進む(ステップS1303〜S1308)。第4普図当たりに当選している場合、ステップS1309に進むことなく普図演出処理を終えるようにしても良い。
ステップS1309において、演出制御部403は、演出用乱数更新処理(図53参照)にて更新された普図演出乱数を取得し、続くステップS1310にて、取得した普図演出乱数の値に基づき普図演出(例えば普図演出EA1;図26参照)を実行する否かを判定する。例えば、普図演出乱数の取りうる数値範囲が「0〜99」であるとき、取得した普図演出乱数の値が「0〜19」の何れかならば普図演出を実行すると判定し、取得した普図演出乱数の値が「20〜99」の何れかならば普図演出を実行しないと判定する。これにより、(後述の説明も合わせて理解されることであるが)、第1〜第3普図当たりに当選していない場合、20%の確率で普図演出EA1が実行されることになる。普図演出を実行すると判定した場合にはステップS1312に進むが(ステップS1311のYes)、普図演出を実行しないと判定した場合には普図演出処理を終える(ステップS1311のNo)。
ステップS1312において、普図当たりデータが確認され、普図当たりデータが“1”又は“2”である場合にはステップS1313に進むが(ステップS1312のYes)、そうでない場合、ステップS1314に進む(ステップS1312のNo)。
ステップS1313において、演出制御部403は、所定の連続当選条件の成否を判定する。連続当選条件について説明する。遊技機100の起動後、初めて第1又は第2普図当たりに当選した場合、連続当選条件は不成立である。第1、第2又は第3普図当たりに当選して補助遊技が1回以上実行された後、再び第1又は第2普図当たりに当選した場合に連続当選条件が成立しうる。
便宜上、電チュー107のロング開放を伴う補助遊技の実行期間中に第2始動口106に遊技球が入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利の内、最後に保留された大当たり抽選の権利を“最終特2保留”と呼び、最終特2保留に対する第2特別図柄の変動が停止するタイミングを“タイミングTREF”と呼ぶ。第1、第2又は第3普図当たりに当選して補助遊技が実行された後、何れかの時点でタイミングTREFが訪れる。演出制御部403は、直近に受信した特図変動開始コマンド又は特図変動停止コマンド、及び、自身が認識する保留情報数U2に基づき、タイミングTREFを認識できる。また、今回の普通図柄の変動が停止するタイミングを“タイミングTF”と呼ぶ。演出制御部403は、今回受信した普図変動開始コマンドに基づきタイミングTFを認識できる。
演出制御部403は、最終特2保留の消化前に、電チュー107のロング開放を伴う普図当たりの態様にて普通図柄が停止する場合、即ち、タイミングTREFよりも前にタイミングTFが訪れる場合に、連続当選条件が成立すると判断する。図26の第1ケースでは、連続当選条件が成立している。即ち、第1ケースにおいて、タイミングTFは時刻tA8に相当し、タイミングTREFは時刻tA8よりも後のタイミングに相当する。
ステップS1313において連続当選条件が成立する場合(ステップS1313のYes)、演出制御部403は、ステップS1315にて普図演出EA4を実行するための制御を行い、普図演出処理を終える。ステップS1313において連続当選条件が成立しない場合(ステップS1313のNo)、演出制御部403は、ステップS1316にて普図演出EA1を実行するための制御を行い、普図演出処理を終える。また、ステップS1314において普図当たりデータが“3”である場合(ステップS1314のYes)、演出制御部403は、ステップS1317にて普図演出EB1を実行するための制御を行い、普図演出処理を終える。ステップS1314において普図当たりデータが“3”でない場合(ステップS1314のNo;即ちハズレなどの場合)、演出制御部403は、ステップS1316にて普図演出EA1を実行するための制御を行い、普図演出処理を終える。
ステップS1315〜S1317にて実行制御される普図演出EA4、EA1又はEB1は、普図変動開始コマンドの受信と同時に実行されなくても良く、普図変動開始コマンドの受信後、所定の待機時間だけ待機してから普図演出EA4、EA1又はEB1を実行開始すると良い。
普図変動停止コマンドを受信した場合に移行するステップS1318において、演出制御部403は、普図演出(EA4、EA1又はEB1)を実行中であるか否かを判定する。普図演出の実行中でないなら(ステップS1318のNo)そのまま普図演出処理を終える。一方、普図演出の実行中なら(ステップS1318のYes)普図演出を終了させてから普図演出処理を終える。この際、普図変動開始コマンド又は普図変動停止コマンドが第1、第2又は第3普当たりの当選を示している場合には、当選を示す態様にて普図演出を終了させ(例えば、上述の如くルーレット画像上に“大吉”を停止表示させ)、そうでない場合には、ハズレを示す態様にて普図演出を終了させる(例えば、上述の如くルーレット画像上に“×”を停止表示させる)。
