JP5950293B2 - 横葺き用屋根材及び横葺き用屋根材の接続構造 - Google Patents

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本発明は、一般住宅や事務所、マンション、福祉施設、リゾート施設、商業施設、公共施設等において幅広く使用される横葺き用屋根材及びその屋根材の接続構造に関するものである。
横葺き屋根は、妻方向に比較的長尺で、軒、棟方向において短尺な、矩形状をなす屋根材を使用するのが一般的であり、妻方向への接続作業を、軒から棟側に向けて順次繰り返し行うことによって葺きあげられる。
従来、横葺き屋根に使用する屋根材としては、左右の端部と上下の端部にそれぞれハゼの如き継手を設け、これらの継手を利用して隣接する屋根材同士を上下(軒、棟方向)、左右(妻方向)につなぎ合わせるようにしている。
この点に関する先行技術としては、特許文献1に開示されたものが知られている。
特許第4131567号公報 特許第2857665号公報
ところで、上掲の特許文献1に開示されている従来の屋根材は、以下に述べるような不具合を抱えている。
すなわち、従来の屋根材は、該屋根材を左右(妻方向)に接続するに当たっては、下方に向けて折り返された上ハゼと、上方に向けて折り返された下ハゼとを、互いにかみ合うようにハゼ掛けして接続する構造からなっているため、その製造に際しては寸法精度の厳密な管理が必要であり、効率的な製造が困難である。
また、ハゼ掛け部を形成するには、屋根材用の素材を複数回にわたって折り返す加工が必要であり、その長さの分だけ屋根材の重量が増すこととなりコストの上昇が避けられない。
さらに、屋根を葺きあげていくに当たっては、左右方向についてもハゼ掛け作業が必要になることから、これに多大な作業時間を要し、しかも、屋根材の接続形態を、例えば、段付き、あるいはフラット形式のものに変更する場合には、それに応じた継手を備えた屋根材を別途用意しておかなければならない不都合があった。
なお、この種の屋根材においては、雪止め金具の取付け施工が要望されることもあるが、従来の屋根材は、通常、薄鋼板を使用して1枚板で成型されるのが普通であり、屋根材本体にビスの如き締結手段によって固定しても十分な取付け強度を確保することができないことから、雪止め金具の取付けには不向きなものとなっていた。
雪止め金具の取付け構造に関する従来技術としては、屋根材の棟側に位置する嵌合部(下嵌合部)の形状に合わせて金具の取付け部を加工し、これを、野地板および垂木に複数本の釘あるいはビスで固定するようにした特許文献2に開示されたものが知られている。
しかし、従来の雪止め金具の取付け構造にあっては、該取付け部を、例えば、30〜40mm程度の幅を有する細幅垂木に固定する場合、該垂木は、アスファルトルーフィングや野地板によって覆われているため、その位置を正確に把握することができず、垂木をはずれて野地板のみに固定されることがあり、強度的に不安定な状態で取付けられることがある。
また、従来の雪止め金具の取付け部は、屋根材の内部に位置しているため、それを設置するには、屋根の施工と同時に施工する必要がある(後付けができない)うえ、屋根の施工時に設置箇所や数量を予め確定しておき、それに合わせて雪止め金具を用意しておくことが不可欠となる。
そこで、本発明の目的は、横葺き用屋根材および横葺き用屋根材の接続構造につき、該屋根材を防水性の劣化を起こすことなしに左右方向(妻方向)に効率的につなぎ合わせるとともに、接続形態の変更を容易にし、なおかつ、雪止め金具を、屋根の施工の前後に係わらず比較的簡易な作業のもとで確実に取付けるところにある。
本発明は、左右一対の短辺部と、これら各短辺部を上下に挟む一対の長辺部とを有する矩形状の屋根材本体とを備え、前記短辺部を、妻方向に向けて隣接配置される屋根材の短辺部にそれぞれつなぎ合わせるとともに、前記長辺部を、軒から棟に向けて隣接配置される屋根材の長辺部につなぎ合わせることにより建築構造物の屋根を葺きあげる、横葺き用屋根板材であって、
