JP5960631B2 - コネクタホルダ及びコネクタホルダ取付構造 - Google Patents

コネクタホルダ及びコネクタホルダ取付構造 Download PDF

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本発明は、コネクタホルダ及びコネクタホルダ取付構造に関する。
従来、メモリカードが挿入されるカードコネクタと、カードコネクタを被覆するように装着される外装部品としてのカードコネクタパネルとを有するメモリカードリーダ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このメモリカードリーダ装置では、カードコネクタパネルは、カードコネクタのカード挿入口を露出させるための開口部を有する。
特開2006−79336号公報
しかしながら、特許文献1に記載のメモリカードリーダ装置では、カードコネクタパネルの開口部の数は、被覆するカードコネクタのカード挿入口の数に応じて決定される。そのため、カードコネクタパネルは、被覆するカードコネクタの数が仕向け先毎に異なる場合には、開口部の数以外の形状が共通する場合であっても、仕向け先毎に個別の部品として製造される必要があり、効率的でない。
上述の点に鑑み、本発明は、カードコネクタを被覆する外装部品の効率的な製造を可能にするコネクタホルダ及びコネクタホルダ取付構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の実施例に係るコネクタホルダ取付構造は、メモリカードを脱着する際に前記メモリカードが通過するスリットを有するコネクタホルダの取付構造であって、フレームと、前記フレームに対して位置決めされる基板と、前記基板に対して位置決めされる、前記メモリカードを脱着可能に装着するカードコネクタと、前記コネクタホルダの前記スリットを含む被露出部分を露出する開口部を有し、且つ、前記フレームに対して位置決めされるフロントパネルと、を含み、前記コネクタホルダは、前記基板と係合する係合部を有し、前記基板と前記係合部との係合により、前記フレームに対して位置決めされる。
また、本発明の実施例に係るコネクタホルダは、フレームに対して位置決めされるフロントパネルと、前記フレームに対して位置決めされる基板に取り付けられるカードコネクタとの間に配置されるコネクタホルダであって、前記基板と係合する係合部と、前記カードコネクタに脱着可能に装着されるメモリカードが通過するスリットと、を有し、前記フロントパネルに形成される開口部を通じて前記スリットを含む被露出部分が露出されるように、前記基板と前記係合部との係合により、前記フレームに対して位置決めされる。
上述の手段により、本発明は、カードコネクタを被覆する外装部品の効率的な製造を可能にするコネクタホルダ及びコネクタホルダ取付構造を提供することができる。
本発明の実施例に係るコネクタホルダを含むフロントパネルアセンブリの斜視図である。 図1のコネクタホルダが取り付けられるフレームの斜視図である。 本発明の別の実施例に係るコネクタホルダを含むフロントパネルアセンブリの斜視図である。 図3のコネクタホルダが取り付けられるフレームの斜視図である。 コネクタホルダ、並びに、コネクタホルダの内部に収容されるコネクタ基板、カードコネクタ、及び板金ホルダの斜視図である。 図1のコネクタホルダの内部を被露出部分の裏側から見た斜視図である。 図2のフレームにおけるコネクタホルダ取付部分の斜視図である。 メモリカードの抜き差し方向(X軸方向)に延びてカードコネクタの中心を通る鉛直面における断面図を示す。 メモリカードの抜き差し方向(X軸方向)に延びてコネクタホルダの内部のリブの中心を通る鉛直面における断面図を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の実施例に係るコネクタホルダ2Aを含むフロントパネルアセンブリ1Aの斜視図である。
フロントパネルアセンブリ1Aは、電子機器の本体前面を形成するパネルアセンブリである。本実施例では、フロントパネルアセンブリ1Aは、車載オーディオ機器の本体前面を形成するパネルアセンブリである。
コネクタホルダ2Aは、メモリカードを脱着可能に装着するカードコネクタ(後述)を保持する部品である。本実施例では、コネクタホルダ2Aは、樹脂成形される部品であり、フロントパネル3の開口30を通じて露出する被露出部分20Aを有する。被露出部分20Aには、1枚のメモリカードを抜き差しできるように1つのスリット21Aが形成される。本実施例では、スリット21Aは、SDメモリカードを抜き差しできるように形成される。