―――補助遊技演出処理;図58―――
次に、図58を参照して、図54のステップS125に示した補助遊技演出処理を説明する。図58は、補助遊技演出処理の内容を示すフローチャートである。補助遊技演出処理において、まず、演出制御部403は、普図当たりデータを確認し、普図当たりデータが“1”又は“2”であればステップS1402に進み(ステップS1401のYes)、そうでなければステップS1405に進む(ステップS1401のNo)。ステップS1402において、演出制御部403は、上述した方法により上記連続当選条件の成否を判定する。
連続当選条件が不成立の場合には(ステップS1402のNo)、ステップS1403にてロング開放予告演出EA2及びロング開放中演出EA3を順次実行するための制御を行い、補助遊技演出処理を終える。一方、連続当選条件が成立する場合には(ステップS1402のYes)、ステップS1404にてロング開放予告演出EA5及びロング開放中演出EA6を順次実行するための制御を行い、補助遊技演出処理を終える。
ステップS1405において、演出制御部403は、普図当たりデータが“3”であるか否かを確認する。普図当たりデータが“3”でなければ(ステップS1405のNo)、そのまま補助遊技演出処理を終える。一方、普図当たりデータが“3”であれば(ステップS1405のYes)、ステップS1406にて、ロング開放予告演出EB2、ロング開放中演出EB3、普図演出(擬似普図演出)EB4、ロング開放予告演出EB5及びロング開放中演出EB6を順次実行するための制御を行い、補助遊技演出処理を終える。
ステップS1403の制御により、図26のタイミングチャートにて示したように、電チュー107の開放/閉鎖タイミングに合わせて演出EA2及びEA3が順次実行され、ステップS1404の制御により、図26のタイミングチャートにて示したように、電チュー107の開放/閉鎖タイミングに合わせて演出EA5及びEA6が順次実行される。ステップS1406の制御により、図33のタイミングチャートにて示したように、電チュー107の開放/閉鎖タイミングに合わせて演出EB2〜EB6が順次実行される。これらが実現可能なように、主制御部401は、電チュー107の開放/閉鎖タイミングを示す情報を補助遊技オープニングコマンドに含めておいても良い。或いは、演出制御部403のROM432に、電チュー開放パターンテーブルDENKtと同じものを格納しておいても良い。
演出制御部403は、ロング開放中演出EA3又はEB3の実行中において、主制御部401から第2始動口検出コマンドを受信した際(図35のS217参照)、所定の第1入賞演出(例えば、図29(b)のメッセージMS3aの表示)を行うことができ、ロング開放中演出EA6又はEB6の実行中において、主制御部401から第2始動口検出コマンドを受信した際、第1入賞演出と異なる所定の第2入賞演出(例えば、図32(b)のメッセージMS6aの表示)を行うことができる。
―――補助遊技演出処理;図59―――
次に、図59を参照して、図54のステップS127に示したゾーン演出実行処理を説明する。図59は、ゾーン演出実行処理の内容を示すフローチャートである。ゾーン演出実行処理において、まず、演出制御部403は、ロング開放中演出(EA3、EA6又はEB6)が実行中であるか否かを確認する(ステップS1501)。ロング開放中演出が実行中である場合には(ステップS1501のYes)、そのロング開放中演出を終了させてからステップS1503に進み、ロング開放中演出が実行中でない場合には(ステップS1501のNo)直接ステップS1503に進む。
演出制御部403は、ステップS1503にて普図当たりデータに“0”を設定した後、続くステップS1504にて所定のゾーン演出実行条件の成否を判定する。最終特2保留に対する第2特別図柄の変動がまだ停止していない場合、ゾーン演出実行条件は成立し、そうでない場合、ゾーン演出実行条件は不成立である。演出制御部403は、自身が認識する保留情報数U2に基づきゾーン演出実行条件の成否を判定できる。
ゾーン演出実行条件が不成立の場合(ステップS1504のNo)、そのままゾーン演出実行処理を終えるが、ゾーン演出実行条件が成立する場合(ステップS1504のYes)、演出制御部403は、所定のゾーン演出を実行するための制御を行い、ゾーン演出実行処理を終える。実行制御されるゾーン演出は、上述の第1又は第2ゾーン演出であって良い。ゾーン演出は、電チュー107のロング開放を伴う補助遊技の後であって、且つ、最終特2保留に対する第2特別図柄の変動が停止するまで継続実行され、その後の演出は通常演出に戻されて良い。
尚、第3普図当たりに当選した場合、補助遊技の最中にゾーン演出を行っても良い。即ち、前半ロング開放が終了した後、第2始動口106への遊技球の入賞に基づく第2特別図柄の変動が行われるときに、演出制御部403はゾーン演出を行うようにしても良い。第3普図当たりに当選した場合において、前半ロング開放の終了後であって且つ後半ロング開放の終了前に実行され得るゾーン演出は、ゾーン演出実行処理の中ではなく、図58のステップS1406にて実行が制御される(実行タイミングの制御を含む)。