前記屋根材本体は、前記長辺部の相互間の全域にわたり前記短辺部に向けてS字状または逆S字状に折り返して該屋根材本体の外表面に段差を形成する少なくとも1つの折り畳み部を有し、前記長辺部のうちの、棟側に位置する長辺部に、その直上にて隣接配置される屋根材の上ハゼに嵌合する下ハゼを設け、前記長辺部のうち、軒側に位置する長辺部に、その直下に隣接配置される屋根材の下ハゼに嵌合する上ハゼを設け、前記一対の短辺部のうちの一方に、前記屋根材本体の外表面との間で段下がり部を形成するとともに、軒、棟方向に沿って延伸する凹凸を形成した下継手を設け、前記一対の短辺部のうちの、もう一方の短辺部に、隣接配置される屋根材の前記下継手に重ね合わさる上継手を設け、前記上継手に、前記段下がり部の側端面への当接により該隣接配置される屋根材との相互間にて平坦な接続部を形成する突き当て部と、前記屋根本体の外表面への当接により該隣接配置される屋根材との相互間にて段差の付いた接続部を形成する背面接地部とを設け、前記下ハゼは、軒側に向けて開放された凹部を形成する第一の折り返し部と、この第一の折り返し部の端部につながり棟側に向けて開放された凹部を形成する第二の折り返し部と、この第二の折り返し部の端部につながり屋根の下地材に連結して前記屋根材本体を固定、保持する固定片からなり、前記上ハゼは、棟側に向けて開放された凹部を形成するとともに、前記下ハゼの第一の折り返し部に形成された凹部に嵌合する折り返し部を有し、前記下ハゼの幅方向の縁部に、前記下継手の凹凸とほぼ同等の展開長さを有する凹凸を設け、前記上ハゼの折り返し部は、前記屋根材本体につながり屋根の小口を形成する縦壁と、この縦壁の下端につながり棟側に向けて折り返された横壁からなり、該上ハゼの幅方向の縁部に、該縦壁を内向きに押し込んだ、凹部を形成するとともに前記下継手の段下がり部につながる段下がり部を設けたことを特徴とする横葺き用屋根材である。
上記の構成からなる横葺き用屋根材においては、屋根材本体の裏面に断熱材を貼着しておくこと、
が本発明の課題解決のための具体的手段として好ましい。
また、本発明は、上記の構成からなる横葺き用屋根材を用いて建築構造物の屋根を葺きあげる接続構造において、前記下継手に、隣接配置される別の屋根材本体の上継手を重ね合わせるとともに、前記下ハゼ、上ハゼを、隣接配置される別の屋根材の下ハゼ、上ハゼにそれぞれ嵌合させて前記屋根材本体をそれぞれ妻方向に沿って接続する一方、前記下ハゼを、その直上にて隣接配置される別の屋根材の上ハゼに嵌合させるとともに該屋根材の上ハゼを、その直下にて隣接配置される別の屋根材の下ハゼに嵌合させて軒、棟方向に接続し、前記屋根材本体の外表面に、前記折り畳み部が位置する前記下ハゼの第二の折り返し部に連結して固定、保持される雪止め金具を設けたことを特徴とする横葺き用屋根材の接続構造である。
上記の構成からなる横葺き用屋根材の接続構造においては、
1)雪止め金具を、前記下ハゼの第二の折り返し部に直接連係する締結手段を介して固定、保持し、該締結手段の本体部分(首下部分)を、該第二の折り返し部の凹部に収納すること、
2)雪止め金具を、隣接配置される別の屋根材の上ハゼを貫通して前記下ハゼの第二の折り返し部に連係する締結手段を介して固定、保持し、該締結手段の本体部分を、該第二の折り返し部の凹部に収納すること、
が、本発明の課題解決のための具体的手段として好ましい。
上記の構成からなる本発明の横葺き用屋根材によれば、屋根材の左右方向(妻方向)の接続は、上継手と下継手を重ね合わせるだけでよいため、効率的な施工が可能となる。
また、本発明にかかる横葺き用屋根材によれば、上継手に、段下がり部の側端面への当接により該隣接配置される屋根材との相互間にて平坦な外表面を形成する突き当て部と、屋根本体の外表面への当接により該隣接配置される屋根材との相互間にて段部の付いた外表面を形成する背面接地部とを設けたため、隣接配置される屋根材の段下がり部の側端面に該突き当て部を当接させることにより平坦な接続部を得ることが可能であり、また、隣接配置される屋根材の外表面に背面接地部を当接させることにより段差の付いた接続部を得ることができ、これにより一つの屋根材で2種の接続形態を採用することが可能となり、屋根の葺きあげ施工において融通性が拡がる。