フロントパネル3は、電子機器の本体前面に取り付けられるパネルである。本実施例では、フロントパネル3は、車載オーディオ機器の本体前面に取り付けられるパネルであり、その前面には、ベゼル31及び開閉ドア32が取り付けられる。ベゼル31は、化粧板であり、車載オーディオ機器のデザイン性を高めるために取り付けられる。また、開閉ドア32は、フロントパネル3の開口30を含む領域を覆うために取り付けられる開閉可能なドアである。具体的には、開閉ドア32は、開かれた状態において開口30を含む領域を露出させ、閉じられた状態において開口30を含む領域を被覆する。なお、図1は、開かれた状態にある開閉ドア32を示す。本実施例では、操作者は、開閉ドア32を開き、スリット21Aを通じてメモリカードをカードコネクタに差し込む。また、操作者は、メモリカードがカードコネクタに差し込まれた状態で開閉ドア32を閉じることができる。
図2は、図1のコネクタホルダ2Aが取り付けられるフレーム4Aの斜視図であり、図1のフロントパネルアセンブリ1Aからフロントパネル3、ベゼル31、開閉ドア32等を取り外した状態を示す。
本実施例では、コネクタホルダ2Aの被露出部分20Aは、図2に示すように、フロントパネル3の開口30と同じ輪郭形状(四角形)を有する。また、被露出部分20Aは、組み立てられたときにその表面がフロントパネル3の表面とともに同一平面を形成するよう、フロントパネル3の方向(−X方向)に突出する。
また、コネクタホルダ2Aは、フレーム4Aへの取り付けのために用いられるフランジ部23Aを有する。
図3は、本発明の別の実施例に係るコネクタホルダ2Bを含むフロントパネルアセンブリ1Bの斜視図であり、図1に対応する。なお、図3のフロントパネルアセンブリ1Bは、主に、2枚のメモリカードを抜き差しできるように形成される2つのスリット21B、22Bを含む被露出部分20Bを有するコネクタホルダ2Bを備える点で、図1のフロントパネルアセンブリ1Aと相違する。一方で、図3のフロントパネルアセンブリ1Bは、図1のフロントパネルアセンブリ1Aと同じフロントパネル3、ベゼル31、及び開閉ドア32を利用する。
具体的には、コネクタホルダ2Bは、フロントパネル3の開口30を通じて露出する被露出部分20Bを有する。被露出部分20Bには、2枚のメモリカードを抜き差しできるように2つのスリット21B、22Bが形成される。本実施例では、スリット21B及びスリット22Bはそれぞれ、SDメモリカードを抜き差しできるように形成される。
図4は、図3のコネクタホルダ2Bが取り付けられるフレーム4Bの斜視図であり、図2に対応する。また、図4は、図3のフロントパネルアセンブリ1Bからフロントパネル3、ベゼル31、開閉ドア32等を取り外した状態を示す。
本実施例では、コネクタホルダ2Bの被露出部分20Bは、図4に示すように、フロントパネル3の開口30と同じ輪郭形状(四角形)を有する。すなわち、コネクタホルダ2Bの被露出部分20Bは、図2のコネクタホルダ2Aの被露出部分20Aと同じ輪郭形状を有する。また、被露出部分20Bは、コネクタホルダ2Aの被露出部分20Aと同様、組み立てられたときにその表面がフロントパネル3の表面とともに同一平面を形成するよう、フロントパネル3の方向(−X方向)に突出する。
なお、図4に示すコネクタホルダ2Bの全体的な形状は、フレーム4Bへの取り付けのために用いられるフランジ部23B等の部分で、図2に示すコネクタホルダ2Aの全体的な形状と相違する。しかしながら、コネクタホルダ2Bの全体的な形状は、被露出部分20Bの内部形状(スリットの数、配置等)を除き、コネクタホルダ2Aの全体的な形状と同じであってもよい。また、フレーム4Bの形状もフレーム4Aの形状と同じであってもよい。
次に、図5〜図9を参照して、図1のコネクタホルダ2Aの取付構造について説明する。なお、図5は、コネクタホルダ2A、並びに、コネクタホルダ2Aの内部に収容されるコネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7の斜視図である。また、図6は、コネクタホルダ2Aの内部を被露出部分20Aの裏側から見た斜視図である。また、図7は、フレーム4Aにおけるコネクタホルダ2Aが取り付けられる部分の斜視図である。また、図8は、メモリカード10の抜き差し方向(X軸方向)に延びてカードコネクタ6の中心を通る鉛直面における断面図を示す。また、図9は、メモリカード10の抜き差し方向(X軸方向)に延びてコネクタホルダ2Aの内部のリブ26A1の中心を通る鉛直面における断面図を示す。
図5に示すように、コネクタホルダ2Aは、コネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7をその内部に収容する。
