JP5950482B1 - 麺帯折畳み搬送装置 - Google Patents

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【課題】全幅がより小さい麺帯折畳み搬送装置を提供すること【解決手段】小麦粉を原料として含む麺帯を搬送する第1コンベアと、第1コンベアによって搬送された麺帯に捻りを施す麺帯捻り機構と、麺帯捻り機構によって捻られた麺帯を麺帯厚の方向に揺動させる麺折装置と、麺折装置によって揺動させられ折り畳まれる麺帯を連続的に搬送する第2コンベアと、を備え、麺帯捻り機構は、麺帯に捻りを施すことにより、麺帯の上面が前記第1コンベアの幅方向に向くように麺帯の向きを変更させ、麺折装置は、麺帯捻り機構によって向きが変更された麺帯を第2コンベアの幅の範囲内で折り畳まれるように麺帯厚の方向に揺動させ、第1コンベアと第2コンベアとは、それらの搬送方向における中心軸線が可能な限り一致するように配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、うどん、そば、および、ラーメンなどの小麦粉を含む麺帯を折り畳みつつ、連続的に搬送する麺帯折畳み搬送装置に関する。
うどん、そば、および、ラーメンなどの小麦粉を原料として含む麺帯を折り畳みつつ、連続的に搬送するための装置として、特許文献1に記載の麺帯折畳み搬送装置がある。また、特許文献1に記載の発明の他に、麺帯を折り畳みつつ、連続的に搬送する麺帯折畳み搬送装置としては、図7に示す麺帯折畳み搬送装置300が知られている。この麺帯折畳み搬送装置300は、麺帯を導入する第1コンベア301の搬送方向を麺帯折畳み搬送装置300の前後方向として、第1コンベア301と、第1コンベア301の後端直下に配置された麺折装置302と、麺折装置302の右端部上部に配置され、前後方向に直交する左右方向に麺帯を搬送可能に設けられた第2コンベア303とを備えている。
第1コンベア301に載置された麺帯304は、後方向に連続的に搬送される。第1コンベア301の後端まで搬送された麺帯304は、自重によって降下しながら麺折装置302に送られ、麺折装置302によって麺帯厚の方向(前後方向)に揺動させられる。そして、揺動しながら第2コンベア303に落下した麺帯304は、ジグザグに折り畳まれつつ、左方向に連続的に搬送される。
特開2013−94082号公報
ここで、図7に示すように、麺帯折畳み搬送装置300では、第1コンベア301と第2コンベア303とが直交して配置されている。従って、麺帯折畳み搬送装置の左右方向における全幅が大きくなってしまう。
一般的に、麺帯折畳み搬送装置は、前後を所定方向に向けた状態で、工場建屋内に多数並べられて配置されている。従って、麺帯折畳み搬送装置一台当たりの全幅が大きくなるほど、工場建屋内に配置可能な台数が少なくなってしまう。これにより、同工場建屋における麺帯の生産量が低下する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、全幅がより小さい麺帯折畳み搬送装置を提供することである。
第1の発明の麺帯折畳み搬送装置は、小麦粉を原料として含む麺帯を搬送する第1コンベアと、前記第1コンベアによって搬送された麺帯に捻りを施す麺帯捻り機構と、前記麺帯捻り機構によって捻られた麺帯を麺帯厚の方向に揺動させる麺折装置と、前記麺折装置によって揺動させられ折り畳まれる麺帯を連続的に搬送する第2コンベアと、を備え、前記麺帯捻り機構は、麺帯に捻りを施すことにより、麺帯の上面が前記第1コンベアの幅方向に向くように麺帯の向きを変更させ、前記麺折装置は、前記麺帯捻り機構によって向きが変更された麺帯を前記第2コンベアの幅の範囲内で折り畳まれるように麺帯厚の方向に揺動させ、前記第1コンベアと前記第2コンベアとは、それらの搬送方向における中心軸線が可能な限り一致するように配置され、前記麺帯捻り機構は、前記麺折装置の直上であって前記麺折装置が麺帯を揺動させる往復運動の中心上方に配置されるとともに麺帯の揺動の支点を規定するローラを含んでなり、前記麺折装置は、2つの案内板を含んでなり、前記2つの案内板が前記各案内板の上端部を中心として回動可能に固定されて所定範囲内で往復運動して前記2つの案内板の間に麺帯を通して揺動させながら前記第2コンベアに搬送することを特徴とするものである。
本発明では、麺帯捻り機構は、麺帯に捻りを施すことにより、麺帯の上面が第1コンベアの幅方向を向くように麺帯の向きを変更させている。これにより、麺帯の上面が第1コンベアの幅方向を向くように、向きが変更された麺帯を、麺折装置に送ることができる。また、麺折装置は、麺帯捻り機構によって、その厚み方向が変更された麺帯を第2コンベアの幅の範囲内で麺帯厚の方向に揺動させている。これにより、第1コンベアと第2コンベアとを同じ搬送方向で配置することができる。従って、麺帯を折り畳みつつ、一直線方向に連続的に搬送することができるため、麺帯折畳み搬送装置の全幅を小さく抑えることができる。これにより、所定方向に複数の麺帯折畳み搬送装置を並べて配置する際、より多くの台数を設置し得る効率のよい配置ができるため、工場建屋内における麺帯の生産量を向上させることができる。また、麺帯捻り機構は、麺折装置の直上であって麺折装置が麺帯を揺動させる往復運動の中心上方に配置されるとともに麺帯の揺動の支点を規定するローラを含んでなり、麺折装置は、2つの案内板を含んでなり、2つの案内板が各案内板の上端部を中心として回動可能に固定されて所定範囲内で往復運動して2つの案内板の間に麺帯を通して揺動させながら第2コンベアに搬送する。これにより、揺動して折り畳む際の麺帯の動きを最小限に抑えることができる。従って、折畳みの際に麺帯にかかる負荷を必要最小限に抑えることができるため、麺帯の千切れや断裂を抑制することができる。
第2の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第1の発明において、前記麺帯捻り機構は、前記第1コンベアの搬送方向に対して水平方向に所定の回転角度回転して配置された第1ローラと、前記第1ローラの下方に配置され、回転軸が前記第1コンベアの搬送方向に沿うように配置された第2ローラと、を有し、前記麺折装置は、前記第2ローラの下方に配置され、前記第1ローラは、前記第1コンベアから搬送された麺帯が巻きかけられることにより麺帯に捻りを施して折り曲げ、前記第2ローラは、前記第1ローラから送られた麺帯が巻きかけられることにより、前記麺折装置に送られる麺帯の向きを規定することを特徴とするものである。
