JP5950293B2 - 横葺き用屋根材及び横葺き用屋根材の接続構造 - Google Patents
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前記屋根材本体は、前記長辺部の相互間の全域にわたり前記短辺部に向けてS字状または逆S字状に折り返して該屋根材本体の外表面に段差を形成する少なくとも1つの折り畳み部を有し、前記長辺部のうちの、棟側に位置する長辺部に、その直上にて隣接配置される屋根材の上ハゼに嵌合する下ハゼを設け、前記長辺部のうち、軒側に位置する長辺部に、その直下に隣接配置される屋根材の下ハゼに嵌合する上ハゼを設け、前記一対の短辺部のうちの一方に、前記屋根材本体の外表面との間で段下がり部を形成するとともに、軒、棟方向に沿って延伸する凹凸を形成した下継手を設け、前記一対の短辺部のうちの、もう一方の短辺部に、隣接配置される屋根材の前記下継手に重ね合わさる上継手を設け、前記上継手に、前記段下がり部の側端面への当接により該隣接配置される屋根材との相互間にて平坦な接続部を形成する突き当て部と、前記屋根本体の外表面への当接により該隣接配置される屋根材との相互間にて段差の付いた接続部を形成する背面接地部とを設け、前記下ハゼは、軒側に向けて開放された凹部を形成する第一の折り返し部と、この第一の折り返し部の端部につながり棟側に向けて開放された凹部を形成する第二の折り返し部と、この第二の折り返し部の端部につながり屋根の下地材に連結して前記屋根材本体を固定、保持する固定片からなり、前記上ハゼは、棟側に向けて開放された凹部を形成するとともに、前記下ハゼの第一の折り返し部に形成された凹部に嵌合する折り返し部を有し、前記下ハゼの幅方向の縁部に、前記下継手の凹凸とほぼ同等の展開長さを有する凹凸を設け、前記上ハゼの折り返し部は、前記屋根材本体につながり屋根の小口を形成する縦壁と、この縦壁の下端につながり棟側に向けて折り返された横壁からなり、該上ハゼの幅方向の縁部に、該縦壁を内向きに押し込んだ、凹部を形成するとともに前記下継手の段下がり部につながる段下がり部を設けたことを特徴とする横葺き用屋根材である。
が本発明の課題解決のための具体的手段として好ましい。
1)雪止め金具を、前記下ハゼの第二の折り返し部に直接連係する締結手段を介して固定、保持し、該締結手段の本体部分(首下部分)を、該第二の折り返し部の凹部に収納すること、
2)雪止め金具を、隣接配置される別の屋根材の上ハゼを貫通して前記下ハゼの第二の折り返し部に連係する締結手段を介して固定、保持し、該締結手段の本体部分を、該第二の折り返し部の凹部に収納すること、
が、本発明の課題解決のための具体的手段として好ましい。
図1は、本発明に従う横葺き用屋根材の実施の形態を示した正面図であり、図2は図1の平面図、図3は図1の底面図である。
この例は、既に葺きあげられた屋根に雪止め金具15を取付ける例であり、この場合、雪止め金具15は、棟側に隣接配置される別の屋根材本体1の上ハゼ4の折り返し部4aを通して下ハゼ3の第二の折り返し部3bに連結する。
1a 短辺部
1b 短辺部
1c 長辺部
1d 長辺部
2 折り畳み部
3 下ハゼ
3′ 下ハゼ
3a 第一の折り返し部
3b 第二の折り返し部
3c 固定片
4 上ハゼ
4a 縦壁
4b 横壁
4c 段下がり部
5 下継手
5a 段下がり部
5b 凹部
5c 凸部
6 上継手
6a 突き当て部
6b 背面接地部
7 凹凸
8 凹部
9 凹凸
10 断熱材
11 野地板
12 ルーフィング
13 水切り板
14 垂木、母屋
15 雪止め金具
15a 金具本体
15b 連結片
16 ビス
17 防水パッキン
18 架台固定金具
19 架台受金具
20 積載物架台
21 屋根上積載物
t 防水テープ
h 偏平部
Claims (5)
