JP5950842B2 - 熱交換換気扇 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換換気扇に関する。
従来、給気出口及び排気入口が形成された前ケーシングと、給気入口及び排気出口が形成された後ケーシングと、開口が形成された第1シャッターと、第2シャッターと、第1シャッターの給気入口側に設けられ、換気扇本体の前面側に突出する取っ手とを備え、第2シャッターは、第1シャッターよりも換気扇の前面側であって第1シャッターの排気出口側に設けられ、第1シャッターに形成した凸部を第2シャッターに形成した穴部に嵌めた状態で取っ手を動作させ、第1シャッターの動作に連動して第2シャッターを動作させるようにした熱交換換気扇があった。
また、シャッターの浮き上がりを抑制するシャッターカバーでシャッターを覆う熱交換換気扇があった(例えば、特許文献1,2)。
特開平9−273793号公報([0013]、図1) 特開2002−323248号公報([0022]、図2)
しかしながら、旧機種からの取替に対応するために、本体外形を変えずに給気入口及び排気出口の開口面積を拡大する必要が生じた場合には、従来の方法では第2シャッターを閉鎖させる面積と開放時の収納スペースの制約で、排気出口を第2シャッターだけで閉鎖できない場合があった。
このような制約下で排気出口を閉鎖するために、第1シャッター及び第2シャッターに加えて第3シャッターを用いることが考えられるが、部品点数が増加するため好ましくない。
また、第1シャッターの排気出口側ではなく第1シャッターの給気入口側に第2シャッターを設けることが考えられる。しかしながら、取っ手と第2シャッターとが干渉してしまうため、取っ手の形状を変更する必要があり、そのためには第2シャッターを大きく逃がす必要があり、樹脂面積減少による成形不良や強度不足を生じさせてしまうという課題があった。
また、第2シャッターは第1シャッターよりも換気扇本体の前面側に設けられているため、第2シャッターは室外からの外風を受けて浮き上がりやすくなるという課題があった。
シャッターの浮き上がりを抑制するために、特許文献1,2に記載の発明のようにシャッターカバーを用いると部品点数が多くなる。したがって、部品点数を削減することが望まれていた。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、部品点数を増やさずにシャッターの浮き上がりを抑制する熱交換換気扇を得ることを目的とする。
本発明に係る熱交換換気扇は、室外の空気が供給される給気入口及び室内の空気が供給される排気出口が形成された換気扇本体と、前記給気入口及び前記排気出口を開閉するように動作する第1シャッターと、前記第1シャッターの動作と連動して前記給気入口を開閉するように動作する第2シャッターと、を備え、前記給気入口及び前記排気出口が閉鎖された状態においては、前記第1シャッターは、前記排気出口の全部と、前記給気入口の前記排気出口側の一部とを覆い、前記第2シャッターの前面の前記排気出口側の外周部を押さえ、前記第2シャッターは、前記第1シャッターに比べて前記換気扇本体の背面側に位置し、前記給気入口の残りの部分を覆うものである。
本発明によれば、第2シャッターは、第1シャッターに比べて換気扇本体の背面側に位置しているため、部品点数を増やさずにシャッターの浮き上がりを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇の分解斜視図である。 図1の熱交換換気扇を3つの異なる方向から見た模式図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇の第1シャッターと第2シャッターの取付関係を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇の第1シャッター及び第2シャッターを背面側(後ケーシング側)から見た斜視図である。 比較例に係る熱交換換気扇の第1シャッターと第2シャッターの取付関係を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇の給気入口及び排気出口の開放状態における第1シャッター及び第2シャッターの配置を示す概略図である。 図6の斜視図である。 図7をY方向より切断した断面図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇の給気入口及び排気出口の閉鎖状態における第1シャッター及び第2シャッターの配置を示す概略図である。 図9の斜視図である。 図10をY方向より切断した断面図である。
以下、本発明に係る熱交換換気扇100について説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本願発明を限定するものではない。
