JP5942526B2 - 映像データ送信装置、映像データ送信方法及び光通信ネットワークシステム - Google Patents

映像データ送信装置、映像データ送信方法及び光通信ネットワークシステム Download PDF

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Description

本発明は、映像データ送信装置、映像データ送信方法及び光通信ネットワークシステムに関し、特に、同期ネットワークを経由して非圧縮シリアル映像信号を伝送するための映像データ送信装置、映像データ送信方法及び光通信ネットワークシステムに関する。
非圧縮映像信号を伝送する場合、光ファイバのみで接続できるような近距離であれば、入力された非圧縮映像信号を直接、強度変調し、光信号に変換して伝送することが可能である。しかし、長距離での伝送の場合は、SONET/SDH(Synchronous Optical Network / Synchronous Digital Hierarchy)網の基幹ネットワークといった同期ネットワークの経由が必要な場合がある。
ここで、SONET/SDH網のネットワークと非圧縮映像信号とは非同期である。そのため、SONET/SDH網の基幹ネットワークを経由して非圧縮映像信号を入力と出力で同期がとれた伝送する場合には、SONET/SDHのペイロード部分に映像データと、SRTS(Synchronous Residual Time Stamp)値とを含めて伝送する必要がある。ここで、SRTS値とは、ネットワーククロックに対する映像クロックの周波数成分の差分値である。この差分値は、いわば、ネットワーククロックと映像クロックとの関係を示す周波数情報といえる。
一般に、SONET/SDH網の基幹ネットワークに映像データと映像クロックの周波数情報を伝送する場合には、送信側に非圧縮映像信号の専用IC(Integrated Circuit)を実装し、非圧縮映像信号入力からPLL(Phase Locked Loop)を使用した映像パラレルデータ処理用の映像クロック情報と映像パラレルデータとの出力を使用して実現していた。また、クロック再生を実現するために送信側のクロック精度が要求されていた為、受信側にも専用のICを実装する必要があった。
ここで、特許文献1には、HDTV(High Definition Television)シリアルディジタル信号に対してSRTS法を適用して伝送する技術が開示されている。
特開2004−064617号公報
上述したように、SONET/SDH網の送信側に専用ICを用いると、回路規模が大きくなる。そこで、専用ICに代えて汎用ICであるFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いることが考えられる。しかしながら、単に、汎用ICを用いて非圧縮映像信号からSRTS値を生成すると、SRTS値つまり周波数情報の精度が悪くなり、受信側で正常に処理できなくなるおそれがあるという問題点がある。
その理由は、SRTS値の生成に用いられるクロック情報にジッタが含まれるからである。一般に、汎用ICが有するデシリアライザ回路は、シリアル映像信号をシリアルパラレル変換する際に、併せて、オーバーサンプリングによりEnableパルスを生成している。そして、汎用ICを用いてSRTS値を生成するためには、当該Enableパルスからクロック情報を生成することとなる。ここで、汎用ICの性能上、Enableパルスは、パラレルクロック単位でずれるため、ジッタが多く含まれることとなる。よって、このようなEnableパルスを用いることにより、SRTS値の精度が悪くなる。
例えば、上述した特許文献1においても、第1のカウンタは、シリアルパラレル変換器が出力する分周クロックを、単に1/Nに分周しているだけであるため、改良の余地がある。
本発明は、上述した問題点を考慮してなされたものであり、同期ネットワークを経由して非圧縮シリアル映像信号を伝送する際の周波数情報の精度を向上して、受信側で正常に非圧縮シリアル映像信号を再生させるための映像データ送信装置、映像データ送信方法及び光通信ネットワークシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる映像データ送信装置は、
同期ネットワークにおけるネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号から、シリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出する抽出部と、
前記ネットワーククロックを基準クロックとして第1の信号を生成する信号生成部と、
前記第1の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成する差分情報生成部と、
前記映像データと共に前記差分情報を前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する送信部と、
を備える。
本発明の第2の態様にかかる映像データ送信方法は、
同期ネットワークにおけるネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号を受け付け、
前記非圧縮シリアル映像信号からシリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出し、
前記ネットワーククロックを基準クロックとして第1の信号を生成し、
前記第1の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成し、
前記映像データと共に前記差分情報を前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する。
