JP5942654B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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本発明は、省電力モードへの移行を制御する画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する。
従来より、消費電力削減のために、画像形成装置が一定時間使用されていない場合、当該装置の一部の電力供給を停止する低消費電力モードへ移行させる電力制御が行なわれている。低消費電力モード時においては、当該装置の操作パネルへのユーザーからの操作を受け付けると、低消費電力モードを解除し通常モードヘ移行する。これは、操作パネル内に配置されている検出回路により操作パネルのキーやタッチパネルを常時スキャンし、ユーザーからの操作を検出することで移行させている。しかし、近年では低消費電力モード時において、消費電力をさらに削減するため、上記検出回路についても電力供給を停止することも行なわれている。この場合、ユーザーは操作パネルによる操作では低消費電力モードを解除できないため、別に人体検知センサーを備え、当該人体検知センサーの検知結果に基づき省電力モードを解除する方式が提案されている。当該人体検知センサーとして静電センサーが用いられることが一般的であるが、静電センサーの周辺にノイズ源となるものが設けられていたりすると当該ノイズ源の影響を受けて、ユーザーが静電センサーに接近または接触してなくても静電センサーの静電容量が変化してしまい、ユーザーを誤検知してしまうという問題がある。
この点で、特開2007−13432号公報においては、ノイズ源からのノイズを検出するノイズ検出用静電センサを設けて、当該センサからの信号に基づいて誤検出を防止する技術が開示されている。
特開2007−13432号公報
しかしながら、上記文献に開示された技術によると、ノイズを検出するためのノイズ検出用静電センサを別に設ける必要があり、例えば、操作パネル等に当該部品を設けるとなると、コストアップとともに操作パネルが必要以上に大型化するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、簡易な構成で、ユーザーからの入力を検出する検出部において、ユーザーからの入力以外のノイズに従う誤検出を防止することが可能な画像形成装置および画像形成装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う画像形成装置は、動作モードとして、通常モードと通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとを有する画像形成装置であって、ユーザーからの指示を受け付けるための操作部と、操作部に対応して配置され、少なくとも通常モードのときに操作部へのユーザーからの入力を検出する第1の検出部と、動作モードを制御するモード制御部と、動作モードに従って電源供給を制御する電源制御部と、省電力モードのときに、操作部へのユーザーからの入力を検出する第2の検出部とを備え、省電力モードは、第1の省電力モードと、第1の省電力モード中にジョブを実行する場合の第2の省電力モードとを有し、第2の省電力モードにおいて、ジョブを実行する際に画像形成装置の動作状態を通知する通知手段をさらに備え、第2の省電力モードのときに、通知手段が動作した際のノイズに従う誤検出を防ぐために、第1の省電力モードのときよりも、第2の検出部の検出感度は低く調整される、第2の検出部の検出感度は調整される。
好ましくは、電源制御部は、第2の省電力モードの際に、電源供給を停止していた第1の検出部へ電源供給を開始する。
特に、第1の検出部の検出感度は調整可能に設けられ、通常モードと第2の省電力モードとにおいて、第1の検出部の検出感度は異なる。
好ましくは、通知手段は、LEDあるいはスピーカの少なくとも1つを含む。
好ましくは、通知手段は、複数のLEDを含み、第2の検出部の検出感度は、複数のLEDの動作状態に応じて調整される。
好ましくは、第2の検出部は、スピーカを含み、第2の検出部の検出感度は、スピーカの状態に応じて調整される。
好ましくは、モード制御部は、第2の省電力モードにおいて、ジョブの実行が終了した場合に、第1の省電力モードに移行する。
好ましくは、モード制御部は、第2の省電力モードにおいて、第2の検出部において操作部へのユーザーからの入力を検出した場合には、通常モードに移行する。
本発明のある局面に従う画像形成装置の制御方法は、動作モードとして、通常モードと通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとを有し、ユーザから指示を受け付けるための操作部が設けられた画像形成装置の制御方法であって、通常モードのときに、操作部へのユーザーからの入力を検出するステップと、動作モードを制御するステップと、動作モードに従って電源供給を制御するステップと、省電力モードのときに、操作部へのユーザーからの入力を検出するステップとを備え、省電力モードは、第1の省電力モードと、第1の省電力モード中にジョブを実行する場合の第2の省電力モードとを有し、第2の省電力モードにおいて、ジョブを実行する際に画像形成装置の動作状態を通知するステップとをさらに備え、第2の省電力モードのときに、画像形成装置の動作状態の通知によりノイズに従う誤検出を防ぐために、第1の省電力モードのときよりも、操作部へのユーザーからの入力を検出する検出感度は低く調整される。
