JP5946674B2 - 信号処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は信号処理装置に関する。例えば当該信号処理装置は画像信号の処理に供することができる。
電子機器における省電力化は、特に電池が駆動電源として採用される電子機器において高く要求される。電子機器の例として信号処理装置を挙げれば、電池が駆動電源として採用される信号処理装置として、携帯電話、デジタルカメラ(デジタルビデオカメラを含む)等が挙げられる。
例えばデジタルカメラでは、複数種類の撮像モードが設定されており、撮像モードを選択して動作させることが多い。そして選択された撮像モードにおいて不要な機能を担う部分は、省電力の対象となる。
例えば後掲の特許文献1では、デジタルカメラを制御するCPU(中央演算装置)等の動作周波数を、画像バッファの使用時よりも非使用時において低下させることにより消費電力の低減が図られている。
また後掲の特許文献2では、複数のプロセッサのいずれが使用されるかについて、カメラ本体の動きに基づいて決定し、使用しないと決定されたプロセッサへはクロックの供給を停止することで、消費電力の低減が図られている。
特開2007−97125号公報 特開2010−153992号公報
ところで信号処理については、その信号源から得られる信号のデータ量の増大や高速化が進むにつれ、当該信号に対して直接に信号処理を行うことが困難となる場合がある。
デジタルカメラを例に採って説明すれば、撮像素子の画素数の増加、連写枚数の増大により、当該信号の画像処理を従来の信号処理回路で行うことが困難な場合がある。
かかる要求に対し、第1回路及び第2回路という二つの回路を用いて信号処理を行う技術が提案できる。具体的には、例えば第1回路は、信号源から得られる信号(以下「第1信号」とも称す)に対して周波数及び/又は並列度を低下させる第1信号処理を行う。例えば第2回路は、第2信号に対して第2信号処理(デジタルカメラに即して言えば画像処理)を行う。このようにすることにより、信号源(デジタルカメラに即して言えば撮像素子)及び第1回路の技術世代の複数に亘り、同じ第1回路を採用することができる。
上記の特徴を活かすため、第1回路と第2回路とは分離して構成されており、両者は伝送路で接続される。
このような第1回路と第2回路とを有する信号処理装置において、第2回路の動作は第1回路の動作が高速であっても、低速であっても大きく変動させる必要はない。第1信号処理により、第2信号処理に適切なビットレートや並列度で第2信号が得られるからである。よって例えば当該伝送路の本数は、信号源と第1回路との間を接続する接続線の本数よりも小さく設定されたり、シリアル形式が採用されたりする。
他方、第1回路の動作は、その動作状況、例えばデジタルカメラを例に採れば、撮像モードによって相違する。よって第2回路とは異なり、また第2回路とは独立して、第1回路ではその動作状況に対応して電力の使用が制御されることが期待される。
しかるに、上記特許文献1,2に示されるように、従来は一つのチップにおける省電力化を企図しており、第2回路と独立した第1回路の電力の使用に適用することはできない。
よって本発明は、第1回路の動作状況に応じて適切な電力を、第2回路の動作状況とは独立して制御することを目的とする。
例えば当該目的は、第1回路におけるバスクロックや、伝送路へ第2信号を伝達するために第1回路で行われる変換動作の周波数を制御したり、電源制御を行ったりすることで、実現される。
この発明にかかる信号処理装置の第1の態様は、第1回路(100)と、第2回路(200)と、前記第1回路と前記第2回路との間で信号を伝送させるシリアル形式の伝送路(30)とを備える。
前記第1回路は、第1CPU(102)と、前記第1CPUに接続された第1CPUバス(101)と、前記第1CPUバスに接続され、第1信号(J1)に第1信号処理を施して第2信号(J2)に変換する第1信号処理回路(105)と、前記第1CPUバスのバスクロックの周波数(Fbus1)を設定する第1周波数設定回路(106)と、前記第1CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数(Fconv1)で相互にパラレル/シリアル変換する第1変換回路(104)とを有する。
前記第2回路(200)は、第2CPU(202)と、前記第2CPUに接続された第2CPUバス(201)と、前記第2CPUバスに接続され、前記第2信号に対して第2信号処理を施す第2信号処理回路(205)と、前記第2CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、相互にパラレル/シリアル変換する第2変換回路(204)と、前記バスクロックの周波数及び/又は前記動作周波数と、前記第1回路の動作状況との関係を示すテーブル(901,902)を格納するメモリ(203)とを有する。
そして前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいて、前記バスクロック及び/又は前記動作周波数が前記第2回路の動作とは個別に制御される。
当該第1の態様において望ましくは、前記第1周波数設定回路はPLL回路群(106a)を有し、前記バスクロック及び/又は前記動作周波数の制御は前記PLL回路群の動作を制御して行われる。そして前記PLL回路群の前記制御には前記第2回路からのダウンロードブートが採用される。
