JP5947332B2 - 汚水浄化装置及び汚水浄化方法 - Google Patents

汚水浄化装置及び汚水浄化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5947332B2
JP5947332B2 JP2014094704A JP2014094704A JP5947332B2 JP 5947332 B2 JP5947332 B2 JP 5947332B2 JP 2014094704 A JP2014094704 A JP 2014094704A JP 2014094704 A JP2014094704 A JP 2014094704A JP 5947332 B2 JP5947332 B2 JP 5947332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
sewage
purification
panel
microbial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014094704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015211933A (ja
Inventor
義捷 角川
義捷 角川
Original Assignee
角川建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 角川建設株式会社 filed Critical 角川建設株式会社
Priority to JP2014094704A priority Critical patent/JP5947332B2/ja
Publication of JP2015211933A publication Critical patent/JP2015211933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5947332B2 publication Critical patent/JP5947332B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Description

本発明は、生活排水、酪農業や食品製造業における産業排水のような雑排水を浄化して環境保全に資することのできる汚水浄化装置及び汚水浄化方法に関する。
生活排水、食品等の製造工場から排出される工業排水、牛舎等からの畜産排水等の汚水中の有機物を微生物により分解して浄化する技術は知られている。例えば、放射状に突設した環状部が紐状軸部材の軸方向に一定間隔で形成された複数の紐状接触材が取付棒に垂下され、かつ、それら紐状接触材の下端に錘が取り付けられてなる紐状連結体が、槽内に設けられた取付棒受体に複数個並列に設置されている好気性処理槽の技術が提案されている(特許文献1)。
特開2001−170669号公報
上述した先行技術は、接触材の槽内からの取り出し・槽内への挿入を容易に行うことができ、しかも、微生物の生息に適した環境を作ることが可能で、常に安定した水質性能を確保することを目的とするが、微生物の積極的な増殖を考慮していないため微生物の死滅により浄化能力が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、微生物の生息と活動を活性化すると共に増殖を図り、また汚水を円滑に接触することで汚水の浄化効率を高めるようにした汚水浄化装置及び汚水浄化方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する請求項1に係る発明を構成する手段は、汚水流入部と浄水流出部を有する浄化槽と、該浄化槽内下方に配設し、ブロワーにより外気を噴出するようにした散気管と、該散気管を埋設するように前記浄化槽内底部上に形成したコンクリート破砕片層と、該コンクリート破砕片層から上方に離間して前記浄化槽内に配設した浄化パネル体とからなり、該浄化パネル体は、内部に微生物担体を充填した微生物浄化パネルと、バーミキュライト及びピートモスを混合してなる微生物増殖床を内部に充填した微生物増殖パネルとから構成し、該複数枚の微生物増殖パネル及び微生物浄化パネルは所定の間隔で横方向に交互に列設したものからなる。
そして、前記コンクリート破砕片層は、コンクリート破砕片を積層したものであるとよい。
また、前記微生物浄化パネルは、枠体と、該枠体の両面に張設したネットと、該ネットと前記枠体とによって形成される空間内に充填した微生物担体とから構成するとよい。
また、前記微生物増殖パネルは、枠体と、該枠体の両面に張設したネットと、該ネット及び枠体によって形成される空間内に充填したバーミュキライト及びピートモスからなる微生物増殖床とから構成し、該微生物増殖床は該バーミュキライトを50〜70%、ピートモスを50〜30%の割合で混合したものであるとよい。
更に、請求項5に係る発明を構成する手段は、汚水が流入する浄化槽の底部上に形成したコンクリート破砕片層に埋没した散気管から外気を汚水中に噴出し、前記コンクリート破砕片層から上方に離間して配設し、内部に微生物担体を充填した微生物浄化パネルと、バーミキュライト及びピートモスを充填した微生物増殖パネルの各々を鉛直状態で所定の間隔で横方向に配列して構成した浄化パネル体に汚水を接触させることにより汚水を浄化するようにしたことにある。