簡易な構成で、ユーザーからの入力を検出する検出部において、ユーザーからの入力以外のノイズに従う誤検出を防止することができる。
本発明の実施の形態に従う画像形成装置1の概略正面断面図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に従う操作パネル300の外観の一例を示した図である。 本発明の実施の形態に従う操作パネル300のディスプレイ320に取り付けられているタッチパネル350の構成を示した概略図である。 本発明の実施の形態に従う人感センサー160の構成の概略説明図である。 本発明の実施の形態に従う操作パネル300における通常モードおよび省電力モードのときの電力制御内容を説明する図である。 省電力モードAのときの人感センサー160の検出領域を説明する図である。 省電力モードBのときの人感センサー160の検出領域を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う人感センサー160のアンテナ162で検出されるノイズ波形を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置1の動作モードの移行処理手順を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態に従う省電力モードのフローを説明する図である。 本発明の実施の形態に従う別の操作パネル300#の概略を説明する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての同一部分については、その詳細な説明は繰り返さない。
<全体構成>
まず、本発明の実施の形態に従う画像形成装置の全体構成について説明する。画像形成装置は、たとえば、複数の原稿を順次搬送するための原稿搬送機能や自動で両面コピーを行うための再搬送機能などを有するディジタル複合機である。
図1は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1の概略正面断面図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1は、画像処理部12と、画像形成部14と、給紙部16と、定着装置18と、排紙部19とを含む。画像形成装置1の本体上部には、自動原稿搬送装置20と画像読取部30とが搭載されている。
自動原稿搬送装置20は、原稿台22と、自動搬送部23と、搬送ローラー24とを含む。自動原稿搬送装置20の原稿台22には、複写面を上向きにして図示しない原稿が載置される。搬送ローラー24は、原稿を順次搬送路に送り込み、当該原稿は自動搬送部23まで搬送される。
搬送路の最終端には、スキュー補正部であるレジストローラー26が配置されている。レジストローラー26は、画像読取部30の走査タイミングと同期して回転することによって、原稿がスリットガラス28上を通過するように搬送する。
画像読取部30は、第1走査ユニット32と、第2走査ユニット34と、結像レンズ36と、CCD等の撮像素子38とを含む。第1走査ユニット32は、スリットガラス28を通して原稿に光を照射する光源とミラーとを含む。第2走査ユニット34は、反射光を結像レンズ36へとガイドする2枚のミラーを含む。
第1走査ユニット32は、原稿が画像読取部30の上部に配置されたスリットガラス28上を通過する際に、原稿に光を照射することによって、原稿からの反射光を受光する。反射光は、第2走査ユニット34および結像レンズ36を経て、撮像素子38上に入射する。すなわち、第1走査ユニット32と第2走査ユニット34と結像レンズ36とは、原稿に印刷された画像を撮像素子38上に結像することによって、原稿上に印刷された画像を読み取る。
画像処理部12は、撮像素子38からの電気信号に基づいて、画像データを生成する。すなわち、画像処理部12は、撮像素子38からの電気信号に基づいて画像処理する。より詳細には、画像処理部12は、撮像素子38からの電気信号(アナログ信号)に基づいて、画像を示す画像データ(デジタルデータ)を生成し、当該画像データを後述する記憶部110に一時的に格納する。
画像形成部14は、像担持体10と、帯電装置42と、画像書込部44と、現像装置46と、転写装置48とを含む。帯電装置42は、像担持体10の外周面に沿って配置される。像担持体10が帯電装置42に沿って回転することによって、帯電装置42は像担持体10の表面をほぼ一様に帯電させる。画像書込部44は、像担持体10の表面に静電潜像を形成する。現像装置46は、帯電潜像を現像してトナー像を形成する。転写装置48は、像担持体10の表面上のトナー像を転写紙Pに転写する。クリーニング装置49は、転写後の像担持体10の表面を清掃する。
一方、給紙部16は、給紙カセット52(52A、52B)を含む。給紙カセット52は、転写紙Pを収容する。給紙カセット52内には、可動板53が配置される。可動板53は、板バネ等の付勢手段によって、常時その自由端が上方向に付勢される。このような構成によって、可動板53上に配置される複数の転写紙Pのうち最も上に位置する転写紙Pが、ピックアップローラー54に接触する。
ピックアップローラー54は、ピックアップローラー54に接触する転写紙Pを給紙カセット52から排出する。さばきローラー54Aは、複数の転写紙Pを1枚ずつ分離する。複数の中間ローラー56は、転写紙Pをガイドしつつ、転写紙Pを下レジストローラー58まで搬送する。下レジストローラー58は、給紙タイミングに合わせて、転写紙Pを転写装置48に送り込む。
