JP6736945B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関する。
水道水と、湯と、を混合するミキシングバルブを備えた衛生洗浄装置が知られている。この衛生洗浄装置は、洋式腰掛便器に腰掛けた使用者の「おしり」などを水で洗浄する。
また、特許文献1では、機能水生成装置を有する装置が開示されている。
具体的には、供給された湯水に対して、機能水生成装置により電解作用及び電気浸透作用を与えてアルカリイオン水及び酸性イオン水を調整製造するイオン水生成装置が開示されている。
特開平4−76127号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、湯を用いて電解するため、スケールが発生しやすいという課題がある。
そこで、本発明は、スケールの発生を抑制することができる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、給湯管と、給水管と、前記給湯管に接続された第一電磁弁と、前記給水管に接続された第二電磁弁と、前記第一電磁弁及び前記第二電磁弁の下流に接続され、前記給湯管から供給された湯と前記給水管から供給された水とを混合するミキシングバルブと、前記ミキシングバルブの下流に接続された電気分解槽と、前記電気分解槽で生成した機能水を吐水する吐水口と、前記電気分解槽に通電する際に、前記第一電磁弁を閉状態とする制御を実行する制御部と、を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
第一電磁弁と第二電磁弁と電気分解槽を制御する制御部とを有する衛生洗浄装置において、電気分解槽に通電する際に、第一電磁弁を閉にし、第二電磁弁を開にする。これにより、電気分解槽の通電中に高温の湯が電気分解槽へ流入しないので、スケールの発生を抑制することができる。
本発明の第二態様は、第一態様において、前記第二電磁弁とミキシングバルブとの間の流路から分岐した分岐流路を有し、前記分岐流路に前記制御部によって制御する第三電磁弁を設け、前記第三電磁弁と前記電気分解槽の間に流路を配置したことを特徴とする衛生洗浄装置である。
電気分解槽に通電する際に、第一電磁弁を閉にし、第二電磁弁を開にし、第三電磁弁を開にする。これにより、電気分解槽の通電中に高温の湯が電気分解槽へ流入しないので、スケールの発生を抑制することができる。
本発明の第三態様は、第一態様において、前記給水管と第二電磁弁との間の流路から分岐した分岐流路を有し、前記分岐流路に前記制御部によって制御する第三電磁弁を設け、前記電気分解槽と前記第三電磁弁との間に流路に配置したことを特徴とする衛生洗浄装置である。
電気分解槽に通電する際に、第一電磁弁を閉にし、第二電磁弁を閉にし、第三電磁弁を開にする。これにより、電気分解槽の通電中に高温の湯が電気分解槽へ流入しないので、スケールの発生を抑制することができる。
本発明の第四形態は、給湯管と、給水管と、前記給水管に接続され、前記給水管から供給された水が第1流路へ流れる状態と第2流路へ流れる状態とを切り替える切替弁と、前記給湯管に接続された第一電磁弁と、前記切替弁及び前記第一電磁弁の下流に設けられ、前記第1流路を介して前記給水管から供給された水と、前記給湯管から供給された湯と、を混合するミキシングバルブと、前記ミキシングバルブの下流に接続され、前記第2流路を介して前記給水管から水が供給される電気分解槽と、前記電気分解槽で生成した機能水を吐水する吐水口と、前記電気分解槽に通電する際に、前記第一電磁弁を閉状態とする制御を実行する制御部と、を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
電気分解槽に通電する際に、第一電磁弁を閉にし、第2流路に通水させる。これにより、電気分解槽の通電中に高温の湯が電気分解槽へ流入しないので、スケールの発生を抑制することができる。
本発明の第五形態は、給湯管と、給水管と、前記給湯管から供給された湯と前記給水管から供給された水とを混合するミキシングバルブと、前記ミキシングバルブの下流に接続された第四電磁弁と、前記第四電磁弁の下流に接続された電気分解槽と、前記給水管と前記ミキシングバルブとの間の流路から分岐し、前記給水管から供給された水を前記電気分解槽へ導く分岐流路と、前記分岐流路に設けられた第三電磁弁と、前記電気分解槽で生成した機能水を吐水する吐水口と、前記電気分解槽に通電する際に、前記第四電磁弁を閉状態とする制御を実行する制御部と、を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
電気分解槽に通電する際に、第四電磁弁を閉にし、第三電磁弁を開にする。これにより、電気分解槽の通電中に高温の湯が電気分解槽へ流入しないので、スケールの発生を抑制することができる。
