JP5952793B2 - 水中掘削作業機および水中掘削作業方法 - Google Patents

水中掘削作業機および水中掘削作業方法 Download PDF

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Description

本発明は、水中掘削作業機および水中掘削作業方法に係るものである。
従来、作業船のシャフト支持装置により上部が支持されたシャフトを下降させ、シャフトの下部に設けたギザギザ状の歯を、地盤(水底)に食い込ませて、シャフトの下部を固定状態に保持し、この状態で、シャフトに設けたショベル等の水中作業部によりシャフトの周囲を掘削し、周囲の掘削終了後にシャフトを所定高さ引き上げ、次に、作業船を移動させて掘削作業を反復して行う作業方法は、公知である(特許文献1)。
特開2012−62738号公報
前記公知例は、単に、歯を上方から地盤に押し付けて食い込ませるので、硬い地盤では食い込みが十分でなく、シャフトの下端の位置がずれるおそれがあるという課題がある。
また、シャフトの下端の支持が十分でないことで、シャフトが傾斜することもあるという課題がある。
本願は、シャフトの下部固定機構の構成を工夫し、シャフトの支持強度を向上させ、水中掘削作業の作業効率の向上を図ったものである。
請求項1の発明は、シャフト3の上部を作業船1のシャフト支持装置4により支持し、シャフト3の下部を水中の地盤Gに支持させた状態で、水中作業部7によりシャフト3の周囲を掘削する構成とし、前記シャフト3の下部に、下端に掘削刃12を有する円筒状のケーシング11を、前記シャフト3に対して回転自在であって該シャフト3の下端より下方に所定長さ突出するように設け、ケーシング11は、該ケーシング11内に地盤Gを残したまま該ケーシング11が内外の両側から地盤Gの圧力を受けるように、該ケーシング11の下端周縁を、駆動モータ19の駆動力により所定深さまで掘削して嵌入する構成とし、もって、シャフト3の下部を固定状態に保持する水中掘削作業機としたものである。
請求項2の発明は、前記シャフト3内には内側フレーム21を固定状態に設け、該内側フレーム21内に前記ケーシング11を回転自在に設け、前記内側フレーム21の上部には前記ケーシング11を回転させる駆動モータ19を設け、前記シャフト3より下方のケーシング11の外周面に、ケーシング11の外周周縁の土砂を上方に送る排土用部材25を螺旋状に設け、前記ケーシング11の下端から所定間隔をおいた上方に、放射方向に突出する当接体26を設け、前記ケーシング11内には、該ケーシング11の軸心方向に移動する移動体32と該移動体32を移動させるアクチュエータ31を有し、ケーシング11の内部に残存する土塊を排出する残存物排出機構30を設け、前記移動体32は当接体26より上方のケーシング11内に位置する格納位置とケーシング11の下端より所定長さ下方に突出する突出位置との間往復移動するように構成した水中掘削作業機としたものである。
請求項3の発明は、前記シャフト3内には内側フレーム21を固定状態に設け、該内側フレーム21に前記ケーシング11を回転自在に支持するように取付け、前記内側フレーム21の上部には前記ケーシング11を回転させる駆動モータ19を設けた水中掘削作業機としたものである。
請求項4の発明は、前記シャフト3より下方のケーシング11の外周面に、ケーシング11の外周周縁の土砂を上方に送る排土用部材25を螺旋状に設けた水中掘削作業機としたものである。
請求項5の発明は、前記ケーシング11の下端から所定間隔をおいた上方に、放射方向に突出する当接体26を設けた水中掘削作業機としたものである。
請求項6の発明は、前記ケーシング11内には、該ケーシング11に対して該ケーシング11の軸心方向に移動する移動体32と該移動体32を移動させるアクチュエータ31とを設け、前記ケーシング11の内部に残存する土塊を排出する残存物排出機構30を設けた水中掘削作業機としたものである。
請求項7の発明は、前記移動体32は当接体26より上方のケーシング11内に位置する格納位置とケーシング11の下端より所定長さ下方に突出する突出位置との間往復移動するように構成した水中掘削作業機としたものである。