本発明の第3の態様にかかる光通信ネットワークシステムは、
所定の周波数のネットワーククロックに基づく同期ネットワークに接続され、
前記ネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号から、シリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出し、
前記ネットワーククロックを基準クロックとして第1の信号を生成し、
前記第1の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成し、
前記映像データと共に前記差分情報を送信データとして前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する送信装置と、
前記同期ネットワークに接続され、
前記同期ネットワークを介して前記送信装置から前記送信データを受け付け、
前記送信データからシリアルパラレル変換をして前記映像データと共に前記差分情報を抽出し、
前記差分情報と前記ネットワーククロックに基づいて前記再生クロックを復元し、
前記再生クロックに基づいて前記映像データを再生させる受信装置と、
を備える。
本発明により、上述した問題点を考慮してなされたものであり、同期ネットワークを経由して非圧縮シリアル映像信号を伝送する際の周波数情報の精度を向上して、受信側で正常に非圧縮シリアル映像信号を再生させるための映像データ送信装置、映像データ送信方法及び光通信ネットワークシステムを提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかる映像データ送信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる映像データ送信方法の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる光通信ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる映像データ送信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるデシリアライザ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるSRTS送信部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるPLL回路の構成(前半)を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるPLL回路の構成(後半)を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるネットワーククロックと発振信号との関係を説明するための図である。 本発明の実施の形態2にかかるクロックサイクルとSRTSとの例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる映像データ受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるSRTS受信部の構成を示すブロック図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかる映像データ送信装置100の構成を示すブロック図である。映像データ送信装置100は、同期ネットワークN1を介して非圧縮シリアル映像信号S1を送信することにより、受信側(不図示)において再生クロックCLK2により映像データD1を再生させるものである。ここで、同期ネットワークN1におけるデータの伝送には、ネットワーククロックCLK1の周波数が用いられる。また、非圧縮シリアル映像信号S1内の映像データD1の再生には、再生クロックCLK2の周波数が用いられる。そして、ネットワーククロックCLK1と再生クロックCLK2の周波数は異なるものとする。
映像データ送信装置100は、抽出部101と、信号生成部102と、差分情報生成部103と、送信部104とを備える。抽出部101は、非圧縮シリアル映像信号S1から、シリアルパラレル変換をして映像データD1と共に再生クロックCLK2を抽出する。ここで、抽出部101は、汎用ICのデシリアライザ回路で実現可能である。信号生成部102は、ネットワーククロックCLK1を基準クロックとして第1の信号CLK3を生成する。差分情報生成部103は、第1の信号CLK3に基づいてネットワーククロックCLK1と再生クロックCLK2との周波数成分の差分情報D2を生成する。ここで、差分情報D2は周波数情報といえる。送信部104は、映像データD2と共に差分情報D2をネットワーククロックCLK1に基づいて同期ネットワークN1を介して送信する。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる映像データ送信方法の流れを示すフローチャートである。映像データ送信装置100は、非圧縮シリアル映像信号S1を受け付ける(S11)。例えば、映像データ送信装置100は、外部の映像データの配信装置等(不図示)から非圧縮シリアル映像信号S1の入力を受け付けてもよい。または、映像データ送信装置100は、内部の記憶装置等(不図示)から非圧縮シリアル映像信号S1を読み出してもよい。
次に、抽出部101は、シリアルパラレル変換を行う(S12)。つまり、抽出部101は、非圧縮シリアル映像信号S1に含まれるコンテンツである映像データD1をパラレルデータへ変換し、併せて、映像データD1を再生するためのクロック信号に関する情報である再生クロックCLK2を抽出する。そして、信号生成部102は、ネットワーククロックCLK1を基準クロックとして第1の信号CLK3を生成する(S13)。例えば、信号生成部102は、ネットワーククロックCLK1を基準クロックとして信号を発振する発振回路であるとよい。または、信号生成部102は、当該発振回路を含み、ネットワーククロックCLK1及び再生クロックCLK2を用いて第1の信号CLK3を補正する機能ブロックであってもよい。
