JP5954702B2 - 植物ホルモン関連物質を処理した忌避植物と植物ウイルスを接種したおとり植物の植栽配置による微小害虫アザミウマ類制御技術 - Google Patents
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Description
(アザミウマ防除方法の概要)
本発明に係るアザミウマ防除方法は、後述するジャスモン酸及びその誘導体のうち少なくとも一種を有効成分とする第一の薬剤によって処理された第一の植物と、サリチル酸仲介防御応答系が亢進している第二の植物とを近接して配置することにより、第一の植物におけるアザミウマ虫害を防除する方法である。本発明に係る防除方法によれば、環境低負荷型の生物学的防除技術によりアザミウマの充分な防除を可能とする。
本発明における防除の対象となるアザミウマの具体例としては、アザミウマ科のアザミウマ、例えば、ミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ、ネギアザミウマ、グラジオラスアザミウマ、チャノキイロアザミウマ、ヒラズハナアザミウマ、及びクダアザミウマ科のアザミウマが挙げられる。
本発明における第一の薬剤の有効成分は、ジャスモン酸及びその誘導体のうち少なくとも一種である。ジャスモン酸の誘導体としては、ジヒドロジャスモン酸、ジャスモン酸又はジヒドロジャスモン酸のエステル、ジャスモン酸又はジヒドロジャスモン酸のアミド、及びジャスモン酸又はジヒドロジャスモン酸の塩が挙げられる。ジャスモン酸及びジヒドロジャスモン酸並びにそれらのエステルは、下記式(1)で表されるものである。また、ジャスモン酸又はジヒドロジャスモン酸のアミドは、下記式(2)で表されるものである。
本発明における第一の薬剤の散布対象植物(第一の植物)は、アザミウマによる被害を受ける植物であり、代表的な植物としては、ウリ科(例えば、キュウリ、メロン、スイカ、カボチャ、シロウリ、マクワウリ、ヘチマ、ニガウリ)、ナス科(例えば、トマト、ナス、ピーマン、パプリカ、トウガラシ、ペチュニア、テリミノイヌホオズキ、ジャガイモ)、マメ科(例えば、インゲン、ソラマメ、アズキ、ダイズ、ササゲ、エンドウ)、キク科(例えば、マリーゴールド、ゴボウ、シュンギク、レタス、キク、ガーベラ、シネラリア)、アブラナ科(例えば、ハクサイ、キャベツ、ダイコン、カブ、コマツナ、ブロッコリー、チンゲンサイ、ストック)、アオイ科(例えば、オクラ、ワタ)、セリ科(例えば、セロリ、ニンジン、パセリ)、ゴマ科(例えば、ゴマ)、ユリ科(例えば、タマネギ、ニラ、アスパラガス、ネギ)、ナデシコ科(例えば、カスミソウ、カーネーション)、ミカン科(例えば、ミカン)、バラ科(例えば、バラ、イチゴ、リンゴ、ナシ、洋ナシ、モモ、ネクタリン)、ブドウ科(例えば、ブドウ)、シソ科(例えば、シソ)、アカザ科(例えば、ホウレンソウ)、リンドウ科(例えば、トルコギキョウ)、スミレ科(例えば、パンジー)、サクラソウ科(例えば、シクラメン)、キンポウゲ科(例えば、クレマチス)、トウダイグサ科(例えば、ポインセチア)等に属する植物が挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明における第一の薬剤は上記有効成分のみを含有するものでもよいが、さらに助剤を含んでいてもよく、例えば、ポリオキシエチレンモノアルキルエーテル、ポリオキシエチレンモノアリールエーテル等のポリオキシアルキレン系ノニオン界面活性剤を含む助剤を併用してもよい。
本発明における第一の薬剤は、有効成分であるジャスモン酸及びジャスモン酸誘導体(或いは、有効成分)の濃度が好ましくは10〜500ppm、さらに好ましくは20〜200ppm程度となるように水等で希釈し、有効成分を5〜100g/10a(アール)、さらに好ましくは10〜50g/10a(アール)の単位面積当り散布量で植物に散布することが望ましい。
本発明における第二の植物の種類は特に限定されず、上記第一の植物と同一種の植物であっても、異なる種の植物であってもよい。第二の植物の役割の一つは、第一の植物に代わりアザミウマを集めるおとり植物としての役割である。
第二の植物のサリチル酸仲介防御応答系を亢進させる上記所定の処理は、特に限定されないが、例えば、植物体においてサリチル酸経路に関わる因子を過剰発現させる遺伝子組換え処理(遺伝子組換え植物を作成する)、BTH(ベンゾチアジアゾール)等のサリチル酸仲介防御応答系亢進候補薬剤処理、植物ウイルスの接種、等から選択される少なくとも一種が挙げられる。