そして、前記コンクリート破砕片層は、コンクリート破砕片を積層したものであるとよい。
また、前記微生物浄化パネルは、枠体と、該枠体の両面に張設したネットと、該ネットと枠体によって形成される空間内に充填した微生物担体とから構成するとよい。
また、前記微生物増殖パネルは、枠体と、該枠体の両面に張設したネットと、該ネット及び前記枠体とによって形成される空間内に充填したバーミュキライト及びピートモスとからなる微生物増殖床とから構成し、該微生物増殖床はバーミュキライトを50〜70%、ピートモスを50〜30%の割合で混合したものであるとよい。
本発明は上述の如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
(1)浄化槽内に散気管から気泡となって放出される空気は、コンクリート破砕片層を流動する間に微細気泡になって汚水中に溶解し易くなり、汚水中の溶存酸素濃度を高めることで、浄化槽内を微生物の生息及び増殖と有機物の分解に好適な環境に形成できる。
(2)浄化パネル体は、微生物増殖パネル及び微生物浄化パネルを対面した状態で所定の間隔で横方向に交互に列設し、両パネル間に汚水が円滑に流動する構成にしたから、汚水はパネル内に流入して微生物に養分と酸素を円滑に供給し、パネル間での微生物の移動が円滑に行われることで、微生物の生育が活性化されると共に増殖が促進され、汚水を長期間にわたって効率良く浄化することができる。
(3)浄化槽内にコンクリート破砕片からなるコンクリート破砕片層を形成したから、コンクリートから溶出するカルシウムが微生物の養分になり、微生物の増殖を促進することができる。
(4)微生物浄化パネルは両面にネットを張設した枠体内に微生物担体を充填して構成したから、枠体の両面から流入する汚水は微生物担体に接触することで有機物の分解が効率良く行われて浄化が促進されるし、微生物担体によって微生物は安定した状態で生息することができる。
(5)微生物増殖パネルは、両面にネットを二重に張設して内部に微生物増殖床を微生物群が生息し、栄養が豊富なピートモスと、多孔質で微生物が付着し易いので微生物の増殖に好適なバーミュキライトとから構成したから、微生物の活性化と増殖を図ることができるし、微生物浄化パネル側に微生物を供給すると共に自らも汚水の浄化に寄与することで汚水を長期間にわたって効率良く浄化することができる。
本発明の実施の形態に係る汚水浄化装置の断面図である。 浄化パネル体を構成する微生物浄化パネルの部分破断斜視図である。 微生物担体の斜視図である。 浄化パネル体を構成する微生物増殖パネルの部分破断斜視図である。 パネル支持体の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。図において、1は汚水浄化装置、2は該汚水浄化装置1を構成するコンクリート製の浄化槽で、該浄化槽2は四角形の底部2Aと、該底部2Aの四辺から起立する前後壁部2B、2B及び左右壁部2C、2Cと、上側を閉塞するコンクリート製蓋板2Dとから構成してあり、4面の壁部2B、2Cの外面と蓋板2Dの内面には発泡材からなる保温材3を貼設することにより槽内の温度変化を可及的に小さくしてある。そして、図1中の左側壁部2Bの略中間には汚水流入管4、対向する右側の壁部2Bの上部側には浄水流出管5が夫々設けてある。
6は前記浄化槽2内に配設した例えば塩化ビニル管からなる散気管で、該散気管6は縦管部6Aと横管部6Bとから略L字状に形成し、横管部6Bには軸方向に沿って略V字方向の斜め上向きに多数の噴出孔6Cが形成してある。そして、縦管部6Aの上端には図示しないブロアーが接続してあり、噴出孔6Cから浄化槽2内に外気を気泡状に噴出するようにしてある。7はコンクリート破砕片で形成したコンクリート破砕片層(以下、破砕片層7という。)で、該破砕片層7は前記散気管6が埋没する厚さに浄化槽2の底部2A上に堆積してあり、通過する気泡を更に小さな気泡にする働きと微生物にカルシウムを供給する役割を担っている。
8は前記破砕片層7から上方に離間して浄化槽2内に配設した浄化パネル体を示す。9、9、・・・は該浄化パネル体8を構成する複数枚の微生物浄化パネルで、該各微生物浄化パネル9は例えば内寸法が約400×900mmのサイズからなる四角形の枠体9Aと、該枠体9Aの中間に横設した補強材9Bと、枠体9Aの両面に張設したネット9C、9Cと、該両ネット9C、9Cと枠体9Aによって画成される内部に充填した多数の微生物担体9D、9D、・・・とから構成してある。
ここで、ネット9Cには網目が約8mmのものを用いている。また、微生物担体9Dは図3に示すように、例えば直径約10mm、長さ約12mm、厚さ約1mmの合成樹脂製又は繊維束を糊剤で固めた中空筒体からなり、内部に微生物が生息すると共に表面には微生物が付着し易いように0.5×0.5mm程の微小突起9D、9D、・・・が多数形成してある。
10は浄化パネル体8を構成する微生物増殖パネルを示す。該微生物増殖パネル10は、例えば内寸法が約400×900mmのサイズからなる四角形の枠体10Aと、該枠体10Aの中間に横設した補強材10Bと、前記枠体10Aの両面に張設した細目ネット10Cと、該細目ネット10Cに重ねて枠体10Aに張設した粗目ネット10Dと、細目ネット10Cと枠体10Aによって画成される内部に充填したバーミキュライト及びピートモスからなる微生物増殖床10Eとから構成してある。
