JP5944063B2 - 培養装置 - Google Patents

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Description

本開示は、培養装置に関する。
例えば、ヒータを有する培養装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開2010−154792号公報
特許文献1の培養装置は、ヒータが内箱の外側に配置されている。しかしながら、この培養装置では、例えば、内箱におけるヒータから離れた部分には、ヒータの熱が伝わり難くなる虞がある。
本開示における培養装置は、外箱と、前記外箱の内側に配置される金属板からなる内箱と、前記内箱の外側に配置されるヒータと、前記外箱及び前記内箱の前面に形成される開口を開閉する扉と、を有し、前記内箱の内部で被培養体を培養する装置であって、前記内箱の両側板にプレス加工で形成され、前記被培養体が載置される棚板の底面の両側部が載置される棚受と、前記内箱の少なくとも一方の側板の外側の面に貼付され、前記ヒータの熱を前記内箱に伝える伝熱シートと、を備え、前記伝熱シートは、前記内箱の側板の外側の面に貼付された後、前記棚受が形成されたことにより前記内箱の側板の外側に形成される第1窪みにも貼付されるように、前記伝熱シートを折り曲げるための第1切れ込みを断続的に複数有する。
本開示によれば、内箱にヒータの熱を伝達することができる。
実施形態における培養装置を示す斜視図である。 実施形態における外扉及び内扉が開かれた状態の培養装置を示す斜視図である。 実施形態における培養装置を示す断面図である。 実施形態における外扉が省略された状態の培養装置を示す断面図である。 実施形態における外扉及び内扉が省略された状態の培養装置を示す正面図である。 実施形態における内箱及び外箱を示す断面図である。 実施形態における棚受を示す斜視図である。 実施形態における棚受を示す正面図である。 実施形態における棚受を示す側面図である。 実施形態における棚板が載置されている状態の棚受を示す側面図である。 実施形態における培養装置と棚板とを示す図である。 実施形態における伝熱シートを示す図である。 実施形態における内箱の側板と伝熱シートとを示す図である。 実施形態における内箱の側板と伝熱シートとヒータ線とを示す図である。 実施形態における棚受と伝熱シートとを示す断面図である。 実施形態におけるストッパと伝熱シートとを示す断面図である。 実施形態における伝熱シートが窪みに押し込まれた状態のストッパと伝熱シートとを示す断面図である。 実施形態における棚板と培養装置とを示す側面図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===培養装置===
以下、図1乃至図4を参照して、本実施形態における培養装置について説明する。図1は、本実施形態における培養装置を示す斜視図である。図2は、本実施形態における外扉及び内扉が開かれた状態の培養装置を示す斜視図である。図3は、本実施形態における培養装置を示す断面図である。図4は、本実施形態における外扉が省略された状態の培養装置を示す断面図である。図3及び図4は、培養装置100の略中央を通るZY平面に平行な断面から+X方向へ見た状態の培養装置100を示している。
尚、X軸は、外箱10の側板12、13に対して直交する軸であり、側板12から側板13に向かう方向を+Xとし、側板13から側板12に向かう方向を−Xとする。Y軸は、外扉11及び背板14に対して直交する軸であり、外扉11から背板14に向かう方向を+Yとし、背板14から外扉11に向かう方向を−Yとする。Z軸は、底板15及び天板16に対して直交する軸であり、底板15から天板16に向かう上方向を+Zとし、天板16から底板15に向かう下方向を−Zとする。
培養装置100は、培養室2A内で、例えば細胞や微生物等の被培養体を培養する装置である。培養装置100は、外箱10、外扉11、内箱20(図3)、内扉21、水皿402、棚板3、ヒータ装置142(図3)、伝熱シート9、9A、9B(図6)を有する。
外箱10及び内箱20は、ステンレス等の金属製の素材からなる略直方体形状の箱体である。内箱20の外形は、内箱20が外箱10の内部に収容されるように、外箱10の内形よりも小さくなっている。内箱20と外箱10との間には、断熱材としての機能を発揮する空気が充填されている空間111(図3)が形成されている。尚、空間111には、空気以外の所定の断熱材が充填されていることとしてもよい。外箱10及び内箱20の前面(−Y)には、培養室2Aに通じる開口21Aが形成されている。