当該第1の態様において望ましくは、前記第1周波数設定回路は分周器(106b)を有し、前記バスクロック及び/又は前記動作周波数の制御は前記分周器の分周比を制御して行われる。
この発明にかかる信号処理装置の第2の態様は、第1回路(100)と、第2回路(200)と、前記第1回路と前記第2回路との間で信号を伝送させるシリアル形式の伝送路(30)とを備える。
前記第1回路は、第1CPU(102)と、前記第1CPUに接続された第1CPUバス(101)と、前記第1CPUバスに接続され、第1信号(J1)に第1信号処理を施して第2信号(J2)に変換する第1信号処理回路(105)と、前記第1CPUバスのバスクロックの周波数(Fbus1)を設定する第1周波数設定回路(106)と、前記第1CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数(Fconv1)で相互にパラレル/シリアル変換する第1変換回路(104)とを有する。
前記第2回路(200)は、第2CPU(202)と、前記第2CPUに接続された第2CPUバス(201)と、前記第2CPUバスに接続され、前記第2信号に対して第2信号処理を施す第2信号処理回路(205)と、前記第2CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、相互にパラレル/シリアル変換する第2変換回路(204)と、前記第1信号処理回路の電源のオン・オフと前記第1回路の動作状況との関係を示すテーブル(901,902)を格納するメモリ(203)とを有する。
そして前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいて、前記第1信号処理回路の電源のオン・オフが前記第2回路の動作とは個別に制御される。また前記第1回路は内部メモリ(103)が更に備えられ、前記テーブルが前記第2回路から前記内部メモリへ転送又はコピーされてから、前記第2回路の動作とは個別に前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいた制御が行われる。
この発明にかかる信号処理装置の第3の態様は、第1回路(100)と、第2回路(200)と、前記第1回路と前記第2回路との間で信号を伝送させるシリアル形式の伝送路(30)と、前記第1回路に接続された外部メモリ(108)とを備える。
前記第1回路は、第1CPU(102)と、前記第1CPUに接続された第1CPUバス(101)と、前記第1CPUバスに接続され、第1信号(J1)に第1信号処理を施して第2信号(J2)に変換する第1信号処理回路(105)と、前記第1CPUバスのバスクロックの周波数(Fbus1)を設定する第1周波数設定回路(106)と、前記第1CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数(Fconv1)で相互にパラレル/シリアル変換する第1変換回路(104)と、前記外部メモリを制御する制御部(107)とを有する。
前記第2回路(200)は、第2CPU(202)と、前記第2CPUに接続された第2CPUバス(201)と、前記第2CPUバスに接続され、前記第2信号に対して第2信号処理を施す第2信号処理回路(205)と、前記第2CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、相互にパラレル/シリアル変換する第2変換回路(204)と、前記制御部及び/又は前記外部メモリの電源のオン・オフと前記第1回路の動作状況との関係を示すテーブル(901,902)を格納するメモリ(203)とを有する。
そして前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいて、前記制御部及び/又は前記外部メモリの電源のオン・オフが、前記第2回路の動作とは個別に制御される。また前記第1回路は内部メモリ(103)が更に備えられ、前記テーブルが前記第2回路から前記内部メモリへ転送又はコピーされてから、前記第2回路の動作とは個別に前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいた制御が行われる。
当該第3の態様において望ましくは、前記外部メモリの電源制御は、前記制御部、前記第1CPU、前記第2CPUの少なくともいずれか一つによって行われる。
この発明にかかる信号処理装置の第4の態様は、第1回路(100)と、第2回路(200)と、前記第1回路と前記第2回路との間で信号を伝送させるシリアル形式の伝送路(30)と、前記第1回路に接続されて複数チャネルを有する外部メモリ(108)とを備える。
前記第1回路は、第1CPU(102)と、前記第1CPUに接続された第1CPUバス(101)と、前記第1CPUバスに接続され、第1信号(J1)に第1信号処理を施して第2信号(J2)に変換する第1信号処理回路(105)と、前記第1CPUバスのバスクロックの周波数(Fbus1)を設定する第1周波数設定回路(106)と、前記第1CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数(Fconv1)で相互にパラレル/シリアル変換する第1変換回路(104)とを有する。
