JP5957990B2 - 広角レンズ、撮像レンズユニット及び撮像装置 - Google Patents
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Description
(1) 0.1<F2A/F2<0.2
(2) 6.5<FG2A1/FG2A2<9.0
●第1の実施形態
本発明に係るインナーフォーカス広角レンズは、全体として正の屈折力を持つ前群G1と、開口絞り6と、全体として正の屈折力を持つ後群G2と、からなる広角レンズにおいて、後述する条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とする。
0.1<F2A/F2<0.2
6.5<FG2A1/FG2A2<9.0
●第2の実施形態
次に、本発明に係るインナーフォーカス広角レンズの別の実施形態について、先に説明した実施形態と異なる部分を中心に説明する。具体的には、前記第1の実施形態において、更に、次の条件式(3)を満足することを特徴とする。
19<F/ΔXG2A<23.5
●第3の実施形態
次に、本発明に係るインナーフォーカス広角レンズの別の実施形態について、先に説明した実施形態と異なる部分を中心に説明する。具体的には、前記第1又は2の実施形態において、更に、次の条件式(4)を満足することを特徴とする。
0.6<F1/TL<0.8
また、上述した本発明に係るインナーフォーカス広角レンズは、撮影レンズユニットに応用することもできる。これによれば、小型で高速AFが可能な広角レンズを撮影光学系として利用した撮影レンズユニットを提供することができる。
また、上述した本発明に係るインナーフォーカス広角レンズは、撮像装置に応用することもできる。これによれば、小型で高速AFが可能な広角レンズを撮影光学系として利用した撮像装置を提供することができる。
また、上述した本発明に係るインナーフォーカス広角レンズは、スキャナー等の読み取り光学系に応用することもできる。これによれば、小型で高速AFが可能な広角レンズを読み取り光学系として利用したスキャナー等の読み取り光学系又はこの読み取り光学系用いたスキャナーを提供することができる。
次に、本発明に係るインナーフォーカス広角レンズの具体的な2つの実施例(実施例1及び2)について説明する。
f:全系の焦点距離
F:Fナンバ
ω:半画角
R:曲率半径(非球面にあっては近軸曲率半径)
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
K:非球面の円錐定数
A4:4次の非球面定数
A6:6次の非球面定数
A8:8次の非球面定数
A10:10次の非球面定数
β:結像倍率
非球面形状は、近軸曲率半径の逆数(近軸曲率):C、光軸からの高さ:H、円錐定数:K、上記各次数の非球面係数を用い、Xを光軸方向における非球面量として、周知の式
X=X1+X2
X1=CH2/[1+√{1−(1+K)C2H2}]
X2=A4・H4+A6・H6+A8・H8+A10・H10
で表されるものであり、近軸曲率半径と円錐定数、非球面係数を与えて形状が特定される。
次に、実施例1について、図1乃至3に基づいて説明する。図1は、本発明に係るインナーフォーカス広角レンズの実施例1の光学配置図である。光軸に沿って物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する前群G1と、開口絞り6と、正の屈折力を有する後群G2からなり、さらに後群G2は物体側から像側へ順に正の屈折力を持つG2A群、負の屈折力を持つG2B群で構成され、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングはG2A群が光軸方向に沿って物体側に移動する。
第2面
K=0
A4=4.76606e−005
A6=3.63076e−007
第11面
K=0
A4=1.63807e−004
A6=7.81312e−007
A8=7.21511e−009
A10=4.84740e−011
第13面
K=0
A4=1.07742e−004
A6=1.11856e−006
A8=9.44610e−009
ここで、e−nは、10のべき乗を表す
F2A/F2=0.14
FG2A1/FG2A2=8.59
F/ΔXG2A=23.02
F1/TL=0.71
次に、実施例2について、図4乃至6に基づいて説明する。図4は、本発明に係るインナーフォーカス広角レンズの実施例2の光学配置図である。光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を有する前群G1と、開口絞り6と、正の屈折力を有する後群G2からなる。後群G2は、物体側より順に正の屈折力を持つG2A群、負の屈折力を持つG2B群で構成され、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングはG2A群が光軸方向に沿って物体側に移動する。
第2面
K=0
A4=2.86251e−005