前述したように、転写装置48は、像担持体10上に形成されたトナー像を転写紙Pに転写する。トナー像が転写された転写紙Pは、定着装置18に搬送される。定着装置18は、転写紙Pにトナー像の定着処理を施す。その後、排紙ローラー72が、転写紙Pを扶持することによって、転写紙Pを画像形成装置1の外部に排出する。すなわち、画像が印刷された転写紙Pが排紙台74上に載置される。
また、操作パネル300が画像形成装置1の前面に配置されており、ユーザーからの画像形成装置1への各種の指示を受け付ける。
<ハードウェア構成>
次に、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1のハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2を参照して、画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)100と、記憶部110と、通信部120と、タイマー126と、プリンター130と、スキャナー140と、FAX142と、電源制御部150と、電源部152と、人感センサー160と、操作パネル300とを含む。
CPU100は、後述する記憶部110の不揮発性メモリに予め格納されているプログラムを読み出し、プログラムを順次実行することによって、画像形成装置1の各部を制御する。より詳細には、CPU100は、当該プログラムを実行することによって、後述する画像形成装置1の処理を実現する。
記憶部110は、ROM(Read Only Memory)112や、RAM(Random Access Memory)114や、HDD(Hard Disk Drive)116などの不揮発性メモリなどによって実現される。ROM112は、CPU100で実行されるプログラムを予め格納し、RAM114は、CPU100のプログラム部分の実行に必要なデータを一時的に記憶する。HDD116は、比較的大容量のデータを不揮発的に格納することができ、たとえば、後述するスキャナー140が画像を読み取ることによって取得した画像データなどを複数格納する。
通信部120は、ネットワークインターフェイスなどによって実現される。通信部120は、所定のプロトコルに従って、ネットワークを介してパーソナルコンピュータやサーバー装置との間で画像データなどを送受信する。具体的には、図示していないパーソナルコンピュータから画像データを含む印刷ジョブをネットワークを介して受信し、受信した印刷ジョブを当該画像形成装置1で実行することが可能である。また、印刷ジョブに限らずパーソナルコンピュータからネットワークを介してBOX保存ジョブを受信して、当該ジョブに含まれている画像データなどをHDD116の所定領域に割り当てられたBOXに保存することも可能である。また、FAX142と連携して、FAX受信した画像データを復元して印刷することも可能である。あるいは、スキャンした画像データを通信部120を介してFAX送信することも可能である。
タイマー126は、時刻を計時する部位であり、計時した時刻に応じた信号をCPU100に送出する。CPU100は、当該信号に基づき、たとえば一定時間間隔で予め定められた処理をすることができる。
プリンター130は、画像データに基づいて転写紙Pに画像を印刷する。プリンター130は、主な構成要素として、画像処理部12と、画像形成部14と、給紙部16と、定着装置18と、排紙部19とを含む。
スキャナー140は、原稿を光学的に読取って画像データを得て、データとして記憶部110に記憶する。スキャナー140は、主な構成要素として画像読取部30を含む。
電源制御部150は、CPU100からの指示に応答して、電源部152からの電力を画像形成装置1のほぼ全ての部位に供給したり(通常モード)、画像形成装置1の一部の部位のみに供給したり(省電力モード)して、画像形成装置1の電力供給制御を行なう。たとえば、電源制御部150は省電力モードのときには操作パネル300への電源部152からの電力供給を停止して消費電力を低減する。
本例においては、画像形成装置の動作モードとして、通常モードと、通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードが設けられているものとする。省電力モードとしては、後述する省電力モードAと省電力モードBとが設けられており、省電力モードAの方がより省電力モードBよりもより省電力である。省電力モードBは、省電力モードA中に外部からのジョブの入力が有った場合に移行するモードである。
電源部152は、交流電圧から直流電圧に変換する回路を有し、変換した直流電圧によって、画像形成装置1を動作させる。
人感センサー160は、後述する操作パネル300に配置されており、所定の検出領域に対する人体の有無を検出する。たとえば、人感センサー160は静電容量式センサーで構成されており、後述する検出電極(アンテナ162)と、センサー回路制御部164とを含む。具体的には、アンテナ162で検出された静電容量の変化をセンサー回路制御部164が検出信号に変換して、CPU100に出力する。なお、人感センサー160が、省電力モードのときにユーザーを検出すると、CPU100は省電力モードを解除し通常モードに画像形成装置1を移行させる。なお、本例においては、人感センサー160は静電容量式センサーの場合を例に挙げて説明するが、静電容量式センサーに限られず、人体を検出する機能を有するものであればよく、赤外線センサー、超音波センサー、他の人感センサーであってもよい。
