JP5950956B2 - 成形システム - Google Patents

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本発明は、複数の成形機を集中制御装置により管理する成形システムに関するものである。
従来、複数の成形機を集中制御装置により管理する成形システムとしては特許文献1または特許文献2に記載されたものなどが知られている。特許文献1は、複数のホットプレスをホストコンピュータ(PLC)から制御するものであり、それぞれのホットプレスには、コントローラが設けられている。そしてホストコンピュータから送られる一連のプロセス制御プログラムを実行するとともに、プレス側のコントローラによって温度制御、圧力制御、真空制御などが行われるようになっている。
また特許文献2は、複数の射出成形機の管理支援装置に関するものであり、射出成形機側の制御端末装置、センタ管理端末装置、サーバ本体がネットワークを介して接続され、各種情報の送受信が可能となっている。そしてサーバ本体のサーバ演算手段には日時を計時する計時手段備えられるとともに、前記制御端末装置やセンタ管理端末装置の計時手段と時間を合わせる処理を行うことが記載されている。
特開2005−262245号公報(請求項1、0016、図1、図2) 特開2004−318262号公報(請求項1、0079、図1)
しかしながら特許文献1では、ホットプレスの側とホストコンピュータの側にそれぞれタイマを有していたとしても、相互のタイマの時刻合わせを自動的に行う機能を備えていなかった。そのため作業者がプレスのコントローラの時刻をホストコンピュータの時刻に合わせる必要があった。また特許文献2は、端末間で時刻合わせを行うものであるが、シーケンス制御を行うプログラマブルロジックコントローラ(PLC)を介する時刻合わせについては何ら考慮されたものではなかった。
特許文献2では射出成形機側の制御端末装置、センタ管理端末装置、サーバ本体がネットワークにおいてサーバの側から時刻合わせ手段により各射出成形機の時刻を合わせることが記載されているが、このシステムはソフト作成作業が複雑になるという問題があった。即ち特許文献2では少なくともサーバと射出成形機側の制御端末の双方に専用の時刻合わせのソフトを常駐させる必要があるので、その開発のためには双方の制御装置の知識が必要となり、結果的にコストも高いものとなる。
そこで本発明では、シーケンス制御を行うプログラマブルロジックコントローラ(PLC)を介在させて集中制御装置とデータ処理用コントローラの時刻合わせを比較的容易かつ比較的安価に構築することができる成形システムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の成形システムは、複数の成形機を集中制御装置により管理する成形システムにおいて、成形機にはシーケンス制御を行うプログラマブルロジックコントローラ(PLC)と、前記成形機の成形に関する設定、表示、記録を行うデータ処理用コントローラとが設けられ、データ処理用コントローラに時刻合わせ手段を設けて前記プログラマブルロジックコントローラ(PLC)を介して前記集中制御装置と前記データ処理用コントローラの時刻合わせを行うことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の成形システムは、請求項1において、前記データ処理用コントローラの時刻合わせ手段がプログラマブルロジックコントローラ(PLC)から時刻合わせ開始ビット信号を読み出したら時刻合わせを開始することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の成形システムは、請求項1または請求項2において、前記データ処理用コントローラに記録される成形データにはファイル名またはファイルデータに時刻情報が含まれることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の成形システムは、請求項3において、前記集中制御装置に記録または表示される成形機の稼動データには時刻情報が含まれ、前記データ処理用コントローラの成形データの時刻情報と対比可能であることを特徴とする。
