JP5955534B2 - 自動水栓 - Google Patents
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Description
本発明は、電磁弁のON,OFF制御により吐水管から自動吐水させる自動水栓の自動吐水管路において、前記電磁弁の上流側の分岐部から分岐して、手動でON,OFFさせる手動弁を有し前記吐水管に連通する手動吐水管路を設けるとともに、前記分岐部の上流側に定流量弁を設け、前記吐水管の背面に、前記手動弁をON,OFF操作するための開閉取っ手を設けたことを要旨とする。
また、上流側に定流量弁が設けられているため、自動吐水から手動吐水に切り替えた後でも一定流量の吐水が得られ、流量が多すぎて水が飛び散ることもなく、また、吐水が少なすぎることもなく、手動で吐水させる場合にも自動吐水の場合と同じ吐水感が得られ、手を快適に洗うことができる。
こうすれば、吐水管の背面の目立たない所に設けられた開閉取っ手を引き上げる操作のみで、何ら流量調整をすることなく、容易に吐水管から吐水させることができるものとなる。
こうすれば、高水圧下では減圧し、低水圧下では流量を一定にすることができ、水圧変動の大きい高範囲水圧下でも、水圧変動による流量変化を調整して一定流量を維持することができるものとなる。
洗面化粧台のミラーキャビネットの下方にはカウンターが設置され、このカウンターには洗面器1が設けられており、洗面器1の後部の取付面1aに、自動水栓2の吐水管2aが台座2cから逆U字状に立設されて、吐水管2aの先端には、洗面器1内に向かって吐水させる吐水口2bが形成されている。
この吐水口2b付近には、吐水口2bの下方に人の手が挿入された時に人の手を検知する図示しない人体検知センサが設けられている。
図2に示すように、吐水管2aには自動吐水管路3が接続されており、自動吐水管路3内には、自動吐水管路3を開閉する電磁弁4が設けられている。
この電磁弁4は、制御部5と駆動信号線6で接続されている。また、制御部5には、前述した図示しない人体検知センサからの信号が伝達されるセンサ信号線7が接続されている。
この自動水栓2では、吐水口2bの下方に人の手が挿入されると、人体検知センサによりその状態を検知して、制御部5を介して電磁弁4に駆動信号が送られて電磁弁4が開けられ、これにより自動吐水管路3を通って吐水管2aの吐水口2bから自動吐水が行われるものであり、吐水口2bの下方から手が引き出されると、制御部5は電磁弁4をOFFして、吐水口2bからの吐水を停止させるように構成されている。
また、自動吐水管路3の分岐部3aの上流側には、定流量弁10が設けられている。
入口側開口91a側の弁ケース91内には、上端の揺動軸92を中心として左右方向に揺動可能な皿型状の弁体93が配置されており、この弁体93の上下方向中央部には連結部94が設けられ、連結部94にはワイヤー95が接続されている。
開閉取っ手2dは、台座2cを貫通して台座2cから上方へ延び、上端が鉤状に曲げられている。
また、ワイヤー95の途中には保持球部97が設けられており、この保持球部97を所定位置に保持するために、くの字状の弾性材96,96を左右側に有する保持機構部が所定位置に配置されて、左右の弾性材96,96間に弾性孔96aが形成されている。
なお、この開状態においては、ワイヤー95に設けられた保持球部97が、弾性孔96aを通過して左右の弾性材96,96上に保持されることとなり、良好に手動弁9の開状態が維持されて、吐水口2bからの吐水が連続して行われるものである。
通常時には、図7のように、流路10bは開放されており、この流路10bを通り一定流量の水が自動吐水管路3に流されている。
入水流量が多い時には、図8に示すように、オーリング10cが膨らみ、これにより流路10bが塞がれて、下流側への出水量が自動調整されるものである。
この定流量弁10を設けたことにより、自動吐水管路3あるいは手動吐水管路8の何れにも一定流量の水が流れるため、手動弁9を開けて手動吐水管路8を通して吐水口2bから手動吐水させた場合と、電磁弁4のON,OFF制御により自動吐水管路3を通して吐水口2bから自動吐水させた場合とで水量が変わることはなく、水量が多すぎて水が飛び散ることもなく、また、水量が少なすぎることもなく、手動で吐水させる場合にも自動吐水の場合と同じ吐水感が得られ、手を快適に洗うことができる。
なお、ワイヤー95を用いた構成であれば、棒状のものに比べてワイヤー95の配置レイアウトを自由に設定することができるものとなり、洗面器1の裏側に良好にワイヤー95を配置させることが可能で、停電時には手動で手動吐水させることのできる自動水栓2を容易に洗面器1に設置できるものである。
