JP5949474B2 - 車両室内用照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両室内用照明装置に係り、詳しくは、オーバーヘッドコンソールに組み込まれたルームランプとして用いられる車両室内用照明装置に関するものである。
自動車の車両室内のルーフ部(天井部)には、車載機器を操作するためのオーバーヘッドコンソールが設置されている。
そして、オーバーヘッドコンソールには、夜間などに車両室内を照明するためのルームランプとして用いられる車両室内用照明装置(車両用室内灯)が組み込まれている。
特許文献1には、複数個並列配置された発光ダイオードから成る光源と、上面または下面のいずれか一方に入光面と平行で断面を曲面とした複数の溝を並設して乱反射面を形成した導光板とを備え、光源から入光面を介して導光板内に入射する光を導光板の乱反射面の複数の溝で多方向に乱反射させて車両室内を均一に照明する車両用室内灯が開示されている。
特許文献2には、複数個並列配置された点状光源と、側端面を入光面とする導光板と、導光板の発光面側に設けられた面状の拡散部材とを備え、発光面と拡散部材との距離を導光板の厚さよりも大きくすることにより、発光面から放出された光を拡散部材の裏面に到達するまでに混合させ、その混合させた光を拡散部材で拡散させる面状発光装置が開示されており、この面状発光装置を車両用ルームランプに利用することが記載されている。
特開2000−127847号公報 特開2011−9189号公報
特許文献1の技術では、導光板の下面側が車両用室内灯の発光面となる。
また、特許文献2の技術では、面状の拡散部材の下面側が面状発光装置の発光面となる。
特許文献1および特許文献2の技術では、乱反射や光の拡散・散乱により、光源の非点灯時に発光面が白濁色または灰〜黒色に見えるため、発光面が悪く目立ってしまい美観を損ねるという問題がある。
また、特許文献1および特許文献2の技術に係るルームランプでは、矩形状で比較的広い面積の導光板を用いるため、ルームランプの全体形状が扁平な矩形状になる上に、ルームランプが大型化することになる。
そのため、矩形状で大型のルームランプをオーバーヘッドコンソールに組み込むとなると、オーバーヘッドコンソールのレイアウトの自由度が低下するという問題がある。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、非点灯時にも美観に優れ、オーバーヘッドコンソールに組み込んでもレイアウトの自由度を低下させないコンパクトな車両室内用照明装置を提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明の各局面に想到した。
<第1の局面>
第1の局面は、
自動車の車両室内のルーフ部に設置された車両室内用照明装置であって、
光を放射する光源部と、
車両室内の前後方向に延伸された棒状の導光体と
を備え、
導光体は、光源部の放射光が入射される一端面から軸方向他端側へ光を導光する透明材料によって形成され、
導光体の上面側に形成された反射面は、一端面から入射された後に導光体内を導光された光を反射する複数個の凹凸が形成された凹凸部を有し、
導光体の下面側に形成された出射面は、車両室内の前後方向に沿って下方へ向けて膨らむように湾曲した湾曲形状を成して露出され、反射面で反射された光を出射し、
導光体における車両室内の幅方向の両側部分には側壁面が形成され、
光源部の非点灯時には、外部から導光体の出射面を透して、導光体の反射面と、導光体の側壁面とが視認される。
第1の局面では、導光体の出射面が、車両室内の前後方向に沿って下方へ向けて膨らむように湾曲した湾曲形状を成して露出されるため、導光体の出射面を意匠面にすることが可能であり、導光体の出射面を覆うパネル材を別個設ける必要がないことから、低コスト化を図ることができる。
また、第1の局面では、複数個の凹凸が形成された凹凸部を導光体の反射面に有し、導光体の側壁面には凹凸部が映り込む。
そして、光源部の非点灯時に、外部から導光体の出射面を透して、反射面の凹凸部が視認されると共に、凹凸部が映り込んだ側壁面が視認される。
さらに、導光体の出射面が湾曲しているため、視認する角度に応じて、導光体の反射面が有する複数個の凹凸部の見え方や、導光体の側壁面に映り込んだ像の見え方が変化する。