続いて、差分情報生成部103は、第1の信号CLK3に基づいてネットワーククロックCLK1と再生クロックCLK2との周波数成分の差分情報D2を生成する(S14)。そして、送信部104は、映像データD1と共に差分情報D2をネットワーククロックCLK1に基づき、同期ネットワークN1を介して送信する(S15)。
ここで、抽出部101を汎用ICのデシリアライザ回路で実現した場合、上述したように再生クロックCLK2にジッタ成分が含まれることとなる。しかし、信号生成部102は、再生クロックCLK2を用いず、安定したネットワーククロックCLK1を基準クロックとして第1の信号CLK3を生成している。そのため、差分情報生成部103は、精度の高い差分情報D2を生成することができる。それ故、同期ネットワークN1を介して映像データD1及び差分情報D2を受信した受信側(不図示)において、差分情報D2に基づいて正確な再生クロックCLK2を抽出することができる。よって、受信側で正常に非圧縮シリアル映像信号を再生させることができる。
<発明の実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2にかかる光通信ネットワークシステム200の構成を示すブロック図である。光通信ネットワークシステム200は、映像データ送信装置210と、映像データ受信装置220とがSONET/SDHネットワークN2を介して接続されている。
SONET/SDHネットワークN2は、上述した同期ネットワークN1の一例である。ここでは、SONET/SDHネットワークN2は、OC(Optical Career)−48/STM(Synchronous Transmission Module)−16に基づく2,488Mbpsで伝送するものとする。つまり、ネットワーククロックCLK1の周波数は、2,488MHzといえる。また、非圧縮シリアル映像信号S1は、SD(Standard Definition)非圧縮シリアルデジタル映像信号つまり、非圧縮ベースバンドデジタル映像信号であり、270Mbpsで再生されるものとする。つまり、再生クロックCLK2の周波数は、270MHzといえる。よって、ネットワーククロックCLK1と再生クロックCLK2の周波数は異なる。
映像データ送信装置210は、映像データ送信装置100の一実施例である。映像データ送信装置210は、SONET/SDHネットワークN2に接続されている。映像データ送信装置210は、非圧縮シリアル映像信号S1から、シリアルパラレル変換をして映像データD1と共に再生クロックCLK2を抽出する。また、映像データ送信装置210は、ネットワーククロックCLK1を基準クロックとして第1の信号CLK3を生成する。そして、映像データ送信装置210は、第1の信号CLK3に基づいてネットワーククロックCLK1と再生クロックCLK2との周波数成分の差分情報D2を生成する。その後、映像データ送信装置210は、映像データD1と共に差分情報D2を送信データとして光信号S2をネットワーククロックCLK1に基づいてSONET/SDHネットワークN2を介して送信する。
映像データ受信装置220は、SONET/SDHネットワークN2に接続されている。映像データ受信装置220は、SONET/SDHネットワークN2を介して映像データ送信装置210から光信号S2により送信データを受け付ける。そして、映像データ受信装置220は、送信データからシリアルパラレル変換をして映像データD1と共に差分情報D2を抽出する。続いて、映像データ受信装置220は、差分情報D2とネットワーククロックCLK1に基づいて再生クロックCLK2を復元する。その後、映像データ受信装置220は、再生クロックCLK2に基づいて映像データD1を再生させる。
ここで、映像データ送信装置210が備える信号生成部102は、基準クロックがN(Nは、自然数)サイクル入力されたことに応じて、第1の信号CLK3をM(Mは、N以外の自然数)サイクル生成する。このとき、ネットワーククロックCLK1の周波数をM倍した値と、再生クロックCLK2の周波数をN倍した値とが整数倍の関係が成立するものとする。これにより、ジッタを含む再生クロックCLK2を用いずに、安定したネットワーククロックCLK1に基づいてジッタ成分の少ない第1の信号CLK3を生成することができる。
さらに、映像データ送信装置210が備える信号生成部102は、抽出された再生クロックCLK2に基づいて補正値を生成し、第1の信号CLK3を当該補正値により補正して当該第1の信号CLK3として生成することが望ましい。これにより、位相差を微調整してより正確な差分情報D2を生成することができる。
図4は、本発明の実施の形態2にかかる映像データ送信装置210の構成を示すブロック図である。映像データ送信装置210は、イコライザ211と、デシリアライザ回路212と、RAM(Random Access Memory)213と、SRTS送信部214と、SONET/SDHペイロードデータマッピング215と、SONET/SDHオーバーヘッド処理部216と、シリアライザ回路217と、E/O218とを備える。また、システムクロックCLK1aは、SONET/SDHネットワークN2におけるネットワーククロックCLK1である2,488Mbpsを32分周した77.76MHzとする。
イコライザ211は、270Mbpsで同軸ケーブルから伝送された非圧縮シリアル映像信号S1の高周波数成分の劣化を補正するケーブルイコライザである。デシリアライザ回路212は、非圧縮シリアル映像信号S1をパラレルデータに変換する。ここでは、例えば、非圧縮シリアル映像信号S1は、10ビットのパラレルデータと27MHzの再生クロック情報CLK2aに変換されるものとする。