本発明では、麺帯捻り機構は、第1コンベアの搬送方向に対して水平方向に所定の回転角度回転した状態で配置された第1ローラと、回転軸が第1コンベアの搬送方向に沿って配置された第2ローラを有する。端的に言うと、その長さ方向が傾斜して配置された第1ローラと、第1ローラの下方に配置され、その長さ方向が第1コンベアの搬送方向に配置された第2ローラとを有する。また、麺折装置は、第2ローラの下方に配置されている。従って、第1ローラに麺帯を巻き掛けることにより、麺帯に捻りを施して折り曲げ、第2ローラに巻き掛けることによって、麺帯の上面が第1コンベアの幅方向を向くように、麺帯の向きを変更して規定することができる。その結果、第1コンベアと第2コンベアを搬送方向において一直線上に配置して、麺帯折畳み搬送装置の全幅をより小さく抑えることができる。
また、本発明によれば、第1ローラと第2ローラのみによって、麺帯の向きを変更することができる。すなわち、高価で複雑な機構を設けることなく、2種類のローラのみからなるシンプルな構成によって、麺帯の向きを変更することができる。これにより、生産コストを削減することができる。また、清掃、点検などの維持管理作業を容易に行うことができる。
また、本発明によれば、上述したように、第1ローラと第2ローラを上下に配置することにより、麺帯の上面の向きを変更することができる。従って、上下方向に多数の部材を配置する必要がないため、麺帯捻り機構の高さを低く抑えることができる。これにより、清掃、点検などの維持管理作業を容易に行うことができる。
第3の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第2の発明において、前記第1ローラにおける前記回転角度が、35度以上55度以下の範囲内であることを特徴とするものである。
ここで、第1ローラにおける回転角度が35度よりも小さい、もしくは、55度よりも大きい場合、麺帯を第1ローラに巻き掛ける際、麺帯の幅方向両端部には大きな負荷が加わる。これにより、麺帯に撚れが生じる、捻る際に麺帯が引っ張られることによって麺帯の幅方向端部が中央部に比べて薄くなる、または、切り目が入るなどの問題が生じるおそれがある。麺帯の加工中に、このような異常が生じた場合、最終的に得られる製品の品質にばらつきが生じる。
本発明では、第1ローラにおける前記回転角度が35度以上55度以下の範囲内である。この角度範囲内によれば、第1ローラに麺帯を巻き掛ける際、麺帯に加わる負荷を小さくすることができる。これにより、麺帯に撚れが生じる、捻る際に麺帯が引っ張られることによって麺帯の幅方向端部が中央部に比べて薄くなる、または、切り目が入るなどの問題を防止し、得られる製品の品質を安定化させることができる。
第4の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第2または3の発明において、前記第1ローラにおける前記回転角度が、45度であることを特徴とするものである。
本発明では、第1ローラにおける前記回転角度が45度をもって配置されている。従って、この角度によれば、第1ローラに巻き掛ける際、負荷を加えることなく第1ローラに麺帯を巻き掛けることができる。
第5の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第2〜4のいずれかの発明において、前記第2ローラは、前記第1ローラの直下に配置されていることを特徴とするものである。
ここで、第2ローラが第1ローラの直下に配置されておらず、例えば、第1ローラに対して突出するように、第1コンベアの幅方向に大きくずれた場所に配置されている場合、麺帯折畳み搬送装置は、第2ローラが第1ローラに対して突出する分だけ麺帯折畳み搬送装置の全幅が大きくなってしまう。
本発明では、第2ローラは、第1ローラの直下に配置されている。従って、第2ローラは、第1ローラに対して第1コンベアの幅方向に大きく突出しない。従って、麺帯折畳み搬送装置の全幅をより小さく抑えることができるため、工場建屋内に麺帯折畳み搬送装置をより効率的に配置することができる。
第6の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第2〜5のいずれかの発明において、前記第2ローラは、前記第1コンベアの搬送方向に対して直交する方向に沿って、複数本並べて配置されていることを特徴とするものである。
ここで、第1ローラの直下に第2ローラが複数本並べて配置されていない場合、作業者は、第1ローラから第2ローラに麺帯を巻き掛ける際、麺帯を保持した状態で第2ローラに巻き掛けていく。一般的に、水分が多く含まれた麺帯は柔らかく、重量も比較的大きいため、第1ローラから第2ローラに巻き掛ける作業は、作業者にとって大きな負担となる。
本発明では、第2ローラは、第1コンベアの搬送方向に直交する方向に沿って複数本並べて配置されている。従って、作業者は、第1ローラから第2ローラに麺帯を巻き掛ける際、複数の第2ローラに麺帯の底部を保持させた状態で、巻き掛け作業を行うことができる。つまり、第2ローラへの巻き掛け時に作業者が麺帯を保持しておく必要がないため、巻き掛け時の作業者の作業負担を軽減することができる。
第7の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第2〜6のいずれかの発明において、前記麺帯捻り機構は、前記第2ローラの下方に配置され、回転軸が前記第1コンベアの搬送方向に沿って配置された第3ローラをさらに有し、前記第3ローラは、前記麺折装置の直上に配置されていることを特徴とするものである。
本発明では、麺帯捻り機構は、第2ローラの下方に配置され、回転軸が第1コンベアの搬送方向に沿って配置された第3ローラをさらに有し、第3ローラは、麺折装置の直上に配置されている。従って、麺折装置によって麺帯を往復運動させる直上の位置において、麺帯を麺折装置の往復運動の中心位置に位置決めして送ることができる。これにより、第3ローラを支点として麺帯を揺動させることができるため、麺帯に加わる負荷をより小さくすることができる。
第8の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第7の発明において、前記第1ローラ、前記第2ローラおよび前記第3ローラは、従動ローラであることを特徴とするものである。
本発明では、第1ローラ、第2ローラおよび第3ローラは、従動ローラである。従って、第1ローラ、第2ローラおよび第3ローラのうちの一部もしくはすべてが駆動ローラである場合に比べて、生産コストを削減することができる。
第9の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第7または8の発明において、前記第2ローラと前記第3ローラは、上下間で水平方向にずらされて設けられるときの麺帯の走行径路の傾斜角度が45度以上90度以下の範囲内であることを特徴とするものである。
ここで、上述したように、一般的に、水分を多く含む麺帯は柔らかく、重量が比較的重い。従って、第2ローラと第3ローラとの間における麺帯の走行径路の傾斜角度が45度より小さい場合、麺帯にはたわみが生じる。これにより、局所的に麺帯の厚みに差異が生じるため、最終的に得られる製品の品質にばらつきが生じる。また、第2ローラから第3ローラに麺帯をスムースに送ることができないなどの問題が生じるおそれがある。