前記第2回路(200)は、第2CPU(202)と、前記第2CPUに接続された第2CPUバス(201)と、前記第2CPUバスに接続され、前記第2信号に対して第2信号処理を施す第2信号処理回路(205)と、前記第2CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、相互にパラレル/シリアル変換する第2変換回路(204)と、前記外部メモリが使用するチャネル数及び/又は前記外部メモリの動作モードと前記第1回路の動作状況との関係を示すテーブル(901,902)を格納するメモリ(203)とを有する。
そして前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいて、前記外部メモリが使用するチャネル数及び/又は前記外部メモリの動作モードが、前記第2回路の動作とは個別に制御される。
この発明にかかる信号処理装置の第5の態様は、その第1の態様及び第4の態様のいずれかであって、前記第1回路は内部メモリ(103)を更に備える。
そして前記テーブルが前記第2回路から前記内部メモリへ転送又はコピーされてから、前記第2回路の動作とは個別に前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいた制御が行われる。
第1乃至第5の態様のいずれにおいても、例えば前記第1信号は撮像素子からの撮像信号であって、前記動作状況は撮像モードである。あるいは例えば前記動作状況は前記第1回路の周囲温度である。あるいは例えば前記動作状況は前記第1回路の電源電圧である。
この発明にかかる信号処理装置の第1の態様によれば、第1回路の動作状況に応じて適切なバスクロック及び/又は前記動作周波数を、第2回路の動作状況とは独立して制御することができる。
この発明にかかる信号処理装置の第2の態様によれば、第1回路の動作状況に応じた電源制御を、第2回路の動作状況とは独立して適切に行うことができる。
この発明にかかる信号処理装置の第3の態様によれば、第1回路の動作状況に応じた電源制御を、第2回路の動作状況とは独立して適切に行うことができる。
この発明にかかる信号処理装置の第4の態様によれば、第1回路の動作状況に応じて、外部メモリが使用するチャネル数及び/又は動作モードを、第2回路の動作状況とは独立して制御することができる。
この発明にかかる信号処理装置の第2の態様、第3の態様、第5の態様によれば、第2回路が関与することなく、第1乃至第4の態様の制御が実現できる。

この発明の実施の形態を例示するブロック図である。
以下、本願発明にかかる信号処理装置の実施の形態として、デジタルカメラを例にとって説明する。もちろん、当該信号処理装置はデジタルカメラに限定されるものではなく、他の信号処理、例えば携帯電話における信号処理への適用も、技術的矛盾が発生しない限り可能である。
図1は第1回路100と第2回路200の構成及びその周辺の一部を示すブロック図である。第1回路100と第2回路200の間には、シリアル形式の伝送路30によって接続されている。例えば伝送路30の本数は8本に設定される。
電源電池400は、図示しない電源線を介して、第1回路100及び第2回路200へ動作電源を供給する。
第1回路100は、撮像素子50から撮像信号たる第1信号J1を入力し、第1信号処理を行って第2信号J2を得て、これを第2回路200へ送信する。第2回路200は第2信号J2に対して第2信号処理を行って第3信号J3を得て、これを後段に出力する。第3信号J3は例えば画像保存用のメモリ(不図示)に格納される。
第1回路100はCPUバス101を備えており、いずれもCPUバス101に接続されるCPU102、内部メモリ103、パラレル/シリアル変換回路104、及び第1信号処理回路105を更に備える。
第1回路100はレジスタ109(図中「REG」として表記)を有する。第1信号処理回路105は処理回路CKT#1,CKT#2を有しており、これらによって第1信号J1に対して第1信号処理が行われる。
処理回路CKT#1は(デジタルカメラの)撮像モードが「ライブビュー」「静止画」「動画」のいずれであっても動作させる必要がある。処理回路CKT#2は後述する撮像モードの「動画」において動作させる必要があるが、「ライブビュー」「静止画」の撮像モードでは、動作させる必要はない。処理回路CKT#2は、例えば圧縮率が高い圧縮処理を行ったり、精度が高い画素処理を行ったりする。
パラレル/シリアル変換回路104は、CPUバス101を伝搬するパラレル形式の信号と伝送路30を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数Fconv1で相互にパラレル/シリアル変換する。
第1回路100は周波数設定回路106を更に備えており、周波数設定回路106はPLL回路群106a及び分周器106bを有している。周波数設定回路106は第1回路100内の各部に必要なクロックの集合として動作クロック群CLK1を供給する。
分周器106bは例えばCPU10の動作クロックとCPUバス101のバスクロックとを整合させる機能を果たす他、後述する省電力化のために各部の動作クロックの周波数を低下させる機能をも果たす。
特に、以下の説明において、CPU10の動作周波数Fcpu1や、CPUバス101のバスクロックの周波数Fbus1や、パラレル/シリアル変換回路104の動作周波数Fconv1が周波数設定回路106によって制御される点は重要である。