図1に示されるように、熱交換換気扇100は、正面パネル1と、風向可変ルーバー2と、前ケーシング20と、中ケーシング30と、後ケーシング40と、第1シャッター41と、第2シャッター42と、取付板45と、熱交換器5と、フィルター5aと、フィルター保持枠3,4と、モータ9と、給気用送風機11、排気用送風機12とを備える。
正面パネル1と、前ケーシング20と、中ケーシング30と、後ケーシング40とを組み合わせることで、熱交換換気扇100の外郭が構成される(図2の換気扇本体10)。なお、換気扇本体10は、上述したような複数の部材を組み合わせて構成されるものでなく、一つの部材で構成されるものであってもよい。
前ケーシング20は、熱交換換気扇100の前面側を構成する部材である。前ケーシング20には、正面パネル1が取り付けられる。正面パネル1には風向可変ルーバー2が取り付けられる。風向可変ルーバー2は、室内に供給される風の向きを下方向及び前方向に変更できる構造となっている。前ケーシング20には、例えば円形状の排気入口20a及び給気出口20bが形成されている。フィルター21は、排気入口20aから熱交換換気扇100の内部に流入する空気に含まれる塵埃等を捕集するものである。
中ケーシング30は、例えばスチロール成型された箱体のものである。後ケーシング40は、熱交換換気扇100の背面側を構成する部材であり、例えば矩形状の給気入口40aと排気出口40bが形成されている。後ケーシング40側には、給気入口40aと排気出口40bの開閉を行う第1シャッター41と第2シャッター42が設けられている。後ケーシング40の背面側には、給気入口40a及び排気出口40bの開口に合わせて2つの開口が形成された取付板45が設けられている。
第1シャッター41は、給気入口40aの一部及び排気出口40bを塞ぐためのものであり、取っ手41bを有している。第2シャッター42は、例えば矩形状であり、給気入口40aの一部を塞ぐためのものである。なお、第1シャッター41及び第2シャッター42の形状は給気入口40a及び排気出口40bの形状に応じて決定されることが望ましい。第1シャッター41には、例えば給気入口40aと同じ大きさの開口41aが形成されている。ただし、開口41aは給気入口40aと厳密に同じ大きさであることに限定されない。
取っ手41bは、後ケーシング40に取り付けられた状態で給気入口40a側に位置し、熱交換換気扇100が組立てられた状態で熱交換換気扇100の下面から突出するようになっている。取っ手41bが動かされることで第1シャッター41及び第2シャッター42が動作し、給気入口40a及び排気出口40bを開閉させることができる。
なお、取っ手41bは、給気入口40a側に設けられることに限定されず、排気出口40b側に設けられていてもよい。ただし、取っ手41bを排気出口40b側に設けた場合には、室外から給気入口40a及び熱交換換気扇100の内部を通って、取っ手41bを設けて生じた隙間から室内へ流入する気流が発生しやすくなる。このため、室内にいる使用者は、この気流を不快と感じる場合がある。これに対して、取っ手41bを給気入口40a側に設けた場合には、室内から、取っ手41bを設けて生じた隙間及び熱交換換気扇100の内部を通って、排気出口40bへ流出する気流が発生しやすくなるが、室内にいる使用者はこの気流を感じにくい。したがって、室内にいる使用者が不快と感じにくいように、取っ手41bを給気入口40a側に設けることが望ましい。
熱交換器5は、室外から熱交換換気扇100の内部に流入した空気と、室内から熱交換換気扇100の内部に流入した空気とを熱交換するものである。熱交換器5には、外気から侵入する塵埃などを除去するフィルター5aが設けられ、熱交換器5の下方には、ドレン皿22が設けられている。
フィルター5aは、塵埃等を捕集するものであり、フィルター保持枠3,4により保持される。フィルター保持枠3は、中ケーシング30の内部に設けられ、フィルター保持枠4はフィルター保持枠3に取り付けられる。ドレン皿22は、熱交換器5で発生した結露水を受けるものであり、前ケーシング20と一体となった構造で設けられている。
モータ9は、給気用送風機11及び排気用送風機12を駆動させるものである。給気用送風機11は、外気を給気入口40aから熱交換換気扇100内部へ導入して給気出口20bから排出するためのものである。排気用送風機12は、室内の空気を排気入口20aから熱交換換気扇100内部へ導入して排気出口40bから室外へ排出するためのものである。