本発明の第六形態は、給湯管と、給水管と、前記給水管に接続され、前記給水管から供給された水が第1流路へ流れる状態と第2流路へ流れる状態とを切り替える切替弁と、前記切替弁及び前記給湯管の下流に設けられ、前記第1流路を介して前記給水管から供給された水と、前記給湯管から供給された湯と、を混合するミキシングバルブと、前記ミキシングバルブの下流に接続された第四電磁弁と、前記第四電磁弁の下流に接続され、前記第2流路を介して前記給水管から水が供給される電気分解槽と、前記電気分解槽で生成した機能水を吐水する吐水口と、前記電気分解槽に通電する際に、前記第四電磁弁を閉状態とする制御を実行する制御部と、を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
切替弁と第四電磁弁と電気分解槽を制御する制御部を設け、第2流路と第四電磁弁と前記電気分解槽の間まで流路を有する。電気分解槽に通電する際に、第四電磁弁を閉にし、第2流路に通水させる。これにより、電気分解槽の通電中に高温の湯が電気分解槽へ流入しないので、スケールの発生を抑制することができる。
本発明の態様によれば、スケールの発生を抑制することができる衛生洗浄装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視模式図である。 本発明の第一実施形態の衛生洗浄装置のブロック図である。 本発明の第二実施形態の衛生洗浄装置のブロック図である。 本発明の第三実施形態の衛生洗浄装置のブロック図である。 本発明の第四実施形態の衛生洗浄装置のブロック図である。 本発明の第五実施形態の衛生洗浄装置のブロック図である。 本発明の第六実施形態の衛生洗浄装置のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視模式図である。
図1に表したトイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便ふた300と、を有する。便座200と便ふた300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
ケーシング400の内部には、便座200に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する身体洗浄機能などが内蔵されている。また、例えばケーシング400には、使用者が便座200に座ったことを検知する着座検知センサ404が設けられている。着座検知センサ404が便座200に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの図示しない操作部を操作すると、洗浄ノズル473を便器800のボウル801内に進出させることができる。なお、図1に表した衛生洗浄装置100では、洗浄ノズル473がボウル801内に進出した状態を表している。
洗浄ノズル473の先端部には、ひとつあるいは複数の吐水口474が設けられている。そして、洗浄ノズル473は、その先端部に設けられた吐水口474から水(温水)を噴射して、便座200に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。
図2は、第一実施形態に係る衛生洗浄装置を表すブロック図である。
衛生洗浄装置100は、給水管1000と、給湯管1010と、給湯管1010に接続された第一電磁弁1040と、給水管1000に接続された第二電磁弁1030と、第一電磁弁1040と第二電磁弁1030の流路合流点に接続されたミキシングバルブ1050と、ミキシングバルブの下流に接続された電気分解槽1060と、電気分解槽1060で生成した機能水を吐水する吐水口474と、制御部1080と、を有している。
例えば、第一電磁弁1040、第二電磁弁1030、ミキシングバルブ1050、電気分解槽1060及び制御部1080は、ケーシング400の内部に設けられている。
なお、ブロック図において、各要素をつなぐ実線の矢印は水路を表し、破線は電気系統の接続関係を表す。
給湯管1010は、加熱装置などの給湯源(図示せず)に接続されており、衛生洗浄装置に湯(例えば加熱された水道水)を供給する。第一電磁弁1040は、開閉によって、その下流への湯の供給を制御する。また、給水管1000は、水道などの給水源(図示せず)に接続されており、衛生洗浄装置に水(例えば常温の水道水)を供給する。第二電磁弁1030は、開閉によって、その下流への水の供給を制御する。
図2の例では、ミキシングバルブ1050は、第一電磁弁1040及び第二電磁弁1030の下流に接続されている。ミキシングバルブ1050は、給湯管1010から供給された湯と、給水管1000から供給された水と、を混合して温水を生成する。