第1回路100は外部メモリを制御する制御部たるDRAMコントローラ107を更に備えており、第1回路100はその外部に外部メモリたるDRAM108が接続される。DRAM108はDRAMコントローラ107によってその動作が制御され、複数のチャンネル、例えば2CH(二チャンネル)を備えている。但しDRAM108は、DRAMコントローラ107の制御による制御の他、DRAMコントローラ107の制御によらずに直接にCPU102、あるいは後述する第2回路200のCPU202の制御によって、その電源のオン・オフが制御され得る。
CPU102は、内部メモリ103に格納されたプログラムに基づいて、更に後述する制御信号CNTLに基づいて、パラレル/シリアル変換回路104、第1信号処理回路105、周波数設定回路106、DRAMコントローラ107の動作を制御する。
第2回路200はCPUバス201を備えており、いずれもCPUバス201に接続されるCPU202、メモリ203、パラレル/シリアル変換回路204及び第2信号処理回路205を更に備える。
第2信号処理回路205は処理回路CKT#3,CKT#4を有しており、これらによって第2信号J2に対して第2信号処理が行われる。
パラレル/シリアル変換回路204は、CPUバス201を伝搬するパラレル形式の信号と伝送路30を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数Fconv2で相互にパラレル/シリアル変換する。
第2回路200は周波数設定回路206を更に備えており、第2回路200内の各部に必要なクロックの集合としての動作クロック群CLK2を供給する。周波数設定回路206も周波数設定回路106と同様に、PLL回路群と分周器とで構成することができる。例えば動作クロック群CLK2によってCPU20の動作クロックの周波数や、CPUバス201のバスクロックの周波数Fbus2が設定される。
CPU202は、メモリ203に格納されたプログラムに基づいて、パラレル/シリアル変換回路204、第2信号処理回路205、周波数設定回路206の動作を制御する。
メモリ203には、第2回路200の動作を行うためのプログラム等が格納されている他、所定のテーブルをも格納する。当該テーブルは、第1回路100のCPU102の動作周波数Fcpu1、バスクロックの周波数Fbus1、及び/又はパラレル/シリアル変換回路104の動作周波数Fconv1等と、第1回路10の動作状況との関係を示す。第1回路10の動作状況としては、第1回路10の周囲温度Ta、電源電池40が供給する電源電圧Vs、撮像モードの内の少なくともいずれか一つを含む。
周囲温度Taは、例えば温度センサ60を第1回路100の周辺に設け、その出力データとしてCPU202に了知させることができる。温度センサ60は第1回路100内に設けてもよいし、第1回路100及び第2回路200を搭載する基板あるいはこれらを格納する筐体(不図示)に設けてもよい。
電源電圧Vsは、電源電池40からの出力データとしてCPU202に了知させることができる。
表1及び表2は、いずれも上述のテーブルとして採用され得るテーブル901,902の一例を示す概念図である。テーブル901,902は、周囲温度Taが互いに異なる場合について示している。テーブル901に示された対応関係は、テーブル902に示された対応関係よりも、周囲温度Taが高い場合を示している。
Figure 0005946674
Figure 0005946674
テーブル901,902においてクロック周波数の欄は「CPU」「バス」「Conv上り」に区分されており、これらの欄はそれぞれ上述の、周波数Fcpu1,Fbus1,Fconv1に相当する。但し、テーブル901,902において「Conv上り」に示された周波数は、ここでは第1回路100のCPUバス101から第2回路200のCPUバス201へとバストランザクションが伝達される場合の、パラレル/シリアル変換回路104の動作周波数Fconv1である。換言すれば、ここでの例示では、第2回路200から第1回路100へと他の信号が伝達される場合の、パラレル/シリアル変換回路104の動作周波数Fconv1はテーブル901,902では設定されていない。
これらの周波数は周囲温度Ta、電源電圧Vs、撮像モードの相違によって異なる値が設定される。ここでは動作周波数Fcpu1としては値a0,a1,a2の三種類が、周波数Fbus1としては値b0,b1,b2の三種類が、動作周波数Fconv1としては値c0,c1,c2の三種類が設定される。ここで、a0<a1<a2、b0<b1<b2、c0<c1<c2である。当然ながら、採用される周波数が低いほど、第1回路100の消費電力は低減する。
なお、テーブル901,902で設定されていない場合の周波数は、処理の迅速性を得るために、いわゆるデフォルトの設定値として周波数Fcpu1,Fbus1,Fconv1が、それぞれ値a0,b0,c0を採用することもできる。
テーブル901,902において電源制御の欄は、「全体」「外部メモリ」「回路1」「回路2」に区分され、それぞれについてオン・オフの別が記載されている。これらの欄はそれぞれ上述の第1回路100、DRAM108、処理回路CKT#1、処理回路CKT#2に相当する。当然ながら、これらの要素がオフされる方が、オンされるよりも消費電力は低減する。