ここで、内側の細目ネット10Cには網目が約1mmのもの、外側の粗目ネット10Dには網目が約8mmのものを用いて二重ネットに構成することにより、汚水が容易に入出流可能で、かつバーミキュライト及びピートモスの流出を防止し、また含水により重量の増すバーミキュライト及びピートモスに対する強度性を持たせたことにある。
微生物浄化パネル9及び微生物増殖パネル10は、枠体9A、10Aの幅を約30〜80mmに設定してある。パネルの幅をこの値に設定したのは、パネルの厚さが大きいと汚水がパネルの内部まで十分に流入できないという問題があり、薄いと汚水の流動を直に受けることによって微生物の働きが弱められるという問題があるからである。
また、本実施の形態で微生物増殖床10Eをバーミキュライトとピートモスを配合して構成したのは、バーミキュライトは多孔質で微生物が生息する環境として好適であること、ピートモスは通気性、保水性が高く、有機酸を含む素材であり、無数の微生物が付着生息していることにある。バーミキュライトとピートモスの配合割合は、バーミキュライトを50〜70%、ピートモスを50〜30%とするのが好適である。なお、ピートモスが細かい場合は汚泥状になって通気性が低下するので配合割合を約30%と少なくし、バーミキュライトの配合割合を約70%にして通気性を確保する必要から配合割合に幅を持たせてある。
11は前記微生物浄化パネル9及び微生物増殖パネル10を浄化槽2内に配設するためのパネル支持体を示す。12は該パネル支持体11を構成する鉄製或いはプラスチック製の下支持材で、該下支持材12はL型チャンネル材からなる支持材本体12Aと、該支持材本体12AのL状面に所定の間隔で配設した各一対の押え片12B、12Bと、支持材本体12Aの両端側及び中間に形成したアンカー挿通孔12C、12C、12Cとから構成してある。
13はパネル支持体11を構成し、前記下支持材12に対面して浄化槽2内に配設するアルミニュウム製或いはプラスチック製の上支持材を示す。該上支持材13は長尺の基板13Aと、該基板13Aの長手方向両端側にL字状に屈曲形成した一対の連結片13B、13Bと、基板13Aの両端側と中間に形成したアンカー挿通孔13C、13C、13Cと、前記押え片12Bと同じ所定の間隔で基板13Aに突設した各一対の押え片13D、13Dとから構成してある。そして、上支持材13及び下支持材12はアンカー14によって浄化槽2の壁部2Bに締着して設置してある。
15は前記上支持材13に上側を覆った状態で連結するパネル押え板で、該パネル押え板15は長尺の板本体15Aと、該板本体15Aの両端側に逆L字状に屈曲形成し、前記連結片13Bと係合する一対の係止片15B、15Bとから構成してある。そして、下支持材12と上支持材13との間に微生物浄化パネル9と微生物増殖パネル10を交互に配置し、パネル押え板15を上方から被せて図示しないねじで上支持材13と締結することにより、各パネル9、10の浮上がりを防止している。
上記の構成からなるパネル支持体11に微生物浄化パネル9と微生物増殖パネル10を対面させた状態で上方から挿嵌し、約100〜200mmの間隔で略鉛直状態で横方向に交互に列設してあり、各パネル9、10は破砕片層7の上面7Aから約300〜600mm上方に離間し、汚水面から約50〜200mm水没した状態になるようにしてある。
本実施の形態は上述の構成からなるもので、次にその作用について説明する。フィルタ等によって大きな雑物を除去するための前処理を行った汚水は汚水流入管4から浄化槽2内に流入する。浄化槽2内にはブロワーにより散気管6から空気を気泡状に放出し、放出された気泡はコンクリート破砕片層7の隙間を流動する間に微細な気泡になることで汚水に溶け込み易くなり、汚水中の溶存酸素濃度を高くすることで好気性微生物の増殖を図ることができる。また、汚水がコンクリート破砕片層7内を流動する間に、コンクリートのカルシュウムが微量ながら汚水に継続的に溶け込むことで微生物の繁殖を促進する効果がある。
浄化パネル体8の各パネル9、10と破砕片層7の上面7Aとの間に約300〜600mmの空間を設けることにより、汚水は浄化層2内を汚水流入管4側から浄水流出管5方向に円滑に流動し、この間に微生物浄化パネル9に流入して微生物担体9Dと接触することで有機物が分解され、微生物増殖パネル10に流入して生息している微生物に養分と酸素を供給して微生物の増殖を促進する。
そして、微生物浄化パネル9と微生物増殖パネル10は所定の間隔、本実施の形態では約10〜20mmの間隔で対面した状態で配設したから、両パネル9、10間での微生物の移動が容易であるし、ピートモスの養分を微生物浄化パネル9側に供給するのも容易であり、両パネル9、10はその能力を相互補完して微生物の生息と増殖を効果的に実現できる。
そして、微生物浄化パネルは枠体9Aの両面にネット9Cを張設し、微生物増殖パネル10も枠体10Aの両面にネット10Cを張設する構成にすることにより、浄化層2中での汚水の流動から微生物がパネル9、10外に流出するのを防止し、安定した生息と効果的な増殖を図っている。
また、微生物により浄化した浄水は有機質の液体肥料として利用することができる。
以上のとおり、本実施の形態では汚水の浄化は微生物によって行うことで、攪拌機等の機器を用いないので、故障の問題が無いし、ランニングコストが低廉である。
