JP5948036B2 - 電気駆動原動機を備えた作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の電気駆動原動機を備えた作業機、特に電気式パワーチェーンソーに関するものである。
特許文献1からは、パワーチェーンソーを例とした手で操縦される作業機が知られており、その電気駆動原動機は入力電流と回転数との関係を表わす原動機特有の特性曲線を有している。電気駆動原動機には制御ユニットを介して電気エネルギーが供給され、この場合選定された最小回転数(係合回転数nE)以下では、電気駆動原動機を流れる電流は、原動機特有の特性曲線よりも下にある値に制限される。このように制限するのは、バッテリーによる電気作業機の作動中に有利であるような効果的なエネルギー節約を得るために、電動機の入力電流を全般的に制限するためである。
一般に電動機はモータ電流特性曲線またはトルク特性曲線を有しており、モータ電流特性曲線またはトルク特性曲線は、回転数が低いときには高い入力電流を示し、回転数が高いときには低い入力電流またはトルクを示す。入力電流が高ければ、電動機から出力されるトルクが高くなるので、工具を備えた電気作業機を操縦している利用者は、送り力が増大するに伴って次第に高くなる切断パワーを得る。送り力が増大し、工具が緩速になる(モータ回転数が低下する)結果、電動機はより高いトルクを出力し、それ故利用者はより高い切断パワーを感じる。電動機の特性曲線は典型的に延びているので、送り力を増大することによって効率に優れた適当な作業範囲を確実に見つけ出してこれを維持するのは利用者にとって困難である。
独国特許出願公開第102006062354A1号明細書
本発明の課題は、利用者が効率のよい作業機の作業範囲を簡単に見つけ出してこれを維持できるように、電気駆動原動機を備えた作業機を構成することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1の構成に従って解決される。
本発明によれば、電気駆動原動機の入力電力と回転数との関係を表す制御特性曲線が予め設定され、該制御特性曲線は、作業機の工具と切断パワーと送り力との関係を表わすパワー曲線において切断パワー平坦部が形成されるように構成され、該切断パワー平坦部の右側上端は、送り力が増大するときに、負の勾配をもった曲線部分へ移行する。
制御特性曲線の構成、および、これによって得られる電動機の入力電力または入力電流は、切断パワー曲線が利用者にとって作動中に感じ取ることのできる切断パワー平坦部を形成するように設けられている。切断パワー平坦部は、切断パワーが一定またはわずかに変化する場合、送り力の帯域幅にわたって延びる。
有利には、切断パワー平坦部は小さな勾配を備え、好ましくは送り力が増大すると負の勾配を備える。熟練した利用者は、切断中に切断パワー平坦部上に作動点を簡単に見つけることができる。というのは、より大きな送り力は切断パワーを著しく低下させるからである。利用者は送り力を元に戻し、その結果切断パワー平坦部上の作動点は、不変の切断パワー曲線への移行部にあって切断パワー平坦部の始端領域にある最大パワーまで変位する。切断パワーが低下しているにもかかわらず利用者が送り力をさらに増大させると、作動点は、切断パワー平坦部の端部で、降下している曲線部分上を下方へ変位し、或いは、設定されたパワー曲線の戻り曲線部分へ移行し、これによって作業機は切断パワーを著しく失い、利用者は対応的に反応する。戻り曲線部分は、不変なパワー曲線の、切断パワー平坦部のほうへ上昇している曲線枝部とほぼ同じ勾配を有している。送り力が低下することによって、利用者は作動点を再び切断曲線の切断パワー平坦部へ戻し、その際利用者は送り力の制御を介していつでも切断パワー平坦部の一端または他端へ設定することができる。利用者は、制御ユニットの所定制御特性曲線によって、切断パワー平坦部の範囲で作業機を作動させるように促され、最適な切断パワーが得られる。