本発明では、第2ローラと第3ローラとの間における麺帯の走行径路の傾斜角度が45度以上90度以下の範囲内である。この角度範囲内によれば、第2ローラから第3ローラの間において、麺帯にたわみが生じることを防止できる。また、第2ローラから第3ローラに麺帯をスムースに送ることができる。
第10の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第7〜9のいずれかの発明において、前記第2ローラと前記第3ローラとが上下間で水平方向にずらされて設けられるときの麺帯の走行径路の傾斜角度が50度であることを特徴とするものである。
ここで、第2ローラと第3ローラとの間における麺帯の走行径路の傾斜角度が大きい場合、上方から見て、第2ローラと第3ローラとの間の距離が小さくなる。第3ローラの下方には、麺折装置が配置されているため、上方から見て、第2ローラと第3ローラとの間の距離が小さい場合、第1コンベア、第1ローラおよび第2ローラに対して、往復運動する麺折装置が第1コンベアの幅方向に飛び出しているような状態になってしまうおそれがある。この場合、整列して配置されている第1コンベア、第1ローラおよび第2ローラに対して突出する分だけ麺帯折畳み搬送装置の全幅が大きくなってしまう。また、傾斜角度が小さい場合、上述したように、麺帯にたわみが生じる、または、第2ローラから第3ローラに麺帯をスムースに送ることができないなどの問題が生じるおそれがある。
本発明では、第2ローラと第3ローラとの間における麺帯の走行径路の傾斜角度が50度である。この傾斜角度によれば、麺折装置の往復運動時、第1コンベア、第1ローラ、第2ローラに対して麺折装置が飛び出すように配置されることを防止し、麺帯折畳み搬送装置の全幅をより小さく抑えることができる。また、第2ローラから第3ローラの間において、麺帯にたわみが生じることを防止し、第2ローラから第3ローラに麺帯をスムースに送ることができる。
第11の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第7〜10のいずれかの発明において、前記第1ローラ、前記第2ローラおよび前記第3ローラは、その径の大きさが30mm以上80mm以下であることを特徴とするものである。
ここで、第1ローラ、第2ローラおよび第3ローラの径が小さい場合、巻き掛けられた際、麺帯には負荷が加わる。また、第1ローラ、第2ローラおよび第3ローラの径が必要以上に大きい場合、麺帯折畳み搬送装置の全幅および全高が大きくなってしまう。
本発明では、第1ローラ、第2ローラおよび第3ローラは、その径の大きさが30mm以上80mm以下である。第1ローラ、第2ローラおよび第3ローラの径の大きさがこの範囲内によれば、各ローラに巻き掛けられる際に麺帯に加わる負荷を抑えつつ、麺帯折畳み搬送装置の大きさをより小さく抑えることができる。
第12の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第1の発明において、前記麺帯捻り機構は、前記第1コンベアから送られた麺帯を上方に搬送する麺帯立上げ搬送部を有し、前記麺帯立上げ搬送部から前記麺折装置までの間で前記第1コンベアの幅方向を向くように、その上面の向きが変更された麺帯が搬送されることを特徴とするものである。
本発明では、麺帯捻り機構は、第1コンベアから送られた麺帯を上方に搬送する麺帯立上げ搬送部を有し、麺帯立上げ搬送部から麺折装置までの間において、麺帯の上面が第1コンベアの幅方向を向くように変更された麺帯が搬送される。また、麺折装置は、向きが変更された麺帯を麺帯厚の方向に揺動させている。これにより、第1コンベアと搬送方向が一致するように第2コンベアを配置することができるので、麺帯を折り畳みつつ、第1コンベアから第2コンベアまで同じ搬送方向で連続的に搬送することができる。以上により、本発明によれば、第1コンベアと第2コンベアとを一直線上に配置することができるため、麺帯折畳み搬送装置の全幅をより小さく抑えることができる。
第13の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第12の発明において、前記麺帯立上げ搬送部は、麺帯の上面が前記第1コンベアの幅方向を向くように麺帯の向きが変更されるまでの距離が、搬送される麺帯の幅の3倍以上7倍以下であることを特徴とするものである。
ここで、麺帯立上げ搬送部において、麺帯の上面が第1コンベアの幅方向を向くように麺帯の向きが変更されるまでの距離が小さい場合、麺帯の向きを変更する際に、麺帯に対して急激に捻りを施すことになる。この場合、麺帯に大きな負荷が加わる。また、麺帯の向きが変更されるまでの距離が大きい場合、工場建屋の天井と干渉する、または、装置の清掃、点検などの維持管理作業が困難になるなどの問題が生じる。
本発明では、麺帯立上げ搬送部において、麺帯の向きが変更されるまでの距離が、搬送される麺帯の幅の3倍以上である。麺帯立上げ装置の高さがこの範囲によれば、麺帯に対して無理なく捻りを加えることができる。これにより、麺帯に加わる負荷を抑えつつ、麺帯の向きを変更することができる。また麺帯立上げ搬送部において、麺帯の向きが変更されるまでの距離が、搬送される麺帯の幅の7倍以下である。従って、麺帯折畳み搬送装置の高さをより低く抑えることができるため、工場建屋の天井と干渉する、または、清掃、点検などの維持管理作業が困難になるなどの問題を防止することができる。
第14の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第12または13の発明において、麺帯立上げ搬送部は、麺帯の向きを変更することなく麺帯を上方に搬送させ、麺帯を降下させる際の麺帯の向きを変更することを特徴とするものである。
ここで、麺帯を上方に搬送する際に麺帯に捻りを施し、麺帯の向きを変更する場合、一般的に、その構成は複雑になる。従って、麺帯折畳み搬送装置の生産コストが増加する。
本発明では、麺帯立上げ搬送部は、麺帯の向きを変更することなく麺帯を上方に搬送させ、降下させる際に麺帯の麺帯の向きを変更する。つまり、本発明によれば、麺帯立上げ搬送部に複雑な機構を設けることなく、自重によって降下させながら麺帯を捻ることにより、麺帯の向きを容易に変更することができる。従って、麺帯立上げ搬送部に複雑な機構を設ける必要がないため、麺帯折畳み搬送装置の生産コストを削減することができる。
第15の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第12〜14のいずれかの発明において、前記麺帯捻り機構は、前記麺折装置の直上に配置された第4ローラをさらに有し、前記第4ローラは、回転軸が前記第1コンベアの搬送方向に沿うように配置され、前記麺折装置の往復方向に2つ並べて配置されていることを特徴とするものである。