コネクタ基板5は、カードコネクタ6を実装する基板である。本実施例では、コネクタ基板5は、その表面(図中下面)が水平となるように配置され、その表面とカードコネクタ6の表面(図中上面)とが平行となるようにカードコネクタ6を実装する。なお、コネクタ基板5は、その表面が鉛直となるように配置されてもよく、水平面又は鉛直面に対して傾斜するように配置されてもよい。また、コネクタ基板5は、その表面とカードコネクタ6の表面とが垂直となるようにカードコネクタ6を実装してもよく、その表面がカードコネクタ6の表面に対して傾斜するようにカードコネクタ6を実装してもよい。
また、本実施例では、コネクタ基板5は、カードコネクタ6を実装した状態で、板金ホルダ7のクリンチ部70により保持される。そして、コネクタ基板5は、その状態で板金ホルダ7に半田付け固定される。また、コネクタ基板5は、板金ホルダ7を介して接地される。
カードコネクタ6は、メモリカード10を脱着可能に装着するメモリカード用コネクタである。本実施例では、カードコネクタ6は、コネクタ基板5及び板金ホルダ7を介してフレーム4Aに取り付けられる。
板金ホルダ7は、コネクタ基板5を保持する部材である。本実施例では、板金ホルダ7は、コネクタ基板5の表面が水平となるようにコネクタ基板5を保持した状態で、フレーム4Aに位置決めされる。
具体的には、板金ホルダ7は、コネクタ基板5を保持する部分とその部分に対して垂直に延びるフランジ部を有する。そして、板金ホルダ7は、そのフランジ部に形成される孔部71、72とフレーム4Aの表面に形成される凸部41A、42A(図7及び図8参照。)とを嵌合させる。このようにして、板金ホルダ7は、フレーム4Aに位置決めされる。
その結果、カードコネクタ6は、コネクタ基板5及び板金ホルダ7を介してフレーム4Aに位置決めされる。なお、板金ホルダ7は、フレーム4Aと一体的に形成されてもよい。その場合、個別の部材としての板金ホルダ7は省略され、コネクタ基板5は、フレーム4Aに直接的に取り付けられ、且つ、位置決めされる。また、コネクタ基板5は、フレーム4Aを介して接地される。
コネクタホルダ2Aは、フレーム4Aに対して位置決めされたコネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7を覆うように被せられる。なお、コネクタホルダ2Aの内部には、図6に示すように、スリット21Aの幅方向(Y軸方向)におけるスリット21Aの両側に一対のリブ26Aが設けられ、一対のリブ26Aには一対の切り欠き27Aが設けられる。具体的には、スリット21Aの+Y方向側にリブ26A1が設けられ、スリット21Aの−Y方向側にリブ26A2が設けられる。また、リブ26A1には、その中央部分に切り欠き27A1が設けられ、リブ26A2にも、その中央部分に切り欠き27A2が設けられる。
そのため、コネクタホルダ2Aがコネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7を覆うように被せられると、図9に示すように、コネクタ基板5の−X方向側の端部50が一対の切り欠き27Aと係合する。なお、切り欠き27Aの厚み(Z軸方向の幅)は、コネクタ基板5の厚み(Z軸方向の幅)に適合するよう予め決定される。また、図9に示すように、一対のリブ26Aにおける一対の切り欠き27Aの位置は、一対の切り欠き27A内にコネクタ基板5が位置付けられたときにコネクタ基板5に実装されるカードコネクタ6の高さ(Z軸方向の位置)とスリット21Aの高さ(Z軸方向の位置)とが一致するように予め決定される。このようにして、コネクタホルダ2Aは、カードコネクタ6の厚み方向(Z軸方向)に関してフレーム4Aに位置決めされる。
また、コネクタホルダ2Aは、フランジ部23Aに形成される孔部24A、25Aとフレーム4Aの表面に形成される凸部44A、45A(図7参照。)とを嵌合させる。このようにして、コネクタホルダ2Aは、カードコネクタ6の幅方向(Y軸方向)に関してフレーム4Aに位置決めされる。
その後、図8に示すように、コネクタホルダ2Aは、コネクタホルダ2A自身と、コネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7とがフレーム4Aに対して位置決めされた状態で、フレーム4Aに対して固定される。具体的には、コネクタホルダ2Aは、コネクタホルダ2Aとフレーム4Aとの間に板金ホルダ7を挟んだ状態で、ネジ8を用いてフレーム4Aに固定される。なお、図8の一点鎖線は、フレーム4Aの表面を含む平面を表す。
その後、図8に示すように、フロントパネル3がフレーム4Aに取り付けられ、さらに、フロントパネル3の表面にベゼル31及び開閉ドア32等の外装部品が取り付けられる。なお、フロントパネル3には、コネクタホルダ2Aの被露出部分20Aの輪郭形状に適合する開口30が設けられている。そのため、フロントパネル3がフレーム4Aに取り付けられた後も開口30から被露出部分20Aが露出し、スリット21A及びその周辺部分は、外部から視認可能な状態となる。
