JP5952222B2 - 保護管及びロック部材 - Google Patents

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Description

この発明は、地中に埋設される電力ケーブル等のケーブルを保護するための保護管、及びその保護管に用いるロック部材に関する。
近年、電力ケーブル等のケーブルは、地下に埋設されるケースが増大している。この際、このケーブルを保護管の内部に収納して、その保護を図るのが一般的である。この保護管に、地震等の地盤変動による部分的な損傷が生じたり、経年劣化が生じたりした場合は、その損傷等した部分を交換する更新工事が行われる。この更新工事で用いられる保護管として、例えば特許文献1から4に示すものがある。これらの保護管は、保護管を周方向に二分割して、分割した分割管をヒンジ等の連結手段によって回動自在に連結したものである。この保護管へのケーブルの収納は、一方の分割管を他方の分割管に対して回動して、この保護管を開放した状態で行う。
実開昭54−167819号公報 特開昭63−303296号公報 実開平2−75933号公報 特開平11−113135号公報
特許文献1から4に示す構成は、いずれもヒンジ等の連結手段を介して両分割管の開閉がなされる。このため、保護管の設置場所の周囲に、少なくとも分割管が回動し得るだけのスペースを確保しなければならない。ところが、この保護管は地下に埋設されることが多く、作業現場においてそのようなスペースが確保できないこともあり、更新工事に手間取る恐れがある。また、分割管に予め連結手段が設けられた構成においては、一方の分割管側に留め金具を設け、他方の分割管側にこの留め金具を係止する掛け金具を設ける、というように両分割管において異なる仕様とする必要があり、汎用性が損なわれるとともに製造コスト面で高くつくことが多い。
そこで、この発明は、保護管の更新工事をスムーズに行うとともに、コスト低減を図ることを課題とする。
上記の課題を解決するため、この発明は、管体を周方向に複数に分割した分割管のうちの一つであり、第一係止部が形成された一方の分割管と、前記分割した分割管のうちの一つであり、第二係止部が形成され、前記一方の分割管と別部材であって、かつこの一方の分割管と前記周方向に連結される他方の分割管と、前記分割管の周方向の曲率に沿う、くの字形に形成された第一リンク部と、前記分割管の周方向の曲率に沿う、くの字形に形成された第二リンク部と、第一リンク部と第二リンク部を回動自在にリンクする回動軸と、前記第一リンク部に設けられ、前記第一係止部によって係止される第一係合部と、前記第二リンク部に設けられ、前記他方の分割管に形成した第二係止部によって係止される第二係合部とを有する前記各分割管とは別部材のロック部材と、を備え、前記第二リンク部を前記第一リンク部に対するロック解除位置とすると、前記第一及び第二リンク部の、くの字形の各辺がずれた状態となって、分割した前記一方の分割管及び前記他方の分割管を連結した際の両分割管に形成した前記第一係止部と前記第二係止部との間の係止部間距離よりも、前記第一係合部と前記第二係合部との間の係合部間距離の方が大きくなり、前記第一及び第二係止部から前記第一及び第二係合部を着脱自在としたロック解除状態となる一方で、前記第二リンク部を前記第一リンク部に対するロック位置とすると、前記第一及び第二リンク部の、くの字形の各辺が重なり合った状態となって、前記係合部間距離が狭まって、前記第一及び第二係合部が前記両係止部に係合したロック状態となる保護管を構成した。
