JP5956729B2 - リレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラム - Google Patents

リレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5956729B2
JP5956729B2 JP2011161367A JP2011161367A JP5956729B2 JP 5956729 B2 JP5956729 B2 JP 5956729B2 JP 2011161367 A JP2011161367 A JP 2011161367A JP 2011161367 A JP2011161367 A JP 2011161367A JP 5956729 B2 JP5956729 B2 JP 5956729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay server
information
information processing
web server
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011161367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013025644A (ja
Inventor
溝口 茂
茂 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011161367A priority Critical patent/JP5956729B2/ja
Priority to US13/532,443 priority patent/US9258381B2/en
Publication of JP2013025644A publication Critical patent/JP2013025644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5956729B2 publication Critical patent/JP5956729B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/56Provisioning of proxy services
    • H04L67/564Enhancement of application control based on intercepted application data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/14Session management
    • H04L67/143Termination or inactivation of sessions, e.g. event-controlled end of session
    • H04L67/145Termination or inactivation of sessions, e.g. event-controlled end of session avoiding end of session, e.g. keep-alive, heartbeats, resumption message or wake-up for inactive or interrupted session
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

本発明は、Webサーバおよび情報処理装置と通信可能なリレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラムに関する。
従来より、インターネット等のネットワークに接続して情報を取得する際に、関門中継処理装置を介して情報を取得する構成が知られている(特許文献1)。そのような構成において、関門中継処理装置は、例えば、セルラパケットシステムにおいてセルラ端末とパケット通信を行い、また衛星パケットシステムにおいて、衛星を介して端末とパケット通信を行う。その場合に、関門中継処理装置は、通信を行う端末が、セルラ端末であるか衛星を介して通信を行う端末であるかに応じて、関門中継処理装置と端末との通信におけるタイムアウト時間を設定することが記載されている。
特開2001−197124号公報
クライアント装置がWebサーバからWebサービスを利用する場合に、クライアント装置のユーザが利用するWebサービスによってアクセス先が異なり、それによりWebサーバからの応答時間が異なる場合がある。
しかしながら、そのような構成においては、従来、クライアント装置のタイムアウト時間は一定とされる。そのため、Webサービスによって応答時間が異なるにも拘わらず、クライアント装置では、Webサービスに関係なく一定の時間でタイムアウトとなる。上記の従来技術では、クライアント装置の種類に応じて、サーバがタイムアウト時間を設定しているが、そのクライアント装置がアクセスするアクセス先については考慮されていない。そのため、そのクライアント装置が種々のWebサービスを利用する場合であっても、クライアント装置‐サーバ間のタイムアウト時間は一定となる。
このように、クライアント装置‐サーバ間のタイムアウト時間が一定の場合に、例えばクライアント装置がWebサーバから確実に情報を取得できるようにすることを考慮すれば、Webサーバからの応答時間が遅いWebサービスを想定して、タイムアウト時間を設定する必要がある。そのため、ユーザが利用するWebサービスが、Webサーバからの応答時間が早いものであったとしても、クライアント装置では、必要以上の長い時間、サーバからの応答を待ってからタイムアウトしなくてはならない場合がある。
本発明は、上記の点に鑑み、情報処理装置とリレーサーバとの間の通信を適切にタイムアウトさせることができるリレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るリレーサーバは、Webサーバおよび情報処理装置と通信可能なリレーサーバであって、前記情報処理装置からの要求を受信し、当該要求に応じて前記Webサーバが提供する複数のアクセス先のいずれかと通信し、当該通信により当該複数のアクセス先のいずれかから受信した情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記リレーサーバが前記Webサーバと通信するときの前記複数のアクセス先のそれぞれと前記リレーサーバとの間の通信条件として、前記リレーサーバが前記Webサーバと通信するためのAPIコマンド数を取得する取得手段と、前記複数のアクセス先のうちの、前記情報処理装置が情報の受信を要求するアクセス先に対応する前記取得手段により取得された前記APIコマンド数に応じたタイムアウト時間に従って前記送信手段による前記情報処理装置と前記リレーサーバとの間の通信がタイムアウトされるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置とリレーサーバとの間の通信を適切にタイムアウトさせることができる。