本発明では、麺帯捻り機構は、麺折装置の直上に配置された第4ローラをさらに有し、第4ローラは、回転軸が第1コンベアの搬送方向に沿うように配置され、麺折装置の往復方向に2つ並べて配置されている。従って、麺帯の向きを変更した後、麺折装置に送る前に、2つの第4ローラの間に麺帯を通すことができる。これにより、麺帯の向きを第1コンベアの搬送方向に規定することができる。また、麺折装置によって麺帯を揺動させる前に、麺帯を麺折装置の往復運動の中心位置に位置決めすることができる。これにより、2つの第4ローラを支点として、麺帯を揺動させることができるため、麺折装置の往復運動の際に麺帯に加わる負荷を抑えることができる。
第16の発明の麺帯折畳み搬送装置は、前記第15の発明において、前記2つの第4ローラの間の距離は、搬送される麺帯の厚みよりも大きく、搬送される麺帯の厚みの3倍以下であることを特徴とするものである。
ここで、2つの第4ローラの間の距離が麺帯の厚みよりも小さい場合、2つの第4ローラの間に麺帯が通らない、もしくは、両側から挟み込まれた状態となるため麺帯をスムースに下方に送ることができない。また、2つの第4ローラの間の距離が必要以上に大きい場合、麺折装置の往復運動の際、2つの第4ローラの間において、麺帯が振れてしまう。これにより、麺帯の往復運動の支点、および、麺帯の向きを規定することができない。
本発明では、2つの第4ローラの間の距離は、搬送される麺帯の麺帯厚よりも大きい。2つの第4ローラの間の距離がこの範囲内によれば、2つの第4ローラの間に麺帯と確実に通すことができる。また、2つの第4ローラの間の距離は、麺帯厚の3倍以下である。2つの第4ローラの間の距離がこの範囲内によれば、麺折装置の往復運動の際、2つの第4ローラの間において麺帯が振れることを防止し、麺帯の揺動の支点、および、麺帯の向きを確実に規定することができる。
第1実施形態に係る麺帯折畳み搬送装置の全体構成を示す概略側面図である。 図1の麺帯折畳み搬送装置の上面図である。 図1の麺帯折畳み搬送装置の背面図である。 第2実施形態に係る麺帯折畳み搬送装置の全体構成を示す概略側面図である。 図4の麺帯折畳み搬送装置の上面図である。 図4の麺帯折畳み搬送装置の背面図である。 従来の麺帯折畳み搬送装置の全体構成を示す概略上面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
麺帯折畳み搬送装置100は、小麦粉を原料として含む麺帯4を折り畳みつつ、連続的に搬送するためのものである。図1に示すように、麺帯折畳み搬送装置100は、第1コンベア1と、麺帯捻り機構10と、麺折装置2と、第2コンベア3などを備えている。なお、以下では、図1の紙面左側を前側、紙面右側を後側、紙面上側を上側、紙面下側を下側、紙面手前側を左側、紙面奥側を右側と定義して、適宜、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」の方向語を使用して説明する。また、麺帯折畳み搬送装置100を構成する上記装置等が設置される機台については、その説明および図面中の記載を省略している。
第1コンベア1は、麺帯4を所定方向に搬送するためのものである。図2に示すように、第1コンベア1は、麺帯4を搬送する搬送方向が麺帯折畳み搬送装置100の全体の前後方向に対して平行となるように配置されている。言い換えると、第1コンベア1の搬送方向が麺帯折畳み搬送装置100の全体の前後方向に相当する。第1コンベア1の幅は、搬送される麺帯4の幅よりも大きく、可能な限り小さいことが好ましい。第1コンベア1を駆動して麺帯4を前端側から導入し載置することにより、麺帯4は、後方向へと搬送される。なお、第1コンベア1に載置された際、上側を向いている面を麺帯4の第1の面4a、下側を向いている面を麺帯4の第2の面4bとする。第1コンベア1の後端側には、麺帯捻り機構10が配置されている。
麺帯捻り機構10は、麺帯4に対して捻りを施すことによって麺帯4の向きを変更するためのものである。図1〜図3に示すように、麺帯捻り機構10は、第1ローラ11と、複数の第2ローラ12と、第3ローラ13とを有している。第1ローラ11、複数の第2ローラ12および第3ローラ13は、上側から順に、第1ローラ11、複数の第2ローラ12、第3ローラ13と並ぶように配置されている。
第1ローラ11は、麺帯4が巻き掛けられることにより、麺帯4の向きを変更するためのものである。図1に示すように、第1ローラ11は、回転軸が水平になるように配置されている。第1ローラ11は、第1コンベア1の後端側に配置されている。図2に示すように、第1ローラ11は、麺帯折畳み搬送装置100の前後方向に平行な第1コンベア1の搬送方向における中心軸線Cに対して、水平方向に所定の回転角度θ1回転して配置されている。第1ローラ11が第1コンベア1の搬送方向における中心軸線Cを中心に水平方向に回転して配置されるとき、上記中心軸線Cに対してなす回転角度θ1は、35度から55度の範囲内であって、45度であることがより好ましい。また、第1ローラ11の案内面の幅は、斜めに巻き掛けられる麺帯4の幅よりも大きく、可能な限り小さいことが好ましい。第1ローラ11の径の大きさは、巻き掛けられる麺帯4に負荷がかからない大きさであって、可能な限り小さいことが好ましい。より具体的には、第1ローラ11の径の大きさは、30mm以上80mm以下である。また、第1ローラ11は、従動ローラである。第1ローラ11の直下には、複数の第2ローラ12が配置されている。
複数の第2ローラ12は、巻き掛け時に麺帯4を保持するとともに、麺帯4の向き、言い換えると、麺帯4の姿勢を規定するためのものである。図1に示すように、複数の第2ローラ12は、回転軸が水平になるように配置されている。図2に示すように、複数の第2ローラ12は、中心軸線Cに対して平行になるように、所定距離を空けて左右方向に並べて配置されている。また、複数の第2ローラ12は、第1ローラ11の直下に配置されている。より具体的には、複数の第2ローラ12のうち、最も右側に配置された第2ローラ12が第1ローラ11の右側端部11aの直下に配置され、最も左側に配置された第2ローラ12が第1ローラの左側端部11bの直下に配置されている。図3に示すように、第1ローラ11と複数の第2ローラ12との間の上下方向の距離d1は、後述するように、作業者が第1ローラ11と複数の第2ローラ12との間に麺帯4を通すことが可能な範囲であって、可能な限り小さいことが好ましい。より具体的には、第1ローラ11と複数の第2ローラ12との間の上下方向の距離d1は、麺帯4の厚みの2倍以上4倍以下である。また、複数の第2ローラ12の径は同一であり、各径の大きさは、巻き掛けられる麺帯4に負荷がかからない大きさであって、可能な限り小さいことが好ましい。より具体的には、複数の第2ローラ12の径の大きさは、30mm以上80mm以下である。また、複数の第2ローラ12は、従動ローラである。複数の第2ローラ12の直下には、第3ローラ13が配置されている。
