JP5946637B2 - プロペラシャフトの脱落防止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、プロペラシャフトの脱落防止構造に関する。
車両駆動系にはトランスミッションと終減速装置との間にプロペラシャフトが接続され、エンジンの動力がトランスミッションからプロペラシャフトを介して終減速装置へ伝達され、更に、終減速装置を経て車両後部の駆動輪側へ動力が伝達されるようになっている。
また、前部機関後輪駆動でホイールベースの長い大型トラック等では、図7及び図8に示すようにプロペラシャフトPを第一プロペラシャフト1と第二プロペラシャフト3に分割し、両プロペラシャフト1、3をコンパニオンフランジ5で結合すると共に、センタベアリング7でプロペラシャフトPをフレームに支持している。
図8に示すようにコンパニオンフランジ5は、第一プロペラシャフト1のスプラインシャフト9にスプライン嵌合しており、スプラインシャフト9の先端側端部にナット11を螺着して、スプラインシャフト9の軸方向にコンパニオンフランジ5を締め付け固定している。
そして、コンパニオンフランジ5には、ユニバーサルジョイント13を介して第二プロペラシャフト3のスプラインヨーク15が連結され、スプラインヨーク15に第二プロペラシャフト3のスプラインシャフト17がスプライン嵌合している。
ところで、プロペラシャフトPは、整備時にナット11を外して部品交換を行うことがあり、作業後にはナット11を正規の方法で締め付けなければならない。
しかし、作業ミスや部品不良等によってナット11が緩んだ状態で使用されると、図9の如く走行中にナット11が外れ、図10、図11に示すように第二プロペラシャフト3が最短になった状態で、コンパニオンフランジ5がスプラインシャフト9から抜け出し、この後、コンパニオンフランジ5が第二プロペラシャフト3のスプラインヨーク15と共に路上に脱落してしまう虞がある。
この結果、第二プロペラシャフト3は第一プロペラシャフト1の支持がなくなるため、図7中、A部を支点に振れ回ってプロペラシャフトプロテクタ19を破壊し、周辺機器を破損してしまう虞があった。尚、図10、図11中、ナット11は図示を省略している。
一方、特許文献1には、図12に示すように梁材21をループ状に曲げ加工して交差させた保護部材23の両端25、27を、ループ状部29によりプロペラシャフト31を囲繞した状態でシャーシフレーム33に取り付けて、プロペラシャフト31の脱落を防止したプロペラシャフトの保護装置35が開示されている。
実開平7−31453号公報
しかし、前記保護装置35は、プロペラシャフト31が折損して脱落した際に、ループ状部29でプロペラシャフト31を緩衝的に受け止めようとするもので、積極的にプロペラシャフトの折損を防止するものではなかった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、ナットが緩んで外れても、コンパニオンフランジがスプラインシャフトから完全に抜け出て落下することのないプロペラシャフトの脱落防止構造を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、一態様のプロペラシャフトの脱落防止構造は、軸方向の一端側に第一のスプラインシャフトを有する第一プロペラシャフトと、スプラインヨークと、スプラインヨークにスプライン嵌合されスプラインヨークの軸方向に摺動可能な第二のスプラインシャフトとを有する第二プロペラシャフトと、第一プロペラシャフトと第二プロペラシャフトとを連結するコンパニオンフランジと、を備え、第一のスプラインシャフトの一端側には、第一プロペラシャフトとコンパニオンフランジとの連結を固定するナットが一端側から螺着され、第一プロペラシャフトの軸方向に延在する棒状体が形成され、コンパニオンフランジの第一プロペラシャフトの取付部には、第一のスプラインシャフトおよび棒状体が挿入され、取付部において第一のスプラインシャフトが挿入される部分の軸方向長さは、棒状体の軸方向長さより短く設定され、取付部において第一のスプラインシャフトが挿入される部分の軸方向長さと棒状体の軸方向長さの和は、第二プロペラシャフトにおけるスプラインヨークと第二のスプラインシャフトとの軸方向の許容摺動量よりも大きく設定され、コンパニオンフランジにおける取付部の内径は、第一のスプラインシャフトおよび棒状体が摺動可能な大きさで、かつ棒状体の軸方向長さよりも小さく設定されることを特徴とする。