工具の作動範囲の予め設定される回転数帯域は、500ないし2000回転/分の帯域幅内にあり、好ましくは1000回転/分前後の帯域幅内にある。この場合、予め設定される回転数帯域の回転数上端に接続する特性曲線部分は、数百回転/分の狭回転数帯域にわたって急激にゼロに低下する。好ましくは、前記狭回転数帯域はほぼ200回転/分を含んでいる。特性曲線部分の急傾斜により、最高回転数での切断時に急激にトルクが高くなり、対応的に切断パワーが高くなり、その結果切断パワー平坦部範囲で作動点を迅速且つ確実に見つけ出すことができる。工具への出力回転数は、該工具を直接駆動する電動機の回転数であってよく、或いは、工具を適宜駆動する伝動装置出力軸の回転数でもよい。
制御特性曲線を、予め設定される回転数帯域の上端で、トルク曲線が部分的に原動機特有の特性曲線上で延びているように構成するのが合目的である。制御特性曲線は、負の勾配をもった曲線部分への移行部にある、予め設定される回転数帯域の上端範囲で、最大パワーの最適な作動点を特徴づけるピーク値を有している。
さらに、切断パワー平坦部の範囲の作動点で作業機を作動することにより、駆動原動機の回転数が常に該駆動原動機の十分な冷却を確保する範囲にあることが保証されている。従って、利用者は最適な切断パワー範囲で作業機を操縦するばかりでなく、熱的連続運転出力制限曲線付近の熱的に補正された作動範囲でも操縦するので、連続運転時でも電気駆動原動機の熱的損傷が阻止されている。有利には、駆動原動機の連続運転で入力される入力電力は、熱的連続運転出力制限曲線によって決定される入力電力よりもほぼ25%上に設定されている。
駆動原動機の電気効率は、作業範囲において、電動機の最大効率の78%よりも大きいように設定されているのが有利である。
本発明の他の構成は他の請求項、以下の説明および図面から明らかであり、以下に本発明の実施形態を詳細に説明する。
電気駆動原動機によって駆動される工具を備えた作業機を、パワーチェーンソーを例にして示した図である。 回転数に対する入力電力の推移と電流・トルクの推移とを示すグラフである。 図2のグラフの部分IIIの拡大図である。 パワーチェーンソーのソーチェーンを例にした、電気駆動工具の切断パワーのグラフである。 電動機の効率と回転数との関係を示すグラフである。 工具の回転数と機械的パワーとの関係を示すパワー曲線である。
本発明は、駆動される工具8を備えた手で操縦される作業機1に関する。図1には、この種の電気作動機1の実施形態としてパワーチェーンソー101が図示され、その電気駆動原動機2は工具8(本実施形態ではソーチェーン108)を、入力原動機電流Iと回転数nとの原動機特有の特性曲線3(図2)で駆動する。この原動機特有の特性曲線3は、電気駆動原動機2から出力されたトルクMと回転数nとの特徴的な推移関係をもほぼ表わしている。この場合、最大アイドリング回転数nmaxでは、出力軸でのトルクMはほぼゼロであり、他方電流Iは割り当てられるアイドリング電流に低下する。以下では、特性曲線3は近似的に原動機電流Iと回転数nとの関係も、トルクと回転数nとの関係をも表しているものとする。本実施形態では、特性曲線3は実質的に直線で表わされているが、他の特性曲線も合目的である。
手で操縦される携帯型の作業機1は、剪定ばさみ、研削切断機、刈払い機、エッジカッター、ポールカッター、噴射機、送風機または吸引機、地下穿孔機、多機能アタッチメント用コンビネーション電動機、掃除機、電動くわ、ロータリー型耕運機、芝刈り機、土かき機、チッパー、湿式または乾式吸引機、オリーブふるい落とし機等の、工具8を備えた電気作業機1である。重要なことは、電気駆動原動機2によって駆動される工具8は、所望の作業パワーを得るために作業中に利用者によって送り力Fで負荷されることである。送り力Fと工具8にもたらされるパワーP(図4)とによって駆動原動機2の回転数nは低下する。これは、原動機特有の特性曲線3上においては、システムの構成に基づき原動機電流Iがより大きくなり、よってトルクMがより大きくなる。
図1の作業機1の電気駆動原動機2は電子制御ユニット4を介して制御され、このため電子制御ユニット4は一方ではエネルギー供給導線6により、他方では信号導線6により電気駆動原動機2と接続されている。信号導線6を介して制御信号が放出され、または、電気駆動原動機2の回転数nが制御ユニット4に送られる。電気駆動原動機2は有利にはブラシレス直流電動機(ECモータ)であり、制御ユニット4を介してそれ自体公知の態様で電気整流されている。