上述の遊技機100に適用可能な幾つかの応用技術を説明する。矛盾無き限り、以下に示す複数の応用技術の内、任意の2以上の応用技術を組み合わせて実施することも可能である。
[第1応用技術]
第1応用技術を説明する。上述の第1ケース(図26参照)に関し、第2特別図柄の変動時間が短ければ、連続当選による演出EA4〜EA6の実行頻度は非常に低くなる。故に、演出EA4〜EA6が或る程度発生しやすくなるように、通常遊技状態(低確率非電サポ遊技状態)における第2特別図柄の変動時間を比較的長くすると良い。
例えば、通常遊技状態において、第2特別図柄の変動時間を第1特別図柄の変動時間よりも相対的に長くすると良い。これを実現すべく、例えば、特図変動パターンテーブルTHtに、第1特図用変動パターンテーブルと第2特図用変動パターンテーブルを設けておくと良い。各特図用変動パターンテーブルは、特図変動時間を各々に規定する複数の特図変動パターンを格納している。
主制御部401は、通常遊技状態において、第1始動口105の入賞に基づき取得された特図判定用情報に対して特図変動パターン判定を行う際、第1特図用変動パターンテーブルを用いる。この場合、その判定結果に基づき、第1特図用変動パターンテーブル内の複数の特図変動パターンの中から1つの特図変動パターンを選択する。そうすると、選択された特図変動パターンにて規定される特図変動時間だけ、第1特別図柄が変動表示されることになる。
主制御部401は、通常遊技状態において、第2始動口106の入賞に基づき取得された特図判定用情報に対して特図変動パターン判定を行う際、第2特図用変動パターンテーブルを用いる。この場合、その判定結果に基づき、第2特図用変動パターンテーブル内の複数の特図変動パターンの中から1つの特図変動パターンを選択する。そうすると、選択された特図変動パターンにて規定される特図変動時間だけ、第2特別図柄が変動表示されることになる。
第2特図用変動パターンテーブル内の各特図変動パターンの特図変動時間を、第1特図用変動パターンテーブル内の各特図変動パターンの特図変動時間よりも相対的に長くしておけば、通常遊技状態において、第2特別図柄の変動時間は第1特別図柄の変動時間よりも相対的に長くなる。
但し、特別図柄の変動時間は変動の度に変化しうるので、1回の変動のみに注目した場合、第1特別図柄の変動時間の方が第2特別図柄の変動時間よりも長くなることもある。従って例えば、通常遊技状態において、第2特別図柄の変動時間の統計値TK2が第1特別図柄の変動時間の統計値TK1よりも長くなるように、第1及び第2特図用変動パターンテーブルを作成しておくと良い。
統計値TK1は、通常遊技状態において、第1特別図柄をn回変動させたときにおける第1特別図柄の変動時間の統計量(例えば、最小値、期待値、中央値、平均値、最頻値)である。統計値TK2は、通常遊技状態において、第2特別図柄をn回変動させたときにおける第2特別図柄の変動時間の統計量(例えば、最小値、期待値、中央値、平均値、最頻値)である。nは十分に大きな数(例えば無限大)である。典型的には例えば、第1特図用変動パターンテーブルを用いて特図変動パターン判定を行ったときの第1特別図柄の変動時間は2秒以下になりうるが、第2特図用変動パターンテーブルを用いて特図変動パターン判定を行ったときの第2特別図柄の変動時間は必ず10秒以上になるように、第1及び第2特図用変動パターンテーブルを作成しておくと良い。
[第2応用技術]
第2応用技術を説明する。第2応用技術を実施する際、第1応用技術も適用されうる。通常遊技状態において、演出EA4〜EA6を発生させやすくするために、第2特別図柄の変動時間を普図変動時間よりも長くしても良い。
これを実現するために、第1応用技術と同様、主制御部401は、通常遊技状態において、第2始動口106の入賞に基づき取得された特図判定用情報に対し特図変動パターン判定を行う際、上述の第2特図用変動パターンテーブルを用いるようにする。そして、通常遊技状態において、第2特別図柄の変動時間の統計値TK2が普図変動時間よりも長くなるように、第2特図用変動パターンテーブルを作成しておくと良い。図14の例では、通常遊技状態における普図変動時間は20秒に固定されているが、通常遊技状態における普図変動時間は、これに限定されない。