また、下継手に形成された段下がり部の上面(重ね合わせ面)に、軒、棟方向に沿って延伸する凹凸を設けることにより、上継手との相互間から雨水が侵入したとしても、該雨水は、屋根の勾配により該凹部に沿い軒側へと流れ落ちるため、防水性が高い。該凹凸により、屋根材の展開長さをほぼ同じにできるため、反りや捩れ等の形状変形を回避することが可能となる。
また、本発明にかかる横葺き用屋根材によれば、長辺部の下ハゼを、軒側に向けて開放された凹部を形成する第一の折り返し部と、この第一の折り返し部の端部につながり棟側に向けて開放された凹部を形成する第二の折り返し部と、この第二の折り返し部の端部につながり屋根の下地材に連結して屋根材本体を固定、保持する固定片にて構成し、上ハゼに、棟側に向けて開放された凹部を形成するとともに、下ハゼの第一の折り返し部に形成された凹部に嵌合する折り返し部を設けるようにしたため、軒、棟方向において屋根材を簡便につなぎ合わせることが可能となり、葺きあげ作業の簡便化が図られる。
また、下ハゼの幅方向の縁部に、下継手の凹凸とほぼ同等の凹凸を設けることにより、屋根材を一枚の板から成型する場合に、展開長さがほぼ同じになり反りや捩れ等の形状変形を防止することができる。
さらに、上記の構成からなる本発明の横葺き用屋根材によれば、上ハゼを、屋根材本体につながり屋根の小口を形成する縦壁(小口を形成する壁)と、この縦壁の下端につながり棟側に向けて折り返された横壁とで構成し、該上ハゼの幅方向の縁部に、該縦壁を内向きに押し込んだ、凹部を形成するとともに下継手の段下がり部につながる段下がり部を設けることで隣接配置される別の屋根材の上ハゼに嵌合させるだけの簡単な作業で屋根材同士を平坦に接続することができる。
とくに、上ハゼの幅方向の縁部の縦壁を、内側に押し込んで凹部を形成しておくことにより下継手の凹凸とほぼ同じ展開長さにすることが可能となり、屋根材の成型に際して反りや捩れが生じて形状の変形を招くことがない。
また、本発明によれば、屋根材本体の裏面に断熱材を貼付しておくことにより、断熱、保温効果等を高めることができる。
さらに、上記の構成からなる横葺き用屋根材の接続構造によれば、雪止め金具を、折り畳み部が位置する記下ハゼの第二の折り返し部に連結して固定、保持するようにしたため、雪止め金具の効率的な取付けが可能になるとともに、とくに折り畳み部は板が3枚重ねられた3重構造になっているため該金具の引抜き強度が高まる。
また、本発明にかかる横葺き用屋根材の接続構造によれば、下ハゼの第二の折り返し部における連結を、下ハゼの第二の折り返し部に直接連係する締結手段によって行うようにしたため、屋根の葺きあげと同時に雪止め金具を簡単な作業で確実に取付けることができる。締結手段の本体部分は、第二の折り返し部の凹部に収納するため、屋根材の外観形状に影響を与えることがない。
また、本発明にかかる横葺き用屋根材の接続構造によれば、下ハゼの第二の折り返し部における連結を、隣接配置される別の屋根材の上ハゼを貫通して該下ハゼの第二の折り返し部に連係する締結手段によって行うようにしたため、屋根の葺きあげを終えた後においても屋根材を引き剥がすような作業を行うことなしに雪止め金具を、確実に取付けることができる。この場合も、締結手段の本体部分は、第二の折り返し部の凹部に収納するため、屋根材の外観形状に影響を与えることがない。
図1は、本発明に従う横葺き用屋根材の実施の形態を示した正面図である。 図2は、図1の平面図である。 図3は、図1の底面図である。 図4は、図1のA―A断面を示した図である。 図5は、図1のB−B断面を示した図である。 図6は、図1の外観斜視図である。 図7は、下ハゼと上ハゼの嵌合状態を示した図である。 図8は、図1のC−C部の拡大断面図である。 図9は、屋根材同士をつなぎ合わせる状況を示した図である。 図10は、図9に示した屋根材同士のつなぎ合わせにおける下継手と上継手とを重ね合わせた状態を示した断面図である。 図11は、図10に示す状態で屋根材同士をつなぎ合わせたときの状態を示した図である。 図12は、屋根材同士のつなぎ合わせにおける接続部の断面を示した図である。 図13は、図12に示すような接続部で屋根材同士をつなぎ合わせた状態を示した図である。 