JP5950442B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御装置に関する。
自動車などが備える負荷の駆動を制御する電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような電子制御装置は、負荷に流れる電流を検出する電流検出回路を備え、電流検出回路によって負荷に流れる電流を検出することにより、地絡などの異常を検出している。また、このような電子制御装置は、一般に、電流検出回路によって異常を検出した場合に、マイクロプロセッサなどの制御部を介して、負荷への電力供給を遮断している。
特開2000−269029号公報
しかしながら、上述の電子制御装置は、制御部を介して負荷への電力供給を遮断するため、電力供給を遮断するまでに時間がかかる場合がある。このような場合に、上述の電子制御装置では、負荷への電力供給を遮断するために用いるFSR(Fail Safe Relay:フェールセーフリレー)などのスイッチング素子に、電力供給を遮断するまでの間、一時的に大電流が流れる。そのため、上述の電子制御装置では、この一時的な大電流によりスイッチング素子に故障が生じないように、電流許容量の大きい大容量のスイッチング素子を使用する必要、及び電流検出回路を備える必要がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、負荷への電力供給を遮断するスイッチング素子に故障を生じさせずに、製造コストの低減及び省スペース化を図ることができる電子制御装置を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一実施形態は、電源と負荷との間に接続され、前記電源から供給された電力の負荷への供給を遮断するスイッチング素子と、前記負荷に異常が発生しているか否を判定し、前記負荷に異常が発生していると判定した場合に、第1の遮断要求信号を出力する制御部と、前記負荷に接続されている前記スイッチング素子の前記負荷側端の電圧を検出し、検出した当該電圧が予め定められた閾値以下である場合に、第2の遮断要求信号を出力する検出回路と、前記制御部が出力する前記第1の遮断要求信号に応じて、前記スイッチング素子に負荷への電力供給を遮断させるとともに、前記検出回路が出力する前記第2の遮断要求信号に応じて、前記スイッチング素子に負荷への電力供給を遮断させるスイッチング駆動回路と、電流を制限する電流制限部を介して前記電源から前記負荷側端に、電流が制限された電力を供給する電力供給部と、を備えることを特徴とする電子制御装置である。
また、本発明の一実施形態は、上記の電子制御装置において、前記制御部は、前記第2の遮断要求信号に基づいて、前記スイッチング素子が電力供給を遮断した遮断状態であるか否かを判定する遮断判定処理と、前記遮断判定処理において、前記遮断状態であると判定した場合に、前記負荷に異常が発生しているか否を判定する異常判定処理を禁止するとともに、前記電力供給部に対して、前記電流が制限された電力を前記負荷側端に供給させる処理と、前記遮断判定処理において、前記遮断状態でないと判定した場合に、前記異常判定処理を許可するとともに、前記電力供給部に対して、前記電流が制限された電力の供給を停止させる処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態は、上記の電子制御装置において、前記制御部は、前記電流が制限された電力を前記負荷側端に供給させる処理から所定の期間、前記遮断状態が維持された場合に、前記異常判定処理を許可するとともに、前記負荷側端が地絡していることを示す地絡故障が発生したと判定することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態は、上記の電子制御装置において、前記検出回路は、検出した前記電圧が予め定められた閾値以下である場合に、第2の遮断要求信号を出力するとともに、前記制御部が出力する前記負荷を駆動する指示信号に異常が発生しているか否を判定し、前記指示信号に異常が発生していると判定した場合にも、前記第2の遮断要求信号を出力し、前記制御部は、前記負荷側端の電圧を検出する電圧検出部を備え、さらに、前記制御部は、前記遮断判定処理において、前記第2の遮断要求信号及び前記電圧検出部が検出した検出結果に基づいて、前記遮断状態であるか否かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、電子制御装置は、負荷への電力供給を遮断するスイッチング素子に故障を生じさせずに、電流許容量の小さい小容量のスイッチング素子を採用するとともに、電流検出回路を削減することができる。これにより、電子制御装置は、製造コストの低減及び省スペース化を図ることができる。
