JP5955037B2 - アクチュエータ駆動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、アクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動装置に関する。
人工衛星等の宇宙機の3軸姿勢制御を行うためのアクチュエータとして、リアクションホイール(以降、「RW」と称する)やコントロールモーメントジャイロ(以降「CMG」と称する)がある。
宇宙機の姿勢制御を行う方法には、CMGのみで姿勢制御を行う方法や、RWとCMGとの両方で姿勢制御を行う方法がある。(例えば、特許文献1)。
特開2009−173069号公報
従来のRWとCMGとの両方で姿勢制御を行う方法では、一方の系(例えばCMG)の特異状態が発生した場合に、姿勢制御トルクの不足分を一方の系(例えばCMG)のみで補うように制御される。そして、一方の系(例えばCMG)のみでは姿勢制御トルクの不足分が補えない場合に、宇宙機の姿勢制御が完全になされず、姿勢誤差が発生するという課題がある。
この発明は前記のような課題を解決することを主な目的とするもので、例えば、2つの系を有効に用いて必要な姿勢制御トルクを発生させることを主な目的とする。
この発明に係るアクチュエータ駆動装置は、対象物の姿勢制御に用いられるアクチュエータをそれぞれ少なくとも1つ有する第1アクチュエータセットと第2アクチュエータセットとを駆動するアクチュエータ駆動装置であって、前記対象物の姿勢制御に必要なトルク量を必要トルク量として算出する必要トルク量算出部と、前記必要トルク量算出部で算出された前記必要トルク量に基づき、前記第1アクチュエータセットを駆動する第1セット駆動部と、前記第1セット駆動部による前記第1アクチュエータセットの駆動の結果、前記第1アクチュエータセットが発生させたトルク量を特定し、このトルク量を用いて前記必要トルク量に不足したトルク量を不足トルク量として導出する不足トルク量導出部と、前記不足トルク量導出部により導出された前記不足トルク量を前記第2アクチュエータセットを駆動する第2駆動部に発生させるように、前記第2アクチュエータセットを駆動する第2セット駆動部と、を備えることを特徴とする。
この発明に係るアクチュエータ駆動装置は、第1アクチュエータセットを駆動の結果、必要トルク量を得られない場合に、第2アクチュエータセットが不足分のトルク量を補うことが出来る。
実施の形態1を示す図で、RW/CMGハイブリッド制御器の構成を示す図。 実施の形態1を示す図で、フィードバック指令値生成部の構成および動作を示す図。 実施の形態1を示す図で、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第1の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、CMGによる姿勢制御トルクが足りている場合のRW/CMGハイブリッド制御器100の処理の例を示すフローチャート。 実施の形態1を示す図で、CMGによる姿勢制御トルクが不足している場合のRW/CMGハイブリッド制御器100の処理の例を示すフローチャート。 実施の形態1を示す図で、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第2の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第3の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第4の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第4の例の処理の例を示すフローチャート。 実施の形態1を示す図で、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第5の例を示す図。
実施の形態1.