また、管体を周方向に複数に分割した分割管のうちの一つであり、第一係止部が形成された一方の分割管と、前記分割した分割管のうちの一つであり、第二係止部が形成され、前記一方の分割管と別部材であって、かつこの一方の分割管と前記周方向に連結される他方の分割管と、第一リンク部と、第二リンク部と、第一リンク部と第二リンク部を回動自在にリンクする回動軸と、前記第一リンク部に設けられ、前記第一係止部によって係止される第一係合部と、前記第二リンク部に設けられ、前記他方の分割管に形成した第二係止部によって係止される第二係合部とを有する前記各分割管とは別部材のロック部材と、を備え、前記第二リンク部を前記第一リンク部に対するロック解除位置とすると、分割した前記一方の分割管及び前記他方の分割管を連結した際の両分割管に形成した前記第一係止部と前記第二係止部との間の係止部間距離よりも、前記第一係合部と前記第二係合部との間の係合部間距離の方が大きくなり、前記第一及び第二係止部から前記第一及び第二係合部を着脱自在としたロック解除状態となる一方で、前記第二リンク部を前記第一リンク部に対するロック位置とすると、前記係合部間距離が狭まって、前記第一及び第二係合部が前記両係止部に係合したロック状態となる保護管を構成した。
このように、分割管を互いに別部材とするとともに、分割管同士を一体とするロック部材を各分割管とは別部材とすることにより、各部材をコンパクトに構成することができ、地下等のように広い作業スペースが確保できない状況においても、保護管の更新工事をスムーズに行うことができる。しかも、分割管自体にはロック機構が設けられておらず、係止部が形成されているだけなので、分割管の形状を共通化する等して汎用性を高めることができる。このため、製造コストの削減を図ることもできる。
前記構成においては、前記第一リンク部及び前記第二リンク部にそれぞれ透孔を形成し、前記ロック状態においてロック保持部材を前記両透孔に挿し込んで、両リンク部の相対回動を阻止するようにすることができる。
このように相対回動を阻止することにより、ロック状態が不用意にロック解除状態となるのを防止することができ、保護管によるケーブルの保護を確実に行うことができる。
前記透孔を形成する構成においては、一対の前記第二リンク部に介在するフレームを有し、このフレームに長孔を形成するとともに、前記長孔に前記ロック保持部材を設け、このロック保持部材を前記長孔内でスライドさせることにより、前記第一リンク部に形成した前記透孔への前記ロック保持部材の抜き挿しを行うようにすることができる。
このようにロック保持部材をフレームに形成した長孔内でスライドするだけでロック状態の設定・解除を行い得るようにすることで、地下等のように広い作業スペースが確保できない状況においても、保護管の更新工事をスムーズに行うことができる。
前記各構成で用いるロック部材は、保護管を構成する分割管を管状に組み合わせて固定するのに用いられるだけでなく、二つ以上の分割部材を一体に固定する用途に幅広く使用し得るものであり、ロック部材単体でも汎用性を備えている。
この発明は、保護管を周方向に分割した、互いに別部材である分割管のそれぞれに係止部を形成するとともに、相対回動自在に設けた第一リンク部及び第二リンク部に、第一係合部と第二係合部を設けた前記分割管とは別部材であるロック部材を用意し、このロック部材の両係合部が前記係止部によって係止されることによって、分割管同士を一体化するようにした。このように分割管を互いに別部材とすることで、地下等の狭い作業現場においても、スムーズに保護管の更新作業を行うことができる。
本願発明に係る保護管(ロック部材でロックした状態)を示し、(a)は底面図、(b)は正面図 図1に示す保護管の要部拡大図を示し、(a)は正面図、(b)は縦断面図 本願発明に係る保護管の分割管の斜視図 本願発明に係る保護管のロック部材の分解斜視図 ロック部材の作用を示す縦断面図であって、(a)はロック解除状態、(b)は第一係止部に第一係合部を係合させた状態、(c)は第二リンク部を第一リンク部に対して回動させつつある状態、(d)はロック状態 ロック部材に設けたロック保持部材の作用を示し、(a)は要部平面図、(b)は(a)中のb−b線に沿う断面図、(c)は縦断面図