本実施形態による電子制御装置(ECU)を示すブロック図である。 同実施形態におけるバッテリ瞬低対策処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態による電子制御装置について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、電子制御装置の一例として、自動車などの車の電子制御を行うECU(Electronic Control Unit)による形態について説明する。
図1は、本実施形態によるECU1を示す概略ブロック図である。
この図において、ECU1は、FSR(Fail Safe Relay:フェールセーフリレー)部10、コンデンサ11、負荷駆動回路20、制御部30、FSR駆動回路40、及び復帰電力供給部50を備えている。また、ECU1には、バッテリ2と、負荷3が接続されており、ECU1は、バッテリ2から供給される電力に基づいて、負荷3を駆動させる各種の制御を行う。
バッテリ2(電源)は、例えば、蓄電池などの二次電池であり、自動車に積載される直流電源である。バッテリ2は、FSR部10を介して、負荷3を駆動する電力を供給する。
負荷3は、自動車を動作させるために搭載されている、例えば、アクチュエータなどの負荷部であり、後述する負荷駆動回路20から出力される負荷駆動信号によって駆動する。
FSR部10(スイッチング素子)は、例えば、FET(Field Effect Transistor)などのスイッチである。FSR部10は、バッテリ2と負荷駆動回路20との間に接続され、FSR駆動回路40から出力される信号に基づいて、バッテリ2と負荷駆動回路20との間を導通状態又は非導通状態(遮断状態)に切り替える。FSR部10は、負荷3が正常に動作している通常状態において導通状態にされ、バッテリ2から供給される電力を負荷駆動回路20に供給する。また、FSR部10は、例えば、負荷3又はECU1に地絡故障などの異常が発生している異常状態において非導通状態(遮断状態)にされ、バッテリ2から供給される電力を遮断する。すなわち、FSR部10は、バッテリ2と負荷3との間に接続され、バッテリ2から供給された電力の負荷3への供給を遮断する。なお、本実施形態において、FSR部10のバッテリ2側端(第1の端部)をノードN1とし、このノードN1における電圧を電圧VBATTとする。また、FSR部10の負荷3側端(第2の端部)をノードN2とし、このノードN2における電圧を電圧VSRCとする。
コンデンサ11は、ノードN2とグランド端子との間に接続されるバイパスコンデンサである。コンデンサ11は、ノードN2の電圧VSRCを平滑化する。
負荷駆動回路20は、制御部30から出力される負荷駆動指示信号に基づいて、バッテリ2からFSR部10を介して供給される電力により負荷3を駆動する負荷駆動信号を生成し、生成した負荷駆動信号を負荷3に出力する。
また、負荷駆動回路20は、検出回路21と、負荷駆動部22を備えている。
負荷駆動部22は、検出回路21を介して制御部30から出力される負荷駆動指示信号に基づいて、上述した負荷駆動信号を生成し、生成した負荷駆動信号を負荷3に出力する。
検出回路21は、負荷駆動の動作において、異常が発生したか否かを検出する。検出回路21は、負荷駆動の動作に異常を検出した場合に、遮断信号(第2の遮断要求信号)をFSR駆動回路40に出力する。検出回路21は、例えば、負荷3に接続されているFSR部10の負荷側端(ノードN2)の電圧VSRCを検出し、検出した電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)以下である場合に、遮断信号(第2の遮断要求信号)をFSR駆動回路40に出力する。また、検出回路21は、例えば、制御部30から出力される負荷駆動指示信号に異常が発生しているか否かを検出し、負荷駆動指示信号に異常が発生している場合に、遮断信号(第2の遮断要求信号)をFSR駆動回路40に出力する。すなわち、検出回路21は、制御部30が出力する負荷3を駆動する指示信号(負荷駆動指示信号)に異常が発生しているか否を判定し、この指示信号に異常が発生していると判定した場合にも、遮断信号(第2の遮断要求信号)をFSR駆動回路40に出力する。なお、検出回路21は、負荷駆動の動作に異常を検出した場合に、負荷駆動部22に出力する負荷駆動指示信号を停止してもよい。
また、検出回路21は、駆動信号異常検出部211と、電圧低下検出部212とを備えている。
駆動信号異常検出部211は、上述した制御部30が出力する負荷3を駆動する負荷駆動指示信号に異常が発生しているか否を判定(検出)し、負荷駆動指示信号に異常が発生していると判定(検出)した場合に、FSR部10を遮断する(導通状態から非導通状態に遷移させる)要求信号である遮断信号をFSR駆動回路40に出力する。