操作パネル300は、パネル制御部310と、液晶ディスプレイであるディスプレイ320と、LCD(Liquid Crystal Display)駆動回路330と、ユーザーからの操作入力を受け付ける操作キー340と、LED(light-emitting diode)370と、LEDを駆動するLED駆動回路360とを含む。LED370は、画像形成装置1の動作状態を示すために用いられる。
ただし、ディスプレイ320は、たとえば、有機ELディスプレイであってもよいし、LCD駆動回路330は、有機ELディスプレイ駆動回路であってもよい。なお、詳細は後述するが、操作パネル300には人感センサー160が所定の箇所に配置されている。また、操作パネル300には、後述するが音声を出力するスピーカ等が設けられていてもよい。
図3は、本発明の実施の形態に従う操作パネル300の外観の一例を示した図である。
図3を参照して、操作パネル300のディスプレイ320には、ユーザーが各種モードの表示や設定等を実行するためにタッチパネル350が取り付けられている。また、操作キー340は、たとえば、コピー/スキャン等の動作を開始させるためのスタートキー、入力された数値のクリアするためのクリアキー、コピー/スキャン動作の停止を指示するためのストップキー、設定されているモードおよびジョブを破棄するためのリセットキーを含む。また、人感センサー160のアンテナ162がディスプレイ320の外周を囲むように設けられている。なお、配置パターンは、一例であり、これに限られず、コの字型等であっても良い。
また、ディスプレイ320の下側には、LED370が設けられていて、ここでは、複数のLED素子(5個)が設けられている場合が示されている。なお、当該LED素子の個数は、これに限られず、1つでもよい。
本例においては、画像形成装置1の動作状態に応じて複数のLED素子のうちの少なくとも1つが点灯する。これにより、ユーザーは、画像形成装置1が動作していることを認知することが可能である。また、複数のLED素子を設けることにより、当該LED素子の組み合わせに応じて画像形成装置1の動作状態を通知することが可能である。例えば、複数のLED素子と画像形成装置に設けられている複数の機能とをそれぞれ対応付けて、発光している素子の状態を見てどの機能が用いられているかを認知するようにしても良い。
図4は、本発明の実施の形態に従う操作パネル300のディスプレイ320に取り付けられているタッチパネル350の構成を示した概略図である。
図4を参照して、タッチパネル350の構造は、フィルム基板352と、ガラス基板356とを平行に重ね合わせた構造であり、フィルム基板352とガラス基板356の各々対抗する面には酸化インジウムスズなどの透明導電膜が形成されている。フィルム基板352と、ガラス基板356とは所定の距離で通常離れているため、指などで押下することで接触し通電する。また、外的要因によるフィルムのたわみで誤接触がおこらないように、ガラス基板356のフィルム基板352に対抗する側には図示しないスペーサが形成されている。
次に、タッチパネル350に対するユーザーからの入力の検出方式について説明する。
フィルム基板352には、左右両端にX電極354Aおよび354Bが設けられ、ガラス基板356には、上下両端にY電極358Aおよび358Bが設けられている。X座標の検出は、X電極354Aに所定の電圧Vを印加し、X電極354Bをアース接続するとフィルム基板352のX方向に透明導電膜の抵抗によって電位勾配ができる。そして、接触点の電位をガラス基板356によりA/Dコンバータで検出すると分圧により、接触点のX座標の検出ができる。同様に、図示しない切り替えスイッチにより、Y電極358Aおよび358Bに所定の電圧を印加して、Y座標も検出することができる。
パネル制御部310は、タッチパネル350に接続されており、当該タッチパネル350における接触点の座標を検出することが可能である。また、パネル制御部310は、操作キー340からの入力も検出する。
図5は、本発明の実施の形態に従う人感センサー160の構成の概略説明図である。
図5を参照して、人感センサー160は静電容量式のセンサーであり、回路の一部に検出電極(アンテナ162)を設けて、アンテナ162に物体が接近することによって生じる電極の静電容量の変化を電気信号に変換して、人体の接近を検出する。概略的には、人感センサー160はその内部に検出容量Crおよび基準容量Coを有しており、検出容量Crと基準容量Coとを比較することにより容量の変化ΔCを検出する。たとえば、アンテナ162にユーザーの操作指が接近すると操作指とアンテナ162との間の容量Cpの容量が増加するため、容量(Cp+Cr)と基準容量Coとを比較することでΔCを検出する。検出したΔCの容量変化によりセンサー内部の図示しない発振回路が発振し回路に流れる電流が増大するため、予め設定された電流設定値を超えると出力回路にて検出信号がCPU100に出力される。CPU100は、当該検出信号に基づいて人体が検出されたか否かを判断する。
<動作モード>
次に、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1の動作モードについて説明する。
図6は、本発明の実施の形態に従う操作パネル300における通常モードおよび省電力モードのときの電力制御内容を説明する図である。
図6を参照して、まず、通常モードのときの電力制御内容について説明する。