外扉11及び内扉21は、開口21Aを開閉する扉である。外扉11は、ステンレス等の金属製の素材からなり、内扉21よりも外形が大きな略矩形形状を呈し、内部に断熱材が充填されている。外扉11における内扉21と隣り合う側の周縁には、培養装置100内の気密性を確保するためのパッキン110が設けられている。外扉11における内扉21と反対側には、培養装置100を操作するための操作装置143が設けられる。内扉21は、樹脂、硝子等の透明な素材からなる部材である。外箱10の前面の開口21Aの縁における内扉21と対向して当接する部分には、培養装置100内の気密性を確保するためのパッキン210が設けられている。
棚板3は、+Z側から−Z側に向かって見て略矩形形状を呈し、被培養体が載置されるステンレス等の金属製の素材からなる。又、棚板3は、内箱20内に設けられている複数の棚受5、6に載置される。尚、棚板3は、内箱20内に1個設けられることとしてもよいし、複数個設けられることとしてもよい。
水皿402は、培養室2Aを除湿する際に発生する水が貯留される容器であり、内箱20の底板25に載置されている。
ヒータ装置142は、培養室2Aの温度を調整する装置であり、ケース141内に設けられる。ヒータ装置142は、操作装置143を操作することにより動作し、ヒータ線900(図14)から熱を放散させる。ヒータ線900(ヒータ)は伝熱シート9、9A、9Bに貼付されており、ヒータ線900から放散された熱は、伝熱シート9、9A、9B(図6)を介して内箱20及び培養室2Aに伝えられる。
伝熱シート9、9A、9Bは、熱伝導率が比較的高いアルミニウム等の素材からなり、ヒータ線900等から放散された熱を内箱10に伝える。
===内箱===
以下、図3、図5及び図6を参照して、本実施形態における内箱について説明する。図5は、本実施形態における外扉及び内扉が省略された状態の培養装置を示す正面図である。図6は、本実施形態における内箱及び外箱を示す断面図である。尚、図6は、図1における培養装置100の略中央を通るZX平面に平行な断面から+Y方向へ見た状態の内箱20及び外箱10を示している。又、説明の便宜上、内箱20における側板22、23、背板24、底板25、天板26が夫々平面板として示されている。
内箱20は、側板22、23、背板24、底板25、天板26を有する。側板22、23、底板25、天板26は、4枚の金属板72、73、75、76を溶接して形成される。金属板72、73は、内箱20内に例えば複数の棚受5、6が設けられるようにプレス加工されて、側板22、23を形成するための板部材である。金属板76は、天板26を形成するための板部材である。金属板76は、接合部721、731が内箱20の略直方体形状の角部201、202よりも側板22、23寄りとなるように両端が曲げられている。金属板75は、底板25を形成するための板部材である。金属板75は、接合部722、732が内箱20の略直方体形状の角部203、204よりも側板22、23寄りとなるように両端が曲げられている。
金属板76の両端は夫々、接合部721、731において金属板72、73の上端(+Z)と溶接される。金属板75の両端は夫々、接合部722、732において金属板72、73の下端(−Z)と溶接される。金属板72、73、75、76における+Y側の縁には、背面板24が溶接される。これらにより、内箱20が形成される。
===内箱の内部===
以下、図4、図5、図6乃至図10を参照して、本実施形態における内箱の内部について説明する。図7は、本実施形態における棚受を示す斜視図である。図8は、本実施形態における棚受を示す正面図である。図9は、本実施形態における棚受を示す側面図である。図10は、本実施形態における棚板が載置されている状態の棚受を示す側面図である。
内箱20の内部は、内箱20における中央を通り且つYZ平面に平行な対称面を基準に対称な形状を呈している。内箱20の内部は、清掃が容易となるように、角が削られて面取りされている。
=棚受=
複数の棚受5、6は、棚板3が載置される。複数の棚受5の棚受51乃至59は夫々、複数の棚受6の棚受61乃至69と対となって棚板3が略水平となるように棚板3を支持する。尚、複数の棚受5の棚受51乃至59は夫々、複数の棚受6の棚受61乃至69と同様な構成であるので、複数の棚受5についてのみ説明し、複数の棚受6についてはその説明を省略する。
複数の棚受5は、側板23をプレス加工することにより形成される。複数の棚受5は、側板23における隆起部231に設けられる。隆起部231は、外箱10の側板13から遠ざかる方向(−X)に盛り上がるようにプレス加工されている側板23の一部である。隆起部231は、開口21Aの縁としてのパッキン210(図9)よりも内箱20の中央寄り(−X)まで隆起している。これにより、複数の棚受5に載置された棚板3が確実に位置決めされることになる。