第3ローラ13は、後述する麺帯4の揺動の支点、および、麺帯4の向きを規定するためのものである。図1に示すように、第3ローラ13は、回転軸が水平になるように配置されている。図3に示すように、第3ローラ13は、中心軸線Cに対して平行になるように第2ローラ12と麺折装置2との間に配置されている。第3ローラ13の径の大きさは、巻き掛けられる麺帯4に負荷がかからない大きさであって、可能な限り小さいことが好ましい。より具体的には、第3ローラ13の径の大きさは、30mm以上80mm以下である。また、複数の第2ローラ12のうち最も右側に配置され、麺帯4が巻き掛けられる第2ローラ12と、第3ローラ13とが上下間で水平方向にずらされて設けられるときの麺帯4の走行径路の傾斜角度θ2は、45度以上90度以下であって、50度であることがより好ましい。また、第3ローラ13は、従動ローラである。第3ローラ13は、麺折装置2の直上であって、前後方向から見て、麺折装置2の往復運動の中心上方に配置されている。
麺折装置2は、中心軸線Cに直交する方向、端的に言うと、麺帯厚の方向に麺帯4を揺動させるためのものである。図3に示すように、麺折装置2は、2つの案内板2a,2bと駆動装置(不図示)とからなる。2つの案内板2a,2bは、その上端部を中心として回動可能に固定されている。2つの案内板2a,2bは、駆動装置(不図示)を駆動することによって、互いに平行状態を保持しつつ、左右方向において所定範囲内で往復運動する。これにより、2つの案内板2a,2bの間に麺帯4を通し、駆動装置(不図示)を駆動することによって、麺帯4は、第2のコンベア3に向かって搬送されつつ、第1コンベア1および第2コンベア3の搬送方向における中心軸線Cに直交する方向に揺動される。より具体的には、麺折装置2は、第2コンベア3の幅の範囲内で折り畳まれるように、麺帯厚の方向である左右方向に麺帯4を揺動させる。また、麺折装置2の直下には、第2コンベア3の前端部が配置されている。なお、図3では、2つの案内板2a,2bが往復運動した際、右方向に最も振れた状態を実線、左方向に最も振れた状態を鎖線で示している。
第2コンベア3は、上述した第1コンベア1と同様に、麺帯4を所定方向に搬送するためのものである。図2に示すように、第2コンベア3は、搬送方向が第1コンベア1における搬送方向と一致するように配置されるとともに、麺折装置4の直下に前端が位置するように配置されている。第2コンベア3の幅は、搬送される麺帯4の幅よりも大きく、可能な限り小さいことが好ましい。第2コンベア3を駆動して麺帯4を載置することにより、麺帯4は、後方向へと搬送される。なお、実施の形態の麺帯折畳み搬送装置100においては、第1コンベア1によって搬送される麺帯4の幅と第2コンベア3によって搬送される麺帯4の幅が略同じであるので、第2コンベア3の幅は、第1コンベア1の幅と実質的に同一である。
次に、上述した麺帯折畳み搬送装置100を用いて、麺帯4を折り畳みつつ、連続的に搬送する過程について詳細に説明する。
まず、第1コンベア1、麺折装置2の駆動装置(不図示)および第2コンベア3をそれぞれ駆動させる。次に、麺帯4を第1コンベア1に載置し、後方向に搬送させる。図2、図3に示すように、搬送された麺帯4を保持しながら第1ローラ11の左側に巻き掛け、右方向に折り曲げる。そして、複数の第2ローラ12によって麺帯4を保持しつつ、最も右側に配置された第2ローラ12まで麺帯4を送り、その右側に麺帯4を巻き掛ける。以上により、麺体4は、第1の面4aと第2の面4bが第1コンベアの幅方向(左右方向)に対して直交する上下方向を向いた状態から、第1コンベア1の幅方向(左右方向)を向いた状態に、その向きが変更される。さらに、麺帯4を斜め左下方向に引き出して第3ローラ13の左側に巻き掛け、麺折装置2の2枚の案内板2a,2bの間に麺帯4を通す。2枚の案内板2a,2bの間に通された麺帯4は、案内板2a,2bの往復運動によって左右方向に揺動されながら、第2コンベア3の前端部に降下していく。第2コンベア3は、後方向に搬送可能に駆動されているため、左右方向に揺動しながら降下した麺帯4は、図2に示すように、ジグザグに折り畳まれつつ、後方向へと連続的に搬送される。
(作用・効果1)
本実施形態では、図1〜3に示すように、麺帯捻り機構10は、第1コンベア1の搬送方向である前後方向に対して、水平方向に所定の回転角度θ1回転して配置された第1ローラ11と、第1ローラ11の下方に配置され、回転軸が前後方向に相当する第1コンベア1の搬送方向の中心軸線Cに対して平行に配置された第2ローラ12と、を有し、麺折装置2は、第2ローラ12の下方に配置されている。従って、第1ローラ11に麺帯4を巻き掛けることにより、麺帯4に捻りを施して折り曲げ、第2ローラ12に巻き掛けることによって、麺帯4の第1の面4aおよび第2の面4bが第1コンベア1の幅方向を向くように麺帯4の向きを変更することができる。これにより、第1の面4aおよび第2の面4bが第1コンベア1の幅方向を向くように向きが変更された麺帯4を麺折装置2に送ることができる。また、麺折装置2は、麺帯捻り機構10によって向きが変更された麺帯4を、麺帯厚の方向である左右方向に揺動させる。これにより、搬送方向における中心軸線Cが第1コンベア1の搬送方向における中心軸線Cと一致するように第2コンベアを配設することができ、言い換えると、麺帯折畳み搬送装置100の前後方向に沿って第2コンベア3を配置することによって、第2コンベア3は、麺帯4を折り畳みつつ、第1コンベア1の搬送方向と同じ搬送方向に連続的に搬送することができる。以上により、第1コンベア1と第2コンベア3とをそれぞれ前後方向に沿って直線的に配置することができるため、麺帯折畳み搬送装置100の全幅をより小さく抑えることができる。従って、所定方向に多数の麺帯折畳み搬送装置100を並べて配置する際、それらを最適配置することができる。これにより、工場建屋内における麺帯4の生産量を向上させることができる。
また、第1ローラ11と第2ローラ12のみによって、麺帯4の向きを変更することができる。従って、高価で複雑な機構を設けることなく、2種類のローラ11,12のみからなるシンプルな構成によって、麺帯4の向きを変更することができる。これにより、生産コストを削減することができる。また、清掃、点検などの維持管理作業を容易に行うことができる。
また、上述したように、第1ローラ11および第2ローラ12のみを上下に配置することにより、麺帯4の向きを変更することができる。従って、上下方向に多数の部材を配置する必要がないため、麺帯折畳み搬送装置100の高さを低く抑えることができる。これにより、清掃、点検などの維持管理作業を容易に行うことができる。