(RW/CMGハイブリッド制御器の構成)
図1は、RW/CMGハイブリッド制御器の構成を示す図である。
RWとCMGとの両方で姿勢制御を行うためのアクチュエータ駆動装置を「RW/CMGハイブリッド制御器」と称する。
ここで、RW/CMGハイブリッド制御器100は、アクチュエータ駆動装置に対応する。
RW/CMGハイブリッド制御器100は、第1アクチュエータセット601と第2アクチュエータセット501とを駆動する。本実施の形態では、第1アクチュエータセット601はCMG600のセットであり、第2アクチュエータセット501はRW500のセットであるものとする。ただし、第1アクチュエータセット601がRW500のセットであり、第2アクチュエータセット501がCMG600のセットであってもよい。
CMG600とRW500との台数に制限は無いが、本実施の形態の動作の説明では、CMG600とRW500とがそれぞれ3台以上の複数台(n台)あるものとする。
そして、第1アクチュエータセット601は、複数台のCMG600のトルクが合成されて3軸(X軸、Y軸、Z軸)の姿勢制御トルクを発生し、第2アクチュエータセット501は、複数台のRW500のトルクが合成されて3軸の姿勢制御トルクを発生するものとする。ここで、X軸、Y軸、Z軸は、対象物(例えば宇宙機)において、予め定義がなされているものとする。
なお、アクチュエータの種類は、CMG600とRW500とに限らず、例えばスラスタなどであってもよい。
必要トルク量算出部50は、対象物(例えば宇宙機)の3軸姿勢制御に必要な各軸(X軸、Y軸、Z軸)のトルク量を算出する。この3軸姿勢制御に必要なトルク量を「必要トルク量(Tall)」と称する。
必要トルク量算出部50は、ポインティング駆動指令制御器110、フィードバック指令値生成部60、演算部B350から構成される。そして、フィードバック指令値生成部60は、姿勢決定フィルタ120、演算部A340、定常モードレギュレータ130から構成される。ポインティング駆動指令制御器110、フィードバック指令値生成部60、演算部B350、姿勢決定フィルタ120、演算部A340、定常モードレギュレータ130の詳細については後述で説明する。なお、ポインティング駆動指令制御器110は、第1セット駆動制御部と、第2セット駆動制御部とに対応する。
CMGフィードバック制御スイッチ20は、必要トルク量算出部50が算出したトルク量のうち、フィードバック制御分のトルク量をCMG駆動制御器300に伝達する。CMGフィードバック制御スイッチ20は、第1セット駆動制御部に対応する。
CMG駆動制御器300は、対象物の軸毎(X軸、Y軸、Z軸)に必要トルク量を発生させるように、第1アクチュエータセット601(CMG600)を駆動する。CMG駆動制御器300は、第1セット駆動部に対応する。
CMG駆動制御器300は、CMGステアリング則制御器310、演算部D370、CMGジンバルトルク計算器320から構成される。CMGステアリング則制御器310、演算部D370、CMGジンバルトルク計算器320の詳細については後述で説明する。なお、CMGステアリング則制御器310は、不足トルク量導出部に対応する。
3軸トルク変換器330は、第1アクチュエータセット601(CMG600)により発生するトルク量を出力する。ここで、第1アクチュエータセット601(CMG600)により発生するトルク量を「CMG相当トルク量(Tcmg)」と称する。
CMGフィードフォワード制御スイッチ30は、CMG相当トルク量を演算部C360に伝達する。
演算部C360は、必要トルク量からCMG相当トルク量をX軸、Y軸、Z軸毎に差し引く。そして、演算部C360は、各軸のCMG相当トルク量のいずれかが、当該軸の必要トルク量に不足している場合に、当該軸の不足分のトルク量を導出する。演算部C360は、不足トルク量導出部に対応する。
この軸毎の不足分のトルク量は、第2アクチュエータセット501(RW500)により発生させる軸毎のトルク量となる。この第2アクチュエータセット501(RW500)により発生させるトルク量を「RWトルク量(Trw)」と称する。
RW制御スイッチ10は、RWトルク量をRW駆動制御器200に伝達する。RW制御スイッチ10は、第2セット駆動制御部に対応する。
RW駆動制御器200は、軸毎のRWトルク量を発生させるように第2アクチュエータセット501(RW500)を駆動する。RW駆動制御器200は、第2セット駆動部に対応する。
RW駆動制御器200は、ホイールトルク分配器210、ホイール速度ループ制御器220から構成される。ホイールトルク分配器210、ホイール速度ループ制御器220の詳細については後述する。
(フィードバック指令値生成部の構成および動作説明)
図2は、フィードバック指令値生成部の構成および動作を示す図である。
まず、必要トルク量算出部50のフィードバック指令値生成部60について説明する。
姿勢決定フィルタ120は、制御対象の姿勢を感知するセンサなどからの情報を基に、推定姿勢角と推定姿勢レートとを決定し、出力する。
演算部A340は、ポインティング駆動指令制御器110からポインティングリファレンス角とポインティングリファレンスレートとを入力する。
ポインティングリファレンス角は、CMG600やRW500のフィードフォワード制御によって変化する制御対象の姿勢の3軸リファレンス角である。ポインティングリファレンスレートは、CMG600やRW500の駆動によって変化する制御対象の姿勢の3軸リファレンスレートである。