図示した実施形態では、駆動原動機2を作動させるための電気エネルギーはバッテリーパック7によって供給される。バッテリーパック7は、図示した実施形態では、2ボルトと5ボルトの間の電池電圧をもった、リチウムをベースとしたシングルバッテリーから構成されている。すなわち合目的にはLiIo電池(リチウム・イオン電池)、LiPo電池(リチウム・ポリマー電池)、LiFePo4電池(リチウム・鉄・リン酸塩電池)、リチウム・チタン電池等の電池を直列および/または並列で使用する。バッテリーパック7はNiCd電池(ニッケル・カドミウム電池)、NiMh電池(ニッケル・メタルハイドライド電池)等の電池から構成されていてもよい。駆動原動機2に適当な構成のバッテリーパックから給電する代わりに、制御ユニット4と給電ケーブル107とを介して給電網から直接電気駆動原動機2に給電するようにしてもよい。
電気駆動原動機2に特徴的なことは、図2の原動機特有の特性曲線3の推移である。回転数が高い(nmax)場合(アイドリング回転数)、電気駆動原動機2の入力原動機電流Iまたは放出トルクMは小さい。駆動される作業工具8を負荷することにより(たとえば送り力Fをもたらすことにより)、駆動原動機2によって駆動される作業工具8(図示した実施形態では、ガイドレール109上を周回するソーチェーン108)が制動されると、駆動原動機2の回転数nが低下し、その結果入力原動機電流Iまたは原動機トルクMは上昇する。工具8としては特に切断工具が設けられ、たとえばパワーチェーンソーの場合にはスプロケットホイールを介して駆動されるソーチェーン108、研削切断機の場合には切断砥石、刈払い機の場合にはカッターブレードなどが設けられている。
回転数nが低い場合に電流上昇が大きすぎないようにするため、係合回転数n以下では、原動機特有の特性曲線3の推移とは異なり、制御ユニット4により電流Iを減少させる。これにより、電気駆動原動機2を流れる電流Iは、原動機特有の特性曲線3以下の大きさに制限される。電流Iの制御は原動機供給電圧を変化させることによって行うことができる。
係合回転数nよりも上の作業範囲A(図2および図3)では、制御ユニット4によって制御特性曲線10を設定する。この制御特性曲線10により、所定回転数帯域Δnでの電気駆動原動機2の入力電力はほぼ同じもしくはやや低い平均入力電力Pに減少する。この場合、制御特性曲線10は、特性曲線部分10dを備えた回転数帯域Δnでは、次のように構成されており、すなわち作業範囲Aの所定回転数帯域Δnにおいて回転数nが低下した時、特性曲線部分11dにおけるトルク曲線11が回転数nに対し上昇するように構成されている。作業範囲Aの回転数帯域Δnの領域でのトルク曲線11のこのような構成は、有利には原動機電流Iを変化させることで行う。この場合、作業範囲Aの回転数帯域Δn内では、回転数nが低下するとトルクMはほぼ5%だけ上昇するように設定される。合目的には、トルク曲線11の特性曲線部分11dが原動機特有の特性曲線3の上昇の大きさまで上昇するように選定でき、すなわち特性曲線部分11dと特性曲線3との間の図2の角度45の上昇範囲にわたって上昇する。
作業範囲Aの回転数帯域Δnで電気駆動原動機2の入力電力Pが低下するように設定する場合、この入力電力Pが最大値を起点としてほぼ15%ないし30%、好ましくはほぼ18%低下するような構成が合目的である。回転数nが低下した時に低下する制御特性曲線10の曲線部分10dは、有利には勾配角43を有している。
作業範囲Aの回転数帯域Δnは、係合回転数nでは最高回転数n以下にある。合目的には、回転数帯域Δnは係合回転数nと回転数nとの間の回転数間隔によって決定されている。回転数nは制御曲線10の曲線点60によって定義され、この曲線点60を起点として、制御曲線10は急激に上昇し、または、トルク曲線11は原動機特有の特性曲線3から屈曲して下降し、ほぼゼロになる。