Webサービスシステムの構成を示す図である。 MFPのハードウェア構成を示す図である。 リレーサーバのアプリケーション構成を示す図である。 各サイトで登録されているデータ構成の一例を示す図である。 アルバムリストの記述例を示す図である。 サイトごとに定義されているAPIの一覧を示す図である。 MFPとリレーサーバ間のAPIと、リレーサーバとサイト間のAPIとの対応を示す図である。 コンディションチェックの処理の手順を示す図である。 アルバムリストを取得し、表示するまでの処理の手順を示す図である。 印刷対象の画像を選択して印刷するまでの処理を示す図である。 サイト103に対してのAPI利用回数を説明するための図である。 サイト104に対してのAPIの利用回数を説明するための図である。 タイムアウト値設定処理の手順を示すフローチャートである。 判定テーブルの一例を示す図である。 サービスAPIの判定処理の手順を示すフローチャートである。 タイムアウト値の設定処理の手順を示すフローチャートである。 タイムアウト値設定処理の手順を示すフローチャートである。 サイトに対応するタイムアウト値の一覧を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳しく説明する。尚、以下の実施例は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施例で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
〔実施例1〕
[システム構成とハードウェア構成]
図1は、本発明に係るWebサービスシステムの構成を示す図である。図1に示すように、クライアント装置としてのMFP(多機能複合装置:Multifunctional Peripheral)101は、インターネット等のネットワーク110を介してWebサーバ103、104、105と接続されている。これらのサーバは、例えば写真共有サイト機能をクライアント装置に提供するサーバであり、以下、Webサーバ103、104、105をそれぞれサイト103、104、105ともいう。
またMFP101は、リレーサーバ102を介して、各Webサーバ103〜105とデータの送受信を行う。この構成においてリレーサーバは、各Webサーバとの間でそれぞれ定義されたAPIを用いてデータの送受信を行っている。また、リレーサーバは、MFPとの間においてはその間で定義されたAPIを用いてデータの送受信を行う。つまり、リレーサーバがAPI変換の役割を果たす。
さらに、このシステムにおいて、MFP101が利用するWebサービスによって、MFPがアクセスするWebサーバが異なる。即ち、MFP101は、MFP101のユーザが利用するWebサービス(例えば写真共有サイト)の種類に応じて、Webサーバ103〜105のいずれかにアクセスする。
このような構成において、MFP101がアクセスするWebサーバによって、リレーサーバ102とWebサーバの間の応答時間が異なってしまうことがある。この原因の1つに、WebサーバごとにAPIの構成が異なるという理由がある。よって、ユーザがMFP101を用いて複数のWebサービスを利用する場合に、Webサービスによってアクセス先のWebサーバが異なり、またアクセス先のWebサーバによって、リレーサーバ102‐Webサーバ間の応答時間が異なることになる。
このように、MFP101のアクセス先のWebサーバによって応答時間が異なるため、MFP101‐リレーサーバ102間のタイムアウト時間も、そのアクセス先によって設定する必要がある。そこで、本実施例では、MFP101がリレーサーバ102を介して、Webサーバ103〜105のいずれにアクセスする場合に、そのアクセス先のWebサーバに応じて、MFP101‐リレーサーバ102間のタイムアウト時間を設定する。詳細については後述する。
ここで、写真共有サイト機能とは、クライアント装置により作成された写真等の画像をサーバに格納し、複数のクライアント装置により、サーバに格納されている画像にアクセスできる機能をいう。本実施例において情報処理装置としてのMFP101は、リレーサーバ102を介してサーバ103〜105にアクセスすることで、各サイトの写真共有サイト機能を享受することができる。例えば、MFP101は、リレーサーバ102を介してサイト103〜105から、画像が格納されている格納場所を示すURL等の登録情報を取得して、そのURLに従ってサーバにアクセスすることにより、アルバムや画像の選択画面を表示することができる。特に、上記のMFP101では、PC等を介さずにサイトにアクセスして、アルバムや画像の選択画面を表示装置に表示させることができる。ユーザがその選択画面において印刷を所望する画像を選択すると、MFP101は、印刷対象の画像データを各サイトから取得して印刷することができる。
図2は、MFP101のハードウェア構成を示す図である。MFP101は、操作部201と、カードインタフェース202と、読取部208と、記録部209とを有する。また、MFP101は、CPU200と、ROM203と、RAM204と、不揮発性RAM205と、表示部206と、画像処理部210と、圧縮/解凍部211と、駆動部212と、センサ部213とを有する。CPU200は、MFP101全体を制御し、例えば操作部201を介して入力したユーザの指示に従ってROM203に記憶されているプログラムを実行する。ROM203は、MFP101の制御命令プログラム等を格納する。さらに、MFP101は、無線ネットワーク部207と有線ネットワーク部214とを有する。無線ネットワーク部207は、IEEE802.11a等の規格に対応した無線LANアクセスポイントと無線によって通信可能である。有線ネットワーク部214は、100Base−TX等のより対線ケーブルを接続可能なEthernet(登録商標)コネクタを有している。
図1に示すリレーサーバ102や各サイト103〜105には、一般的なPC等の構成が用いられる。つまり、リレーサーバ102や各サイト103〜105は、一般的な、CPU、ROM、RAM、HDDやディスプレイ等の表示部、ポインティングデバイスやキーボード等の入力部を有する。例えば、上記各装置において、CPUはハードディスクやROM等から読み込まれたプログラムをRAMに展開して実行する。HDDは、各種フローチャートに示される処理を実行するプログラムや画像データを格納する。ディスプレイは、ユーザインタフェース等を表示し、ユーザは、ポインティングデバイスやキーボード等を用いてユーザインタフェース上で操作し、各種指示を入力することができる。
[写真共有サイト]
リレーサーバ102のアプリケーション構成を説明する前に、Webサービスの1つである写真共有サイト機能について説明する。各サイト103〜105によりWebサービスとして提供される写真共有サイト機能は、主に、PCのブラウザで閲覧されることを想定している。また、ユーザはアカウントを取得し、そのアカウントとパスワードとをセットとして登録してからWebサービスを利用する。
図4は、写真共有サイト機能について、各サイト103〜105で登録されているデータ構成の一例を示す図である。各サイト103〜105に登録される画像は、アルバムという単位で纏められている。例えば、図4に示すように、各サイトには、アルバムが5つ登録されている。また、アルバム1及び2には、それぞれ3つの画像が登録されている。また、アルバム3には1つの画像が登録され、アルバム4には4つの画像が登録され、アルバム5には2つの画像が登録されている。さらに、各アルバムには、そのアルバムを代表するサムネイル画像の他、アルバムのタイトルや、アルバム登録日等も含まれており、写真共有サイト機能を用いるためのブラウザ上に表示される。ユーザは、表示されたアルバムリストから1つのアルバムを選択すると、選択されたアルバムに登録された1つ以上の画像を閲覧することができる。
以上のような写真共有サイト機能は、PCのブラウザからのみ利用可能というわけではない。例えば、公開された各サイト103〜105のAPIを用いることによって、ブラウザを実装する装置以外の装置(MFP等)からもWebサービスを利用することができる。
図5は、リレーサーバ102がAPIを利用して各サイト103〜105から取得した、アルバムリストの記述例を示す図である。アルバムリストは、例えばXMLで記述される。図5に示すように、タグ「<total Results>」から、アルバム数が10であることが確認できる。また、各アルバムの情報として、タグ「<entry>」ごとに、画像のURL、サムネイル画像のURL、ID、撮影日などが記述されている。