複数の棚受5は、垂直方向(Z軸)に並べられるように設けられる棚受51乃至59を有する。垂直方向において隣り合う上側(+Z)の棚受としての例えば棚受51と下側(−Z)の棚受としての棚受52との間の距離は、棚受52に載置されている棚板3の垂直方向の移動を一定量に制限する距離に設定される。尚、一定量とは、例えば、棚板3を垂直方向の上側に持ち上げた状態での棚板3の前後(Y軸)方向への移動が可能となる程度の距離であり、例えば、数ミリメートル程度であってもよいし、数センチメートル程度であってもよい。尚、棚受51乃至59は同様な構成であるので、棚受51についてのみ説明し、棚受52乃至59の構成についてはその説明を省略する。
棚受51は、外箱10の側板13から遠ざかる方向に突出し、内扉21側(−Y)から背板24側(+Y)に亘って連続した長尺形状を呈する。棚受51は、載置面511、傾斜面515、ストッパ51A,51Bを有する。
載置面511は、棚板3の底板31における側部33が載置される。載置面511は、内箱20の側板23から遠ざかる方向(−X)に進むにつれて底板25に向かって傾斜している。載置面511は、載置されている棚板3が水平となるように形成されている。
傾斜面515は、培養室2Aの容積が増大するように棚受51の先端517から下側(−Z)且つ側板23に向かって傾斜している。尚、棚受51の先端517は、X軸方向において側板23から最も遠ざかった位置に対応する棚受51の一部である。傾斜面515は、載置面511の下側(−Z)に設けられている。そして、載置面511と傾斜面515の垂直方向における肉厚は、側板23から遠ざかるにつれて肉薄になる。
ストッパ51A、51Bは、棚受51に載置されている棚板3の垂直方向の移動を制限するように棚受51に対して一体的に設けられる。ストッパ51A、51Bは、棚受51の長手方向(Y軸)に沿って離れた位置に設けられる。ストッパ51A、51Bは、同様な構成であるので、ストッパ51Aについてのみ説明し、ストッパ51Bの説明については省略する。
ストッパ51Aは、載置面511よりも下側(−Z)において傾斜面515に設けられる。ストッパ51Aは、第1傾斜面512、第2傾斜面513、第3傾斜面514を有する。
第1傾斜面512は、棚板3の側部33が当接して、棚板3の垂直方向の移動を制限する。第1傾斜面512は、傾斜面515(図9)よりも下側に設けられる。第1傾斜面512は、第1傾斜面512と側板23との間の劣角の大きさが傾斜面515と側板23との間の劣角の大きさよりも大きくなるように傾斜している。第2傾斜面513は、棚板3が内箱20内に入れられるときに棚板3がストッパ51Aに引っ掛かるのを防止するために傾斜している。第2傾斜面513は、側板23から遠ざかるにつれて+Y方向に向かうように傾斜している。第3傾斜面514は、棚板3が内箱20から出されるときに棚板3がストッパ51Aに引っ掛かるのを防止するために傾斜している。第3傾斜面514は、側板23から遠ざかるにつれて−Y方向に向かうように傾斜している。
=突部=
水皿402(図4)を取り出すために、水皿402における開口21Aに近い側(−Y)の端部を、パッキン210の一部2Dよりも垂直方向における高さが高くなるように持ち上げる必要がある。例えば、水皿402に比較的多量の水が貯留されている場合、水皿402の−Y側の端部が急激に持ちあげられたときに、水皿402内の水がこぼれてしまうことがある。尚、パッキン210の一部2Dは、パッキン210における開口21Aの下側の縁に設けられている部分である。
突部401は、開口21Aを介して水皿402を内箱20及び外箱10の外部に取り出すのに用いられる。突部401は、上側(+Z)に向かって突出するように底板25をプレス加工することにより形成される。突部401は、底板25における開口21A寄り(−Y)に設けられる。突部401は、X軸に沿って連続する長尺形状を呈する。突部401は、高さが所定高さとなる山形形状を呈する。突部401の高さは、水皿402が取り出されるときに水皿402における−Y側の端部がパッキン210の一部2Dよりも高い位置となるように水皿402を案内できる高さに設定される。