テーブル901,902においてDRAM制御の欄は、そのオン・オフ以外の(オン・オフの制御は「電源制御/外部メモリ」の欄で記載されている)制御が示されており、具体的には使用されるチャネル数が「CH数」へ、動作モードが通常/スタンバイのいずれで動作するかが「モード」へ、それぞれ記載されている。通常の動作よりもスタンバイの動作の方が、DRAM108で消費される電力は低減される。
周囲温度Taが異ならなければ、上記のクロック周波数の欄は「CPU」「バス」「Conv上り」のいずれもが、電源電圧Vsが低下することにより、同じかあるいは小さい値がテーブル901,902に格納されている。これは電源電圧Vsが低いほど、省電力が望ましいからである。例えば、テーブル901においては電源電圧Vsが1.20,115,1.10,1.05,1.00(V)と低下するに連れ、動作周波数Fcpu1には値a2,a1,a0,a0,a0が採用され、周波数Fbus1には値b2,b1,b0,b0,b0が採用され、動作周波数Fconv1には値c2,c1,c0,c0,c0が採用される。
そして電源電圧Vsが異ならなければ、周囲温度Taが高い場合の方が、周囲温度Taが低い場合よりも、クロック周波数は同じかあるいは小さい値が採用される。これは周囲温度Taが高いほど、その他の条件が異ならなければ、消費電力は増大する傾向にあるからである。例えば電源電圧Vsが1.00,1.15,1.20(V)の場合にはクロック周波数はテーブル901、902では同じ値が格納されているが、電源電圧Vsが1.05,1.10(V)の場合にはクロック周波数はテーブル901の方が、テーブル902よりも小さな値が格納されている。
なお、テーブル901、902では、クロック周波数は撮像モードに依存していない場合が例示されている。しかし、静止画よりも動画の方が、動画よりもライブビューの方が、複雑な第1信号処理が必要となる。よって動作周波数Fcpu1は、撮像モードがライブビューである場合よりも動画である場合において、動画である場合よりも静止画である場合において、それぞれ同じか低い値がテーブルに格納されていることが望ましい。周波数Fbus1、Fconv1についても同様である。
このようにテーブル901,902及び第1回路100の動作状況に基づいてバスクロックの周波数Fbus1及び/又はパラレル/シリアル変換回路104の動作周波数Fconv1(とりわけ第1回路100のCPUバス101から第2回路200のCPUバス201へとトランザクションが伝達される場合のもの)が、第2回路200の動作とは個別に制御される。これにより、第1回路100の動作状況に応じて適切な上述のクロック周波数を、第2回路200の動作状況とは独立して制御することができる。
このような各周波数の変更は、PLL回路群106aが出力するクロック周波数を制御することで実現できる。例えばN個(N≧2)のPLL回路PLL#1,PLL#2,…PLL#Nを有している。このように複数のPLL回路の制御を行う場合には、一つのPLL回路の位相がロックされてから他のPLLのスタンバイを解除する等の順序立てた(シーケンシャルな)制御が要求される。かかる順序立てた制御を行うために、PLL回路106aの制御には第2回路200からのダウンロードブートを用いることが望ましい。
あるいは分周器106の分周比を変更することで、上記の各周波数を変更することもできる。例えばレジスタ109が当該分周比を格納し、上記テーブルにもとづいてレジスタ109が書き換えられても良い。
このようなダウンロードブートや、レジスタ109を書き換える指令は制御信号CNTLとして、例えば伝送路30を用いて第2回路20から第1回路10へと送られる。
撮像モードが「ライブビュー」である場合、DRAM108の動作を省略できる。よってテーブル901,902のいずれにおいても、「電源制御/外部メモリ」の格納内容は、撮像モードが「ライブビュー」である場合には“オフ”であり、それ以外の撮像モード、即ち「静止画」「動画」では“オン”である。これらは電源電圧Vsや周囲温度Taには依存しないが、電源電圧Vsが大きな場合には、あるいは周囲温度Taが低い場合には、DRAM108を動作させるべく「電源制御/外部メモリ」の格納内容をオンにしてもよい。
処理回路CKT#2の動作は動画以外において省略可能である。よって撮像モードが「静止画」及び「ライブビュー」の場合には、テーブル901では電源電圧Vsが1.15(V)以上で「電源制御/回路2」の格納内容は“オン”であり、1.10(V)以下では「電源制御/回路2」の格納内容は“オフ”であり、電源電圧Vsが低い場合に省電力を図っている。
但し、周囲温度Taが低い方が、他の条件が異ならなければ消費電力は小さい。よってテーブル901よりも、周囲温度Taが低い場合を示すテーブル902では、撮像モードが「静止画」及び「ライブビュー」の場合において、電源電圧Vsが1.15(V)以上の場合のみならず、1.10,1,05(V)の場合でも「電源制御/回路2」の格納内容は“オン”であり、1.00(V)で「電源制御/回路2」の格納内容は“オフ”となっている。
つまり撮像モードが「静止画」及び「ライブビュー」であれば、電源電圧Vsが1.05,1.10(V)の場合には、周囲温度Taが高ければ処理回路CKT#2をオフし、周囲温度Taが低ければ処理回路CKT#2をオンする制御が行われる。