以下、上記所定の処理としての植物ウイルス接種についてより具体的に説明する。ここで使用可能な植物ウイルスの種類は、第二の植物への感染能を有すれば特に限定されず、第二の植物の種類等に応じて決定すればよい。植物ウイルスとして、特に限定されないが、例えば、タバコモザイクウイルス(TMV)、トマトモザイクウイルス(ToMV)、キュウリ緑斑モザイクウイルス(CGMMV)、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)等のトバモウイルス属に属する植物ウイルス;トマト黄化えそウイルス(TSWV)、インパチェンスネクロティックスポットウイルス(INSV)、アイリスイエロースポットウイルス(IYSV)、キク茎えそウイルス(CSNV)、ピーマン退緑斑紋ウイルス(CaCV)、メロン黄化えそウイルス(MYSV)、スイカ灰白色斑紋ウイルス(WSMoV)等のトスポウイルス属に属する植物ウイルス;キュウリモザイクウイルス等のククモウイルス属に属する植物ウイルス;等が挙げられる。アザミウマにより専ら媒介され、アザミウマ・ウイルス間の共生関係がアザミウマ防除効果を強める可能性があるという観点では、トスポウイルス属に属する植物ウイルスから選択されることが好ましい場合がある。また、トスポウイルス属に属する植物ウイルスは、汁液中での安定性は低く、短時間で感染性を失う。よって、圃場等における一般的農作業等を通じた、第二の植物から第一の植物へのトスポウイルス感染の虞は特に少ない。
第一の植物と第二の植物とは、アザミウマが両植物を比較して選択することが可能な程度の距離で近接して配置される。第一の植物と第二の植物との距離は特に限定されないが、例えば300cm以下、好ましくは200cm以下、より好ましくは150cm以下、さらに好ましくは100cm以下、特に好ましくは50cm以下である。第一の植物及び第二の植物は何れも、植木鉢、プランター等の栽培容器内に植えられて栽培容器ごと移動可能な形態であってもよく、又は、圃場等に直接植えつけられて栽培環境から移動不能な形態のものであってもよい。特に第二の植物に関して、第一の植物との配置関係を調整可能とし、かつ使用後の処分等が容易なように、栽培容器ごと移動可能な形態が好ましい場合がある。
(キットの概要:必須構成)
本発明に係るアザミウマ防除キットは、1)ジャスモン酸及びその誘導体のうち少なくとも一種を有効成分とする薬剤と、2)植物ウイルスに感染した植物、又は植物ウイルスの何れか一方と、を含む。
アザミウマ防除キットは、必要に応じて、上記1)の薬剤を用いて上記第一の植物に対して処理を施すための器具(例えば、噴霧器)と、上記2)の植物ウイルスを用いて上記第二の植物に対して処理を施すための器具(例えば、研磨剤、脱脂綿、脱脂綿付の棒)とを備えていてもよい。また、上記〔1.アザミウマ防除方法〕の欄で説明した用途を記載した、取扱説明書が付されていてもよい。
上記アザミウマ防除キットは、1)ジャスモン酸及びその誘導体のうち少なくとも一種を有効成分とする薬剤と、2)植物ウイルス(変異型弱毒化ウイルスが好ましい)とを含む、アザミウマ防除用の農薬であってもよい。
図1(a)に示すとおり、温室1の中央部2にジャスモン酸処置株11を4株、株間の距離が50cmとなるように配置した。また、温室1の外周部3にトスポウイルス接種株10を4株、ジャスモン酸処置株11と、それと最も接近しているトスポウイルス接種株10との距離が50cmとなるように配置した。次いで、温室1の中央部2に配置した4株のジャスモン酸処置株11に、それぞれ20頭、計80頭のミカンキイロアザミウマ雌成虫を放飼し、試験を開始した。
図1(b)に示すとおり、温室1の中央部2に無処理株12を4株、株間の距離が50cmとなるように配置した。温室1の外周部3に無処理株12を4株、中央部2の無処理株12と、それと最も接近している外周部3の無処理株12との距離が50cmとなるように配置した。次いで、温室1の中央部2に配置した4株の無処理株12に、それぞれ20頭、計80頭のミカンキイロアザミウマ雌成虫を放飼し、試験を開始した。
図1(c)に示すとおり、温室1の中央部2に無処理株12(参考例1と同じ)を4株、株間の距離が50cmとなるように配置した。温室1の外周部3にトスポウイルス接種株10(実施例1と同じ)を4株、無処理株12と、それと最も接近しているトスポウイルス接種株10との距離が50cmとなるように配置した。次いで、温室1の中央部2に配置した4株の無処理株12に、それぞれ20頭、計80頭のミカンキイロアザミウマ雌成虫を放飼し、試験を開始した。試験の開始時点における無処理株12及びトスポウイルス接種株10の生育ステージ、ミカンキイロアザミウマ雌成虫の放飼期間、及び温室1内の温度条件は、実施例1と同じである。
