JP5954611B2 - 紙容器およびブランク - Google Patents
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Description
次に図1乃至図5により、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図3は、紙容器10を構成するブランク1の展開図を示しており、上述のようにこれを組み立てることで図1(a)(b)および図2に示す紙容器10が構成される。本発明において、ブランク1は、少なくとも次の要素を含んでいる。
(1)正面壁11を構成する正面外パネル11a、正面内パネル11b。
正面内パネル11bの外面に正面外パネル11aを貼り重ねることで、組立後の紙容器10における正面壁11が構成される。
(2)天壁12。
天壁12は、折罫aを介して正面外パネル11aに連設されている。
(3)底壁14。
底壁14は、折罫dを介して正面内パネル11bに連設されている。
(4)背面壁13。
背面壁13は、組立後の紙容器10において正面壁11に対向しており、折罫bを介して天壁12に、折罫cを介して底壁14に、それぞれ連設されている。
(5)紙容器10は、六面体を有するため、上記各壁部以外にも左右の一対の側部40、40が存在する。上述のように各側部40は天壁側部パネル41の貼付け部41aと、底壁側部パネル42の貼付け部42aを貼り付けることにより構成される。
再封止スリット31は、開封後の紙容器10を再度封止することを可能とするもので、図5中に示したフルカット部分により、ブランク1の全厚を貫通して形成されている。なお、図3中に拡大して示したように、再封止スリット31は、フルカット部分の途中に、未カットの連設部分31’を備えている。
正面外側フラップ11aには2本の開封用ハーフカット線22a、22bが形成されているが、正面内側フラップ11b上のこれに対応する位置に、2本の第1剥離用ハーフカット線32a、32bを形成している。
第2剥離用ハーフカット線35a〜35cは、再封止スリット31に沿ってその両側に少なくとも1本ずつ形成される。図3に示した例では、再封止スリット31の上方に1本、下方に2本の第2剥離用ハーフカット線35a〜35cを設けているが、少なくとも再封止スリット31の上下に1本ずつ存在すれば、他の構成であってもよい。
図3中に部分的に拡大して示した正面内側フラップ11bにおいて、ヨコ方向に延在する再封止スリット31および第2剥離用ハーフカット線35a〜35cは、すべて、タテ方向に延在する第1剥離用ハーフカット線32a、32bの両方と交差して延在している。
ブランク1の積層構造は、次の通りである。すなわち、図5に模式的に示したように、ブランク1の外表面と内表面に、それぞれシール層5、8が位置する。そして、両シール層5、8の間において、外表面側の紙層6と内表面側のアルミ層7が形成される。紙容器10を組み立てたとき、シール層5が紙容器10の外側に、シール層8が紙容器10の内側にくる。
ところで、上述のように正面外パネル11aには一対の開封用ハーフカット線22a、22bが設けられ、この一対のハーフカット線22a、22bは正面外パネル11aから天壁12側へ延びて折罫b近傍まで達している。
次に図8および図9により、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図9は、紙容器10を構成するブランク1の展開図を示しており、上述のようにこれを組み立てることで図8(a)(b)に示す紙容器10が構成される。本発明において、ブランク1は、少なくとも次の要素を含んでいる。
(1)正面壁11を構成する正面外パネル11a、正面内パネル11b。
正面内パネル11bの外面に正面外パネル11aを貼り重ねることで、組立後の紙容器10における正面壁11が構成される。
(2)天壁12。
天壁12は、折罫aを介して正面外パネル11aに連設されている。
(3)底壁14。
底壁14は、折罫dを介して正面内パネル11bに連設されている。
(4)背面壁13。
背面壁13は、組立後の紙容器10において正面壁11に対向しており、折罫bを介して天壁12に、折罫cを介して底壁14に、それぞれ連設されている。
(5)紙容器10は、六面体を有するため、上記各壁部以外にも左右の一対の側部40、40が存在する。上述のように各側部40は天壁側部パネル41の貼付け部41aと、底壁側部パネル42の貼付け部42aを貼り付けることにより構成される。
ところで、上述のように天壁12には一対の開封用ハーフカット線22a、22bが設けられ、この一対のハーフカット線22a、22bは天壁12上において各々折罫a(稜線a)および折罫b(稜線b)まで達している(図9参照)。
5 シール層
6 紙層
7 アルミ層
8 シール層
10、10’ 紙容器
11 正面壁
11a 正面外パネル
11b 正面内パネル
11c 延長パネル
11d 端縁
12 天壁
13 背面壁
14 底壁
21a、21b 切欠部
22a、22b 開封用ハーフカット線
22A、22B 細長状窓部
25 開封用摘み部
25a ハーフカット線
31 再封止スリット
31’ 連設部分
32a、32b、32a’、32b’ 第1剥離用ハーフカット線
35a、35b、35c 第2剥離用ハーフカット線
40 側部
40A 折罫
41 天壁側部パネル
41a 貼付け部
42 底壁側部パネル
42a 貼付け部
43 第1折込部
47 第2折込部
a 折罫(稜線)
b 折罫(稜線)
c 折罫(稜線)
d 折罫(稜線)
Claims (8)
- 少なくとも内側から外側へ順に配置されたバリア層と紙層とを有する積層体からなるブランクを折罫に沿って折畳んで組立ててなる6面体形状の紙容器において、
紙容器に、先端に摘み部を有し、バリア層を残し紙層に切込みを入れて形成された一対のハーフカット線を設け、
各ハーフカット線の所望部分または各ハーフカット線の延長上に、紙層を取除いて形成されバリア層が外方へ露出するとともに当該ハーフカット線より大きな幅を有する細長状窓部が設けられていることを特徴とする紙容器。 - 各細長状窓部は10〜50mmの長さと、1〜10mmの幅を有することを特徴とする請求項1記載の紙容器。
- 各細長状窓部は紙容器の稜線に沿って設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の紙容器。
- 各ハーフカット線は紙容器の稜線と交わらないことを特徴とする請求項1または2記載の紙容器。
- 少なくとも内側から外側へ順に配置されたバリア層と紙層とを有する積層体からなり、折罫に沿って折り畳んで組立てることにより、6面体形状の紙容器を成形するブランクにおいて、
ブランクに先端に摘み部を有し、バリア層を残し紙層に切込みを入れて形成された一対のハーフカット線を設け、
各ハーフカット線の所望部分または各ハーフカット線の延長上に、紙層を取除いて形成されバリア層が外方へ露出するとともに当該ハーフカット線より大きな幅を有する細長状窓部が設けられていることを特徴とするブランク。 - 各細長状窓部は10〜50mmの長さと、1〜10mmの幅を有することを特徴とする請求項5記載のブランク。
- 各細長状窓部は、紙容器の稜線に対応する折罫の所望部分に設けられていることを特徴とする請求項5または6記載のブランク。
- 各ハーフカット線は紙容器の稜線に対応する折罫と交わらないことを特徴とする請求項5または6のいずれか記載のブランク。
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