図14は、図1に示した屋根材の上ハゼの幅方向縁部の断面を示した図である。 図15は、本発明に従う横葺き用屋根材の他の例を示した図である。 図16は、本発明に従う横葺き用屋根材の他の例を示した図である。 図17は、本発明に従う横葺き用屋根材の他の例(折り畳み部の形状変更)を示した図である。 図18は、断熱材を貼付した例を示した図である。 図19は、本発明に従う横葺き用屋根材の施工状況の説明図である。 図20は、折り畳み部を有する屋根材を用いて葺きあげた屋根の完成状態を示した図である。 図21は、本発明に従う横葺き用屋根材の接続構造につき、雪止め金具を内部に取付け状況を示した図である。 図22は、本発明に従う横葺き用屋根材の接続構造につき、雪止め金具を外部に取付け状況を示した図である。 図23は、屋根上積載物の固定用部材を取り付けた状況を示した本発明に従う横葺き用屋根材の接続構造の他の実施の形態を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う横葺き用屋根材の実施の形態を示した正面図であり、図2は図1の平面図、図3は図1の底面図である。
また、図4は図1のA−A部の拡大断面図であり、図5は図1のB−B部の拡大断面図であり、図6は、図1に示した横葺き用屋根材の外観斜視図である。
図1〜図6における符号1は、亜鉛めっき鋼板、アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板、アルミニウム板、ステンレス鋼板、銅板およびそれらの塗装あるいは被覆膜製品等によって構成することができる屋根材本体である。
この屋根材本体1は、左右一対の短辺部1a、1bと、これら各短辺部1a、1bを上下(軒、棟方向)に挟む長辺部1c、1dとを有する矩形状の幅広、短尺材にて構成される。ここに、長辺部1cを軒側長辺部とし、長辺部1dを棟側長辺部とする。
また、2は、その要部断面を図1に拡大して示したように、長辺部1c、1dの相互間の全域にわたり短辺部1a、1bに向けて幅wでもってS字状に折り返して屋根材本体1の外表面に段差eを形成した折り畳み部である。
また、3は、棟側長辺部1dに設けられた下ハゼである。この下ハゼ3は、図7に示すように、その直上(棟側)に隣接配置される別の横葺き用屋根材の上ハゼに嵌合することにより屋根材本体1同士を接続する。
上記の下ハゼ3は、この例では、軒側に向けて開放された凹部を形成する第一の折り返し部3aと、この第一の折り返し部3aの端部につながり棟側に向けて開放された凹部を形成する第二の折り返し部3bと、この第二の折り返し部3bの端部につながり屋根の下地材に連結して前記屋根材本体1を固定、保持する固定片3cから構成されている(図4参照)。
なお、下ハゼ3の幅方向の縁部(短辺部側)には、下ハゼ3よりも小さいサイズになる下ハゼ3′が形成されている(図5、図6参照)。この下ハゼ3′は、後述する下継手に形成される段下がり部と同等の段下がり代を有しており、これにより、別の屋根材の上継手を重ね合わせても該下ハゼ3′が上継手に接触することがないようになっている。
また、4は、軒側長辺部1cに設けられた上ハゼである(図4、図6参照)。この上ハゼ4は、その直下(軒側)に隣接配置される別の横葺き用屋根材の下ハゼ3に嵌合して屋根材本体同士を接続する(屋根材本体が軒に位置する場合には、軒先水切りと嵌合する。)。
上ハゼ4は、屋根材本体1につながる縦壁(小口を形成する壁)4aと、この縦壁4aの下端につながり棟側に向けて折り返された横壁(折り返し部)4bから構成されている。上ハゼ4の幅方向の縁部における縦壁4aには、該縦壁4aの面よりも低い段下がり部4cが設けられている(図3参照)。
上ハゼ4には、縦壁4a、横壁4bによって棟側に向けて開放された凹部が形成されていて、図7に示す如く、該横壁4bが下ハゼ3の第一の折り返し部3aに形成された凹部に嵌合することによって屋根材本体1が軒、棟方向につながる。