RAM213は、パラレル映像信号に変換された映像データD1をバッファリングするための揮発性記憶装置である。そして、RAM213は、77.76MHzのシステムクロックCLK1aを受け付けるタイミングに応じて、格納されたデータを出力する。このとき、SONET/SDHのSTM−1/OC−4に基づく送信データの2個分(155.52Mbps×2=311,04Mbps)のペイロード部に差分情報D2が書き込まれる。
SRTS送信部214は、システムクロックCLK1aと、パラレル映像信号データD2処理用の再生クロック情報CLK2a(27MHz)との周波数の差分情報D2を計算する。そして、SRTS送信部214は、77.76MHzのシステムクロックCLK1aを受け付けるタイミングに応じて、差分情報D2をパラレル映像信号データD1と共にペイロード部分に書き込む。
SONET/SDHペイロードデータマッピング215は、SONET/SDHのSTM−1/OC−4に基づく送信データの16個分のデータをSTM−16/OC−48の送信データとしてのアライメントを行う。
SONET/SDHオーバーヘッド処理部216は、SONET/SDHのSTM−16/OC−48のセクションオーバーヘッド(SOH)、パスオーバーヘッド(POH)を生成する。
シリアライザ回路217は、STM−16/OC−48の32bitパラレルデータ(77.76Mbps)からSMT−16/OC−48のシリアルデータ(2,488Mbps)に変換する。
E/O218は、電気信号に対して直接強度変換を行い、光信号S2に変換する。ここで、光信号S2は、SONET/SDHのSTM−16/OC−48のシリアルデータ(2,488Mbps)の光信号である。
図5は、本発明の実施の形態2にかかるデシリアライザ回路212の構成を示すブロック図である。デシリアライザ回路212は、SP変換器2121と、オシレータ2122と、カウンタ2123とを備える。ここで、デシリアライザ回路212は、シリアルデジタル映像信号をパラレルデータに変換する回路を汎用のデジタル回路で構成した例を示す。
オシレータ2122は、148.5MHzのクロック信号を発振する発振回路である。SP変換器2121は、オーバーサンプリングによるパラレルデータ変換を行う。SP変換器2121は、オシレータ2122から出力されるクロック信号を使用して、270Mbpsの非圧縮シリアル映像信号S1を2,970Mbpsつまり、11倍のオーバーサンプリングによって、パラレルデータである映像データD1に変換して出力する。ここで、オーバーサンプリングによるパラレルデータ変換は、シリアル映像信号特有のパソロジカルパターン(同符号連続、マーク率異常)による影響を受けることがない。よって、SP変換器2121は、シリアルデータをパラレルデータに変換する回路を汎用のFPGA内に実装することが可能である。
また、SP変換器2121は、映像データD1と共にEnableパルスEP及びクロック信号CLK2bを出力する。EnableパルスEPは、映像データD1のパラレルデータ単位にパルスが生成される。EnableパルスEPは、映像データD1をラッチする為の信号である。EnableパルスEPは、データの安定点で出力され1CLK幅である。但し、EnableパルスEPは、上述したように、1パラレルクロック単位でバラツキがあり、ジッタを含むものである。ここでは、EnableパルスEPは、10CLK、11CLK、12CLKの何れかの単位で出力される。また、クロック信号CLK2bは、297MHzのクロック信号である。
カウンタ2123は、27Mのクロックカウンタである。カウンタ2123は、EnableパルスEPをCLRパルスと入力して、27MHzのクロック信号である再生クロック情報CLK2aを生成して出力する。
図6は、本発明の実施の形態2にかかるSRTS送信部214の構成を示すブロック図である。SRTS送信部214は、PLL2141と、1/32分周回路2142と、Pビットカウンタ1/2分周回路2143と、ラッチカウンタ2144とを備える。
PLL2141は、デシリアライザ回路212から出力される再生クロック情報CLK2aと、155.52MHzのシステムクロックCLK1bとを受け付けて、3.375MHzのクロック信号CLK2cを出力する。システムクロックCLK1bは、2,488MHzのネットワーククロックCLK1を16分周した信号である。
PLL2141は、システムクロックCLK1bを基準クロックとして第1の信号CLK3を発振し、再生クロック情報CLK2aに基づいて補正値を生成し、第1の信号CLK3を当該補正値により補正してクロック信号CLK2cを出力する。そのため、PLL2141は、見掛け上、27MHzの再生クロック情報CLK2aを1/8分周して、3.375MHzのクロック信号CLK2cを出力している。但し、実際は、再生クロック情報CLK2aを補正値の生成に用いている。そして、安定したシステムクロックCLK1bから第1の信号CLK3を発振している。
1/32分周回路2142は、SONET/SDHネットワークN2の2,488MHzのネットワーククロックCLK1を1/32分周し、77.76MHzのシステムクロックCLK1aを出力する。Pビットカウンタ1/2分周回路2143は、77.76MHzのシステムクロックCLK1aを1/2分周し、38.88MHzのクロック信号CLK1cを出力する。
ラッチカウンタ2144は、38.88MHzのクロック信号CLK1cに応じて3.375MHzのクロック信号CLK2cをラッチし、その結果を1ビットのSRTS値D2aとして出力する。