上述のように処理回路CKT#1はいずれの撮像モードでも動作が必要であるので、周囲温度Taや、電源電圧Vsに依存せず、「電源制御/回路1」には「オン」が格納される。従って「電源制御/全体」にも、撮像モード、周囲温度Taや、電源電圧Vsに依存せず、「オン」が格納されている。また、処理回路CKT#2は撮像モード「動画」では動作が必要であるので、周囲温度Taや、電源電圧Vsに依存せず、「電源制御/回路2」には「オン」が格納される。
しかし、電源電圧Vsや周囲温度Taの状況によっては、画像処理そのものを行わない制御も考えられる。そのような場合、処理回路CKT#1,CKT#2や、あるいは更に第1回路100自体をオフする制御もあり得る。
このようにテーブル901,902及び第1回路100の動作状況に基づいて第1回路100及びこれに付随するDRAM108の電源制御が、第2回路200の動作とは個別に制御される。これにより、第1回路100の動作状況に応じて適切な電源制御を、第2回路200の動作状況とは独立して制御することができる。
上述のようにCPU102は処理回路CKT#1,CKT#2、DRAMコントローラ107を制御するので、このような電源制御は、上記テーブルにもとづいてレジスタ109が書き換えられることで実現できる。このようなレジスタ109を書き換える指令は制御信号CNTLとして、例えば伝送路30を用いて第2回路20から第1回路10へと送られる。
DRAM108が2CHを備えている場合、そのうちの1CHのみを活性化させ、他方を不活性とすることにより、消費電力を低減することができる。より一般的に言えば、複数のチャネル数を有する外部メモリのうち、使用されるチャネル数が制御されることで、消費電力が低減される。よってテーブル901では電源電圧Vsが1.15(V)以上では「DRAM制御/CH数」の格納内容は“2”であり、1.10(V)以下では「DRAM制御/CH数」の格納内容は“1”であり、電源電圧Vsが低い場合に省電力を図っている。
但し、周囲温度Taが低い方が、他の条件が異ならなければ消費電力は小さい。よってテーブル901よりも、周囲温度Taが低い場合を示すテーブル902では、電源電圧Vsが1.15(V)以上の場合のみならず、1.10,1,05(V)の場合でも「DRAM制御/CH数」の格納内容は“2”であり、1.00(V)で「DRAM制御/CH数」の格納内容は“1”となっている。
つまり電源電圧Vsが1.05,1.10(V)の場合には、周囲温度Taが高ければDRAM108で1CHだけを活性化させるが、周囲温度Taが低ければDRAM108で2CH共に活性化させる制御が行われる。
また、DRAM108の動作は通常動作よりもスタンバイ動作の方が消費電力は低い。よって「撮像モード」が「静止画」「動画」である場合、電源電圧Vsや周囲温度Taによって、DRAM108の動作は通常/スタンバイが切り換えられる。
但し、「電源制御/外部メモリ」の格納内容が「オフ」である場合には、DRAM108の動作が必要とされないのであるから、DRAM108の動作について通常/スタンバイのいずれに設定されていてもよい。同様に、「DRAM制御/CH数」の格納内容は“1”,“2”のいずれであっても構わない。このため、「電源制御/外部メモリ」の格納内容が「オフ」である場合に対応した「DRAM制御」の「CH数」「モード」の欄には“DC”とし、いわゆる“Don't Care”の状況にあることが格納されている。
このようにテーブル901,902及び第1回路100の動作状況に基づいて第1回路100に付随するDRAM108の動作制御が、第2回路200の動作とは個別に制御される。これにより第2回路200の動作状況とは独立して、第1回路100の動作状況に応じて、DRAM108の動作を制御することができる。
このようなDRAM108の制御は、DRAMコントローラ107を介してCPU102が行うので、上記テーブルにもとづいてレジスタ109が書き換えられることで実現できる。このようなレジスタ109を書き換える指令は制御信号CNTLとして、例えば伝送路30を用いて第2回路20から第1回路10へと送られる。
あるいは第1回路100と第2回路200とが、伝送路30以外にも、他の伝送路及び当該伝送路のためのインターフェースで接続されている場合には、当該他の伝送路を介してCPU202が直接にDRAM108の電源を切断することもできる。当該他の伝送路としては例えばGP−IO(General Purpose I/O)を用いることができる。
上記のテーブルは、第1回路100が交換されても対応できるように、初期的にはメモリ203が格納していることが望ましい。しかし、第1回路100が第2回路200に接続された後は、当該テーブルが第1回路00に、例えば内部メモリ103に転送あるいはコピーされることも望ましい。その転送あるいはコピーの後は、上記の省電力制御は第2回路200が関与することなく実現できるからである。
また、上記のテーブルはメモリ203が不揮発的に格納しているのではなく、第2回路200の初期動作によってメモリ203へと外部からダウンロードしてもよい。