電圧低下検出部212は、例えば、コンパレータ回路などを含んでおり、例えば、FSR部10の負荷側端(ノードN2)の電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)以下であるか否かを検出する。電圧低下検出部212は、電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)以下である場合に、FSR部10を遮断する(導通状態から非導通状態に遷移させる)要求信号である遮断信号をFSR駆動回路40に出力する。また、電圧低下検出部212は、電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)を超える場合に、遮断信号を解除して、FSR部10を導通させる(非導通状態から導通状態に遷移させる)。
なお、本実施形態では、電圧低下検出部212は、例えば、遮断信号としてH(ハイ:High)状態を出力し、FSR部10を導通させる要求信号として、L(ロウ:Low)状態を出力する。
このように、負荷駆動回路20は、FSR部10を介してバッテリ2から供給された電力に基づいて、負荷3を駆動する負荷駆動回路20であって、検出回路21を含んでいる。
FSR駆動回路40(スイッチング駆動回路)は、FSR部10を駆動する駆動信号を生成し、FSR部10に出力する。FSR駆動回路40は、制御部30から出力されるFSR駆動信号(第1の遮断要求信号)、又は検出回路21から出力される遮断信号(第2の遮断要求信号)に基づいて、FSR部10を遮断状態にさせる。すなわち、FSR駆動回路40は、制御部30が出力するFSR駆動信号に応じて、FSR部10に負荷3への電力供給を遮断させるとともに、検出回路21が出力する遮断信号に応じて、FSR部10に負荷3への電力供給を遮断させる。
復帰電力供給部50は、電流を制限する抵抗52(電流制限部)を介してバッテリ2からFSR部10の負荷3側端(ノードN2)に、電流が制限された電力を供給する。復帰電力供給部50は、後述する一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合と、地絡故障が発生している場合とを判定する処理が実行される際に、制御部30によって制御される。
また、復帰電力供給部50は、スイッチ部51、抵抗52、及び復帰リレー駆動回路53を備えている。
スイッチ部51は、例えば、FET(Field Effect Transistor)などのスイッチ素子であり、復帰リレー駆動回路53から出力される駆動信号に基づいて、導通状態と非導通状態とを切り替える。
抵抗52(電流制限部)は、スイッチ部51が導通状態にある場合に、バッテリ2から供給される電流を制限してFSR部10の負荷3側端(ノードN2)に電力を供給する電流制限抵抗として機能する。
復帰リレー駆動回路53は、制御部30から出力される復帰リレー駆動信号に基づいて、スイッチ部51を駆動する駆動信号を生成し、生成した駆動信号をスイッチ部51に供給する。
制御部30(マイコン)は、例えば、マイクロプロセッサなどを含み、負荷3及びECU1の各部を制御する。制御部30は、例えば、負荷駆動回路20に上述した負荷駆動指示信号を出力し、出力した負荷駆動指示信号に対する負荷3から出力される負荷FB(フィードバック)信号を取得する。制御部30は、負荷3から出力された負荷FB信号に基づいて、負荷3に異常が発生しているか否かを判定する。制御部30は、負荷3に異常が発生していると判定した場合に、FSR部10を遮断する(導通状態から非導通状態に遷移させる)要求信号であるFSR駆動信号(第1の遮断要求信号)をFSR駆動回路40に出力する。
また、制御部30は、FSR部10が遮断された際に、一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合と、地絡故障が発生している場合とのいずれかであるかを判定する処理を行う。例えば、制御部30は、検出回路21から出力される遮断信号に基づいて、FSR部10が電力供給を遮断した遮断状態であるか否かを判定する遮断判定処理を実行する。また、制御部30は、この遮断判定処理において、FSR部10が遮断状態であると判定した場合に、負荷3に異常が発生しているか否を判定する異常判定処理を禁止するとともに、復帰電力供給部50に対して、電流が制限された電力をFSR部10の負荷3側端に供給させる処理を実行する。また、制御部30は、この遮断判定処理において、FSR部10が遮断状態でないと判定した場合に、異常判定処理を許可するとともに、復帰電力供給部50に対して、電流が制限された電力の供給を停止させる処理を実行する。
さらに、制御部30は、電流が制限された電力をFSR部10の負荷3側端に供給させる処理から所定の期間、FSR部10の遮断状態が維持された場合に、異常判定処理を許可するとともに、FSR部10の負荷3側端が地絡していることを示す地絡故障が発生したと判定する。
また、制御部30は、診断部31、駆動制御部32、ADC(アナログ−デジタル変換:Analog to Digital Converter)部33、遮断判定部34、及び地絡判定部35を備えている。