- 左右一対の短辺部と、これら各短辺部を上下に挟む一対の長辺部とを有する矩形状の屋根材本体とを備え、前記短辺部を、妻方向に向けて隣接配置される屋根材の短辺部にそれぞれつなぎ合わせるとともに、前記長辺部を、軒から棟に向けて隣接配置される屋根材の長辺部につなぎ合わせることにより建築構造物の屋根を葺きあげる、横葺き用屋根板材であって、
前記屋根材本体は、前記長辺部の相互間の全域にわたり前記短辺部に向けS字状または逆S字状に折り返して該屋根材本体の外表面に段差を形成する少なくとも1つの折り畳み部を有し、
前記長辺部のうちの、棟側に位置する長辺部に、その直上にて隣接配置される屋根材の上ハゼに嵌合する下ハゼを設け、
前記長辺部のうち、軒側に位置する長辺部に、その直下に隣接配置される屋根材の下ハゼに嵌合する上ハゼを設け、
前記一対の短辺部のうちの一方に、前記屋根材本体の外表面との間で段下がり部を形成するとともに、軒、棟方向に沿って延伸する凹凸を形成した下継手を設け、
前記一対の短辺部のうちの、もう一方の短辺部に、隣接配置される屋根材の前記下継手に重ね合わさる上継手を設け、
前記上継手に、前記段下がり部の側端面への当接により隣接配置される屋根材との相互間にて平坦な接続部を形成する突き当て部と、前記屋根本体の表面への当接により隣接配置される屋根材との相互間にて段差の付いた接続部を形成する背面接地部とを設け、
前記下ハゼは、軒側に向けて開放された凹部を形成する第一の折り返し部と、この第一の折り返し部の端部につながり棟側に向けて開放された凹部を形成する第二の折り返し部と、この第二の折り返し部の端部につながり屋根の下地材に連結して前記屋根材本体を固定、保持する固定片からなり、
前記上ハゼは、棟側に向けて開放された凹部を形成するとともに、前記下ハゼの第一の折り返し部に形成された凹部に嵌合する折り返し部を有し、
前記下ハゼのうち前記下継手が形成される部位に、前記下継手の凹凸とほぼ同等の展開長さを有する凹凸を設け、
前記上ハゼの折り返し部は、前記屋根材本体につながり屋根の小口を形成する縦壁と、この縦壁の下端につながり棟側に向けて折り返された横壁からなり、該上ハゼのうち前記下継手が形成される部位に、該縦壁を内向きに押し込んでなり、前記長辺部の延在方向に沿って前記上ハゼにおける前記部位の全域にわたって連続して延びる凹部を形成するとともに前記下継手の段下がり部につながる段下がり部を設けたことを特徴とする横葺き用屋根材。 - 前記屋根材本体は、その裏面に貼着される断熱材を有することを特徴とする請求項1に記載した横葺き用屋根材。
- 請求項1または2に記載した横葺き用屋根材を用いて建築構造物の屋根を葺きあげる接続構造であって、
前記下継手に、隣接配置される別の屋根材本体の上継手を重ね合わせるとともに、前記下ハゼ、上ハゼを、隣接配置される別の屋根材の下ハゼ、上ハゼにそれぞれ嵌合させて前記屋根材本体をそれぞれ妻方向に沿って接続する一方、前記下ハゼを、その直上にて隣接配置される別の屋根材の上ハゼに嵌合させるとともに該屋根材の上ハゼを、その直下にて隣接配置される別の屋根材の下ハゼに嵌合させて軒、棟方向に接続してなり、
前記屋根材本体の外表面に、前記折り畳み部が位置する前記下ハゼの第二の折り返し部に連結して固定、保持される雪止め金具を設けたことを特徴とする横葺き用屋根材の接続構造。 - 前記雪止め金具を、前記下ハゼの第二の折り返し部に直接連係する締結手段を介して固定、保持し、該締結手段の本体部分を、該第二の折り返し部の凹部に収納してなることを特徴とする請求項3に記載した横葺き用屋根材の接続構造。
- 前記雪止め金具を、隣接配置される別の屋根材の上ハゼを貫通して前記下ハゼの第二の折り返し部に連係する締結手段を介して固定、保持し、該締結手段の本体部分を、該第二の折り返し部の凹部に収納してなることを特徴とする請求項3に記載した横葺き用屋根材の接続構造。
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