水皿402が取り出される場合、水皿402における−Y側の端部に対して開口21A側(−Y)に向かう力が付与される。この力によって、水皿402は、+Y側から−Y側に向かって移動する。水皿402は、水皿402の−Y側の端部の垂直方向における高さがパッキン210の一部2Dよりも高くなるように、突部401によって案内されて、内箱20及び外箱10の外部に取り出される。尚、このとき、水皿402の−Y側の端部の垂直方向における高さが突部401の案内によって徐々に高くなるので、水皿402に貯留されている水がこぼれるのを防止することができる。
===棚板===
以下、図10及び図11を参照して、本実施形態における棚板について説明する。図10は、本実施形態における棚板が載置されている状態の棚受を示す側面図である。図11は、本実施形態における培養装置と棚板とを示す図である。尚、図11は、棚板の平面図を示している。図11は、更に、図5の垂直方向(Z軸)における棚受51、52の間を通り且つXY平面に平行な断面から−Z方向に向かって見た培養装置100を示している。
棚板3(図11)は、棚板3の略中央を通り且つYZ平面に平行な対称面を基準に対称な形状を呈している。棚板3は、底板31、側部32、33を有し、1枚の金属板を折り曲げて一体的に形成される。
底板31は、略矩形形状を呈する平板である。底板31は、培養室2A内の気体を循環させるためのパンチ孔31Aが複数設けられている。底板31のX軸方向における幅D1は、X軸方向における隆起部231の−X側の面から側板22の隆起部221までの幅D2よりも短く設定されている。これにより、棚板3が棚受52に載置されたときに、第1折曲片331と隆起部231の間に隙間D33が形成されると共に、側部32の第1折曲片と隆起部221の間にも隙間D33と同様な隙間が形成されることになる。側部32、33は同様な構成であるので、側部33についてのみ説明し、側部32の構成についてはその説明を省略する。側部33は、第1折曲片331(図10)、第2折曲片332を有する。
第1折曲片331は、底板31における+X側の端から上側(+Z)に向かって折り曲げられている。第1折曲片331は、曲部333の曲率が隆起部231における培養室2A側の面(−X)から載置面521に連続する曲部521Aの曲率よりも大きくなるように折り曲げられている。第1折曲片331の垂直方向(Z軸)における長さは、垂直方向における載置面521から第1傾斜面512までの距離よりも短く設定されている。
第2折曲片332は、第1折曲片331から更に折り曲げられている。第2折曲片332は、第1折曲片331における上側の端部から内箱20の中央側(−X)に向かって折り曲げられている。第2折曲片332は、ストッパ51Aの第1傾斜面512及びストッパ51Bの第1傾斜面516に沿うように折り曲げられている。
===伝熱シート===
以下、図6、図12乃至図17を参照して、本実施形態における伝熱シートについて説明する。図12は、本実施形態における伝熱シートを示す図である。図13は、本実施形態における内箱の側板と伝熱シートとを示す図である。図14は、本実施形態における内箱の側板と伝熱シートとヒータ線とを示す図である。尚、図13及び図14は、側板23における側板13側(外側)の面(+X)に貼付されている伝熱シート9を示している。図15は、本実施形態における棚受と伝熱シートとを示す断面図である。尚、図15は、図14の線分Z1を含み且つXZ平面に平行な断面から+Y方向へ向かって見た側板23等を示している。図16は、本実施形態におけるストッパと伝熱シートとを示す断面図である。図17は、本実施形態における伝熱シートが窪みに押し込まれた状態のストッパと伝熱シートとを示す断面図である。尚、図16及び図17は、図14の線分Z2を含み且つXZ平面に平行な断面から+Y方向へ向かって見た側板23等を示している。図16は、窪み519に押し込まれていない状態の伝熱シート9を示している。図17は、窪み519に押し込まれた状態の伝熱シート9を示している。
=伝熱シートの構成=
伝熱シート9、9A、9Bは、ヒータ線900から放散される熱を内箱20に伝える。伝熱シート9は、側板23における側板13側(外側)の面(+X)に貼付される。伝熱シート9Aは、側板22における側板12側(外側)の面(−X)に貼付される。伝熱シート9Bは、天板26における天板16側(外側)の面(−X)に貼付される。尚、伝熱シート9、9Aの構成は同様であるので、伝熱シート9の構成についてのみ説明し、伝熱シート9Aの構成については、その説明を省略する。