診断部31は、負荷3から出力された負荷FB信号に基づいて、負荷3に異常が発生しているか否かを判定する(異常判定処理)。診断部31は、負荷FB信号に基づいて、負荷3に異常が発生していると判定した場合に、駆動制御部32に対して、FSR部10を遮断する要求信号であるFSR駆動信号をFSR駆動回路40に出力させる。
駆動制御部32は、診断部31又は遮断判定部34の指示信号に基づいて、バッテリ2からの電力供給を制御する。駆動制御部32は、例えば、診断部31又は遮断判定部34の指示信号に基づいて、FSR部10を遮断する(導通状態から非導通状態に遷移させる)要求信号であるFSR駆動信号をFSR駆動回路40に出力する。また、駆動制御部32は、例えば、遮断判定部34の指示信号に基づいて、復帰電力供給部50に対して、電流が制限された電力を、バッテリ2からFSR部10の負荷3側端に供給させる要求信号である復帰リレー駆動信号を復帰リレー駆動回路53に出力する。
ADC部33(電圧検出部)は、例えば、アナログ−デジタル変換回路であり、上述したノードN1の電圧VBATTとノードN2の電圧VSRCとをアナログ−デジタル変換した電圧情報を遮断判定部34に供給する。
遮断判定部34は、検出回路21から出力される遮断信号と、ADC部33から供給される電圧VBATT及び電圧VSRCの電圧情報に基づいて、FSR部10が電力供給を遮断した遮断状態であるか否かを判定する遮断判定処理を実行する。また、遮断判定部34は、FSR部10が遮断状態であると判定した場合に、診断部31に異常判定処理を禁止させる。そして、遮断判定部34は、復帰電力供給部50の復帰リレー駆動回路53にバッテリ2からFSR部10の負荷3側端に、電流が制限された電力を供給させる要求信号である復帰リレー駆動信号を出力する。
また、遮断判定部34は、FSR部10が遮断状態でないと判定した場合に、診断部31に異常判定処理を許可させるとともに、復帰電力供給部50の復帰リレー駆動回路53にバッテリ2からFSR部10の負荷3側端に電流が制限された電力の供給を停止させる要求信号を出力する。
地絡判定部35は、電流が制限された電力をFSR部10の負荷3側端に供給させる処理から所定の期間、FSR部10の遮断状態が維持された場合に、診断部31に異常判定処理を許可させるとともに、地絡故障が発生したと判定する。
なお、地絡判定部35は、遮断状態が維持された期間に対応する後述する瞬低処理中の期間をカウントするカウンタ部36(後述する瞬低処理中カウンタ)を備えている。地絡判定部35は、このカウンタ部36のカウンタ値が所定の規定値を超えた場合に、診断が許可され地絡故障が発生したと判定する。
次に、本実施形態におけるECU1の動作について説明する。
まず、ECU1におけるFSR部10の遮断動作について説明する。
正常に負荷3が動作している通常状態において、FSR部10は導通状態であり、スイッチ部51は、非導通状態である。
この通常状態において、例えば、ECU1内において、負荷駆動回路20に地絡故障が発生して地絡電流Iが流れた場合に、ノードN2の電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)以下に低下する。ノードN2の電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)以下に低下した場合に、検出回路21の電圧低下検出部212は、ノードN2の電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)以下であることを検出する。検出回路21は、この場合に、FSR部10を遮断する要求信号である遮断信号をFSR駆動回路40に出力する。
次に、FSR駆動回路40は、検出回路21から出力された遮断信号に応じて、FSR部10を遮断状態にさせる。これにより、FSR部10が導通状態から非導通状態(遮断状態)に遷移して、通常状態においてバッテリ2から負荷3に供給されていた電力が遮断される。この場合、FSR部10は、制御部30を介さずに、非導通状態(遮断状態)になるため、制御部30を経由する場合に比べて短時間で非導通状態(遮断状態)にすることができる。なお、予め定められた閾値(Vth)は、FSR部10が安全動作領域以内で導通状態から非導通状態(遮断状態)に遷移できる値に予め定められている。ここで、安全動作領域とは、例えば、FSR部10が流すことが可能な許容電流値とこの許容電流値を連続して流すことが可能な許容時間とのことである。
なお、検出回路21は、自動車のエンジン始動の際にセルモータを動作させるクランキングなどにより、一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合においても、FSR部10を非導通状態(遮断状態)にする。そのため、本実施形態におけるECU1は、この一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合と、上述のような地絡故障である場合とを判定する処理を実行する。次に、ECU1の制御部30が、この一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合と、地絡故障が発生している場合とを判定する処理(バッテリ瞬低対策処理)の動作について説明する。