通常モードのときには、CPU100は電源制御部150に指示して操作パネル300に配置されている人感センサー160の電力供給を停止し、それ以外の部位には電力を供給する。これは、通常モードのときは、ユーザーが操作パネル300を操作することにより画像形成装置1の機能を実行可能とする一方で、人感センサー160によってユーザーを検出する必要性が低いことから、画像形成装置1の低消費電力化を図るものである。このとき、タッチパネル350には電力が供給されているため、画像形成装置1はタッチパネル350を介してユーザーからの入力を検出することができる。また、LED駆動回路330にも電力が供給されており、画像形成装置1の動作状態に従ってLEDの点消灯制御が行われる。
次に、省電力モードAのときの電力制御内容について説明する。省電力モードAは、外部からのジョブ等を実行しない場合のモードである。
省電力モードAのときには、CPU100は電源制御部150に指示して操作パネル300に配置されている人感センサー160への電力供給の停止を解除し、電力を供給する。そして、LED駆動回路360およびタッチパネル350等への電力供給を停止する。これは、画像形成装置1の電力をより低消費電力化するものである。タッチパネル350には電力が供給されていないため、ユーザーからの入力は検出されない。しかし、人感センサー160には電力が供給されているため、所定検出領域内でユーザーを検出することができる。人感センサー160により、ユーザーが検出されるとCPU100は、画像形成装置1を通常モードに移行する。なお、省電力モードAのときにも通信部120には電力が供給されており、外部からのジョブを受け付け可能に構成されている。
次に、省電力モードBのときの電力制御内容について説明する。省電力モードBは、省電力モードAの際に、外部からのジョブ等が入力されてジョブを実行する場合のモードである。ジョブとしては、例えば、パーソナルコンピュータから画像データを含む印刷ジョブがネットワークを介して送信され、通信部120で受信した場合が挙げられる。
省電力モードBのときには、CPU100は電源制御部150に指示して操作パネル300に配置されている人感センサー160への電力供給を維持する。また、LED駆動回路360およびタッチパネル350に対して電力供給を必要に応じて開始する。LED駆動回路360は、受信したジョブに従って動作する画像形成装置1の動作状態に応じてLED370を発光させる。一方で、省電力モードBのときにおいても、外部からのジョブ等とは無関係の動作しない回路等には、CPU100は電源制御部150に指示して電力供給しない。例えば、ディスプレイは用いられないためディスプレイ320やLCD駆動回路330等には電力は供給されない。当該省電力モードBは、動作モードよりは低消費電力であるが、少なくともジョブを実行する回路等には電力が供給されるため省電力モードAよりは消費電力量が多い。当該モードにおいても、人感センサー160には電力が供給されているため、所定検出領域内でユーザーを検出することができる。従って、人感センサー160によりユーザーが検出されると、CPU100は画像形成装置1を通常モードに移行する。また、当該省電力モードBのときには、CPU100は電源制御部150に指示してタッチパネル350に電力を供給する。当該タッチパネル350は、省電力モードBのときには、人感センサーとして機能する。
<検出領域>
図7は、省電力モードAのときの人感センサー160の検出領域を説明する図である。
図7を参照して、省電力モードAのときは、人感センサー160のアンテナ162の検出感度に従って操作パネル300の略全体が検出範囲に含まれるように検出感度が設定されている。
図8は、省電力モードBのときの人感センサー160の検出領域を説明する図である。
図8を参照して、省電力モードBのときは、人感センサー160のアンテナ162の検出感度に従って操作パネル300の中央領域を除く所定領域が検出範囲に含まれるように検出感度が設定されている。
当該図に示されているように中央領域は、人感センサー160のアンテナ162の検出範囲外であるため、当該領域に対してユーザの指が接近または接触した場合であっても人感センサー160のアンテナ162を用いてユーザーを検出することは難しい。そこで、本例においては、タッチパネル350に電力を供給し、当該タッチパネル350を用いてユーザーを検出する。
図9は、本発明の実施の形態に従う人感センサー160のアンテナ162で検出されるノイズ波形を説明する図である。
図9(A)を参照して、LED370が点灯した場合には、ノイズが生じる場合が示されている。
LED駆動回路360は、LED370に対してパルス幅変調方式に従って光量調整するため、LED370は速い周期でON/OFFを繰り返す。これにより、当該LED370に近接しているアンテナ162には、当該LEDのON/OFFの周期に応じて高周波のノイズが誘導されることになる。当該高周波のノイズがLED370が点灯した際に生じるためこれを人感センサー160のアンテナ162が検知して、誤検出してしまう可能性がある。
図9(B)を参照して、人感センサー160のアンテナ162でノイズとともに人体を検知した場合の波形が示されている。
図9(B)に示されるように、人体を検知する場合には、人体の接近または接触に従い変化する静電容量にノイズが重畳されている場合がしめされている。
縦軸は容量の変化ΔCを示している。ここでは、2種類の閾値(Vth1,Vth2)が設けられている。閾値Vth1は、省電力モードAのときの閾値である。一方、閾値Vth2は、省電力モードBのときの閾値である。