伝熱シート9は、略矩形形状を呈している。伝熱シート9の面積は、側板23に対して伝熱シート9を貼付できるように、側板23の外側の面の面積よりも小さく設定されている。Z軸方向に隣り合う伝熱シート9の第1位置91乃至第9位置99には、各切れ込み及び各抜出孔が設けられている。第1位置91乃至第9位置99は夫々、棚受51乃至59を形成するためのプレス加工により側板23の外側に形成される各窪みの位置に対応している。具体的には、例えば、第1位置91は、棚受51を形成するために窪んだ側板23の窪み518(図15)の位置に対応している。各切れ込み及び各抜出孔は、側板23の各窪みの内部に伝熱シート9を貼付するのに用いられる。尚、第1位置91に設けられる切れ込み及び抜出孔と第2位置92乃至第9位置99夫々に設けられる切れ込み及び抜出孔とは同様な構成なるので、第1位置91に設けられる切れ込み及び抜出孔についてのみ説明し、第2位置92乃至第9位置99夫々に設けられる切れ込み及び抜出孔については、その説明を省略する。
第1位置91には、Y軸に沿って切り込んで形成された切れ込み911乃至917(第1切れ込み、第2切れ込み)が、Y軸に沿って断続的に複数設けられる。切れ込み911乃至917は、伝熱シート9が側板23の外側の面に貼付された後、伝熱シート9の一部901、902(図15、図16)が窪み518(第1窪み)の内部に貼付されるように、伝熱シート9を折り曲げるのに用いられる。切れ込み911、913、915、917は夫々同様な長さである。切れ込み912、914、916は夫々、切れ込み911及び切れ込み913の間、切れ込み913及び切れ込み915の間、切れ込み915及び切れ込み917の間に設けられ、切れ込み911、913、915、917よも長さが短く設定されている。そして、切れ込み911と切れ込み912との間には、Y軸方向に沿った切れ込みが設けられておらず、切れ込み911乃至917の+Z側から−Z側に連続し、切れ込み911乃至917の+Z側から−Z側において伝熱シート9を接続している接続部91Cが設けられることになる。又、切れ込み912と切れ込み913との間にも、接続部91Cと同様な構成の接続部91Dが設けられ、切れ込み913乃至917夫々の間にも、接続部91Cと同様な構成の接続部が設けられることになる。従って、第1位置91には、接続部91C、91Dを含めて接続部の対がY軸に沿って3対設けられることになる。これらの3対の接続部によって、伝熱シート9が補強されることになる。又、切れ込み911の両端には、接続部91C、91Dと共に伝熱シート9を補強するための補強孔91A、91Bが設けられる。
ここで、伝熱シート9は、側板23に貼付される前の、伝熱シート9の形状を維持するための台紙90に対して、剥離可能に粘着剤で貼付されている。台紙90から伝熱シート9が剥離される際、接着剤の粘着力により伝熱シート9が台紙90から剥がれずに伝熱シート9に加えられた力に基づいて、切れ込みの端部から伝熱シート9が破れる虞がある。しかしながら、伝熱シート9は、接続部91、91D及び補強孔91A、91Bにより補強されているので、台紙90からの伝熱シート9の剥離の際に破れずに確実に剥離することが可能となる。
更に、第1位置91には、一対の抜出孔918、919が設けられている。抜出孔918、919は、側板23の外側の面に伝熱シート9が貼付される際に、伝熱シート9と側板23の外側の面との間に生じる気体を抜き出すのに用いられる。抜出孔918は、ストッパ51Aを形成するためのプレス加工により側板23の外側に形成される窪み519(図16)と対向する位置に設けられる。尚、窪み519は、窪み518を更に窪ませて形成されている。抜出孔919も、抜出孔918と同様に、ストッパ51Bを形成するためのプレス加工により側板23の外側に形成される窪みと対向する位置に設けられる。抜出孔918は、伝熱シート9の強度を向上させるために、接続部91C、91D付近に設けられる。抜出孔919は、抜出孔918と同様に、切れ込み915と切れ込み916との間の接続部及び切れ込み916と切れ込み917との間の接続部付近に設けられる。
=伝熱シートの側板への貼付=
伝熱シート9の台紙90を剥離し、接着剤が塗布されている面を側板23の外側の面に貼付される(図13)。
このとき、例えば、窪み518、519(図15、図16)の内部に伝熱シート9が貼付されていない状態となっている。