また、5は、短辺部1bに設けられた下継手である。この下継手5は、図3に要部を拡大して示した如く、横葺き用屋根材の外表面よりも低くなる該段下がり部5aが形成されており、かつ、軒、棟方向に沿って延伸する凹5b、凸5cが複数本設けられている。この凹5b、凸5cは、プレス成型により形成されるものであって、該凸5cの突端面は、屋根材の外表面よりも低い位置にある。
6は、短辺部1aに設けられた上継手である。この上継手6は、妻方向(横方向)に隣接配置される別の屋根材の下継手5に重ね合わさるものであり、図1のC―C断面を拡大して図8に示すように、隣接配置される別の屋根材の下継手5の段下がり部5aの側端面に当接してその相互間にて平坦な接続部を形成を可能とする突き当て部6aと、隣接配置される別の屋根材の表面への当接により該隣接配置される屋根材との相互間にて段差の付いた接続部を形成する背面接地部(平坦部)6bが設けられている。
上記上継手6の先端部には、屋根材の裏面側に向けて折り曲げた、折り返し部6cが形成され、この例では、この折り返し部6cを上記の背面接地部6bとしている。
また、7は、下ハゼ3の縁部(固定片3c)に設けられた凹凸である(図2、図6参照)。この凹凸7は、下継手5の凹5b、凸5cとほぼ同じ展開長さとするため該凹5b、凸5cの形成と同時に設けられるものであって、これにより屋根材の展開長さをほぼ同じにて反りや捩れ等の形状変形を防止している。
8は、上ハゼ4の幅方向の縁部に設けられた段下がり部4cにおいて、縦壁4aを内向きに押し込んで形成された凹部(図5参照)、9は、上ハゼ4の横壁4bに設けられた凹凸である(図3参照)。
上記の構成からなる横葺き用屋根材を、妻方向につなぎ合わせるに際しては、図9、図10に示すように、屋根材の上継手6を、隣接配置される屋根材の下継手5に重ね合わせる。
そうすると、その相互間には、図11に示す如く、折り畳み部2と同じような段差の付いた接続部が形成される。これにより、屋根材の接続部が折り畳み部2と同じように見えることとなり、該接続部がどこに存在するか確認することができない美観に優れた屋根に葺きあげられる。なお、上継手6の背面接地部6bにおける重なり代L(図10参照)は、10mm程度とすることができる。
一方、妻方向へのつなぎ合わせに際して上継手6の突き当て部6aを、図12に示すように、隣接配置される屋根材の下継手5の段下がり部の側端面に当接させるべく、上継手6を、隣接配置される屋根材の下継手5に重ね合わせると、その相互間には、図13に示す如く、平坦な接続部が形成される。
上記のような平坦な接続部を有する屋根の葺きあげは、とくに、折り畳み部2を付加しない平坦な外表面をもつ屋根材に適用する場合に有効であり、これにより、一体感のある屋根に葺きあげられる。
本発明における横葺き用屋根材は、上述したように、屋根材を妻方向に葺いていくに当たって屋根材の接続形態を容易に変更できるものであって、別の屋根材を用意しておく必要がなく、融通性が拡大される。
また、上ハゼ4の幅方向の縁部には、図1のA―A断面、B―B断面を重ね合わせて図14に示すように、下継手5の段下がり部5aと同等の下がり代をもった段下がり部4cを形成したため、とくに平坦な接続部を形成する場合においては、隣接配置される別の屋根材の上ハゼ4の縦壁4aが重ね合わさっても、この部位に段差が形成されることはない。
さらに、本発明の横葺き用屋根材は、屋根材の接続部(横方向)から雨水が侵入した場合、該雨水は段下がり部5aの上面(重ね合わせ面)に設けられた凹5bに沿いすぐさま軒側へと流れ落ちる。凹5b、凸5cは横方向からの雨水に対し1つ以上設けるのがよく、これにより、雨水が侵入しても屋根の勾配によって一つ目の凹5bから順次、軒側へ排出されることとなる。
屋根の勾配が緩い場合や大雨時の浸水を考慮し、中間部に位置する凸5cの突端に、上継手6の裏面に当接する図15に示すような防水テープtを設けておくことにより雨水の侵入を確実に回避することもできる。
下ハゼ3の幅方向の縁部(下継手が形成される部位)には、下ハゼ3′に代えて、第一の折り返し部3aと第二の折り返し部3bとを相互に接触させることによって形成される図16に示すような偏平部hを設けることができ、これにより、この部位の強度を高めることができる。