省電力モードAのときは、閾値Vth1に設定し、アンテナの感度を上げる。この場合、LED駆動回路360には電力が供給されていない。したがって、LED駆動回路360が動作することによる生じるノイズにより人感センサー160において誤検知が生じることはない。アンテナの感度を上げることにより図7に示されるように広い領域でユーザーを検出することが可能となる。
一方、省電力モードBのときは、閾値Vth2(>Vth1)に設定して、アンテナの感度を下げる。省電力モードBのときは、LED駆動回路360に電力が供給される。したがって、LED駆動回路360が動作することによりノイズが生じるが、ノイズよりも高いレベルに閾値Vth2に設定することにより、たとえ、ノイズが生じた場合であっても人感センサー160において誤検知が生じることはない。そして、省電力モードBのときに、ユーザーが操作パネル300に接近あるいは接触した場合には、静電容量が閾値Vth2の値を超えるためユーザーを正しく検知することが可能である。アンテナの感度を下げることにより図8に示されるように検出領域が狭くなり、図8の例では、中央領域については、人感センサー160の検出範囲外となっている。そこで、省電力モードBのときは、タッチパネル350を用いて中央領域においてもユーザーを検出する。なお、タッチパネル350の全領域を対象としてユーザーを検出するようにしても良いが、人感センサー160の検出範囲外となっている中央領域のみを対象としてユーザーを検出するようにすることも可能である。
図10は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置1の動作モードの移行処理手順を示したフローチャートである。当該処理は、記憶部110に格納されたプログラムに従ってCPU100が当該プログラムを読み込むことによりCPU100が各部と協働して処理を実行する。
図10を参照して、まず、通常モード状態となる(ステップS2)。初期状態においては、動作モードとして通常モードに設定されているものとする。当該場合には、電源制御部150は、各部に電力を供給している。
次に、画像形成装置1の通常モード動作状態の時間を計測するために、CPU100の指示により、タイマー126は通常モード時間の計測を開始する(ステップS4)。
次に、操作パネル300は、パネル制御部310での検出結果によりユーザーからの入力指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS6)。操作パネル300は、ユーザーからの入力指示を受け付けたと判断すると(ステップS6においてNOである場合)、CPU100の指示により、タイマー126はステップS4に戻り通常モード動作時間の計測を最初からやり直す。
一方、操作パネル300は、ユーザーからの入力指示を受け付けていないと判断すると(ステップS6においてYESである場合)、CPU100の指示により、タイマー126は通常モード動作時間の計測を続行する。
次に、CPU100は、タイマー126によって計測されている通常モード動作時間が予め設定された時間に達したか否かを判断する(ステップS8)。
CPU100は、通常モード動作時間が予め設定された時間に達していないと判断すると(ステップS8においてNOである場合)、ステップS6からの処理を繰り返す。一方、CPU100は、通常モード時間が予め設定された時間に達したと判断すると(ステップS8においてYESである場合)、画像形成装置1を通常モードから省電力モードAに移行させる(ステップS10)。具体的には、CPU100の指示により、電源制御部150は上記で説明した省電力化の省電力モードAのときの電力制御を行なう。省電力モードAの制御については後述する。
次に、CPU100は、人感センサー160の検出結果により人体を検出したか否かを判断する(ステップS12)。CPU100は、人体を検出していないと判断すると(ステップS12においてNOである場合)、ステップS14に進む。
一方、CPU100は、人体を検出したと判断すると(ステップS12においてYESである場合)、CPU100は、画像形成装置1を省電力モードAから通常モードに移行させて(ステップS22)、処理を終了する。
ステップS14において、操作パネル300は、パネル制御部310での検出結果によりユーザーからの入力指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS14)。操作パネル300がユーザーからの入力指示を受け付けたと判断すると(ステップS14においてNOである場合)、CPU100は画像形成装置1を省電力モードAから通常モードに移行させて(ステップS22)、処理を終了する。具体的には、CPU100の指示により、電源制御部150は上記で説明した通常モードのときの電力制御を行なう。
一方、操作パネル300がユーザーからの指示を受け付けていないと判断すると(ステップS14においてYESである場合)、次に、ジョブの実行の受け付けが有るかどうかを判断する(ステップS16)。具体的には、上述したように、外部からのジョブ等が入力されてジョブの実行を受け付けたかどうかを判断する。ジョブとしては、例えば、パーソナルコンピュータから画像データを含む印刷ジョブがネットワークを介して送信され、通信部120で受信した場合が挙げられる。
ステップS16において、外部からのジョブの実行の受け付けが有ると判断した場合(ステップS16においてYES)には、ステップS18に進み、省電力モードBに移行する。省電力モードBの制御については後述する。