そのため、凹凸部の意匠性を高めれば、導光体の出射面を透して視認される多数個の凹凸部により、例えば、導光体の外観にクリスタルガラス様の輝きを見せることが可能になる。
従って、光源部の非点灯時にも美観に優れた車両室内用照明装置を実現できる。
<第2の局面>
第2の局面は、第1の局面において、車両室内用照明装置は前席側のルーフ部に設置されており、光源部は、車両室内の前方側に配置され、導光体内を導光される光は、車両室内の前方側から後方側へ向けて進行する。
第2の局面では、車両室内用照明装置から照射された光が車両室内の前方側から後方側へ向かい易いため、車両室内の広い範囲を均一に照明できる。
<第3の局面>
第3の局面は、第1の局面または第2の局面において、光源部の放射光を反射するリフレクタを備え、リフレクタで反射された光は、導光体の一端面に入射された後に、導光体の反射面へ向けて進行する。
第3の局面によれば、リフレクタで反射された光が導光体の反射面へ向けて進行するため、導光体の反射面に光が到達し易くなり、導光体の反射面で反射された後に出射面から放射される光量を増大させることが可能になることから、明るい車両室内用照明装置を実現できる。
<第4の局面>
第4の局面は、自動車の車両室内のルーフ部に設置されたオーバーヘッドコンソールにおける車両室内の幅方向の両側部分に配設された、第1〜第3の局面の車両室内用照明装置である。
第1〜第3の局面の車両室内用照明装置は、棒状の導光体を備えるため、全体形状を棒状にしてコンパクト化を図ることができる。
第4の局面では、第1〜第3の局面の車両室内用照明装置がオーバーヘッドコンソールの両側部分に配設されるため、オーバーヘッドコンソールのレイアウトの自由度を低下させることなく、操作時(使用時)にオーバーヘッドコンソールに操作者の手による影を生じさせずに明るく照明可能であり、オーバーヘッドコンソールの操作性を高めることができる。
本発明を具体化した一実施形態の車両室内用照明装置10a,10bが組み込まれたオーバーヘッドコンソール20の平面図。 車両室内用照明装置10aの要部分解斜視図であり、光源モジュール11、リフレクタ12、導光体13を示す斜視図。 車両室内用照明装置10a,10bの要部縦断面図であり、図1に示すX−X矢示断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態の車両室内用照明装置10a,10bについて、図面を参照しながら説明する。
尚、各図面では、説明を分かり易くするために、車両室内用照明装置10a,10bの構成部材の寸法形状および配置箇所を誇張して模式的に図示してあり、各構成部材の寸法形状および配置箇所が実物とは異なっている。
図1〜図3に示すように、本実施形態の車両室内用照明装置10a,10bは、光源モジュール11(基板11a、光源部11b)、リフレクタ12(取付孔12a、取付部12b、本体部12c、入射面12d、出射面12e、反射面12f)、導光体13(取付部13a、取付孔13b、入射面13c、出射面13d、側壁面13e,13f、反射面13g、溝部13h、平坦部13i)を備えたルームランプとして用いられ、オーバーヘッドコンソール20に組み込まれている。
図1に示すように、オーバーヘッドコンソール20は、車両室内用照明装置10a,10bに加えて、筺体21、操作スイッチ部22(スイッチ22a)、カバー部23a,23b,24a,24b、マップランプ25a,25b、収納部26を備え、自動車の車両室内のルーフ部(天井部)RFにおける前席側の略中央部に設置されている。
ルームランプとして用いられる車両室内用照明装置10a,10bは、車両室内の比較的広範囲を照明するための照明光を生成する。
マップランプ25a,25bは、その名称が示すように、例えば、地図を読む乗員の手元など、比較的狭い範囲にスポット光を照明するための照明光を生成する。
尚、以下の説明における「前方側」とは、自動車の前方側(フロント側)であり、図1〜図3に示す下方側である。
また、以下の説明における「後方側」とは、自動車の後方側(リア側)であり、図1〜図3に示す上方側である。
また、以下の説明における「上方側」とは、自動車の車両室内の上方側(ルーフ部RF側)であり、図3に示す左方側である。
また、以下の説明における「下方側」とは、自動車の車両室内の下方側(床面側)であり、図3に示す右方側である。