MFP101は、ネットワーク通信機能によってリレーサーバ102のAPIに対応することができる。MFP101は、各サイト103〜105から情報を取得する際に、各サイト103〜105のAPIに直接、情報要求を発行しない。MFP101は、まず、リレーサーバ102との間で定義されたAPIを用いてリレーサーバ102とHTTPのPOST通信を利用してリレーサーバ102に対して情報要求を発行する。
リレーサーバ102とMFP101との間でのAPIは、例えば下記のように定義される。
・API−R1(コンディションチェック):MFP101の仕向け情報及びインターネット上のIPアドレスによって各サイトに接続可能かを確認する際に用いられる。
・API−R2(ログイン認証):各サイトとの認証が可能かを判定する際に用いられる。
・API−R3(アルバムリスト要求):全アルバムのリストを取得する際に用いられる。
・API−R4(画像リスト要求):アルバムに登録されている全画像のリストを取得する際に用いられる。
MFP101は、ユーザが指定したサイトに情報要求(実際は、上記のようにリレーサーバ102に対して情報要求を発行)することにより、当該情報要求に応じたアルバムリストや画像リストをリレーサーバ102から受信する。MFP101は、受信したリストの該当部分から表示用のデータのURLを取得することができる。MFP101は、認証及び上記リストの取得についてはリレーサーバ102を介して行うが、画像データ等のURLを取得した後は、各サイトから直接受信することができる。
[リレーサーバ]
リレーサーバ102は、MFP101が各サイト103〜105から情報を取得する場合に、API変換機能を用いて仲介する役割を果たす。リレーサーバ102は、MFP101との関係においてWebサーバとして機能し、各サイト103〜105との関係においては、Webクライアントとして機能する。
図3は、リレーサーバ102のアプリケーション構成を示す図である。本実施例において、リレーサーバ102の主な機能はAPI変換機能である。リレーサーバ102は、MFP101との間で「MFP−API」を定義している。リレーサーバ102は、MFP101との間で定義されたAPI構成を、接続先の各サイト103〜105との間で定義されたAPI構成(「サイトA−API」、「サイトB−API」、「サイトC−API」)にAPI変換する。
図6は、サイトごとに定義されているAPIの一覧を示す図である。MFP101が各サイトから情報を取得するためには、リレーサーバ102が、各サイトとの間で定義されたAPI構成を用いる必要がある。つまり、MFP101が同じ情報を各サイトから取得する場合であっても、リレーサーバ102と各サイトとの間で定義されるAPIの構成は異なる。
図7は、MFP101とリレーサーバ102との間で定義されるAPI(API-Rとする)と、リレーサーバ102と各サイトとの間で定義されるAPIとの対応を示す図である。この図7により、サイトからデータを取得するために必要なAPIの数は、MFPが要求するデータの種類によって異なり、また同じデータの種類であっても、接続先のサイトによっても異なることがわかる。例えば、アルバムリスト要求API−R3を用いてMFP101があるサイトを指定して情報要求する場合に、ユーザが指定したサイトによってリレーサーバ102から発行するAPIの種類と発行数が異なることが分かる。詳細については、後述する。
図3を参照して、リレーサーバ102の各機能を説明する。リレーサーバ102は、以下のような機能を有している。なお、リレーサーバ102では、この各機能に対応するプログラムがROMに記憶されており、リレーサーバ102のCPUが、このROMに記憶されているプログラムを実行することにより、図3に示す各機能を実現できるものとする。
・パーサ機能:図5で示すような各サイトからのXMLリストをパーサにより解釈する。
・フィルタ機能:各サイトから受信したデータのうち、MFP101に送信する情報以外のデータを削除する。例えば、有効期限の切れたコンテンツや、指定以外のファイルタイプや、上限以上のファイルサイズの画像データ等を削除する。
・チェック機能:MFP101からのコンディションチェック要求に応じて、MFP101のIPアドレス及びMFP101から送信される情報に基づき、各サイトに接続可能かをチェックする。
・API判定機能:各サイトごとのAPI利用回数を比較する。例えば、MFP101から情報要求された場合に、その情報を取得するために必要なAPI利用回数を各サイトについて比較する。なお、本実施例では、このAPI判定機能によるAPI利用回数に基づいて、MFP101とリレーサーバとの間のタイムアウト時間を決定する。このAPI利用回数は、リレーサーバ102からMFP101に通知することが可能であり、MFP101は、この通知されたAPI利用回数に応じて、タイムアウト時間を決定する。
・制御機能:MFP101の仕向け情報に基づき、指定するサイトを振り分ける。
本実施例においては、MFP101のタイムアウト値を、各サイトに応じて設定する。以下、その処理について説明する。MFP101は、まず、コンディションチェックを実行して接続可能なサイトを判定する。
[コンディションチェック]
図8は、コンディションチェックの処理の手順を示す図である。コンディションチェックは、リレーサーバ102と指定される各サイトとの通信状況を判定するための処理である。MFP101は、リレーサーバ102にコンディションチェックを要求する(S801)。リレーサーバ102がMFP101からの要求を受信すると、MFP101のIPアドレスに基づいて、そのMFP101が接続可能なサイトを特定する(S802)。リレーサーバ102は、その特定したサイトとともに、API判定機能による判定結果をMFP101に返信する(S803)。API判定機能による判定結果については後述する。また、リレーサーバ102は、コンディションチェックの要求を受信すると、テスト用のパケット等に基づき各サイトからの応答時間を確認して、MFP101に返信する。例えば、実測応答時間が230msecである場合には、その値「M」をMFP101に返信する。MFP101は、その値Mを各サイトとの通信環境の判定値として、ROM203等の自装置内のメモリに保存する。以下、接続候補になるサイトがサイト103〜105の3つあり、そのうちサイト103とサイト104が接続可能と判定されたとして説明する。
[MFPからのアルバムリスト/画像リスト要求例]
MFP101が各サイトから画像を受信して印刷するまでの概要は以下のようである。まず、MFP101は、利用可能なサイト103及び104のうち1つを選択し、そのサイト内の個人用のアルバムにアクセスするためのアカウント及びパスワードを用いて、認証確認のためのAPI−R2をリレーサーバ102に発行する。その後、MFP101は、アルバムリストをサイトからリレーサーバ102経由で取得し、ユーザは、MFP101上で所望するアルバムを選択する。そして、MFP101は、所望のアルバムに登録されている画像リストをリレーサーバ102経由で取得し、ユーザは、MFP101上で所望する画像を選択する。MFP101は、選択された画像をサイトから受信して印刷を行う。
上記の処理の流れについて、図9及び図10を参照して説明する。図9は、アルバムリストを取得して表示するまでの処理の手順を示す図である。MFP101は、アルバムリスト要求をAPI−R3を用いてリレーサーバ102に発行する(S901)。リレーサーバ102は、その要求を解析してAPI変換機能によって要求先のサイトに応じたAPI要求を発行する(S902)。要求先のサイトは、その要求に応じて、アルバムリストをリレーサーバ102に対して返信する(S903)。S902及びS903において用いられるAPIの構成は、各サイトにより異なる。リレーサーバ102は、例えば図5に示すような記述形式でアルバムリストを受信する。リレーサーバ102は、XMLをパースしてアルバムリストをMFP101に返信する(S904)。