図2は、本実施形態におけるバッテリ瞬低対策処理を示すフローチャートである。
ここで、瞬低とは、瞬間的又は一時的に、バッテリ2の電圧VBATTが低下することである。
このバッテリ瞬低対策処理において、まず、制御部30は、電圧VSRCが予め定まられた閾値(Vth(第1の閾値))以下であり、且つ、遮断信号が検出回路21から出力されているか否かを判定する(遮断判定処理)(ステップS101)。すなわち、制御部30の遮断判定部34は、ADC部33が検出した電圧情報に基づいて電圧VSRCが予め定まられた閾値(Vth)以下であるか否かを判定する。遮断判定部34は、電圧VSRCが予め定まられた閾値(Vth)以下であり、且つ、遮断信号が検出回路21から出力されている場合(ステップS101:YES)に、処理をステップS102に進める。なお、この場合には、一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合と、上述のような地絡故障である場合との両方の場合が含まれている。
また、遮断判定部34は、電圧VSRCが予め定まられた閾値(Vth)を超える、又は遮断信号が検出回路21から出力されていない場合(ステップS101:NO)に、処理をステップS110に進める。
なお、ステップS101において、遮断判定部34が、ADC部33を用いた電圧VSRCによる判定条件と、遮断信号による判定条件との両方により判定するのは、検出回路21が、電圧VSRCの電圧低下の他に、負荷駆動指示信号の異常によっても遮断信号を出力するためである。遮断判定部34は、ADC部33を用いた電圧VSRCによる判定条件を用いることにより、電圧VSRCの電圧低下による遮断信号であるか、負荷駆動指示信号の異常による遮断信号であるかを切り分ける(分類する)。
このように、制御部30は、FSR部10の負荷3側端の電圧VSRCを検出するADC部33を備え、さらに、制御部30は、遮断判定部34の遮断判定処理において、遮断信号及びADC部33が検出した検出結果に基づいて、遮断状態であるか否かを判定する。
ステップS102において、遮断判定部34は、FSROFF診断禁止フラグをセットして、診断部31に異常判定処理を禁止させる。ここで、FSROFF診断禁止フラグは、制御部30内の記憶部(不図示)に設けられており、FSROFF診断禁止フラグがセットされた場合に、診断部31に異常判定処理を禁止(非活性化)させる。また、FSROFF診断禁止フラグがクリアされた場合に、診断部31に異常判定処理を許可(活性化)させる。
次に、遮断判定部34は、負荷駆動指示信号の出力を停止する要求を行う負荷駆動指示信号停止要求フラグをセットする(ステップS103)。これにより、制御部30は、負荷駆動指示信号の出力を停止する。ここで、負荷駆動指示信号停止要求フラグは、制御部30内の記憶部(不図示)に設けられており、負荷駆動指示信号停止要求フラグがセットされた場合に、制御部30は、負荷駆動指示信号の出力を停止する。また、負荷駆動指示信号停止要求フラグがクリアされた場合に、制御部30は、負荷駆動指示信号の出力を開始する。
次に、遮断判定部34は、復帰リレー駆動信号の出力を要求する復帰リレー駆動信号出力要求フラグをセットする(ステップS104)。これにより、駆動制御部32は、復帰リレー駆動回路53に復帰リレー駆動信号を出力し、復帰リレー駆動回路53は、スイッチ部51にスイッチ部51を導通状態にする駆動信号を出力する。スイッチ部51は、この駆動信号に基づいて、導通状態になり、抵抗52によって電流が制限された電力をノードN2に供給する。これにより、一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合には、電圧VBATTが復活するのに応じて、電圧VSRCが上昇するが、地絡故障である場合には、電圧VSRCが低下したままの状態が維持される。
次に、遮断判定部34は、ADC部33が検出した電圧VBATTが所定の規定電圧(第2の閾値)より大きいか否かを判定する(ステップS105)。遮断判定部34は、電圧VBATTが所定の規定電圧より大きいと判定した場合(ステップS105:YES)に、処理をステップS106に進める。また、遮断判定部34は、電圧VBATTが所定の規定電圧以下であると判定した場合(ステップS105:NO)に、処理をステップS107に進める。
ステップS106において、遮断判定部34は、瞬低処理中カウンタ(カウンタ部36)をカウントさせる。また、ステップS107において、遮断判定部34は、瞬低処理中カウンタ(カウンタ部36)のカウントを停止させて、カウント値をクリア(リセット)させる。