請求項8の発明は、作業船1のシャフト支持装置4により上部が支持されたシャフト3を下降させ、シャフト3の下部を支持する下部固定機構10のケーシング11を駆動回転させ、ケーシング11はケーシング11内に地盤Gを残したまま該ケーシング11の下端周縁を所定深さまで掘削して、シャフト3の下部を固定状態に保持し、この状態で、シャフト3の水中作業部7によりシャフト3の周囲を掘削し、周囲の掘削終了後にシャフト3を所定高さ引き上げ、ケーシング11内に設けた残存物排出機構30の移動体32をアクチュエータ31により下降させてケーシング11の内部に残存する土塊を排出し、移動体32をケーシング11内に格納後、作業船1を移動させて前記掘削作業を反復する水中掘削作業方法としたものである。
請求項1および請求項2の発明では、ケーシング11が掘削しながら地盤Gに食い込むので、所定深さまで確実に食い込ませることができ、シャフト3の下部の支持強度を向上させ、安定した状態で水中掘削作業をすることができ、掘削作業効率を向上させることができる。
請求項3の発明では、シャフト3内にケーシング11およびケーシング11の駆動機構を内蔵でき、簡素に構成することができる。
請求項4の発明では、ケーシング11の外周に排土用部材25を設けているので、ケーシング11による掘削しながら地盤Gへの食い込みを円滑にすることができ、その結果、ケーシング11の駆動機構の小型化も図ることができる。
請求項5の発明では、ケーシング11の下部所定位置に当接体26を設けているので、不必要な地盤Gへの食い込みを防止し、ケーシング11の引き抜きを容易にして、水中掘削作業全体の作業効率を向上させることができる。
請求項6の発明では、ケーシング11の内部の残存物を移動体32により排出するので、次工程のケーシング11の掘削しながらの地盤Gへの食い込みを円滑かつ確実行うことができ、ケーシング11による支持状態を確実にすることができる。
請求項7の発明では、移動体32は当接体26より上方の格納位置とケーシング11より下方に突出する突出位置との間移動するので、格納位置ではケーシング11内に地盤Gを残しながら食い込ませることができ、また、ケーシング11より下方に突出する突出位置まで移動するので、ケーシング11内の残存物を確実に排出することができる。
請求項8の発明では、ケーシング11を掘削させながら地盤Gに食い込ませるので、確実に所定深さまで食い込ませることができ、シャフト3の下部の支持強度を向上させ、安定した状態で水中掘削作業をすることができ、掘削作業効率を向上させることができ、しかも、次工程の掘削作業に移行するときにケーシング11の内部の土塊を移動体32により排出するので、ケーシング11の地盤Gへの食い込みを円滑・確実にできる。
水中作業機による作業状態を示す全体図。 同一部拡大図。 水中作業機の作業状態図。 下部固定機構の一部断面図および底面図。 残存物排出機構の断面図。 同拡大図。 水中作業の工程概略図。
本発明の一実施形態を図により説明する。1は水中作業を行う際に水上の所定位置に停泊させている作業船であり、シャフト3の上部を支持するシャフト支持装置4を設ける。シャフト3は後述するバケット6を有する水中作業部7と共に水中作業機2を構成する。
シャフト3は前記作業船1より地盤Gに至る長さを有していればよく、その構成は任意であるが、軸方向に複数のシャフト構成材5を治具(図示省略)を介して連結して構成する。シャフト構成材5は筒状の部材により構成する。
シャフト3は、シャフト支持装置4により前記作業船1に対して昇降自在に取付ける。
シャフト3を昇降させる構成は、任意であるが、例えば、シャフト3の外面には、シャフト3の軸に沿ってラック(図示省略)を設け、該ラックにシャフト支持装置4のピニオンギヤ(図示省略)を噛み合わせ、ピニオンギヤを回転させて、シャフト3を昇降させればよい。
シャフト3の下部には、地盤(水底)Gに所定深さまで食い込ませて、シャフト3の下部を固定状態に保持する下部固定機構10を設ける。
下部固定機構10は、シャフト3内に円筒状のケーシング11を縦軸駆動回転自在に設けて構成する。ケーシング11は下端円周面にビット状あるいは鋸状の掘削刃12を設け、掘削刃12により地盤Gを掘削しながらケーシング11の下端部を地盤Gに所定深さまで食い込ませ、シャフト3の下部を固定状態に保持する。