一方、ステップS16において、外部からのジョブの実行の受け付けが無いと判断した場合(ステップS16においてNO)には、ステップS12に戻り、省電力モードAを維持する。
次に、ステップS18の省電力モードBに移行した後、CPU100は、人感センサー160の検出結果により人体を検出したか否かを判断する(ステップS20)。CPU100は、人体を検出していないと判断すると(ステップS20においてNOである場合)、外部からのジョブが終了したかどうかを判断する(ステップS21)。
ステップS21において、外部からのジョブが終了したと判断した場合(ステップS21においてYES)には、ステップS10の省電力モードAに移行する。
一方、ステップS21において、外部からのジョブが終了していないと判断した場合(ステップS21においてNO)には、ステップS20に戻る。すなわち、省電力モードBの状態を維持する。
ステップS20において、人体を検出したと判断(ステップS20においてYES)には、CPU100は、画像形成装置1を省電力モードBから通常モードに移行させて(ステップS22)、処理を終了する。
図11は、本発明の実施の形態に従う省電力モードのフローを説明する図である。
図11(A)を参照して、ここでは、本発明の実施の形態に従う省電力モードAのフローが示されている。
具体的には、CPU100は、電源制御部150に指示してタッチパネル350およびLED駆動回路360等の電源供給を停止する(ステップS30)。
そして、CPU100は、電源制御部150に指示して人感センサー160に電力を供給して動作させる(ステップS32)。この場合、第1の感度(閾値Vth1)に設定する。検出範囲は、図7の範囲に設定される。
そして、処理を終了する(リターン)。
図11(B)を参照して、ここでは、本発明の実施の形態に従う省電力モードBのフローが示されている。
具体的には、CPU100は、まず、人感センサー160を動作させて、第2の感度(閾値Vth2)に設定する(ステップS40)。検出範囲は、図8の範囲に設定される。
次に、CPU100は、電源制御部150に指示してタッチパネル350に電力を供給して動作させる(ステップS42)。これによりタッチパネル350が人感センサーとして機能する。
次に、受信した外部からのジョブを実行する(ステップS44)。CPU100は、電源制御部150に指示してジョブ内容に従って動作させるべき各部に電源供給を開始する。そして、ジョブ内容に従う動作処理を実行する。
次に、CPU100は、電源制御部150に指示してLED駆動回路360に電力を供給して動作させる(ステップS46)。
次に、LED駆動回路360は、LED370を点灯する(ステップS48)。具体的には、画像形成装置1の動作状態に応じて複数のLED素子の少なくとも1つが点灯する。
そして、処理を終了する(リターン)。
なお、当該処理の順番に限られず、ジョブを最初に実行するようにしても良く、LED370が点灯する前に人感センサー160が第2の感度(閾値Vth2)に設定されていれば、どのような順番でもよい。
当該処理により、省電力モードにより省電力化を図るとともに、外部からのジョブ等により画像形成装置1が動作して、LED370等の点灯によりノイズによる誤検出が生じる可能性がある場合であっても人感センサー160の感度を調整することにより誤検出を簡易に防止することが可能である。
また、省電力モードBにおいて、タッチパネル350を用いる場合について説明したが、当該タッチパネル350の感度を通常モードと変更するようにしても良い。具体的には、省電力モードBのときに、タッチパネル350を人感センサー160として用いるため検出感度を通常モードの座標検出用よりも上げるようにしても良い。より具体的には、閾値を低く設定することにより検出感度を上げることが可能である。一方で、ノイズによる誤検出が生じないような閾値に設定する必要がある。
また、上記においては、複数のLED素子を設ける場合について説明したが、LED素子の位置やLED素子の種別また、点灯する複数のLED素子の組み合わせ等に基づいてノイズレベルも変化する。したがって、人感センサー160の検出感度もノイズレベルに応じて調整するようにしても良い。すなわち、LEDの点灯する動作状態に応じて、予め調整可能な複数の検出感度(複数の閾値)を設定しておき、動作状態に対応する閾値に設定するようにすることも可能である。
図12は、本発明の実施の形態に従う別の操作パネル300#の概略を説明する図である。
図12を参照して、操作パネル300#は、操作パネル300と比較してLED370の代わりにスピーカ380をさらに設けた点が異なる。
その他の構成については同様であるのでその詳細な説明は繰り替えさない。
当該スピーカ380もノイズ源になる可能性がある。例えば、スピーカ380からの信号音が、画像形成装置1の動作状態を示すために用いられる場合がある。それで、ジョブ実行に伴いスピーカ380から出力される信号音がノイズ源となり人感センサー160が誤検出する可能性がある。
したがって、スピーカ380についてもLED370と同様に、省電力モードBの際に、外部からのジョブの実行に従って信号音が出力される場合には、人感センサー160の感度を調整することにより誤検出を簡易に防止することが可能である。その他の事項についてもスピーカ380についてLED370と同様に適用可能である。また、スピーカ380とLED370が両方設けられている場合においても同様に適用可能である。