次に、制御部30の地絡判定部35は、瞬低処理中カウンタ(カウンタ部36)が所定の規定値を超えているか否かを判定する(ステップS108)。すなわち、地絡判定部35は、電流が制限された電力をFSR部10の負荷3側端に供給させる処理から所定の期間、FSR部10の遮断状態が維持されているか否かを判定する。
地絡判定部35は、瞬低処理中カウンタが所定の規定値を超えていると判定した場合(ステップS108:YES)に、地絡故障が発生していると判定し、処理をステップS109に進める。また、地絡判定部35は、瞬低処理中カウンタが所定の規定値以下であると判定した場合(ステップS108:NO)に、処理をステップS101に戻す。
次に、ステップS109において、地絡判定部35は、FSROFF診断禁止フラグをクリアして、処理をステップS101に戻す。すなわち、この場合、地絡判定部35は、地絡故障が発生していると判定し、診断部31に異常判定処理を許可(活性化)させ、負荷3の駆動を停止する。
一方で、ステップS110以降の処理は、電圧VSRCが予め定まられた閾値(Vth)を超えている正常状態(通常状態)の処理を示している。
ステップS110において、遮断判定部34は、FSROFF診断禁止フラグがセットされているか否かを判定する。遮断判定部34は、FSROFF診断禁止フラグがセットされていると判定した場合(ステップS110:YES)に、処理をステップS111に進める。また、遮断判定部34は、FSROFF診断禁止フラグがセットされていない(クリアされている)と判定した場合(ステップS110:NO)に、既に正常状態に復帰しているため、処理をステップS101に戻す。
次に、ステップS111において、遮断判定部34は、FSROFF診断禁止フラグをクリアして、診断部31に異常判定処理を許可(活性化)させる。これにより、診断部31は、異常判定処理を再開する。
次に、遮断判定部34は、負荷駆動指示信号停止要求フラグをクリアする(ステップS112)。これにより、制御部30は、負荷駆動指示信号の出力を再開する。
次に、遮断判定部34は、復帰リレー駆動信号出力要求フラグをクリアする(ステップS113)。これにより、駆動制御部32は、復帰リレー駆動回路53に復帰リレー駆動信号の出力を停止し、復帰リレー駆動回路53は、スイッチ部51にスイッチ部51を非導通状態にする駆動信号を出力する。すなわち、遮断判定部34は、復帰電力供給部50に電流が制限された電力の供給を停止させる。
次に、遮断判定部34は、瞬低処理中カウンタ(カウンタ部36)のカウントを停止させて、カウント値をクリア(リセット)させて、処理をステップS101に戻す(ステップS104)。
以上説明したように、本実施形態におけるECU1は、FSR部10が、バッテリ2と負荷3との間に接続され、バッテリ2から供給された電力の負荷3への供給を遮断する。制御部30(診断部31及び駆動制御部32)は、負荷3に異常が発生しているか否を判定し、負荷3に異常が発生していると判定した場合に、FSR駆動信号(第1の遮断要求信号)を出力する。検出回路21は、負荷3に接続されているFSR部10の負荷3側端の電圧VSRCを検出し、検出した電圧VSRCが予め定められた閾値以下(Vth)である場合に、遮断信号(第2の遮断要求信号)を出力する。FSR駆動回路40は、制御部30が出力するFSR駆動信号に応じて、FSR部10に負荷3への電力供給を遮断させるとともに、検出回路21が出力する遮断信号に応じて、FSR部10に負荷3への電力供給を遮断させる。
これにより、本実施形態におけるECU1は、制御部30を介さずに、FSR部10を遮断状態にすることができる。そのため、本実施形態におけるECU1は、制御部30を経由する場合に比べて短時間に、FSR部10を遮断状態にすることができる。よって、本実施形態におけるECU1は、負荷3への電力供給を遮断するFSR部10に故障を生じさせずに、FSR部10の電流許容量を低減する(小容量のスイッチング素子を採用する)ことができる。
また、本実施形態におけるECU1は、検出回路21による電圧VSRCの低下を検出して、地絡故障などの異常を検出するので、一般に回路が複雑な電流検出回路を備える必要がない。そのため、本実施形態におけるECU1は、電流検出回路を使用する場合に比べて、回路規模を小さくする(省スペース化する)ことができる。よって、本実施形態におけるECU1は、負荷3への電力供給を遮断するFSR部10に故障を生じさせずに、製造コストの低減及び省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態におけるECU1は、電流を制限する抵抗52を介してバッテリ2からFSR部10の負荷3側端(ノードN2)に、電流が制限された電力を供給する復帰電力供給部50を備えている。