ポインティングリファレンス角とポインティングリファレンスレートとは、CMG600によるフィードフォワード制御が行われる場合にCMG600駆動分が含まれ、RW500によるフィードフォワード制御が行われる場合にRW500駆動分が含まれる。
ポインティングフィードフォワードトルクとジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワードとについては後述する。
演算部A340は、推定姿勢角とポインティングリファレンス角との差分を演算し、推定姿勢レートとポインティングリファレンスレートとの差分を演算する。すなわち、フィードフォワード制御による変化分を除いた姿勢角と姿勢レートとを演算する。
そして、定常モードレギュレータ130は、前記2つの差分からフィードバック制御用の各軸のトルク量を算出する。このフィードバック制御用のトルク量を「フィードバックトルク量(Tfb)」と称する。
(RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第1の例)
図3は、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第1の例を示す図である。
図4は、CMGによる姿勢制御トルクが足りている場合のRW/CMGハイブリッド制御器100の処理の例を示すフローチャートである。
図5は、CMGによる姿勢制御トルクが不足している場合のRW/CMGハイブリッド制御器100の処理の例を示すフローチャートである。
なお、図3において、ポインティングリファレンス角と、ポインティングリファレンスレートとの図示は、省略している(以降の説明においても同様にポインティングリファレンス角と、ポインティングリファレンスレートとの図示は省略する)。
RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第1の例では、CMG600による姿勢制御トルクが足りている場合はCMG600のみで3軸姿勢制御(フィードフォワード制御とフィードバック制御)を行う。そして、例えば、CMG600が特異状態になり、姿勢制御トルクが不足する場合に、姿勢制御トルクが不足する軸に対してRW500が姿勢制御トルクを補う。
ここで、CMG600の特異状態について説明する。CMGは、ジンバルを回転させることでトルクを発生する。そして複数のCMGにより、宇宙機の3軸(X軸、Y軸、Z軸)の所望の姿勢制御トルクを発生するが、ジンバルを回転させても特定の軸(例えばX軸)の姿勢制御トルクが発生しない状態となる場合がある。この状態を一般にCMGの特異状態と称する。
RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第1の例において、RW制御スイッチ10とCMGフィードバック制御スイッチ20とCMGフィードフォワード制御スイッチ30とは、全てON状態となっている。
以下、図3と図4とを用いて、CMG600のみで姿勢制御トルクが足りている場合のRW/CMGハイブリッド制御器100の処理を説明する。
ポインティング駆動指令制御器110はCMG600のジンバルのフィードフォワード制御量であるジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))を出力する(図3のS1、図4のS401)。
ここで、ジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワードは、ポインティング駆動指令制御器110にて算出したジンバル角およびジンバル角速度のフィードフォワード目標値である。
そして、CMG600はn台であるため、n台分のポインティングフィードフォワードトルク(θFF1、φFF1、ψFF1)〜(θFFn、φFFn、ψFFn)が出力される。
また、ポインティング駆動指令制御器110は、ジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))に相当する値のポインティングフィードフォワードトルク(Tff)を出力する(図3のS2、図4のS401)。
ポインティングフィードフォワードトルク(Tff)は、xyzの軸毎に、Tffx、Tffy、Tffzが出力される。
ここで、ポインティングフィードフォワードトルク(Tff)の具体的な値の例として「Tffx=7、Tffy=7、Tffz=7」であるとする。すなわち、ジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))は、「Tffx=7、Tffy=7、Tffz=7」に相当する。
なお、ここで、ポインティング駆動指令制御器110は、第1アクチュエータセット601とは別に第2アクチュエータセット501にフィードフォワード制御させる為のトルク量をポインティングフィードフォワードトルク(Tff)に加えて出力することも可能である。
一方、フィードバック指令値生成部60は、3軸分のフィードバックトルク量(Tfb)として「Tfbx=3、Tfby=3、Tfbz=3」を出力するものとする(図3のS3、図4のS401)。