図1に示すように、オーバーヘッドコンソール20の筺体21は扁平な略正方形状を成しており、筺体21の左右両側(車両室内の幅方向の両側部分)に車両室内用照明装置10a,10bが配設されている。
筺体21の前方側における車両室内用照明装置10a,10bの間には、複数個(図示例では5個)のスイッチ22aを有する操作スイッチ部22と、マップランプ25a,25bと、小物(例えば、サングラスなど)を収納するための収納部26とが配置形成されている。
図1に示すように、車両室内用照明装置10aの前方側にはカバー部23aが被着され、車両室内用照明装置10aの後方側にはカバー部24aが被着されている。
車両室内用照明装置10bの前方側にはカバー部23bが被着され、車両室内用照明装置10bの後方側にはカバー部24bが被着されている。
各カバー部23a,23b,24a,24bの周縁部は、筺体21に取付固定されている。
図1に示すように、オーバーヘッドコンソール20は、左右方向に二分する中心線Sに対して線対称な形状である。
そして、車両室内用照明装置10a,10b、カバー部23a,23b,24a,24b、マップランプ25a,25b、収納部26についても、中心線Sに対して線対称な形状である。
図2および図3に示すように、車両室内用照明装置10a,10bの光源モジュール11は、扁平な矩形状の基板11aと、基板11aの下面側に実装された1個の光源部11bとを備え、オーバーヘッドコンソール20の筺体21に取付固定されている(図示略)。
尚、光源モジュール11は、どのような光源(例えば、LED、有機EL、電球など)によって構成してもよい。
図1〜図3に示すように、車両室内用照明装置10a,10bのリフレクタ12は、2個の取付孔12aが貫通形成された取付部12bと、取付部12bに接続された本体部12cとを備え、合成樹脂材料の射出成形によって一体形成された導光体である。
取付部12bは、2個の取付孔12aに挿通された雄ネジ(図示略)がオーバーヘッドコンソール20の筺体21に螺合されることにより、筺体21の前方側に取付固定されている。
図1〜図3に示すように、本体部12cは、半楕円球を縦に二分割した形状であり、上面側に形成された平坦な略半楕円状の入射面12dと、入射面12dの後端部に垂直に接続された平坦な略半楕円状の出射面12eと、入射面12dに対向して凹型に湾曲した回転楕円放物面状の反射面12fとを備える。
反射面12fの表面には、光を反射するメッキ層が形成されている。
図1〜図3に示すように、車両室内用照明装置10a,10bの導光体13は、ルーフ部RFの前後方向に延伸された略四角棒状の断面矩形長尺物であり、取付部13a、取付孔13b、入射面13c、出射面13d、側壁面13e,13f、反射面13g、溝部13h、平坦部13iを備え、透明な合成樹脂材料の射出成形によって一体形成されている。
そして、導光体13は、光源部11bの放射光が入射される入射面13c(一端面)から取付部13a側(軸方向他端側)へ光を導光する。
尚、導光体13の各部の詳細な寸法形状については、後述する作用・効果が確実に得られるように、実験やシミュレーション等に基づいて最適な寸法形状に設定すればよい。
図1〜図3に示すように、取付部13aは、取付孔13bが貫通形成された平板状を成し、導光体13の後端側(軸方向他端側)に形成されている。
取付部13aを導光体13の後端側に形成することにより、取付部13aを導光体13の前後端部の中間位置に形成した場合に比べて、導光体13を導光されてきた光が取付部13aにより損失され難くすることができる。
取付部13aは、取付孔13bに挿通された雄ネジ(図示略)がオーバーヘッドコンソール20の筺体21に螺合されることにより、筺体21の後端側に取付固定されている。。
図2および図3に示すように、入射面13cは、平坦な矩形状を成し、導光体13の前端面に形成されている。
出射面13dは、導光体13の延伸方向(ルーフ部RFの前後方向)に沿って、下方へ向けて僅かに膨らむように湾曲した湾曲形状(ラウンド形状)を成し、導光体13の下面側に形成されており、オーバーヘッドコンソール20から露出している。
側壁面13e,13fは平坦で互いに対向し、出射面13dと反射面13gを接続する導光体13の左右側面側(車両室内の幅方向の両側部分)に形成されており、オーバーヘッドコンソール20の筺体21に覆われている。
図2および図3に示すように、反射面13gは、複数個の溝部13hおよび平坦部13iを備え、導光体13の上面側に形成されており、オーバーヘッドコンソール20の筺体21内に収容されている。