本願発明に係る保護管1の実施形態を図1に、その要部を図2にそれぞれ示す。この保護管1は、図3に示すように、周方向に分割した、互いに別部材である(分離自在な部材である)二つの分割管2、2(以下、適宜2a、2bと区別して示す。)と、この二つの分割管2a、2bを管状に組み合わせた状態で保持するロック部材3とを有している。各分割管2a、2bの分割端部には、突状4又は凹溝5が形成されていて、この突状4を凹溝5に嵌め込むことによって一本の管状となるように構成されている。この凹溝5の底にはOリング6が設けられ、この分割端部の水密が確保されている。また、二つの分割管2、2のうち一方の分割管2aの分割端部に臨む外周面には第一係止部7が、二つの分割管2、2のうち他方の分割管2bの分割端部に臨む外周面には第二係止部8が、それぞれ外周面外向きに起立して形成されている。
分割管2a、2bの長さ方向両端部には、この分割管2a、2bの外周面の外側に向かって膨らみを有する球面状の受け口9又は挿し口10が形成されている。受け口9の内径は、挿し口10の外径よりもわずかに大きめに形成されている。隣り合う一方の保護管1の挿し口10を他方の保護管1の受け口9に挿し込むことにより、複数の保護管1を順次連結することができる。このように、受け口9及び挿し口10を球面状に形成することにより、地震等によって地盤変動が生じた際に、連結した保護管1同士が相対的に角度変化して、この保護管1がその地盤変動によって破損するのを防止することができる。
この挿し口10に臨む管体表面には、鍔部11が環状に形成されている。連結した保護管1が相対的に大きく角度変化すると、受け口9の開口端部がこの鍔部11に当接して、それ以上角度変化しないようになっている。このため、保護管1が過度に角度変化して受け口9又は挿し口10が破損したり、挿し口10が受け口9から抜けたりするトラブルを防止することができる。
また、受け口9の内面には周溝12が形成され、この周溝12内にOリング13が設けられている。このOリング13が、受け口9に挿し込んだ挿し口10の外周面と当接することで、連結した両保護管1、1の間の水密が確保されている。
この分割管2の固定に用いられるロック部材3は、図4に分解斜視図で示すように、一対の「くの字形」の第一リンク部14、14と、一対の「くの字形」の第二リンク部15、15と、この一対の第二リンク部15、15に介在するフレーム16を有している。第一及び第二リンク部14、15の屈曲角度は同じである。この第一リンク部14及び第二リンク部15には共通の回動軸17が設けられ、この回動軸17によって第一リンク部14と第二リンク部15は、スペーサ18を介して回動自在にリンクされている。この回動軸17は、その両端に設けられた止め輪19によって抜け止めされている。第一リンク部14には棒状の第一係合部20が、第二リンク部15には棒状の第二係合部21が、それぞれ設けられている。この第一係合部20及び第二係合部21は、それらの両端に設けられた止め輪19によって抜け止めされている。
第二リンク部15を第一リンク部14に対するロック解除位置(第一及び第二リンク部14、15の「くの字形」の各辺がずれた状態)とすると、分割した一方の分割管2a及び他方の分割管2bを一体にした際の両分割管2a、2bに形成した第一係止部7と第二係止部8との間の係止部間距離よりも、第一係合部20と第二係合部21との間の係合部間距離の方が大きくなり、両係止部7、8から第一及び第二係合部20、21を着脱自在とし得るロック解除状態とすることができる。その一方で、第二リンク部15を第一リンク部14に対するロック位置(第一及び第二リンク部14、15の「くの字形」の各辺が重なり合った状態)とすると、前記係止部間距離と前記係合部間距離が等しくなり、第一及び第二係合部20、21が両係止部7、8に係合したロック状態とすることができる。第一リンク部14及び第二リンク部15には、後述するロック保持部材22の挿し込み部材23が挿し込まれる透孔24a、24bがそれぞれ形成されている。