以上の構成により、コネクタホルダ2A及びその取付構造は、カードコネクタ6のカード挿入口と、コネクタホルダ2Aのスリット21Aとを高い寸法精度で位置決めすることができる。また、部品寸法のばらつきが、コネクタホルダ2Aの被露出部分20Aとフロントパネル3の開口30との間のクリアランスにまとめて吸収される。そのため、メモリカード10の抜き差しの際にメモリカード10がスリット21Aと干渉するのを防止できる。
また、コネクタホルダ2A及びその取付構造は、メモリカード10の抜き差しの際にメモリカード10がスリット21Aと干渉するのを防止するために、カードコネクタ6に脱着されるメモリカード10とスリット21Aとの間のクリアランスを過度に大きくする必要がない。すなわち、スリット21Aの厚みを過度に厚くする必要がない。
また、高い寸法精度で位置決めが行われるため、マイクロSDカードのような薄いメモリカードが抜き差しされるような場合であっても、スリット21Aの厚みを薄く設定することができる。そのため、コネクタホルダ2Aの内側にあるカードコネクタ6のカード挿入口付近の空間にメモリカードが誤って挿入されるのを防止できる。
なお、コネクタホルダ2A及びその取付構造による効果及び変形例は、以下に説明する効果及び変形例を含め、コネクタホルダ2B及びその取付構造によっても同様に実現される。また、図3のフロントパネルアセンブリ1Bは、図1のフロントパネルアセンブリ1Aと同じコネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7を利用できる。
例えば、上述の実施例では、コネクタホルダ2A、2Bは、フロントパネル3とは別の部材として構成される。そのため、仕向け先の仕様等に応じてスリットの数を異ならせる場合であっても、コネクタホルダ2A、2Bを付け替え可能にすればよく、フロントパネル3、ベゼル31、開閉ドア32等の外装部品を仕向け先毎に用意する必要がない。フロントパネル3の金型に入れ子構造を採用する必要もない。すなわち、仕向け先の仕様等に応じてスリットの数を異ならせる場合であっても、フロントパネル3、ベゼル31、開閉ドア32等の外装部品を共用できるようにする。その結果、外装部品の効率的な製造を可能にし、外装部品の製造コストを低減させることができる。
また、上述の実施例では、コネクタホルダ2Aの内部に形成される一対の切り欠き27Aとコネクタ基板5の端部50とを係合させることによって、コネクタホルダ2Aがフレーム4Aに対して位置決めされる。そのため、コネクタホルダ2A及びその取付構造は、コネクタ基板5に実装されるカードコネクタ6の高さ(Z軸方向の位置)とスリット21Aの高さ(Z軸方向の位置)との間のズレを最小限に抑えることができる。また、メモリカード10の抜き差しの際にメモリカード10がスリット21Aと干渉するのを抑制或いは防止できる。しかしながら、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、コネクタホルダ2Aは、その内部に形成される一対のリブ26Aと一対の切り欠き27Aの組み合わせ以外の構造を用いて、コネクタ基板5と係合するように構成されてもよい。例えば、コネクタホルダ2Aは、メモリカードの抜き差し方向(X軸方向)にコネクタ基板5を挟むように延びる複数のボスを用いてコネクタ基板5と係合するように構成されてもよい。
また、上述の実施例では、コネクタホルダ2Aは、コネクタ基板5の端部50と係合するように構成される。しかしながら、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、コネクタホルダ2Aは、コネクタホルダ2Aに形成されたリブとコネクタ基板5に形成された切り欠きを係合させてもよく、コネクタホルダ2Aに形成された凸部とコネクタ基板5に形成された孔部を嵌合させてもよい。その場合、カードコネクタ6は、その表面がコネクタ基板5の表面に対して垂直となるよう固定され、また、コネクタ基板5は、その表面がフレーム4Aの表面に対して平行となるようにフレーム4Aに固定されてもよい。
また、上述の実施例では、コネクタホルダ2Aの被露出部分20Aは、組み立てられたときにその表面がフロントパネル3の表面とともに同一平面を形成するよう、フロントパネル3の方向(−X方向)に突出する。しかしながら、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、被露出部分20Aは、その表面がフロントパネル3の表面から僅かに凹んだところに位置するように構成されてもよい。その場合、被露出部分20Aは、フランジ部23Aから突出する必要はない。