そして、他の一態様に係るプロペラシャフトの脱落防止構造は、軸方向の一端側に第一のスプラインシャフトを有する第一プロペラシャフトと、スプラインヨークと、スプラインヨークにスプライン嵌合されスプラインヨークの軸方向に摺動可能な第二のスプラインシャフトとを有する第二プロペラシャフトと、第一プロペラシャフトと第二プロペラシャフトとを連結するコンパニオンフランジと、を備え、コンパニオンフランジの第一プロペラシャフトの取付部には、第一のスプラインシャフトが挿入され、取付部における第一のスプラインシャフトとコンパニオンフランジとのスプライン噛み合いの軸方向長さは、第二プロペラシャフトにおけるスプラインヨークと第二のスプラインシャフトとの軸方向の許容摺動量よりも大きく設定されることを特徴とする。
一態様に係る発明によれば、コンパニオンフランジ締め付け用のナットが緩んで外れてコンパニオンフランジがスプラインシャフトから抜け出ようとしても、コンパニオンフランジの内側が丸軸部の先端に接触して、それ以上コンパニオンフランジがスプラインシャフトから抜け出すことができないため、コンパニオンフランジが完全にスプラインシャフトから抜け落ちてしまうことがない。
また、斯様にコンパニオンフランジの内側が丸軸部の先端に接触するため、第二プロペラシャフトが振れ回る幅が最小限に抑えられてブレーキ配管等の周辺機器を破損してしまうことがないため、異常時でも通常のブレーキ操作で車両を停止することができる。
更に、ナットが緩んで外れても、丸軸部上でコンパニオンフランジが空転してトルク伝達が遮断されるため、運転者は即座に異常を検知することができる利点を有する。
他の一態様に係る発明によれば、ナットが緩んで外れても、スプライン噛み合い長さが許容スライド量よりも長いため、コンパニオンフランジがスプラインシャフトから抜け落ちることがなく、第二プロペラシャフトが触れ回って周辺機器を破損してしまうことがない。
また、ナットが緩んで外れるとスプライン噛み合い長さが減少していくが、スプライン噛み合い長さが減少した状態でトルク入力が続くと、異常振動が発生したりスプラインの摩耗によってトルク伝達が遮断されるため、運転者は即座にプロペラシャフトの異常を検知することができる利点を有する。
一態様の脱落防止構造を備えたプロペラシャフトの一実施形態に係る側面図である。 図1に示すプロペラシャフトの通常の状態の側面図である。 ナットが緩んで外れた状態のプロペラシャフトの側面図である。 第二プロペラシャフトが最短になった状態のプロペラシャフトの側面図である。 コンパニオンフランジが抜け出ようとしている状態のプロペラシャフトの側面図である。 他の一態様の脱落防止構造を備えたプロペラシャフトの一実施形態に係る側面図である。 従来のプロペラシャフトを備えた車両駆動系の側面図である。 図7に示すプロペラシャフトの通常の状態の側面図である。 ナットが緩んで外れた状態のプロペラシャフトの側面図である。 第二プロペラシャフトが最短になった状態のプロペラシャフトの側面図である。 コンパニオンフランジが抜け出した状態のプロペラシャフトの側面図である。 従来のプロペラシャフトの保護装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、図7以下に示す従来例と同一のものには同一符号を付して表示する。
図1乃至図5は一態様のプロペラシャフトの脱落防止構造の一実施形態を示し、図7に示すプロペラシャフトPと同様、プロペラシャフトP1は第一プロペラシャフト41と第二プロペラシャフト3とに分割され、両プロペラシャフト41、3がコンパニオンフランジ43で結合されている。
図1乃至図3に示すように第一プロペラシャフト41のスプラインシャフト45には、コンパニオンフランジ43がスプライン嵌合するスプライン部47に加え、ナット11が螺着する螺刻部49がスプラインシャフト45の略中央部に形成され、スプラインシャフト45の先端側に丸軸部51が形成されている。そして、前記螺刻部49にナット11を螺着して、コンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45の軸方向に締め付け固定されている。
更に、コンパニオンフランジ43には、ユニバーサルジョイント13を介して第二プロペラシャフト3のスプラインヨーク15が連結され、スプラインヨーク15に第二プロペラシャフト3のスプラインシャフト17がスプライン嵌合している。
そして、図1に示すように、コンパニオンフランジ43とスプラインシャフト45とのスプライン噛み合い長さL1が、スプラインヨーク15とスプラインシャフト17との許容スライド量(第二プロペラシャフト3の許容スライド量)L3より短く(L1<L3)なっている。
而して、本実施形態は、上述の如き構成からなるプロペラシャフトP1において、前記螺刻部49と丸軸部51との長さL2を、コンパニオンフランジ43の先端部からナット11の座面までの長さL4よりも長く(L2>L4)すると共に、螺刻部49と丸軸部51との長さL2とコンパニオンフランジ43の先端部からナット11の座面までの長さL4の合計長さを、前記許容スライド量L3よりも長く(L2+L4>L3)したことを特徴とする。尚、図4、図5中、ナット11は図示を省略している。