作業範囲Aの回転数帯域Δnは、原動機回転数nのほぼ50%上方にあり、有利には最大アイドリング回転数nmaxのほぼ60%上方にある。駆動される工具の作業範囲の回転数帯域は、好ましくは、500ないし2000回転/分の帯域幅を有しており、特に1000回転/分の帯域幅を有している。なお、回転数は合目的には工具8に関したものであり、たとえばソーチェーン108を駆動するスプロケットホイールまたは研削切断機の切断砥石を担持する軸に関するものである。制御特性曲線10またはトルク曲線Mは、駆動原動機2の最高回転数nが原動機特有の特性曲線3の最大回転数nmax以下の値に制限されているように構成されている。制御特性曲線10は、駆動原動機2の最高回転数nを起点として次のように構成されており、すなわちトルクM(原動機電流I)が第1の特性曲線部分11aを有し、該第1の特性曲線部分11aがnから急激に上方へ延びて原動機特有の特性曲線3の曲線点50まで達するように構成されている。特性曲線部分11aの上昇は数百回転/分の狭い回転数範囲n−nにわたって行われ、好ましくは回転数範囲n−nは200ないし300回転/分にわたって延在している。特性曲線部分11aは低い回転数nから急激にほぼゼロの最小値へ低下する。
急傾斜の特性曲線部分11aに由来しているトルク曲線11は、原動機特有の特性曲線3上の曲線点50から曲線点51まで延び、その後わずかな傾斜でもって特性曲線3からずれて作業範囲Aの回転数帯域Δn内の曲線点52へ延びている。
対応的に、入力電力Pの制御特性曲線10は回転数nが低下すると、最小入力電力から曲線部分10aに沿って上方へ急傾斜で上昇して、トルクMの曲線点50上方の曲線点60に達する。制御特性曲線10の、緩やかな傾斜で接続している曲線部分10bは、トルク曲線Mが曲線部分11bでもって特性曲線3上に延びるのを保証し、その後曲線点61から、特性曲線部分10cに沿ってさらに低下する入力電力Pのために、トルク曲線Mを特性曲線部分11cにおいて特性曲線3以下にさせる。曲線部分10cは最高入力電力Pの曲線点62まで上昇し、その後所定の制御特性曲線10に従い、曲線部分10dに沿ってほぼ一定になり(点線40)、或いは、最小値63へ低下する。この場合の構成は、作業範囲Aの回転数帯域Δn内で入力電力Pが一定または低下するにもかかわらず、トルクMが曲線部分11dに沿って最大値53まで上昇するように選定されている。入力電力Pが低下するにもかかわらずトルクMが上昇するのは回転数nが低下するためで、この場合入力電力Pを制御するため、制御ユニット14は電流Iを控えめに戻し、その結果利用者は作業範囲A(係合回転数n)で著しい電力落ち込みを感じない。作業範囲Aの回転数帯域Δnの下端で簡単な電流制限が行われ、その結果トルクM(または電流I)と入力電力Pとはそれぞれの低下曲線部分10eと11eに従う。
図3には、作業範囲Aの回転数帯域Δnがそれぞれの移行部においてより詳細に図示されている。同じ曲線部分および曲線点には同じ符号が付してある。入力電力Pの制御曲線10と回転数nとの関係からわかるように、特性曲線部分10cはピーク66で回転数帯域Δnの曲線部分10dへ移行する。ピーク66は入力電力Pの最大値を成している。制御曲線10の曲線部分10dは、回転数帯域Δnの範囲で次のように構成されており、すなわち回転数帯域Δnのわたってほぼ一定のまたはわずかに変動する平均電力Pが設定されるように構成されている。この場合、入力電力の変動は平均電力Pの±15%、好ましくは±10%で許容されている。これによって平均電力Pの帯域幅Bが生じる。制御特性曲線10の曲線部分10dが落ちるように構成されていれば、平均入力電力は、回転数nが落ちたときに曲線点62の最大値から曲線点63の最小点へ落ちる。この場合、曲線点63での入力電力Pは曲線点62での入力電力Pのほぼ80%ないし95%である。
このように構成した制御曲線10により、図4に図示したように、切断パワーPの電力曲線20の形状は送り力Fに対し特殊なものになる。電動機2によって駆動される作業工具8の切断パワー曲線20は、理論的には破線で示した特性曲線19に沿って常時上昇する。この場合、切断パワーPは送り力Fが増大するに従って常時大きくなる。利用者は感知できるほどの作業範囲を確認できない。