なお、上記においては、省電力モードBの場合に、タッチパネル350を用いて中央領域においてユーザーを検出する場合について説明したが、人感センサー160のみで操作パネル300の略全体を検出可能であれば特にタッチパネル350を用いない構成とすることも可能である。その場合、人感センサー160の閾値の調整のみ行えばよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、10 像担持体、12 画像処理部、14 画像形成部、16 給紙部、18 定着装置、19 排紙部、20 自動原稿搬送装置、22 原稿台、23 自動搬送部、24 搬送ローラー、28 スリットガラス、32 第1走査ユニット、34 第2走査ユニット、36 結像レンズ、38 撮像素子、42 帯電装置、44 画像書込部、46 現像装置、48 転写装置、49 クリーニング装置、52 給紙カセット、53 可動板、54 ピックアップローラー、56 中間ローラー、72 排紙ローラー、74 排紙台、100 CPU、110 記憶部、112 ROM、114 RAM、120 通信部、126 タイマー、130 プリンター、140 スキャナー、150 電源制御部、152 電源部、160 人感センサー、162 アンテナ、164 センサー回路制御部、300 操作パネル、310 パネル制御部、320 ディスプレイ、340 操作キー、350 タッチパネル、352 フィルム基板。

Claims (9)

  1. 動作モードとして、通常モードと前記通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとを有する画像形成装置であって、
    ユーザーからの指示を受け付けるための操作部と、
    前記操作部に対応して配置され、少なくとも前記通常モードのときに前記操作部へのユーザーからの入力を検出する第1の検出部と、
    動作モードを制御するモード制御部と、
    動作モードに従って電源供給を制御する電源制御部と、
    前記省電力モードのときに、前記操作部へのユーザーからの入力を検出する第2の検出部とを備え、
    前記省電力モードは、第1の省電力モードと、前記第1の省電力モード中にジョブを実行する場合の第2の省電力モードとを有し、
    前記第2の省電力モードにおいて、前記ジョブを実行する際に前記画像形成装置の動作状態を通知する通知手段をさらに備え、
    前記第2の省電力モードのときに、前記通知手段が動作した際のノイズに従う誤検出を防ぐために、前記第1の省電力モードのときよりも、前記第2の検出部の検出感度は低く調整される、画像形成装置。
  2. 前記電源制御部は、前記第2の省電力モードの際に、電源供給を停止していた前記第1の検出部へ電源供給を開始する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の検出部の検出感度は調整可能に設けられ、
    前記通常モードと前記第2の省電力モードとにおいて、前記第1の検出部の検出感度は異なる、請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記通知手段は、LEDあるいはスピーカの少なくとも1つを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記通知手段は、複数のLEDを含み、
    前記第2の検出部の検出感度は、前記複数のLEDの動作状態に応じて調整される、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の検出部は、スピーカを含み、
    前記第2の検出部の検出感度は、前記スピーカの状態に応じて調整される、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記モード制御部は、前記第2の省電力モードにおいて、前記ジョブの実行が終了した場合に、前記第1の省電力モードに移行する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記モード制御部は、前記第2の省電力モードにおいて、前記第2の検出部において前記操作部へのユーザーからの入力を検出した場合には、前記通常モードに移行する、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 動作モードとして、通常モードと前記通常モードよりも消費電力の小さい省電力モードとを有し、ユーザから指示を受け付けるための操作部が設けられた画像形成装置の制御方法であって、
    前記通常モードのときに、前記操作部へのユーザーからの入力を検出するステップと、
    動作モードを制御するステップと、
    動作モードに従って電源供給を制御するステップと、
    前記省電力モードのときに、前記操作部へのユーザーからの入力を検出するステップとを備え、
    前記省電力モードは、第1の省電力モードと、前記第1の省電力モード中にジョブを実行する場合の第2の省電力モードとを有し、
    前記第2の省電力モードにおいて、前記ジョブを実行する際に前記画像形成装置の動作状態を通知するステップとをさらに備え、
    前記第2の省電力モードのときに、前記画像形成装置の動作状態の通知によりノイズに従う誤検出を防ぐために、前記第1の省電力モードのときよりも、前記操作部へのユーザーからの入力を検出する検出感度は低く調整される、画像形成装置の制御方法。
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