なお、本実施の形態に示す微生物浄化パネル9、微生物増殖パネル10及び微生物担体9Dの寸法を示す数値、その他の数値は例示であり、本発明はこれら数値に限定されるものではない。浄化槽2の大きさ等に合わせて適宜設定できるものである。
また、本発明の汚水浄化装置の下流側に、例えば嫌気性微生物により浄化水を更に浄化する嫌気性微生物槽、活性炭で濾過する活性炭槽をライン接続してもよいものである。
2 浄化槽
4 汚水流入管
5 浄水流出管
6 散気管
コンクリート破砕片層
8 浄化パネル体
9 微生物浄化パネル
9A 枠体
9C ネット
9D 微生物担体
10 微生物増殖パネル
10A 枠体
10C 細目ネット
10D 粗目ネット
10E 微生物増殖床

Claims (8)

  1. 汚水流入部と浄水流出部を有する浄化槽と、該浄化槽内下方に配設し、ブロワーにより外気を噴出するようにした散気管と、該散気管を埋設するように前記浄化槽内底部上に形成したコンクリート破砕片層と、該コンクリート破砕片層から上方に離間して前記浄化槽内に配設した浄化パネル体とからなり、該浄化パネル体は、内部に微生物担体を充填した微生物浄化パネルと、バーミキュライト及びピートモスを混合してなる微生物増殖床を内部に充填した微生物増殖パネルとから構成し、該複数枚の微生物増殖パネル及び微生物浄化パネルは所定の間隔で横方向に交互に列設してあることを特徴とする汚水浄化装置。
  2. 前記コンクリート破砕片層は、コンクリート破砕片を積層したものであることを特徴とする請求項1記載の汚水浄化装置。
  3. 前記微生物浄化パネルは、枠体と、該枠体の両面に張設したネットと、該ネットと前記枠体とによって形成される空間内に充填した微生物担体とから構成してあることを特徴とする請求項1記載の汚水浄化装置。
  4. 前記微生物増殖パネルは、枠体と、該枠体の両面に張設したネットと、該ネット及び枠体によって形成される空間内に充填したバーミュキライト及びピートモスからなる微生物増殖床とから構成し、該微生物増殖床は該バーミュキライトを50〜70%、ピートモスを50〜30%の割合で混合したものであることを特徴とする請求項1記載の汚水浄化装置。
  5. 汚水が流入する浄化槽の底部上に形成したコンクリート破砕片層に埋没した散気管から外気を汚水中に噴出し、前記コンクリート破砕片層から上方に離間して配設し、内部に微生物担体を充填した微生物浄化パネルと、バーミキュライト及びピートモスを充填した微生物増殖パネルの各々を鉛直状態で所定の間隔で横方向に配列して構成した浄化パネル体に汚水を接触させることにより汚水を浄化する汚水浄化方法。
  6. 前記コンクリート破砕片層は、コンクリート破砕片を積層したものであることを特徴とする請求項5記載の汚水浄化方法。
  7. 前記微生物浄化パネルは、枠体と、該枠体の両面に張設したネットと、該ネットと枠体によって形成される空間内に充填した微生物担体とから構成してあることを特徴とする請求項5記載の汚水浄化方法。
  8. 前記微生物増殖パネルは、枠体と、該枠体の両面に張設したネットと、該ネット及び前記枠体とによって形成される空間内に充填したバーミュキライト及びピートモスとからなる微生物増殖床とから構成し、該微生物増殖床はバーミュキライトを50〜70%、ピートモスを50〜30%の割合で混合したものであることを特徴とする請求項5記載の汚水浄化方法。
JP2014094704A 2014-05-01 2014-05-01 汚水浄化装置及び汚水浄化方法 Active JP5947332B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014094704A JP5947332B2 (ja) 2014-05-01 2014-05-01 汚水浄化装置及び汚水浄化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014094704A JP5947332B2 (ja) 2014-05-01 2014-05-01 汚水浄化装置及び汚水浄化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015211933A JP2015211933A (ja) 2015-11-26
JP5947332B2 true JP5947332B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=54696567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014094704A Active JP5947332B2 (ja) 2014-05-01 2014-05-01 汚水浄化装置及び汚水浄化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5947332B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7305379B2 (ja) * 2019-03-13 2023-07-10 日鉄ステンレス株式会社 金属3dプリンタによる溶着積層造形用の金属ワイヤ
CN110357258A (zh) * 2019-08-30 2019-10-22 邓韶光 一种污水处理填料及其安装装置