CMGステアリング則制御器310は、CMGフィードバック制御スイッチ20を介して、フィードバック指令値生成部60が出力したフィードバックトルク量(Tfb)を入力する。そして、CMGステアリング則制御器310は、「Tfbx=3、Tfby=3、Tfbz=3」に相当するジンバル角・ジンバル角速度フィードバック(fb(cmg))を算出する(図3のS4、図4のS402)。CMGステアリング則制御器310もn台のCMG600の分のジンバル角・ジンバル角速度フィードバック(fb(cmg))を算出する。
演算部D370は、CMG600毎にジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))とジンバル角・ジンバル角速度フィードバック(fb(cmg))とを加算する(図4のS403)。ここでは、加算の結果、必要トルク量に相当する値が得られる。
CMGジンバルトルク計算器320は、演算部D370によるCMG600毎の加算結果(θ、φ、ψ)〜(θ、φ、ψ)を入力し(図4のS403)、ジンバルトルクをCMG600毎に演算する(θcmd1、φcmd1、ψcmd1)〜(θcmdn、φcmdn、ψcmdn)。そして、各CMG600は、CMGジンバルトルク計算器320により演算されたジンバルトルクに基づき駆動される。すなわち、第1アクチュエータセット601は、必要トルク量を発生させるように駆動される。
一方、CMGステアリング則制御器310は、CMGジンバルトルク計算器320により駆動された結果、第1アクチュエータセット601が発生する各軸のトルク量を演算により導出することが可能である。すなわち、CMGステアリング則制御器310は、第1アクチュエータセット601が発生させたトルク量を特定する。このCMGステアリング則制御器310によるトルク量の演算については、既存の技術によるものであり、詳細説明を省略する。
ここでは、CMG600による姿勢制御トルクが足りており、第1アクチュエータセット601は、各軸とも「10」のトルクを発生させたものとする。
そして、CMGステアリング則制御器310は、第1アクチュエータセット601が各軸とも「10」のトルクを発生させていることを導出する。また、3軸トルク変換器330は、CMG相当トルク量(Tcmg)として「Tcmgx=10、Tcmgy=10、Tcmgz=10」をCMGフィードフォワード制御スイッチ30を介して演算部C360に出力する(図3のS5、図4のS404)。
一方、演算部B350は、「Tffx=7、Tffy=7、Tffz=7」と「Tfbx=3、Tfby=3、Tfbz=3」とを加算し、必要トルク量(Tall)として、「Tallx=10、Tally=10、Tallz=10」を出力する(図3のS6、図4のS405)。
そして、演算部C360は、「Tallx=10、Tally=10、Tallz=10」から「Tcmgx=10、Tcmgy=10、Tcmgz=10」を差し引き、RWトルク量(Trw)として、「Trwx=0、Trwy=0、Trwz=0」を出力する(図3のS7、図4のS406)。
すなわち、CMG600がn台で各軸の姿勢制御トルクを発生し、いずれの軸も姿勢制御トルクが足りていれば、CMG600のみで対象物の姿勢制御が可能である。その為、RW500は駆動されず、CMG600のみで3軸姿勢制御が行われる。
次に、図3と図5とを用いて、CMG600による姿勢制御トルクが不足している場合のRW/CMGハイブリッド制御器100の処理を説明する。
ここで、いずれかの軸でCMG600による姿勢制御トルクが不足する場合として、CMG600が特異状態となり、特定の軸の姿勢制御トルクが発生しなくなる場合や、CMG600だけでは発生させられない大きな姿勢制御トルクが必要な場合や、いずれかのCMG600が故障した場合などが想定される。また、第1アクチュエータセット601のCMG600が3台未満であり、元々、第1アクチュエータセット601が3軸中の少なくともいずれかの軸の姿勢制御トルクを発生出来ない構成となっている場合(例えば、第1アクチュエータセット601がX軸とY軸としか姿勢制御トルクを発生出来ない構成となっている場合)を想定してもよい。
図5のS501〜S503については、図4のS401〜S403と同様である為、説明を省略する。
図5のS504において、CMGステアリング則制御器310は、CMGジンバルトルク計算器320により駆動された結果、第1アクチュエータセット601が発生する各軸のトルク量を演算により導出する。
そして、ここでは、特異状態が発生し、X軸のトルク量が「0」になった場合を想定する。
この場合、CMGステアリング則制御器310は、第1アクチュエータセット601がY軸とZ軸とに「10」のトルクを発生させ、X軸にはトルクを発生させていないことを導出する。そして、3軸トルク変換器330は、CMG相当トルク量(Tcmg)として「Tcmgx=0、Tcmgy=10、Tcmgz=10」をCMGフィードフォワード制御スイッチ30を介して演算部C360に出力する(図3のS5、図5のS504)。
なお、第1アクチュエータセット601が、X軸のトルク量として、「5」を発生している場合は、3軸トルク変換器330は、CMG相当トルク量(Tcmg)として「Tcmgx=5、Tcmgy=10、Tcmgz=10」を出力する。
図5のS505については、図4のS405と同様であり、説明を省略する。