上述した通り、再生クロック情報CLK2aの周期は、297MHzのクロック信号CLK2bの10CLK、11CLK、12CLKの何れかの周期になる。そのため、再生クロック情報CLK2aは、1パラレルCLKのジッタ量(270Mbpsのシリアルクロック換算で0.9UI)を持つことになる。そのため、27MHzの再生クロック情報CLK2aから生成されたSRTSデータを映像データ受信装置220が受信したとしても、安定した再生クロック信号を生成することが出来ない。
そこで、本発明の実施の形態2では、図6のデジタルPLL2141を用いることにより、27MHzの再生クロック情報CLK2aを1/4分周した6.75MHzの信号を処理すると共に、システムクロックCLK1bに基づいて安定した6.75MHzの信号を発振する。そのため、SRTS送信部214は、安定した6.75MHzの信号を1/2分周した3.375MHzのクロック信号CLK2cを用いて精度の高いSRTS値D2aを生成することができる。その理由は、3.375MHzのクロック信号CLK2cには、EnableパルスEPに比べてジッタ成分が少ないためである。
図7及び図8は、本発明の実施の形態2にかかるPLL回路2141の構成を示すブロック図である。PLL2141は、デジタル位相比較処理を行うものである。PLL2141では、SONET/SDHネットワークN2のシステムクロックとして155.52MHzの反転相と1/2分周した77.76MHzを使用する。
1/4分周回路41は、27MHzの再生クロック情報CLK2aを4分周した6.75MHzのクロック信号を出力する。XOR回路42は、6.75MHzのクロック信号と77.76MHzのシステムクロックから生成した6.75MHz(16BITカウンタのMSB)との位相比較を行う。
AND回路43は、位相比較時のタイミングパルスを生成するための微分回路である。セレクタ44は、77.76MHzの半クロック位相進んでいたタイミングであった場合に、1424/2=711の増加量を加算する為のセレクタである。77.76MHzの半クロック位相までを検出することができる様にするためである。ラッチ回路45は、位相比較した結果の位相ずれをラッチする回路である。LPF(Low−Pass Filter)46は、45で位相ずれの25回平均をとる。
ループゲイン量算出部47は、LPF46で算出された位相ずれからループゲイン量を算出する。位相反転回路48は、LPF46の結果で180°位相がずれていた場合に位相引き込む為の位相反転回路である。
発振器49は、2,488MHzのネットワーククロックCLK1から32分周された77.76MHzのシステムクロックCLK1aを基準クロックとして、6.75MHzの第1の信号を発振する。
ここで、77.76MHzの288クロック期間と6.75MHzの25サイクルが一致する関係がある。言い換えると、システムクロックCLK1aの周波数77.76MHzを25倍した値と、再生クロック情報CLK2aの周波数27MHzの1/4である6.75MHzを288倍した値とが等しい関係が成立する。これは、ネットワーククロックCLK1の周波数2,488MHzをM(Mは、自然数)倍した値と、再生クロック情報CLK2aの周波数27MHzをN(Nは、M以外の自然数)倍した値とが整数倍の関係が成立することということもできる。このとき、発振器49は、基準クロックである77.76MHzのシステムクロックCLK1aが288サイクル入力されたことに応じて、6.75MHzの信号を25サイクル生成する。
図9は、本発明の実施の形態2にかかるネットワーククロックと発振信号との関係を説明するための図である。発振器49は、14ビットのカウンタを有する。ここで、カウンタ値0のときを0°、カウンタ値16383のときを360°とし、77.76MHzのシステムクロックCLK1aの1クロックでの増加量を1422とする。但し、カウンタ値の微調整つまり補正のため、9CLKサイクルの内、2回については1クロックの増加量を1424にする。これにより、6.75MHzのクロック信号をより安定して生成することが可能になる。
制御電圧計算部50は、ループゲイン量算出部47で計算されたループゲインから、ループゲイン量及び周波数応答を算出し、算出結果に応じた追従量を計算する。積算部51は、発振器49から出力される6.75MHzのクロック信号と、制御電圧計算部50から出力される追従量とを積算することにより、1クロックあたりの積算量を調整つまり補正する。つまり、追従量は、27MHzの再生クロック情報CLK2aに基づき生成された補正値である。そして、積算部51は、補正値により6.75MHzのクロック信号を補正する。
積算部52は、積算部51から出力された77.76MHzの1クロック当たりの積算量を加算することにより、パラレル映像クロックに同期した6.75MHzのクロック信号を生成する。そして、1/2分周回路53は、積算部52のMSBを1/2分周して3.375MHzのクロック信号CLK2cを出力する。クロック信号CLK2cは、図6のラッチカウンタ2144に入力される。これにより、映像データ受信装置220において、精度の高いSRTS値を抽出し、再生クロックにより映像データを正常に再生することができる。
図10は、本発明の実施の形態2にかかるクロックサイクルとSRTSとの例を示す図である。3.375MHzのクロック信号CLK2cに応じて38.88MHzのクロック信号CLK1cにおいて検出可能な位相が、1サイクル毎に反転しており、クロック信号CLK2cの25サイクルが1周期となっている。このように、SRTS値が1サイクル毎に反転していることによって、映像データ受信装置220のSRTS受信側のVCOが安定して動作する。この様なパラメータを設定することがSRTSによる伝送の際に重要となる。