ミキシングバルブ1050は、例えば、自動温度調整機能を有する。すなわち、ミキシングバルブ1050は、水の量及び湯の量を調整して、所定の温度範囲の温水を下流へ供給する。自動温度調整機能には、例えばワックスエレメントを用いることができる。但し、実施形態に用いられるミキシングバルブ1050は、必ずしも自動温度調整機能を有するものに限られない。ミキシングバルブ1050が自動温度調整機能を有する場合でも、温度を検知して水や湯の流量が調整されるまでの間は、所定の温度範囲外の水(又は湯)が下流へ流れ得る。すなわち、少量であれば、所定の温度範囲よりも低い温度の水道水がミキシングバルブ1050の下流へ流れ得る。
電気分解槽1060は、ミキシングバルブ1050の下流に設けられ、一対の電極(図示せず)を有し、給水源から供給された水を電気分解して性状を変化させて機能水と成すものである。電気分解槽1060に設けられた一対の電極への通電は、機能水が必要とされる場面に応じて適宜行われるものである。
制御部1080は、例えば、マイコンなどの集積回路である。制御部1080は、電磁弁(第一電磁弁1040や第二電磁弁1030など)の開/閉を制御する。また、制御部1080は、電気分解槽1060の通電/非通電を制御する。
続いて、動作について、電気分解槽1060を使用(通電)する場合と、電気分解槽1060を使用しない場合と、に分けて説明する。
<電気分解槽を使用しない場合>
制御部1080の制御により第一電磁弁1040が開き、給湯管1010より供給された湯はミキシングバルブ1050に供給される。給水管1000も同様で、給水管1000より供給された水は、制御部1080の制御により第二電磁弁1030が開き、ミキシングバルブ1050に供給される。ミキシングバルブ1050に供給された湯と水は混合して、電気分解槽1060に流れて、吐水口474より吐水される。
<電気分解槽を使用する場合>
制御部1080の制御により第一電磁弁1040は閉状態とされ、給湯管1010より供給された湯はミキシングバルブ1050に供給されない。給水管1000より供給された水は、制御部1080により第二電磁弁1030が開き、ミキシングバルブ1050に供給されて、電気分解槽1060に流れる。しかしミキシングバルブ1050の機能上、少量の水だけ電気分解槽1060に流れる。水が電気分解槽1060に流れた際に、制御部1080の制御により、機能水が生成される。生成された機能水は、吐水口474より吐水されて、ノズル流路内の洗浄に使用されて、ノズル流路内を清潔に保つことができる。
また、衛生洗浄装置に供給される水や湯には、カルシウムやマグネシウムなどの成分が含まれていることがある。例えば、カルシウムを含む塩類などの溶解度は、水や湯のpHや温度に依存する。このため、電気分解槽1060の通電中に温度が高い湯が流れると、電気分解槽1060にカルシウム成分などに起因したスケール(塩類等)が析出しやすい。
これに対して、実施形態においては、電気分解槽1060に通電する際に、制御部1080は、第一電磁弁1040を閉状態とする。このため、電気分解槽1060の通電中には、温度の高い湯や温水が電気分解槽1060に流入しないので、スケールの析出を抑制することができる。
(第二実施形態)
図3は、第二実施形態に係る衛生洗浄装置を表すブロック図である。
図3は、第一実施形態に係る衛生洗浄装置100に、第三電磁弁1090が追加された衛生洗浄装置100aを表すブロック図である。第二電磁弁1030とミキシングバルブ1050の間に分岐流路5を設け、設けた分岐流路5に第三電磁弁1090を接続して、第三電磁弁1090と電気分解槽1060を接続する。すなわち、分岐流路5は、第二電磁弁1030とミキシングバルブ1050との間の流路から分岐しており、給水管1000から供給された水を電気分解槽1060へ導く。
続いて、動作について、電気分解槽1060を使用する場合と、電気分解槽1060を使用しない場合と、に分けて説明する。
<電気分解槽を使用しない場合>
給湯管1010より供給された湯は、制御部1080の制御により第一電磁弁1040が開き、ミキシングバルブ1050に供給される。給水管1000側も同様で、給水管1000より供給された水は、制御部1080の制御により第二電磁弁1030が開き、ミキシングバルブ1050に供給される。第三電磁弁1090は、制御部1080の制御により開かない。ミキシングバルブ1050に供給された湯と水は、混合して、電気分解槽1060に流れて、吐水口474より吐水される。
<電気分解槽を使用する場合>
給湯管1010より供給された湯は、制御部1080の制御により第一電磁弁1040が開かず、ミキシングバルブ1050に湯が供給されない。給水管1000より供給された水は、制御部1080の制御により第二電磁弁1030が開き、ミキシングバルブ1050に供給される。また分岐流路5側では、給水管1000より供給された水は、制御部1080の制御により第三電磁弁1090が開き、電気分解槽1060に供給される。つまり、水は第二電磁弁1030側と第三電磁弁1090側から電気分解槽1060に供給される。分岐流路5からの供給により、図2の流路構成のときよりも、多くの水を電気分解槽1060に供給することができる。水が電気分解槽1060に供給されたとき、制御部1080の制御により機能水が生成される。生成された機能水は、吐水口474より吐水されて、ノズル流路内が洗浄されて、ノズル内をきれいに保つことができる。