また、上記のテーブルは第2回路200において書き換え可能であってもよい。第2回路200を備えたデジタルカメラについて熟知したユーザが、自身の操作の便宜のために省電力化についてカスタマイズする要望に応えるためである。当該テーブルが第1回路100へと転送あるいはコピーされた場合、当該カスタマイズのための操作は第2回路200を介して第1回路100に行うことになる。当該操作を反映した制御信号CNTLが伝送30を伝搬する。
また、上記のテーブルは、デジタルカメラの機種に応じて複数種類を設けていてもよい。この場合、例えば第2回路200が当該テーブルを切り換えて使用するためのディップスイッチを有している。当該ディップスイッチは、第2回路200が搭載されるデジタルカメラの機種に応じて、当該デジタルカメラの工場出荷前に予め設定される。
このようなダウンロードやカスタマイズ、ディップスイッチによる切替自体は周知の技術であるので詳細な説明は省略する。
30 伝送路
100 第1回路
101,201 CPUバス
102,202 CPU
103 内部メモリ
104,204 パラレル/シリアル変換回路
105 第1信号処理回路
106 周波数設定回路
107 (制御部たる)DRAMコントローラ
108 (外部メモリたる)DRAM
200 第2回路
203 メモリ
205 第2信号処理回路

Claims (11)

  1. 第1回路(100)と、第2回路(200)と、前記第1回路と前記第2回路との間で信号を伝送させるシリアル形式の伝送路(30)とを備え、
    前記第1回路は、
    第1CPU(102)と、
    前記第1CPUに接続された第1CPUバス(101)と、
    前記第1CPUバスに接続され、第1信号(J1)に第1信号処理を施して第2信号(J2)に変換する第1信号処理回路(105)と、
    前記第1CPUバスのバスクロックの周波数(Fbus1)を設定する第1周波数設定回路(106)と、
    前記第1CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数(Fconv1)で相互にパラレル/シリアル変換する第1変換回路(104)と
    を有し、
    前記第2回路(200)は、
    第2CPU(202)と、
    前記第2CPUに接続された第2CPUバス(201)と、
    前記第2CPUバスに接続され、前記第2信号に対して第2信号処理を施す第2信号処理回路(205)と、
    前記第2CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、相互にパラレル/シリアル変換する第2変換回路(204)と、
    前記バスクロックの周波数及び/又は前記動作周波数と、前記第1回路の動作状況との関係を示すテーブル(901,902)を格納するメモリ(203)と
    を有し、
    前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいて、前記バスクロック及び/又は前記動作周波数が前記第2回路の動作とは個別に制御される、信号処理装置。
  2. 前記第1周波数設定回路はPLL回路群(106a)を有し、
    前記バスクロック及び/又は前記動作周波数の制御は前記PLL回路群の動作を制御して行われ、
    前記PLL回路群の前記制御には前記第2回路からのダウンロードブートが採用される、請求項1記載の信号処理装置。
  3. 前記第1周波数設定回路は分周器(106b)を有し、
    前記バスクロック及び/又は前記動作周波数の制御は前記分周器の分周比を制御して行われる、請求項1記載の信号処理装置。
  4. 第1回路(100)と、第2回路(200)と、前記第1回路と前記第2回路との間で信号を伝送させるシリアル形式の伝送路(30)とを備え、
    前記第1回路は、
    第1CPU(102)と、
    前記第1CPUに接続された第1CPUバス(101)と、
    前記第1CPUバスに接続され、第1信号(J1)に第1信号処理を施して第2信号(J2)に変換する第1信号処理回路(105)と、
    前記第1CPUバスのバスクロックの周波数(Fbus1)を設定する第1周波数設定回路(106)と、
    前記第1CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数(Fconv1)で相互にパラレル/シリアル変換する第1変換回路(104)と
    を有し、
    前記第2回路(200)は、
    第2CPU(202)と、
    前記第2CPUに接続された第2CPUバス(201)と、
    前記第2CPUバスに接続され、前記第2信号に対して第2信号処理を施す第2信号処理回路(205)と、
    前記第2CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、相互にパラレル/シリアル変換する第2変換回路(204)と、
    前記第1信号処理回路の電源のオン・オフと、前記第1回路の動作状況との関係を示すテーブル(901,902)を格納するメモリ(203)と
    を有し、
    前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいて、前記第1信号処理回路の電源のオン・オフが前記第2回路の動作とは個別に制御され
    前記第1回路は内部メモリ(103)を更に備え、