主制御部401において普図変動パターン乱数を発生させるようにしても良い。この場合、遊技球がゲート108を通過したタイミングにおける普図変動パターン乱数の値が普図判定用情報に含められる。そして、通常遊技状態における普図変動パターン判定において、主制御部401は、普図判定対象TTの普図変動パターン乱数の値に基づき、普図判定対象TTに対する普図変動時間を複数の規定時間の中から選択するようにしても良い。複数の規定時間は互いに異なる時間であり、ROM412内の普図変動パターンテーブルFHtに格納されていると良い。この場合、通常遊技状態における普図変動時間に対しても統計値TK3を定義できる。統計値TK3は、通常遊技状態において、普通図柄をn回変動させたときにおける普通図柄の変動時間の統計量(例えば、最小値、期待値、中央値、平均値、最頻値)である。そして、通常遊技状態において、第2特別図柄の変動時間の統計値TK2が普通図柄の変動時間の統計値TK3よりも長くなるように、第2特図用変動パターンテーブル及び普図変動パターンテーブルFHtを作成しておいても良い。これにより、通常遊技状態において、第2特別図柄の変動時間が普図変動時間よりも相対的に長くなる。
[第3応用技術]
第3応用技術を説明する。第2ケースにおいて、第2特別図柄の変動時間は短い方が良いとも言える。電チュー107の前半ロング開放と後半ロング開放との間に、第2特別図柄についての保留が消化されなければ、後半ロング開放において第2特別図柄についての保留が追加されないからである。
故に、第2ケースに係る通常遊技状態において、例えば、第2特別図柄の変動時間の統計値TK2が第1特別図柄の変動時間の統計値TK1よりも短くなるように、第1及び第2特図用変動パターンテーブルを作成しておいても良い。或いは、第2ケースに係る通常遊技状態において、例えば、第2特別図柄の変動時間の統計値TK2のk倍が、時刻tB6及びtB11間の時間よりも短くなるように(図33参照)、第2特図用変動パターンテーブルを作成しておいても良い。ここで、係数kは、1以上の所定値を持ち、例えば2、3又は4である。
[第4応用技術]
第4応用技術を説明する。以下では、記述の便宜上、用語“特2保留X”を導入する。特2保留Xは、通常遊技状態中の電チュー107のロング開放を伴う補助遊技において遊技球が第2始動口106に入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利(特図判定用情報)を指す。
通常遊技状態における第2特別図柄の変動時間は所定時間にて固定されていても良い。第4応用技術を、上述の第1、第2又は第3応用技術と組み合わせても良い。この場合、上記の統計値TK2は固定された所定時間となる。通常遊技状態における第2特別図柄の変動時間を固定しておけば、特2保留Xについての第2特別図柄の変動が全て終了するまでの時間が分かりやすくなり、演出制御部403での制御の煩雑性が緩和される。
但し、大当たりに当選している特2保留Xについての第2特別図柄の変動時間は、上記の固定された所定時間と異なっていても良い(例えば、上記所定時間より長くても良い)。
[第5応用技術]
第5応用技術を説明する。図26の第1ケースにおいて、1回目の補助遊技の実行期間(時刻tA3及びtA6間)中に取得された1以上の特2保留Xの中に、特定の特図変動パターン(例えば特図変動パターンTHp3〜THp6の何れか:図10、図19参照)が割り当てられた特2保留Xが存在する場合、演出制御部403は、以後の演出EA4〜EA6の中で、所定の大当たり示唆演出を行うようにしても良い。大当たり示唆演出は、大当たりに当選している信頼度が高い特2保留Xの存在を示唆するものであり、例えば、大当たり示唆演出では、演出EA4にて表示されるルーレット画像上に「大吉」ではなく「激熱」を停止表示させる。
同様に、図33の第2ケースにおいて、時刻tB3及びtB6間に取得された1以上の特2保留Xの中に、特定の特図変動パターン(例えば特図変動パターンTHp3〜THp6の何れか:図10、図19参照)が割り当てられた特2保留Xが存在する場合、演出制御部403は、以後の演出EB4〜EB6の中で、所定の大当たり示唆演出を行うようにしても良い。この場合における大当たり示唆演出では、例えば、演出EB4にて表示されるルーレット画像上に「大吉」ではなく「激熱」を停止表示させる。
[第6応用技術]
第6応用技術を説明する。図26の第1ケースにおいて、時刻tA1及びtA6間中の何れかの時点で第1特別図柄が変動していることもある(その時点で変動している第1特別図柄を、便宜上、第1特別図柄WAと呼ぶ)。演出制御部403は、判定結果記憶領域433bの記憶内容に基づき、第1特別図柄WAの変動に対応する特図当たり判定が大当たりの当選を示していると判断される場合には、演出EA1〜EA6の全部又は一部を行わないようにしても良く、且つ、演出EA7〜EA12を行わないようにしても良い。
同様に、図33の第2ケースにおいて、時刻tB1及びtB6間中の何れかの時点で第1特別図柄が変動していることもある(その時点で変動している第1特別図柄を、便宜上、第1特別図柄WBと呼ぶ)。演出制御部403は、判定結果記憶領域433bの記憶内容に基づき、第1特別図柄WBの変動に対応する特図当たり判定が大当たりの当選を示していると判断される場合には、演出EB1〜EB12の全部又は一部を行わないようにしても良い。
[第7応用技術]