CN115043550B (zh) * 2022-06-24 2023-06-20 苏州城投环境科技发展有限公司 一种环保污水处理装置及其处理方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736917B2 (ja) * 1990-07-09 1995-04-26 荏原インフイルコ株式会社 有機性汚水の生物処理装置
JPH04193396A (ja) * 1990-11-27 1992-07-13 Matsushita Electric Works Ltd 汚水処理装置
JP2599834B2 (ja) * 1991-02-14 1997-04-16 具明 大塚 水質改善方法
JPH04354580A (ja) * 1991-06-01 1992-12-08 Touyoko Kosan Kk 排水処理方法及びそれに使用する装置
JPH07115024B2 (ja) * 1992-03-02 1995-12-13 ジュシクヘサ ファラング ファング キョング 繊毛状生物膜を利用して汚水および廃水を処理する方法
JP3241438B2 (ja) * 1992-07-02 2001-12-25 株式会社フジタ 接触酸化装置
JP2812640B2 (ja) * 1992-07-31 1998-10-22 シャープ株式会社 排水処理装置および排水処理方法
JP3869346B2 (ja) * 2002-10-16 2007-01-17 宏樹 八馬 仕切板で多槽化した水槽に複合ろ材を組み込んだ生物ろ過装置
JP2004290744A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Univ Nihon 排水処理装置及び排水処理方法
JP4490904B2 (ja) * 2005-11-22 2010-06-30 シャープ株式会社 水処理装置
JP5523800B2 (ja) * 2009-11-20 2014-06-18 一般財団法人電力中央研究所 有機性廃水の処理方法及び処理設備
JP2012095630A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Hiroki Hachiuma マイクロ・ナノバルブにより活性化された微生物を使った、水生動物と植物の並行栽培システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015211933A (ja) 2015-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2145031C (en) Method and apparatus for in situ water purification including sludge reduction within water bodies by biofiltration and for hypolimnetic aeration of lakes
JP3335500B2 (ja) 排水処理装置および排水処理方法
KR101260105B1 (ko) 막 여과 유닛
JP5438879B2 (ja) 膜ろ過ユニット
US20210070640A1 (en) Multi-layer geotextile-plastic particle water treatment
JP5947332B2 (ja) 汚水浄化装置及び汚水浄化方法
Shrestha Specific moving bed biofilm reactor in nutrient removal from municipal wastewater
CN106904792A (zh) 用于都市近郊山地森林公园的人工湿地污水处理系统
JP3191503U (ja) 曝気装置
JP5662771B2 (ja) 浄化装置
JP3823093B2 (ja) 接触材ユニット
JP2005000054A (ja) 鑑賞魚用水槽浄化装置
JP2005131455A (ja) 中空の浄化媒体および浄化装置
JPH06312196A (ja) 河川等の水浄化装置
JP2003200183A (ja) 生物活性炭水処理装置
CN116177771B (zh) 污水处理方法和装置
JP2000061485A (ja) 汚水の処理施設
JP2000296395A (ja) 生活排水の敷地内地下浸透処理方法
JP2008238072A (ja) 浄水装置及び浄水システム
RU34164U1 (ru) Устройство для очистки сточных вод от органических загрязнений
JPH0663577A (ja) 水浄化方法及び装置
KR200220411Y1 (ko) 오·폐수 처리용 생물막 여재
Sunny et al. Effect of aeration on seafood processing wastewater
Abdelbary Bioremediation of fish wastewater using a modified aerated beads biological filter
JPH04354594A (ja) 水質浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5947332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250