JP5949604B2 - 燃料電池監視装置 - Google Patents

燃料電池監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5949604B2
JP5949604B2 JP2013047925A JP2013047925A JP5949604B2 JP 5949604 B2 JP5949604 B2 JP 5949604B2 JP 2013047925 A JP2013047925 A JP 2013047925A JP 2013047925 A JP2013047925 A JP 2013047925A JP 5949604 B2 JP5949604 B2 JP 5949604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
resistance
gas
current
diffusion resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013047925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014175205A (ja
Inventor
裕司 石川
裕司 石川
山田 貴史
貴史 山田
祐一 坂上
祐一 坂上
加藤 育康
育康 加藤
末松 啓吾
啓吾 末松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013047925A priority Critical patent/JP5949604B2/ja
Publication of JP2014175205A publication Critical patent/JP2014175205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5949604B2 publication Critical patent/JP5949604B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

本発明は、燃料電池を監視する燃料電池監視装置に関する。
従来、燃料電池を効率良く運転させるために、燃料電池のインピーダンスから燃料電池内の含水量を把握し、燃料電池内の含水量を制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、異なる周波数におけるインピーダンスから、燃料電池内の含水量の不足時(ドライアップ時)に増加する抵抗成分R1、および含水量の過剰時(フラッディング時)に増加する抵抗成分R2を求め、各抵抗成分R1、R2に基づいて燃料電池内の含水量を推定するようにしている。なお、抵抗成分R1は、電解質膜におけるプロトン移動抵抗に相当し、抵抗成分R2は、活性化過電圧および濃度過電圧(拡散過電圧)を抵抗換算したガス反応抵抗に相当するとものとしている。
特開2003−86220号公報
ところで、本発明者らは、燃料電池内における燃料ガスや酸化剤ガスといった反応ガスの拡散状態を監視するために、燃料電池内における反応ガスの拡散の困難性を示すパラメータの定量的に測定することを検討している。
ここで、上記従来技術で算出するガス反応抵抗は、燃料電池内の含水量の過剰時に増大する傾向があることから、ガス反応抵抗を燃料電池内における反応ガスの拡散の困難性を示すパラメータとして測定することが考えられる。
しかし、ガス反応抵抗には、燃料電池内における反応ガスの拡散状態だけでなく、例えば、反応ガスの供給量の変化によるガス濃度の変化の影響を受ける。このため、ガス反応抵抗によって燃料電池内の反応ガスの拡散状態を監視することが難しい。
本発明は上記点に鑑みて、燃料電池内部の反応ガスの拡散状態を定量化して測定可能な燃料電池監視装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、燃料ガスおよび酸化剤ガスといった反応ガスが供給されることで電気エネルギを出力する少なくとも1つの単セル(10)で構成される燃料電池(1)を監視する燃料電池監視装置を対象としている。
上記目的を達成するため、本発明者らは、鋭意検討を重ねた。この結果、ガス反応抵抗に加えて、反応ガスの濃度変化に相関して変化する燃料電池の出力電流を用いることで、燃料電池内部の反応ガスの拡散状態を定量化して測定する構成を案出した。
すなわち、請求項1に記載の発明は、燃料電池の出力電流を検出する電流検出手段(51)と、単セルの出力電圧を検出する電圧検出手段(52)と、燃料電池の出力信号に異なる周波数の信号を重畳する信号重畳手段(531)と、信号重畳手段により異なる周波数の信号が重畳された際の電流検出手段の検出電流、および電圧検出手段の検出電圧から異なる周波数毎のインピーダンスを算出するインピーダンス算出手段(532)と、燃料電池内部における反応ガスの拡散の困難性を示すガス拡散抵抗(Rtotal)を測定する拡散抵抗測定手段(533)と、を備える。そして、拡散抵抗測定手段は、インピーダンス算出手段にて算出された異なる周波数毎のインピーダンスに基づいてガス反応抵抗(Rct)を算出する抵抗算出部(533a)と、ガス反応抵抗および電流検出手段の検出電流に基づいて、ガス拡散抵抗(Rtotal)を算出するガス拡散抵抗算出部(533c)と、を有することを特徴としている。
このように、ガス反応抵抗および電流検出手段にて検出した燃料電池の出力電流(検出電流)を用いることで、反応ガスの拡散状態に依拠して変化するガス拡散抵抗を定量化して測定することができる。この結果、燃料電池内部における反応ガスの拡散状態を適切に監視することが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
実施形態に係る燃料電池システムの全体構成図である。 実施形態に係る単セルの模式的な断面図である。 実施形態に係る単セルの内部構造を示す模式的な断面図である。 実施形態に係る燃料電池監視装置の模式図である。 信号重畳部にて燃料電池の出力信号に重畳させる交流信号を説明するための説明図である。 ガス拡散抵抗を測定する過程を説明するための説明図である。 交流信号の周波数を変化させた際のインピーダンスを複素平面上に示した特性図である。 交流信号の周波数を変化させた際のインピーダンスを複素平面上に示した特性図である。 実施形態に係る燃料電池監視装置が実行する制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態の燃料電池監視装置5は、電気自動車の一種である燃料電池車両の燃料電池システムに適用されて、車両に搭載された燃料電池1を監視するものである。
燃料電池1は、水素(燃料ガス)と酸素(酸化剤ガス)といった反応ガスの電気化学反応を利用して電気エネルギを出力するものである。本実施形態では、燃料電池1として固体高分子型燃料電池を採用している。
図1の全体構成図に示すように、燃料電池1は、DC−DCコンバータ2を介して主に車両走行用電動モータや二次電池といった電気負荷(図示略)に電力を供給するように構成されている。本実施形態の燃料電池1は、最小単位となる単セル10が複数積層されたスタック構造であり、各単セル10を電気的に直列接続した直列接続体として構成されている。
各単セル10は、図2の断面図に示すように、電解質膜101の両側を一対の触媒層102a、102bで挟んで構成される膜電極接合体100、膜電極接合体100の両側に配置された一対の拡散層103a、103b、これらを挟持するセパレータ110で構成されている。
電解質膜101は、含水性を有する炭化フッ素系や炭化水素系等の高分子材料により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜である。
一対の触媒層102a、102bは、それぞれ電極をなすもので、アノード電極を構成するアノード側触媒層102a、およびカソード電極を構成するカソード側触媒層102bで構成されている。各触媒層102a、102bは、図3の模式図に示すように、触媒作用を発揮する物質(例えば、白金粒子)102c、当該物質102cを担持する担持カーボン102d、担持カーボン102dを被覆するアイオノマー(電解質ポリマー)102eで構成されている。
拡散層103a、103bは、反応ガスを各触媒層102a、102bへ拡散させるもので、ガス透過性および電子伝導性を有する多孔質部材(例えば、カーボンペーパー、カーボンクロス)で構成されている。
セパレータ110は、例えば、導電性を有するカーボン製の基材で構成されている。各セパレータ110には、アノード側触媒層102aに対向する部位に、燃料ガス(本例では水素)が流れる水素流路111が形成され、カソード側触媒層102bに対向する部位に、酸化剤ガス(本例では空気)が流れる空気流路112が形成されている。
各単セル10は、水素および空気が供給されると、以下に示すように、水素および酸素の電気化学反応により、電気エネルギを出力する。
(アノード側)H→2H+2e
(カソード側)2H+1/2O+2e→H
図1に戻り、燃料電池1は、双方向に電力供給可能なDC−DCコンバータ2を介して、各種電気負荷に電気的に接続されている。DC−DCコンバータ2は、燃料電池1から各種電気負荷、あるいは、各種電気負荷から燃料電池1への電力の流れを制御するものである。
ここで、単セル10の各流路111、112の下流側には、水素と酸素の電気化学反応により生成される水分(生成水)が滞留し易い。各流路111、112に生成水が滞留すると、各触媒層102a、102bへの反応ガスの拡散が阻害されてしまう。
このため、燃料電池1には、単セル10における反応ガスの拡散状態等を監視する燃料電池監視装置5が接続されている。なお、燃料電池監視装置5の詳細については後述する。
燃料電池1には、空気入口部11aに空気を供給するための空気供給配管20が接続されると共に、空気出口部11bから空気等を外部へ排出するための空気排出配管21が接続されている。
空気供給配管20には、その最上流部に大気中から吸入した空気を燃料電池1に圧送するための空気ポンプ22が設けられている。そして、空気供給配管20における空気ポンプ22と燃料電池1との間には、燃料電池1に供給する空気の圧力を調整する空気調圧弁23が設けられている。また、空気排出配管21には、燃料電池1内部に存する生成水や不純物等を空気とともに外部へ排出するための電磁弁24が設けられている。
また、燃料電池1には、水素入口部12aに水素を供給するための水素供給配管30が接続されると共に、水素出口部12bから微量な未反応水素等を外部へ排出するための水素排出配管31が接続されている。
水素供給配管30の最上流部には、高圧水素が充填された高圧水素タンク32が設けられている。そして、水素供給配管30における高圧水素タンク32と燃料電池1との間には、燃料電池1に供給される水素の圧力を調整する水素調圧弁33が設けられている。また、水素排出配管31には、微量な未反応水素等を外部へ排出するための電磁弁34が設けられている。
なお、本実施形態では、各調圧弁23、33および各電磁弁24、34が、燃料電池1のガス入口部11a、12aにおける圧力とガス出口部11b、12bにおける圧力との圧力差を調整する圧力差調整手段を構成している。
さらに、燃料電池1には、燃料電池1の温度を調整する冷却系として、冷却水が循環する冷却水循環回路4が接続されている。この冷却水循環回路4には、冷却水を循環させる水ポンプ41、燃料電池1通過後の冷却水を外気と熱交換させて放熱する放熱器42が設けられている。
また、冷却水循環回路4には、燃料電池1通過後の冷却水の温度から間接的に燃料電池1の温度を検出する温度センサ43が設けられている。なお、本実施形態では、水ポンプ41および放熱器42が、燃料電池1の温度を調整する温度調整手段を構成している。
次に、燃料電池監視装置5について説明する。燃料電池監視装置5は、主に、電流測定部51、電圧測定部52、信号処理装置53、制御装置54で構成されている。
まず、電流測定部51、電圧測定部52、および信号処理装置53について図4を用いて説明する。なお、図4では、燃料電池1の内部構造を示すために、燃料電池1を構成する単セル10の一部を透視図で示している。
電流測定部51は、単セル10に設定された局所部位における出力電流を検出する電流検出手段である。本実施形態の電流測定部51は、所定の単セル10に隣接して配置された測定板511、測定板511における単セル10の局所部位に対応する位置に設けられて、局所部位に流れる電流を検出する電流センサ512で構成されている。なお、電流センサ512としては、シャント抵抗を用いたセンサやホール素子を用いたセンサ等を採用することができる。また、電流測定部51は、燃料電池1の積層方向の中段部に限らず、積層方向端部に配設してもよい。
電圧測定部52は、単セル10から出力される出力電圧を検出する電圧検出手段である。本実施形態の電圧測定部52は、各単セル10それぞれの出力電圧を検出可能に構成されている。なお、電流測定部51、および電圧測定部52は、それぞれ信号処理装置53に接続されており、電流測定部51、および電圧測定部52からの各出力信号が信号処理装置53に入力される。
信号処理装置53は、各種入力信号に基づいて、制御処理や演算処理を実行するものであり、CPU、記憶手段を構成する各種メモリ530等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。
本実施形態の信号処理装置53は、信号重畳部531、インピーダンス算出部532、拡散抵抗測定部533といった構成(ソフトウェアおよびハードウェア)を備えている。
信号重畳部531は、DC−DCコンバータ2を介して燃料電池1に接続され、図5に示すように、燃料電池1の出力電流(直流成分I)に対して所定周波数の交流信号(交流成分ΔI)を重畳させる信号重畳手段である。
本実施形態の信号重畳部531は、高周波数(例えば、1kHz)の交流信号、および低周波数(例えば、20Hz)の交流信号といった異なる周波数の交流信号を、燃料電池1の出力電流に重畳するように構成されている。なお、信号重畳部531にて重畳する各交流信号は、燃料電池1の発電状態への影響を考慮して、燃料電池1の出力電流の10%以内とすることが望ましいが、燃料電池1の発電状態に応じて変更するようにしてもよい。
インピーダンス算出部532は、信号重畳部531にて燃料電池1の出力電流に各交流信号を重畳した際の電流測定部51の検出電流、および電圧測定部52の検出電圧から異なる周波数毎のインピーダンスを算出するインピーダンス算出手段を構成している。
本実施形態のインピーダンス算出部532は、異なる周波数毎のインピーダンスを単セル毎に算出するように構成されている。なお、本実施形態のインピーダンス算出部532は、例えば、高速フーリエ変換処理等によって、異なる周波数毎のインピーダンスの絶対値および位相角を算出するように構成されている。
拡散抵抗測定部533は、セパレータ110の各流路111、112を流通する反応ガスの触媒層102a、102bへの拡散の困難性を示すパラメータ(単位:s/m)であるガス拡散抵抗Rtotalを測定する拡散抵抗測定手段である。なお、本実施形態の拡散抵抗測定部533は、ガス拡散抵抗Rtotalを単セル10毎に測定するように構成されている。
本実施形態の拡散抵抗測定部533は、図6に示すように、抵抗算出部533a、限界電流密度算出部533b、ガス拡散抵抗算出部533cといった構成(ソフトウェアおよびハードウェア)を備えている。
抵抗算出部533aは、インピーダンス算出部532にて算出した異なる周波数毎のインピーダンスに基づいて、プロトン移動抵抗Rmem、およびガス反応抵抗Rctを単セル10毎に算出する演算部である。なお、プロトン移動抵抗Rmemは、電解質膜101の乾燥に伴って増大する抵抗過電圧を抵抗換算した成分であり、ガス反応抵抗Rctは、活性化過電圧および濃度過電圧を抵抗換算した成分である。
本実施形態の抵抗算出部533aは、異なる周波数のうち、高い方の周波数に対応する高周波インピーダンスからプロトン移動抵抗Rmemを算出する。また、異なる周波数のうち、低い方の周波数に対応する低周波インピーダンスの絶対値、および位相角、およびプロトン移動抵抗Rmemを用いて、ガス反応抵抗Rctを算出する。
以下、本実施形態における燃料電池1のプロトン移動抵抗Rmem、およびガス反応抵抗Rctの算出方法について図7および図8を用いて説明する。なお、図7および図8は、周波数を低周波から高周波に変化させた際のインピーダンスを複素平面上に示した特性図(コールコールプロット図)である。
本実施形態では、図7および図8に示すように、高周波数fにおけるインピーダンスの実軸の値がプロトン移動抵抗Rmemに相当し、円弧状のインピーダンスの軌跡と実軸とが交わる2つの交点間の値がガス反応抵抗Rctに相当するものとしている。
具体的には、まず、高周波数fにおけるインピーダンスの絶対値Rおよび位相角θを、以下の数式F1に適用して、プロトン移動抵抗Rmemを算出する。
mem=Rcosθ…(F1)
また、異なる周波数f、fにおけるインピーダンスの絶対値R、R、および位相角θを、以下の数式F2、F3に適用して、低周波数fにおけるインピーダンス中のガス反応抵抗Rctの特性を示す成分を算出する。
φ=tan−1[(Rsinθ)/{(Rcosθ)−Rmem}]…(F2)
A=(Rsinθ)/(Rsinφ)…(F3)
そして、前述の数式F2、F3により得られたφ、およびAを、以下の数式F4に適用して、ガス反応抵抗Rctを算出する。
ct=A/cosφ…(F4)
図6に戻り、限界電流密度算出部533bは、燃料電池1の発電時における限界電流密度Ilimを算出する演算部である。本実施形態の限界電流密度算出部533bは、燃料電池1の出力電流(電流密度)、ガス反応抵抗Rct、および単セル10に生ずる濃度過電圧η等から限界電流密度Ilimを算出する。なお、限界電流密度算出部533bは、理論起電圧Eoから、単セル10の出力電圧(制御電圧)E、活性化電圧、および抵抗過電圧を引いた残りを濃度過電圧ηとして算出する。
具体的には、本実施形態では、限界電流密度Ilimを、例えば、以下の数式F5〜F9により算出する。
lim={eβ/(eβ−1)}I…(F5)
β=(ηnF)/(2RT)…(F6)
η=Eo−E−η−η…(F7)
η={(RT)/(2αF)}ln(I/Io)…(F8)
η=IRmem…(F9)
但し、数式F5〜F9における「F」はファラデー定数、「R」は気体定数、「T」は温度、「n」は定数を示している。また、「I」は電流密度、「Io」は交換電流密度、「E」は制御電圧、「Eo」は理論起電圧を示している。また、「η」は濃度過電圧、「η」は活性化過電圧、「η」は抵抗過電圧を示し、「α」は電荷移動係数(定数)を示している。
続いて、ガス拡散抵抗算出部533cは、ガス反応抵抗Rct、限界電流密度Ilimに基づいて、ガス拡散抵抗Rtotalを算出する演算部である。
本実施形態のガス拡散抵抗算出部533cは、予めガス拡散抵抗Rtotalと限界電流密度Ilimおよびガス反応抵抗Rctとの相関特性を関数にモデル化し、当該相関特性をモデル化した関数に基づいて、ガス拡散抵抗Rtotalを算出する。
具体的には、本実施形態のガス拡散抵抗算出部533cは、限界電流密度Ilimおよびガス反応抵抗Rctを、以下の数式F10に適用してガス拡散抵抗Rtotalを算出する。
total=ρ(Ilim α/Rct βξ…(F10)
ここで、数式F10は、予めガス拡散抵抗Rtotal、限界電流密度Ilim、およびガス反応抵抗Rctの相関特性をモデル化した数式の一例である。なお、数式F10は、ガス反応抵抗Rct、および限界電流密度Ilimそれぞれをガス拡散抵抗Rtotalおよび反応ガスのガス濃度を変数とする関数として定義し、各関数から反応ガスのガス濃度に関する項を除去することで導出することができる。
但し、数式F10中のα、β、ρ、およびξは、単セル10内の反応ガスのガス濃度を変化させた際の限界電流密度により予め測定しておいたガス拡散抵抗の実測値と、ガス反応抵抗Rct、および限界電流密度Ilimから算出するガス拡散抵抗の推定値とをフィッティングして設定するパラメータ(定数)である。
図1に戻り、燃料電池監視装置5の制御装置54について説明する。制御装置54は、各種入力信号に基づいて、制御処理や演算処理を実行するものであり、CPU、記憶手段を構成する各種メモリ54a等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。
本実施形態の制御装置54の入力側には、信号処理装置53等が接続されており、各入力機器から出力信号が入力される。また、制御装置54の出力側には、空気ポンプ22、水ポンプ41、空気調圧弁23、電磁弁24、水素調圧弁33、電磁弁34といった各種電気式アクチュエータ等が接続されており、これら制御機器が制御装置54からの制御信号により制御される。
本実施形態の制御装置54は、燃料電池1に求められる出力が得られるように制御機器を制御する発電制御処理を実行すると共に、燃料電池1内部の反応ガスの拡散状態等を調整する回復処理を実行するように構成されている。なお、本実施形態では、制御装置54における発電制御処理を実行する構成が発電制御手段54bを構成し、制御装置54における回復処理を実行する構成が回復制御手段54cを構成している。
次に、本実施形態の燃料電池監視装置5における燃料電池1の監視について図9のフローチャートを用いて説明する。図9の制御フローは、信号処理装置53および制御装置54が実行する処理をまとめたもので、燃料電池1の発電状態において周期的に実行される。
図9に示すように、まず、信号処理装置53の信号重畳部531にて、DC−DCコンバータ2を介して、燃料電池1の出力電流に予め定めた高周波数の交流信号および低周波数の交流信号を重畳する(S10)。
続いて、信号重畳部531にて交流信号を付加した際の電流測定部51、および電圧測定部52等の出力信号(検出値)を読み込む(S20)。そして、信号処理装置53のインピーダンス算出部532にて、異なる周波数それぞれに対応するインピーダンスを単セル10毎に算出する(S30)。
続いて、拡散抵抗測定部533の抵抗算出部533aにて、各単セル10のプロトン移動抵抗Rmemおよびガス反応抵抗Rctを算出し(S40)、限界電流密度算出部533bにて、限界電流密度Ilimを算出する(S50)。
そして、拡散抵抗測定部533のガス拡散抵抗算出部533cにて、ガス反応抵抗Rctおよび限界電流密度Ilimに基づいて、各単セル10のガス拡散抵抗Rtotalを算出する(S60)。
次に、制御装置54では、抵抗算出部533aにて算出したプロトン移動抵抗Rmem、および、ガス拡散抵抗算出部533cにて算出したガス拡散抵抗Rtotalそれぞれが適正範囲内であるか否かを判定する(S70、S90)。
具体的には、制御装置54では、プロトン移動抵抗Rmemが適正範囲内であるか否かを判定する(S70)。この結果、プロトン移動抵抗Rmemが適正範囲内となる場合には、燃料電池1内部が乾燥していないと考えられるので、制御装置54は、そのまま処理を終了する。
一方、プロトン移動抵抗Rmemが適正範囲を超えて高い値を示した場合には、燃料電池1内部が乾燥していると考えられるので、制御装置54は、乾燥状態を回復する回復処理を実行する(S80)。なお、乾燥状態を回復する回復処理としては、燃料電池1の温度を低下させて燃料電池1内部の含水量を増加させる処理や、空気ポンプ22による空気の圧送量を減じて、空気のストイキ比を低下させる処理等が挙げられる。
また、制御装置54では、ガス拡散抵抗Rtotalが適正範囲内であるか否かを判定する(S90)。この結果、ガス拡散抵抗Rtotalが適正範囲内となる場合には、燃料電池1内部の反応ガスの拡散状態が悪化していないと考えられるので、制御装置54は、そのまま処理を終了する。
一方、ガス拡散抵抗Rtotalが適正範囲を超えて高い値を示した場合には、フラディング等により燃料電池1内部の反応ガスの拡散状態が悪化していると考えられるので、制御装置54は、拡散状態を調整する回復処理を実行する(S100)。
ここで、拡散状態を調整する回復処理では、燃料電池1内部の反応ガスの圧力を増加するように各調圧弁23、33等を制御して、燃料電池1内部における反応ガスの拡散を促進する処理を実行する。なお、拡散状態を調整する回復処理は、これに限らず、例えば、間欠的に電磁弁24、34の開度を増加させることで、燃料電池1内部の含水量を減少させるようにしてもよい。
以上説明した本実施形態の燃料電池監視装置5によれば、拡散抵抗測定部533にて、ガス反応抵抗Rctおよび限界電流密度Ilimから燃料電池1内部の拡散状態に依拠して変化するガス拡散抵抗Rtotalを定量化して測定することができる。この結果、燃料電池内部の拡散状態を的確に監視することが可能となる。
また、本実施形態の燃料電池監視装置5は、制御装置54にて、燃料電池1内部の拡散状態が悪化した際に、燃料電池1内部の拡散状態を調整する回復処理を実行するように構成されている。
これによれば、燃料電池1内部の拡散状態を適正に維持することができるので、燃料電池1を出力のバラツキを抑制して、効率良く運転させることが可能となり、燃料電池1の燃費向上を図ることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。例えば、以下のように種々変形可能である。
(1)上述の実施形態では、予めガス拡散抵抗Rtotal、限界電流密度Ilim、およびガス反応抵抗Rctの相関特性をモデル化した数式F10に基づいて、ガス拡散抵抗Rtotalを算出する例について説明したが、これに限定されない。
例えば、予めガス拡散抵抗Rtotalと限界電流密度Ilimおよびガス反応抵抗Rctとの相関特性をモデル化した制御マップを作成しておき、限界電流密度Ilimおよびガス反応抵抗Rctを当該制御マップに適用することで、ガス拡散抵抗Rtotalを算出するようにしてもよい。
(2)上述の実施形態では、ガス反応抵抗Rctおよび限界電流密度Ilimからガス拡散抵抗Rtotalを算出する例について説明したが、これに限定されない。燃料電池1内部の反応ガスの濃度は、燃料電池1の出力電流に相関して変化することから、ガス反応抵抗Rctおよび燃料電池1の出力電流からガス拡散抵抗Rtotalを算出してもよい。この場合、例えば、予めガス拡散抵抗Rtotal、電流密度I、およびガス反応抵抗Rctの相関特性をモデル化した以下の数式F10´に基づいて、ガス拡散抵抗Rtotalを算出すればよい。
total=ρ(Iα/Rct βξ…(F10´)
ここで、数式F10´は、予めガス拡散抵抗Rtotal、電流密度I、およびガス反応抵抗Rctの相関特性をモデル化した数式の一例である。なお、数式F10中の電流密度Iは、電流測定部51の検出値に相当する。
(3)上述の実施形態では、限界電流密度Ilimを算出する際、濃度過電圧ηを、理論起電圧Eoから、単セル10の出力電圧(制御電圧)E、活性化電圧、および抵抗過電圧を引いた残りとして算出する例について説明したがこれに限定されない。活性化電圧については、他のパラメータに比べて影響が小さいため、例えば、理論起電圧Eoから、単セル10の出力電圧(制御電圧)E、および抵抗過電圧を引いた残りを濃度過電圧ηに相関性を有する値として算出してもよい。
(4)上述の実施形態では、高周波数fにおけるインピーダンスの絶対値Rおよび位相角θからプロトン移動抵抗Rmemを算出する例について説明したが、これに限定されない。例えば、高周波数fにおけるインピーダンスの位相角θが小さい場合、高周波数fにおけるインピーダンスの絶対値Rをプロトン移動抵抗Rmemとしてもよい。
(5)上述の実施形態では、円弧状のインピーダンスの軌跡と実軸とが交わる2つの交点間の値がガス反応抵抗Rctに相当とし、数式F2〜F4を用いてガス反応抵抗Rctを算出する例について説明したが、これに限定されない。
円弧状のインピーダンスの軌跡と実軸とが交わる2つの交点間の値は、活性化過電圧の影響を受けることから、例えば、以下の数式の如く、活性化過電圧の影響を除去した値を、ガス反応抵抗Rctとして算出するようにしてもよい。
ct=A/cosφ−η/I
但し、数式中の「η」が活性化過電圧、「I」が電流密度を示している。なお、「I」は、電流測定部51の測定値を用いることができ、活性化電圧ηに関しては、数式F8により求めることができる。
また、上述の実施形態では、数式F2〜F4を用いてガス反応抵抗Rctを算出する例について説明したが、これに限定されない。例えば、プロトン移動抵抗Rmemを定数として、低周波数fにおけるインピーダンスからガス反応抵抗Rctを算出するようにしてもよい。
(6)上述の実施形態の如く、燃料電池1を効率よく運転させるためには、制御装置54にて燃料電池1内部の拡散状態等の回復処理を実行することが望ましいが、これに限定されない。例えば、制御装置5にて、ガス拡散抵抗Rtotal等が適正範囲から外れた際に、その旨を乗員等に対して報知するようにしてもよい。
(7)上述の実施形態では、単セル10の局所部位を流れる電流を検出する電流測定部51を電流検出手段として用いる例について説明したが、これに限らず、例えば、燃料電池1全体の出力電流を検出する電流センサを電流検出手段として用いてもよい。
(8)上述の実施形態の如く、拡散抵抗測定部533にて全ての単セル10のガス拡散抵抗Rtotalを測定することが望ましいが、これに限定されない。例えば、各単セル10における代表的な単セル10のガス拡散抵抗Rtotalを測定する構成としてもよい。
この場合、電圧検出手段を構成する電圧測定部52では、各単セル10から出力される出力電圧の全てを検出する必要がない。このため、例えば、このため、例えば、燃料電池1全体の出力電圧を検出する電圧センサや、複数の単セル10の一部の出力電圧を検出する電圧センサにより電圧検出手段を構成するようにしてもよい。
(9)上述の実施形態では、複数の単セル10を電気的に直列接続して構成される燃料電池1に燃料電池監視装置5を適用する例について説明したが、これに限定されない。例えば、1つの単セル10で構成される燃料電池1や、単セル10を電気的に並列接続して構成される燃料電池1に燃料電池監視装置5を適用してもよい。
(10)上述の実施形態では、車両に搭載される燃料電池1に燃料電池監視装置5を適用する例について説明したが、これに限らず、工場や家庭で用いられる据置型の燃料電池1に燃料電池監視装置5を適用してもよい。
(11)上述の各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
(12)上述の各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
(13)上述の各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
5 燃料電池監視装置
51 電流測定部(電流検出手段)
52 電圧測定部(電圧検出手段)
531 信号重畳部(信号重畳手段)
532 インピーダンス算出部(インピーダンス算出手段)
533 拡散抵抗測定部
533a 抵抗算出部
533b 限界電流密度算出部
533c ガス拡散抵抗算出部

Claims (7)

  1. 燃料ガスおよび酸化剤ガスといった反応ガスが供給されることで電気エネルギを出力する少なくとも1つの単セル(10)で構成される燃料電池(1)を監視する燃料電池監視装置であって、
    前記燃料電池の出力電流を検出する電流検出手段(51)と、
    前記単セルの出力電圧を検出する電圧検出手段(52)と、
    前記燃料電池の出力信号に異なる周波数の信号を重畳する信号重畳手段(531)と、
    前記信号重畳手段により前記異なる周波数の信号が重畳された際の前記電流検出手段の検出電流、および前記電圧検出手段の検出電圧から前記異なる周波数毎のインピーダンスを算出するインピーダンス算出手段(532)と、
    前記燃料電池内部における前記反応ガスの拡散の困難性を示すガス拡散抵抗(Rtotal)を測定する拡散抵抗測定手段(533)と、を備え、
    前記拡散抵抗測定手段は、
    前記インピーダンス算出手段にて算出された異なる周波数毎のインピーダンスに基づいてガス反応抵抗(Rct)を算出する抵抗算出部(533a)と、
    前記ガス反応抵抗および前記電流検出手段の検出電流に基づいて、前記ガス拡散抵抗(Rtotal)を算出するガス拡散抵抗算出部(533c)と、
    を有することを特徴とする燃料電池監視装置。
  2. 前記ガス拡散抵抗算出部は、予め前記ガス拡散抵抗、前記ガス反応抵抗、および前記電流検出手段の検出電流の相関特性をモデル化した関数に基づいて、前記ガス拡散抵抗を算出することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池監視装置。
  3. 前記拡散抵抗測定手段は、前記電流検出手段の検出電流を用いて限界電流密度を算出する限界電流密度算出部(533b)を有し、
    前記ガス拡散抵抗算出部は、予め前記ガス拡散抵抗、前記ガス反応抵抗、および前記限界電流密度の相関特性をモデル化した関数に基づいて、前記ガス拡散抵抗を算出することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池監視装置。
  4. 前記限界電流密度算出部は、
    前記電流検出手段の検出電流、前記ガス反応抵抗、および前記単セルに生ずる濃度過電圧から前記限界電流密度を算出することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池監視装置。
  5. 前記限界電流密度算出部は、
    前記単セルの理論起電圧から前記単セルの出力電圧、活性化電圧、および抵抗過電圧を引いた残り、または、前記単セルの理論起電圧から前記単セルの出力電圧、および抵抗過電圧を引いた残りを前記濃度過電圧に相関性を有する値として算出することを特徴とする請求項4に記載の燃料電池監視装置。
  6. 前記抵抗算出部は、
    前記異なる周波数のうち、高い方の周波数に対応する高周波インピーダンスからプロトン移動抵抗(Rmem)を算出し、
    前記異なる周波数のうち、少なくとも低い方の周波数に対応する低周波インピーダンスから前記ガス反応抵抗を算出することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃料電池監視装置。
  7. 前記ガス拡散抵抗が予め定めた適正範囲から外れた際に、前記燃料電池内部における前記反応ガスの拡散状態を調整する回復処理を実行する回復制御手段(54c)を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の燃料電池監視装置。
JP2013047925A 2013-03-11 2013-03-11 燃料電池監視装置 Active JP5949604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013047925A JP5949604B2 (ja) 2013-03-11 2013-03-11 燃料電池監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013047925A JP5949604B2 (ja) 2013-03-11 2013-03-11 燃料電池監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014175205A JP2014175205A (ja) 2014-09-22
JP5949604B2 true JP5949604B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=51696223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013047925A Active JP5949604B2 (ja) 2013-03-11 2013-03-11 燃料電池監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5949604B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6149475B2 (ja) * 2013-04-10 2017-06-21 日産自動車株式会社 燃料電池システム
CN114976131B (zh) * 2022-06-14 2023-02-28 哈尔滨工业大学(深圳) 一种高温质子交换膜燃料电池性能测试系统及其方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5119565B2 (ja) * 2001-09-12 2013-01-16 株式会社デンソー 燃料電池システム
JPWO2005088753A1 (ja) * 2004-03-12 2007-08-09 松下電器産業株式会社 燃料電池システムの故障診断方法とこれを用いた故障診断装置、および燃料電池システム
JP2006155965A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Kri Inc 燃料電池評価方法及び燃料電池評価試験装置並びに燃料電池評価用解析プログラム
JP4807000B2 (ja) * 2005-08-09 2011-11-02 トヨタ自動車株式会社 性能劣化判定装置及びその方法
JP5231752B2 (ja) * 2007-05-10 2013-07-10 東芝燃料電池システム株式会社 燃料電池発電システム及びその制御方法
JP5354480B2 (ja) * 2010-12-09 2013-11-27 横河電機株式会社 燃料電池評価装置
JP2012221609A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Toyota Motor Corp 燃料電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014175205A (ja) 2014-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6115261B2 (ja) 燃料電池監視装置
JP4640661B2 (ja) 燃料電池システム
JP6455363B2 (ja) 診断装置
JP6197601B2 (ja) 燃料電池監視装置
JP4894608B2 (ja) 燃料電池システム
CA2938133C (en) A fuel cell system with wetness and anode gas concentration control
JP4868240B2 (ja) 燃料電池システム
JP4868239B2 (ja) 燃料電池システム
CA2966813C (en) State determination device and method for fuel cell
US9160014B2 (en) Fuel cell system capable of performing gas purge to adjust amount of water therein
JP5724911B2 (ja) 燃料電池診断装置
JP6569464B2 (ja) 燃料電池診断装置
JP2007052988A (ja) 燃料電池システム
WO2012042328A1 (en) Fuel cell system, method and program of determining cause of negative voltage, and storage medium storing program
JP5838773B2 (ja) 燃料電池診断装置
JP2013109949A (ja) 燃料電池システム
JP4973138B2 (ja) 燃料電池システム
US9660283B2 (en) Current measurement device
CN108390088B (zh) 燃料电池系统
JP5949604B2 (ja) 燃料電池監視装置
JP2009193900A (ja) 燃料電池システム
JP6642229B2 (ja) 燃料電池システム
JP5030013B2 (ja) 燃料電池システム
JP6737210B2 (ja) 燃料電池システム
JP2010056071A (ja) 燃料電池および燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5949604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250