これにより、FSR部10が遮断状態にある場合に、復帰電力供給部50を動作させて、電流が制限された電力を供給することができるので、本実施形態におけるECU1は、一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合と、地絡故障である場合とを判定して異なる処理を行うことができる。そのため、本実施形態におけるECU1は、例えば、一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合に次回のエンジン始動(IGON:イグニッションオン)までの間、異常による警報が出力され続けることを低減することができる。すなわち、本実施形態におけるECU1は、例えば、一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合に異常を誤検出して警報が出力されることを回避することができる。
また、本実施形態では、制御部30(遮断判定部34)は、遮断信号に基づいて、FSR部10が電力供給を遮断した遮断状態であるか否かを判定する遮断判定処理を実行する。そして、制御部30(遮断判定部34)は、遮断判定処理において、遮断状態であると判定した場合に、負荷3に異常が発生しているか否を判定する異常判定処理を禁止(無効化)する処理とともに、復帰電力供給部50に対して、電流が制限された電力をFSR部10の負荷3側端(ノードN2)に供給させる処理を実行する。また、制御部30(遮断判定部34)は、遮断判定処理において、遮断状態でないと判定した場合に、異常判定処理を許可(有効化)するとともに、復帰電力供給部50に対して、電流が制限された電力の供給を停止させる処理を実行する。
これにより、本実施形態におけるECU1は、一時的にバッテリ2の電圧VBATTが低下した場合と、地絡故障である場合とを正確に判定して、異なる処理を行うことができる。
また、本実施形態では、制御部30(地絡判定部35)は、電流が制限された電力をFSR部10の負荷3側端(ノードN2)に供給させる処理から所定の期間、遮断状態が維持された場合に、異常判定処理を許可(有効化)するとともに、地絡故障が発生したと判定する。
これにより、本実施形態におけるECU1は、地絡故障である場合を正確に判定することができる。
また、本実施形態では、検出回路21は、検出した電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)以下である場合に、遮断信号を出力するとともに、制御部30が出力する負荷3を駆動する指示信号(負荷駆動指示信号)に異常が発生しているか否を判定する。検出回路21は、この指示信号に異常が発生していると判定した場合にも、遮断信号を出力する。また、制御部30(遮断判定部34)は、FSR部10の負荷3側端(ノードN2)の電圧VSRCを検出するADC部33を備えている。さらに、制御部30(遮断判定部34)は、遮断判定処理において、遮断信号及びADC部33が検出した検出結果に基づいて、遮断状態であるか否かを判定する。
これにより、本実施形態におけるECU1は、検出回路21に指示信号(負荷駆動指示信号)の異常を検出する機能を追加して、1つのブロック(回路)にまとめることができる。そのため、本実施形態におけるECU1は、回路規模を小さくする(省スペース化する)ことができる。また、これにより、検出回路21に2つの異常検出機能を備えた場合においても、本実施形態におけるECU1は、正確に電圧VSRCが低下した場合の遮断状態を判定することができる。
また、本実施形態におけるECU1は、FSR部10を介してバッテリ2から供給された電力に基づいて、負荷3を駆動する負荷駆動回路20であって、検出回路21を含む負荷駆動回路20を備える。
これにより、負荷駆動回路20内に備える検出回路21を利用するので、本実施形態におけるECU1は、部品点数を低減することができ、省スペース化することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、検出回路21は、駆動信号異常検出部211と、電圧低下検出部212とを備える形態を説明したが、電圧低下検出部212のみを備える形態でもよい。また、この場合は、遮断判定部34は、図2のステップS101の処理において、遮断信号に基づいて、FSR部10の遮断状態を判定する形態でもよい。
また、上記の実施形態では、検出回路21が判定に用いる予め定められた閾値(Vth)と、遮断判定部34が図2のステップS101の処理において判定に用いる予め定められた閾値(Vth)とを同一の閾値を用いる形態を説明したが、異なる閾値を用いて判定する形態でもよい。また、検出回路21及びADC部33は、電圧VSRCを直接検出する形態を説明したが、電圧VSRCを例えば、抵抗分圧、コンデンサによる分圧などにより分圧した電圧を検出する形態でもよい。この場合は、例えば、制御部30の動作電圧が検出回路21より低く、ADCの検出範囲に制限がある場合などにも対応することができる。