MFP101は、受信したアルバムリストに基づき、サイトに対して直接、HTTPのGet要求を発行する(S905)。そして、MFP101は、そのサイトからサムネイル画像を受信して(S906)、アルバムの選択画面をMFP101の表示画面に表示する。ユーザは、表示されたアルバムの選択画面から、所望のアルバムを選択する(S907)。若しくは、ユーザがアルバムの選択対象を切り替える度に、S905及びS906の処理が行われても良い。
図10は、図9に示す処理の後、印刷対象の画像を特定して印刷するまでの処理を示す図である。MFP101は、アルバム画像を要求するために、API−R4をリレーサーバ102に発行する(S1001)。リレーサーバ102は、その要求を解析してAPI変換機能によって要求先のサイトに応じたAPI構成に変換し、その変換されたAPIを要求先のサイトに発行する(S1002)。サイトは、その要求に応じて、指定されたアルバム中の画像の画像リストをリレーサーバ102に対して返信する(S1003)。S1002及びS1003において用いられるAPIの構成は各サイトにより異なる。リレーサーバ102は、例えば図5に示すような記述形式で画像リストを受信する。リレーサーバ102は、XMLをパースして画像リストをMFP101に返信する(S1004)。
MFP101は、受信した画像リストからサムネイル画像のURL情報等を取得し、サイトに対して直接、HTTPのGet要求を発行する(S1005)。そして、MFP101は、そのサイトからサムネイル画像を受信して(S1006)、画像の選択画面をMFP101の表示画面に表示する。ユーザは、表示された画像の選択画面から所望の画像を選択する(S1007)。若しくは、ユーザが画像の選択対象を切り替える度に、S1005及びS1006の処理が行われても良い。ユーザにより所望の画像が選択されて印刷が指示されると、MFP101は、印刷対象の画像データを取得するために、サイトに対して直接、HTTPのGet要求を発行し(S1008)、サイトから印刷対象の画像データを受信する(S1009)。MFP101は、受信した印刷対象の画像データを展開して記録媒体に印刷する(S1010)。
[各サイトについてのAPI構成]
上記の一連の処理において、アルバムリストや画像リスト取得のためにリレーサーバ102から各サイトに対して発行するAPIの利用回数(発行されるAPIコマンド数)が異なる。また、その相違に伴い、MFP101がサイトに情報を要求して取得するまでの応答時間も、各サイトによって異なる。以下、例を挙げて説明する。
図11は、アルバムリストの要求をサイト103に対して発行した場合に、サイト103に対してリレーサーバ102が発行するAPIの利用回数を説明するための図である。リレーサーバ102は、サイト103に対して認証のためのAPI−A1を発行し(S1101)、次に、アルバムリストの取得のためのAPI−A2を発行する(S1102)。つまり、リレーサーバ102は、アルバムリスト取得までサイト103に対して、APIを2回発行する。
図12は、アルバムリストの要求をサイト104に対して発行した場合に、サイト104に対してリレーサーバ102が発行するAPIの利用回数を説明するための図である。リレーサーバ102は、サイト104に対して認証を開始する条件確認のためのAPI−B1、API−B2、API−B3を発行する(S1201〜S1203)。その後、リレーサーバ102は、認証のためのAPI−B4を発行する(S1204)。リレーサーバ102は、認証成功後、アルバムリスト取得のためのAPI−B5を発行する(S1205)。さらに、リレーサーバ102は、サイト104に対して、アルバムリストに含まれる各アルバムごとに、タイトルや撮影日等の情報取得のためのAPI−B6を発行する(S1206)。さらに、リレーサーバ102は、各アルバムごとに、アルバムに設定されている代表画像としてのサムネイル画像のURL等の情報を取得するためのAPI−B7を発行する(S1207)。例えば、図4に示すように、アルバムが5つ設定されている場合には、S1206及びS1207において各5回APIを利用するので、リレーサーバ102は、計15回のAPI要求をサイト104に対して発行することになる。
図11に示す手順によって、MFP101が図4に示すアルバムリストを要求してからリレーサーバ102からアルバムリストを受信するまでの応答時間は1秒程度であった。一方で、図12に示す手順によって、MFP101が図4に示すアルバムリストを要求してからリレーサーバ102からアルバムリストを受信するまでの応答時間は10秒程度であった。
このように、ユーザは、同じアルバムリストを異なるサイトから取得する場合に、各サイトに対して発行されるAPIの構成が異なるので、応答時間に差が生じてしまう。本実施例においては、上述のAPIの構成やコンディションチェック時の各サイトへの通信時間等の通信条件に応じて、各サイトに対するタイムアウト値を調整する。
[タイムアウト値設定方法]
図13は、本実施例におけるタイムアウト値設定処理の手順を示すフローチャートである。図13に示す処理は、例えば、CPU200がRAM204をワークメモリとしてROM203に記憶されているプログラムを実行することにより実行される。本実施例においては、MFP101とリレーサーバ102との間のコンディションチェックの結果を利用してタイムアウト値を設定する。上記のように、Webサーバのコンディションチェックにより、Webサーバ103〜105のそれぞれの応答時間を取得することができる。また、コンディションチェックを実行するタイミングであるが、図13に示す処理を実行するときに実行してもよいが、予めコンディションチェックを行っていてもよい。この場合、コンディションチェックの結果である実測応答時間MがROM203に記憶されているため、タイムアウト時間を決定するタイミングでこの実測応答時間MをROM203から読み出して取得してもよい。
また、図13において説明するタイムアウト時間の決定処理を実行するタイミングであるが、MFP101は、各サイトに対する情報要求をリレーサーバ102に発行する直前に、タイムアウト値を設定する。
まず、CPU200は、S1301において、通信環境について判定を行う。S1301の判定においては、図14に示す判定テーブルを利用する。MFP101がリレーサーバ102にコンディションチェックを行なった際の実測応答時間Mを、予め定められた通信環境の基準値(例えば、200[msec])と比較する。本実施例ではまず、実測応答時間Mを基準値200[msec]で除算して比率を求める。例えば、Mの値が230[msec]であるとすると、その比率は「1.15」となる。そして、図14に示すテーブルが参照される。本例においては、上段から2番目に該当するので、通信判定値は「*1.1」と求められる。後述するが、本実施例では、S1301で取得した通信判定値に応じてタイムアウト時間の補正を行う。
次に、CPU200は、S1302において、サービスAPIを判定する。図15は、サービスAPIの判定処理の手順を示すフローチャートである。以下、例えば、MFP101がアルバム数5、アルバム上の画像数50であるアルバム情報リストを各サイトから取得する場合について説明する。