第7応用技術を説明する。演出制御部403は、事前判定情報記憶領域433c(図20参照)内の記憶内容に基づき、先読み予告演出を行うことができる。先読み予告演出として、保留画像20又は30を表示する際に(図27等参照)、保留画像の表示態様を基準表示態様から変化させる保留変化演出を行うことができる。例えば、基準表示態様における保留画像20又は30の色は白色であるが、保留変化演出が適用された保留画像20又は30の色は、青、緑又は赤色とされる。
特2保留Xについて保留画像30を表示する際、その保留画像30に保留変化演出を適用しても良い。この保留変化演出を見た遊技者は、ロング開放の実行による利益を強く感じることができ、結果、ロング開放により興味をひきつけられるようになる(遊技への興味が高まる)。
[第8応用技術]
第8応用技術を説明する。図26の第1ケースに関し、時刻tA1〜tA12間の期間又はその期間の一部期間において遊技球が第1始動口105に入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利(特図判定用情報)に対し、上述の先読み予告演出(保留変化演出)を実行しないようにしても良い。同様に、図33の第2ケースに関し、時刻tB1〜tB12間の期間又はその期間の一部期間において遊技球が第1始動口105に入賞することで取得及び保留された大当たり抽選の権利(特図判定用情報)に対し、上述の先読み予告演出(保留変化演出)を実行しないようにしても良い。
これにより、第1特別図柄の保留に興味がいきにくくなる分、電チュー107のロング開放で取得された特2保留Xに対して、遊技者は高い興味を持つようになる。特に第7応用技術と組み合わせれば、遊技者は、ロング開放の実行による利益を強く感じることができ、結果、ロング開放により興味をひきつけられるようになる(遊技への興味が高まる)。
[第9応用技術]
第9応用技術を説明する。通常遊技状態において、普図抽選演出(EA1、EA4、EB1又はEB4)を行ってから電チュー107のロング開放を行った後、特2保留Xが全て消化されるまで(即ち、ロング開放中に取得された1以上の特2保留Xの内、最後に取得された特2保留Xに対する第2特別図柄の変動が停止するタイミングまで)、普通図柄の変動のたびに(即ち普通図柄抽選が実行されるたびに)、普通図柄の変動に対する演出として普図抽選演出(EA1、EA4、EB1又はEB4であって、特にEA4又はEB4)を行うようにしても良い。この際の普図抽選演出では、ルーレット画像上で「×」が停止表示される確率が高いが、電チュー107のロング開放を経験した遊技者は、普図抽選演出により興味をひきつけられるようになり、期待感を持って普図抽選演出を見ることができる(遊技の興趣が向上する)。
[第10応用技術]
第10応用技術を説明する。特別図柄に対する事前判定処理と同様、主制御部401は、普図判定用情報記憶領域413i(図7(a)等参照)内の普図判定用情報の夫々に対して、普図事前判定処理を行うことができる。普図事前判定処理では、記憶領域413iに保留されている普図判定用情報の夫々に対し、その普図判定用情報についての普通図柄の変動が開始する前に、普図当たり判定、普図図柄判定及び普図変動パターン判定を行う。主制御部401は、普図判定用情報が取得及び保留されたとき、その普図判定用情報に対して普図事前判定処理を行って、その結果を演出制御部403に伝達できる。
第10応用技術は図26の第1ケースに適用される。図26では、1回目の補助遊技の実行期間(時刻tA3及びtA6間)中に取得された特2保留Xの内、最後に取得された特2保留Xに対する第2特別図柄の変動停止前に、時刻tA8が訪れることを想定し、その想定の下で演出EA4〜EA6を実行すると述べた。
但し、1回目の補助遊技の実行期間(時刻tA3及びtA6間)中に取得された特2保留Xの内、最後に取得された特2保留Xに対する第2特別図柄の変動が停止するタイミングTX(即ち上述のタイミングTREF)において、まだ普通図柄が電チュー107のロング開放を伴う普図当たりの態様で停止していなくとも、下記の第1又は第2継続条件を満たせば、その後において演出EA4〜EA6を実行するようにしても良い(図60参照)。
上記タイミングTX(即ち上述のタイミングTREF)に変動している普通図柄がタイミングTXより後のタイミングTX1にて、電チュー107のロング開放を伴う普図当たりの態様で停止することが分かっている場合、第1継続条件を満たす。演出制御部403は、普図変動開始コマンドに基づき第1継続条件が満たされるか否かを判断できる。第1継続条件が満たされる場合、演出制御部403は、図60に示す如く、タイミングTX1より前に演出EA4を実行し、タイミングTX1より後に実行される2回目の補助遊技の実行期間において演出EA5及びEA6を実行すれば良い。より具体的には例えば、2回目の補助遊技が第1普図当たりによる補助遊技である場合(図25(a)参照)、2回目の補助遊技における期間L[1,2]及びL[1,3]にて夫々演出EA5及びEA6を実行すれば良い。