(第三実施形態)
図4は、第三実施形態に係る衛生洗浄装置を表すブロック図である。
図4は、第一実施形態に係る衛生洗浄装置100に第三電磁弁1090が追加された衛生洗浄装置100bを表すブロック図である。給水管1000と第二電磁弁1030の間に分岐流路6を設け、設けた流路に第三電磁弁1090が接続されて、第三電磁弁1090から電気分解槽1060まで流路が構成されている。すなわち、分岐流路6は、給水管1000と第二電磁弁1030との間の流路から分岐していおり、給水管1000から供給された水を電気分解槽1060へ導く流路である。
続いて、動作について、電気分解槽1060を使用する場合と、電気分解槽1060を使用しない場合と、に分けて説明する。
<電気分解槽を使用しない場合>
制御部1080の制御により第一電磁弁1040が開き、給湯管1010より供給された湯はミキシングバルブ1050に供給される。給水管1000も同様で給水管1000より供給された水は、制御部1080の制御により第二電磁弁1030が開き、ミキシングバルブ1050に供給される。第三電磁弁1090は、制御部1080の制御により開かれない。ミキシングバルブ1050に供給された湯と水は、混合して電気分解槽1060に流れて、吐水口474より吐水される。
<電気分解槽を使用する場合>
制御部1080の制御により第一電磁弁1040が開かず、ミキシングバルブ1050に湯が供給されない。給水管1000より供給された水は、制御部1080の制御により第二電磁弁1030が閉じて、ミキシングバルブ1050に水が供給されない。制御部1080の制御により第三電磁弁1090が開き、電気分解槽1060に水が供給される。分岐流路6からの供給により、図2の流路構成のときよりも、多くの水を電気分解槽1060に供給することができる。水が電気分解槽1060に供給されたとき、制御部1080の制御により機能水が生成される。生成された機能水は、吐水口474より吐水されて、ノズル流路内が洗浄されて、ノズル内をきれいに保つことができる。
(第四実施形態)
図5は、第四実施形態に係る衛生洗浄装置を表すブロック図である。
図5は、第一実施形態に係る衛生洗浄装置100において第二電磁弁1030が切替弁1110に変更になった衛生洗浄装置100cを表すブロック図である。切替弁1110は、給水管1000に接続されている。切替弁1110後に流路1(第1流路7)と流路2(第2流路8)を設けて、流路1を流れた水はミキシングバルブに流れて、流路2を流れた水は電気分解槽1060に流れる。
制御部1080は、第一電磁弁1040や電気分解槽1060の制御に加えて、切替弁1110の動作の制御を行う。すなわち、切替弁1110は、制御部1080の制御によって、給水管1000から供給された水が流路1へ流れる状態と流路2へ流れる状態とを切り替える。
続いて、動作について、電気分解槽1060を使用する場合と、電気分解槽1060を使用しない場合と、に分けて説明する。
<電気分解槽を使用しない場合>
制御部1080の制御により第一電磁弁1040が開き、ミキシングバルブ1050に湯が供給される。給水管1000より供給された水は、切替弁1110に供給される。このとき、制御部1080の制御により、切替弁1110は、流路1側に水を流す状態に切り替えられる。これにより、流路1を介して給水管1000からミキシングバルブ1050に水が供給される。ミキシングバルブ1050に供給された湯と水は混合されて、電気分解槽1060に流れて、吐水口474より排水される。
<電気分解槽を使用する場合>
制御部1080の制御により第一電磁弁1040が開かず、ミキシングバルブ1050に湯が供給されない。給水管1000より供給された水は切替弁1110に供給される。このとき、制御部1080の制御により、切替弁1110は、流路2側に水を流す状態に切り替えられる。これにより、流路2を介して給水管1000から電気分解槽1060に供給される。水の流路がミキシングバルブ1050を迂回するため、図2と比べて、多くの水を電気分解槽1060に供給することができる。水が電気分解槽1060に供給されたとき、制御部1080の制御により、機能水が生成される。生成された機能水は、吐水口474より吐水されて、ノズル流路内が洗浄されて、ノズル内をきれいに保つことができる。図5に表した例では、図2、図3及び図4に表した流路構成と比較して、電磁弁の個数が一つ減るため、安価な流路構成ができる。また、スペースができてデザイン面も自由度が上がると考えられる。