伝熱シート9の一部901、902等が窪み518及び窪み519(第2窪み)の内部に貼付されるように、窪み518に沿って伝熱シート9を押し込む。この際に接続部91C、91D等は押し切られることにより、切れ込み911と切れ込み912、切れ込み912と切れ込み913はつながり、長い切れ込みにより解放端となり窪み518等に押し込みやすくなり、伝熱シート9が+X側から−X側に向かって折り曲げられて押し込まれる(図15、図16)。さらに、窪み519の内部に対しては伝熱シートが貼付されていない状態(図16)であるが、窪み519はストッパ51Aに対応する窪みであり、長さがあまりないことから、伝熱シート9を窪み519に押し込むことにより、アルミニウム等の素材の伸長により窪みに沿わすことができる(図17)このとき、窪み519の周りと伝熱シート9は接着剤により接着されているので、伝熱シート9と側板23の窪み519との間に生じた気体が、抜出孔918等から抜き出される。従って、窪み518、519等が形成されている側板23の外側の面に対して、伝熱シート9が確実に貼付されることになる。(図14)。
===棚板の出し入れ===
以下、図2、図10及び図18を参照して、本実施形態における棚板の出し入れについて説明する。図18は、本実施形態における棚板と培養装置とを示す側面図である。尚、説明の便宜上、培養装置100における側板22、12は省略されている。
=棚板が入れられる場合=
外扉11及び内扉21が開かれて、開口21Aを介して内箱20内に棚板3を入れることが可能な状態となる。
棚板3は、例えば、棚受52、62に載置されるように、棚受52、62と棚受51、61との間において、前方側(−Y)から後方側(+Y)へ移動される。この際、側部33は、棚板3よりも下側(−Z)の載置面521(図10)と棚板3よりも上側の傾斜面515によって移動が案内される。尚、ストッパ51Aの第2傾斜面513の傾斜により、棚板3がストッパ51Aに引っ掛かるのが防止される。尚、側部32も、側部33と同様にして案内される。
棚板3は、内箱20の内部に移動し、棚受52、62に載置される。この際、載置面521が傾斜しているために、棚板3の側部33が棚受52と線接触することになる。よって、培養室2A内に殺菌ガスを充満させて内箱20の内部を確実に殺菌することが可能となる。尚、側部32も、側部33と同様にして棚受62と線接触することになる。
尚、側部33の曲部333の曲率が曲部521Aの曲率よりも大きく設定されている。棚板3が所定位置において位置決めされるように載置面521を滑り降りるために、棚板3のX軸方向における位置決めが確実に行われることになる。
棚板3が入れられた後、内扉21及び外扉11が閉じられる。
=棚板が取り出される場合=
外扉11及び内扉21が開かれて、開口21Aを介して内箱20内の棚板3を取り出すことが可能な状態となる。
棚受52、62に載置されている棚板3は、後方側から前方側に移動される。ストッパ51A及び52Aによって垂直方向における移動が制限されるので、例えば、棚板3の移動中において棚板3が傾いて棚板3が抜け落ちるのを防止することができる。尚、棚板3が傾くとは、棚板3における前方側の端部が後方側の端部よりも低くなるように傾くことを示している。又、棚板3における側部33が上側の棚受51に設けられているストッパ51A、51Bの第1傾斜面512、516と当接することより、棚板3の傾斜角度が更に大きくなるのを防止して、棚板3が抜け落ちるが確実に防止される。尚、棚板3における第2折曲片332が第1傾斜面512、516に沿っているために、第2折曲片332が第1傾斜面512、516に当接した際、例えば側部33、第1傾斜面512、516の一部が削れて塵埃が発生するが防止される。
棚板3が取り出された後、内扉21及び外扉11が閉じられる。
前述したように、培養装置100は、内箱20の内部で被培養体を培養する装置である。培養装置100は、外箱10、内箱20、外扉11、内扉21を有する。内箱20は、外箱10の内側に配置される金属板72、73、75、76等からなる。外扉11及び内扉21は、開口21Aを開閉する。培養装置100は、棚受5、6、伝熱シート9を更に有する。棚受5、6は、内箱20の側板22、23にプレス加工で形成され、被培養体が載置される棚板3の底板31(底面)の両側部32、33が載置される。伝熱シート9は、内箱20の側板23の外側の面に貼付され、ヒータ線900の熱を内箱に20伝える。伝熱シート9は、内箱20の側板23の外側の面に貼付された後、棚受51が形成されたことにより内箱20の側板23の外側に形成される窪み518、519にも貼付されるように、伝熱シート9を折り曲げるための切れ込み911乃至917及び抜出孔918、抜出孔919を断続的に複数有する。従って、内箱20の側板23におけるヒータ線900から離れた位置にも、伝熱シート9を介して確実にヒータ線900の熱を伝達することができる。又、棚板3を支持するための支持柱等が内箱20の内部に設けられていないために、内箱20内の清掃が容易となる。又、棚板3を支持するための支持柱等を内箱20の内部に設ける必要がないために、培養装置100の部品点数を減少させて、培養装置100の製造コストを低減させることができる。