本実施形態はこのように構成されているから、前記ナット11が十分な締め付けトルクで螺刻部49に締め付けられている場合、図2に示す通常の状態で、前記許容スライド量L3の範囲でプロペラシャフトP1が伸縮し、エンジンの動力がトランスミッションからプロペラシャフトP1を介して終減速装置へ伝達され、終減速装置から車両後部の駆動輪側へ動力が伝達される。
一方、作業ミスや部品不良等によってナット11が緩んだ状態で使用されると、図3に示すように走行中にナット11が外れ、コンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け始めてスプライン噛み合い長さL1が徐々に減少し、第二プロペラシャフト3が徐々に短くなっていく。図4は第二プロペラシャフト3が最短(許容スライド量L3=0)となった状態を示している。
しかし、図4の状態から、図5の如くコンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け出ようとしても、螺刻部49と丸軸部51との長さL2が、コンパニオンフランジ43の先端部からナット11の座面までの長さL4よりも長く(L2>L4)設定され、且つ螺刻部49と丸軸部51との長さL2とコンパニオンフランジ43の先端部からナット11の座面までの長さL4の合計長さが、許容スライド量L3よりも長く(L2+L4>L3)設定されているため、コンパニオンフランジ43の内側が丸軸部51の先端に接触して、これ以上コンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け出すことができず、丸軸部51上でコンパニオンフランジ43が空転する。この結果、トルク伝達(終減速装置への動力伝達)が遮断されることとなる。
また、斯様にコンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け出すことができず、コンパニオンフランジ43の内側が丸軸部51の先端に接触することで、第二プロペラシャフト3が振れ回る幅が最小限に抑えられることとなる。
このように本実施形態に係るプロペラシャフトP1の脱落防止構造によれば、ナット11が緩んで外れて、コンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け出ようとしても、コンパニオンフランジ43の内側が丸軸部51の先端に接触して、それ以上コンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け出すことができないため、コンパニオンフランジ43が完全にスプラインシャフト45から抜け落ちてしまうことがない。
また、斯様にコンパニオンフランジ43の内側が丸軸部51の先端に接触するため、第二プロペラシャフト3が振れ回る幅が最小限に抑えられてブレーキ配管等の周辺機器を破損してしまうことがないため、異常時でも通常のブレーキ操作で車両を停止することができる。
更に、既述したようにナット11が緩んで外れても、丸軸部51上でコンパニオンフランジ43が空転してトルク伝達が遮断されるため、運転者は即座に異常を検知することができる利点を有する。
図6は他の一態様のプロペラシャフトの脱落防止構造の一実施形態を示し、本実施形態のプロペラシャフトP2も第一プロペラシャフト53と第二プロペラシャフト3とに分割され、両プロペラシャフト55、3がコンパニオンフランジ43で結合されている。
そして、第一プロペラシャフト53のスプラインシャフト55に、コンパニオンフランジ43がスプライン嵌合するスプライン部57が形成されると共に、ナット11が螺着する螺刻部がスプラインシャフト55の先端側に形成され、スプラインシャフト55の先端に丸軸部59が形成されている。
而して、本実施形態は、上述の如き構成において、図1のプロペラシャフトP1に比し、螺刻部と丸軸部59との長さL2を短くすると共に、コンパニオンフランジ43とスプラインシャフト55とのスプライン噛み合い長さL1を長尺に形成して、コンパニオンフランジ43とスプラインシャフト55とのスプライン噛み合い長さL1を、スプラインヨーク15とスプラインシャフト17との許容スライド量(第二プロペラシャフト3の許容スライド量)L3より長く(L1>L3)したことを特徴としている。尚、その他の構成は前記実施形態と同一であるため、同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態はこのように構成されているから、ナット11が十分な締め付けトルクで螺刻部に締め付けられている場合、許容スライド量L3の範囲でプロペラシャフトP2が伸縮し、プロペラシャフトP2を介してトルク伝達が行われる。
