JP5958241B2 - ヒートポンプ式熱源機 - Google Patents
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Description
図1に示すように、ヒートポンプ給湯装置1は、温水を貯留する大容量の貯湯タンク12を備えた貯湯タンクユニット2、ヒートポンプ回路を有するヒートポンプ式熱源機3、貯湯タンクユニット2とヒートポンプ式熱源機3との間に湯水を循環させる温水循環用配管9a,9bから構成されている。
図1に示すように、貯湯タンクユニット2は、縦長筒状の外周面を有する貯湯タンク12、各種の配管6,7,8,9a,9b,10、主制御ユニット11、外装ケース14等を備えている。貯湯タンク12は、ヒートポンプ式熱源機3で加熱された高温の温水を貯留するものであり、耐腐食性に優れたステンレス製の板材で構成されている。
図1,図2に示すように、ヒートポンプ式熱源機3は、蒸発熱交換器としての外気熱吸収用熱交換器18と、圧縮機20と、凝縮器としての湯水加熱用熱交換器21と、高圧の冷媒を急膨張させて温度と圧力を下げる膨張弁22とを有し、これら機器18,20,21,22が冷媒配管23を介して接続されヒートポンプ回路を構成し、冷媒配管23に収容された冷媒を利用して給湯加熱運転を行う。
図2,図3に示すように、外装ケース25は、薄鋼板製の箱状に形成され、左右1対の側板35,36と、前側板37と、後側板38と、天板40と、底板41とを備えている。外装ケース25内には、垂直な縦仕切り板42と水平な横仕切り板43とが設けられ、夫々が薄鋼板製のものである。
図3に示すように、送風ファン19は、送風モータ19aと、この送風モータ19aによって回動駆動される複数の羽根部材19bとを有し、支持金具19cを介して底板41と横仕切り板43とに支持されている。圧縮機20は、気相状態の冷媒を断熱圧縮して温度上昇させる公知の密閉型圧縮機である。
図3,図4に示すように、外装ケース25は、冷媒の漏洩が発生した場合にその漏洩した冷媒を滞留可能な滞留部51と、この滞留部51に対して設けられ且つ外装ケース25の外部からガス検知器70(ガス検知手段)を導入可能な導入開口部52とを備えている。
図3,図4に示すように、滞留部51は、外装ケース25の底部に下方に突出するように形成された凹部53で構成されている。即ち、滞留部51を構成する凹部53は、外装ケース25の機械室45側の底板41の隅部であって右側板36と前側板37の近傍部に平面視円形状に形成されている。この凹部53は、底板41の他の部分よりも深く形成され、且つ直径5cm程度、深さ2cm程度のサイズを有しているが、特にこのサイズに限定する必要はない。ヒートポンプ式熱源機3から冷媒が漏洩した場合、漏洩冷媒は外装ケース25内を下方へ流れ、底板41の最も低いこの凹部53に滞留される。この凹部53に流入した冷媒は、ヒートポンプ式熱源機3の輸送時であっても滞留状態が保持される。
図3,図4に示すように、導入開口部52は、外装ケース25の側部に形成されている。即ち、導入開口部52は、外装ケース25の右側板36の下端部前寄り部分に形成されている。導入開口部52は、後述するガス検知器70のプローブ部72が容易に挿入可能な程度の直径(例えば、2〜3cm程度)を有している。導入開口部52の周縁には、右方(外方)に突出する筒状部52aが形成されている。尚、導入開口部52は、底板41の凹部53の近傍部に形成されることが望ましく、また、筒状部52aは省略しても良い。
図2〜図4に示すように、蓋部材55は、冷媒が外部に流出することを防止する為のものであり、導入開口部52に着脱可能に取り付けられている。即ち、蓋部材55は、円板状の蓋本体55aと、この蓋本体55aの外周部から一方に延びる筒部55bとから一体的に形成されたゴム製のものである。筒部55bの内周部が、導入開口部52の筒状部52aの外周部に導入開口部52を覆うように嵌合されている。尚、蓋部材55の取付構造は、嵌合構造に代えて、筒部55bの内周部を筒状部52aの外周部に螺合することで取り付け可能な螺合構造を採用しても良い。
ヒートポンプ式熱源機3の据付け前の梱包から取り出された状態において、ヒートポンプ式熱源機3から冷媒漏れが発生していないかの冷媒漏れ検査を行う場合、作業員は、外装ケース25の導入開口部52から蓋部材55を取り外し、ガス検知器70のプローブ部72を導入開口部52に右方から挿入し、プローブ部72の先端部を凹部53(滞留部51)に導入する。
[1]前記実施例の蓋部材55において、蓋本体55aに対して、例えば、図6に示すように、十字形状のスリットの切られた切り込み部57を形成しても良い。冷媒漏れ検査時には、この切り込み部57からガス検知器70のプローブ部72を導入開口部52に挿入し、プローブ部72の先端部を滞留部51である凹部53に導入することで、漏洩冷媒を検知することできる。この構造によると、蓋部材55を取り外す必要がなくなるので、外装ケース25から外部へ冷媒が拡散するのを極力防止しつつ冷媒漏れ検査を行うことができる。
18 外気熱吸収用熱交換器(蒸発熱交換器)
20 圧縮機
21 湯水加熱用熱交換器
22 膨張弁(膨張手段)
23 冷媒配管
25 外装ケース
51 滞留部
52 導入開口部
53 凹部
55,55A 蓋部材
70 ガス検知器
Claims (3)
- 外装ケース内に圧縮機と蒸発熱交換器と膨張手段と湯水加熱用熱交換器とを備え且つこれらを冷媒を収容した冷媒配管で接続したヒートポンプ式熱源機において、
前記外装ケースは、前記冷媒の漏洩が発生した場合にその漏洩した冷媒を滞留可能な滞留部と、この滞留部に対して設けられ且つ前記外装ケースの外部からガス検知手段を導入可能な導入開口部とを備えたことを特徴とするヒートポンプ式熱源機。 - 前記滞留部は、前記外装ケースの底部に形成された凹部で構成され、前記導入開口部は、前記外装ケースの側部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式熱源機。
- 前記導入開口部には、前記冷媒が外部に流出することを防止する為の蓋部材が取り付けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のヒートポンプ式熱源機。
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