まず、CPU200は、S1501において、API判定機能を用いて判定する。サイト103については、図11に示すように、1つのアルバムリスト取得までにAPIを2回利用している。また、サイト104については、1つのアルバムリスト取得までにAPIを7回利用している(認証で4回、データ取得で3回)。また、サイト105については、例えば、図6に示すようにAPIが用いられるとすると、アルバムリスト取得までにAPIを1回利用する。本実施例においては、1つのアルバムリスト取得までの、複数のWebサーバにおける最低のAPI利用回数を基準として、各WebサーバにおけるAPI利用回数の比率を判定結果としている。このとき、サイト105におけるAPI利用回数「1」が最低の利用回数となる。よって、API利用回数の比率は、サイト103については2回/1回=2となり、サイト104については7回/1回=15となり、サイト105については1回/1回=1となる。即ち、MFPにより利用される複数のサイトのそれぞれの、APIの利用回数の比率により、API利用状況を複数のサイトにおいて相対的に評価する。この比率が高いほど、データを取得するために必要なAPIの数が多く、データを取得するために必要な時間が長くなると判断することができる。なお、API判定機能の判定結果として、上記のような比率の他に、各APIの処理時間や処理内容を考慮した値が用いられても良い。
次に、CPU200は、S1502において、要求数補正処理を行う。これは、1つのサイトのAPI構成について、情報の要求数によってAPIを利用する回数が異なる場合に行われる。即ち、例えばMFP101においてユーザにより指定されたアルバムの数が複数であった場合、サイトによっては、その複数のアルバムのそれぞれに対して同数のAPIを用いる必要がない場合がある。このような場合に、1つのアルバム取得に必要なAPIの数を、単純にアルバム数で乗算するのではなく、各アルバムを取得するためのAPIの数を考慮してAPI使用回数を算出する。
以下、サイト104について説明する。サイト104は、図6に示すように、最初のアルバムのアルバム情報を取得するためにAPIを3回((API−B5〜API−B7)呼び出す必要があるが、2つ目のアルバム以降は、1つのアルバム情報取得のために、APIを2回(API−B6及びAPI−B7)呼び出す必要がある。例えば、サイト104から5つのアルバム情報を取得する場合、最初の1アルバムの時のAPI3回(API−B5〜API−B7)に対して、追加の4アルバム分について、各2回(API−B6及びAPI−B7)増える。つまり、合計API利用回数は11回になる。本実施例においては、2回目以降の情報の取得のために必要なAPIの数を補正とする。よってサイト104では、補正値は「2」となる。一方、サイト103の場合には、情報の要求数によってAPIを利用する回数は変わらないので、補正値は「0」となる。
次に、S1503において、API補正値を決定する。上述のように、例えばサイト104の場合には、API判定値は「7」であり、補正値は「2」である。従って、アルバム数5、アルバム上の画像数50であるアルバム情報リストを取得する場合には、API判定値は「7」で、追加の4アルバム分の補正値は「8(=4×2)」となる。つまり、サイト104に5アルバムを要求する場合に、API補正値は「15(=7+8)」と決定される。
再び、図13を参照する。CPU200は、S1303において、タイムアウト値を設定する。図16は、タイムアウト値の設定処理の手順を示すフローチャートである。まず、CPU200は、S1601において、予め定められた初期タイムアウト値を取得する。ここでは、初期タイムアウト値を例えば「30秒」とする。次に、CPU200は、S1602において、S1301で判定した結果の通信判定値「*1.1」を用いて、初期タイムアウト値を補正する。例えば、上述の30秒を1.1倍して、33秒と補正する。これにより、上記のコンディションチェックにより取得した実測応答時間Mに応じて、タイムアウト時間を調整できる。つまり、アクセス先のWebサーバの通信状況がよくない場合、実測応答時間Mが長くなるため、このときにはタイムアウト時間が長くなるように調整される。
次に、CPU200は、S1603においては、S1302で決定されたAPI補正値を利用して、さらに補正を行う。ここで、サイト104について決定されたAPI補正値「15」を用いるとすると、上記33秒にAPI補正値15を乗算して495秒を算出する。これにより、アクセス先のWebサーバからデータを取得するために必要なAPIの数に応じて、タイムアウト時間を調整する。つまり、APIの使用回数が多い場合、タイムアウト時間がより長くなるよう調整される。
CPU200は、S1604において、接続先サイトと情報要求数を確定して、リレーサーバ102に情報要求する前にタイムアウト値(ここでは、495秒)を設定する。このタイムアウト値は、MFP1101とリレーサーバ102との間のタイムアウト時間である。そして、例えばMFP101がリレーサーバ102に情報を要求してから、この設定されたタイムアウト時間が経過してもWebサーバからデータを取得できない場合に、MFP101においてタイムアウトとなる。
上述した例では、サイト104に5つのアルバム情報を要求する場合には、495秒のタイムアウト値が設定される。本例においては、初期タイムアウト値「30秒」に実測応答時間に関する係数「1.1」と、要求するデータ量に応じたAPIコマンド数に関する係数「15」とを乗じて「495秒」を算出している。
以上のように、本実施例では、MFP101がリレーサーバ102を介してWebサーバにアクセスするときの通信条件に応じて、MFP101とリレーサーバ102との間のタイムアウト時間を決定した。また、その通信条件の算出方法として、コンディションチェックにおいて計測された実測応答時間と、MFP101から要求するデータ量に応じたAPIコマンド数とに応じて算出した。
このように算出したタイムアウト時間を、MFP101やリレーサーバ102に設定することにより、MFP101のアクセス先に応じた適切な時間で、タイムアウトとなる。例えばMFP101が、応答時間の短いアクセス先にアクセスして、そのアクセス先からデータを取得できない場合に、応答時間の長いアクセス先にアクセスした場合に比べて、短い時間でタイムアウトとなる。よって、MFP101のユーザが、必要以上に長い時間を待たなくても適切にタイムアウトになり、そのユーザは、当該アクセス先から適切にデータを取得するための操作や、他の操作を行うことができる。
また、本実施例では、タイムアウト時間の算出方法として、初期タイムアウト値を、通信条件やAPIコマンド数に応じて変更する例を示した。しかしこれに限るものではなく、例えば、通信条件とAPIコマンド数に対応するタイムアウト時間を示すテーブルを、ROM203に記憶しておき、このテーブルに従ってタイムアウト値を設定してもよい。さらに、上記の初期タイムアウト値は、ROM203に予め記憶されているものを用いてもよいし、ユーザが指定できるようにしてもよい。
〔実施例2〕
図17は、本実施例におけるタイムアウト値設定処理の手順を示すフローチャートである。本実施例では、MFP101のアクセス先に応じて、予めタイムアウト値が設定されている例を示す。
まず、CPU200は、S1701において、予め定められた初期タイムアウト値を取得する。例えば、初期タイムアウト値を「30秒」とする。次に、CPU200は、S1702において、情報を取得する先のサイトを特定する。ここでは、例えば、サイト104が特定されるとする。
次に、CPU200は、S1703において、図18に示すテーブルを参照して、対応する接続サイトに応じたタイムアウト値を取得する。図18に示すテーブルは、ROM203に格納されており、サイトごとに予めAPIの構造的特性を考慮してタイムアウト値が予め設定されている。例えば、サイト104に対応するタイムアウト値は、600秒と設定されている。CPU200は、S1704において、取得したタイムアウト値「600秒」をタイムアウト値として決定し、リレーサーバ102に情報要求する前にタイムアウト値(ここでは、600秒)を設定する。
本実施例では、MFP101のアクセス先に応じて、予めタイムアウト値が設定されているため、タイムアウト時間を簡単な処理で設定することができる。