(第五実施形態)
図6は、第五実施形態に係る衛生洗浄装置を表すブロック図である。
図6に表した衛生洗浄装置100dにおいては、給湯管1010と給水管1000の流路合流地点にミキシングバルブ1050を接続して、ミキシングバルブ1050の下流に第四電磁弁1120を接続して、第四電磁弁1120の下流に電気分解槽1060を設けて、電気分解槽1060の下流に吐水口474を設けている。また、給水管1000とミキシングバルブ1050の間に分岐流路9を設けて、分岐流路9に第三電磁弁1090を接続する。そして、第三電磁弁1090の下流に電気分解槽1060を接続する。すなわち、分岐流路9は、給水管1000とミキシングバルブ1050との間の流路から分岐し、給水管1000から供給された水を電気分解槽1060へ導く。制御部1080は、第三電磁弁1090、第四電磁弁1120及び電気分解槽1060の動作を制御する。
続いて、動作について、電気分解槽1060を使用する場合と、電気分解槽1060を使用しない場合と、に分けて説明する。
<電気分解槽を使用しない場合>
給水管1000より供給された水及び給湯管1010より供給された湯は、ミキシングバルブ1050に供給される。制御部1080の制御により第三電磁弁1090は閉じたままである。第四電磁弁1120は制御部1080の制御により開となり、ミキシングバルブ1050によって混合された湯及び水は、電気分解槽1060に供給されて吐水口474より吐水される。
<電気分解槽を使用する場合>
給水管1000より供給された水及び給湯管1010より供給された湯は、制御部1080の制御により第四電磁弁1120は閉じられて、電気分解槽1060に流れない。第三電磁弁1090は、制御部1080の制御により開かれて、給水管1000から水が電気分解槽1060に供給される。制御部1080の制御により電気分解槽1060に通電されて、機能水が生成される。生成された機能水は、吐水口474より吐水されて、ノズル流路内が洗浄されて、ノズル内をきれいに保つことができる。図6に表した例では、図2、図3及び図4に表した流路構成と比較して、電磁弁の個数が一つ減るため、安価な流路構成ができる。また、スペースができてデザイン面も自由度が上がると考えられる。
また、制御部1080は、電気分解槽1060に通電する際に、第四電磁弁1120を閉状態とする。このため、電気分解槽1060の通電中には、温度の高い温水が電気分解槽1060に流入しないので、スケールの析出を抑制することができる。
(第六実施形態)
図7は、第六実施形態に係る衛生洗浄装置を表すブロック図である。
図7は、第五実施形態に係る衛生洗浄装置100dにおいて第三電磁弁1090が切替弁1110に変更になった衛生洗浄装置100eを表すブロック図である。給水管1000とミキシングバルブ1050の間に切替弁1110を設けて、切替弁1110の下流に流路1(第1流路11)と流路2(第2流路12)を設ける。流路1はミキシングバルブ1050に接続されて、流路2は電気分解槽1060に接続される。
制御部1080は、第四電磁弁1120や電気分解槽1060に加えて、切替弁1110の動作の制御を行う。すなわち、切替弁1110は、制御部1080の制御によって、給水管1000から供給された水が流路1へ流れる状態と流路2へ流れる状態とを切り替える。
続いて、動作について電気分解槽1060を使用する場合と、電気分解槽1060を使用しない場合と、に分けて説明する。
<電気分解槽を使用しない場合>
給水管1000より供給された水は、流路1に流されてミキシングバルブ1050に供給される。また、給湯管1010より供給された湯はミキシングバルブ1050に供給される。制御部1080の制御により第四電磁弁1120が開き、電気分解槽1060に供給される。電気分解槽1060に供給された水は吐水口474より吐水される。
<電気分解槽を使用する場合>
給湯管1010より供給された湯は、制御部1080の制御によって、第四電磁弁1120が開かず、電気分解槽1060に供給されない。給水管1000より供給された水は切替弁1110へ流れる。このとき、制御部1080の制御により、切替弁1110は、流路2側に水を流す状態に切り替えられる。これにより、流路2を介して給水管1000を介して電気分解槽1060へ水が供給される。電気分解槽1060に水が供給されたとき、制御部1080の制御により、機能水が生成される。生成された機能水は、吐水口474より吐水されて、ノズル流路内が洗浄されて、ノズル内をきれいに保つことができる。図5に表した例では、図2、図3及び図4に表した流路構成と比較して、電磁弁の個数が一つ減るため、安価な流路構成ができる。また、スペースができてデザイン面も自由度が上がると考えられる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、給湯管、給水管、第一〜第四電磁弁、電気分解槽、吐水口、制御部などの各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