ケーシング11の上部には取付部15を設け、取付部15は前記シャフト3内に設けた接続継ぎ手16を介して駆動回転軸17の下端に着脱自在に取付ける。駆動回転軸17の上部は減速機構部18を介して駆動モータ19に取付ける。
シャフト3の下部内周には、フランジ状の取付部20を設け、取付部20にはシャフト3内に設けた内側フレーム21の下部を固定する。内側フレーム21は筒部材24をシャフト3の軸心方向に複数連結して構成し、内側フレーム21の上部には前記減速機構部18および駆動モータ19を取付ける。
ケーシング11は、シャフト3の下端より所定長さ下方に突出させ、ケーシング11の下端外周には螺旋状に排土用部材25を設ける。排土用部材25は掘削しながらケーシング11が下降する際にケーシング11の外周周辺の土砂を上方に案内して排土し、ケーシング11の掘削を容易にする。ケーシング11の下端から所定間隔をおいた上方位置には当接体26を着脱自在およびシャフト3の軸方向に移動自在に設ける。当接体26は地盤G上面に当接してそれ以上のケーシング11の掘削下降を停止させる。
前記ケーシング11内には、ケーシング11の内部に残存する土塊等の残存物を排出する残存物排出機構30を設ける。残存物排出機構30は、ケーシング11内に設けたアクチュエータ31により移動体32をケーシング11の内部からケーシング11の下端より所定範囲で下方移動させ、ケーシング11の内部に残存する残存物を排出する。
本実施形態では、アクチュエータ31はケーシング11内の上部にシリンダ33のシリンダチューブ34を設け、シリンダチューブ34から出入りするシリンダロッド35に前記移動体32を取付け、あるいは、シリンダロッド35自体を移動体32として構成する。36は前記アクチュエータ31のスイベル装置であり、前記駆動回転軸17の外周に配置している。
作業船1のシャフト支持装置4により支持させた状態でシャフト3を下降させ、シャフト3の下部の下部固定機構10のケーシング11が地盤Gに当接すると、ケーシング11の回転により地盤Gを掘削しながら所定深さまで食い込ませて固定状態に保持する。
次に、水中作業部7によりシャフト3周辺の水中掘削作業を行い、所定範囲の掘削作業が終了すると、シャフト3を一旦所定高さまで上昇させて、作業船1を移動させて別の箇所にて次工程の掘削作業を行って、この一連の作業を反復する。
このシャフト3の上昇に伴って、ケーシング11を地盤Gから引き抜く際に、ケーシング11内に残存物を残したたまま、次工程の作業開始時にケーシング11を地盤Gに食い込ませると、ケーシング11内に土塊が圧密し、土塊の自重がケーシング11内面積に加わり、ケーシング11による掘進不能状態になることがある。
そこで、本願では、ケーシング11内にケーシング11の軸心方向に移動する移動体32と該移動体32を移動させるアクチュエータ31を設けているので、次工程の掘削作業に移行するときに、ケーシング11内に付着あるいは残留している土塊等を残存物排出機構30の移動体32により除去する。
ケーシング11は、前記したように、ケーシング11内に地盤Gが残るように、当接体26が地盤G上面に当接するまで掘削するので、掘削作業中は、移動体32は当接体26より上方のケーシング11内に位置する格納位置とケーシング11の下端より所定長さ下方に突出する突出位置との間、所定回数往復移動するように構成する。
なお、残存物排出機構30の理解を容易にするため、図5〜図7において、ケーシング11内に移動体32を破線で図示しているが、掘削作業中は、移動体32は当接体26より上方の格納位置に位置させる。
水中作業機2は、作業船1とシャフト3と水中作業部7とを備えて構成するが、水中作業部7の構成は任意であり、本実施形態ではアーム40を有する前記バケット6により構成している。42はアーム40の基部を取付支持する支持装置であり、バケット6をシャフト3中心に旋回させられるように、シャフト3に回転自在に取り付け、シャフト3の周囲の掘削を行う。
(実施形態の作用)
所定位置に作業船1を移動させ、作業船1のシャフト支持装置4に、任意の手段により複数のシャフト構成材5を連結して、所定長さに形成したシャフト3を装着し、シャフト支持装置4によりシャフト3および水中作業部7を下降させる。