減圧弁11は、例えば図9に拡大して示すような構造のものである。
即ち、図9において、減圧弁11は、内部の流路11a内に弁口11bが形成されており、この弁口11bを開閉する弁体12aが配置されて、弁体12aの中心部にはロッド12が立設され、ロッド12には、弁体12aの上方に移動弁12bが設けられ、この移動弁12bは、左右に垂設されたガイド壁11c,11cに沿って上下動できるように構成され、ロッド12の上端外周にはバネ13が配置されている。
なお、減圧弁11を設けない場合は、定流量弁10を流れる流量は1300mL/min±15%となり、下流側へ流れる水の流量のバラツキが多くなり、吐水口2bから吐水される吐水のバラツキが大で、手洗い感を損なうこととなる。
この図12では、ヒーター14へ供給する電力を制御部5で制御することにより、自動吐水管路3内の水温を制御して、吐水口2bから適温の湯を吐出させるものである。即ち、制御部5でヒーター14への通電を制御して、吐水口2bから吐出させる湯温を決めるものである。
なお、この図12に示す自動水栓2においても、定流量弁10および減圧弁11を設けておけば、ヒーター14により加熱した時の水温がばらつかないため、手洗い時の温感は良くなる。また、ヒーター14の発熱負担が少なくなり、使用電気量も少なく、経済的なものとなる。即ち、流量が多くなるとヒーター14の発熱量を上げる必要があるため、電気代が多くかかることとなるのである。
この図12の構造においても、停電時には手動弁9を開けて吐水口2bから吐水させることができるものである。
なお、水管路16内には逆止弁17が設けられている。
このような構成においても、停電時には手動弁9を開けて吐水口2bから良好に吐水させることができるものであり、また、直ぐに水を使いたいような場合にも、手動弁9を開けて吐水口2bから水を吐水させることができ、この場合は電磁弁4およびヒーター14をOFF状態に維持する制御を行う。
また、ヒーター14とタンク15は瞬間式のヒーターユニットとしても良い。
2 自動水栓
2a 吐水管
2b 吐水口
2c 台座
3 自動吐水管路
3a 分岐部
3b T字管部
4 電磁弁
5 制御部
6 駆動信号線
7 センサ信号線
8 手動吐水管路
9 手動弁
10 定流量弁
10a 弁ケース
10b 流路
10c オーリング
11 減圧弁
11a 流路
11b 弁口
12 ロッド
12a 弁体
12b 移動弁
13 バネ
14 ヒーター
15 タンク
16 水管路
17 逆止弁
18 サーモバルブ
19 手動弁用信号線
91 弁ケース
91a 入口側開口
91b 出口側開口
92 揺動軸
93 弁体
95 ワイヤー
96 弾性材
96a 弾性孔
97 保持球部
Claims (2)
- 電磁弁のON,OFF制御により吐水管から自動吐水させる自動水栓の自動吐水管路において、
前記電磁弁の上流側の分岐部から分岐して、手動でON,OFFさせる手動弁を有し前記吐水管に連通する手動吐水管路を設けるとともに、
前記分岐部の上流側に定流量弁を設け、
前記吐水管の背面に、前記手動弁をON,OFF操作するための開閉取っ手を設けた
ことを特徴とする自動水栓。 - 前記定流量弁の上流側に減圧弁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動水栓。
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JP2011249195A JP5955534B2 (ja) | 2011-11-14 | 2011-11-14 | 自動水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP5955534B2 true JP5955534B2 (ja) | 2016-07-20 |
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JP2011249195A Expired - Fee Related JP5955534B2 (ja) | 2011-11-14 | 2011-11-14 | 自動水栓 |
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Family Cites Families (2)
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2011
- 2011-11-14 JP JP2011249195A patent/JP5955534B2/ja not_active Expired - Fee Related
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