作業範囲Aの回転数帯域Δnで制御特性曲線10を図2および図3に図示したように構成することにより、切断パワー曲線20は次のように変化し、すなわち送り力Fに対する切断パワー平坦部21が形成され、その一端22は送り力Fが増大すると、低下する曲線部分20eへ移行するように変化する。低下する曲線部分20eを戻り曲線部分20dとして構成するのが有利である。
上記のように構成した切断パワー曲線20の曲線範囲20bと20cは、いうなれば、送り力Fをもたらすことによって利用者が感知可能に見つけ出すことができて且つ容易に保持できる、作業範囲Aの切断パワー平坦部21を定義している。
作業機1(たとえばパワーチェーンソー101)が作動すると、工具8、すなわちソーチェーン108はまず、制御特性曲線10によって予め設定された最高回転数nで回転する。駆動される工具8が送り力Fをもたらすことによって荷重されると、急傾斜の特性曲線部分10aに基づき入力電力Pは急激に上昇する。これは、不変な切断パワー曲線20(図4)の上昇曲線枝部20aにおける上昇切断パワーに相当している。送り力Fがさらに増大すると、回転数はnからnへさらに低下し、この場合制御特性曲線10は特性曲線部分10bと10cを通る。この場合、トルク曲線11はさしあたり原動機特有の特性曲線3上にある。回転数nの範囲で最大入力電力P(ピーク66)に達する。切断パワー曲線20は点162で最大切断パワーPS2に達する。最大切断パワーPS2(ピーク66)の点162上方の、曲線部分20aから曲線部分20bへの切断パワー曲線20の第1の屈曲点161は、図2の図示では入力電力Pの曲線点62に相当している。送り力がFからFへ増大するに伴って、図2の図示では、入力電力Pはnからnへ低下する回転数に対し減少し、或いは、点線40によれば一定のままであるのに対し、回転数nは低下する。同時に、回転数nが低下し、且つ回転数帯域Δnで入力電力Pが穏やかに減少するため、原動機2のトルクMは低下する回転数nに対し上昇し、これによって切断パワーグラフ(図4)では切断パワー平坦部21が形成される。切断パワー平坦部21の範囲では、切断パワーPは狭い帯域幅ΔPで変化する。切断パワー平坦部21は数度のわずかな角度23で低下する。
利用者が送り力Fをさらに上昇させ(図2)、その結果回転数nが係合回転数n以下に低下すると、制御特性曲線10は曲線枝部10eで強く低下するように延び、これによって電動機2から放出されるトルクMも落ち込む。切断パワー図(図4)では、作動点は低下する曲線部分20eまたは戻り曲線部分20dへ移動し、このことを利用者は切断パワーPが強く落ち込むことによって確認する。送り力Fを中断することで、作動点は最適な切断パワーPで切断パワー平坦部21の範囲へ再び戻る。これは作動範囲Aの回転数帯域での作動に対応している(図2)。
パワーチェーンソーの場合、最高回転数nで切断を開始し、その後送り力Fを増大させる。この場合、送り力が増大するに伴って、パワーチェーンソーの作動点は切断パワー曲線20の上昇する曲線枝部20a(図4)を経て上昇し、最大切断パワーPS2に達する。点162で最高切断パワーPは切断パワー平坦部21の最高点に達する。送り力がFからFへ再び増大すると、作業範囲A内の作動点は切断パワー平坦部21の範囲で移動する。切断パワー平坦部21の端部で最大送り力Fよりも著しく大きい送り力Fがもたらされると、作動点は切断パワーPが強く降下している低下する曲線部分20eまたは20dへ移動する。戻り曲線部分20dは、切断パワー曲線20の、切断パワー平坦部21へ上昇している曲線枝部20aとほぼ同じ勾配を有している。
有利には、切断パワー平坦部21は小さな勾配23を備えており、この勾配23は、送り力Fが増したときに減少するように選定されている。その結果、送り力が増すと、作動点が降下している曲線部分へ移行する際に利用者は切断パワーの著しい低下を確認し、従って曲線部分20cの端部22の範囲で作業範囲の終了を確認または感知することができる。利用者が送り力Fを戻すと、切断パワーが切断パワー平坦部21において最大点162まで再び上昇し、その結果利用者は送り力Fの選択によって作業機を簡単に最適な作業範囲Aで作動させることができる。