又、伝熱シート9は、内箱20の側板23の外側の窪み518、519を含む面に貼付された際に生じる気体を抜き出すための抜出孔918を有する。気体を抜き出すことにより、窪み519に伝熱シート9を沿わすことができ伝熱シート9と側板23との接触面積を増大させて、ヒータ線900の熱を確実に内箱20に伝達させることができる。
又、棚受51は、長尺形状を呈する。切れ込み911乃至917は、棚受51の長手方向(Y軸)に沿って切り込んで形成される。これらの構成により、伝熱シート9を窪み518に貼付する作業が容易となる。従って、比較的容易に製造できる量産性に優れた培養装置100を提供することができる。
又、内箱20の側板23は、窪み518をプレス加工で更に窪ませて、棚受52に載置されている棚板3の垂直方向の移動を制限するためのストッパ51Aが更に形成される。抜出孔918は、ストッパ51Aが形成されたことにより窪み518の内部に形成される窪み519と対向する位置に設けられる。伝熱シート9は、窪み518と共に窪み519にも貼付されるように折り曲げられる。従って、棚受51に更にストッパ51Aが形成されることにより、ストッパ51Aの周囲で伝熱シート9の接着剤により囲まれた空間の気体を排出するために窪み519、と対向する位置に抜出孔918が設けられることになる。よって、内箱20の側板23に貼付された際に生じる気体を確実に抜き出すことにより、ヒータ線900の熱を確実に内箱20に伝達させることができる。
尚、上記実施形態は、本開示の理解を容易にするためのものであり、本開示を限定して解釈するためのものではない。本開示は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本開示にはその等価物も含まれる。
上記実施形態においては、外箱10と内箱20との間にヒータ線900が設けられて、ヒータ線900から熱が放散されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、箱10と内箱20との間に吸熱する蒸発器を含む冷却装置を設け、冷却装置によって培養室2Aの熱が内箱20及び伝熱シート9を介して吸熱されることとしてもよい。又、例えば、外箱10と内箱20との間にヒータ線900及び蒸発器の双方を設け、ヒータ線900から放熱したり、蒸発器によって吸熱したりすることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、内箱20に対して伝熱シート9、9A、9Bが貼付されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、底板25における底板15側の面(−Z)にも伝熱シートが貼付されることとしてもよい。又、例えば、伝熱シート9、9Aのうちの少なくとも一方のみが貼付されることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、伝熱シート9における台紙90を剥離することにより接着剤が塗布された面が現れて側板23 に貼付することについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、側板23における外側の面に接着剤が塗布されることとしてもよいし、伝熱シート9及び側板23の双方に接着剤が塗布されることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、抜出孔918が窪み519に対向する位置に設けられることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、抜出孔918が、窪み518に対向する位置に設けられることとしてもよいし、側板23に対向する位置に設けられることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、ストッパ51A、51Bが棚受51の長手方向(Y軸)において2個設けられることについて説明したが、これに限られるものではない。例えば、棚受51の長手方向においてストッパ51Aと同様な構成のストッパが1個設けられることとしてもよいし、3個以上設けられることとしてもよい。又、例えば、1個のストッパが棚受51の長手方向(Y軸)に沿った長尺形状であることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、ストッパ51A、51Bが傾斜面515に設けられることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ストッパ51A、51Bが傾斜面515から傾斜面515の下側(図7の−Z)における側板23の隆起部231に亘って設けられることとしてもよい。