また、実施例1で示したように、アクセス先のタイムアウト時間を算出して、実施例2で示した図18に示すテーブルに、そのタイムアウト時間を追加する。例えば、クライアント装置に新たなアプリケーションがインストールされたときに、そのアプリケーションにおいてアクセスするアクセス先のタイムアウト時間を、実施例1に示したように算出する。そして、そのアクセス先と、タイムアウト時間を図18のテーブルに追加する。上記の新たにインストールされたアプリケーションにアクセスするときには、図18のテーブルを利用することができる。
なお、以上の実施例では、複数のWebサーバのそれぞれがWebサービスを提供しており、Webサービスに応じてMFP101がアクセスするWebサーバによって、MFP101とリレーサーバ102の間のタイムアウト時間を設定していた。しかし、本発明は、1つのWebサーバにおいて複数のWebサービスを提供するシステムにおいても応用できるものである。その1つのサーバでは、複数のアクセス先(URL等)が設定されており、そのアクセス先により異なるサービスを提供する。このようなシステムにおいても、アクセス先によってデータの取得時間が異なる場合があり、即ちユーザが使用するサービスによってデータの取得時間が異なる場合がある。よって、上記の実施例を用いて、1つのサーバにおける複数のアクセス先のうち、ユーザが利用するWebサービスに対応するアクセス先に応じて、クライアント装置とリレーサーバの間のタイムアウト時間を設定してもよい。
また、以上の実施例は、クライアント装置がリレーサーバを介してWebサーバからデータを取得する場合に限らず、Webサーバにデータを送信する場合においても適用できるものである。即ち、クライアント装置がリレーサーバを介してWebサーバにデータをアップロードするときの、クライアント装置とリレーサーバ間のタイムアウト時間を設定する場合であってもよい。
そのように、クライアント装置からWebサーバにデータをアップロードするときにも、APIコマンド数に応じてタイムアウト時間を算出する。このときにも、アップロードするデータの種類やデータ量に応じて、APIコマンド数を算出する。
さらに、以上の実施例では、クライアント装置であるMFP101がタイムアウト時間を決定する処理を行っていたが、本発明はこれに限らず、リレーサーバがこの決定処理を実行してもよい。さらに、以上の実施例では、Webサーバと通信を行うクライアント装置として、MFPを例に説明したが、クライアント装置はこれに限らず、例えばPCであってもよいし、携帯電話やデジタルカメラであってもよい。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、上記の処理を1つのプロセッサにより実行する場合に限らず、複数のプロセッサにより実行する場合であってもよい。

Claims (14)

  1. Webサーバおよび情報処理装置と通信可能なリレーサーバであって、
    前記情報処理装置からの要求を受信し、当該要求に応じて前記Webサーバが提供する複数のアクセス先のいずれかと通信し、当該通信により当該複数のアクセス先のいずれかから受信した情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記リレーサーバが前記Webサーバと通信するときの前記複数のアクセス先のそれぞれと前記リレーサーバとの間の通信条件として、前記リレーサーバが前記Webサーバと通信するためのAPIコマンド数を取得する取得手段と、
    前記複数のアクセス先のうちの、前記情報処理装置が情報の受信を要求するアクセス先に対応する前記取得手段により取得された前記APIコマンド数に応じたタイムアウト時間に従って前記送信手段による前記情報処理装置と前記リレーサーバとの間の通信がタイムアウトされるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするリレーサーバ。
  2. 前記取得手段は、前記リレーサーバと前記Webサーバとにおいて通信されるデータに応じた前記APIコマンド数を取得することを特徴とする請求項に記載のリレーサーバ。
  3. 前記取得手段はさらに、前記情報処理装置が情報の受信を要求するアクセス先との通信環境を特定するための情報を取得し、
    前記制御手段は、当該取得した通信環境を特定するための情報により特定される通信環境と前記APIコマンド数とに応じて、タイムアウト時間を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のリレーサーバ。
  4. 前記取得手段は、前記情報処理装置が情報の受信を要求するアクセス先と通信することにより、前記通信環境を特定するための情報を取得することを特徴とする請求項に記載のリレーサーバ。
  5. 前記Webサーバは、複数の画像を格納しており、
    前記送信手段は、前記Webサーバが提供する複数のアクセス先のいずれかから、前記Webサーバに格納されている前記複数の画像を特定するための情報を取得し、当該取得した前記複数の画像を特定するための情報を前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のリレーサーバ。
  6. 前記Webサーバにおいて、前記複数の画像が複数のアルバムに分類されており、
    前記送信手段は、前記Webサーバが提供する複数のアクセス先のいずれかから、前記Webサーバにおいて分類されている前記複数のアルバムを特定するための情報を取得し、当該取得された前記複数のアルバムを特定するための情報を前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項に記載のリレーサーバ。
  7. 前記情報処理装置は、画像を印刷する印刷装置であり、
    前記情報処理装置は、前記送信手段により送信された情報に従って前記Webサーバから画像を取得し、当該取得された画像を印刷することを特徴とする請求項5又は6に記載のリレーサーバ。
  8. 前記送信手段は、前記Webサーバに格納されている前記複数の画像に対応するURLを含む情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記URLに従って、前記リレーサーバを介さずに前記Webサーバにアクセスすることで画像を取得することを特徴とする請求項に記載のリレーサーバ。
  9. 前記情報処理装置は、前記送信手段により送信された情報に従って前記Webサーバから複数のサムネイル画像を取得し、当該取得された複数のサムネイル画像のうちのユーザにより選択されたサムネイル画像に対応する画像を前記Webサーバから取得し、当該取得された画像を印刷することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載のリレーサーバ。
  10. 前記Webサーバは、複数のサーバ装置を含み、
    前記複数のサーバ装置が前記複数のアクセス先を提供することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のリレーサーバ。
  11. 前記Webサーバとしての1つのサーバ装置が前記複数のアクセス先を提供することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のリレーサーバ。
  12. Webサーバおよび情報処理装置と通信可能なリレーサーバの制御方法であって、
    前記情報処理装置から、前記Webサーバが提供する複数のアクセス先のいずれかから情報を受信する要求を受信する受信工程と、