また、図2に示すように、第1ローラ11は、第1コンベア1の搬送方向における中心軸線Cに対してなす回転角度θ1が35度以上55度以下の範囲内である。この角度範囲内によれば、第1ローラ11に麺帯4を巻き掛ける際、麺帯4に加わる負荷を小さくすることができる。これにより、捻りを施す際に麺帯4が引っ張られることによって麺帯4の幅方向端部が中央部に比べて薄くなる、または、切り目が入るなどの問題を防止し、得られる製品の品質を安定化させることができる。
また、第1ローラ11は、回転角度θ1が45度であることがより好ましい。この角度によれば、第1ローラ11に巻き掛ける際、負荷を加えることなく第1ローラ11に麺帯4を巻き掛けることができる。
また、図2、図3に示すように、第2ローラ12は、第1ローラ11の直下に配置されている。従って、左右方向において、第2ローラ12が第1ローラ11に対して大きく突出しない。従って、麺帯折畳み搬送装置100の全幅をより小さく抑えることができる。これにより、工場建屋内に麺帯折畳み搬送装置100をより効率的に配置することができる。
また、第1コンベア1および第2コンベア3の幅は、搬送される麺帯4の幅よりも大きく、可能な限り小さい。これにより、麺帯折畳み搬送装置100の全幅をより小さく抑えることができる。
また、第1ローラ11の長さは、斜めに巻き掛けられた麺帯4の幅よりも大きく、可能な限り小さい。これにより、麺帯折畳み搬送装置100の全幅をより小さく抑えることができる。
また、第2ローラ12は、左右方向に、複数本並べて配置されている。従って、作業者は、第1ローラ11から第2ローラ12に麺帯4を巻き掛ける際、複数の第2ローラ12に麺帯4の底部を保持させた状態で、巻き掛け作業を行うことができる。つまり、第2ローラ12への巻き掛け時に麺帯4を保持しておく必要がないため、巻き掛け時の作業者の作業負担を軽減することができる。
また、図2に示すように、複数の第2ローラ12のうち、最も右側に配置されたローラ12が第1ローラ11の右側端部11aの直下に配置され、最も左側に配置されたローラ12が第1ローラ11の左側端部11bの直下に配置されている。従って、複数の第2ローラ12は、第1ローラ11に対して、左右方向に突出して位置しないように配設されている。これにより、麺帯折畳み搬送装置100の全幅をより小さく抑えることができる。
また、図3に示すように、麺帯捻り機構10は、第2ローラ12の下方に配置され、回転軸が中心軸線Cに沿って配置された第3ローラ13をさらに有し、第3ローラ13は、前後方向から見て、麺折装置2の往復運動の中心直上に配置されている。従って、麺折装置2によって麺帯4を揺動させる前に、麺帯4を麺折装置2の往復運動の中心位置に送ることができる。これにより、第3ローラ13を往復運動の支点として麺帯4を揺動させることができるため、揺動の際に麺帯4に加わる負荷を小さくすることができる。
また、第1ローラ11、第2ローラ12および第3ローラ13は、従動ローラである。従って、第1ローラ11、第2ローラ12および第3ローラ13のうちの一部もしくはすべてが駆動ローラである場合に比べて、生産コストを削減することができる。
また、図3に示すように、左右方向に対して、第2ローラ12と第3ローラ13とがなす傾斜角度θ2が45度以上90度以下の範囲内である。この角度範囲内によれば、第2ローラ12から第3ローラ13の間において、麺帯4にたわみが生じることを防止できる。また、第2ローラ12から第3ローラ13に、麺帯4をスムースに送ることができる。
また、左右方向に対して、第2ローラ12と第3ローラ13とがなす傾斜角度θ2が50度であることがより好ましい。この角度によれば、左右方向において、麺折装置2が第1コンベア1、第1ローラ11、第2ローラ12に対して飛び出すように配設されることなく、麺帯折畳み搬送装置100の全幅をより小さく抑えることができる。また、第2ローラ12から第3ローラ13の間において、麺帯4にたわみが生じることを防止できる。また、第2ローラ12から第3ローラ13に麺帯4をスムースに送ることができる。
また、第1ローラ11、第2ローラ12および第3ローラ13は、その径の大きさが30mm以上80mm以下である。第1ローラ11、第2ローラ12および第3ローラ13の径の大きさがこの範囲内によれば、各ローラ11,12,13に巻き掛けられる際に麺帯4に加わる負荷を抑えつつ、麺帯折畳み搬送装置100の全幅および全高をより小さく抑えることができる。
また、図1、図2に示すように、第1ローラ11と複数の第2ローラ12との間の上下方向の距離は、麺帯4の厚みの2倍以上4倍以下である。第1ローラ11と複数の第2ローラ12との間の上下方向の距離がこの範囲内によれば、作業者は、第1ローラ11と複数の第2ローラ12との間に容易に麺帯4を通すことができ、且つ、麺帯折畳み搬送装置100の高さを比較的低く抑えることができる。
(第2実施形態)
また、麺帯折畳み搬送装置は、図4〜図6に示すような形態であっても構わない。以下、麺帯折畳み搬送装置200について詳細に説明する。麺帯折畳み搬送装置200は、第1コンベア1と、麺帯立上げ搬送部20と、麺折装置2と、第2コンベア3などを備えている。なお、以下では、図4の紙面左側を前側、紙面右側を後側、紙面上側を上側、紙面下側を下側、紙面手前側を左側、紙面奥側を右側と定義して、適宜、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」の方向語を使用して説明する。また、第1実施形態と同様の装置については、説明を省略する。また、麺帯折畳み搬送装置200を構成する上記装置が設置される機台については、第1実施形態と同様に、その説明および図面中の記載を省略している。
図4、図6に示すように、麺帯立上げ搬送部20は、第3コンベア21および第4コンベア22と、2つの第4ローラ5などを有している。
第3コンベア21および第4コンベア22は、麺帯4を上方に搬送するためのものである。図4に示すように、第3コンベア21は、その搬送方向が上下方向となるように配置されている。第4コンベア22は、麺帯4の搬送方向上流側に設けられ、上下方向に搬送可能に配置された第1搬送部22aと、麺帯4の搬送方向下流側に設けられ、前後方向に搬送可能に配置された第2搬送部22bとからなる。第3コンベア21と第4コンベア22の第1搬送部22aとは、搬送される麺帯4の厚みと略等しい距離を隔てて、上下方向に対して略平行に配置されている。第3コンベア21と第4コンベア22の第1搬送部22aとの間に麺帯4を挟んで保持しつつ、各コンベア21,22を駆動することによって、麺帯4は上方に搬送される。そして、第1搬送部22aの最上端に達した後、麺帯4は第2搬送部22bによって後方向へと搬送される。図4〜図6に示すように、第4コンベア22の第2搬送部22bの後端直下には、2つの第4ローラ5が配置されている。