5、6 分岐流路、 7 第1流路、 8 第2流路、 9 分岐流路、 11 第1流路、 12 第2流路、 100 衛生洗浄装置、 1000 給水管、 100a〜100e 衛生洗浄装置、 1010 給湯管、 1030 第二電磁弁、 1040 第一電磁弁、 1050 ミキシングバルブ、 1060 電気分解槽、 1080 制御部、 1090 第三電磁弁、 1110 切替弁、 1120 第四電磁弁、 200 便座、 400 ケーシング、 404 着座検知センサ、 473 洗浄ノズル、 474 吐水口、 800 便器、 801 ボウル

Claims (6)

  1. 給湯管と、
    給水管と、
    前記給湯管に接続された第一電磁弁と、
    前記給水管に接続された第二電磁弁と、
    前記第一電磁弁及び前記第二電磁弁の下流に接続され、前記給湯管から供給された湯と前記給水管から供給された水とを混合するミキシングバルブと、
    前記ミキシングバルブの下流に接続された電気分解槽と、
    前記電気分解槽で生成した機能水を吐水する吐水口と、
    前記電気分解槽に通電する際に、前記第一電磁弁を閉状態とする制御を実行する制御部と、
    を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 前記第二電磁弁とミキシングバルブとの間の流路から分岐した分岐流路を有し、
    前記分岐流路に前記制御部によって制御する第三電磁弁を設け、
    前記第三電磁弁と前記電気分解槽の間に流路を配置したことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記給水管と第二電磁弁との間の流路から分岐した分岐流路を有し、
    前記分岐流路に前記制御部によって制御する第三電磁弁を設け、
    前記電気分解槽と前記第三電磁弁との間に流路に配置したことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
  4. 給湯管と、
    給水管と、
    前記給水管に接続され、前記給水管から供給された水が第1流路へ流れる状態と第2流路へ流れる状態とを切り替える切替弁と、
    前記給湯管に接続された第一電磁弁と、
    前記切替弁及び前記第一電磁弁の下流に設けられ、前記第1流路を介して前記給水管から供給された水と、前記給湯管から供給された湯と、を混合するミキシングバルブと、
    前記ミキシングバルブの下流に接続され、前記第2流路を介して前記給水管から水が供給される電気分解槽と、
    前記電気分解槽で生成した機能水を吐水する吐水口と、
    前記電気分解槽に通電する際に、前記第一電磁弁を閉状態とする制御を実行する制御部と、
    を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  5. 給湯管と、
    給水管と、
    前記給湯管から供給された湯と前記給水管から供給された水とを混合するミキシングバルブと、
    前記ミキシングバルブの下流に接続された第四電磁弁と、
    前記第四電磁弁の下流に接続された電気分解槽と、
    前記給水管と前記ミキシングバルブとの間の流路から分岐し、前記給水管から供給された水を前記電気分解槽へ導く分岐流路と、
    前記分岐流路に設けられた第三電磁弁と、
    前記電気分解槽で生成した機能水を吐水する吐水口と、
    前記電気分解槽に通電する際に、前記第四電磁弁を閉状態とする制御を実行する制御部と、
    を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  6. 給湯管と、
    給水管と、
    前記給水管に接続され、前記給水管から供給された水が第1流路へ流れる状態と第2流路へ流れる状態とを切り替える切替弁と、
    前記切替弁及び前記給湯管の下流に設けられ、前記第1流路を介して前記給水管から供給された水と、前記給湯管から供給された湯と、を混合するミキシングバルブと、
    前記ミキシングバルブの下流に接続された第四電磁弁と、
    前記第四電磁弁の下流に接続され、前記第2流路を介して前記給水管から水が供給される電気分解槽と、
    前記電気分解槽で生成した機能水を吐水する吐水口と、
    前記電気分解槽に通電する際に、前記第四電磁弁を閉状態とする制御を実行する制御部と、
    を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
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