複数個(図示例では23個)の溝部13hは、側壁面13e,13f間を繋ぐ断面三角形状を成し、入射面13cと平行に間隔を空けて配置形成されており、導光体13の延伸方向における前方側から後方側に向かって寸法が大きくなっている。
複数個(図示例では18個)の平坦部13iは、入射面13cと平行な一定幅の帯状を成し、溝部13hの間に配置形成されており、導光体13の延伸方向における後方側から前方側に向かって幅が大きくなっている。
図3に示すように、光源モジュール11はリフレクタ12の入射面12dの上方側に配置され、光源モジュール11の光源部11bが入射面12dに対向する。
図1および図3に示すように、リフレクタ12は導光体13の前方側に配置され、リフレクタ12の出射面12eは導光体13の入射面13cに面接触する。
そのため、図3の矢印αに示すように、光源部11bから下方へ向けて放射された光は、まず、リフレクタ12の入射面12dに入射され、次に、リフレクタ12の反射面12fで反射された後に出射面12eから出射され、続いて、導光体13の入射面13cから入射され、導光体13内を前方側から後方側へ導光され、図3の矢印βに示すように、導光体13の反射面13gで他方面に反射された後に出射面13dから出射され、図1に示すオーバーヘッドコンソール20の下方側の車両室内が均一に照明される。
図1に示すように、リフレクタ12および導光体13の前端部の下方には、不透明なカバー部23a,23bが被着されているため、リフレクタ12および導光体13の前端部はオーバーヘッドコンソール20外からは視認不能である。
導光体13の取付部13aの下方には、不透明なカバー部24a,24bが被着されているため、取付部13aはオーバーヘッドコンソール20外からは視認不能である。
[実施形態の作用・効果]
本実施形態の車両室内用照明装置10a,10bによれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[1]導光体13の出射面13dが、車両室内の前後方向に沿って下方へ向けて膨らむように湾曲した湾曲形状を成して露出される。
そのため、導光体13の出射面13dを意匠面にすることが可能であり、導光体13の出射面13dを覆うパネル材を別個設ける必要がないことから、低コスト化を図ることができる。
[2]導光体13の反射面13gは、複数個の溝部13h(凹凸部の凹部)および平坦部13i(凹凸部の凸部)を有する。
また、導光体13の側壁面13e,13fには、溝部13hおよび平坦部13iが映り込む。
そして、光源部11bの非点灯時には、車両室内用照明装置10a,10bの外部から導光体13の出射面13dを透して、反射面13gの溝部13hおよび平坦部13iが視認されると共に、溝部13hおよび平坦部13iが映り込んだ側壁面13e,13fが視認される。
さらに、導光体13の出射面13dが湾曲しているため、視認する角度に応じて、導光体13の反射面13gが有する複数個の溝部13hおよび平坦部13i(凹凸部)の見え方や、導光体13の側壁面13e,13fに映り込んだ像の見え方が変化する。
そのため、溝部13hおよび平坦部13iの意匠性を高めれば、導光体13の出射面13dを透して視認される多数個の各部13h,13iにより、例えば、導光体13の外観にクリスタルガラス様の輝きを見せることが可能になる。
従って、光源部11bの非点灯時にも美観に優れた車両室内用照明装置10a,10bを実現できる。
尚、溝部13hおよび平坦部13iは、どのような形状の凹凸部に置き換えてもよく、例えば、微少な凸レンズまたは凸プリズムが反射面13gに複数個配置形成された形状にしてもよいが、その凹凸形状を肉眼により視認できる大きさ・形状にすることで十分な輝きを見せることができる。
[3]車両室内用照明装置10a,10bを組み込んだオーバーヘッドコンソール20は前席側のルーフ部RFに設置されており、光源部11bは車両室内用照明装置10a,10bの前方側(車両室内の前方側)に配置され、導光体13内を導光される光は、車両室内の前方側から後方側へ向けて進行する。
そのため、車両室内用照明装置10a,10bから照射された光が車両室内の前方側から後方側へ向かい易いため、車両室内の広い範囲を均一に照明できる。