フレーム16には、一対の第二リンク部15、15にそれぞれ臨む、幅方向に長い一対の長孔25、25が形成されている。各長孔25には、ボルト26と、挿し込み部材23と、ワッシャ27と、バネ座金28と、ナット29から構成されるロック保持部材22が設けられている。ボルト26にねじ込んだナット29を緩めると、長孔25内でロック保持部材22を自在にスライドし得る一方で、このナット29を締め付けると、長孔25内の所定の位置でこのロック保持部材22が固定される。挿し込み部材23は、その長さ方向中程に段差が形成された板状の部材であって、その一端側に形成されたボルト孔にボルト26が挿し込まれている。この挿し込み部材23の他端側は、ロック解除状態において第二リンク部15の透孔24bまで挿し込まれており、ロック状態においてさらに第一リンク部14の透孔24aにも挿し込まれるようになっている。
このロック部材3による分割管2a、2bの固定手順の一例について、図5を用いて説明する。まず、両分割管2a、2bを組み合わせて一本の管状とする。そして、分割管2bに形成した第二係止部8に第二リンク部15の第二係合部21を係合させる(同図(a)を参照)。次に、この第二係合部21を第二係止部8に係合させた状態のまま、第一リンク部14を第二リンク部15に対して相対回動して、分割管2aに形成した第一係止部7にこの第一リンク部14の第一係合部20を係合させる(同図(b)を参照)。この状態では、まだ、第二リンク部15が第一リンク部14に対するロック位置となっていないので、前記係止部間距離よりも前記係合部間距離の方が十分大きく、第一係止部7への第一係合部20の係合(嵌め込み)をスムーズに行うことができる。さらに、第一及び第二係合部20、21を第一及び第二係止部7、8にそれぞれ係合させた状態のまま、第二リンク部15を第一リンク部14に対して相対回動させる(同図(c)を参照)。そして、第一及び第二リンク部14、15の「くの字形」の各辺が重なり合った状態となるまで第二リンク部15を相対回動させると、第一及び第二係合部20、21が第一及び第二係止部7、8にしっかりと係合されたロック状態となる(同図(d)を参照)。
このロック状態において、第一及び第二リンク部14、15に形成した透孔24a、24bは重なり合っている。この状態で、フレーム16に設けたロック保持部材22のナット29を緩め、図6に示すように、挿し込み部材23が第一リンク部14に形成した透孔24aに挿し込まれるように、この挿し込み部材23を長孔25内でスライドさせる。これにより、第一リンク部14と第二リンク部15が相対回動するのを阻止して、ロック状態が不用意にロック解除状態となるのを防止して、ロック状態を確実なものとすることができる。図5に示した固定手順は一例であって、まず、第一係止部7に第一リンク部14の第一係合部20を係合させて、その後に、第二係止部8に第二リンク部15の第二係合部21を係合させるようにしてもよい。
上記の実施形態に示したように、2つに分割した分割管2a、2bを管状とし、ロック部材3で固定することにより、PFP管(内外FRP層(繊維強化プラスチック層)の間に樹脂モルタル層を配し、一体構造に成形した管体)と同等以上の強度を確保できる。このため、管状とした分割管2a、2bの周りに補強目的のコンクリートによる巻き立てが不要であり、更新工事をスムーズに行うことができる。
上記の実施形態においては、分割管2の分割数を2とした例について示したが、この分割数は適宜変更することができ、3以上とすることもできる。また、分割管2を均等に2等分するのではなく、大きさが異なる二つの分割管に分割するようにすることもできる。
保護管1を構成する各部材の形状は、本願発明の、保護管1の更新工事をスムーズに行うとともに、コスト低減を図る、という課題を解決する限りにおいて、適宜変更することができる。
1 保護管
2(2a、2b) 分割管
3 ロック部材
4 突状
5 凹溝
6 Oリング
7 第一係止部
8 第二係止部
9 受け口
10 挿し口
11 鍔部
12 周溝
13 Oリング
14 第一リンク部
15 第二リンク部
16 フレーム
17 回動軸
18 スペーサ
19 止め輪
20 第一係合部
21 第二係合部
22 ロック保持部材
23 挿し込み部材
24a、24b 透孔
25 長孔
26 ボルト
27 ワッシャ
28 バネ座金
29 ナット

Claims (6)