図1(d)に示すとおり、温室1の中央部2にジャスモン酸処置株11(実施例1と同じ)を4株、株間の距離が50cmとなるように配置した。温室1の外周部3に無処理株12(参考例1と同じ)を4株、ジャスモン酸処置株11と、それと最も接近している無処理株12との距離が50cmとなるように配置した。次いで、温室1の中央部2に配置した4株のジャスモン酸処置株11に、それぞれ20頭、計80頭のミカンキイロアザミウマ雌成虫を放飼し、試験を開始した。試験の開始時点における無処理株12及びトスポウイルス接種株10の生育ステージ、ミカンキイロアザミウマ雌成虫の放飼期間、及び温室1内の温度条件は、実施例1と同じである。
図2及び表1に示すように、参考例1では、試験開始4日目になると、中央部2の植物と外周部3の植物との間で実質的な相違が見られなかった。
表1に示すように、参考例1では、中央部2の植物と外周部3の植物との間で実質的な相違が見られなかった。
表1に示すように、参考例1では、中央部2の植物と外周部3の植物との間で実質的な相違が見られなかった。また、比較例1及び比較例2では何れも、食害痕数は中央部2よりも外周部3の方が多かったが、依然中央部2の植物にも多くの食害痕があった。
次いで、ジャスモン酸処置株11とトスポウイルス接種株10との配置距離が与える影響について調べた。
図4及び表2に示すように、a〜dは何れも、放飼直後からミカンキイロアザミウマ雌成虫はJA処理区4からTSWV処理区5に飛散しはじめた。JA処理区4の植物とTSWV処理区5の植物との距離が近いほど、TSWV処理区5におけるミカンキイロアザミウマ雌成虫の分散率が高くなった。特にa(50cm間隔)では、アザミウマの移動が顕著であった。
表2に示すように、JA処理区4とTSWV処理区5との距離が近いほど、JA処理区4の植物に見られるミカンキイロアザミウマ幼虫の割合低下が顕著になる傾向が見られた。
表2に示すように、JA処理区4とTSWV処理区5との距離が近いほど、JA処理区4の植物に見られる食害痕数の割合低下が顕著になる傾向が見られた。
次いで、ジャスモン酸処置株11に対するトスポウイルス接種株10の配置数が与える影響について調べた。
図6及び表3に示すように、a〜dは何れも、放飼直後からミカンキイロアザミウマ雌成虫はJA処理区4からTSWV処理区5に飛散しはじめた。特にa(トスポウイルス接種株10:ジャスモン酸処置株11=4:4配置)、b(3:4配置)、c(2:4配置)では、何れもアザミウマの移動が顕著であった。また、d(1:4配置)でも、比較的高い割合でアザミウマの移動があった。
表3に示すように、特にa〜cでは、試験開始9日目には、非常に少ない割合のミカンキイロアザミウマ幼虫がJA処理区4の植物に見られるのみであった。またdでも、やはり少ない割合のミカンキイロアザミウマ幼虫がJA処理区4の植物に見られるのみであった。
表3に示すように、特にa〜cでは、試験開始9日目で、JA処理区4の植物に見られる食害痕数の割合は非常に少なかった。またdでも、やはりJA処理区4の植物に見られる食害痕数の割合は少なかった。
2 ・・・中央部
3 ・・・外周部
4 ・・・JA処理区
5 ・・・TSWV処理区
10 ・・・トスポウイルス接種株
11 ・・・ジャスモン酸処置株
12 ・・・無処理株
Claims (7)
- ジャスモン酸及びその誘導体のうち少なくとも一種を有効成分とする第一の薬剤によって処理された第一の植物と、
サリチル酸仲介防御応答系が亢進している第二の植物とを近接して配置することによって、
上記第一の植物におけるアザミウマ虫害を防除することを特徴とする、アザミウマ防除方法。 - 上記サリチル酸仲介防御応答系が亢進している第二の植物は、植物ウイルスに感染した植物であることを特徴とする、請求項1に記載のアザミウマ防除方法。
- 上記植物ウイルスは、変異型弱毒化ウイルスであることを特徴とする請求項2に記載のアザミウマ防除方法。
- 上記第一の植物は、ジャスモン酸アルキルエステルを有効成分とする薬剤によって処理されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアザミウマ防除方法。
- 上記第一の植物は、ジャスモン酸メチルを有効成分とする薬剤によって処理されたものであることを特徴とする請求項4に記載のアザミウマ防除方法。
- 上記第二の植物は、上記第一の植物が配置された区画の外周を囲むように配置されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のアザミウマ防除方法。
- アザミウマ防除キットであって、
1)ジャスモン酸及びその誘導体のうち少なくとも一種を有効成分とする薬剤と、
2)植物ウイルスに感染した植物、又は植物ウイルスの何れか一方と、を含むことを特徴とするアザミウマ防除キット。
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