本発明の成形システムは、複数の成形機を集中制御装置により管理する成形システムにおいて、成形機にはシーケンス制御を行うプログラマブルロジックコントローラ(PLC)と、前記成形機の成形に関する設定、表示、記録を行うデータ処理用コントローラとが少なくとも設けられ、データ処理用コントローラに時刻合わせ手段を設けて前記プログラマブルロジックコントローラ(PLC)を介して前記集中制御装置と前記データ処理用コントローラの時刻合わせを行うので、比較的容易かつ比較的安価に時刻合わせ機能を有するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)を用いた成形システムを構築することができる。
本実施形態の成形システムの概略図である。 本実施形態の成形機側制御装置のブロック図である。 本実施形態の成形システムによる時刻合わせのフローチャートである。 本実施形態の成形システムによる時刻合わせの際のビット信号出力に関する説明図である。 本実施形態の成形システムの集中制御装置側の成形ロットの表示画面と成形機側の成形データのファイル名の表示画面である。
図1、図2により本発明の実施形態(本実施形態)の成形システム11について説明する。成形システム11は、複数の成形機を集中制御装置により管理するものであり、ここではNO.1〜NO.3の3台のプレス成形機12,13,14と集中制御装置15を備えている。なお成形システム11のプレス成形機の台数は限定されるものではない。
図示は省略するがNO.1〜NO.3のプレス成形機12,13,14は、上盤と可動盤の間に熱媒によって加熱制御可能な熱板が複数枚設けられ、型締シリンダの作動によりそれぞれの熱板の間で基板を積層成形するホットプレス(成形機)である。またプレス成形機12は基板等を搬入搬出する際に開閉可能な扉を有する真空チャンバを備えており、前記真空チャンバ内に熱板等が収容されている。プレス成形機12は、熱媒を熱板に供給する熱媒供給用のポンプ(モータを含む)、型締シリンダに作動油を供給するポンプ(モータを含む)、および真空チャンバ内を真空吸引する真空ポンプ(モータを含む)を備える。プレス成形機12,13,14において基板を積層する際の成形時間は、比較的長時間(以下の例に限定されるものではないが20分〜6時間)となっている。なおプレス成形機12は、上型と下型(または上熱板と下熱板の2枚の熱板)の間だけでプレス成形を行うものでもよい。
NO.1〜NO.3のプレス成形機12,13,14に対応してそれぞれ設けられる成形機側制御装置16について説明する。成形機側制御装置16は、プレス成形機12の作動順序のシーケンス制御を行うプログラマブルロジックコントローラ(PLC)17(以下単にPLCと略す)と、表示装置および設定入力装置であるタッチパネル19に接続されプレス成形機12の成形に関する設定、表示、記録を行うデータ処理用コントローラ18と、型締シリンダ、型締シリンダに作動油を供給するポンプ用モータなどのアクチュエータ30のクローズドルーブ制御を行う制御用コントローラ28とを備えている。
PLC17は市販されている汎用コントローラにプレス成形機専用に構築されたラダープログラミングがされたものであり、プレス成形機12の動作順序を処理する。図2では記載が省略されているがPLC17にもCPU、タイマ、メモリ等を備える。制御用コントローラ28は、アクチュエータ30(アクチュエータを制御する圧力制御弁等を含む)と、油圧センサ、温度センサ、真空計などのセンサ29(リミットスイッチ等のスイッチを含む)に接続されている。制御用コントローラ28は、プレス成形機12のアクチュエータ30のクローズドループ制御を行うデジタルクローズドループコントローラ等を指し、図2では省略されているがCPU、タイマ、メモリ等を備える。また他の成形機において制御用コントローラ28は、アクチュエータがサーボモータやサーボバルブの場合、サーボアンプを指す。
データ処理用コントローラ18は市販されているパネルコンピュータにプレス成形機専用のプログラミングを行ったものである。データ処理用コントローラ18は、中央演算装置であるCPU20に接続されるバスラインにメモリ機能を有するROM21やRAM22といったメモリ部が接続されている。またデータ処理用コントローラ18は、外部のプレス成形機専用のタッチパネル19と接続され、前記タッチパネル19から設定入力されるデータを処理する入力処理部23と、タッチパネル19に表示されるデータを処理する出力処理部24とが設けられている。またデータ処理用コントローラ18の入力処理部23と出力処理部24は、フラッシュメモリ等の外部記憶媒体25とデータ交換するI/Oの役割も有する。更に入力処理部23は、センサ29にも接続されるI/Oでもある。これらの機能からデータ処理用コントローラは、ヒューマンマシンインタフェース(HMI)の機能を有する。