図2は、図1の熱交換換気扇100を3つの異なる方向から見た模式図である。図2(a)は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇100の平面図である。図2(b)は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇100の正面図である。図2(c)は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇100の側面図である。以下に、本実施の形態1の熱交換換気扇100の空気の流れについて説明する。
図2(a)に示されるように、後ケーシング40には、給気パイプ70及び排気パイプ80が取り付けられている。給気パイプ70及び排気パイプ80は、室外と熱交換換気扇100内部とを連通させる筒状のものであり、例えば建物の外壁(図示省略)に設けられている。給気パイプ70の形状及び開口面積は、例えば、給気入口40aの形状及び開口面積に応じて決定される。排気パイプ80の形状及び開口面積は、例えば、排気出口40bの形状及び開口面積に応じて決定される。
熱交換換気扇100は、例えば、給気入口40aの開口と給気パイプ70の室外側の開口とが一致し、給気出口20bの開口と排気パイプ80の室外側の開口とが一致した状態で、外壁に取り付けられる。このようにして、換気扇本体10内部と室外とが連通し、熱交換換気扇100の運転を開始することで換気できる状態となる。以下に、熱交換換気扇100の運転が開始された後の状態と運転が停止された後の状態とについて説明する。
熱交換換気扇100の運転が開始されると、風向可変ルーバー2は、排気入口20a及び給気出口20bが形成されるように動作し、給気用送風機11及び排気用送風機12の運転が開始される。これにより、給気通風路6及び排気通風路7が形成され、給気流a(図2(a)及び図2(b)の黒矢印)及び排気流b(図2(a)及び図2(b)の白抜き矢印)が発生する。
給気流aは、室外の空気が、給気パイプ70、給気入口40a、熱交換器5、給気出口20bを通って室内へ供給される気流である。排気流bは、室内の空気が、排気入口20a、熱交換器5、排気出口40b、排気パイプ80を通って室外へ供給される気流である。給気流a及び排気流bは、熱交換器5で交差して熱交換が行われる。給気流aが熱交換器5内部に流入するとき、給気通風路6の熱交換器5の上流側に設けられているフィルター5aが塵埃等を捕集する。
熱交換換気扇100の運転が開始された後、熱交換換気扇100の運転が停止されると、風向可変ルーバー2は、排気入口20a及び給気出口20bを閉じるように動作し、給気用送風機11及び排気用送風機12の運転が停止される。これにより、給気流a及び排気流bが発生することはなくなる。この後、使用者は、取っ手41bを用いて、第1シャッター41及び第2シャッター42が給気入口40a及び排気出口40bを塞ぐように動作させることが望ましい。これにより、外気に含まれる塵埃等が熱交換換気扇100内部に侵入することを抑制できる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇100の第1シャッター41と第2シャッター42の取付関係を示した斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇100の第1シャッター41及び第2シャッター42を背面側(後ケーシング40側)から見た斜視図である。図5は、比較例に係る熱交換換気扇の第1シャッター41と第2シャッター42の取付関係を示した斜視図である。
図3に示されるように、第1シャッター41には凸部41zが形成され、第2シャッター42には凹部42zが形成されている。第2シャッター42の凹部42zに第1シャッター41の凸部41zを挿入すると、図4のような取付状態となる。この状態で、取っ手41bを用いて第1シャッター41を動作させることで、第1シャッター41の動作に連動して第2シャッター42も動作することになる。図4に示される段部41dについては後述する。本実施の形態1では、図3のように凸部41zを形成したため、従来の図5に示されるように丸形の凸部を独立して複数設けた場合に比べて強度が増す。
図6は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇100の給気入口40a及び排気出口40bの開放状態における第1シャッター41及び第2シャッター42の配置を示す概略図である。図7は、図6の斜視図である。図8は、図7をY方向より切断した断面図である。まず、図6に示される仕切板50について説明する。
仕切板50は、後ケーシング40の給気入口40aの近傍に設けられ、第1シャッター41の動作を規制し、換気扇本体10の内部で給気及び排気が混合して結露が発生することを抑制するものである。