A6=2.32305e−007
第10面
K=0
A4=−1.17400e−004
A6=−7.35861e−007
A8=−1.52691e−009
A10=−6.86205e−011
第13面
K=0
A4=−2.59063e−005
A6=−8.06380e−007
A8=1.63722e−009
ここで、e−nは、10のべき乗を表す
F2A/F2=0.17
FG2A1/FG2A2=6.73
F/ΔXG2A=19.15
F1/TL=0.70
2 前群の像側に凸の負メニスカスレンズの像面側面
3 前群の物体側に凸の負メニスカスレンズの物体側面
4 前群の物体側に凸の負メニスカスレンズと両凸レンズとの結合面
5 前群の両凸レンズの物体側面
6 開口絞り
7 後群の負メニスカスレンズの物体側面
8 後群の負メニスカスレンズと正メニスカスレンズとの結合面
9 後群の正メニスカスレンズの像面側面
10 後群の正の屈折力を持つ単レンズの物体側面
11 後群の正の屈折力を持つ単レンズの像面側面
12 後群の物体側の負メニスカスレンズの物体側面
13 後群の物体側の負メニスカスレンズの像面側面
14 後群の像側の負メニスカスレンズの物体側面
15 後群の像側の負メニスカスレンズの像面側面
20 像側に凸の負メニスカスレンズ
21 物体側に凸の負メニスカスレンズ
22 両凸レンズ
23 負メニスカスレンズ
24 正メニスカスレンズ
25 正の屈折力を持つ単レンズ
26 負メニスカスレンズ
27 負メニスカスレンズ
Claims (5)
- 物体側から像側へ順に、全体として正の屈折力を持つ前群と、開口絞りと、全体として正の屈折力を持つ後群と、からなるインナーフォーカス広角レンズにおいて、
前記前群は、物体側から像側へ順に、像側に凸の負メニスカスレンズと、物体側に凸の負メニスカスレンズと両凸レンズとの接合レンズからなり、
前記後群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を持つG2A群と、負の屈折力を持つG2B群からなり、
前記G2A群は、物体側から像側へ順に、1枚の両凹レンズと1枚の両凸レンズとからなる接合レンズと、正の屈折力を持つ単レンズとで構成され、
前記G2B群は、2枚の負メニスカスレンズで構成され、
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングは、前記G2A群が光軸方向に沿って物体側に移動することにより行い、
後群の焦点距離をF2、前記G2A群の焦点距離をF2A、前記G2A群内の接合レンズの焦点距離をFG2A1、前記G2A群内の正の単レンズの焦点距離をFG2A2とした場合、以下の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とする、
インナーフォーカス広角レンズ。
(1) 0.1<F2A/F2<0.2
(2) 6.5<FG2A1/FG2A2<9.0 - レンズ系全体の焦点距離をF、前記G2A群の無限遠撮影位置から撮影倍率が−0.11倍である最短撮影位置に合焦する位置までの移動量をΔXG2Aとした場合、条件式(3)を満足することを特徴とする、
請求項1に記載のインナーフォーカス広角レンズ。
(3) 19.0<F/ΔXG2A<23.5 - 前記前群の焦点距離をF1、物体側に最も近いレンズ面から像面までの実距離をTLとした場合、条件式(4)を満足することを特徴とする、
請求項1又は2に記載のインナーフォーカス広角レンズ。
(4) 0.6<F1/TL<0.8 - 撮影レンズユニットであって、
請求項1乃至3のいずれかに記載のインナーフォーカス広角レンズであることを特徴とする撮影レンズユニット。 - 撮像装置であって、
請求項1乃至3のいずれかに記載のインナーフォーカス広角レンズを備えることを特徴とする撮像装置。
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JP2012060899A JP5957990B2 (ja) | 2012-03-16 | 2012-03-16 | 広角レンズ、撮像レンズユニット及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012060899A JP5957990B2 (ja) | 2012-03-16 | 2012-03-16 | 広角レンズ、撮像レンズユニット及び撮像装置 |
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Family Applications (1)
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JP2012060899A Active JP5957990B2 (ja) | 2012-03-16 | 2012-03-16 | 広角レンズ、撮像レンズユニット及び撮像装置 |
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