データ処理用コントローラ18は、タイマ26を有するとともに、時刻合わせ部27を有している。時刻合わせ部27には、時刻合わせ手段であるプログラムが格納されており、後述するように、成形機側制御装置16のPLC17を介して集中制御装置15とデータ処理用コントローラ18の時刻合わせを行う。図4に示されるようにデータ処理用コントローラ18とPLC17はRS−232C等のシリアル通信手段により接続されている。またデータ処理用コントローラ18と制御用コントローラ28も接続されており、ROM21やRAM22等のメモリ部は両者の間で共用されるものでもよく、成形機側制御装置16としては種々の変形パターンが考えられる。
また図示は省略するが、成形システム11においては、前工程から送られる基板をロット毎に準備してプレス成形機12,13,14に送付するとともに成形後の基板をプレス成形機12,13,14から取出して後工程に送るための種々の搬送装置が設けられている。
本実施形態では集中制御装置15は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)31(以下単にPLCと略す)がコントローラとして採用されている。PLC31は、市販されている汎用コントローラであり、CPU、タイマ、メモリ等を備える。そしてPLC31にはタッチパネル32等の入力装置と表示装置に接続されている。集中制御装置15のPLC31は、成形機側制御装置16のPLC17よりも上位の制御装置に相当する。集中制御装置15のPLC31プレス成形機12,13,14のPLC17は、MELSEC(登録商標)やCC−Link(登録商標)等の通信方式(シリアル通信)で接続される。また集中制御装置15は、前記の搬送装置にも接続され、主にPLC31によって前記の搬送装置のシーケンス制御が行われる。
次に成形システム11の作動について説明する。図5に示されるように、前工程において処理された基板等が成形システム11に送られてくると、集中制御装置15のPLC31では、プレス成形機12,13,14の稼働状況を調べ、プレス成形を行うプレス成形機(一例としてNO.1のプレス成形機12)を決定する。この際に通常は作動していないプレス成形機か次に成形が終了するプレス成形機が搬入先のプレス成形機に選ばれる。しかし成形システム11の複数のプレス成形機の種類が異なる場合は最適のプレス成形機が空くのを待って成形を行うようにしてもよい。そして集中制御装置15のPLC31の制御により、プレス成形可能な1ロット分の基板等が搬送装置を用いてプレス成形機12へ搬送される。
1ロット分の基板等の搬送を受けた側のプレス成形機12では、熱板に基板等の載置が確認されると成形機側制御装置16のPLC17の作動により、扉が閉鎖されて真空チャンバ内が外気と遮断される。次に真空ポンプの作動により、真空度または真空引き時間が所定の条件を満たすと型締シリンダの作動により可動盤と熱板が押し上げられて熱板間でプレス成形が開始される。またそれと同時か前後して熱媒供給用ポンプから温度制御された熱媒が熱板に供給されて熱板の温度制御(クローズドループ制御)が行われる。プレス成形においては、圧力検出用のセンサ29により作動油の圧力が検出されて制御用コントローラ28へ送られ、型締シリンダ等のクローズドループ制御が行われる。この際の前記の真空度、温度、圧力等の条件は、データ処理用コントローラ18内のメモリ部であるROM21に保存されている成形条件が読み出されて制御がなされる。
プレス成形中の温度、圧力(油圧)、真空度等の成形データは、所定のスキャン周期ごとに読み取られて、CSVデータとしてデータ処理用コントローラ18のRAM22に保存される。この際、成形開始時間、成形完了時間も同時にファイル保存される。本実施形態では、保存される成形データのファイル名には開始時間(年月日時分秒)が用いられる。なおデータ形式およびファイル名については前記に限定されないが、成形データは、ファイル名またはファイルデータに時刻情報(年月日時分秒)が含まれ、時刻が判明できる形で保存される。またプレス成形中の温度、圧力、真空度等が予め設定した成形条件から設定値から一定以上乖離した場合は、異常データとして異常に関する履歴もRAM22に保存される。