また、上ハゼ4の幅方向の縁部(下継手5が形成される部位)においては、縦壁4aに凹部8を形成し、横壁4bに凹凸9を設けるようにしたが(図3参照)、その理由は、下継手5の凹5b、凸5cはプレス成型により一体的に形成されるので、その深さ分だけ展開長さが増え、該下継手5が屋根材の幅方向に向けて縮むことになり、該縦壁4a、横壁4bについてもこれに合わせる必要があるからである。
縦壁4aに凹部8を形成し、横壁4bに凹凸9を設けることで、下継手5の展開長さと同じ展開長さに調節することが可能となり、成型加工に際して屋根材に反り等の形状変形を防止することができる。
とくに縦壁4aについては、折り返しにより深く加工した分、外側に向かって飛び出してくるので、縦壁4aの幅方向の縁部については凹部8を設けるのが肝要となる。
以上、屋根材本体1に、折り畳み部2を設けた横葺き用屋根材を例にして説明したが、本発明においては、平坦な外表面を有する屋根材についても適用できるのはいうまでもない。
また、本発明では、折り畳み部2によって形成される段差eを、その反対側にも形成して屋根の二方向からから折り畳み部を視認することができるようにした図17に示すような折り畳み部2′を備えた横葺き用屋根材を適用することもできる。
なお、本発明に従う横葺き用屋根材は、断熱あるいは保温等の効果を高めることを目的として、図18に示すように、該屋根材の裏面に断熱材10を貼着しておくこともできる。
本発明に従う横葺き用屋根材を用いて屋根を葺きあげるには具体的に以下の施工手順に従う。
まず、図19に示すように、野地板11にルーフィング12を敷設したのち、軒先に水切り板13を取り付け、屋根材本体1の上ハゼ4を該水切り板13に嵌合させる。
次いで、屋根材の下ハゼ3の固定片3cを、ルーフィング12の上におき、釘やビス等で野地板11、垂木あるいは母屋14などに必要な間隔で固定する。そして、屋根材本体1が固定されたならば、屋根材相互のつなぎ合わせ部位につき、平坦な接続部を形成するか、段差の付いた接続部を形成するかの何れかを選択し、固定された屋根材の下継手5に隣接配置される別の屋根材の上継手6を重ね合わせる。
以降、この作業を繰り返して妻方向へと葺いていき、妻方向の端部(軒の端部)まで葺いたならば棟側で同じ作業を行う。
軒、棟方向において屋根材を接続するには、固定し終えた屋根材の下ハゼ3の第一の折り返し部3aに、その直上に隣接配置される屋根材の上ハゼ4の横壁4bを差し込んで嵌合させ、取付けにかかる屋根材の下ハゼ3の固定部3cを野地板に固定すればよく、この作業も繰り返して軒、棟方向へ葺いていけばよい。
図20は、段差が付いた接続部を形成する横葺き屋根の葺きあげ状態(完成)を示したものである。本発明によれば、防水性を損なうことなしに、屋根材の接続部に折り畳み部2と同様の段差が付いた接続部を形成することができ、これにより、美観の良好な屋根を葺き上げることが可能になる。
次に、上記の要領で構成された横葺き用屋根材の接続構造について、雪止め金具を取付ける場合を図21に基づいて説明する。
図21における符号15は、屋根材本体1の外表面に設置される雪止め金具である。この雪止め金具15は、屋根本体1の上で該屋根本体1の表面に直交する向きで起立する金具本体15aと、この金具本体15aの下端に一体的につながり、屋根本体1の外表面に沿って延伸する連結片15bと、一端が連結片15bにつながり、他端が、下ハゼ3の第二の折り返し部3bの縦壁に対面する係止片15cと、金具本体15aおよび連結片15bとを相互につなぐ複数の補強用リブ15dから構成されている。
上記の雪止め金具15は、折り畳み部2が設けられた部位(幅寸法wの範囲)に取付けられるものである。屋根の葺きあげと同時に雪止め金具15を取付けるには、ビス16の如き締結手段(釘等を含む)により下ハゼ3の第二の折り返し部3bの縦壁に直接連係させて該ビス16の本体部分(首下部分)を凹部の空間内に収納する。そして、その後、棟側に隣接配置される別の屋根材の上ハゼ4を嵌合させればよい。
かかる構成からなる横葺き用屋根材の接続構造によれば、雪止め金具15は、板が3枚合わせになる折り畳み部2において強固に連結されることとなり、滑雪により雪止め金具15が簡単に脱落することがない。また、ビス16は、第二の折り返し部3bによって形成される凹部の内部空間内に収納されるため、屋根の外観形状に影響を与えることがない利点がある。