一方、SRTS値は1ビットである為、映像データ送信装置210側の27MHzの再生クロック情報CLK2aがジッタ成分を含んでいる場合には、VCOが安定した動作をしないない。そのため、27MHzの再生クロック情報CLK2aは常に安定した周波数であることが必要となる。ここで、専用ICを用いることで27MHzのクロック信号を安定的に出力することが可能であるが、上述した通り回路規模が大きくなる。そこで、本発明の実施の形態2では、デシリアライザ回路212の後段に、発振器49を含むPLL2141を設けた。PLL2141は、FPGA等の汎用のデジタル回路のみで構成ができる。これにより、回路規模を抑え、さらに消費電力を軽減させることができる。
図11は、本発明の実施の形態2にかかる映像データ受信装置220の構成を示すブロック図である。ここで、光信号S2は、SONET/SDHネットワークN2を介して受け付けたOC−48/STM−16のシリアルデータ(2,488Mbps)の光信号である。映像データ受信装置220は、E/O221と、デシリアライザ回路222と、SONET/SDHオーバーヘッド処理部223と、SONET/SDHペイロードデータマッピング224と、RAM225と、シリアライザ回路226と、ドライバ227とを備える。
E/O221は、光信号S2から直接強度変換して、電気信号に変換する。デシリアライザ回路222は、STM−16/OC−48のシリアルデータ(2,488Mbps)からSTM−16/OC−48のパラレルデータ(77.76Mbps)とパラレルデータ処理用の77.76MHzのシステムクロックCLK1dを出力する。
SONET/SDHオーバーヘッド処理部223は、入力されたSTM−16/OC−48のパラレルデータのセクションオーバーヘッド(SOH)とパスオーバーヘッド(POH)の終端処理をする。
SONET/SDHペイロードデータマッピング224は、STM−16/OC−48をSTM−1/OC−4単位にペイロードデータを抽出する。ペイロードデータには、映像データD1と、SRTS値D2aが含まれる。
RAM225は、光信号S2から抽出されたパラレル映像データD1をバッファリングするための揮発性記憶装置である。後述する処理によりSRTS値D2aに基づいて再生されたパラレル映像データ用クロック信号(27MHz)により読み出される。
SRTS受信部228は、SRTS値D2aを抽出する。PLLクロック再生部229は、抽出されたSRTS値D2aである周波数差分情報から27MHzのVCOの電圧制御を行い、図4のデシリアライザ回路212により抽出された27MHzの再生クロック情報CLK2aと同期した27MHzの再生クロック情報CLK2dを再生する。
シリアライザ回路226は、パラレル映像信号(27Mbps)をシリアル映像信号データ(270Mbps)に変換する。ドライバ227は、SMPTE259Mに規定された物理層の規格のデータを出力する為の増幅回路である。非圧縮シリアル映像信号S3は、SD非圧縮シリアルデジタル映像信号(270Mbps)である。
図12は、本発明の実施の形態2にかかるSRTS受信部228及びPLLクロック再生部229の構成を示すブロック図である。SRTS受信部228及びPLLクロック再生部229は、FIFO2281と、コンパレータ2282と、ゲート回路2283と、1/32分周回路2284と、Pビットカウンタ1/2分周回路2285と、Mq−2^(P−1)ビットカウンタ23カウンタ2286と、27MPLL2287とを備える。
1/32分周回路2284は、2,488MHzのネットワーククロックCLK1を1/32分周した77.76MHzのシステムクロックCLK1aを出力する。Pビットカウンタ1/2分周回路2285は、77.76MHzのシステムクロックCLK1aを1/2分周した38.88MHzのクロック信号CLK1cを出力する。
Mq−2^(P−1)ビットカウンタ23カウンタ2286は、77.76MHzのシステムクロックCLK1aを受け付ける度にカウントアップし、23クロック毎にゲート回路2283へ出力する。これは、77.76MHzのシステムクロックCLK1aがSRTS値D2aの基準となる3.375MHzのクロック1サイクルに対して23.04サイクルであるためである。また、Mq−2^(P−1)ビットカウンタ23カウンタ2286は、ゲート回路2283からRESET信号を受け付けることにより、カウンタをリセットする。
FIFO2281は、SRTS値D2aを受け付け、ゲート回路2283からのREAD信号に応じてコンパレータ2282へ出力する。
コンパレータ2282は、38.88MHzのクロック信号CLK1cとFIFO2281の出力値との比較を行い、比較結果をゲート回路2283へ出力する。ゲート回路2283は、23クロック毎にコンパレータ2282の比較結果から周波数の位相情報を検出した場合に、この位相情報を27MPLL2287に入力する。27MPLL2287は、ゲート回路2283からの位相情報に応じて再生クロック情報CLK2eを出力する。再生クロック情報CLK2eは、図4のデシリアライザ回路212により抽出された27MHzの再生クロック情報CLK2aと同期した27MHzを出力する。
<その他の発明の実施の形態>
上述した本発明の実施の形態1及び2では、非圧縮映像信号をSONET/SDH網のネットワークを経由して非圧縮映像信号を伝送する為に、映像クロック抽出部を専用ICに実装せず、汎用ICで実現することができる。専用ICを用いた場合、SONET/SDHのネットワーク網へマッピングする非圧縮映像信号のチャンネル毎に専用のクロック抽出回路を実装する必要があり、回路規模が大きくなってしまうという問題点もあった。そこで、本発明の実施の形態では、SONET/SDHネットワーク網へのクロック情報を伝送する際に、専用ICではなく汎用のICとデジタルPLL回路を組み合わせてクロック情報を伝送する。このように、汎用のICを使用する為、FPGA内にて実現することが可能になり、回路規模を大幅に削減できると共に、消費電力も削減が可能となる。