図2および図3による制御特性曲線10の構成は、図4の切断パワー曲線20の形状を生じさせる。このように構成された切断パワー曲線は、工具を、特に切断工具を電気駆動原動機2によって駆動する場合、原動機特有の特性曲線上には生じない。
制御特性曲線10の構成は、作業範囲Aで負荷があっても電動機の回転数が電気駆動原動機2の十分な冷却を保証するような範囲にあるように行われる。図4の切断パワー曲線の構成は、利用者を、最大切断パワーPを得るために作動点を切断パワー平坦部21の範囲に選定するよう促す。このことは、nとn(図2)の間の範囲で電気駆動原動機の熱的過負荷を確実に阻止できるような回転数を保証する。このように構成した切断パワー平坦部21は熱的過負荷範囲の連続出力制限曲線44の下方にある。
制御ユニット4は本発明による制御特性曲線10を強要するもので、作業範囲Aで、回転数nが低下するときに降下する曲線部分はnとnの間で平均入力電力Pに戻る。
図5は効率ηと回転率nとの関係を示したもので、最大回転数nmaxのときにトルクMをほぼゼロまで降下させるために効率ηは最大値ηmaxまで上昇する。
図5には、曲線点60,61,62を備えた制御特性曲線10が図示され、この場合作業範囲Aは係合回転数nとこれよりも上の回転数nとの間にある。作業範囲Aの回転数帯域Δnは、前記回転数nと係合回転数nとの差、n−nから決定される。
係合回転数nの範囲では、モータ効率は点100で最大効率ηmaxのほぼ75%ないし78%であり、作業範囲Aでは回転数nの上昇とともに上昇している。作業範囲A内での効率ηの上昇は最大効率ηmax付近まで可能であり、合目的には、作業範囲Aで最大効率ηmaxのほぼ95%までの効率ηが得られる。
図6の実施形態には、パワー曲線Pが記載されている。このパワー曲線Pには作業範囲AまたはA”が選定され、この場合それぞれの作業範囲は最小パワーP’minまたはP”min或いは最大パワーP’maxまたはP”maxによって特徴づけられている。
制御特性曲線10(図2)を作業範囲Aにおいてほぼ同じ平均パワーPに設定すると、この同じ平均パワーPは、自然パワー曲線Pの自然最小パワーに対応するように選定され、すなわち作業範囲A’において、設定すべき平均パワーPが自然パワー曲線Pの最小パワーP’minに対応するように選定される。作業範囲A”が設定されていれば、設定すべき同じ平均パワーPは作業範囲A” の最小パワーP”minに設定される。作業範囲の位置に応じて最小パワーPminは自然パワー曲線Pの上昇する曲線枝部にあっても下降する曲線枝部にあってもよい。
本発明によれば、駆動原動機2は工具を、特に切断工具を駆動する。作業機1がパワーチェーンソーとして構成されている場合には、切断工具はソーチェーンである。作業機の電気駆動原動機2は一般にバッテリーパックによって蓄電され、すなわち電気エネルギーを供給される。
1 作業機
2 電気駆動原動機
3 原動機特有の特性曲線
4 制御ユニット
101 パワーチェーンソー
A 作業範囲
I 原動機入力電流
n 回転数
係合回転数
Δn 所定回転数帯域
M トルク
P 入力電力
平均電力

Claims (14)

  1. 電気駆動原動機(2)を備えた手で操縦される作業機(1)であって、前記電気駆動原動機(2)が、入力される原動機電流(I)と前記原動機(2)の回転数(n)との関係を表わす原動機特有の特性曲線(3)を有し、前記電気駆動原動機(2)に供給される電気エネルギーを制御する制御ユニット(4)が設けられ、該制御ユニット(4)が、係合回転数(n )以下で、前記電気駆動原動機(2)を流れる電流(I)を、前記原動機特有の特性曲線(3)よりも下にある値に制限するようにした前記作業機において、