使用者は、例えば、第1シャッター41及び第2シャッター42を図6,図7に示されるような位置に配置した状態で、熱交換換気扇100の運転を開始させる。なお、上述した「開放状態」とは、第1シャッター41及び第2シャッター42が給気入口40a及び排気出口40bを覆っていない状態であり、外気を熱交換換気扇100の内部に最も流入させ、室内から熱交換換気扇100の内部に流入した空気を室外へ最も排出させることができる状態である。このような開放状態においては、給気入口40aと開口41aとがほぼ一致した状態となっている。第2シャッター42は、給気入口40aの紙面右側に位置し、正面視で第1シャッター41に重なっており、具体的には図8のような状態である。
図8に示されるように、第1シャッター41は、段形状となっている。開放状態では、第2シャッター端面42fが第1シャッター41の段部41dの近傍に位置し、第1シャッター41が第2シャッター42に重なり、第1シャッター41の背面及び第2シャッター42の背面が同一平面となっている。ここで「段形状」とは、互いに平行な第1シャッター41の上部41c及び第1シャッター41の下部41eが、段部41dで接続されて階段状となった形状を指す。第1シャッター41の下部41eの高さは、第2シャッター42の高さとほぼ同一となっている。このように第1シャッター41は段形状であるため、下部41eが後ケーシング40に支持された状態で、第1シャッター41を動作させることができる。したがって、第1シャッター41の強度を増すことができる。
図9は、本発明の実施の形態1に係る熱交換換気扇100の給気入口40a及び排気出口40bの閉鎖状態における第1シャッター41及び第2シャッター42の配置を示す概略図である。図10は、図9の斜視図である。図11は、図10をY方向より切断した断面図である。
使用者は、例えば、熱交換換気扇100の運転の停止状態のとき、第1シャッター41及び第2シャッター42を図9,図10に示されるような位置に動作させる。なお、上述した「閉鎖状態」とは、第1シャッター41及び第2シャッター42が給気入口40a及び排気出口40bが完全に覆った状態であり、塵埃等を含む外気を熱交換換気扇100の内部に流入させないようにした状態である。
閉鎖状態では、図9,図10に示されるように、第1シャッター41が給気入口40aの一部及び排気出口40bを塞ぎ、第2シャッター42が給気入口40aの一部を塞ぐ。図11に示されるように、第1シャッター端面41fが第2シャッター端面42fに最も近づいた状態となっており、第1シャッター41は、第2シャッター42の前面の排気出口40b側の外周部を押さえている。
次に、第1シャッター41及び第2シャッター42の動作について説明する。具体的には、まず、図6に示される給気入口40a及び排気出口40bの開放状態から、図9に示される給気入口40a及び排気出口40bの閉鎖状態に遷移するまでの、第1シャッター41及び第2シャッター42の動作を説明する。次に、図9に示される給気入口40a及び排気出口40bの閉鎖状態から、図6に示される給気入口40a及び排気出口40bの開放状態に遷移するまでの、第1シャッター41及び第2シャッター42の動作を説明する。
図6に示されるように給気入口40a及び排気出口40bが開放された状態で、第1シャッター41を排気出口40b(紙面左側)側に向かって動作させると、給気入口40aは紙面右側から順に第1シャッター41及び第2シャッター42で覆われ、排気出口40bは紙面右側から順に第1シャッター41で覆われる。第1シャッター41を動作させていくと、第1シャッター41の開口右端41a−2が仕切板50に当たって第1シャッター41の動作が規制され、第1シャッター41及び第2シャッター42の位置は、図9のようになる。
図9に示されるように給気入口40a及び排気出口40bが閉鎖された状態で、第1シャッター41を給気入口40a側(紙面右側)に向かって動作させると、排気出口40bは紙面左側から紙面右側に向かって徐々に開放され、排気出口40bも紙面左側から紙面右側に向かって徐々に開放される。第1シャッター41を給気入口40a側に向かって動作させていくと、第1シャッター41の開口左端41a−1が仕切板50に当たって第1シャッター41の動作が規制され、第1シャッター41及び第2シャッター42の位置は、図6のようになる。
なお、仕切板50は、図6,図7,図9,図10に示される位置に限定されるものではないが、第1シャッター41が、給気入口40a及び排気出口40bの開放状態と、給気入口40a及び排気出口40bの閉鎖状態とを往復できるように、仕切板50が設けられることが望ましい。
以上のように、本実施の形態1に係る熱交換換気扇100は、第2シャッター42は、第1シャッター41に比べて換気扇本体10の背面側に位置されている。このため、第2シャッター42で給気入口40aを閉鎖すると、第1シャッター41が第2シャッター42の押さえとして機能し、第2シャッター42の浮き上がりを抑制することができる。したがって、室外の外風で第2シャッター42が換気扇本体10の内部側に向かって押されて浮き上がって、室内へ外気が侵入することを抑制し、外気が侵入することによる異常音の発生を抑制することができる。また、従来のようにシャッターカバーを設けることなく第2シャッター42の浮き上がりを抑制することができるため、部品点数の増加を抑制し、省スペース化を図ることができる。また、第1シャッター41の形状を変更する必要がなくなり、成形性及び強度を確保しつつ第2シャッター42を設置することができる。