一方、集中制御装置15のPLC31の側でも、成形ロットL1,L2,L3,L4毎にどのプレス成形機12,13,14のどの時間に成形がなされたか稼動データが保存される。集中制御装置15に記録または表示される成形機の稼動データは時刻情報(年月日時分秒)が含まれ、前記データ処理用コントローラ18の成形データの時刻情報と紐付けされて対比可能となっている。即ち作業者が集中制御装置15のタッチパネル32の画面上で成形ロットL1ごとに表示される成形時間を見て、プレス成形機12側のデータ処理用コントローラ18の成形データのどのファイルが対応するか識別可能となっていることが望ましい。そうすることにより同時並行的に複数のプレス成形機12,13,14でプレス成形がなされる成形システム11においても、成形ロットL1に対応する成形データの管理が容易になる。
または集中管理装置15のタッチパネル32の成形ロットL1の成形時間を含む部分(ロットデータは成形機の稼動データでもある)をタッチすると、プレス成形機12のデータ処理用コントローラ18から成形データのファイルが送られてきて、集中制御装置15のタッチパネル32に表示されるか、またはプリンタにプリントされるというように、機械的(制御的)に識別されるようにしてもよい。この際に成形データは単に数値として表示してもよく、グラフ等にして表示してもよい。またデータ処理用コントローラ18に記憶されている異常に関する履歴データ(時刻情報を含む)についても、集中管理装置15のタッチパネル32に表示される成形ロットL1の時刻情報を含む成形データと、作業者または制御装置が比較して異常履歴データの有無が確認可能であることが望ましい。
次にデータ処理用コントローラ18のタイマ26の時刻を集中制御装置15のタイマの時刻に合わせる時刻合わせ機能について説明する。上位の集中制御装置15であるPLC31は内蔵するタイマにより常時更新される時刻情報を有している。また下位の成形機側制御装置16のPLC17も同様に独自の内蔵されるタイマにより常時更新される時刻情報を有している。そして集中制御装置15のPLC31から成形機側制御装置16のPLC17時計データ書込み命令を出すことによりPLC17の時刻をPLC31の時刻に合わせる時刻合わせ(同期)が行われる。前記時刻合わせの1日当たりの回数や時間は限定されないが、後述するデータ処理用コントローラ18と成形機側制御装置のPLC17の時刻合わせの直前に行われることが望ましい。
次に成形機側制御装置16のパネルコンピュータを用いたデータ処理用コントローラ18とPLC17の時刻合わせ(同期)について図3のフローチャートにより説明する。図3のフローチャートは、データ処理用コントローラ18の時刻合わせ部27のプログラムの手順として記載されている。本実施形態では、データ処理用コントローラ18は、所定周期(例えば5秒ごと)に、PLC17から時刻合わせ開始ビット信号を読み出す(S1)。そして1日に1回時刻合わせを行う場合は、PLC17の時刻合わせ開始ビット信号が1日に1回ONとなり、ONになったことをデータ処理用コントローラ18が検出したら(S2においてY)、PLC17の現在の時刻を読み出す(S3)。そしてデータ処理用コントローラ18が、PLC17の時刻の読出しに成功したら(S4においてY)、タイマ26は停止され、PLC17から読み出した時刻をデータ処理用コントローラ18のタイマ26にセットする(S6)。またPLC17の時刻の読出しが出来なかった場合は、再度S3,S4のステップを繰り返す。そしてリトライ回数が3回目となったら(S5)、最初から時刻合わせをやり直す。
データ処理用コントローラ18のタイマ26にPLC17の時刻がセットされたら(S6)、時刻変更データのLOGが更新されRAM22に保存される(S7)。そしてデータ処理用コントローラ18は、時刻合わせ完了ビット信号をONにしてPLC17に送信する(S8)。PLC17は前記時刻合わせ完了ビット信号を受信すると、時刻合わせビット信号をOFFにする(S9)。次にデータ処理用コントローラ18は、PLC17の時刻合わせビット信号OFFを検出したら(S10においてY)、時刻合わせ完了信号をOFFにする(S11)。時刻合わせ完了信号OFFになると同時にデータ処理用コントローラ18のタイマ26がスタートする。その後もデータ処理用コントローラ18は次回の時刻合わせまで、所定周期ごとに、PLC17の時刻合わせビット信号がONになっているかを読み出す(S1)ことを繰り返す。