また、上記の実施形態において、検出回路21は、電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)以下である場合に遮断信号を出力する形態を説明したが、電圧VSRCが予め定められた閾値(Vth)未満である場合に遮断信号を出力する形態でもよい。また、ステップS101において、遮断判定部34は、ADC部33が検出した電圧VSRCが予め定まられた閾値(Vth)以下であるか否かを判定する形態を説明したが、ADC部33が検出した電圧VSRCが予め定まられた閾値(Vth)未満であるか否かを判定する形態でもよい。
また、ステップS105において、遮断判定部34は、ADC部33が検出した電圧VBATTが所定の規定電圧より大きいか否かを判定する形態を説明したが、ADC部33が検出した電圧VBATTが所定の規定電圧以上であるか否かを判定する形態でもよい。また、ステップS108において、地絡判定部35は、瞬低処理中カウンタ(カウンタ部36)が所定の規定値を超過しているか否かを判定する形態を説明したが、瞬低処理中カウンタが所定の規定値以上であるか否かを判定する形態でもよい。
上述のECU1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した制御部30の各処理過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
1 ECU
2 バッテリ
3 負荷
10 FSR部
11 コンデンサ
20 負荷駆動回路
21 検出回路
22 負荷駆動部
30 制御部
31 診断部
32 駆動制御部
33 ADC部
34 遮断判定部
35 地絡判定部
36 カウンタ部
40 FSR駆動回路
50 復帰電力供給部
51 スイッチ部
52 抵抗
53 復帰リレー駆動回路
211 駆動信号異常検出部
212 電圧低下検出部

Claims (4)

  1. 電源と負荷との間に接続され、前記電源から供給された電力の負荷への供給を遮断するスイッチング素子と、
    前記負荷に異常が発生しているか否を判定し、前記負荷に異常が発生していると判定した場合に、第1の遮断要求信号を出力する制御部と、
    前記負荷に接続されている前記スイッチング素子の前記負荷側端の電圧を検出し、検出した当該電圧が予め定められた閾値以下である場合に、第2の遮断要求信号を出力する検出回路と、
    前記制御部が出力する前記第1の遮断要求信号に応じて、前記スイッチング素子に負荷への電力供給を遮断させるとともに、前記検出回路が出力する前記第2の遮断要求信号に応じて、前記スイッチング素子に負荷への電力供給を遮断させるスイッチング駆動回路と、
    電流を制限する電流制限部を介して前記電源から前記負荷側端に、電流が制限された電力を供給する電力供給部をと、
    を備えることを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第2の遮断要求信号に基づいて、前記スイッチング素子が電力供給を遮断した遮断状態であるか否かを判定する遮断判定処理と、
    前記遮断判定処理において、前記遮断状態であると判定した場合に、前記負荷に異常が発生しているか否を判定する異常判定処理を禁止するとともに、前記電力供給部に対して、前記電流が制限された電力を前記負荷側端に供給させる処理と、
    前記遮断判定処理において、前記遮断状態でないと判定した場合に、前記異常判定処理を許可するとともに、前記電力供給部に対して、前記電流が制限された電力の供給を停止させる処理と、
    を実行することを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記電流が制限された電力を前記負荷側端に供給させる処理から所定の期間、前記遮断状態が維持された場合に、前記異常判定処理を許可するとともに、前記負荷側端が地絡していることを示す地絡故障が発生したと判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
  4. 前記検出回路は、
    検出した前記電圧が予め定められた閾値以下である場合に、第2の遮断要求信号を出力するとともに、前記制御部が出力する前記負荷を駆動する指示信号に異常が発生しているか否を判定し、前記指示信号に異常が発生していると判定した場合にも、前記第2の遮断要求信号を出力し、
    前記制御部は、前記負荷側端の電圧を検出する電圧検出部を備え、
    さらに、前記制御部は、前記遮断判定処理において、前記第2の遮断要求信号及び前記電圧検出部が検出した検出結果に基づいて、前記遮断状態であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項又は請求項に記載の電子制御装置。
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