なお、第二の折り返し部3bの縦壁には、ビス16を打ち込む際、あるいは、ビス16をねじ込む際に該ビス16が滑らないように窪みKを設けておくのが好ましい。
また、図22に、本発明に従う横葺き用屋根材の接続構造の他の例を示す。
この例は、既に葺きあげられた屋根に雪止め金具15を取付ける例であり、この場合、雪止め金具15は、棟側に隣接配置される別の屋根材本体1の上ハゼ4の折り返し部4aを通して下ハゼ3の第二の折り返し部3bに連結する。
かかる接続構造においては、ビス16が棟側に位置する屋根材本体1の上ハゼ4の折り返し部4aを貫通することになるが、雪止め金具15の取付け部位は、折り畳み部2が位置する3重構造(隣接配置される屋根材を含めると4重構造)であり、かつ、屋根の勾配がついているため、雨水が簡単に侵入することはない。
なお、この構造においては、念のため、ビス16の頭部と、屋根材本体1の上ハゼ4の折り返し部4aとの間には、防水パッキン17を設けてもよい。
かかる雪止め金具15についても、上掲図21に示したものと同様に、折り畳み部2が設けられている部位に取付けられることから、雪止め金具15は、屋根材本体1に強固に連結される。
屋根の葺きあげ施工後に雪止め金具15を取付けるに当たっては、ビス16による連結に際して該ビス16が滑らないように、上ハゼ4の折り返し部4aの縦壁に窪みJを、また、下ハゼ3の折り返し部3bの縦壁に窪みKをそれぞれ設けておくのがよい。
上記の構成からなる横葺き用屋根材の接続構造によれば、ビス16による連結部位の厚さが3倍(上ハゼ4の厚さを含めると4倍)になるため、取付け強度が3倍程度上昇するとともに、垂木を探して固定する面倒な作業が不要になる。
この接続構造は、屋根の葺き上げ施工を終えた後においても雪止め金具の取付けが可能であり、屋根材を一旦剥がす等の作業が省略できる。
雪止め金具15の金具本体15aと、連結片15bとを分割構造しておき、連結片15bを屋根材に連結したのち、金具本体15aを連結片15bに連結することにより効率的な取付けが行える。
厚さが0.4mmになる屋根材本体1を用いて、上掲図21に示すような接続構造のもとで、直径5mmのビス16により雪止め金具を固定、保持する場合、該ビス16の引抜き強度は、板1枚当たり約50kg程度であり、折り畳み部2では、約190kg/3枚となり、十分な強度が確保される。なお、屋根材は、棟方向に数段連結されているため、屋根材本体1の引抜き強度は充分に保有されている。
図23は、雪止め金具15に代えて架台固定金具18を取り付け、該架台固定金具18に架台受金具19を、該架台受金具19に積載物架台20を設けて、該積載物架台20に太陽電池パネル等の屋根上積載物21を固定した本発明に従う横葺き用屋根材の接続構造のさらに他の実施の形態を示した図である。
かかる架台固定金具18を、雪止め金具15と同様、図示の如き要領で取り付けておくことにより、太陽電池パネル等の屋根上積載物21を確実に固定しておくことができる。この場合も、屋根材を引き剥がす等の作業は省略することが可能となる。
本発明によれば、防水性が高く、屋根材相互の接続部形態を選択できる融通性の改善された横葺き用屋根材が提供できる。
また、本発明によれば、容易な作業のもとで雪止め金具を確実に取付けることができる横葺き用屋根材の接続構造が提供できる。
1 屋根材本体
1a 短辺部
1b 短辺部
1c 長辺部
1d 長辺部
2 折り畳み部
3 下ハゼ
3′ 下ハゼ
3a 第一の折り返し部
3b 第二の折り返し部
3c 固定片
4 上ハゼ
4a 縦壁
4b 横壁
4c 段下がり部
5 下継手
5a 段下がり部
5b 凹部
5c 凸部
6 上継手
6a 突き当て部
6b 背面接地部
7 凹凸
8 凹部
9 凹凸
10 断熱材
11 野地板
12 ルーフィング
13 水切り板
14 垂木、母屋
15 雪止め金具
15a 金具本体
15b 連結片
16 ビス
17 防水パッキン
18 架台固定金具
19 架台受金具
20 積載物架台
21 屋根上積載物
t 防水テープ