2つの第4ローラ5は、麺折装置2の往復運動の支点、および、麺帯4の向きを規定するためのものである。図4に示すように、2つの第4ローラ5は、回転軸が水平になるように配置されている。図6に示すように、2つの第4ローラ5は、回転軸が前後方向に相当する第1コンベア1および第2コンベア3の搬送方向における中心軸線Cに対して平行であるように麺帯立上げ搬送部20の第4コンベア22の下側に配置されている。2つの第4ローラ5は、左右方向に並べて配置されている。2つの第4ローラ5は、搬送される麺帯4の厚みよりも大きく、可能な限り小さい距離を隔てて配置されている。より具体的には、2つの第4ローラ5の間の距離d3は、麺帯4の厚みよりも大きく、麺帯4の厚みの3倍以下である。また、2つの第4ローラ5と第4コンベア22の第2搬送部22bとの間の高さ方向の距離d2は、搬送される麺帯4の幅の3倍以上7倍以下の大きさである。また、2つの第4ローラ5は、前後方向から見て、第4コンベア22の第2搬送部22bと麺折装置2との間に、麺折装置2の往復運動の中心位置を跨ぐように麺折装置2の直上に配置されている。また、2つの第4ローラ5は、従動ローラである。第4コンベア22によって搬送された麺帯4は、2つの第4ローラ5の間に通される。
次に、上述した麺帯折畳み搬送装置200を用いて、麺帯4を折り畳みつつ、連続的に搬送する過程について詳細に説明する。
まず、第1コンベア1、第2コンベア3、第3コンベア21、第4コンベア22および麺折装置2の駆動装置(不図示)をそれぞれ駆動させる。麺帯4を第1コンベア1に導入して載置し、後方向に搬送させる。次に、搬送された麺帯4を保持し、第3コンベア21と第4コンベア22の第1搬送部22aとの間に挟み込んで保持させ、麺帯4を上方へ搬送させる。第3コンベア21と第1搬送部22aの最上端まで搬送された麺体4は、第4コンベア22の第2搬送部22bによって、後方向へと搬送される。そして、第2搬送部22bの後端に達して自重によって降下する麺帯4を保持し、麺帯4の幅方向が前後方向に対して平行となるように捻りを施す。以上により、麺体4は、第1の面4aと第2の面4bが第1コンベアの幅方向(左右方向)に対して直交する上下方向を向いた状態から、第1コンベア1の幅方向(左右方向)を向いた状態に、その向きが変更される。そして、図6に示すように、麺折装置2の2枚の案内板2a,2bの間に麺帯4を通す。2枚の案内板2a,2bの間に通された麺帯4は、案内板2a,2bの往復運動によって左右方向に揺動されながら、第2コンベア3の前端部に降下していく。第2コンベア3は、後方向に搬送可能に駆動されているため、左右方向に揺動しながら降下した麺帯4は、図5に示すように、ジグザグに折り畳まれつつ、後方向へと連続的に搬送される。
(作用・効果2)
本実施形態では、図4〜図6に示すように、麺帯立上げ搬送部20は、第1コンベア1から搬送された麺帯4を上方に搬送し、麺帯立上げ搬送部20から麺折装置2には、麺帯4の第1の面4aと第2の面4bが左右方向を向くように、向きが変更された麺帯4が搬送される。また、麺折装置2は、向きが変更された麺帯4を麺帯厚の方向である左右方向に揺動させている。これにより、その搬送方向が第1コンベア1の搬送方向、すなわち、前後方向に沿うように第2コンベア3を配置することによって、第2コンベア3に麺帯4を折り畳みつつ、第1コンベア1の搬送方向に連続的に搬送することができる。以上により、第1コンベア1と第2コンベア3とをそれぞれ前後方向に対して直線的に配置することができるため、麺帯折畳み搬送装置100の全幅を小さく抑えることができる。
また、図6に示すように、2つの第4ローラ5と第4コンベア22の第2搬送部22bとの間の高さ方向の距離d2は、搬送される麺帯4の幅の3倍以上の大きさである。2つの第4ローラ5と第4コンベア22の第2搬送部22bとの間の高さ方向の距離d2がこの範囲によれば、捻りを施す前に、麺帯4を十分上方に搬送させることができる。これにより、麺帯4に対して無理なく捻りを施すことができるため、麺帯4に加わる負荷を抑えつつ、その幅方向の向きを変更することができる。また、2つの第4ローラ5と第4コンベア22の第2搬送部22bとの間の高さ方向の距離d2は、搬送する麺帯4の幅の7倍以下である。従って、麺帯立上げ搬送部20の高さを抑えることができるため、麺帯立上げ搬送部20が工場建屋の天井と干渉する、または、麺帯立上げ搬送部20の清掃、点検などの維持管理作業が困難になるなどの問題を防止することができる。
また、麺帯立上げ搬送部20は、降下させる際に一対の第4ローラ5との間で麺帯4の第1の面4aと第2の面4bが左右方向に向くように麺帯4の向きを変更する。従って、麺帯立上げ搬送部20に複雑な機構を設けることなく、自重によって降下させながら麺帯4を捻ることによって、その幅方向の向きを容易に変更することができる。従って、麺帯立上げ搬送部20に複雑な機構を設ける必要がないため、麺帯折畳み搬送装置200の生産コストを削減することができる。
また、図6に示すように、麺帯立上げ搬送部20は、麺折装置2の直上に配置された第4ローラ5をさらに有し、第4ローラ5は、回転軸が前後方向に配置され、左右方向に2つ並べて配置されている。従って、麺帯4の向きを変更した後、麺折装置2に送る前に2つの第4ローラ5の間に麺帯5を通し、麺折装置2の直上で麺帯4を位置決めすることができる。これにより、麺帯4の第1の面4aと第2の面4b向きが左右方向を向くように規定することができる。また、麺折装置2によって麺帯4を往復運動させる前に、麺帯4を麺折装置2の往復運動の中心位置に送ることができる。これにより、前後方向から見て、麺折装置2の往復運動の中心位置を跨ぐように配置された2つの第4ローラ5を支点として、麺帯4を往復運動させることができるため、揺動の際に麺帯4に加わる負荷を抑えることができる。
また、2つの第4ローラ5の間の距離d3は、麺帯4の厚みよりも大きく、麺帯4の厚みの3倍以下である。2つの第4ローラ5の間の距離d3がこの範囲内によれば、麺帯4が2つのローラ5間で振れることなく、麺帯4の揺動の支点、および、麺帯4の向きを確実に規定することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態や実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
第1、第2実施形態では、第1ローラ11、第2ローラ12、第3ローラ13および第4ローラ5は従動ローラであると記載したが、第1ローラ11、第2ローラ12、第3ローラ13および第4ローラ5のうちの一部もしくはすべてを駆動ローラとして、麺帯4を積極的に搬送しても構わない。
また、第1実施形態では、第2ローラ12は、第1ローラ11の直下に配置されていると記載したが、第2ローラ12は、例えば、左右方向に対して、第2ローラ12と第3ローラ13とが上下間で水平方向にずらされて設けられるときの麺帯の走行径路の傾斜角度が45度よりも大きい範囲内であれば、第1コンベア1、第1ローラ11、第2コンベア3に対して右側に飛び出して配置されていても構わない。
また、第3ローラ13および麺折装置2も同様に、左右方向に対して、上述した傾斜角度が45度よりも大きい範囲内であれば、第1コンベア1、第1ローラ11、第2コンベア3に対して右側に飛び出して配置されていても構わない。