そして、演算部C360は、「Tallx=10、Tally=10、Tallz=10」から「Tcmgx=0、Tcmgy=10、Tcmgz=10」を差し引き、RWトルク量(Trw)として、「Trwx=10、Trwy=0、Trwz=0」を出力する(図3のS7、図5のS506)。
すなわち、演算部C360は、第1アクチュエータセット601が発生させたトルク量が必要トルク量に不足している場合に、RWトルク量(Trw)の値を導出する。
ホイールトルク分配器210は、RW制御スイッチ10を介して、RWトルク量(Trw)「Trwx=10、Trwy=0、Trwz=0」を入力する。そして、X軸のRWトルク量が示されている為に、ホイールトルク分配器210は、第2アクチュエータセット501のうち、X軸の姿勢制御トルクを発生するRW500に「Trwx=10」を分配する。そして、ホイール速度ループ制御器220は、分配されたトルク量に基づきRW500を駆動する。すなわち、ホイール速度ループ制御器220は、第1アクチュエータセット601が発生させたトルク量が必要トルク量に不足している場合に、不足分のトルク量を発生させるように、第2アクチュエータセット501を駆動する。
換言すると、CMG600のみで3軸姿勢制御が不可能な場合、RW500により、姿勢制御トルクが足りない部分が補償される。
(RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第2の例)
本実施の形態のRW/CMGハイブリッド制御器100は、各種スイッチ(RW制御スイッチ10、CMGフィードバック制御スイッチ20、CMGフィードフォワード制御スイッチ30)のON/OFFを組み合わせることで、制御に用いるアクチュエータ及び、フィードフォワード制御、フィードバック制御の組合せを選択することが可能である。
図6は、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第2の例を示す図である。
このRW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第2の例は、第2アクチュエータセット501のみで対象物の姿勢制御を行う例である。すなわち、RW駆動制御器200のみが有効となっている。
ここで、CMGフィードバック制御スイッチ20は、OFF状態となっており、ポインティング駆動指令制御器110は、ジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))を出力しない。
すなわち、CMGフィードバック制御スイッチ20とポインティング駆動指令制御器110とは、CMG駆動制御器300が第1アクチュエータセット601を駆動しないように制御している。
そして、ポインティング駆動指令制御器110は、第2アクチュエータセット501のフィードフォワード制御に必要なトルク量をポインティングフィードフォワードトルク(Tff)として出力する。ここで、前述のRW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第1の例では、ポインティングフィードフォワードトルク(Tff)はジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))に相当する値であったが、第2の例ではポインティングフィードフォワードトルク(Tff)は、ジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))と無関係である。
演算部B350は、フィードバックトルク量(Tfb)とポインティングフィードフォワードトルク(Tff)とから必要トルク量(Tall)を導出する。
そして、RW駆動制御器200は、必要トルク量(Tall)を発生させるように第2アクチュエータセット501を駆動する。
(RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第3の例)
図7は、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第3の例を示す図である。
このRW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第3の例は、第1アクチュエータセット601のみで対象物の姿勢制御を行う例である。すなわち、CMG駆動制御器300のみが有効となっている。
ここで、RW制御スイッチ10は、OFF状態となっている。そして、ポインティング駆動指令制御器110は、第1アクチュエータセット601のフィードフォワード制御に必要なジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))を出力し、第2アクチュエータセット501のフィードフォワード制御に必要なトルク量は出力しない。
すなわち、RW制御スイッチ10とポインティング駆動指令制御器110とは、RW駆動制御器200が第2アクチュエータセット501を駆動しないように制御している。
RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第3の例は、CMG相当トルク量(Tcmg)が演算部C360に出力されないこと以外は、CMG駆動制御器300の動作は、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第1の例と同じである為、説明を省略する。
(RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第4の例)
図8は、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第4の例を示す図である。
図9は、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第4の例の処理の例を示すフローチャートである。
このRW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第4の例は、第1アクチュエータセット601にフィードフォワード制御を行わせ、RW駆動制御器200にフィードフォワード制御とフィードバック制御とを行わせる例である。すなわち、CMG駆動制御器300とRW駆動制御器200との両方が有効となっている。
図9のS901は、図4のS401と同様であるため、説明を省略する。なお、ここで、ポインティング駆動指令制御器110は、第1アクチュエータセット601とは別に第2アクチュエータセット501にフィードフォワード制御させる為のトルク量をポインティングフィードフォワードトルク(Tff)に加えて出力することも可能である。
図9のS902において、CMGフィードバック制御スイッチ20は、OFF状態となっている。そして、CMGステアリング則制御器310は、ジンバル角・ジンバル角速度フィードバック(fb(cmg))を算出しない(図9のS902)。
そして、CMGジンバルトルク計算器320は、「Tffx=7、Tffy=7、Tffz=7」に相当するジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))を入力し、第1アクチュエータセット601を駆動する(図9のS903)。
一方、CMGステアリング則制御器310は、CMGジンバルトルク計算器320により駆動された結果、第1アクチュエータセット601が発生する各軸のトルク量を演算により導出する。
ここでは、CMG600による姿勢制御トルクが足りており、第1アクチュエータセット601は、各軸とも「7」のトルクを発生させたものとする。
そして、3軸トルク変換器330は、CMG相当トルク量(Tcmg)として「Tcmgx=7、Tcmgy=7、Tcmgz=7」をCMGフィードフォワード制御スイッチ30を介して演算部C360に出力する(図9のS904)。
図9のS905については、図4のS404と同様である為、説明を省略する。
そして、演算部C360は、「Tallx=10、Tally=10、Tallz=10」から「Tcmgx=7、Tcmgy=7、Tcmgz=7」を差し引き、RWトルク量(Trw)として、「Trwx=3、Trwy=3、Trwz=3」を出力する(図9のS906)。
すなわち、第1アクチュエータセット601がフィードフォワード制御分のトルクを発生し、第2アクチュエータセット501がフィードバック制御分のトルクを発生する。
また、第1アクチュエータセット601において、フィードフォワード制御分のトルクが不足する場合は、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第1の例と同様に、不足分を第2アクチュエータセット501が補うことが可能である。
(RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第5の例)
図10は、RW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第5の例を示す図である。
このRW/CMGハイブリッド制御器100の動作の第5の例は、非制御状態を示す例である。
ここで、RW制御スイッチ10、CMGフィードバック制御スイッチ20、CMGフィードフォワード制御スイッチ30が全てOFF状態となっている。ポインティング駆動指令制御器110もジンバル角・ジンバル角速度フィードフォワード(ff(cmg))を出力しない。
すなわち、CMG駆動制御器300とRW駆動制御器200との両方が無効となっている。ポインティング駆動指令制御器110やフィードバック指令値生成部60から制御信号が出力されてもRW駆動制御器200とCMG駆動制御器300とはアクチュエータを駆動しない。
(実施の形態1の効果)
実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、例えば、CMG600が特異状態となり、第1アクチュエータセット601で対象物の姿勢誤差を補償しきれない場合に、自動的に第2アクチュエータセット501にて対象物の姿勢誤差を補償可能である。換言すると、実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、第1アクチュエータセット601で対象物の姿勢誤差を補償しきれる場合には、第2アクチュエータセット501は自動的に無効となる。
また、実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、第1アクチュエータセット601(CMG600)のみの制御、第2アクチュエータセット501(RW500)のみの制御、第1アクチュエータセット601と第2アクチュエータセット501とを組み合わせた制御を任意に選択可能である。そして、実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、フィードフォワード制御とフィードバック制御とを第1アクチュエータセット601と第2アクチュエータセット501とに任意に割り振ることも可能である。