シャフト3の下部には、ケーシング11とケーシング11を駆動回転させる駆動モータ19とを有する下部固定機構10を設けているので、シャフト3の下部の下部固定機構10のケーシング11が地盤Gの上方所定位置に達すると、駆動モータ19によりケーシング11を駆動回転させつつシャフト3を下降させる。
ケーシング11は下部に掘削刃12を設けているので、掘削刃12が地盤Gを掘削しながら所定深さまで食い込んで、シャフト3の下部を固定状態に保持する。
そのため、地盤Gの上面形状に関わらず、所定深さまで食い込んだケーシング11がシャフト3を支持し、シャフト3は水中作業部7を支持する。
ケーシング11の外周には螺旋状に排土用部材25を設けているので、ケーシング11の周縁の土砂を排土用部材25により上方に送りながら、掘削する。
そのため、ケーシング11の掘削抵抗を抑制し、シャフト3内に設けた駆動モータ19の駆動力でケーシング11を十分に地盤Gに食い込ませられ、シャフト3の下部の固定状態の保持を確実にする。
また、ケーシング11は、ケーシング11内の地盤Gを掘削せずに、ケーシング11の周縁を掘削するので、ケーシング11は内外の両側から地盤Gの圧力を受ける(図7(ロ))。
そのため、この点でも、シャフト3の下部の固定状態の保持を確実にする。
ケーシング11の下端から所定間隔をおいた上方には当接体26を設けているので、当接体26が地盤Gに当接すると、ケーシング11の回転を停止させる。
当接体26が地盤G上面に当接したことを検出する方法は任意であるが、例えば、シャフト支持装置4によるシャフト3の吊設荷重の変化や、ケーシング11の回転負荷の変化等を検出して行うとよい。
シャフト3の下部を下部固定機構10により、地盤Gに固定支持させると、水中作業部7の支持装置42に設けたアーム40およびバケット6が正対する領域を掘削し、この領域の掘削が終了すると、シャフト3に対して支持装置42を旋回させて水中作業部7のアーム40およびバケット6の向きを変え、再び、掘削し、これを反復して、シャフト3の周囲を掘削する。
水中作業部7によりシャフト3の周辺の掘削作業を行い、所定範囲の掘削作業が終了すると、シャフト3をシャフト支持装置4により所定高さに引き上げる。
ケーシング11内には、ケーシング11の軸心方向に移動する移動体32と該移動体32を移動させるアクチュエータ31を設けているので、最初の掘削作業を終了してシャフト3を引き上げて、次工程の掘削作業開始前に、ケーシング11内に付着あるいは残留している土塊等の残存物を残存物排出機構30の移動体32により除去する。
そのため、ケーシング11内で残存土塊等が圧密するのを防止し、ケーシング11による掘進不能状態になるのを回避する。
移動体32は、掘削作業中での側面視において当接体26より上方のケーシング11内に位置する格納位置とケーシング11の下端より所定長さ下方に突出する突出位置との間、所定回数往復移動するように構成しているので、掘削作業中、移動体32は当接体26よりも上方に位置して、ケーシング11が、前記したように、ケーシング11内に地盤Gを残してまま掘削することができ、ケーシング11による支持強度を向上させられる。
また、次工程の掘削作業に移行する際に、移動体32はケーシング11の下端より所定長さ下方に突出する突出位置まで移動するので、ケーシング11内で残存物の排出を確実に行える。
なお、図7(ニ)では、掘削作業終了後に残存物Hを、ケーシング11を引き上げた後の穴に落下させているが、この地点の掘削作業は終了しており、次工程の掘削作業への影響はない。
また、前記作業船1の移動は、シャフト3を下方に延設させたまま行うことも可能であり、この場合は、ケーシング11が地盤G上面より所定間隔上方位置させていればよい。
以上、本発明について、好適な実施形態について説明した。しかし、本発明は、前述の各実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
例えば、本発明の水中作業機の使用箇所は限定されるものではなく、例えば海、湖、池や貯水池、河川等に使用することができる。また、作業船についても自航式、曳航式台船、組立台船等様々な作業船を使用することができる。また、作業構台の構成も限定されるものではなく、適宜構成することが可能である。