上記タイミングTX(即ち上述のタイミングTREF)において普図判定用情報記憶領域413iに1以上の普図判定用情報が保留されていて、且つ、保留されている何れかの普図判定用情報が電チュー107のロング開放を伴う普図当たりに当選していることが分かっている場合、第2継続条件を満たす。演出制御部403は、上述の普図事前判定処理の結果に基づき第2継続条件が満たされるか否かを判断できる。
タイミングTXにおいて保留されている普図判定用情報の内、電チュー107のロング開放を伴う普図当たりに当選している普図判定用情報についての普通図柄の停止タイミングをタイミングTX2と呼ぶ。第2継続条件が満たされる場合、演出制御部403は、図61に示す如く、タイミングTX2より前に演出EA4を実行し、タイミングTX2より後に実行される2回目の補助遊技の実行期間において演出EA5及びEA6を実行すれば良い。より具体的には例えば、2回目の補助遊技が第1普図当たりによる補助遊技である場合(図25(a)参照)、2回目の補助遊技における期間L[1,2]及びL[1,3]にて夫々演出EA5及びEA6を実行すれば良い。
第1又は第2継続条件が満たされる場合、演出制御部403は、タイミングTXの後も上述のゾーン演出(例えば、図30に示すような第1ゾーン演出)を継続実行しても良い。このゾーン演出は、2回目の補助遊技の実行期間中に取得された特2保留Xの内、最後に取得された特2保留Xについての第2特別図柄の変動が停止するタイミングまで継続実行されて良い。
図60又は図61に対応する第10応用技術によっても、図26の第1ケースと同様の作用及び効果が得られる。
[第11応用技術]
上述の実施形態では、通常遊技状態における普図当たりとして第1〜第4普図当たりが存在することを想定しているが、通常遊技状態における普図当たりとして、第1〜第4普図当たりの内、任意の1つ、2つ又は3つの普図当たりが存在しないような遊技機100を構成しても良い。例えば、通常遊技状態における普図当たりとして、第1及び第4普図当たりのみが存在するように、又は、第2〜第4普図当たりのみが存在するように、普図図柄判定テーブルFZt及び電チュー開放パターンテーブルDENKtを形成しても良い。
<<本発明の考察>>
本発明について考察する。尚、以下の第1側面及び第2側面に係る遊技機の説明文中に挿入されるかっこ書きは、本発明の内容を限定するものではない。
本発明の第1側面に係る遊技機(100)は、遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、閉状態と該閉状態より遊技球が入球容易な開状態とに変化可能な可変始動口(106)と、前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて、所定の特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う特別遊技判定手段と、特別図柄を特別図柄表示手段(201)にて変動表示させてから停止表示させることにより前記特別遊技判定の結果を表示する特別図柄表示制御手段と、前記可変始動口へ遊技球が入球した場合、前記特別遊技判定の権利を保留する保留記憶手段(413d)と、所定条件の成立に基づき、前記可変始動口を前記開状態にする補助遊技を行うか否かの補助遊技判定を行う補助遊技判定手段と、前記補助遊技判定において前記補助遊技を行うと判定された場合に前記補助遊技を実行する補助遊技実行手段と、前記補助遊技の実行中に所定の第1特定演出を行う特定演出手段と、を備え、前記特定演出手段は、前記補助遊技の実行中の前記可変始動口への入球に基づき最後に保留された前記特別遊技判定の権利に対する前記特別図柄の停止前において、再び前記補助遊技が実行される場合、再度の補助遊技の実行中に前記第1特定演出と異なる所定の第2特定演出を行う。
補助遊技が実行されれば遊技球が可変始動口に入球されやすくなる。遊技球が可変始動口に入球されやすくなれば、特別図柄判定の権利が取得されやすくなり、結果、特別遊技も実行されやすくなる。従って、補助遊技を実行可能に遊技機を形成しておけば、特別遊技の実行を楽しみに待つ遊技者に対し、新たな楽しみを与えることができる。
このような補助遊技が連続的に発生することは遊技者にとって好ましいことである。第1側面に係る遊技機では、第1特定演出が割り当てられる1回目の補助遊技の後、2回目の補助遊技が連続的に実行されるような状況下において、2回目の補助遊技に対し、第1特定演出と異なる第2特定演出を割り当てる。そのような状況下でしか実行されない第2特定演出を見た遊技者は、より大きな楽しみを得ることができる。つまり、遊技者に対して更なる楽しみを与えることができ、遊技の興趣向上が見込める。