    前記リレーサーバが前記Webサーバと通信するときの前記複数のアクセス先のそれぞれと前記リレーサーバとの間の通信条件として、前記リレーサーバが前記Webサーバと通信するためのAPIコマンド数を取得し、前記リレーサーバが、前記受信工程において受信された要求に応じて前記複数のアクセス先のいずれかから受信した情報を前記情報処理装置に送信するときの、前記情報処理装置と前記リレーサーバとの間の通信が、前記情報処理装置が情報の受信を要求するアクセス先に対応する当該取得された前記APIコマンド数に応じたタイムアウト時間に従ってタイムアウトされるように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  13. Webサーバと通信可能なリレーサーバと、前記リレーサーバと通信可能な情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記Webサーバが提供する複数のアクセス先のいずれかからの情報の受信を、前記リレーサーバに要求する要求手段を備え、
    前記リレーサーバは、
    前記要求手段による要求に応じて前記Webサーバが提供する複数のアクセス先のいずれかと通信し、当該通信により当該複数のアクセス先のいずれかから受信した情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記リレーサーバが前記Webサーバと通信するときの前記複数のアクセス先のそれぞれと前記リレーサーバとの間の通信条件として、前記リレーサーバが前記Webサーバと通信するためのAPIコマンド数を取得し、前記複数のアクセス先のうちの、前記情報処理装置が情報の受信を要求するアクセス先に対応する当該取得された前記APIコマンド数に応じたタイムアウト時間に従って前記送信手段による前記情報処理装置と前記リレーサーバとの間の通信がタイムアウトされるように制御する制御手段とを備える、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  14. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のリレーサーバが備える各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2011161367A 2011-07-22 2011-07-22 リレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラム Expired - Fee Related JP5956729B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011161367A JP5956729B2 (ja) 2011-07-22 2011-07-22 リレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラム
US13/532,443 US9258381B2 (en) 2011-07-22 2012-06-25 Information processing apparatus, information processing method and storage medium storing program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011161367A JP5956729B2 (ja) 2011-07-22 2011-07-22 リレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013025644A JP2013025644A (ja) 2013-02-04
JP5956729B2 true JP5956729B2 (ja) 2016-07-27

Family

ID=47556596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011161367A Expired - Fee Related JP5956729B2 (ja) 2011-07-22 2011-07-22 リレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9258381B2 (ja)
JP (1) JP5956729B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5868138B2 (ja) * 2011-11-18 2016-02-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム
US9589184B1 (en) 2012-08-16 2017-03-07 Groupon, Inc. Method, apparatus, and computer program product for classification of documents
US9794203B2 (en) * 2012-12-07 2017-10-17 Linkedin Corporation Communication systems and methods
US8908213B2 (en) 2013-03-11 2014-12-09 Xerox International Partners Virtual printer interface node
US9098218B2 (en) * 2013-03-11 2015-08-04 Xerox International Partners System for authenticating communications between a non-cloud ready networked printer and a cloud-based servise through a virtual printer interface device
US8908214B2 (en) 2013-03-11 2014-12-09 Xerox International Partners Virtual printer interface node
US9047027B2 (en) 2013-03-11 2015-06-02 Xerox International Partners System for authenticating communications between a non-cloud ready networked printer and a cloud-based service through a virtual printer interface device
US8913272B2 (en) 2013-03-11 2014-12-16 Xerox International Partners Virtual printer interface node
US9122436B2 (en) 2013-03-11 2015-09-01 Xerox International Partners Virtual printer interface node
US8970885B2 (en) 2013-03-11 2015-03-03 Xerox International Partners Virtual printer interface node
US8917414B2 (en) 2013-03-11 2014-12-23 Xerox International Partners Virtual printer interface node
US8970859B2 (en) 2013-03-11 2015-03-03 Xerox International Partners Virtual printer interface node
JP6340917B2 (ja) * 2014-05-23 2018-06-13 富士ゼロックス株式会社 文書管理プログラム、文書閲覧編集プログラム、文書管理装置、端末装置及び文書管理システム
JP6405831B2 (ja) * 2014-09-25 2018-10-17 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、通信システム及びプログラム
