JP5948265B2 - 液体ポンプ - Google Patents
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Description
シリンダ部4には、ポンプ室40に近い側に高圧シール45が配置され、高圧シール45は、プランジャ1aに液密に摺接している。また、シリンダ部4の高圧シール45よりポンプ室40から遠い側で低圧シール46がプランジャ1aに液密に摺接している。
また、プランジャ1aと摺接する高圧シール45および低圧シール46には、潤滑のために潤滑油が供給されることが好ましい。
なお、特許文献1には、複数組のシリンダ部4と往復動部材1を備える多連式往復ポンプにおいて、複数の往復動部材1に対してフェルトパッキン60をまとめて一つだけ設けることが提案されている。
また、高圧シール45および低圧シール46が十分機能する状態でも、使用開始時に初期漏れが生じる虞があり、この初期漏れが問題視される場合に、何等かの対策が必要になる。
前記シール部材(46)の前記ポンプ室(40)の反対側に設けられた空間(36)に連通し、かつ、前記シール部材(46)から前記空間(36)に漏れ出た前記液体を回収するための回収管(76)が設けられていることを特徴とする。
前記空間(36)の前記シール部材(46)の反対側に、前記往復動部材(1)が貫通するとともに、漏れ出た前記液体を堰き止めて前記回収管(76)側に誘導する堰止部材(39)が設けられていることが好ましい。
また、吸収材に予め潤滑油等の潤滑用液体を浸み込ませておけば、シール部材と、シール部材に摺動する部材との間を潤滑することが可能になる。
図1および図2に示すように、この液体ポンプは、プランジャ(プランジャB)1aおよびこれに連結されたプランジャロッド(プランジャA)1bを有する往復動部材1を1つ備えるか、または複数並列して成る往復ポンプであって、各往復動部材1毎に設けられたシリンダ部4の基端側が、クランクシャフト21を収容しているクランクケース2にシリンダ元金具(プレート)3を介して連結され、一つまたは複数のシリンダ部4の先端側に一つのマニホルド5が連結されることで構成されている。
マニホルド5とシリンダ元金具3とは、シリンダ元金具3から通された六角穴付ボルト80をマニホルド5に螺合させることによって、シリンダ部4および連通管6を間に挟んだ状態で連結される。また、シリンダ元金具3は、クランクケース2にボルト90により締結されている。また、吸水箱55aは、ボルト81によりマニホルド5に締結されている。
マニホルド5には、クランクケース2側の端面に、シリンダ部4および連通管6の先端部が差し込まれる差込穴58が形成されている。
これにより、連通管6の内周面とシリンダ突出部4aの外周面(第1シリンダ部41と第2シリンダ部42の外周面)との間に連通流路61が形成される。
円筒状のカラー33の内部空間と、第2空間部38とは、座金39により仕切られており、高圧シール45および低圧シール46から漏れ出たポンプ室40内の液体が挿通穴31からカラー33内部に流入するのを堰き止めるようになっている。
の略半分の内径が下側(シリンダ元金具3の内周側)の略半分より径が広くされている。
したがって、液体ポンプの下側に液体を流出させて、液体ポンプの下側を汚してしまうようなことがない。
この際に、吸収材82の上側にある空気穴79を用いて空気穴79の下側の吸収材82に潤滑油を供給することが可能になる。
21 クランクシャフト(ポンプ駆動部)
22 コンロッド(ポンプ駆動部)
23 ピストンピン(ポンプ駆動部)
36 空間部(空間)
37 第1空間部(空間)
38 第2空間部
39 座金(堰止部材)
40 ポンプ室
45 高圧シール(シール部材)
46 低圧シール(シール部材)
76 回収管
79 空気穴
82 吸収材
Claims (4)
- ポンプ室(40)からポンプ駆動部(21,22,23)側へ向かう液体の移動を抑止するシール部材(46)を備え、前記液体の吸入と吐出を行う液体ポンプであって、
前記シール部材(46)の前記ポンプ室(40)の反対側に設けられた空間(36)に連通し、かつ、前記シール部材(46)から前記空間(36)に漏れ出た前記液体を回収するための回収管(76)が、前記液体が流下可能な状態で前記空間(36)の下側に設けられており、
前記シール部材(46)が摺接し、往復動することにより前記ポンプ室(40)の加圧および減圧を行う往復動部材(1)を備え、
前記空間(36)の前記シール部材(46)の反対側に、前記往復動部材(1)が貫通するとともに、漏れ出た前記液体を堰き止めて前記回収管(76)側に誘導する堰止部材(39)が設けられていることを特徴とする液体ポンプ。 - 前記空間(36)と外部を連通させて、前記空間(36)と外部との間で空気の出入を可能にする空気穴(79)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体ポンプ。
- 前記空間(36)内に、前記往復動部材(1)に摺接し、漏れ出た前記液体を吸収するとともに吸収した前記液体を前記回収管(76)側に流出可能な吸収材(82)が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体ポンプ。
- 前記吸収材(82)の上側に、前記空間(36)と外部を連通させて、前記空間(36)において外部との間で空気の出入を可能にする空気穴(79)が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の液体ポンプ。
Priority Applications (1)
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JP2013029382A JP5948265B2 (ja) | 2013-02-18 | 2013-02-18 | 液体ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013029382A JP5948265B2 (ja) | 2013-02-18 | 2013-02-18 | 液体ポンプ |
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JP2014156850A JP2014156850A (ja) | 2014-08-28 |
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Family
ID=51577856
Family Applications (1)
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JP2013029382A Active JP5948265B2 (ja) | 2013-02-18 | 2013-02-18 | 液体ポンプ |
Country Status (1)
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- 2013-02-18 JP JP2013029382A patent/JP5948265B2/ja active Active
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