  1. 管体を周方向に複数に分割した分割管(2)のうちの一つであり、第一係止部(7)が形成された一方の分割管(2a)と、
    前記分割した分割管(2)のうちの一つであり、第二係止部(8)が形成され、前記一方の分割管(2a)と別部材であって、かつこの一方の分割管(2a)と前記周方向に連結される他方の分割管(2b)と、
    前記分割管(2)の周方向の曲率に沿う、くの字形に形成された第一リンク部(14)と、前記分割管(2)の周方向の曲率に沿う、くの字形に形成された第二リンク部(15)と、第一リンク部(14)と第二リンク部(15)を回動自在にリンクする回動軸(17)と、前記第一リンク部(14)に設けられ、前記第一係止部(7)によって係止される第一係合部(20)と、前記第二リンク部(15)に設けられ、前記他方の分割管(2b)に形成した第二係止部(8)によって係止される第二係合部(21)とを有する前記各分割管(2a、2b)とは別部材のロック部材(3)と、
    を備え、
    前記第二リンク部(15)を前記第一リンク部(14)に対するロック解除位置とすると、前記第一及び第二リンク部(14、15)の、くの字形の各辺がずれた状態となって、分割した前記一方の分割管(2a)及び前記他方の分割管(2b)を連結した際の両分割管(2a、2b)に形成した前記第一係止部(7)と前記第二係止部(8)との間の係止部間距離よりも、前記第一係合部(20)と前記第二係合部(21)との間の係合部間距離の方が大きくなり、前記第一及び第二係止部(7、8)から前記第一及び第二係合部(20、21)を着脱自在としたロック解除状態となる一方で、
    前記第二リンク部(15)を前記第一リンク部(14)に対するロック位置とすると、前記第一及び第二リンク部(14、15)の、くの字形の各辺が重なり合った状態となって、前記係合部間距離が狭まって、前記第一及び第二係合部(20、21)が前記両係止部に係合したロック状態となる保護管。
  2. 管体を周方向に複数に分割した分割管(2)のうちの一つであり、第一係止部(7)が形成された一方の分割管(2a)と、
    前記分割した分割管(2)のうちの一つであり、第二係止部(8)が形成され、前記一方の分割管(2a)と別部材であって、かつこの一方の分割管(2a)と前記周方向に連結される他方の分割管(2b)と、
    第一リンク部(14)と、第二リンク部(15)と、第一リンク部(14)と第二リンク部(15)を回動自在にリンクする回動軸(17)と、前記第一リンク部(14)に設けられ、前記第一係止部(7)によって係止される第一係合部(20)と、前記第二リンク部(15)に設けられ、前記他方の分割管(2b)に形成した第二係止部(8)によって係止される第二係合部(21)とを有する前記各分割管(2a、2b)とは別部材のロック部材(3)と、
    を備え、
    前記第二リンク部(15)を前記第一リンク部(14)に対するロック解除位置とすると、分割した前記一方の分割管(2a)及び前記他方の分割管(2b)を連結した際の両分割管(2a、2b)に形成した前記第一係止部(7)と前記第二係止部(8)との間の係止部間距離よりも、前記第一係合部(20)と前記第二係合部(21)との間の係合部間距離の方が大きくなり、前記第一及び第二係止部(7、8)から前記第一及び第二係合部(20、21)を着脱自在としたロック解除状態となる一方で、
    前記第二リンク部(15)を前記第一リンク部(14)に対するロック位置とすると、前記係合部間距離が狭まって、前記第一及び第二係合部(20、21)が前記両係止部に係合したロック状態となり、
    前記第一リンク部(14)及び前記第二リンク部(15)にそれぞれ透孔(24a、24b)を形成し、前記ロック状態においてロック保持部材(22)を前記両透孔(24a、24b)に挿し込んで、両リンク部(14、15)の相対回動を阻止するようにした保護管。