本発明の第2側面に係る遊技機(100)は、遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、閉状態と該閉状態より遊技球が入球容易な開状態とに変化可能な可変始動口(106)と、前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて、所定の特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う特別遊技判定手段と、特別図柄を特別図柄表示手段(201)にて変動表示させてから停止表示させることにより前記特別遊技判定の結果を表示する特別図柄表示制御手段と、前記可変始動口へ遊技球が入球した場合、前記特別遊技判定の権利を保留する保留記憶手段(413d)と、所定条件の成立に基づき、前記可変始動口を前記開状態にする補助遊技を行うか否かの補助遊技判定を行う補助遊技判定手段と、前記補助遊技判定において前記補助遊技を行うと判定された場合、所定の第1期間において前記可変始動口を前記開状態とした後、前記可変始動口を前記閉状態にしてから所定の第2期間において前記可変始動口を再び前記開状態とする補助遊技実行手段と、前記第1期間において所定の第1特定演出を行い、且つ、前記第2期間において前記第1特定演出と異なる所定の第2特定演出を行う特定演出手段と、を備えている。
可変始動口が開状態となることで遊技球が可変始動口に入球されやすくなる。遊技球が可変始動口に入球されやすくなれば、特別図柄判定の権利が取得されやすくなり、結果、特別遊技も実行されやすくなる。故に、可変始動口の開放が連続的に発生することは遊技者にとって好ましいことである。
第2側面に係る遊技機の補助遊技では、第1特定演出が割り当てつつ可変始動口を開放した後、一旦、可変始動口を閉状態とし、その後、第1特定演出と異なる第2特定演出を適用しつつ可変始動口を再び開状態とする。これにより、遊技者は、可変始動口が再び開状態となることに喜びを覚えつつ、可変始動口が再び開状態となることに対応した第2特定演出を、喜びを持って見ることができる。このような演出により、遊技の興趣向上が見込める。
尚、遊技機100において、特別遊技判定手段、特別図柄表示制御手段、補助遊技判定手段及び補助遊技実行手段は主制御部401によって実現され、特定演出手段は演出制御部403によって実現される。第2始動口106への遊技球の入賞は、第2始動口106への遊技球の入球の一種であると共に可変始動口への遊技球の入球の一種である。第2始動口106への遊技球の入球(可変始動口への遊技球の入球)によって賞球が払い出されなくても良い。遊技機100では、遊技球がゲート108を通過することで上記所定条件が成立するが、所定条件の成立はこれに限定されない。
また例えば、第1又は第2側面に係る遊技機において、前記第1特定演出は、前記可変始動口が前記開状態になること又はなっていることを遊技者に告知又は示唆する演出を含み、前記第2特定演出は、前記可変始動口が再び前記開状態になること又はなっていることを遊技者に告知又は示唆する演出、或いは、前記可変始動口への入球数の増加が可能であることを遊技者に告知又は示唆する演出を含んでいると良い。
また例えば、第1又は第2側面に係る遊技機において、遊技球が入球可能なように前記遊技領域に設けられた始動口(105)を更に備え、前記特別遊技判定手段は、前記始動口への遊技球の入球にも基づいて前記特別遊技判定を行い、前記保留記憶手段は、前記始動口へ遊技球が入球した場合にも前記特別遊技判定の権利を保留し、前記特別遊技判定手段は、前記可変始動口への入球に基づき保留された権利に対する前記特別図柄の変動を、前記始動口への入球に基づき保留された権利に対する前記特別図柄の変動よりも優先的に実行し、前記可変始動口への入球に基づき実行される特別遊技は、前記始動口への入球に基づき実行される特別遊技よりも、遊技者にとって相対的に有利であると良い。
前記可変始動口への入球に基づき保留された権利に対する前記特別図柄の変動が、前記始動口への入球に基づき保留された権利に対する前記特別図柄の変動よりも優先的に実行され、且つ、前記可変始動口への入球に基づき実行される特別遊技が前記始動口への入球に基づき実行される特別遊技よりも遊技者にとって相対的に有利であるが故に、遊技者は、可変始動口が開状態となることを強く期待することが多い。この期待に応える第1又は第2側面の遊技機の構成は、遊技者にとって好ましい。
前記可変始動口への入球に基づき実行される特別遊技が前記始動口への入球に基づき実行される特別遊技よりも遊技者にとって相対的に有利であるとは、前者の特別遊技によって遊技者が取得可能な賞球数の期待値が、後者の特別遊技によって遊技者が取得可能な賞球数の期待値よりも高いことを意味する。上述の実施形態の遊技機100においても、これが当てはまる。つまり、遊技機100においても、可変始動口(第2始動口106)への入球に基づき実行される特別遊技(大当たり遊技)が始動口(第1始動口105)への入球に基づき実行される特別遊技よりも遊技者にとって相対的に有利である。図9の特図図柄判定テーブルTZtを利用する遊技機100において、始動口(第1始動口105)への入球に基づき特別遊技(大当たり遊技)が実行されるとき、遊技者が取得可能な賞球数の期待値は、“16×0.05+4×(0.35+0.6)=4.6”より、4.6R分の賞球数であり、可変始動口(第2始動口106)への入球に基づき特別遊技(大当たり遊技)が実行されるとき、遊技者が取得可能な賞球数の期待値は、“16×0.4+4×0.6=8.8”より、8.8R分の賞球数である。