また、本実施の形態1に係る熱交換換気扇100は、給気入口40a及び排気出口40bが閉鎖された状態においては、第1シャッター41は、排気出口40bと、給気入口40aの排気出口40b側の一部とを覆い、第2シャッター42の前面の排気出口40b側の外周部を押さえ、第2シャッター42は、第1シャッター41に比べて換気扇本体10の背面側に位置し、給気入口40aの残りの部分を覆うものである。このため、第2シャッター42を閉鎖させる面積と開放時の収納スペースの制約があっても、給気入口40a及び排気出口40bを覆うことができる。
なお、本実施の形態1では、給気入口40a側に設けられる突起40cが設けられているため、第2シャッター42が給気入口40a側に設けられるようにしているが、突起40cが異なる位置にあるような場合には、第2シャッター42はこのような位置に限定されない。すなわち、突起40cが設けられる位置によっては、排気出口40b側に第2シャッター42を設けてもよい。このとき、第2シャッター42の浮き上がりを抑制するために、第2シャッター42が、第1シャッター41よりも後ケーシング40側に設けられることが望ましい。そうすれば、換気扇が停止しているときに、外気が、排気出口40bを閉鎖する第2シャッター42を浮き上がらせることを抑制することができる。
1 正面パネル、2 風向可変ルーバー、3,4 フィルター保持枠、5 熱交換器、5a フィルター、6 給気通風路、7 排気通風路、9 モータ、10 換気扇本体、11 給気用送風機、12 排気用送風機、20 前ケーシング、20a 排気入口、20b 給気出口、21 フィルター、22 ドレン皿、30 中ケーシング、40 後ケーシング、40a 給気入口、40b 排気出口、41 第1シャッター、41a 開口、41a−1 開口左端、41a−2 開口右端、41b 取っ手、41c 上部、41d 段部、41e 下部、41f 第1シャッター端面、41z 凸部、42 第2シャッター、42f 第2シャッター端面、42z 凹部、45 取付板、50 仕切板、70 給気パイプ、80 排気パイプ、100 熱交換換気扇、a 給気流、b 排気流。

Claims (6)

  1. 室外の空気が供給される給気入口及び室内の空気が供給される排気出口が形成された換気扇本体と、
    前記給気入口及び前記排気出口を開閉するように動作する第1シャッターと、
    前記第1シャッターの動作と連動して前記給気入口を開閉するように動作する第2シャッターと、を備え、
    前記給気入口及び前記排気出口が閉鎖された状態においては、
    前記第1シャッターは、
    前記排気出口の全部と、前記給気入口の前記排気出口側の一部とを覆い、前記第2シャッターの前面の前記排気出口側の外周部を押さえ、
    前記第2シャッターは、
    前記第1シャッターに比べて前記換気扇本体の背面側に位置し、前記給気入口の残りの部分を覆う
    ことを特徴とする熱交換換気扇。
  2. 前記換気扇本体は、前記給気入口と前記排気出口とを仕切る仕切板を有することを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気扇。
  3. 前記第1シャッターは、前記給気入口上を移動する開口を有し、
    前記仕切板は、前記第1シャッターの開口の内側に配置され、前記第1シャッターの動作を規制するものであることを特徴とする請求項2に記載の熱交換換気扇。
  4. 前記給気入口及び前記排気出口が開放された状態においては、
    前記第1シャッターが前記第2シャッターと重なり、前記第1シャッターの背面及び前記第2シャッターの背面が同一平面となる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換換気扇。
  5. 前記第1シャッターは、段形状を有しており、前記段形状で前記第1シャッターの背面及び前記第2シャッターの背面が同一平面となる
    ことを特徴とする請求項4に記載の熱交換換気扇。
  6. 前記第1シャッターの前記給気入口側には、前記第1シャッターを動作させる取っ手が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の熱交換換気扇。
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