上述した発明の実施の形態は、SONET/SDH網を経由した非圧縮ベースバンドデジタル映像信号(SD−SDI)伝送のクロック再生方法といえる。
尚、上述した発明の実施の形態2では、SONET/SDHネットワークN2のネットワーククロックCLK1を2,488Mbpsとし、非圧縮シリアル映像信号S1の
再生クロックCLK2を270Mbpsとしたが、ハイビジョンシリアル非圧縮映像信号や、SONET/SDHネットワーク網の異なったレートにも対応することが可能である。また、FPGAには複数のオーバーサンプリングを使用したシリアルパラレル変換が実装されている為、一つのFPGA内で複数のSD−SDIのSONET/SDHのマッピングが可能になる。
上述した本発明の実施の形態1及び2は、非圧縮映像信号をSONET/SDHネットワーク網を経由する映像サービスに適用可能である。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
同期ネットワークにおけるネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号から、シリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出する抽出部と、
前記ネットワーククロックを基準クロックとして第1の信号を生成する信号生成部と、
前記第1の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成する差分情報生成部と、
前記映像データと共に前記差分情報を前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する送信部と、
を備える映像データ送信装置。
(付記2)
前記信号生成部は、
前記基準クロックがN(Nは、自然数)サイクル入力されたことに応じて、前記第1の信号をM(Mは、N以外の自然数)サイクル生成し、
前記ネットワーククロックの周波数を前記M倍した値と、前記再生クロックの周波数を前記N倍した値とが整数倍の関係が成立する
ことを特徴とする付記1に記載の映像データ送信装置。
(付記3)
前記信号生成部は、
前記抽出された再生クロックに基づいて補正値を生成し、
前記第1の信号を前記補正値により補正して当該第1の信号として生成する
ことを特徴とする付記1又は2に記載の映像データ送信装置。
(付記4)
前記同期ネットワークは、SONET/SDH(Synchronous Optical Network / Synchronous Digital Hierarchy)ネットワークであることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の映像データ送信装置。
(付記5)
前記非圧縮シリアル映像信号は、非圧縮ベースバンドデジタル映像信号であることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の映像データ送信装置。
(付記6)
同期ネットワークにおけるネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号を受け付け、
前記非圧縮シリアル映像信号からシリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出し、
前記ネットワーククロックを基準クロックとして第1の信号を生成し、
前記第1の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成し、
前記映像データと共に前記差分情報を前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する
映像データ送信方法。
(付記7)
所定の周波数のネットワーククロックに基づく同期ネットワークに接続され、
前記ネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号から、シリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出し、
前記ネットワーククロックを基準クロックとして第1の信号を生成し、
前記第1の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成し、
前記映像データと共に前記差分情報を送信データとして前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する送信装置と、
前記同期ネットワークに接続され、
前記同期ネットワークを介して前記送信装置から前記送信データを受け付け、
前記送信データからシリアルパラレル変換をして前記映像データと共に前記差分情報を抽出し、
前記差分情報と前記ネットワーククロックに基づいて前記再生クロックを復元し、
前記再生クロックに基づいて前記映像データを再生させる受信装置と、
を備える光通信ネットワークシステム。
100 映像データ送信装置
101 抽出部
102 信号生成部
103 差分情報生成部
104 送信部
200 光通信ネットワークシステム
210 映像データ送信装置
220 映像データ受信装置
211 イコライザ
212 デシリアライザ回路
213 RAM
214 SRTS送信部
215 SONET/SDHペイロードデータマッピング
216 SONET/SDHオーバーヘッド処理部
217 シリアライザ回路
218 E/O
2121 SP変換器
2122 オシレータ
2123 カウンタ
EP Enableパルス
2141 PLL
2142 1/32分周回路
2143 Pビットカウンタ1/2分周回路
2144 ラッチカウンタ
41 1/4分周回路
42 XOR回路
43 AND回路
44 セレクタ