また、第1実施形態では、第2ローラ12は、左右方向に複数設けられていると記載したが、第2ローラ12は、上から見て、第1コンベア1から搬送される麺帯4の右端よりも右側に、少なくともひとつ設けられていれば構わない。
また、第2実施形態では、第4ローラ5は、麺折装置2の直上に、左右方向に2つ並べて配置されていると記載したが、例えば、第4ローラ5を麺折装置2の直上にひとつ配置し、麺帯4を第4コンベア22から左下方向に搬送して、第4ローラ5に対して右方向に力が加わるようにローラ5の右側に麺帯4を巻き掛けることによって、麺帯4の揺動の支点としても構わない。
また、第2実施形態では、麺帯立上げ搬送部20から自重によって降下させながら麺帯4に捻り、麺帯4の向きを変更させると記載したが、麺帯立上げ搬送部20に、麺帯4を上方に搬送させる際に捻りを施す機構を設け、上方に搬送する際に麺帯4の向きを変更しても構わない。
1:第1コンベア
2:麺折装置
3:第2コンベア
4:麺帯
5:第4ローラ
10:麺帯捻り機構
11:第1ローラ
12:第2ローラ
13:第3ローラ
20:麺帯立上げ搬送部
100:麺帯折畳み搬送装置
200:麺帯折畳み搬送装置

Claims (16)

  1. 小麦粉を原料として含む麺帯を搬送する第1コンベアと、
    前記第1コンベアによって搬送された麺帯に捻りを施す麺帯捻り機構と、
    前記麺帯捻り機構によって捻られた麺帯を麺帯厚の方向に揺動させる麺折装置と、
    前記麺折装置によって揺動させられ折り畳まれる麺帯を連続的に搬送する第2コンベアと、
    を備え、
    前記麺帯捻り機構は、麺帯に捻りを施すことにより、麺帯の上面が前記第1コンベアの幅方向に向くように麺帯の向きを変更させ、
    前記麺折装置は、前記麺帯捻り機構によって向きが変更された麺帯を前記第2コンベアの幅の範囲内で折り畳まれるように麺帯厚の方向に揺動させ、
    前記第1コンベアと前記第2コンベアとは、それらの搬送方向における中心軸線が可能な限り一致するように配置され
    前記麺帯捻り機構は、前記麺折装置の直上であって前記麺折装置が麺帯を揺動させる往復運動の中心上方に配置されるとともに麺帯の揺動の支点を規定するローラを含んでなり、
    前記麺折装置は、2つの案内板を含んでなり、前記2つの案内板が前記各案内板の上端部を中心として回動可能に固定されて所定範囲内で往復運動して前記2つの案内板の間に麺帯を通して揺動させながら前記第2コンベアに搬送することを特徴とする麺帯折畳み搬送装置。
  2. 前記麺帯捻り機構は、前記第1コンベアの搬送方向に対して水平方向に所定の回転角度回転して配置された第1ローラと、
    前記第1ローラの下方に配置され、回転軸が前記第1コンベアの搬送方向に沿うように配置された第2ローラと、
    を有し、
    前記麺折装置は、前記第2ローラの下方に配置され、
    前記第1ローラは、前記第1コンベアから搬送された麺帯が巻きかけられることにより麺帯に捻りを施して折り曲げ、
    前記第2ローラは、前記第1ローラから送られた麺帯が巻きかけられることにより、前記麺折装置に送られる麺帯の向きを規定することを特徴とする請求項1に記載の麺帯折畳み搬送装置。
  3. 前記第1ローラにおける前記回転角度が、35度以上55度以下の範囲内であることを特徴とする請求項2に記載の麺帯折畳み搬送装置。
  4. 前記第1ローラにおける前記回転角度が、45度であることを特徴とする請求項2または3に記載の麺帯折畳み搬送装置。
  5. 前記第2ローラは、前記第1ローラの直下に配置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の麺帯折畳み搬送装置。
  6. 前記第2ローラは、前記第1コンベアの搬送方向に対して直交する方向に沿って、複数本並べて配置されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の麺帯折畳み搬送装置。
  7. 前記麺帯捻り機構は、前記第2ローラの下方に配置され、回転軸が前記第1コンベアの搬送方向に沿って配置された第3ローラをさらに有し、前記第3ローラは、前記麺折装置の直上に配置されていることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の麺帯折畳み搬送装置。
  8. 前記第1ローラ、前記第2ローラおよび前記第3ローラは、従動ローラであることを特徴とする請求項7に記載の麺帯折畳み搬送装置。
  9. 前記第2ローラと前記第3ローラは、上下間で水平方向にずらされて設けられるときの麺帯の走行径路の傾斜角度が45度以上90度以下の範囲内であることを特徴とする請求項7または8に記載の麺帯折畳み搬送装置。
  10. 前記第2ローラと前記第3ローラとが上下間で水平方向にずらされて設けられるときの麺帯の走行径路の傾斜角度が50度であることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の麺帯折畳み搬送装置。
  11. 前記第1ローラ、前記第2ローラおよび前記第3ローラは、その径の大きさが30mm以上80mm以下であることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の麺帯折畳み搬送装置。
  12. 前記麺帯捻り機構は、前記第1コンベアから送られた麺帯を上方に搬送する麺帯立上げ搬送部を有し、
    前記麺帯立上げ搬送部から前記麺折装置までの間で前記第1コンベアの幅方向に向くように、その上面の向きが変更されて麺帯が搬送されることを特徴とする請求項1に記載の麺帯折畳み搬送装置。
  13. 前記麺帯立上げ搬送部は、麺帯の上面が前記第1コンベアの幅方向を向くように麺帯の向きが変更されるまでの距離が、搬送される麺帯の幅の3倍以上7倍以下であることを特徴とする請求項12に記載の麺帯折畳み搬送装置。
  14. 前記麺帯立上げ搬送部は、麺帯の向きを変更することなく麺帯を上方に搬送させ、麺帯を降下させる際に麺帯の向きを変更することを特徴とする請求項12または13に記載の麺帯折畳み搬送装置。
  15. 前記麺帯捻り機構は、前記麺折装置の直上に配置された第4ローラをさらに有し、
    前記第4ローラは、回転軸が前記第1コンベアの搬送方向に沿うように配置され、前記麺折装置の往復方向に2つ並べて配置されていることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の麺帯折畳み搬送装置。
  16. 前記2つの第4ローラの間の距離は、搬送される麺帯の厚みよりも大きく、搬送される麺帯の厚みの3倍以下であることを特徴とする請求項15に記載の麺帯折畳み搬送装置。
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