1…作業船、2…水中作業機、3…シャフト 、4…シャフト支持装置 、5…シャフト構成材、6…バケット、7…水中作業部、10…下部固定機構、11…ケーシング、12…掘削刃、15…取付部、16…接続継ぎ手、17…駆動回転軸、18…減速機構部、19…駆動モータ、20…取付部、21…内側フレーム、24…筒部材、25…排土用部材、26…当接体、30…残存物排出機構、31…アクチュエータ、32…移動体、33…シリンダ、34…シリンダチューブ、35…シリンダロッド、36…スイベル装置、40…アーム、42…支持装置、G…地盤(水底)、H…残存物。

Claims (8)

  1. シャフト3の上部を作業船1のシャフト支持装置4により支持し、シャフト3の下部を水中の地盤Gに支持させた状態で、水中作業部7によりシャフト3の周囲を掘削する構成とし、前記シャフト3の下部に、下端に掘削刃12を有する円筒状のケーシング11を、前記シャフト3に対して回転自在であって該シャフト3の下端より下方に所定長さ突出するように設け、ケーシング11は、該ケーシング11内に地盤Gを残したまま該ケーシング11が内外の両側から地盤Gの圧力を受けるように、該ケーシング11の下端周縁を、駆動モータ19の駆動力により所定深さまで掘削して嵌入する構成とし、もって、シャフト3の下部を固定状態に保持する水中掘削作業機。
  2. 請求項1において、前記シャフト3内には内側フレーム21を固定状態に設け、該内側フレーム21内に前記ケーシング11を回転自在に設け、前記内側フレーム21の上部には前記ケーシング11を回転させる駆動モータ19を設け、前記シャフト3より下方のケーシング11の外周面に、ケーシング11の外周周縁の土砂を上方に送る排土用部材25を螺旋状に設け、前記ケーシング11の下端から所定間隔をおいた上方に、放射方向に突出する当接体26を設け、前記ケーシング11内には、該ケーシング11の軸心方向に移動する移動体32と該移動体32を移動させるアクチュエータ31を有し、ケーシング11の内部に残存する土塊を排出する残存物排出機構30を設け、前記移動体32は当接体26より上方のケーシング11内に位置する格納位置とケーシング11の下端より所定長さ下方に突出する突出位置との間往復移動するように構成した水中掘削作業機。
  3. 請求項1において、前記シャフト3内には内側フレーム21を固定状態に設け、該内側フレーム21に前記ケーシング11を回転自在に支持するように取付け、前記内側フレーム21の上部には前記ケーシング11を回転させる駆動モータ19を設けた水中掘削作業機。
  4. 請求項3において、前記シャフト3より下方のケーシング11の外周面に、ケーシング11の外周周縁の土砂を上方に送る排土用部材25を螺旋状に設けた水中掘削作業機。
  5. 請求項4において、前記ケーシング11の下端から所定間隔をおいた上方に、放射方向に突出する当接体26を設けた水中掘削作業機。
  6. 請求項1または請求項3または請求項4または請求項5において、前記ケーシング11内には、該ケーシング11に対して該ケーシング11の軸心方向に移動する移動体32と該移動体32を移動させるアクチュエータ31とを設け、前記ケーシング11の内部に残存する土塊を排出する残存物排出機構30を設けた水中掘削作業機。
  7. 請求項6において、前記移動体32は当接体26より上方のケーシング11内に位置する格納位置とケーシング11の下端より所定長さ下方に突出する突出位置との間往復移動するように構成した水中掘削作業機。
  8. 作業船1のシャフト支持装置4により上部が支持されたシャフト3を下降させ、シャフト3の下部を支持する下部固定機構10のケーシング11を駆動回転させ、ケーシング11はケーシング11内に地盤Gを残したまま該ケーシング11の下端周縁を所定深さまで掘削して、シャフト3の下部を固定状態に保持し、この状態で、シャフト3の水中作業部7によりシャフト3の周囲を掘削し、周囲の掘削終了後にシャフト3を所定高さ引き上げ、ケーシング11内に設けた残存物排出機構30の移動体32をアクチュエータ31により下降させてケーシング11の内部に残存する土塊を排出し、移動体32をケーシング11内に格納後、作業船1を移動させて前記掘削作業を反復する水中掘削作業方法。
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