JP2018122531A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、画像形成装置、画像処理システム、画像処理装置の制御方法、及び画像処理装置の制御プログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63299631A (ja) * 1987-05-29 1988-12-07 Nec Corp デ−タパケット再送タイミング決定方式
US20040264402A9 (en) * 1995-06-01 2004-12-30 Padcom. Inc. Port routing functionality
US6717915B1 (en) 1998-07-10 2004-04-06 Openwave Systems, Inc. Method and apparatus for dynamically configuring timing parameters for wireless data devices
JP3430509B2 (ja) 1999-12-03 2003-07-28 日本電気株式会社 データ通信システム及び方法
JP3597434B2 (ja) 2000-01-05 2004-12-08 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ パケット通信システムおよびパケット通信方法
JP3882917B2 (ja) * 2003-04-03 2007-02-21 日本アイ・ビー・エム株式会社 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JP2005301913A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Sony Corp 通信システム及び情報処理端末、並びに通信方法
JP4520802B2 (ja) 2004-09-09 2010-08-11 株式会社日立製作所 ストレージネットワーク管理サーバ、ストレージネットワーク管理方法、ストレージネットワーク管理用プログラムおよびストレージネットワーク管理システム
JP2007115293A (ja) * 2005-10-17 2007-05-10 Toshiba Corp 情報記憶媒体、プログラム、情報再生方法、情報再生装置、データ転送方法、及びデータ処理方法
JP4533355B2 (ja) * 2005-10-17 2010-09-01 キヤノン株式会社 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2010010777A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Oki Electric Ind Co Ltd 名前解決要求装置、プログラム及び方法、並びに、ネットワークシステム
JP4803266B2 (ja) 2009-02-12 2011-10-26 ソニー株式会社 通信装置、サーバ、プログラム及び通信システム
CN102215154B (zh) * 2010-04-06 2016-05-25 中兴通讯股份有限公司 网络业务的访问控制方法及终端

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013025644A (ja) 2013-02-04
US20130024570A1 (en) 2013-01-24
US9258381B2 (en) 2016-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5956729B2 (ja) リレーサーバ、リレーサーバの制御方法、情報処理システム、およびプログラム
JP4776679B2 (ja) リモート・プリンタを使用して遠隔にあるデジタルファイルの出力データを提供する方法と装置
EP2184901A1 (en) Information processing system, information processing apparatus and information processing method
JP6040878B2 (ja) 印刷装置、印刷制御装置、印刷システム及びプログラム
JP2011118627A (ja) 印刷装置、印刷方法、及び印刷プログラム
US20120154861A1 (en) Image processing apparatus, system including image processing apparatus and external apparatus
JP5848538B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、出力装置、および情報処理方法
US20160094754A1 (en) Image reading apparatus
JP2004348268A (ja) データ保管システムへのデータアップロード方法
JP2002229901A (ja) 画像送信方法及び画像送信システム
JP6381426B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP6238610B2 (ja) 情報処理端末、制御方法、及びプログラム
US20120113467A1 (en) Image processing apparatus, information processing system, information processing method and storage medium
JP2012173801A (ja) 通信装置、その制御方法及びプログラム
US20200177743A1 (en) Information processing apparatus, information processing system and method of processing information
JP2007088663A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US20150222712A1 (en) Information processing terminal and control method
US20170150033A1 (en) Information processing apparatus, network camera and processing system
JP2007334880A (ja) 位置認識を共有する文書処理装置及びこの装置による位置依存コンテンツの生成方法
JP2004104452A (ja) 監視用コンピュータ装置
JP7073703B2 (ja) ゲートウェイ装置、クライアントサーバシステムおよびプログラム
US9549278B2 (en) Communication system, communication apparatus, methods of controlling same, and storage medium
JP6669402B2 (ja) 通信装置、システム、情報処理方法及びプログラム
JP2013025642A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム
JP5886553B2 (ja) 印刷システム、印刷方法、および、情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160617

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5956729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees