JP5949515B2 - ネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法、及びネットワーク設計プログラム - Google Patents

ネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法、及びネットワーク設計プログラム Download PDF

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Description

本件は、ネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法、及びネットワーク設計プログラムに関する。
通信需要の増加に伴い、高速光伝送方式が標準化されている。例えば、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector(国際電気通信連合))勧告G.709は、約2.5〜100(Gbps)の光伝送ネットワーク(OTN:Optical Transport Network)の技術を規定する。
OTNによる光伝送は、ユーザ信号をそれぞれ収容する複数の光信号を波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)技術により多重して行われ、大容量の伝送を可能とする。光信号に収容されるユーザ信号としては、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)フレーム、SONET(Synchronous Optical NET)フレーム、及びイーサネット(登録商標、以下同様)フレームが挙げられる。
一方、IETF(Internet Engineering Task Force)では、GMPLS(Generalized Multi−Protocol Label Switching)のシグナリング技術を、上記のOTNに適用するために拡張することが検討されている。このGMPLSを用いたOTNの障害復旧手段として、「Shared mesh restoration」方式(以下、SMR方式と表記する)が挙げられる。
SMR方式によると、ネットワーク資源(つまり、伝送路や伝送装置など)を共有せず、同一要因による障害の発生がない現用系のトラフィックを保護する予備系のトラフィックが、ネットワーク資源を共有することが可能となる。このため、経済的なネットワークを構築するため、SMR方式に対応するネットワークの設計手法が望まれる。なお、従来の光ネットワークの設計する技術は、例えば特許文献1〜5に開示されている。
特開2006−31190号公報 特開2004−80666号公報 特開平11−215124号公報 特開平10−224393号公報 特開2011−10188号公報
SMR方式を採用する場合、予備系のトラフィックにネットワーク資源を動的に割り当てる手法と、予め固定的に割り当てる手法が存在する。前者は、現用系から予備系へのパスの切り替え時に複雑な制御を行う必要があるので、後者と比較すると時間がかかる。このため、迅速な障害復旧の観点からすると、前者より後者の方が望ましい。
ネットワーク資源の固定的な割り当ては、ネットワーク資源の効率的な運用の観点から、例えば、予備系の光信号に含まれる各論理チャネルの割り当てにより行われる。例えばOTNの場合、光信号のデータフォーマットであるHO−ODU(Higher Order Optical channel Data Unit)は、「Tributary Slot(TS)」と呼ばれる複数の論理チャネルに対応するフィールドを有する。このTSには、ユーザ信号を収容するLO−ODU(Lower Order ODU)が収容される。
したがって、OTNにおいて、SMR方式を実現するネットワーク設計を行うには、上記のTS単位に予備系のトラフィックを割り当てるとよい。しかし、HO−ODU(光信号)及びTS(論理チャネル)の両方を考慮したネットワーク設計は、解析対象となる問題の規模が大きく、複雑であるので、現実的な時間内で完了することが難しい。なお、この問題は、OTNに限定されず、他のネットワーク設計に関しても同様に存在する。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、設計時間を短縮できるネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法、及びネットワーク設計プログラムを提供することを目的とする。
本明細書に記載のネットワーク設計装置は、ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もる第1処理部と、前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる第2処理部とを有し、前記第1処理部は、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、前記第2処理部は、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てる。
本明細書に記載のネットワーク設計方法は、ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もる工程と、前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる工程とを、コンピュータが実行し、前記通信回線の数を見積もる工程において、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、前記複数の論理チャネルを割り当てる工程において、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てる方法である。
本明細書に記載のネットワーク設計プログラムは、ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もり、前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる、処理をコンピュータに実行させ、前記通信回線の数を見積もる処理において、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、前記複数の論理チャネルを割り当てる処理において、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てる。
本明細書に記載のネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法、及びネットワーク設計プログラムは、設計時間を短縮できるという効果を奏する。
ネットワークの一例を示す構成図である。 光信号の構成例を示す構成図である。 実施例に係るネットワーク設計装置の一例を示す構成図である。 CPU(Central Processing Unit)の機能構成、及びHDD(Hard Disk Drive)に保持する情報の一例を示す構成図である。 CPUの処理を示すフローチャートである。 第1処理部により実行される第1設計処理を示すフローチャートである。 ネットワークに設けられたパスの例を示す図である。 図7に示されたパスから構成された通信ルートの候補を示す図である。 パスに開通するHO−ODUの例を示す図である。 第1処理部により構築された整数計画問題のモデルに用いられる集合の内容を示す表である。 第1処理部により構築された整数計画問題のモデルに用いられる変数の内容を示す表である。 第1処理部により構築された整数計画問題のモデルに用いられるパラメータの内容を示す表である。 図9に示されたHO−ODUが有するTSの割り当て例を示す図である。 第2処理部により実行される第2設計処理を示すフローチャートである。 ネットワークにおける現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートの例を示す図である。 図15に示された予備系の通信ルートに対するTSの割り当ての比較例を示す表である。 図15に示されたネットワーク内のリンク故障により障害を生ずる現用系の通信ルートを示す表である。 図15に示された予備系の通信ルートに対するTSの割り当ての例を示す表である。 第2処理部により構築された整数計画問題のモデルに用いられる集合の内容を示す表である。 第2処理部により構築された整数計画問題のモデルに用いられる変数の内容を示す表である。 第2処理部により構築された整数計画問題のモデルに用いられるパラメータの内容を示す表である。 ネットワークに与えられたデマンドの一例を示す図である。 図22に示されたネットワークの現用系及び予備系の通信ルートを示す図である。 図23に示されたリンク故障により障害を生ずる現用系の通信ルートを示す表である。 図23に示された予備系の通信ルートに対するTSの割り当ての例を示す表である。 ネットワークに与えられたデマンドの他例を示す図である。 図26に示されたネットワークの現用系及び予備系の通信ルートを示す図である。 図27に示されたリンク故障により障害を生ずる現用系の通信ルートを示す表である。 図27に示された予備系の通信ルートに対するTSの割り当ての例を示す表である。
図1は、ネットワークの一例を示す構成図である。ネットワーク設計装置1は、LAN(Local Area Network)などの監視制御用ネットワークNWを介して、複数のWDM装置20と接続されている。ネットワーク設計装置1は、例えばNMS(Network Management System)などのネットワーク管理装置と兼用されてもよい。
WDM装置20は、例えば ROADM(Reconfigurable Optical Add−Drop Multiplexer)などと称される光分岐挿入装置である。各WDM装置20は、互いに光ファイバにより接続され、例えばリング型のネットワーク2を構成する。なお、ネットワーク2は、図1に示された形態に限定されず、例えばメッシュ型の形態であってもよい。ネットワーク設計装置1は、WDM装置20のネットワーク2の設計を行う。
各WDM装置20は、任意の波長λin1,λin2,λin3・・・の光信号が入力され、該光信号を波長多重し、他のWDM装置20に波長多重光信号Soとして伝送する。また、各WDM装置20は、他のWDM装置20から伝送された波長多重光信号Soから、任意の波長λout1,λout2,λout3・・・の光信号を分離して出力する。なお、外部からWDM装置20への光信号λin1,λin2,λin3・・・の入力を「挿入」と呼称し、WDM装置20から外部への光信号λout1,λout2,λout3・・・の出力を「分岐」と呼称する。
図2は、光信号の構成例を示す構成図である。光信号は、一例として、ITU−T勧告G.709に規定されるHO−ODUの構成を有する。HO−ODUは、所定の制御情報を含むオーバーヘッドOHと、複数の論理チャネル(Tributary Slot)であるTS1〜TS8とを有する。TS1〜TS8の数は、HO−ODUの伝送速度、すなわち帯域に応じて異なり、例えば10(Gbps)の場合、8つであり、2.5(Gbps)の場合、2つである。また、TS1〜TS8の帯域は、それぞれ、1.25(Gbps)である。
TS1〜TS8は、それぞれ、LO−ODUを収容する。LO−ODUは、所定の制御情報を含むオーバーヘッドOHと、ペイロードPLとを有する。ペイロードPLは、SDHフレーム、SONETフレーム、及びイーサネットフレームなどのユーザ信号を収容する。したがって、HO−ODUは、複数のLO−ODUを多重化することにより、複数のユーザ信号を収容することができる。なお、本明細書では、ITU−T勧告G.709に規定されたOTNを例として挙げるが、これに限定されない。
ネットワーク設計装置1は、トラフィックの要求に応じて、ネットワーク2に設けられた複数のパスに、HO−ODUを送受信するための通信回線を開通し、要求されたトラフィックごとに、HO−ODUの複数の論理チャネル、つまりTSを割り当てる。これにより、トラフィックの要求を満たすように、WDM装置20の間において光信号が伝送される。なお、以降の説明において、所定波長の光信号が、WDM装置20に挿入された後、他のWDM装置20から分岐されるまでに伝送される通信経路を「パス」と表記する。また、HO−ODUを送受信するための通信回線を、単に「HO−ODU」と表記する。
図3には、ネットワーク設計装置1の構成が示されている。ネットワーク設計装置1は、例えばサーバなどのコンピュータ装置である。ネットワーク設計装置1は、CPU10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、HDD13、通信処理部14、可搬型記憶媒体用ドライブ15、入力処理部16、及び画像処理部17などを備えている。
CPU10は、演算処理手段であり、ネットワーク設計プログラムに従って、ネットワーク2の設計処理を行う。CPU10は、各部11〜17とバス18を介して通信可能に接続されている。なお、ネットワーク設計装置1は、ソフトウェアにより動作するものに限定されず、CPU10に代えて、特定用途向け集積回路などのハードウェアが用いられてもよい。
RAM12は、CPU10のワーキングメモリとして用いられる。また、ROM11及びHDD13は、CPU10を動作させるネットワーク設計プログラムなどを記憶する記憶手段として用いられる。通信処理部14は、LANなどのネットワークを介して外部の装置と通信を行うネットワークカードなどの通信手段である。図1に示された構成を例に挙げると、通信処理部14は、監視制御用ネットワークNWを介し、複数のWDM装置20との通信を処理する。
可搬型記憶媒体用ドライブ15は、可搬型記憶媒体150に対して、情報の書き込みや情報の読み出しを行う装置である。可搬型記憶媒体150の例としては、USBメモリ(USB:Universal Serial Bus)、CD−R(Compact Disc Recordable)、及びメモリカードなどが挙げられる。
ネットワーク設計装置1は、情報の入力操作を行うための入力デバイス160、及び、画像を表示するためのディスプレイ170を、さらに備える。入力デバイス160は、キーボード及びマウスなどの入力手段であり、入力された情報は、入力処理部16を介して
CPU10に出力される。ディスプレイ170は、液晶ディスプレイなどの画像を表示する表示手段であり、表示される画像データは、CPU10から画像処理部17を介してディスプレイに出力される。なお、入力デバイス160、及びディスプレイ170に代えて、これらの機能を備えるタッチパネルなどのデバイスを用いることもできる。
CPU10は、ROM11、またはHDD13などに格納されているプログラム、または可搬型記憶媒体用ドライブ15が可搬型記憶媒体150から読み取ったプログラムを実行する。このプログラムには、OS(Operating System)だけでなく、上記のネットワーク設計プログラムも含まれる。なお、プログラムは、通信処理部14を介してダウンロードされたものであってもよい。
CPU10は、ネットワーク設計プログラムを実行すると、複数の機能が形成される。図4は、CPU10の機能構成、及びHDD13に保持する情報の一例を示す構成図である。
CPU10は、第1処理部100及び第2処理部101を含む。また、第1処理部100及び第2処理部101に関連して、HDD13は、トポロジ情報130、パス情報131、障害パタン情報139、デマンド情報132、ルート情報133、回線情報134、及びチャネル割当情報135を保持する。なお、各情報130〜135の記憶手段は、HDD13に限定されず、ROM11や可搬型記憶媒体150であってもよい。
トポロジ情報130は、設計対象となるネットワーク2の形態、つまり、リンクを介したノード間の接続関係を示す情報である。トポロジ情報130は、例えば、ネットワーク2内の各リンクの識別子に、該リンクを介して接続されている一対のノードの識別子を対応付けて構成されている。
パス情報131は、ネットワーク2に設定された複数のパスを示す情報である。パス情報131は、例えば、複数のパスの両端ノードを示す複数組のノードの識別子と、両端ノード間を結ぶ1以上のリンクの識別子とを含む。
障害パタン情報139は、トポロジ情報130が示すネットワーク2において想定される各種の障害の発生パタンを示す情報である。障害としては、単一または複数のリンク故障や単一または複数のノード故障が含まれる。
デマンド情報132は、ネットワーク2に対する複数のトラフィックの要求を示す情報である。デマンド情報132は、要求される個々のトラフィックについて、ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域を示す。また、デマンド情報132には、異なるトラフィック間において、ネットワーク2内のパスの共有を許容するか否かを示す共有可否情報も含まれる。なお、この個々のトラフィックの要求を、以降の説明において「デマンド」と表記する。また、トポロジ情報130、パス情報131、及びデマンド情報132は、例えば、監視制御ネットワークNW、可搬型記憶媒体150、または入力デバイス160を介して、外部から取得されてもよい。
第1処理部100は、トポロジ情報130、パス情報131、障害パタン情報139、及びデマンド情報132をHDD13から読み出し、各情報130〜132に基づいて、複数のトラフィックの要求に応じた現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートを決定する。現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートは、1対1の関係で対応し、現用系の通信ルートに障害が生じた場合、ネットワーク2の保護機能により、トラフィックは、現用系の通信ルートに代え、予備系の通信ルートを流れるように切り替わる。
また、第1処理部100は、決定した現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートに含まれる1以上のパスに開通されるHO−ODUの数及び帯域を見積もる。第1処理部100は、設計結果として、決定した現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートを示すルート情報133と、パスごとに見積もったHO−ODUの帯域及び数を示す回線情報134とを生成し、HDD13に書き込む。
第2処理部101は、トポロジ情報130、障害パタン情報139、デマンド情報132、ルート情報133、及び回線情報134をHDD13から読み出し、各情報132〜134に基づいて、各通信ルートに、各HO−ODUが有する複数のTSを割り当てる。第2処理部101は、TSの割り当て結果を示すチャネル割当情報135を生成し、HDD13に書き込む。
図5は、CPU10の処理を示すフローチャートである。CPU10は、まず、第1処理部100により第1設計処理を行う(ステップSt1)。これにより、ルート情報133及び回線情報134が生成される。
次に、CPU10は、第2処理部101により第2設計処理を行う(ステップSt2)。これにより、チャネル割当情報135が生成される。このように、実施例に係るネットワーク設計装置1は、設計処理を二段階に分けて実行することによって、設計の所要時間を効果的に短縮する。以下に第1設計処理及び第2設計処理の内容を具体的に説明する。
(第1設計処理)
図6は、第1処理部100により実行される第1設計処理を示すフローチャートである。第1処理部100は、トポロジ情報130、パス情報131、及びデマンド情報132をHDD13から取得する(ステップSt11)。
次に、第1処理部100は、各デマンドについて、使用可能なパスを抽出する(ステップSt12)。図7には、ネットワークに設けられたパスの例が示されている。なお、図7は、説明の便宜上、ノードA〜Fが直列に接続された簡単なネットワークを例示しており、各ノードA〜FにはWDM装置20が設けられる。また、本例において、デマンドに対応する一組のノードは、ノードA及びノードFとする。なお、第1処理部100は、このステップSt12において、各パスを生成してもよく、この場合、ステップSt11におけるパス情報131の取得は不要である。
第1処理部100は、ネットワークに設けられた1以上のパスから、デマンドに対応するノードA及びノードF間に存在する複数のパス1〜9を抽出する。つまり、パス1〜9は、ノードA及びノードF間を結ぶ通信ルートの少なくとも一部となり得る経路として抽出される。例えば、パス1は、ノードA及びノードC間を結び、また、パス2は、ノードC及びノードD間を結ぶ。
次に、第1処理部100は、各デマンドについて、1以上のパスを選択することにより、現用系の通信ルートの候補及び予備系の通信ルートの候補を抽出する(ステップSt13)。図8には、図7に示されたパス1〜9から構成された通信ルートの候補が示されている。なお、図8に示された通信ルートは、現用系の通信ルートの候補及び予備系の通信ルートの何れの候補であってもよい。
例えば、通信ルートの候補1は、パス1、パス2、及びパス3を含み、また、通信ルートの候補2は、パス1、パス4、及びパス5を含む。このように、各通信ルートの候補1〜5は、1以上のパスの組み合わせとして抽出される。
次に、第1処理部100は、整数計画問題を解くことにより、各デマンドについて、現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートを決定し、パスごとにHO−ODUの帯域及び数を見積もる(ステップSt14)。第1処理部100により構築される整数計画問題のモデルについては、後述する。
図9には、パスに開通するHO−ODUの例が示されている。本例において、第1処理部100は、図8に示された通信ルートの候補1〜5のうち、当該デマンドの通信ルートとして、候補5を選択している。選択された通信ルートは、パス9及びパス3を含む。
第1処理部100は、パス9及びパス3にそれぞれ開通するHO−ODUの数を見積もる。見積もりは、通信回線の帯域、つまり帯域の種別ごとに行われる。通信回線の帯域の種別としては、例えば、ITU−T勧告G.709には、10(Gbps)の「ODU2」、40(Gbps)の「ODU3」、及び100(Gbps)の「ODU4」などが規定されている。このように、通信回線を帯域種別ごとに見積もることにより、様々な帯域のデマンドに応じて柔軟な設計を行うことができる。
第1処理部100は、ネットワークにおけるHO−ODUの全コストが最小となるように、HO−ODUの数を見積もる。HO−ODUのコストは、例えば、WDM装置20に搭載する回線処理ユニットなどの価格や維持費などに基づいて、帯域種別ごとに決まっている。
見積もりの結果、パス9は、デマンドに対応する通信回線として、100(Gbps)のHO−ODU1,2(「ODU4」)の2本が割り当てられている。HO−ODU1は、デマンド1の帯域BW1、デマンド2の帯域BW2などを収容し、HO−ODU2は、デマンド4の帯域BW4などを収容する。また、パス3は、100(Gbps)のHO−ODU3(「ODU4」)及び10(Gbps)のHO−ODU4(「ODU2」)の2本が割り当てられている。HO−ODU3は、デマンド1の帯域BW1、デマンド3の帯域BW3などを収容し、HO−ODU4は、デマンド5の帯域BW5などを収容する。
また、第1処理部100は、予備系の通信ルートの決定において、複数の予備系の通信ルート間における1以上のパスの共有を許容する。パスの共有の可否は、既に述べたように、デマンド情報132に含まれる共有可否情報に従って決定される。これにより、第1処理部100は、予備系のトラフィック間において、当該パスに開通するHO−ODUの帯域の共有を可能とする。帯域共有は、上記のSMR方式を実現するため、現用系の通信ルートの障害が生じたとき、同時に用いられない少なくとも2つの予備系の通信ルート間において許容される。したがって、第1処理部100は、共有されたパスごとに、ネットワーク内の各リンク故障により必要となる予備系の共有帯域の最大値を見積もり、該最大値に応じてHO−ODUの帯域及び数を見積もる。
次に、第1処理部100は、見積もり結果に従って、ルート情報133及び回線情報134を生成する(ステップSt15)。ルート情報133は、デマンドごとに、現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートを、1以上のパスの集合として示す。回線情報134は、パスごとに、HO−ODUの帯域及び数を示す。生成されたルート情報133及び回線情報134は、第2処理部101による第2設計処理において用いられる。このようにして、第1処理部100は、第1設計処理を行う。
次に、図6に示された処理St14において、第1処理部100が構築する整数計画問題のモデルについて説明する。整数計画問題は、1以上の制約条件に従って、所定の関数値を最小または最大とする解を求める手段である。整数計画問題のモデルは、トポロジ情報130、パス情報131、障害パタン情報139、及びデマンド情報132に基づいて構築される。
図10には、第1処理部100により構築される整数計画問題のモデルに用いられる集合の内容が示されている。集合Dは、全デマンドの集合である。集合Fは、ネットワーク内で発生する全障害パタンの集合である。障害パタンとしては、例えばノード間のリンク故障、つまり伝送路またはWDM装置20の送受信器などの故障が挙げられる。
集合Hは、ネットワークに設けられた全パスの集合である。各パスは、ネットワーク内の1以上のリンクにより構成される。集合Tは、現用系の通信ルートの全候補の集合であり、集合Tは、予備系の通信ルートの全候補の集合である。集合Bは、HO−ODUの全帯域種別(上記の「ODU2」、「ODU3」、「ODU4」など)の集合である。
第1処理部100は、目的関数として、例えば、以下の(1)式を用いる。図11及び図12には、第1処理部100により構築される整数計画問題のモデルに用いられる変数の内容及びパラメータの内容がそれぞれ示されている。
Figure 0005949515
式(1)によると、第1処理部100は、ネットワークにおけるHO−ODUの全コストが最小となるように、HO−ODUの帯域及び数を見積もる。HO−ODUの全コストは、帯域種別ごとのコスト及び数の積の総和として算出される。
また、第1処理部100は、制約条件として、例えば、以下の式(2)〜(5)を用いる。
Figure 0005949515
式(2)及び式(3)は、各デマンドについて、複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを、それぞれ、1以上のパスを選択して得られる複数の通信ルートの候補から選択した1つとする制約条件(第1制約条件)を示す。つまり、第1処理部100は、図8に例示されるような複数の通信ルートの候補から、1つの現用系の通信ルート及び1つの予備系の通信ルートを選択する。
式(4)は、1以上のパスの各々について、通信回線の帯域の合計を、複数の現用系の通信ルートのうち、当該パスを含む通信ルートの合計帯域と、複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域との和以上とする制約条件(第2制約条件)を示す。つまり、第1処理部100は、図9に例示されるように、各パスに開通するHO−ODUの帯域が、当該パスを通信ルートに含むデマンドの帯域の合計と、当該パスに必要となる予備系の共有帯域との和以上となるように、HO−ODUの帯域及び数を見積もる。
式(5)は、1以上のパスの各々について、複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域を、1つまたは複数の予備系の通信ルートのうち、当該パスを共有し、複数の現用系の通信ルートの何れかに障害が生じたとき、同時に使用される1つまたは複数の通信ルートの合計帯域以上とする制約条件(第3制約条件)を示す。この制約条件は、全障害パタンFについて満たされる必要がある。
したがって、仮に障害パタンを単一のリンク故障に限定した場合、共有帯域sは、ネットワーク内の各リンク故障により必要となる予備系の帯域の最大値以上となるように見積もられる。例えば、特定のパスにおいて、あるリンク故障により必要な予備系の共有帯域が1(Gbps)であり、他のリンク故障により必要な予備系の共有帯域が2(Gbps)である場合、当該パスに必要な共有帯域は、2(Gbps)以上となるように見積もられる。
第1処理部100は、式(2)〜(5)の制約条件に従って、式(1)を満足する解を得ることにより、各デマンドに応じた現用系及び予備系の通信ルートを決定し、パスごとにHO−ODUの帯域及び数を見積もる。これにより、第1設計処理の所要時間が効果的に短縮される。なお、本実施例では、解析手法として整数計画法を挙げたが、これに限定されず、ヒューリスティック法などの他の手法を用いることもできる。
(第2設計処理)
第2処理部101は、トポロジ情報130と、障害パタン情報139と、デマンド情報132と、第1処理部100が生成したルート情報133及び回線情報134に基づいて第2設計処理を行う。第2処理部101は、ルート情報133が示す複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートに、各デマンドの帯域に基づいて、HO−ODUの各々が有する複数のTSを割り当てる。HO−ODUの各々は、上述したように、TSを、帯域(帯域種別)に応じた数だけ有する。
図13には、図9に示されたHO−ODUが有するTSの割り当て例が示されている。例えば、HO−ODU1のTS1は、デマンド1の通信ルートに割り当てられ、デマンド1の帯域BW1を収容する。また、HO−ODU1のTS2は、デマンド2の通信ルートに割り当てられ、デマンド2の帯域BW2を収容する。このように、HO−ODUを、TS単位で各デマンドの通信ルートに割り当てることにより、ネットワーク資源を効率的に運用することができる。
図14は、第2処理部101により実行される第2設計処理を示すフローチャートである。まず、第2処理部101は、トポロジ情報130と、障害パタン情報139と、デマンド情報132、ルート情報133、及び回線情報134を、HDD13から読み出す(ステップSt21)。
次に、第2処理部101は、整数計画問題を解くことにより、各デマンドについて、パスを共有する予備系の通信ルート(デマンド情報132に含まれる共有可否情報に従ってパスの共有が許可された通信ルート)に、HO−ODUの複数のTSを割り当てる(ステップSt22)。第2処理部101は、複数の予備系の通信ルートのうち、1以上のパスを共有し、複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、複数のTSのうち、共通のTSを割り当てる。以下に、図15〜図18を参照して、具体的に説明する。
図15には、ネットワークにおける現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートの例が示されている。本例において、デマンド1の現用系の通信ルート1は、ノードA及びノードBを結ぶ経路として決定され、予備系の通信ルート1は、ノードA、ノードC、ノードD、及びノードBを結ぶ経路として決定されている。デマンド2の現用系の通信ルート2は、ノードE、ノードF、及びノードGを結ぶ経路として決定され、予備系の通信ルート2は、ノードE、ノードC、ノードD、及びノードGを結ぶ経路として決定されている。デマンド3の現用系の通信ルート3は、ノードE、ノードF、ノードH、及びノードIを結ぶ経路として決定され、予備系の通信ルート3は、ノードE、ノードC、ノードD、ノードG、及びノードIを結ぶ経路として決定されている。
デマンド1〜3の予備系の通信ルート1〜3は、ノードC及びノードDを結ぶパスを共有している。このため、本ステップSt22において、第2処理部101は、当該パスに開通するHO−ODUのTSの割り当てを行う。なお、本例では、デマンド1の帯域を、2.5(Gbps)(つまり、TS数=2)とし、デマンド2及び3の帯域を、それぞれ1.25(Gbps)(つまり、TS数=1)とする。
仮に、デマンド1〜3の予備系の通信ルート1〜3に、TSの共有を許容せずに、TSを割り当てるとすると、ノードC及びノードDを結ぶパスに、デマンド1〜3の全帯域の合計を満たす帯域のHO−ODUが必要となる。図16には、この場合における、図15に示された予備系の通信ルートに対するTSの割り当ての比較例が示されている。図16において、丸印(○)は、当該TSが割り当てられていることを示し、バツ印(×)は、当該TSが割り当てられていないことを示す。
本例では、デマンド1〜3の全帯域を満たすために、2つのHO−ODU1,2が必要となる。デマンド1の予備系の通信ルート1は、HO−ODU2の2つのTS1、TS2が割り当てられている。また、デマンド2の予備系の通信ルート2は、他方のHO−ODU1の2つの論理チャネルであるTS1、TS2のうち、TS1が割り当てられ、デマンド3の予備系の通信ルート3は、TS2が割り当てられている。つまり、本例では、デマンド1〜3の予備系の通信ルート1〜3に、個別のTSが割り当てられている。
これに対して、第2処理部101は、現用系の通信ルートに生ずる障害を考慮し、各デマンド1〜3の予備系の通信ルート1〜3間におけるTSの共有を許容してTSの割り当てを行う。図17には、図15に示されたネットワーク内のリンク故障により障害を生ずる現用系の通信ルートが示されている。リンク故障1〜5は、図15に示された現用系の通信ルート1〜3に含まれる各リンクの故障を示す(図15中の×印参照)。また、図17において、丸印(○)は、当該通信ルートがリンク故障により障害を生ずることを示し、バツ印(×)は、当該通信ルートがリンク故障により障害を生じないことを示す。
例えば、リンク故障1が生ずると、デマンド1の現用系の通信ルート1は、該当するノードA及びノードB間のパスを含むため、障害を生ずるが、他のデマンド2、3の通信ルート2,3は、当該パスを含まないため、障害を生じない。また、リンク故障2が生ずると、デマンド2,3の現用系の通信ルート2,3は、該当するノードE及びノードF間のパスを含むため、障害を生ずるが、デマンド1の現用系の通信ルート1は、当該パスを含まないため、障害を生じない。さらに、リンク故障3が生ずると、デマンド2の現用系の通信ルート2のみが障害を生じ、リンク故障4,5が生ずると、デマンド3の現用系の通信ルート3のみが障害を生ずる。
したがって、デマンド2,3の現用系の通信ルート2,3は、同一のリンク故障2により障害を生じ、デマンド1の現用系の通信ルート1と同時に障害を生ずることはない。言い換えれば、デマンド2及び3の予備系の通信ルート2,3は、障害発生時、同時に用いられることがあるが、デマンド1の予備系の通信ルート1と同時に用いられることはない。したがって、上記のSMR方式に従い、デマンド2,3の予備系の通信ルート2,3は、デマンド1の予備系の通信ルート1との帯域の共有が可能であり、共通のTSを割り当てることができる。
図18には、図15に示された予備系の通信ルートに対するTSの割り当ての例が示されている。図18において、丸印(○)は、当該TSが割り当てられていることを示し、バツ印(×)は、当該TSが割り当てられていないことを示す。
上述したように、デマンド2,3の予備系の通信ルート2,3は、デマンド1の予備系の通信ルート1と共通のTSを割り当てることができる。したがって、デマンド1の予備系の通信ルート1は、要求された帯域(TS数=2)に基づいて、HO−ODU1のTS1及びTS2が割り当てられる。また、デマンド2,3の予備系の通信ルート2,3は、要求された帯域(TS数=1)に基づいて、HO−ODU1のTS1及びTS2がそれぞれ割り当てられる。これにより、図10の比較例とは異なり、他のHO−ODU2を用いる必要がなくなり、効率的なネットワーク資源の利用が可能となる。
また、TSは、各デマンド1〜3の予備系の通信ルート1〜3に対して固定的に割り当てられる。図17の例では、デマンド2の予備系の通信ルート2は、固定的にTS1に割り当てられ、TS2に割り当てられることはない。また、デマンド3の予備系の通信ルート3は、固定的にTS2に割り当てられ、TS1に割り当てられることはない。すなわち、第2処理部101は、動的な論理チャネルの割り当てを行われない。
第2処理部101は、このTSの割り当て処理を、後述する整数計画問題を解くことにより行う。再び図14を参照すると、第2処理部101は、TSの割り当てが成功したか否かを判定する(ステップSt23)。
割り当てが失敗した場合(ステップSt23のNO)、つまり、パスを共有する予備系の通信ルートに割り当てるTSが不足する場合、第2処理部101は、該当するパスにHO−ODUを追加して(ステップSt24)、再度割り当てを実行する(ステップSt22)。これにより、第2処理部101は、第1処理部100により見積もられたHO−ODUの数を修正してTS数を増加させ、TSの割り当てを行うことができる。
一方、割り当てが成功した場合(ステップSt23のYES)、つまり、パスを共有する予備系の通信ルートに割り当てるTSが足りる場合、第2処理部101は、各デマンドについて、他の予備系の通信ルート(共有可否情報に従ってパスの共有が許可されていない予備系の通信ルート)及び現用系の通信ルートに、ステップSt22の処理により割り当てられずに残ったTSを割り当てる(ステップSt25)。このとき、第2処理部101は、図16を参照して述べた内容と同様の手法によりTSを割り当てる。すなわち、各デマンドの通信ルートは、TSの共有が許容されずに、個別のTSが割り当てられる。したがって、パスを共有しない予備系の通信ルート及び現用系の通信ルートは、共有帯域がなく、個別の帯域が設けられる。
次に、第2処理部101は、TSの割り当てが成功したか否かを判定する(ステップSt26)。割り当てが失敗した場合(ステップSt26のNO)、つまりTSが不足する場合、第2処理部101は、該当するパスにHO−ODUを追加して(ステップSt27)、再度割り当てを実行する(ステップSt25)。これにより、第2処理部101は、第1処理部100により見積もられたHO−ODUの数を修正してTS数を増加させ、TSの割り当てを行うことができる。
次に、第2処理部101は、各デマンドについて、TSの割り当てを示すチャネル割当情報135を生成する。生成されたチャネル割当情報135は、図3の通信処理部14により監視制御用ネットワークNWを介して、各WDM装置20に送信される。各WDM装置20は、受信したチャネル割当情報135を、自装置の設定に反映する。このようにして、第2処理部101は、第2設計処理を行う。
次に、図14に示された処理St22において、第2処理部101が構築する整数計画問題のモデルについて説明する。整数計画問題のモデルは、トポロジ情報130、障害パタン情報139、デマンド情報132、ルート情報133、及び回線情報134に基づいて構築される。
図19には、第2処理部101により構築される整数計画問題のモデルに用いられる集合の内容が示されている。集合Dは、全デマンドの集合である。集合Hは、回線情報134に含まれる全HO−ODUの集合である。なお、第2処理部101は、HO−ODUを追加した場合(上記ステップSt24及びSt27)、集合Hの内容を修正する。
集合Sは、回線情報134に含まれる全HO−ODUのTSの集合である。なお、第2処理部101は、HO−ODUを追加した場合(上記ステップSt24及びSt27)、集合Sの内容を修正する。
集合Fは、ネットワーク内で発生する全障害パタンの集合である。障害パタンは、例えば図15及び図17に示されたリンク故障である。
第2処理部101は、目的関数として、例えば、以下の(6)式を用いる。図20及び図21には、第2処理部101により構築される整数計画問題のモデルに用いられる変数の内容及びパラメータの内容がそれぞれ示されている。
Figure 0005949515
式(6)によると、第2処理部101は、ネットワークにおいて使用されるTSの数が最小となるように、1以上のパスを共有する複数の予備系の通信ルートの各々に複数のTSを割り当てる。このため、上述したようにネットワーク資源の効率的な使用が可能となる。
また、第2処理部101は、制約条件として、例えば、以下の式(7)〜(11)を用いる。
Figure 0005949515
式(7)は、複数の予備系の通信ルートの各々に割り当てるTSの数を、当該デマンドの帯域に見合う数とする制約条件(第4制約条件)を示す。図18の例を挙げると、デマンド1の帯域は、2.5(Gbps)であるので、2つのTSにより収容され、デマンド2,3の帯域は、それぞれ、1.25(Gbps)であるので、1つのTSにより収容される。
式(8)及び式(9)は、複数の予備系の通信ルートの各々に用いられるHO−ODUの数を1つとする制約条件(第5制約条件)を示す。図18の例を挙げると、デマンド1の予備系の通信ルート1に割り当てられたTS1及びTS2は、同一のHO−ODU1に属している。つまり、各デマンドの現用系の通信ルート及び予備系の通信ルートは、ぞれぞれ、2つの異なるHO−ODUのTSの割り当てが許容されない。
式(10)は、複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、複数のTSの各々を用いる複数の予備系の通信ルートの最大数を1つとする制約条件(第6制約条件)を示す。図17及び図18の例を挙げると、リンク故障1が生じたとき、HO−ODU1のTS1及びTS2は、それぞれ、デマンド1の予備系の通信ルート1のみにより用いられ、他のデマンド2,3の予備系の通信ルート2,3により用いられない。また、リンク故障2が生じたとき、HO−ODU1のTS1は、デマンド2の予備系の通信ルート2のみにより用いられ、HO−ODU1のTS2は、デマンド3の予備系の通信ルート3のみにより用いられる。
式(11)は、各TSが、少なくとも1つのデマンドの予備系の通信ルートに用いられると、変数xを1とする数式上の制約条件を示す。
第2処理部101は、式(7)〜(11)の制約条件に従って、式(6)を満足する解を得ることにより、1以上のパスを共有する複数の予備系の通信ルートの各々に複数のTSを割り当てる。これにより、第2設計処理の所要時間が効果的に短縮される。なお、本実施例では、解析手法として整数計画法を挙げたが、これに限定されず、ヒューリスティック法などの他の手法を用いることもできる。
次に、これまで述べたネットワークの設計方法の適用例について述べる。
(適用例1)
図22には、ネットワークに与えられたデマンドの一例が示されている。デマンド1〜3は、ノードA及びノードD間、ノードB及びノードC間、及びノードE及びノードF間にそれぞれ用いられる1.25(Gbps)(TS数=1)の帯域として与えられる。なお、便宜上、パスは、各ノード間のリンクに一致するものと仮定する。また、各パスに用いられる通信回線として、「ODU2」(2.5(Gbps))(TS数=2)を仮定する。
図23には、図22に示されたネットワークの現用系及び予備系の通信ルートが示されている。第1処理部100は、各デマンド1〜3に応じて、現用系の通信ルート1〜3及び予備系の通信ルート1〜3を決定する。現用系の通信ルート1〜3は、ノードA及びノードD間、ノードB及びノードC間、及びノードE及びノードF間にそれぞれ結ぶ経路である。
第1処理部100は、予備系の通信ルート1〜3間におけるパスの共有を許容して、予備系の通信ルート1〜3を決定する。予備系の通信ルート1は、ノードA、ノードB、ノードE、及びノードDを結ぶ経路であり、予備系の通信ルート2は、ノードB、ノードE、ノードF、及びノードCを結ぶ経路である。また、予備系の通信ルート3は、ノードE、ノードB、ノードC、及びノードFを結ぶ経路である。ここで、ノードB及びノードE間のパスは、予備系の通信ルート1〜3により共有されている。
第1処理部100は、デマンド1〜3の帯域と予備系の通信ルート1〜3間の共有帯域とを考慮して、各パスに開通するHO−ODUの帯域及び数を見積もる。図24には、図23に示されたリンク故障1〜3により障害を生ずる現用系の通信ルートを示されている。図24において、丸印(○)は、当該通信ルートがリンク故障により障害を生ずることを示し、バツ印(×)は、当該通信ルートがリンク故障により障害を生じないことを示す。
現用系の通信ルート1〜3は、互いにパスが重複しないため、各通信ルート内のリンク故障1〜3により自己の通信ルートのみが障害を生ずる。このため、予備系の通信ルート1〜3は、現用系の通信ルート1〜3に障害が生じたとき、通信ルートの切り替えにより同時に用いられることがない。例えば、リンク故障1が生じたとき、現用系の通信ルート1に障害が生ずるため、予備系の通信ルート1が用いられ、他の予備系の通信ルート2,3は用いられない。このため、第1処理部100は、リンク故障1〜3により必要となる共有帯域の最大値を、1.25(Gbps)(TS数=1)と見積もる。
したがって、予備系の通信ルート1〜3間で共有されたノードB及びノードE間のパスに開通されるHO−ODUの見積もりは、2.5(Gbps)のHO−ODU(「ODU2」)が1つとなる。また、他のパスについては、デマンド1〜3の帯域に従って、2.5(Gbps)のHO−ODUが1つとなる。
また、図25には、図23に示された予備系の通信ルートに対するTSの割り当ての例が示されている。図25において、丸印(○)は、当該TSが割り当てられていることを示し、バツ印(×)は、当該TSが割り当てられていないことを示す。
第2処理部101は、共有されたノードB及びノードE間のパスについて、デマンド1〜3の帯域(1.25(Gbps))に基づいて、予備系の通信ルート1〜3にHO−ODUのTS1を割り当てる。すなわち、TS1は、予備系の通信ルート1〜3により共有されている。この場合、第1処理部100により見積もられたHO−ODUの数は足りているため、第2処理部101は、HO−ODUを追加(図14のステップSt24参照)することがない。
(適用例2)
図26には、ネットワークに与えられたデマンドの他例が示されている。デマンド1〜3は、ノードA及びノードD間、ノードA及びノードH間、及びノードE及びノードD間にそれぞれ用いられる1.25(Gbps)(TS数=1)の帯域でとして与えられる。なお、便宜上、パスは、リンクに一致するものと仮定する。
図27には、図26に示されたネットワークの現用系及び予備系の通信ルートが示されている。第1処理部100は、各デマンド1〜3に応じて、現用系の通信ルート1〜3及び予備系の通信ルート1〜3を決定する。現用系の通信ルート1は、ノードA、ノードB、ノードC、及びノードDを結ぶ経路であり、現用系の通信ルート2は、ノードA、ノードB、ノードF、ノードG、及びノードHを結ぶ経路である。また、現用系の通信ルート3は、ノードE、ノードF、ノードG、ノードC、及びノードDを結ぶ経路である。
第1処理部100は、予備系の通信ルート1〜3間におけるパスの共有を許容して、予備系の通信ルート1〜3を決定する。予備系の通信ルート1は、ノードA、ノードE、ノードI、ノードJ、ノードH、及びノードDを結ぶ経路であり、予備系の通信ルート2は、ノードA、ノードE、ノードI、ノードJ、及びノードHを結ぶ経路である。また、予備系の通信ルート3は、ノードE、ノードI、ノードJ、ノードH、及びノードDを結ぶ経路である。ここで、ノードA及びノードE間のパスが、予備系の通信ルート1,2により共有されている。また、ノードE、ノードI、ノードJ及びノードH間の各パスが、予備系の通信ルート1〜3により共有され、ノードH及びノードD間のパスが、予備系の通信ルート1,3により共有されている。
第1処理部100は、デマンド1〜3の帯域と予備系の通信ルート1〜3間の共有帯域とを考慮して、各パスに開通するHO−ODUの帯域及び数を見積もる。図28には、図27に示されたリンク故障1〜3により障害を生ずる現用系の通信ルートを示されている。
図28において、丸印(○)は、当該通信ルートがリンク故障により障害を生ずることを示し、バツ印(×)は、当該通信ルートがリンク故障により障害を生じないことを示す。
現用系の通信ルート1,2は、ノードA及びノードB間のリンクにおいて、互いにパスが重複する。現用系の通信ルート2,3は、ノードF及びノードG間のリンクにおいて、互いにパスが重複する。現用系の通信ルート1,3は、ノードC及びノードD間のリンクにおいて、互いにパスが重複する。
このため、各通信ルート内のリンク故障1〜8により障害を生ずる通信ルートの最大数は2つである。言い換えれば、現用系の通信ルート1〜3に障害が生じたとき、予備系の通信ルート1〜3のうち、2つが同時に用いられる。このため、第1処理部100は、リンク故障1〜8により必要となる共有帯域の最大値を、2.5(Gbps)(TS数=2)と見積もる。
したがって、予備系の通信ルート1〜3間で共有される各パスに開通されるHO−ODUの見積もりは、2.5(Gbps)のHO−ODU(「ODU2」)が1つとなる。また、他のパスについては、デマンド1〜3の帯域に従って、2.5(Gbps)のHO−ODUが1つとなる。
また、図29には、図26に示された予備系の通信ルート(ノードI及びノードJ間のパス)に対するTSの割り当ての例が示されている。第2処理部101は、予備系の通信ルート1〜3にTSを固定的に割り当てる。つまり、予備系の通信ルート1〜3に割り当てられるTSは、特定のTSであり、固定されている。
仮に、第1処理部100の見積もりに従い、HO−ODUを1つだけ用いる場合、例えば、予備系の通信ルート1,2に、HO−ODU1のTS1、TS2をそれぞれ割り当てるとする。このとき、残った予備系の通信ルート3は、HO−ODU1のTS1、TS2の何れかに、リンク故障1〜8に応じて動的に割り当てる必要が生ずるので、結局、1つのHO−ODUのTSを固定的に割り当てることができない。したがって、第2処理部101は、第1処理部100により見積もられたHO−ODUの数が不足していると判断し、1つのHO−ODUを追加する(図14のステップSt24参照)。
よって、第2処理部101は、2つのHO−ODU1,2のTS1及びTS2を、予備系の通信ルート1〜3に個別に割り当てている。このように、第2処理部101は、第1処理部100によるHO−ODU単位の見積もりでは不可能な固定的なTSの割り当てを行うことができる。つまり、第2処理部101は、第1処理部100では不可能な割り当て処理を補完する機能を備える。
これまで述べたように、実施例に係るネットワーク設計装置1.は、第1処理部100及び第2処理部101を有する。第1処理部100は、ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定する。また、第1処理部100は、選択した1以上のパスの各々に開通するHO−ODU(通信回線)の数を見積もる。一方、第2処理部101は、複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、HO−ODUの各々が有する複数のTSを割り当てる。
第1処理部100は、複数の予備系の通信ルート間における1以上のパスの共有を許容して、複数の予備系の通信ルートを決定する。第2処理部101は、複数の予備系の通信ルートのうち、1以上のパスを共有し、複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、複数のTSのうち、共通のTSを割り当てる。
実施例に係るネットワーク設計装置1によると、予備系の通信ルートに、HO−ODUの複数のTSのうち、共通のTSを割り当てるため、上記のSMR方式が可能となり、効率的なネットワーク資源の利用が可能となる。また、実施例に係るネットワーク設計装置によると、第1処理部100が、HO−ODUの数を見積もり、第2処理部101が、TSの割り当てを行うので、2段階に分けた設計処理によって、効果的に設計時間を短縮できる。
また、実施例に係るネットワーク設計方法は、第1処理部100により実行される第1設計処理(図5のステップSt1)、及び第2処理部101により実行される第2設計処理(図5のステップSt2)を含む。第1設計処理部において、ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定する。また、第1設計処理部において、選択した1以上のパスの各々に開通するHO−ODU(通信回線)の数を見積もる。一方、第2設計処理において、複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、HO−ODUの各々が有する複数のTSを割り当てる。
第1設計処理において、複数の予備系の通信ルート間における1以上のパスの共有を許容して、複数の予備系の通信ルートを決定する。第2設計処理において、複数の予備系の通信ルートのうち、1以上のパスを共有し、複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、複数のTSのうち、共通のTSを割り当てる。
したがって、実施例に係るネットワーク設計方法は、ネットワーク設計装置1と同様の構成を有するので、同様の作用効果を奏する。
また、実施例に係るネットワーク設計プログラムは、第1処理部100により実行される第1設計処理(図5のステップSt1)、及び第2処理部101により実行される第2設計処理(図5のステップSt2)を含む。第1設計処理部において、ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定する。また、第1設計処理部において、選択した1以上のパスの各々に開通するHO−ODU(通信回線)の数を見積もる。一方、第2設計処理において、複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、HO−ODUの各々が有する複数のTSを割り当てる。
第1設計処理において、複数の予備系の通信ルート間における1以上のパスの共有を許容して、複数の予備系の通信ルートを決定する。第2設計処理において、複数の予備系の通信ルートのうち、1以上のパスを共有し、複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、複数のTSのうち、共通のTSを割り当てる。
したがって、実施例に係るネットワーク設計プログラムは、ネットワーク設計装置1と同様の構成を有するので、同様の作用効果を奏する。
なお、これまで述べた実施例において、第1処理部100及び第2処理部101は、障害パタンとして単一のリンク故障のみを想定したが、これに限定されず、複数のリンク故障及び単一または複数のノード故障を想定して設計処理を実行してもよい。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もる第1処理部と、
前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる第2処理部とを有し、
前記第1処理部は、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、
前記第2処理部は、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てることを特徴とするネットワーク設計装置。
(付記2) 前記第1処理部は、前記通信回線の数を、該通信回線の帯域ごとに見積もり、
前記通信回線の各々は、前記複数の論理チャネルを、該通信回線の帯域に応じた数だけ有することを特徴とする付記1に記載のネットワーク設計装置。
(付記3) 前記第2処理部は、前記複数の現用系の通信ルートまたは前記複数の予備系の通信ルートに割り当てる前記複数の論理チャネルが不足する場合、前記1以上のパスのうち、該当するパスに前記通信回線を追加して、再度割り当てを実行することを特徴とする付記1または2に記載のネットワーク設計装置。
(付記4) 前記第1処理部は、
前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートを、それぞれ、前記1以上のパスを選択して得られる複数の通信ルートの候補から選択した1つとする第1制約条件と、
前記1以上のパスの各々について、前記通信回線の帯域の合計を、前記複数の現用系の通信ルートのうち、当該パスを含む通信ルートの合計帯域と、前記複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域との和以上とする第2制約条件と、
前記1以上のパスの各々について、前記複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域を、前記複数の予備系の通信ルートのうち、当該パスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に使用される少なくとも2つの通信ルートの合計帯域以上とする第3制約条件とに従って、
前記ネットワークにおける前記通信回線の全コストが最小となるように、前記通信回線の数を見積もることを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載のネットワーク設計装置。
(付記5) 前記第2処理部は、
前記複数の予備系の通信ルートの各々に割り当てる前記複数の論理チャネルの数を、当該要求された帯域に見合う数とする第4制約条件と、
前記複数の予備系の通信ルートの各々に用いられる前記通信回線の数を1つとする第5制約条件と、
前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、前記複数の論理チャネルの各々を用いる前記複数の予備系の通信ルートの最大数を1つとする第6制約条件とに従って、
前記ネットワークにおいて使用される前記複数の論理チャネルの数が最小となるように、前記1以上のパスを共有する前記複数の予備系の通信ルートの各々に前記複数の論理チャネルを割り当てることを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載のネットワーク設計装置。
(付記6) ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もる工程と、
前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる工程とを、コンピュータが実行し、
前記通信回線の数を見積もる工程において、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、
前記複数の論理チャネルを割り当てる工程において、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てることを特徴とするネットワーク設計方法。
(付記7) 前記通信回線の数を見積もる工程において、前記通信回線の数を、該通信回線の帯域ごとに見積もり、
前記通信回線の各々は、前記複数の論理チャネルを、該通信回線の帯域に応じた数だけ有することを特徴とする付記6に記載のネットワーク設計方法。
(付記8) 前記複数の論理チャネルを割り当てる工程において、前記複数の現用系の通信ルートまたは前記複数の予備系の通信ルートに割り当てる前記複数の論理チャネルが不足する場合、前記1以上のパスのうち、該当するパスに前記通信回線を追加して、再度割り当てを実行することを特徴とする付記6または7に記載のネットワーク設計方法。
(付記9) 前記通信回線の数を見積もる工程において、
前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートを、それぞれ、前記1以上のパスを選択して得られる複数の通信ルートの候補から選択した1つとする第1制約条件と、
前記1以上のパスの各々について、前記通信回線の帯域の合計を、前記複数の現用系の通信ルートのうち、当該パスを含む通信ルートの合計帯域と、前記複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域との和以上とする第2制約条件と、
前記1以上のパスの各々について、前記複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域を、前記複数の予備系の通信ルートのうち、当該パスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に使用される少なくとも2つの通信ルートの合計帯域以上とする第3制約条件とに従って、
前記ネットワークにおける前記通信回線の全コストが最小となるように、前記通信回線の数を見積もることを特徴とする付記6乃至8の何れかに記載のネットワーク設計方法。
(付記10) 前記複数の論理チャネルを割り当てる工程において、
前記複数の予備系の通信ルートの各々に割り当てる前記複数の論理チャネルの数を、当該要求された帯域に見合う数とする第4制約条件と、
前記複数の予備系の通信ルートの各々に用いられる前記通信回線の数を1つとする第5制約条件と、
前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、前記複数の論理チャネルの各々を用いる前記複数の予備系の通信ルートの最大数を1つとする第6制約条件とに従って、
前記ネットワークにおいて使用される前記複数の論理チャネルの数が最小となるように、前記1以上のパスを共有する前記複数の予備系の通信ルートの各々に前記複数の論理チャネルを割り当てることを特徴とする付記6乃至9の何れかに記載のネットワーク設計方法。
(付記11) ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もり、
前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる、処理をコンピュータに実行させ、
前記通信回線の数を見積もる処理において、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、
前記複数の論理チャネルを割り当てる処理において、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てることを特徴とするネットワーク設計プログラム。
(付記12) 前記通信回線の数を見積もる処理において、前記通信回線の数を、該通信回線の帯域ごとに見積もり、
前記通信回線の各々は、前記複数の論理チャネルを、該通信回線の帯域に応じた数だけ有することを特徴とする付記11に記載のネットワーク設計プログラム。
(付記13) 前記複数の論理チャネルを割り当てる処理において、前記複数の現用系の通信ルートまたは前記複数の予備系の通信ルートに割り当てる前記複数の論理チャネルが不足する場合、前記1以上のパスのうち、該当するパスに前記通信回線を追加して、再度割り当てを実行することを特徴とする付記11または12に記載のネットワーク設計プログラム。
(付記14) 前記通信回線の数を見積もる処理において、
前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートを、それぞれ、前記1以上のパスを選択して得られる複数の通信ルートの候補から選択した1つとする第1制約条件と、
前記1以上のパスの各々について、前記通信回線の帯域の合計を、前記複数の現用系の通信ルートのうち、当該パスを含む通信ルートの合計帯域と、前記複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域との和以上とする第2制約条件と、
前記1以上のパスの各々について、前記複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域を、前記複数の予備系の通信ルートのうち、当該パスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に使用される少なくとも2つの通信ルートの合計帯域以上とする第3制約条件とに従って、
前記ネットワークにおける前記通信回線の全コストが最小となるように、前記通信回線の数を見積もることを特徴とする付記11乃至13の何れかに記載のネットワーク設計プログラム。
(付記15) 前記複数の論理チャネルを割り当てる処理において、
前記複数の予備系の通信ルートの各々に割り当てる前記複数の論理チャネルの数を、当該要求された帯域に見合う数とする第4制約条件と、
前記複数の予備系の通信ルートの各々に用いられる前記通信回線の数を1つとする第5制約条件と、
前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、前記複数の論理チャネルの各々を用いる前記複数の予備系の通信ルートの最大数を1つとする第6制約条件とに従って、
前記ネットワークにおいて使用される前記複数の論理チャネルの数が最小となるように、前記1以上のパスを共有する前記複数の予備系の通信ルートの各々に前記複数の論理チャネルを割り当てることを特徴とする付記11乃至14の何れかに記載のネットワーク設計プログラム。
1 ネットワーク設計装置
10 CPU
100 第1処理部
101 第2処理部

Claims (7)

  1. ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もる第1処理部と、
    前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる第2処理部とを有し、
    前記第1処理部は、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、
    前記第2処理部は、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てることを特徴とするネットワーク設計装置。
  2. 前記第1処理部は、前記通信回線の数を、該通信回線の帯域ごとに見積もり、
    前記通信回線の各々は、前記複数の論理チャネルを、該通信回線の帯域に応じた数だけ有することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク設計装置。
  3. 前記第2処理部は、前記複数の現用系の通信ルートまたは前記複数の予備系の通信ルートに割り当てる前記複数の論理チャネルが不足する場合、前記1以上のパスのうち、該当するパスに前記通信回線を追加して、再度割り当てを実行することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク設計装置。
  4. 前記第1処理部は、
    前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートを、それぞれ、前記1以上のパスを選択して得られる複数の通信ルートの候補から選択した1つとする第1制約条件と、
    前記1以上のパスの各々について、前記通信回線の帯域の合計を、前記複数の現用系の通信ルートのうち、当該パスを含む通信ルートの合計帯域と、前記複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域との和以上とする第2制約条件と、
    前記1以上のパスの各々について、前記複数の予備系の通信ルート間において共有される帯域を、前記複数の予備系の通信ルートのうち、当該パスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に使用される少なくとも2つの通信ルートの合計帯域以上とする第3制約条件とに従って、
    前記ネットワークにおける前記通信回線の全コストが最小となるように、前記通信回線の数を見積もることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のネットワーク設計装置。
  5. 前記第2処理部は、
    前記複数の予備系の通信ルートの各々に割り当てる前記複数の論理チャネルの数を、当該要求された帯域に見合う数とする第4制約条件と、
    前記複数の予備系の通信ルートの各々に用いられる前記通信回線の数を1つとする第5制約条件と、
    前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、前記複数の論理チャネルの各々を用いる前記複数の予備系の通信ルートの最大数を1つとする第6制約条件とに従って、
    前記ネットワークにおいて使用される前記複数の論理チャネルの数が最小となるように、前記1以上のパスを共有する前記複数の予備系の通信ルートの各々に前記複数の論理チャネルを割り当てることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のネットワーク設計装置。
  6. ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もる工程と、
    前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる工程とを、コンピュータが実行し、
    前記通信回線の数を見積もる工程において、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、
    前記複数の論理チャネルを割り当てる工程において、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てることを特徴とするネットワーク設計方法。
  7. ネットワーク内の複数組のノード間の通信にそれぞれ使用される帯域の要求に応じ、前記ネットワーク内のノード間に設けられた1以上のパスを選択することにより、前記複数組のノード間をそれぞれ結ぶ複数の現用系の通信ルート及び複数の予備系の通信ルートを決定し、選択した前記1以上のパスの各々に開通する通信回線の数を見積もり、
    前記複数の現用系の通信ルート及び前記複数の予備系の通信ルートに、当該要求された帯域に基づいて、前記通信回線の各々が有する複数の論理チャネルを割り当てる、処理をコンピュータに実行させ、
    前記通信回線の数を見積もる処理において、前記複数の予備系の通信ルート間における前記1以上のパスの共有を許容して、前記複数の予備系の通信ルートを決定し、
    前記複数の論理チャネルを割り当てる処理において、前記複数の予備系の通信ルートのうち、前記1以上のパスを共有し、前記複数の現用系の通信ルートに障害が生じたとき、同時に用いられない1つまたは複数の通信ルートに、前記複数の論理チャネルのうち、共通の論理チャネルを割り当てることを特徴とするネットワーク設計プログラム。
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