また、上述の実施例では、コネクタホルダ2Aの被露出部分20Aの輪郭形状は四角形であるが、円形、楕円形、多角形等の他の形状であってもよい。また、上述の実施例では、被露出部分20Aの大きさは、2つのスリットを配置可能な面積を有するが、1つのスリットのみを配置可能な面積であってもよく、3つ以上のスリットを配置可能な面積であってもよい。
また、上述の実施例では、コネクタホルダ2Aのスリット21Aは、メモリカード10を水平(横)にして挿入できるよう横長形状を採用するが、メモリカード10を鉛直(縦)にして挿入できるよう縦長形状を採用してもよい。その場合、コネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7は、鉛直に挿入されるメモリカード10を受け入れられる姿勢でフレーム4Aに固定される。
また、上述の実施例では、コネクタホルダ2Aは、コネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7を収容する部分が、フランジ部23Aからフロントパネル3の方向(−X方向)に突出するように構成される。しかしながら、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、コネクタホルダ2Aは、コネクタ基板5と係合する部分がフランジ部23Aから突出しないように構成されてもよい。その場合、コネクタ基板5、カードコネクタ6、及び板金ホルダ7は、フレーム4Aの表面から突出しないようにフレーム4Aに固定される。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、コネクタホルダ2A、2B及びそれらの取付構造は、車載オーディオ機器の本体前面を形成するパネルアセンブリに対して適用されるが、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等の電子機器の本体表面を形成するパネルに対して適用されてもよい。
1A、1B・・・フロントパネルアセンブリ 2A、2B・・・コネクタホルダ 3・・・フロントパネル 4A、4B・・・フレーム 5・・・コネクタ基板 6・・・カードコネクタ 7・・・板金ホルダ 8・・・ネジ 10・・・メモリカード 20A、20B・・・被露出部分 21A、21B、22B・・・スリット 23A、23B・・・フランジ部 24A、25A・・・孔部 26A、26A1、26A2・・・リブ 27A、27A1、27A2・・・切り欠き 30・・・開口 31・・・ベゼル 32・・・開閉ドア 41A、42A、44A、45A・・・凸部 50・・・コネクタ基板の端部 70・・・クリンチ部 71、72・・・孔部

Claims (5)

  1. メモリカードを脱着する際に前記メモリカードが通過するスリットを有するコネクタホルダの取付構造であって、
    フレームと、
    前記フレームに対して位置決めされる基板と、
    前記基板に対して位置決めされる、前記メモリカードを脱着可能に装着するカードコネクタと、
    記スリットよりも大きな面積を有する前記コネクタホルダの被露出部分を露出する開口部を有し、且つ、前記フレームに対して位置決めされるフロントパネルと、を含み、
    前記コネクタホルダは、前記基板と係合する係合部を有し、前記基板と前記係合部との係合により、前記フレームに対して位置決めされ、
    前記フロントパネルの前記開口部は前記コネクタホルダの前記被露出部分よりも大きい、
    コネクタホルダ取付構造。
  2. 前記フレームには、前記スリットの数が異なる複数のコネクタホルダが付け替え可能に取り付けられ、
    前記スリットの数は、前記カードコネクタの数と同数である、
    請求項1に記載のコネクタホルダ取付構造。
  3. 前記フレームに対して付け替え可能に取り付けられる前記複数のコネクタホルダの前記被露出部分は、共通の輪郭を有する、
    請求項2に記載のコネクタホルダ取付構造。
  4. 前記複数のコネクタホルダは、前記被露出部分を前記フロントパネル側に突出させる、
    請求項3に記載のコネクタホルダ取付構造。
  5. フレームに対して位置決めされるフロントパネルと、前記フレームに対して位置決めされる基板に取り付けられるカードコネクタとの間に配置されるコネクタホルダであって、
    前記基板と係合する係合部と、
    前記カードコネクタに脱着可能に装着されるメモリカードが通過するスリットと、を有し、
    前記フロントパネルに形成される開口部を通じて前記スリットよりも大きな面積を有する被露出部分が露出されるように、前記基板と前記係合部との係合により、前記フレームに対して位置決めされ、
    前記フロントパネルの前記開口部は前記コネクタホルダの前記被露出部分よりも大きい、
    コネクタホルダ。
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