<<変形等>>
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。
また、上述の実施形態では、本発明を旧第一種タイプのパチンコ遊技機に適用した例を説明したが、本発明を、それ以外のタイプ(例えば旧一種二種混合タイプ)のパチンコ遊技機に適用しても良いし、パチンコ遊技機に分類されない、スロットマシンなどの他の遊技機に適用しても良い。パチンコ遊技機では、遊技媒体として遊技球が用いられるが、スロットマシンではコインが遊技媒体として用いられる。
また、各フローチャートに関し、上述した処理の順序は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しない範囲で、任意に複数の処理の実行順序を変更できる又は複数の処理を並列に実行できる。
100 遊技機
101 遊技盤
103 遊技領域
104 画像表示部
105 第1始動口
106 第2始動口
107 電動チューリップ
108 ゲート
109 大入賞口
112 情報表示部
114 スピーカ
115 演出ライト部
201 特別図柄表示部
202 普通図柄表示部
203 保留表示部
401 主制御部
411 CPU
412 ROM
413 RAM
403 演出制御部
403a 演出統括部
403b 画像/音声制御部
403c ランプ制御部
431 CPU
432 ROM
433 RAM

Claims (2)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、閉状態と該閉状態より遊技球が入球容易な開状態とに変化可能な可変始動口と、
    前記遊技領域に設けられた、遊技球が入球可能な始動口と、
    前記可変始動口又は前記始動口への遊技球の入球に基づいて、所定の特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う特別遊技判定手段と、
    特別図柄を特別図柄表示手段にて変動表示させてから停止表示させることにより前記特別遊技判定の結果を表示する特別図柄表示制御手段と、
    前記可変始動口へ遊技球が入球した場合、前記特別遊技判定の権利を保留する保留記憶手段と、
    所定条件の成立に基づき、前記可変始動口を前記開状態にする補助遊技を行うか否かの補助遊技判定を行う補助遊技判定手段と、
    前記補助遊技判定において前記補助遊技を行うと判定された場合に前記補助遊技を実行する補助遊技実行手段と、
    前記補助遊技の実行中に所定の第1特定演出を行う特定演出手段を有する演出実行手段と、を備え、
    前記特定演出手段は、前記補助遊技の実行中の前記可変始動口への入球に基づき最後に保留された前記特別遊技判定の権利に対する前記特別図柄の停止前において、再び前記補助遊技が実行される場合、再度の補助遊技の実行中に前記第1特定演出と異なる所定の第2特定演出を行い、
    前記演出実行手段は、前記始動口への入球に基づく前記特別遊技判定にて前記特別遊技を行うと判定されている場合において前記補助遊技が実行される際、前記特定演出手段による前記第1特定演出の実行を制限する制限手段を更に有する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、閉状態と該閉状態より遊技球が入球容易な開状態とに変化可能な可変始動口と、
    前記可変始動口への遊技球の入球に基づいて、所定の特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う特別遊技判定手段と、
    特別図柄を特別図柄表示手段にて変動表示させてから停止表示させることにより前記特別遊技判定の結果を表示する特別図柄表示制御手段と、
    前記可変始動口へ遊技球が入球した場合、前記特別遊技判定の権利を保留する保留記憶手段と、
    所定条件の成立に基づき、前記可変始動口を前記開状態にする補助遊技を行うか否かの補助遊技判定を行う補助遊技判定手段と、
    前記補助遊技判定において前記補助遊技を行うと判定された場合、所定の第1期間において前記可変始動口を前記開状態とした後、前記可変始動口を前記閉状態にしてから所定の第2期間において前記可変始動口を再び前記開状態とする補助遊技実行手段と、
    前記第1期間において所定の第1特定演出を行い、且つ、前記第2期間において前記第1特定演出と異なる所定の第2特定演出を行う特定演出手段と、を備え、
    前記第1期間と前記第2期間は互いに異なる長さを有する
    ことを特徴とする遊技機。
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