[4]光源部11bの放射光を反射するリフレクタ12を備え、リフレクタ12の反射面12fで反射された光は、導光体13の入射面13c(一端面)に入射された後に、導光体13の反射面13gへ向けて進行する。
そのため、導光体13の反射面13gに光が到達し易くなり、導光体13の反射面13gで反射された後に出射面13dから放射される光量を増大させることが可能になることから、明るい車両室内用照明装置10a,10bを実現できる。
[5]車両室内用照明装置10a,10bは、棒状の導光体13を備えるため、全体形状を棒状にしてコンパクト化を図ることができる。
そして、車両室内用照明装置10a,10bは、自動車の車両室内のルーフ部RFに設置されたオーバーヘッドコンソール20における車両室内の幅方向の両側部分に配設されている。
そのため、オーバーヘッドコンソール20のレイアウトの自由度を低下させることなく、操作時(使用時)にオーバーヘッドコンソール20に操作者の手による影を生じさせずに明るく照明可能であり、オーバーヘッドコンソール20の操作スイッチ部22における各スイッチ22aの操作性を高めることができる。
[6]リフレクタ12の出射面12eは、導光体13の入射面13cに面接触する。
そのため、リフレクタ12の出射面12eから出射された後に、導光体13の入射面13cへ入射される光が、出射面12eと入射面13cの間で損失される光損失を減少させることができる。
尚、本実施形態のリフレクタ12は前記のように導光体によって構成したが、リフレクタを反射部材(ミラー)によって構成してもよく、その場合でも、前記[1]〜[5]の作用・効果が得られる。
本発明は、前記各局面および前記実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。本明細書の中で明示した公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10a,10b…車両室内用照明装置
11…光源モジュール
11b…光源部
12…リフレクタ
12d…リフレクタ12の入射面
12e…リフレクタ12の出射面
12f…リフレクタ12の反射面
13…導光体
13c…導光体13の入射面(一端面)
13d…導光体13の出射面
13e,13f…導光体13の側壁面
13g…導光体13の反射面
13h…導光体13の溝部(凹凸部の凹部)
13i…導光体13の平坦部(凹凸部の凸部)
20…オーバーヘッドコンソール
22…操作スイッチ部
22a…スイッチ
RF…ルーフ部

Claims (3)

  1. 自動車の車両室内の前席側のルーフ部に設置された車両室内用照明装置であって、
    車両室内の前方側に配置されて光を放射する光源部と、
    その内部を導光される光が車両室内の前方側から後方側へ向けて進行するように、車両室内の前後方向に延伸された棒状の導光体と
    前記光源と前記導光体とが取付固定された筐体と、
    前記導光体に形成され、前記筺体に取付固定される取付部と
    を備え、
    前記導光体は、前記光源部の放射光が入射される一端面から軸方向他端側へ光を導光する透明材料によって形成され、
    前記取付部は、前記導光体の前記軸方向他端側に形成され、
    前記導光体の上面側に形成された反射面は、前記一端面から入射された後に前記導光体内を導光された光を反射する複数個の凹凸が形成された凹凸部を有し、
    前記導光体の下面側に形成された出射面は、車両室内の前後方向に沿って下方へ向けて膨らむように湾曲した湾曲形状を成して露出され、前記反射面で反射された光を出射し、
    前記導光体における車両室内の幅方向の両側部分には、平坦で互いに対向する側壁面が形成され、
    前記光源部の非点灯時には、外部から前記導光体の出射面を透して、前記導光体の反射面と、前記凹凸部が映り込んだ前記導光体の側壁面とが視認される車両室内用照明装置。
  2. 前記光源部の放射光を反射するリフレクタを備え、
    前記リフレクタで反射された光は、前記導光体の前記一端面に入射された後に、前記導光体の反射面へ向けて進行する、
    請求項1に記載の車両室内用照明装置。
  3. 自動車の車両室内のルーフ部に設置されたオーバーヘッドコンソールにおける車両室内の幅方向の両側部分に配設された、請求項1または請求項2に記載の車両室内用照明装置。
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