45 ラッチ回路
46 LPF
47 ループゲイン量算出部
48 位相反転回路
49 発振器
50 制御電圧計算部
51 積算部
52 積算部
53 1/2分周回路
221 E/O
222 デシリアライザ回路
223 SONET/SDHオーバーヘッド処理部
224 SONET/SDHペイロードデータマッピング
225 RAM
226 シリアライザ回路
227 ドライバ
228 SRTS受信部
229 PLLクロック再生部
2281 FIFO
2282 コンパレータ
2283 ゲート回路
2284 1/32分周回路
2285 Pビットカウンタ1/2分周回路
2286 Mq−2^(P−1)ビットカウンタ23カウンタ
2287 27MPLL
N1 同期ネットワーク
N2 SONET/SDHネットワーク
S1 非圧縮シリアル映像信号
S2 光信号
S3 非圧縮シリアル映像信号
CLK1 ネットワーククロック
CLK1a システムクロック
CLK1b システムクロック
CLK1c クロック信号
CLK1d システムクロック
CLK2 再生クロック
CLK2a 再生クロック情報
CLK2b クロック信号
CLK2c クロック信号
CLK2d 再生クロック情報
CLK2e 再生クロック情報
CLK3 第1の信号
D1 映像データ
D2 差分情報
D2a SRTS値

Claims (6)

  1. 同期ネットワークにおけるネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号から、シリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出する抽出部と、
    前記ネットワーククロックから分周されたシステムクロックを基準クロックとして第1の信号を発振し、前記再生クロックに基づいて補正値を生成し、前記第1の信号を前記補正値により補正して第2の信号を生成する信号生成部と、
    前記第2の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成する差分情報生成部と、
    前記映像データと共に前記差分情報を前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する送信部と、
    を備える映像データ送信装置。
  2. 前記信号生成部は、
    前記基準クロックがN(Nは、自然数)サイクル入力されたことに応じて、前記第1の信号をM(Mは、N以外の自然数)サイクル発振し
    前記ネットワーククロックの周波数を前記M倍した値と、前記再生クロックの周波数を前記N倍した値とが整数倍の関係が成立する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像データ送信装置。
  3. 前記同期ネットワークは、SONET/SDH(Synchronous Optical Network / Synchronous Digital Hierarchy)ネットワークであることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像データ送信装置。
  4. 前記非圧縮シリアル映像信号は、非圧縮ベースバンドデジタル映像信号であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像データ送信装置。
  5. 同期ネットワークにおけるネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号を受け付け、
    前記非圧縮シリアル映像信号からシリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出し、
    前記ネットワーククロックから分周されたシステムクロックを基準クロックとして第1の信号を発振し、
    前記再生クロックに基づいて補正値を生成し、
    前記第1の信号を前記補正値により補正して第2の信号を生成し、
    前記第2の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成し、
    前記映像データと共に前記差分情報を前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する
    映像データ送信方法。
  6. 所定の周波数のネットワーククロックに基づく同期ネットワークに接続され、
    前記ネットワーククロックと周波数の異なる再生クロックにより再生するための非圧縮シリアル映像信号から、シリアルパラレル変換をして映像データと共に前記再生クロックを抽出し、
    前記ネットワーククロックから分周されたシステムクロックを基準クロックとして第1の信号を発振し、
    前記再生クロックに基づいて補正値を生成し、
    前記第1の信号を前記補正値により補正して第2の信号を生成し、
    前記第2の信号に基づいて前記ネットワーククロックと前記再生クロックとの周波数成分の差分情報を生成し、
    前記映像データと共に前記差分情報を送信データとして前記ネットワーククロックに基づいて前記同期ネットワークを介して送信する送信装置と、
    前記同期ネットワークに接続され、
    前記同期ネットワークを介して前記送信装置から前記送信データを受け付け、
    前記送信データからシリアルパラレル変換をして前記映像データと共に前記差分情報を抽出し、
    前記差分情報と前記ネットワーククロックに基づいて前記再生クロックを復元し、
    前記再生クロックに基づいて前記映像データを再生させる受信装置と、
    を備える光通信ネットワークシステム。
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