また、第1アクチュエータセット601と第2アクチュエータセット501とのいずれかが故障した場合に、実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、故障していないアクチュエータセットに制御を割り振ることで、対象物の姿勢安定化を図ることが可能である。すなわち、実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、故障に対するロバスト性を備えている。
実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、精緻な動作を利点とするRW500と、高トルク出力を利点とするCMG600とを組み合わせることで精緻な動作かつ高トルク出力による対象物の姿勢制御を可能とする。
また、実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、RW500とCMG600との台数の制限はない。例えば、第1アクチュエータセット601のCMG600が2台という第1アクチュエータセット601のみでは3軸姿勢制御が不可能な構成の場合においても、第2アクチュエータセット501にRW500を複数台備えることによって、実施の形態1のRW/CMGハイブリッド制御器100は、3軸姿勢制御を実現可能である。
10 RW制御スイッチ、20 CMGフィードバック制御スイッチ、30 CMGフィードフォワード制御スイッチ、50 必要トルク量算出部、60 フィードバック指令値生成部、100 RW/CMGハイブリッド制御器、110 ポインティング駆動指令制御器、120 姿勢決定フィルタ、130 定常モードレギュレータ、200 RW駆動制御器、210 ホイールトルク分配器、220 ホイール速度ループ制御器、300 CMG駆動制御器、310 CMGステアリング則制御器、320 CMGジンバルトルク計算器、330 3軸トルク変換器、340 演算部A、350 演算部B、360 演算部C、370 演算部D、500 RW、501 第2アクチュエータセット、600 CMG、601 第1アクチュエータセット。

Claims (5)

  1. 対象物の姿勢制御に用いられるアクチュエータをそれぞれ少なくとも1つ有する第1アクチュエータセットと第2アクチュエータセットとを駆動するアクチュエータ駆動装置であって、
    前記対象物のX軸、Y軸及びZ軸の各軸について、前記対象物の姿勢制御に必要なトルク量を必要トルク量として算出する必要トルク量算出部と、
    前記必要トルク量算出部で算出された各軸の前記必要トルク量に基づき、前記第1アクチュエータセットを駆動する第1セット駆動部と、
    前記第1セット駆動部による前記第1アクチュエータセットの駆動の結果、前記第1アクチュエータセットが発生させた各軸のトルク量を特定し、軸ごとに、特定したトルク量を用いて前記必要トルク量に不足したトルク量を不足トルク量として導出する不足トルク量導出部と、
    前記不足トルク量導出部により導出された各軸の前記不足トルク量を前記第2アクチュエータセットに発生させるように、前記第2アクチュエータセットを駆動する第2セット駆動部と、
    を備えることを特徴とするアクチュエータ駆動装置。
  2. 前記不足トルク量導出部は、
    軸ごとに、前記第1アクチュエータセットが発生させたトルク量を特定し、軸ごとに、前記必要トルク量から前記第1アクチュエータセットが発生させたトルク量を差し引いて、軸ごとに、前記不足トルク量を導出することを特徴とする請求項1記載のアクチュエータ駆動装置。
  3. 前記第1セット駆動部は、
    コントロールモーメントジャイロのセットを前記第1アクチュエータセットとして駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエータ駆動装置。
  4. 前記アクチュエータ駆動装置は、更に、
    前記第2アクチュエータセットのみで前記対象物の姿勢制御を行う場合に、前記第1セット駆動部が前記第1アクチュエータセットを駆動しないように制御する第1セット駆動制御部を備え、
    前記第2セット駆動部は、
    前記第1セット駆動部が前記第1アクチュエータセットを駆動せず、前記第2アクチュエータセットのみで前記対象物の姿勢制御を行う場合に、前記必要トルク量算出部で算出された各軸の前記必要トルク量に基づいて前記第2アクチュエータセットを駆動することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ駆動装置。
  5. 前記アクチュエータ駆動装置は、更に、
    前記第1アクチュエータセットのみで前記対象物の姿勢制御を行う場合に、前記第2セット駆動部が前記第2アクチュエータセットを駆動しないように制御する第2セット駆動制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ駆動装置。
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