    前記電気駆動原動機(2)の入力電力(P )と前記回転数(n)との関係を表す制御特性曲線(10)が予め設定され、該制御特性曲線(10)は、前記作業機(1)の工具(8)切断パワー(P)と送り力(F)との関係を表わすパワー曲線(20)において切断パワー平坦部(21)が形成されるように構成され、該切断パワー平坦部(21)の右側上端(22)は前記送り力(F)が増大するときに、負の勾配をもった曲線部分(20d,20e)へ移行することを特徴とする作業機。
  2. 前記負の勾配をもった曲線部分(20d)は前記送り力(F)が増大すると降下することを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  3. 前記負の勾配をもった曲線部分(20d)が、切断パワーの前記パワー曲線(20)の、前記切断パワー平坦部(21)へ向けて上昇する曲線枝部(20a)とほぼ同じ勾配(24)を有していることを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  4. 前記切断パワー平坦部(21)は、前記送り力(F)が増大すると負の勾配(23)を備えることを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  5. 前記工具(8)が、ほぼ500ないし2000回転/分の帯域幅内にある出力回転数を備える作業範囲で、好ましくは1000回転/分前後の帯域幅内にある出力回転数を備える作業範囲で駆動されることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の作業機。
  6. 前記制御特性曲線(10)は、数百回転/分、好ましくは200回転/分の狭回転数帯域(n−n)にわたって前記回転数(n)がゼロの方向に低下するような特性曲線部分(10a)を含んでいることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の作業機。
  7. 前記制御特性曲線(10)は、トルク曲線(11)が1つの曲線部分(11b)でもって前記原動機特有の特性曲線(3)上に延びているような勾配をもった特性曲線部分(10b)を含んでいることを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  8. 前記制御特性曲線(10)の、負の勾配をもった曲線部分への移行部が、所定の回転数帯域(Δn)の右上端領域に、最高パワーのピーク(66)を有していることを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  9. 前記駆動原動機(2)の前記入力電力(P)が前記所定の回転数帯域(Δn)で熱的連続運転出力制限曲線(44)付近に設定されていることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の作業機。
  10. 前記駆動原動機(2)の連続運転で入力される入力電力(P)が、前記熱的連続運転出力制限曲線(44)によって決定される入力電力よりもほぼ25%上に設定されていることを特徴とする、請求項に記載の作業機。
  11. 前記駆動原動機(2)の電気効率(η)が、前記係合回転数(n )よりも上の所定回転数帯域(Δn)を備えた作業範囲(A)において、最大効率(ηmax)の75%よりも大きいことを特徴とする、請求項1から10までのいずれか一つに記載の作業機。
  12. 前記入力電力(P)の平均電力(P)が±15%の帯域幅で変動し、好ましくは±10%以下の帯域幅で変動することを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一つに記載の作業機。
  13. 前記工具(8)が切断工具であり、特にソーチェーン(108)であることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載の作業機。
  14. 前記電気駆動原動機(2)がバッテリーパック(7)から給電されていることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか一つに記載の作業機。
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