又、上記実施形態においは、接合部721、731が内箱20の角部201、202よりも側板22、23寄りとなり、接合部722、732が内箱20の角部203、204よりも側板22、23寄りとなるように内箱20が形成されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、接合部721、731が角部201、202よりも天板26寄りとなり、接合部722、732が角部203、204よりも底板25寄りとなるように内箱20が形成されることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、曲部333(図10)の曲率が曲部521Aの曲率よりも大きくなるように第1折曲片331が折り曲げられることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、曲部333の曲率が曲部521Aの曲率よりも小さくなるように第1折曲片331が折り曲げられることとしてもよい。この場合、載置面521に載置されている棚板3の側部33と隆起部231及び載置面521との間に隙間が形成される。培養室2A内の殺菌ガスをこの隙間に入り込ませて、培養室2A内を確実に殺菌することが可能となる。
又、上記実施形態においては、突部401(図4)がX軸に沿って連続する長尺形状を呈していることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、突部401と同様な機能を発揮する突起がX軸に沿って複数設けられていることとしてもよいし、当該突起が1個設けられていることとしてもよい。
又、上記実施形態においては、1枚の金属板を折り曲げて棚板3が一体的に形成されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、底板31に対して、側部32、33が溶接されて棚板3が形成されることとしてもよい。
3 棚板
5、6 複数の棚受
9、9A、9B 伝熱シート
10 外箱
12、13、22、23 側板
15、25、31 底板
20 内箱
51乃至59、61乃至69、501、502 棚受
100 培養装置
91A、91B 補強孔
900 ヒータ線
911乃至917 切れ込み
918、919 抜出孔

Claims (4)

  1. 外箱と、前記外箱の内側に配置される金属板からなる内箱と、前記内箱の外側に配置されるヒータと、前記外箱及び前記内箱の前面に形成される開口を開閉する扉と、を有し、前記内箱の内部で被培養体を培養する培養装置において、
    前記内箱の両側板にプレス加工で形成され、前記被培養体が載置される棚板の底面の両側部が載置される棚受と、
    前記内箱の少なくとも一方の側板の外側の面に貼付され、前記ヒータの熱を前記内箱に伝える伝熱シートと、
    を備え、
    前記伝熱シートは、前記内箱の側板の外側の面に貼付された後、前記棚受が形成されたことにより前記内箱の側板の外側に形成される第1窪みにも貼付されるように、前記伝熱シートを折り曲げるための第1切れ込みを断続的に複数有する
    ことを特徴とする培養装置。
  2. 前記伝熱シートは、前記内箱の側板の外側の前記第1窪みを含む面に貼付された際に生じる気体を抜き出すための抜出孔を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の培養装置。
  3. 前記棚受は、長尺形状を呈し、
    前記第1切れ込みは、前記棚受の長手方向に沿って切り込んで形成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の培養装置。
  4. 前記内箱の側板は、前記第1窪みをプレス加工で更に窪ませて、前記棚受に載置されている前記棚板の垂直方向の移動を制限するためのストッパが更に形成され、
    前記抜出孔は、前記ストッパが形成されたことにより前記第1窪みの内部に形成される第2窪みと対向する位置に設けられ、
    前記伝熱シートは、前記内箱の側板の外側の面に貼付された後、前記第2窪みにも貼付されるように、前記伝熱シートを折り曲げるための第2切れ込みを更に有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の培養装置。
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