  3. 一対の前記第二リンク部(15)に介在するフレーム(16)を有し、このフレーム(16)に長孔(25)を形成するとともに、前記長孔(25)に前記ロック保持部材(22)を設け、このロック保持部材(22)を前記長孔(25)内でスライドさせることにより、前記第一リンク部(14)に形成した透孔(24a)への前記ロック保持部材(22)の抜き挿しを行うようにした請求項2に記載の保護管。
  4. 周方向に分割した分割管(2)の周方向の曲率に沿う、くの字形に形成された第一リンク部(14)と、前記分割管(2)の周方向の曲率に沿う、くの字形に形成された第二リンク部(15)と、第一リンク部(14)と第二リンク部(15)を回動自在にリンクする回動軸(17)と、前記第一リンク部(14)に設けられ、前記分割管(2)のうち一方の分割管(2a)に形成した第一係止部(7)によって係止される第一係合部(20)と、前記第二リンク部(15)に設けられ、前記分割管(2)のうち他方の分割管(2b)に形成した第二係止部(8)によって係止される第二係合部(21)と、を有し、
    前記第二リンク部(15)を前記第一リンク部(14)に対するロック解除位置とすると、前記第一及び第二リンク部(14、15)の、くの字形の各辺がずれた状態となって、分割した前記一方の分割管(2a)及び前記他方の分割管(2b)を連結した際の両分割管(2a、2b)に形成した前記第一係止部(7)と前記第二係止部(8)との間の係止部間距離よりも、前記第一係合部(20)と前記第二係合部(21)との間の係合部間距離の方が大きくなり、前記第一及び第二係止部(7、8)から前記第一及び第二係合部(20、21)を着脱自在としたロック解除状態となる一方で、
    前記第二リンク部(15)を前記第一リンク部(14)に対するロック位置とすると、前記第一及び第二リンク部(14、15)の、くの字形の各辺が重なり合った状態となって、前記係合部間距離が狭まって、前記第一及び第二係合部(20、21)が前記両係止部に係合したロック状態となる前記分割管(2)とは別部材のロック部材。
  5. 第一リンク部(14)と、第二リンク部(15)と、第一リンク部(14)と第二リンク部(15)を回動自在にリンクする回動軸(17)と、前記第一リンク部(14)に設けられ、周方向に分割した分割管(2)のうち一方の分割管(2a)に形成した第一係止部(7)によって係止される第一係合部(20)と、前記第二リンク部(15)に設けられ、周方向に分割した分割管(2)のうち他方の分割管(2b)に形成した第二係止部(8)によって係止される第二係合部(21)と、を有し、
    前記第二リンク部(15)を前記第一リンク部(14)に対するロック解除位置とすると、分割した前記一方の分割管(2a)及び前記他方の分割管(2b)を連結した際の両分割管(2a、2b)に形成した前記第一係止部(7)と前記第二係止部(8)との間の係止部間距離よりも、前記第一係合部(20)と前記第二係合部(21)との間の係合部間距離の方が大きくなり、前記第一及び第二係止部(7、8)から前記第一及び第二係合部(20、21)を着脱自在としたロック解除状態となる一方で、
    前記第二リンク部(15)を前記第一リンク部(14)に対するロック位置とすると、前記係合部間距離が狭まって、前記第一及び第二係合部(20、21)が前記両係止部に係合したロック状態となり、
    前記第一リンク部(14)及び前記第二リンク部(15)にそれぞれ透孔(24a、24b)を形成し、前記ロック状態においてロック保持部材(22)を前記両透孔(24a、24b)に挿し込んで、両リンク部(14、15)の相対回動を阻止するようにしたロック部材。
  6. 一対の前記第二リンク部(15)に介在するフレーム(16)を有し、このフレーム(16)に長孔(25)を形成するとともに、前記長孔(25)に前記ロック保持部材(22)を設け、このロック保持部材(22)を前記長孔(25)内でスライドさせることにより、前記第一リンク部(14)に形成した透孔(24a)への前記ロック保持部材(22)の抜き挿しを行うようにした請求項5に記載のロック部材。
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