一方、作業ミスや部品不良等によってナット11が緩んだ状態で使用されると、走行中にナット11が外れ、コンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け始めてスプライン噛み合い長さL1が徐々に減少していく。
しかし、コンパニオンフランジ43とスプラインシャフト55とのスプライン噛み合い長さL1が、スプラインヨーク15とスプラインシャフト17との許容スライド量(第二プロペラシャフト3の許容スライド量)L3より長く(L1>L3)設定されているため、コンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け落ちることがない。
そして、コンパニオンフランジ43とスプラインシャフト55とのスプライン噛み合い長さL1が減少した状態でトルク入力(エンジンからの動力伝達)が続くと、異常振動が発生し、また、スプラインの摩耗によりトルク伝達が遮断されることとなる。
このように本実施形態に係るプロペラシャフトP2の脱落防止構造によれば、ナット11が緩んで外れても、コンパニオンフランジ43がスプラインシャフト45から抜け落ちることがないため、第二プロペラシャフト3が触れ回って周辺機器を破損してしまうことがない。
また、ナット11が緩んで外れるとスプライン噛み合い長さL1が減少していくが、スプライン噛み合い長さL1が減少した状態でトルク入力が続くと、異常振動が発生したりスプラインの摩耗によってトルク伝達が遮断されるため、運転者は即座にプロペラシャフトP2の異常を検知することができる利点を有する。
3 第二プロペラシャフト
7 センタベアリング
11 ナット
13 ユニバーサルジョイント
15 第二プロペラシャフトのスプラインヨーク
17 第二プロペラシャフトのスプラインシャフト
41、53 第一プロペラシャフト
43 コンパニオンフランジ
45、55 第一プロペラシャフトのスプラインシャフト
47、57 スプライン部
49 螺刻部
51、59 丸軸部
P1、P2 プロペラシャフト
L1 スプライン噛み合い長さ
L2 螺刻部と丸軸部との長さ
L3 第二プロペラシャフトの許容スライド量
L4 コンパニオンフランジの先端部からナットの座面までの長さ

Claims (2)

  1. 軸方向の一端側に第一のスプラインシャフトを有する第一プロペラシャフトと、
    スプラインヨークと、前記スプラインヨークにスプライン嵌合され前記スプラインヨークの軸方向に摺動可能な第二のスプラインシャフトとを有する第二プロペラシャフトと、
    前記第一プロペラシャフトと前記第二プロペラシャフトとを連結するコンパニオンフランジと、を備え、
    前記第一のスプラインシャフトの前記一端側には、前記第一プロペラシャフトと前記コンパニオンフランジとの連結を固定するナットが前記一端側から螺着され、前記第一プロペラシャフトの軸方向に延在する棒状体が形成され、
    前記コンパニオンフランジの前記第一プロペラシャフトの取付部には、前記第一のスプラインシャフトおよび前記棒状体が挿入され、
    前記取付部において前記第一のスプラインシャフトが挿入される部分の軸方向長さは、前記棒状体の軸方向長さより短く設定され、
    前記取付部において前記第一のスプラインシャフトが挿入される部分の軸方向長さと前記棒状体の軸方向長さの和は、前記第二プロペラシャフトにおける前記スプラインヨークと前記第二のスプラインシャフトとの軸方向の許容摺動量よりも大きく設定され
    前記コンパニオンフランジにおける前記取付部の内径は、前記第一のスプラインシャフトおよび前記棒状体が摺動可能な大きさで、かつ前記棒状体の軸方向長さよりも小さく設定される
    ことを特徴とするプロペラシャフトの脱落防止構造。
  2. 軸方向の一端側に第一のスプラインシャフトを有する第一プロペラシャフトと、
    スプラインヨークと、前記スプラインヨークにスプライン嵌合され前記スプラインヨークの軸方向に摺動可能な第二のスプラインシャフトとを有する第二プロペラシャフトと、
    前記第一プロペラシャフトと前記第二プロペラシャフトとを連結するコンパニオンフランジと、を備え、
    前記コンパニオンフランジの前記第一プロペラシャフトの取付部には、前記第一のスプラインシャフトが挿入され、
    前記取付部における前記第一のスプラインシャフトと前記コンパニオンフランジとのスプライン噛み合いの軸方向長さは、前記第二プロペラシャフトにおける前記スプラインヨークと前記第二のスプラインシャフトとの軸方向の許容摺動量よりも大きく設定される
    ことを特徴とするプロペラシャフトの脱落防止構造。
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