    前記テーブルが前記第2回路から前記内部メモリへ転送又はコピーされてから、前記第2回路の動作とは個別に前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいた制御が行われる、信号処理装置。
  5. 第1回路(100)と、第2回路(200)と、前記第1回路と前記第2回路との間で信号を伝送させるシリアル形式の伝送路(30)と、前記第1回路に接続された外部メモリ(108)とを備え、
    前記第1回路は、
    第1CPU(102)と、
    前記第1CPUに接続された第1CPUバス(101)と、
    前記第1CPUバスに接続され、第1信号(J1)に第1信号処理を施して第2信号(J2)に変換する第1信号処理回路(105)と、
    前記第1CPUバスのバスクロックの周波数(Fbus1)を設定する第1周波数設定回路(106)と、
    前記第1CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数(Fconv1)で相互にパラレル/シリアル変換する第1変換回路(104)と、
    前記外部メモリを制御する制御部(107)と
    を有し、
    前記第2回路(200)は、
    第2CPU(202)と、
    前記第2CPUに接続された第2CPUバス(201)と、
    前記第2CPUバスに接続され、前記第2信号に対して第2信号処理を施す第2信号処理回路(205)と、
    前記第2CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、相互にパラレル/シリアル変換する第2変換回路(204)と、
    前記制御部及び/又は前記外部メモリの電源のオン・オフと、前記第1回路の動作状況との関係を示すテーブル(901,902)を格納するメモリ(203)と
    を有し、
    前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいて、前記制御部及び/又は前記外部メモリの電源のオン・オフが、前記第2回路の動作とは個別に制御され
    前記第1回路は内部メモリ(103)を更に備え、
    前記テーブルが前記第2回路から前記内部メモリへ転送又はコピーされてから、前記第2回路の動作とは個別に前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいた制御が行われる、信号処理装置。
  6. 前記外部メモリの電源制御は、前記制御部、前記第1CPU、前記第2CPUの少なくともいずれか一つによって行われる、請求項5記載の信号処理装置。
  7. 第1回路(100)と、第2回路(200)と、前記第1回路と前記第2回路との間で信号を伝送させるシリアル形式の伝送路(30)と、前記第1回路に接続されて複数チャネルを有する外部メモリ(108)とを備え、
    前記第1回路は、
    第1CPU(102)と、
    前記第1CPUに接続された第1CPUバス(101)と、
    前記第1CPUバスに接続され、第1信号(J1)に第1信号処理を施して第2信号(J2)に変換する第1信号処理回路(105)と、
    前記第1CPUバスのバスクロックの周波数(Fbus1)を設定する第1周波数設定回路(106)と、
    前記第1CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、所定の動作周波数(Fconv1)で相互にパラレル/シリアル変換する第1変換回路(104)と
    を有し、
    前記第2回路(200)は、
    第2CPU(202)と、
    前記第2CPUに接続された第2CPUバス(201)と、
    前記第2CPUバスに接続され、前記第2信号に対して第2信号処理を施す第2信号処理回路(205)と、
    前記第2CPUバスを伝搬するパラレル形式の信号と前記伝送路を伝搬するシリアル形式の信号とを、相互にパラレル/シリアル変換する第2変換回路(204)と、
    前記外部メモリが使用するチャネル数及び/又は前記外部メモリの動作モードと、前記第1回路の動作状況との関係を示すテーブル(901,902)を格納するメモリ(203)と
    を有し、
    前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいて、前記外部メモリが使用するチャネル数及び/又は前記外部メモリの動作モードが、前記第2回路の動作とは個別に制御される、信号処理装置。
  8. 前記第1回路は内部メモリ(103)を更に備え、
    前記テーブルが前記第2回路から前記内部メモリへ転送又はコピーされてから、前記第2回路の動作とは個別に前記テーブル及び前記第1回路の前記動作状況に基づいた制御が行われる、請求項1〜3,7のいずれか一つに記載の信号処理装置。
  9. 前記第1信号は撮像素子からの撮像信号であって、前記動作状況は撮像モードである、請求項1〜8のいずれか一つに記載の信号処理装置。
  10. 前記動作状況は前記第1回路の周囲温度である、請求項1〜8のいずれか一つに記載の信号処理装置。
  11. 前記動作状況は前記第1回路の電源電圧である、請求項1〜8のいずれか一つに記載の信号処理装置。
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