h 偏平部

Claims (5)

  1. 左右一対の短辺部と、これら各短辺部を上下に挟む一対の長辺部とを有する矩形状の屋根材本体とを備え、前記短辺部を、妻方向に向けて隣接配置される屋根材の短辺部にそれぞれつなぎ合わせるとともに、前記長辺部を、軒から棟に向けて隣接配置される屋根材の長辺部につなぎ合わせることにより建築構造物の屋根を葺きあげる、横葺き用屋根板材であって、
    前記屋根材本体は、前記長辺部の相互間の全域にわたり前記短辺部に向けS字状または逆S字状に折り返して該屋根材本体の外表面に段差を形成する少なくとも1つの折り畳み部を有し、
    前記長辺部のうちの、棟側に位置する長辺部に、その直上にて隣接配置される屋根材の上ハゼに嵌合する下ハゼを設け、
    前記長辺部のうち、軒側に位置する長辺部に、その直下に隣接配置される屋根材の下ハゼに嵌合する上ハゼを設け、
    前記一対の短辺部のうちの一方に、前記屋根材本体の外表面との間で段下がり部を形成するとともに、軒、棟方向に沿って延伸する凹凸を形成した下継手を設け、
    前記一対の短辺部のうちの、もう一方の短辺部に、隣接配置される屋根材の前記下継手に重ね合わさる上継手を設け、
    前記上継手に、前記段下がり部の側端面への当接により隣接配置される屋根材との相互間にて平坦な接続部を形成する突き当て部と、前記屋根本体の表面への当接により隣接配置される屋根材との相互間にて段差の付いた接続部を形成する背面接地部とを設け、
    前記下ハゼは、軒側に向けて開放された凹部を形成する第一の折り返し部と、この第一の折り返し部の端部につながり棟側に向けて開放された凹部を形成する第二の折り返し部と、この第二の折り返し部の端部につながり屋根の下地材に連結して前記屋根材本体を固定、保持する固定片からなり、
    前記上ハゼは、棟側に向けて開放された凹部を形成するとともに、前記下ハゼの第一の折り返し部に形成された凹部に嵌合する折り返し部を有し、
    前記下ハゼのうち前記下継手が形成される部位に、前記下継手の凹凸とほぼ同等の展開長さを有する凹凸を設け、
    前記上ハゼの折り返し部は、前記屋根材本体につながり屋根の小口を形成する縦壁と、この縦壁の下端につながり棟側に向けて折り返された横壁からなり、該上ハゼのうち前記下継手が形成される部位に、該縦壁を内向きに押し込んでなり、前記長辺部の延在方向に沿って前記上ハゼにおける前記部位の全域にわたって連続して延びる凹部を形成するとともに前記下継手の段下がり部につながる段下がり部を設けたことを特徴とする横葺き用屋根材。
  2. 前記屋根材本体は、その裏面に貼着される断熱材を有することを特徴とする請求項に記載した横葺き用屋根材。
  3. 請求項1または2に記載した横葺き用屋根材を用いて建築構造物の屋根を葺きあげる接続構造であって、
    前記下継手に、隣接配置される別の屋根材本体の上継手を重ね合わせるとともに、前記下ハゼ、上ハゼを、隣接配置される別の屋根材の下ハゼ、上ハゼにそれぞれ嵌合させて前記屋根材本体をそれぞれ妻方向に沿って接続する一方、前記下ハゼを、その直上にて隣接配置される別の屋根材の上ハゼに嵌合させるとともに該屋根材の上ハゼを、その直下にて隣接配置される別の屋根材の下ハゼに嵌合させて軒、棟方向に接続してなり、
    前記屋根材本体の外表面に、前記折り畳み部が位置する前記下ハゼの第二の折り返し部に連結して固定、保持される雪止め金具を設けたことを特徴とする横葺き用屋根材の接続構造。
  4. 前記雪止め金具を、前記下ハゼの第二の折り返し部に直接連係する締結手段を介して固定、保持し、該締結手段の本体部分を、該第二の折り返し部の凹部に収納してなることを特徴とする請求項に記載した横葺き用屋根材の接続構造。
  5. 前記雪止め金具を、隣接配置される別の屋根材の上ハゼを貫通して前記下ハゼの第二の折り返し部に連係する締結手段を介して固定、保持し、該締結手段の本体部分を、該第二の折り返し部の凹部に収納してなることを特徴とする請求項に記載した横葺き用屋根材の接続構造。
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