本発明では、このようにデータ処理用コントローラ18の時刻合わせ部27のプログラムである時刻合わせ手段の側から成形機側制御装置16のPLC17を介して間接的に上位の集中制御装置15のPLC31と時刻合わせを行うことが可能となる。そのためデータ処理用コントローラ18の時刻合わせ部27に格納されるプログラムを作成することにより、比較的容易かつ比較的安価に時刻合わせ機能を有するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)17,31とパネルコンピュータ(データ処理用コントローラ18)を用いた成形システムを構築することができる。
プログラム作成について説明すると、集中制御装置15のPLC31を含む成形システム11全体を構築するプログラム作成者は、成形機側制御装置16のデータ処理用コントローラ18のことを深く知らないことが多い。またシステム全体を構築する外部のプログラム作成者に、データ処理用コントローラ18とPLC17を介して間接的に上位の集中制御装置15のPLC31と時刻合わせを行うプログラム作成を依頼するとプログラム作成費用が高額となりがちである。しかし本発明の場合、データ処理用コントローラ18に関するプログラミングの知識とPLC17,31に関する最低限の知識があれば前記時刻合わせが可能となるので、プレス成形機等の成形機メーカーのプロフラム作成者のみでも容易に時刻合わせのシステムが構築できるのである。
本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。成形システム11における成形機は、熱板が多段に配置されたプレス成形機12,13,14に限定されず、他のプレス成形機や、射出成形機、ダイカストマシン、圧縮成形機、真空成形機、ラミネータ装置、中空成形機、押出機、工作機械などのプレス成形機以外の産業機械であってもよい。また成形機は同一の種類のものが複数配設されるものに限定されず、ある成形品を製造するための製造ラインに別々の成形機が並べられたものでもよい。また上記した本実施形態では成形システム11のプレス成形機12,13,14は1つの工場の建屋内で構築されているが、それ以外に複数の工場にプレス成形機等の成形機が配置され、それぞれの工場に配置された成形機を有線や無線により上位の集中制御装置に接続して成形システムが構築されたものでもよい。
11 成形システム
12,13,14 プレス成形機
15 集中制御装置
16 成形機側制御装置
17,31 プログラマブルロジックコントローラ(PLC)
18 データ処理用コントローラ
19,32 タッチパネル
26 タイマ
27 時刻合わせ部

Claims (4)

  1. 複数の成形機を集中制御装置により管理する成形システムにおいて、
    成形機にはシーケンス制御を行うプログラマブルロジックコントローラ(PLC)と、前記成形機の成形に関する設定、表示、記録を行うデータ処理用コントローラとが少なくとも設けられ、
    データ処理用コントローラに時刻合わせ手段を設けて前記プログラマブルロジックコントローラ(PLC)を介して前記集中制御装置と前記データ処理用コントローラの時刻合わせを行うことを特徴とする成形システム。
  2. 前記データ処理用コントローラの時刻合わせ手段がプログラマブルロジックコントローラ(PLC)から時刻合わせ開始ビット信号を読み出したら時刻合わせを開始することを特徴とする請求項1に記載の成形システム。
  3. 前記データ処理用コントローラに記録される成形データにはファイル名またはファイルデータに時刻情報が含まれることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の成形システム。
  4. 前記集中制御装置に記録または表示される成形機の稼動データには時刻情報が含まれ、前記データ処理用コントローラの成形データの時刻情報と対比可能であることを特徴とする請求項3に記載の成形システム。
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